JPS5831098A - アルミニウム又はアルミニウム合金に柾目調木目模様を形成する方法 - Google Patents

アルミニウム又はアルミニウム合金に柾目調木目模様を形成する方法

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JPS5831098A
JPS5831098A JP12818981A JP12818981A JPS5831098A JP S5831098 A JPS5831098 A JP S5831098A JP 12818981 A JP12818981 A JP 12818981A JP 12818981 A JP12818981 A JP 12818981A JP S5831098 A JPS5831098 A JP S5831098A
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aluminum
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forming
continuous
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JP12818981A
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Kiichi Yoshikawa
吉川 喜一
Mutsuo Hasegawa
長谷川 睦男
Mamoru Ishibashi
石橋 護
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YKK Corp
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YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発廟は、アルミニウム又はアルミニウム合金の押出形
材の外表面に淡黄色ないし褐色のき従来、アルミニウム
又はアルミニウム合金の押出形材表面に木目調模様を形
成して建具等に利用することは行なわれているが、木目
模様は主として印刷によって形成されるものが多く、こ
れは余分な印刷工程を経なければならないのでコスト高
となる欠点がある。又、押出形材外表面の幅方向に亘υ
、凸条又は凹条を多数形成することにより、柾目調の縦
筋模様を形成したものも知られている。(例えば登録意
匠第445995号、同第397610号公報参照)こ
のものは押出形材外表面に形成した凸条の頂面形状又は
凹条の底面形状が共に単なる平面又は彎曲面であるため
、均一に着色された又は着色されない押出形材外表面の
凸条と凹条との間にさほど大きな色調の差異がなく、全
体として見た場合、均一な色調を呈する不鮮明な縦筋模
様として視覚される。又、このような事情に鑑み、前記
縦筋模様を強調するために、凸条の高さを高くしたり凹
条の深さを深くしたシすると、天れたものとして視覚さ
れるようになる。このことは凸条又は凹条の巾、高さ、
ピッチ等を種々変えてみても、依然として押出形材外表
面に多数の平行な縦筋目を入れた程度の美観しか得るこ
とができないものであった。
本発明は以上の事情に鑑みなされたものであって、天然
の木質感をもった証口調の木目模様をアルミニウム又は
アルミニウム合金の形材表面に形成することを目的とす
るものである0すなわち、本発明は、アルミニウム又は
アルミニウム合金全押出して、外表面に形材長手方向に
連続する凸条又は凹条もしくは凹凸条による縦筋目を形
成し、かつその縦筋目を形成している凸条又は凹条もし
くは凹凸条にこれと同方向に連続する反射溝を形成した
押出形材となし、かかる押出形材に淡黄色ないし褐色を
有する着色皮膜を形成することを特徴とするアルミニウ
ム又はアルミニウム合金に柾目調木目模様を形成する方
法である。
上記本発明において、押出形材表面に形成する縦筋目と
しては、例えば第1図に示すようなものがある。すなわ
ち、押出形材1の外表面に、形材長手方向に連続する凸
条2による縦筋′目を多数形成してなるものである。こ
れら縦筋目の隣接距離は適宜変化させるとよく、例えば
第1図の右側から左側にかけての隣接距離f a (b
(c (d (eの如く一方向に向けて順次大きくなる
ように変化させるとよい。第1図における■−Hの拡大
断面図を第2図に示すが、押出形材1の外表面に凸条2
が設けてあり、その凸条2の中心部にV字型の反射溝3
′ヲ形成しである0この第2図の例は、反射溝3の深さ
がほぼ凸条2の高さに等しい場合の例である。・ 第3図以下は変形例で、第3図は反射溝3(同一名称部
分は同一符号をもって示す。以下同じ)が、凸条2の高
さよシ浅い場合の例で、溝底には水平部6が形成しであ
る。
第4図は凸条2に設けた反射溝3の深さが凸条2の高さ
Hよシもhだけ深くシ、かつ溝底を曲面部7としたもの
である。
第5図は凸条2に反射溝3を2本設けた例である。この
反′射溝3の数は2本に限らずそれ以上の複数個設けて
よい。
第6図・は凹条8を設け、その凹条8の底に反射溝3を
設けたものである。
第7図は凸条2に凹条8を設け、その凹条8底に2本の
反射溝3を設けたものであるOこの反射溝3の数も2本
に限らずそれ以上の複数個設けてもよい0 第8図は反射溝3金設けた凸条2と凹条8とを交互に設
けた例である。
凸条又は凹条の高さは15μ〜0.5 wa程度刀工好
ましい。又、隣接する凸条間又は凹条間もしくは凹凸条
間は1w〜5mが好ましい。さらに1個の凸条又は四条
の幅は0.5−〜2 m iE好ましい0 本発明においては、以上のように形成した押出形材に淡
黄色ないし褐色を有する着色皮膜を形成するが、その形
成手段としては1 、  ■ 常法により陽極酸化皮膜全形成した後、金属
塩を含む浴中で交流又は直流により電解する電解着色法
■ 常法により陽極酸化皮膜を形成した後、染料又は顔
料を用いて着色する染色法。
■ 有機酸を用いた浴中で酸化皮膜を形成すると同時に
着色する電解発色法。
などの方法がある。例えば、■に相当する方法としては
、特公昭54−23662号公報に示されるように、陽
極酸化処理したアルミニウム又はアルミニウム合金を硫
酸第一錫の酸性浴にホルムアルデヒドおよびチオ、硫酸
塩を添加してなる電解液中で交流電解することによって
ゴールド色に着色する方法がある。又■に相当する方法
としては、特公昭38−1460号がある0さらに■に
相当する方法としてはJISH9501(アルミニウム
およびアル、ミニラム合金のシュウ酸陽極酸化処理技術
基準)がある。
いずれの方法によって着色皮膜を形成した場合でも、必
要に応じて仕上げ塗装処理を施す0すなわち、通常の透
明塗料全浸漬塗装、エアスプレー、エアレススプレー、
静電塗装、粉体塗装などによって着色皮膜の表面に施す
。この場合、透明塗料中にシリカ系、アルミナ系などの
公知のつや消し添加材を添加するとよい。又、カラクリ
ヤーをシンナーで希釈した塗料を用いて塗装すると、該
塗料は凸条の基部や反射溝内に厚く付着する傾向がある
ので、とれらの部分が一層濃色に視覚されるとととなシ
、柾目調模様が鮮やかになる。
前記第2図ないし第8図において、4は着色皮膜層を示
し、5は透明塗膜層を示す。
本発明によれば、形材表面に単なる凸条や凹条だけでな
く、それらに反射溝を形成して、着色皮膜を形成したの
で、反射溝内に光が当ると乱反射現象が生じ、この現象
により該反射溝が濃色に視覚されるとともに、その他の
部分が淡色に視覚され、両者間にはっきりとした色調の
差異が生ずる。したがって、天然の木質感をもった柾目
調木目模様となる。
このような模様は特に模様形成工程を経ることなく、従
来の着色皮膜を施すのみで得られるので、簡単にしかも
低コストで格調の高い製品となすことができ、建具等に
応用して効果的である。
つぎに、本発明を実施例によってさらに詳細に説明する
実施例I A−60638押出形材を成型するに際し、金継を加工
′し−て、型材表面に第1図に示す形状の凸条よりなる
縦筋目が形成されるようにした。
この際の凸条中は0.6 vm 、凸条高さは0.2■
、反射溝の最大中は0.2 tm、凸条間隔を1. O
wmとした。
このように縦筋目を形成するよう押出した形材を190
℃で6時間熱処理してA6063S二T5としてから、
常法によシ脱脂、エツチング、ス、マット除去をし、1
7.5 w/v%硫酸水溶液中に浸漬して陽極とし、対
極として設けられたアルミニウム陰極との間に、電流密
度1.3 A/diで20℃で35分間通電して、その
表面に約14μmの陽極酸化皮膜を形成した0 ついでそれを水洗してから、下記の組成を有する浴、温
20℃の電解液中に゛浸漬し、カーボンを対極として1
2Vの印加電圧で4分間交流電解着色して均一なゴール
ド色に着色した。
硫酸第1錫         4  t/1チオ硫酸ア
ンモニウム    0.5fμチオグリコール酸   
   0.5 t/lホルマリン(37チ水溶液)  
   5  t/l、 硫 酸、          
 a o t/lこれを、水洗、純水湯洗(70℃×5
分間)してから、アクリル樹脂160部に対し、トリエ
チルアミン5.8部、ブトキシメトキシメチロールメラ
ミン35部を加え十分攪拌して得た電着塗料に脱イオン
水を加えて希釈し、全量を1000部とした電着液(固
形分10チ、pH7,6〜7.8)に浸漬し、線流速1
5crn/fninで攪拌しながら、液温25℃、電圧
150vで3分間通電して電着塗装をし、それを水洗し
てから190℃×30分間焼付硬化させた。
製品は、凸条の中央にある反射溝に光が当って乱反射現
象を生じ、該部分が濃色に′視覚され、〜その他の部分
との間に色調の差異が生じて、全体として天然の木質感
をもった鮮明なゴールド色の柾目調木目模様が形成され
た。
実施例2 実、施例1における条件のうち、凸条間隔を0.7/■
で20筋、1mmで10筋、2mで8筋と順次変化させ
、その他の条件は実施例1と同様ル に処理したところ、一層天然の木質感を有する鮮明なゴ
ールド色の柾目調木目模様が形成された0 実施例3 実施例1における凸条°゛に代え、第6図に示す如き凹
条を形成した。凹条の深さは実施例1の凸条の高さと同
じとした。
製品は反射溝が濃色に視覚され、その他の部分との間に
色調の差異が生じ、全体として天然の木質感をもった鮮
明なゴールド色の柾目調木目模様が形成された。
実施例4 実施例1の条件のうち、電着塗料にドデシルベンゼンス
ルホネートを2部加えて調製したのち、脱イオン水を加
えて希釈する以外は実施例1と同様に処理した。
製品は塗膜がつや消しされ、反射溝が濃色に視覚され、
その他の部分との間に色調の差異が生じる効果が助長さ
れ、よ)一層鮮明なゴールド色の柾目模様が形成された
実施例5 ・  実施例1の条件のうち、交流電解着色の代シに、
蓚酸第2鉄アンモニウムx−of/lcD*lK浸漬し
、液温50℃で5分処理し、黄色に着色した以外は実施
例1と同様の処理をしたところ、実施例1と同じく鮮明
な黄色の柾目・模様が形成された。
2実施例6 実施例1における凸条の1つおきを実施例3における凹
条に代えた以外は実施例1と同様のmysをトた。
製品は実施例1や実施例3の製品以上に反射溝の効果が
増して立体感に富んだものとなり、より一層鮮明なゴー
ルド色の柾目模様が形成された。
実施例7 実施例1の条件のうち、陽極酸化皮膜の形成および交流
電解着色の代りに、シュウ酸3y’v%の30℃の電解
液中に浸漬し、対極をカーボンとして、直流1 k/d
W?、交流I A/drr?の交直重畳電解を40分行
ない、約9μmのゴールド色の皮膜を形成した。それ以
外は実施例1と同様の処理をしたところ、実施例1と同
じく鮮明なゴールド色の柾目模様が形成された。
実施例8 実施例1の条件のうち、交流電解着色を1分30秒行な
い、淡ゴールド色の着色皮膜を形成し、それb水洗、純
水湯洗(70℃×5分)してから乾燥し、それに熱硬化
アクリル樹脂に有機顔料を添加してなる淡黄褐色のカラ
クリヤー10部をシンナー6部で希釈してなる塗料をス
プレー塗装し、ついで190℃×70分焼付硬化させた
。上記塗料は、凸条の基部や反射溝に厚く塗着し、これ
らの部分が一層濃色に視覚されることとなり、柾目模様
が鮭やかになる0
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明製品の一例の正面図、第2図は第1図の
■−■拡大断面図、第3図ないし第8図は断面の変形例
をそれぞれ示す。 1・・・押出形材    2・・・凸 条3・・・反射
溝     4・・・着色皮膜層5・・・塗膜層   
  6・・・水平部7・・・曲面部     8・・・
凹 条特許出願人 吉田工業株式会社 代理人弁理士 小 松 秀 岳 @1図 第2図 第:1図 第4r−; 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 アルミニウム又はアルミニウム合金を押出して、
    外表面に形材長手方向に連続する凸条又は四条もしくは
    凹凸条による縦筋目を形′成し、かつ、その縦筋目を形
    成・している凸条又は凹条もしくけ凹凸条にこれと同方
    向に連続する反射溝を形成した押出形材となし、がかる
    押出形材に淡黄色ないし褐色を有する着色皮膜を形成す
    ることを特徴とするアルミニウム又はアクミニラム合金
    に柾目調木目模様を形成する方法。
JP12818981A 1981-08-18 1981-08-18 アルミニウム又はアルミニウム合金に柾目調木目模様を形成する方法 Expired JPS6046198B2 (ja)

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JPS6046198B2 JPS6046198B2 (ja) 1985-10-15

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JP (1) JPS6046198B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05278385A (ja) * 1992-04-01 1993-10-26 Kingujimu:Kk ファイルボックス
JP2009095803A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Kaiyo Kensetsu Kk 水質浄化装置

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JPH05278385A (ja) * 1992-04-01 1993-10-26 Kingujimu:Kk ファイルボックス
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