JPS5830217B2 - 輪転印刷機における走行紙の張力調整装置 - Google Patents

輪転印刷機における走行紙の張力調整装置

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JPS5830217B2
JPS5830217B2 JP50061631A JP6163175A JPS5830217B2 JP S5830217 B2 JPS5830217 B2 JP S5830217B2 JP 50061631 A JP50061631 A JP 50061631A JP 6163175 A JP6163175 A JP 6163175A JP S5830217 B2 JPS5830217 B2 JP S5830217B2
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paper feed
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main drive
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JP50061631A
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JPS51137508A (en
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義治 寺岡
倭男 田中
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HAMADA INSATSUKI SEIZOSHO KK
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HAMADA INSATSUKI SEIZOSHO KK
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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主駆動系による駆動前並びに駆動中における走
行紙の張力を調整する輪転印刷機における走行紙の張力
調整装置に関する。
輪転印刷機は、従来、主駆動系の主駆動装置により同時
に回転駆動される複数の紙送りローラによって印刷用紙
を給紙部から印刷部へ送り込んで印刷した後、切断折畳
部へ搬送供給して印刷した用紙を所定の大きさに切断し
、更に所望の大きさに折り畳み、例えば新聞等を印刷作
成するものであるが、この輪転印刷機において、例えば
印刷作業の終了等のために輪転印刷機の稼動を停止する
と、紙送りローラによって走行駆動されていた印刷用紙
はローラや印刷用紙等の慣性によりその張力がゆるみ、
停止した印刷用紙にたるみや伸びが発生する。
そのため、このようにたるみ等が印刷用紙に発生した状
態のまま、輪転印刷機の稼動を開始すると、印刷用紙は
たるみを有した状態のまま紙送りローラによって走行駆
動され、上述した印刷部や切断折畳部に送り込まれてし
まうため、印刷ずれや切断ずれ等が印刷用紙に発生する
という欠点があった。
そして、上述したように印刷用紙にたるみが発生した状
態で次に輪転印刷機を再稼動した場合、印刷用紙のたる
みがすぐに取り除かれず印刷ずれや切断ずれが発生する
のは、輪転印刷機においては例えば新聞紙のように比駆
的大きなものを印刷すると同時にそれらを切断してから
折畳むという複雑な工程を制御するために、印刷用紙を
走行駆動している複数の紙送りローラが給紙部、印刷部
、切断折畳部等と共に上記主駆動系の1台の主駆動装置
により共通にかつ同時に回転駆動されていて、特定の紙
送りローラのみを単独で駆動することができなかったた
めである。
本発明の目的は、上記従来の欠点を除去するために、印
刷用紙を走行駆動する複数の紙送りローラを同時に回転
駆動する主駆動系の主駆動装置とは異なる別駆動系を設
け、この別駆動系の別駆動装置の回転駆動力をたるみが
発生し易い印刷用紙の個所の後方に位置する上記複数の
紙送りローラの所定のもののみに伝達するように構成し
、輪転印刷機の始動時、上記複数の紙送りローラを主駆
動系によって同時に駆動する前に、上記別駆動系を駆動
して上記所定の紙送りローラのみを作動し、これによっ
て別駆動系で駆動される上記所定の紙送りローラの前方
の印刷用紙に発生していたたるみを前もって除去して張
力調整を行うように構成した輪転印刷機の走行紙の張力
調整装置を提供するにある。
以下、本発明を図面により説明する。
第1図は、輪転印刷機の概略を説明するための図であり
、この図に示すように、給紙部2の給紙ドラムに巻回さ
れていた印刷用紙1は複数の紙送りローラを介して印刷
部3に供給されて印刷された後、更に複数のローラを通
ってフォーマ5、ニッピングローラ7等からなる切断折
畳部8に送り込まれ、例えば新聞1ページの大きさに切
断された後、2分の1の大きさに折り畳まれる。
ここにおいて、上記フォーマ5の前方にドラッグローラ
6が設け、印刷用紙1の走行動作を完全なものにして上
記切断折畳部8に印刷用紙1を導き入れるようにしてい
る。
そして、上記複数の紙送りローラ、ドラッグローラ6、
ニッピングローラT1その他各部のローラ等から構成さ
れている印刷用紙の走行駆動系の各紙送りローラは主駆
動系9の1台の主駆動装置9aによりその一連の主動力
伝達系を介して点線で示すように共通にかつ同時に回転
駆動されている。
また、この主駆動系9は、上記給紙部2及び印刷部3を
も同時に駆動するように構成されている。
以上のように構成された輪転印刷機において、本発明で
は上記フォーマ5の前方にあるドラッグローラ6の駆動
軸上に第2図又は第3図に示すように別駆動系11又は
21が設けられている。
第2図において、ドラッグローラ6の駆動軸上には一方
向クラッチ12,13を介して2個のギヤ14.15が
設けられており、ギヤ14は主駆動装置9aによって駆
動される主駆動系9のシャフト16に装着したギヤ17
と噛合して、クラッチ12と共に主駆動系9とドラッグ
ローラ6間の動力伝達系を構成している。
これに対してギヤ15は駆動モータ18にピニオン19
を介して駆動されるものであり、この駆動モータ18並
びにピニオン19によって別駆動系11が構成され上記
ギヤ15およびクラッチ13によって別動力伝達系が構
成されている。
前記一方向クラッチ12 、13はギヤ14.15の回
転を同方向へ伝達するものであり、ギヤ14.15のど
ちらか一方が停止していても、他方の駆動によってドラ
ッグローラ6を回転することができる。
前記別駆動系11では、本発明の第1の目的である、印
刷スタート前の走行紙の張力調整を行なうのみである。
この機構での張力調整動作は、主駆動系を作動させる前
に駆動モータ18を作動させてドラッグローラ6を若干
回転させる。
ドラッグローラ6の前方(走行紙が送られて来る側)で
たるんでいた走行紙はドラッグローラの回転によってた
るみが除去されて張力が与えられる。
印刷中における機構11の有用な使用形態としては、常
用印刷中、ドラッグローラ6を紙の走行速度より幾分早
くして駆動モータ18で走行紙に引き率を与えること、
減速時、ドラッグローラ6を更に遅くして駆動モータ1
8で走行紙にブレーキをかけること等がある。
第3図において、ドラッグローラ6の駆動軸6aに設け
た別駆動系21は差動歯車機構を構成している。
主駆動系によって駆動されるギヤ22はドラッグローラ
6の軸6aに回転自在に装着されていて、このギヤ22
に回転枠23が設けられている。
前記回転枠23には2個の差動小ギヤ24,24が回転
自在に設けられていて、このギヤ24,24は軸6aに
装着した差動犬ギヤ25.26と噛合している。
差動犬ギヤ25は軸6aにキー着されていて、このギヤ
の回転がドラッグローラ6に伝えられる。
前記差動大ギヤ26はギヤ27と一体的に形成(又は別
個に形成して固着)しており、軸6aに対して回転自在
であり、ギヤ27と噛合しているピニオン28を介して
駆動モータ29の駆動によつて回転する。
別駆動系21においては、主駆動系を作動する前に駆動
モータ29を駆動して、ギヤ27,26゜24.25を
介してドラッグローラ6を若干駆動する。
ドラッグローラ6の回転によって走行紙には張力が与え
られる。
その後、主駆動系を作動させて印刷を行なうが、この印
刷中において加速時の加速力不足又は減速時の減速過多
を生じた場合には、別駆動系21も共に作動させ、両駆
動系による差動動作をドラッグローラ6に与え、主駆動
系によって駆動されているドラッグローラの周速を調整
する。
前記別、駆動系11の駆動モータ18は一方向のみの回
転で良・′が、前記駆動モータ29はドラッグローラ6
の加速力不足を調整するために、逆転も可能なモータを
使用する。
尚、張力調整のために行なう別駆動系によるドラッグロ
ーラの回転はほんの少しで良く、走行紙のたるみが約1
0++m程度であるので、このたるみの全部でなくとも
3分の2程度を消去すれば、たるみによる走行紙の頭ず
れは除去される。
以上説明したように、本発明によれば、輪転印刷機の印
刷用紙を走行協動する複数の紙送りローラを主駆動系に
よって共通にかつ同時に回転駆動し、複雑な工程を有す
る全体の流れを制御する1つの主駆動系を始動する前に
、別駆動系を駆動して、その別駆動装置の回転駆動力を
上記複数の紙送りローラの所定のもののみに伝達して、
その所定の紙送りローラのみを駆動しているので、別駆
動系で駆動される上記所定の紙送りローラの前方に前回
の輪転印刷機の作動停止動作等によって発生していた印
刷用紙のたるみ等を取り除くことができ、主駆動系が作
動して印刷動作等が開始する前に前もって印刷用紙の張
力調整が行われ、印刷ずれや切断ずれが発生することが
ないようになっている。
更にまた、上述し六−ようにして別駆動系を先に作動し
て印刷用紙のたるみを取り除いた後、主1駆動系を作動
して輪転印刷機を稼動している最中においても主駆動系
と一諸に並行して別駆動系を作動することによって上記
所定の紙送りローラの周速度を印刷中に自由に調整する
ことができ、印刷用紙の紙質の変化並びに通す紙の枚数
が変更される場合だけに限らず、加速時の加速力不足、
減速時の減速過多等を修正すべく所要の周速度を得られ
るように調整することができる。
例えば、紙送りローラは紙を引き入れる作用を有効に行
ない、紙に所定の張力を与えるため、その周速度を走行
紙の速度より10%前後早くしている。
しかしこの速度差による紙の引き率は紙質及び紙の枚数
等に応じて変えることが好ましく、この引き率は、例え
ば折り畳み部ではワリスがドラッグローラを押す圧力で
ある程度調整は可能であるが、従来においてはこのワリ
ス圧力の調整は、調整ハンドルを人為的に回すことによ
って行っており、手間がかかると共に遠隔調整ができな
く、更に微調整が至難であったが、本発明のように、別
駆動系を設け、主駆動系と共に作動させて紙送りローラ
の回転に差動動作を与えてその周速度を調整することに
よって走行する印刷用紙の張力の調整又は微調整をも容
易に行うことができる上、上述した引き率をも調整する
ことができるものである。
なお、上記第2,3図に示した本発明を実施する構成に
おいては、別駆動系で駆動される上記所定の紙送りロー
ラとしてドラッグローラを取り上げ、これによってこの
ローラの前方、例えば印刷部等に発生している印刷用紙
のたるみを取り除くようにしているが、これはその他の
紙送りローラ、例えばニッピングローラやフォーマロー
ラ等でも良い。
しかしながら、ドラッグローラとニッピングローラとの
間の距離は比較的短かく、ニッピングローラ前方におけ
る印刷用紙のたるみは一般に少ないため、ドラッグロー
ラで調整するのが好ましいものである。
また更に、上述したように、別駆動系で上記所定の紙送
りローラとして1本の紙送りローラ、即ちドラツ・70
−ラを別駆動したのに対して、複数本の紙送りローラを
別駆動系で駆動してもよいし、更に上記切断折畳部の各
ローラを例えば共通の縦軸で連結し、これを別駆動系で
も駆動できるように構成し、印刷スタート前にこの切断
折畳部のみを他の部に対して若干光に作動して、印刷用
紙のたるみを前もって取り除くようにしてもよい。
また、本発明の適用は、折り畳み部の紙送りローラに限
ることなく、多色印刷部にも適用できる。
多色印刷部の場合は紙導入部の紙送りローラに別駆動系
を設けて、多色印刷する前に走行紙の張力を調整させれ
ば良い。
更に、本発明においては、上記所定の紙送り口−ラ、即
ち実施例においてはドラッグローラ6の同一駆動軸上に
主駆動系と別駆動系の回転駆動力が伝達されているので
、各回転駆動力の伝達および切り離しが敏速に行われ、
タイミングの良い作動を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は輪転印刷機の概略を示した説明図、第2図及び
第3図は本発明を実施するための機構の2例を示した夫
々断面説明図である。 1・・・印刷用紙、2・・・給紙部、3・・・印刷部、
5・・・フォーマ、6・・・ドラッグローラ、7・・・
ニッピングローラ、8・・・切断折畳部、9・・・主駆
動系、11゜21・・・別駆動系、18,29・・・駆
動モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主駆動装置を有していて、輪転印刷工程の全体の流
    れを共通に制御する主駆動系と、主駆動装置の回転駆動
    力を伝達する主動力伝達系と、この主動力伝達系を介し
    て伝達された主駆動装置の回転駆動力によって同時に回
    転駆動される複数の駆動軸にそれぞれ連結されていて、
    印刷用紙を給紙部から印刷部を介して切断折畳部へ搬送
    する複数の紙送りローラとを有する輪転印刷機において
    1、上記主駆動装置とは異なり、上記輪転印刷機の始動
    時、上記複数の紙送りローラを主駆動系によって同時に
    駆動する前に駆動される別駆動装置を有する別駆動系と
    、 上記別駆動装置の回転駆動力を上記複数の紙送りローラ
    の所定の紙送りローラの駆動軸に伝達し、輪転印刷機の
    始動時、上記所定の紙送りローラの前方の印刷用紙に前
    もって張力調整を行う別動力伝達系と、 を有することを特徴とする輪転印刷機における走行紙の
    張力調整装置 2 上記所定の紙送りローラの駆動軸に主駆動系の回転
    駆動力を伝達する主動力伝達系と別駆動系の回転駆動力
    を伝達する別動力伝達系とは、差動ギヤ装置により構成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲1に記載の
    輪転印刷機における走行紙の張力調整装置
JP50061631A 1975-05-22 1975-05-22 輪転印刷機における走行紙の張力調整装置 Expired JPS5830217B2 (ja)

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JPS51137508A JPS51137508A (en) 1976-11-27
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ID=13176722

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DE3919291C2 (de) * 1988-06-14 1995-07-06 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd Bahnvorschubrolle und Antriebssteueranordnung hierfür

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JPS51137508A (en) 1976-11-27

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