JPS5829608A - ベニヤレ−ス - Google Patents

ベニヤレ−ス

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JPS5829608A
JPS5829608A JP56129867A JP12986781A JPS5829608A JP S5829608 A JPS5829608 A JP S5829608A JP 56129867 A JP56129867 A JP 56129867A JP 12986781 A JP12986781 A JP 12986781A JP S5829608 A JPS5829608 A JP S5829608A
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JP
Japan
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veneer
nose bar
roller
log
veneer lace
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JP56129867A
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梶川 好光
相馬 慶之助
大垣 晃平
宇塚 正
湊 義彦
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Uroko Seisakusho Co Ltd
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Uroko Seisakusho Co Ltd
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Priority to CA000409550A priority patent/CA1191431A/en
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Publication of JPS6233046B2 publication Critical patent/JPS6233046B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27LREMOVING BARK OR VESTIGES OF BRANCHES; SPLITTING WOOD; MANUFACTURE OF VENEER, WOODEN STICKS, WOOD SHAVINGS, WOOD FIBRES OR WOOD POWDER
    • B27L5/00Manufacture of veneer ; Preparatory processing therefor
    • B27L5/02Cutting strips from a rotating trunk or piece; Veneer lathes
    • B27L5/025Nose-bars; Back-up rolls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原木の左右端面を挟持して回転させながら原木
全長に亘る切削刃物により幅広な薄板状のベニヤ単板を
切削するベニヤレースに係り、特に合板製品の商品価値
を左右する合板の表裏に採用される優良単板の収量増加
を可能にすると共に、脆弱原木や割れのある低級原木の
切削にも最適なベニヤレースを提供するものである。
最近の合板製造工場においては、原木事情の悪、化、あ
るいは合板製造コストの大半を占める原木代金を削減し
て製造フストの維持を図る等、低品質の原木丸太が使用
されるようになってきた。
一方必然的に原材料の歩留り向上並びに作業能率増進を
図るため、ベニヤレースな用いテ、低品質の原木丸太を
、高速度でしがも細径となるまで・良質の単板を切削製
出せしめることの要請も強くなってぎている。
このため近頃では、このような点に対処して、外周に多
数の刃部な有した駆動ローラーを装着状態の原木丸太に
圧接させて原木外周から回転駆動11− 力を供給するようにしたベニヤレースの研究開発に重点
が置かれている。
しかしながら、このような外周駆動形式のベニヤレース
では、原木外周駆動による引掻傷や割れが発生l易く、
核部がプレッシャーバーにしごがれてその上部に木屑が
たまる等して、これがときおりプレッシャーパーを通過
して、その際ベニヤ単板表面に損傷を与えたり、プレッ
シャーパーの加圧力を不均等にさせてベニヤ単板の品質
を低下させる慣れがあった。例えば最近のベニヤレース
としては、第1図に図示するような突刺体付回転ロール
を多用するものが出回り能率的なベニヤ単板切削に一応
の成果を挙げているが半面、前記障害も続出している。
すなわち切削刃物2を装備した釣台1と、切削刃物2の
背面に単板の案内面3を有する案内部材4を固定設置す
ると共に、釣台1の上方に配置されたプレッシャーバー
ボテ−5に、原木11の前記切削刃物の刃先附近を加圧
するプレッシャーパー6および原木IIの外周面を突刺
して原木を回転駆動する鋸歯状回転体8を設けた12− 構造のベニヤレースである。鋸歯状回転体8は、ソノ外
周面に鋭利な突刺体9を有し、プレッシャーバーポデー
5に前記刃物2の刃先と平行に設置された回転#JIj
110へ軸線方向に一定間隔で複数装着されている。一
方プレッシャーバ〜6は鋸歯状回転体8の相互間におい
て原木11の外周面を加圧するように配置されている。
このような最近の装置においては、原木11が矢符A方
向に回転され、一方釣台1およびプレッシャーバーポデ
ーsは一体となって歩送りネジ(図示省略)によって、
原木の1回転に対し、所定単板厚&分だけ原木へ前進し
、刃物2と、プレッシャーパー6とによって、所定厚の
ベニヤ単板が切削製出されるのである。
この切削された単板7は、鋸歯状回転体8の突刺体9が
突き刺さり、前記回転体80回転駆動に従□って原木1
1が回転され、単板7が切削されつつ前記突刺体9が単
板な刺着しながら後方へと、単板を搬送する事になる。
そしてこの種のベニヤレースにおいては切削刃物2の上
部で鋸歯状回転体8が原木11に当接して原木を回転す
る構造である為、切削進行によって原木11が細径化す
るに伴い、原木11の外周曲率が大きくなって鋸歯状回
転体8が原木11へ十分に突刺しなくなり単板切削が円
滑に行なわれないのであった。従ってその救済策として
、原木11か細くなっても前記回転体8が十分原木に当
接させる為には、原木切削の最初から前記突刺体9をか
なり深く、つまり鋸歯状回転体8を原木11r−強く加
圧する必要があった。その為に、Ot前記回転体の強大
な突刺加圧力により、原木か撓んだり又、一方原木への
前記突刺体9の創痕が鮮やかに残存l−て消波せず、さ
らに切削単板7は鋸歯状回転体8の突刺体9によって刺
着されながら搬送されるので、原木状態において前記突
刺体9が突ぎ刺さったまま単板7へと進展し、前記単板
7の表面に突刺体9が突刺したまま後方へと搬送される
。その結果、単板7はその表面からかなり深く多数の裂
開創痕が大ぎく堰疵として残存し、さらにそれらの刺傷
を起点に多数の亀裂や裂傷へと発展し、単板品質に甚大
な悪影響を及ぼしたのである。特に脆弱なパンキー質の
原木から切削される極めて強度の低下した単板や例えば
1u以下の薄い単板を切削搬送する場合には、前記理由
により多数の裂は目が生じ良質単板の連続切削搬出が著
しく損われ、特に合板製品の商品価値を左右する表裏単
板には到底使用出来ないうえ歩留まりが低下したのであ
る。さらにはベニヤレースの刃口前面には(作業者の高
さ附近に相当する)絶えず鋭利な丸鋸状回転体が高速で
回転し、ベニヤレースの機能上核部を隠蔽する事は不可
能であり、四六時中極めて危険な状態を露呈しているの
である。さらにまた前記鋸歯状回転体は損耗が激しく、
通常作業において、略、10日程度で機能が激減し、そ
の都度、新品と交換する必要があり、その交換の手間と
前記鋸歯状回転体の消耗品としてのランニングロストも
膨大である。本発明は以上の欠陥″を改善する目的でな
されたもので脆い原木から硬木迄広い範囲で円滑な単板
切削が安全かつ低廉な維持費ですむベニヤレースな提供
する事を主眼としている。
本発明においては前記課題を解決するに当り、現在名に
発表された各種の切削機械および水相切削に関する文献
、資料等をあらためて恋人りに再検討した。その結果多
少の変形もあるが、ベニヤレースとして単板切削には切
削刃物の刃先き近傍を加圧する、いわゆるプレ、シャ一
部材が不可欠の要素であり、それには固定型のプレッシ
ャーノーズバーと回転型(駆動型と従動型がある)のロ
ーラーバーがあり、両者共にその利害得失が相反すると
共に問題解決には不足している事を認識し7たのである
。具体的には固定型プレッシャーノーズバーは刃口にお
ける設定が切削条件の所定位置に容易に設置可能である
が、半面、原木の全長に及ぶ長大な加圧面積により、単
板切削時の切削抵抗の大半を該部分で担うと共に大きな
負荷抵抗となって出現し、その結果切削原木の破壊等、
数々の障害をもたらすのである。一方回転するローラー
バーの前記切削抵抗は非常に僅少で、該ローラーを駆動
する事により、殊のほかその抵抗を激減出来る。然し側
断面が円形のローラーバーの宿命として、切削単板厚に
対応して一定比率に定めらねた原木への加圧位置に不測
の事態を招来するのである。
およそベニヤレースによる単板切削においては、切削刃
物の刃先端より原木の回転方向の反対方向に大略切削単
板厚の20%程度隔てた位Il(正しくは第2図におい
て刃物先端と固定のプレッシャーバー6の先端との垂直
距離)を加圧する事が最良とされ、前記p−ラーバーの
直径が大きくなる程、前記条件を満足させる事が不可能
になって来る。
つまり大径の回転するローラーバーの外周部が前記原木
の所定加圧位置に近づくにつれ、切削刃物の裏面(すく
い面)に前記ローラーバーの下部外周面が接触する傾向
となり、前記所定の加圧位置へ到達する前に刃物の裏面
に当接し、所定位置への加圧が不可能になるのである。
そして前記条件は切削単板厚が薄くなる程厳し、い条件
となり、打開策の一環としてp−ラーパーを細径化せざ
るを得ない。当然該ローラーパーか細くなる程(直径6 今勢程度のローラーバーがアメリカで採用されている)
その回転数も極めて高いものとなり軸受部の負担が増大
し、特殊な潤滑方式を用いたり、また、各種のトラブル
が誘発される。また、原木外周部とローラーバー間のス
リップ等がある場合、該ローラーバーの回転駆動装置も
大型となり不利である。
以上の各事象からローラーバーはアメリカ辺りで切削さ
れる25鶏程度のラフな単板は良いとしても日本におけ
る162藺前後の薄物単板切削に向かないと云った定説
が常識とされる所以であり、事実日本の合板工場におけ
るローラーバー採用は皆無である。さりとて固定のプレ
、シャーノーズノ(−に比し、切削抵抗は際立って低減
できるし、また刃口の刃詰まりも解消の可能性を秘めて
捨て難い長所となっている。そこで一つのステップとし
て、固定Wのプレ、シャーノーズバーと、回転するロー
ラーバーを略半々にして交互に配列してテストを繰り返
したが、その結果は切削された単板の全幅に対し固定型
のプレッシャーノーズノ4−と、回転するローラーバー
の加圧効果の差による厚みの過、不足が随所に点在し、
側底単板製品とはなり得べくもなかったのである。以−
ヒー例であるが、本発明は前述の両者の長所に着目し前
記せる研究開発を重ねた代償として前記固定型のプレッ
シャーノーズバーと、回転型ローラーバーの各々の利点
のみを引ぎ出すと共に各々の欠点を補って、完成された
ものである。
本発明は、この目的達成の為に切削刃物を有し原木に向
って進退可能に装置された釣台と、切削刃物と平行に装
着されたプレ、シャーバーを有し釣台と一体となって進
退可能に装架されたプレッシャーバーボデーとを備えた
公知のベニヤレースにおいて、加圧緩衝機構を備えると
共に、切削される原木の外周速度より早い周速で回転駆
動される、外周面が平担なローラーノーズバーがプレッ
シャーバーボデーに配備された事を特徴とするものであ
る。
以下一実施例を図面を参照して説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す側断面図、第3図は正
面図である。同図において原木11はその左右端面を挟
持されて矢符A方向に回転される。
また釣台1とプレッシャーバーボデー5は各々上下に組
みとなって一体にその左右端面を挟持され、原木11に
対し例えば送りネジ(図示省略)により、急速接近、ま
たは離間するように構成され、ベニヤ単板切削時におい
ては、原木1101回転に対し、所定の切削単板厚み分
だけ原木に前進するようになっている。第2図の1は釣
台であり断面が略三角形に形成され刃物2が方弁え2′
により、釣台1の原木11に面する側に刃先きを上にし
て緊締保持されている。釣台1の前記刃物2と接する面
には、不銹銅等の材質による口金が取付けられている。
そしてこの口金4の頂部には、原木11から切削されて
製出する単板Pの通路となる 円弧状または傾斜した単
板案内面3が形成されている。4°は前記口金4の単板
搬出方向の下手側に隣接して配置され、口金4と同様に
、その頂部に単板案内面3′が形成された補助口金であ
る。なおこの補助口金は前記口金4と一体に構成しても
良いが該部分の損耗が多く、口金4と別個に配W t−
た方が保守等の点でも有利である。また口金4.4′の
頂部の案内面3は刃物2の刃先きより僅か後退した位置
附近を始端として、後述するローラーノーズバー8の外
周円に類似した円弧状に形成されたり、または前記ロー
ラーノーズバーの垂直中心線の下部11−周面に漸次接
近する傾斜面等に形成される。さらに口金4.4゛は釣
台1の全幅(原木1]の長さ方向)に亘る一体物に構成
されるほか、複数の分割型または口金4.4′の釣台の
幅方向の中間部を適宜割愛して分割型の複数個として配
設する。また他の実施例としては前記口金の案内面にロ
ーラー等を配置し、単板搬送の円滑さを増すものもある
なお比較的良質な原木からの単板切削には、前記口金頂
部の単板案内面としての配慮は不要となり、刃物先端近
傍から釣台1の単板搬送路となる背部傾斜面にかけて単
純な直線的斜面に構成しても良い。一方釣台1の上方に
はプレ、シャーバーボデ□−5が装架されており、前記
するように、釣台】と共に、その左右端面を一体に挟持
されて原木11に対し進退可能に構成されている。そし
てプレ。
シャーバーポデー5の原木に面する側は傾斜面5゛とた
っており、この傾斜面5”には原木11の外周面を抑圧
可能な、第3図に図示するような小幅の傾斜型のプレ、
シャーバー6が複数固定、配列されている。なおこの傾
斜型のプレッシャーバー6は全体を、またはその複数個
を一体物に構成l−て、第3図に図示する各々分割され
た固定プレッシャーバー6の相互間の間隙部に該当する
部分を適宜切欠いて前記間隙部に充当しても良い。プレ
ッシャーバーボデーの傾斜面5′の斜面の略中間地点に
は高さ調節機構6゛(図示を一部省略)が配置されてい
る。この調節機構6′には調節ネジ6”の下側先端部が
固定プレッシャーバー6と連結されており、該部調節に
よりプレッシャーバー6の下側先端部の原木11への加
圧位置を昇降させて加減するようになっている。固定プ
レッシャーバー6による原木への加圧はベニヤ単板切削
時の先割れを防ぐと共に単板厚さを正しく規整し、単板
の剥き肌を効果的に整えるもので固定プレ、シャーバー
6の先端部と刃物2の刃先端部とにより形成される切削
単板製出部を刃口と称している。
プレ、シャーバーポデー5には、前記刃口近傍に刃物2
と平行に回転軸10が軸架されている。そして回転軸1
0には複数の外周面が平和な薄肉円板状のローラーノー
ズバー8が複数個、小型に配設軸嵌装されている。前記
ローラーノーズバー8の配列は、第3図に図示するよう
に、固定プレ、シャーバー6の分割されて配置された相
互間に、または、一体物に構成された場合の固定プレ、
シャーバーの切欠き部に配設されているが、プレ、シャ
ーバーポデー5の全幅(原木11の長与方向)に平均的
に配置されるほか、適宜その中間部または両端部を省略
1−て配設する場合もある。さらに罫引ナイフ(切削単
板の幅決めをする)近傍を密に配置する事もある。この
回転軸10は通常第2図に示すようにスプライン軸に構
成され、チェーン等の巻掛伝導機構(図示省略)を介し
て、例えばプレッシャーバーボデー5の上部に固定設置
された変速電動機(図示省略)等により、テンション装
置を備えて、矢符B方向に回転駆動されるのである。第
4図は、刃口附近と、プレッシャーバーボデーの側断面
図であり、本発明の要部であるローラーノーズバーの加
圧緩衝機構と、進退機構の詳細図である。例えば前記回
転軸10を支承する軸受21は、ニードルベアリング等
により軸線方向の適宜複数個所、保持され、その複数の
軸受21は軸線方向に平行に配置された連結部21′に
より一体に保持連結されている。さらに該連結部21′
の下面は適宜耐摩耗の張板を貼付した摺動面21#と接
触し、矢符C方向に摺動可能となっている。22は、前
記連結部21′の後部に取付けられ後方に僅か伸びて配
置されたネジ軸であり、通常前記軸線と平行に配置され
た連結部の左右端末側近傍に各々配置される。
23は前記ネジ軸と螺合して後方(第4図においては右
方へ)へ伸びる雌ネジであり、雌ネジ外周面に穿溝され
たキー溝に埋設されたキー24により、前記雌ネジ外周
面に嵌合するウオームホイール25と連結されている。
ウオームホイール25はその軸線方向の前後なスラスト
ベアリングにより、またそのラジアル方向はブツシュ2
8により所定位置を保持されてウオームボックス27に
収納されている、26は、前記ウオームホイール26と
噛合するウオームであり共にウオームボックス27の所
定量tに収納されている。ウオームボックス27はチュ
ーブラ−型に構成されたプレ、シャーバーポデー5の内
懐の内部@細面12に適宜張板を介して、前記回転軸1
0の軸線と直角方向に延びる、加圧緩衝機構の軸線を正
確に取付けるものである。ウオーム26は、その軸端部
(図示省略)が跳ね出してあり、該部ニチェンホイール
等を軸装してパルスモータ−1その他室動機と連結し、
該電動機の所定量の正逆回転駆動(図示の矢符D)によ
りウオームホイール25キー24、雌ネジ23を介して
ネジ軸22を矢符C方向に移動するものである。なおこ
のウオーム26の回転指令、および回転量等については
、予め、設定した例えば後述の回転接手31の外周部に
よ・り作動するリミットスイッチ、マイクロスイッチ等
の移動量制限集子と、例えば釣台の移動方向に配列した
原木径検出リミットスイッチと、釣台の移動部に取付け
たリミット、ドグの組合せによる公知の原木径検出機構
と電気制御装置とにより、所定厚水径に到達する都度、
前記ウオーム26を、所定量回転させてネジ軸22を介
し、ローラーノーズバー8を適址、原木に接近加圧もし
くけ離間する自動機構とするほか、Ijij木切削11
゛況を目視にて確認しながら手動操作する事も可能であ
る。なお前記ウオーム、ウオームホイールの組合せによ
るウオーム減速機構のけか、他の歯車減速機構、その他
の減速機構により代替する事も充分可能である。
要は、ローラーノーズバーの僅少な移動量を正確に把握
して制御可能であわばよい。次に雌ネジ23であるが、
その末端部は、スヘリカルローラーベアリング等を内装
した回転接手31と連接されており、該回転接手31の
他の側は流体シリンダー33から突出するピストンロッ
ド32の先端8((を内蔵して連結している。従゛つて
、前述のウオーム260回転駆動Vこより雌ネジ23が
回動するが、前記雌ネジと連結された回転接手31の外
周部は雌ネジと共に回動しても内蔵されたベアリンググ
ーを介してそのインナーレースと結合さJまたピストン
ロッド32は回転が伝わらtrい。以上ネジ軸22から
ウオームボックス27迄がローラーノーズバー8の進退
機構20を表している。また他の実施例と1−で、連結
部21゛の中間部にll11のみ、ローラーノーズバー
の進退機構を配装したり、さらには前記連結部21′を
廃止するか、もしくは左右の縁を切って左右の軸受21
の近傍に各別に独立して、または連動して作動するロー
ラーノーズバーの進退機構を各々設置する等の手段も講
する事が出来る。一方流体シリンダ−33は、ブラケッ
ト34に載置されると共に、前記ネジ軸22の軸線と正
確に直角な平面に用意されたプレ、シャーバーボデー5
の背部取付面13に正しく固定設置される、前記ネジ軸
22と螺合する雌ネジ23、および固定接手31と、前
記接手に連設して配置された流体シリンダー32、およ
び図示を省略したが後述の圧力調整切換機構とにより加
圧緩衝機構30が構成される。第4図において加圧緩衝
機構は原木]1側ケこいつげい前進した(図において左
方の矢符F方向へ移動した状態)状態を図示している。
この状態から右方へ後退する場合は、流体シリンダー3
3の図示の左側のシリンダーへ、ド35側から圧力流体
が流入されピストン36は矢符E方向へ移動する。従っ
てピストンロッド32に連結された回転接手31、およ
び雌ネジ23も図の右方へ移動する。この場合雌ネジ2
3の、ウオームホイール25と内接している外周面は、
両者間を摺擦しながらウオームホイール25から離脱す
るように移動する事になる。なお前記ウオームホイール
25と雌ネジとの嵌合長さはピストン36の移動量に対
して充分、余裕ヲもって嵌装されているので常時その大
半が嵌挿状態を保持している。また両者間のキーは回転
と摺動の2方向の運動に対応して、ダブルキー、または
スプライン溝等を採用する事が望ましい。
次に流体シリンダー33に供給される流体圧であるが、
一般的には油圧装置が多用される。そして前記油圧々力
は、複数のレリーフ弁、またはレデューシング弁および
電磁切換弁等を回路に組込んだ少く共、圧力調整可能な
2圧力回路を持った電気制御回路を含むユニツ)が用い
られる。従って圧力差のある複数の各種圧力が任意に例
えば押釦スイッチ操作により前記シリンダー33に加圧
されるように構成されている。
また前記加圧緩衝機構の流体シリンダー等は、ローラー
ノーズバーの進退機構の配置と同じようにもしくは、前
記進退機構と関係なく、ローラーノーズバーの中央部1
個所のみ配置したり、左右に各別に配置する事も可能で
ある。第4図においてプレ、シャーバーボデー5の前面
部は側断面が略三角形の着脱可能に構成されており、前
記軸受21、連結部21′等を原木切削側において掩蔽
するようになっている、14は前記プレッシャーバーボ
デー前面部の取付ボルト孔である。
以上の構成において、本発明の実゛施態様と作用効果を
詳述すると、複数のローラーノーズバー8は、その外周
面が平担で原木11の回転外周速度より早い周速で駆動
されると共に加圧緩衝機構30に゛より常時適切な加圧
力で原木11に当接している。
従って、ローラーノーズバー8の略水平方向または水平
方向の原木への加圧力と、原木の外周速度より早い前記
ローラーノーズバーの原木の接線方向への回転駆動力と
が重畳してはたらき、その合力が原木11を斜め下方へ
と押圧する作用力となって現出し、その結果ベニヤレー
スにおける原木切削に必然的に生ずる、切削刃物による
単板切削の逆方向への原木の撓みの防止と、スピンドル
による左右木口端面を挟持して回転される原木の軸線方
向の中央部が刃物2から離れる挫屈を起すいわゆるベン
ディングの防止に際立った効果を発揮する事になる。さ
らにベニヤレースにおける単板切削において、原木に刃
物が喰い込み勝手になり、原木がプレッシャーバー側に
よって来て、固定型プレ、シャーバーの摩擦抵抗が増大
する現象が生ずるカ、本発明においては固定プレ、シャ
ーバー6の原木押圧位置よす原木の回転方向の若干上手
の位置において、複数のローラーノーズバー8により原
木外周面を加圧回転する事により、前記する固定プレ、
シャーバーの抵抗が増大する事を未然に防いでいる。次
に割れのある原木の従来型ベニヤレースにおける単板切
削態様を順を追って図示すると第5図の(A1−(nの
ようになる。つまり原木11に存在する水割れ、干割れ
等の割れR部の切削状態は割れの始端部Mが切削抵抗に
よって刃物2から外れた形で割れ部分Rへと逃避してし
まう。
またN部も急激な瞬間的な切削荷重に耐えられず原木の
外周方向へ逃避かるように逃げてしまうのである。この
現象は刃物2の切れ味が低下する程顕著に表れる。その
結果核部N、M部は、次第に瘤状に発達して取り残され
(該部以外の原木外周部は漸次刃物により剥き削られて
細径化していく)しまいには、その瘤部分が刃口に衝突
して(r)図のごとく、原木の裂砕に迄到達する事にな
る。これ圧点より原木の回転方向の僅か上手の原木外周
面を適切な加圧力で緩衝作用を保持しながら、かつ、原
木11の外周速度より早い周速度で回転駆動する1タメ
、該ローラーノーズバーにより前記割れの始端部N、M
部を刃口にいぎおいよく押し込む働ぎをし、刃物による
単板切削を否応なく完遂せしむるのである。当然第5図
fr)Iに図示する原木の破断もあり得ないのである。
なおこれらの」象は、前記する固定プレッシャーバー6
の押圧点より回転方向上手の位置で、かつ原木の外周速
度より早い速度で前記原木の割れ部分の空間に原木をつ
めるような押し込み作用によるものであり、例えば突刺
体性の回転体による場  ′合、原木に突刺する為に前
記する周速差が得られず、従って押し込み作用も働かな
いのである。
次に、最近の空刺形駆動回転体を用いるベニヤレースに
おいては、その突刺体を原木に完全に突刺しなければ、
その効果も列置発現出来ないのであり、そのためには前
記突刺刃を有する回転体の原木を挟んだ反対側に該裂開
圧力を受は止める受圧回転体機構等を設置せぬ限り、従
来型ベニヤレースにおける弊害の轍を解除する事は出来
なかったのである。勿論極めて鋭利な、例えば針状突刺
体等の場合、裂開加圧力は低減出来たとしても、原木の
回転力授受に不適であったり、また突刺体の損耗等の利
害相反する関係により、極めて解決困難な課題であった
本発明は前述のごとく特に前記割れ原木においても威力
を発揮し得たのである。さらに前記せる裂開加圧による
強大な加圧力が不要の為、切削が進行して原木11が細
径となっても前記加圧力により原木が撓む慣れがなく最
終的に原木の左右端面を把持しているスピンドル径迄確
実に切削が出来るようになった。また原木の一部分が風
化して極めて軟弱な部分を含む原木(一般的にカステラ
材と称される)切削において、前記裂創回転体のベニヤ
レースにおいては、広幅の薄い単板に切削する際、前記
風化した軟弱部分がバラバラに、もしくは粉々に粉砕さ
れて、先ず最初に刃口にまりはりついて刃口な閉塞させ
て以後の単板切削を中断させたり、または切削単板の搬
送過程において、異物として次段の工程に障害を惹き起
す等の欠点が発生する。然しなから本発明においては、
前記風化した軟弱部位も通常のベニヤ単板同様切削製出
するのであり、これはベニヤ単板自身を刺傷しない事に
起因するものである。なお必要に応じてローラーノーズ
バーの進退機構20、または加圧緩衝機構30により前
記p−ラーノーズバ−8を原木11の外周面から完全に
離間させて、従来のベニヤレースと全く同じように単板
切削を行う事も出来る。極めて良質の原木を切削する場
合tこ採用される使い方であるが、プレッシャーバーと
して分割された、もしくは部分的に切欠き部のある傾斜
型の固定プレッシャーバー6r−よる1q木加圧切削1
こおいて従来型ベニヤレースから切削製出されるベニヤ
単板のそれと全く遜色はなかったのである。
なお原木からのローラーノーズバー離脱に際し急速離間
を必要とする場合は流体圧による加圧緩衝機4%130
を用いると便利である。なおローラーノーズバーの進退
機構を省略し、ローラーノーズバーの位置決め、および
進退動作を加圧緩衝機構のみにより行っても良い。
なお加圧緩衝機構による加圧力は、原木の比重、硬軟、
割れの状態、原木利質等により左右されるが一般的に硬
い相に対して、加圧力を増加して好結果を得た。実際に
は数種類の圧力設定を事前に準備しておき、切削状況に
応じて切換押釦スイッチ等によりワンタッチで切換える
方法が最良である。なお本発明の他の実施例として加圧
緩衝機構を省略して進退機構のみにより単板切削を行う
方法もある。また前記ローラーノーズバーの周速は一般
的に2〜20%の範囲で、原木周速より早い速度で回転
させると良い。なお前述の加圧緩衝機構tこよりローラ
ーノーズバーの加圧力を増加した場合原木の各種性状に
もよるが原木周速より1〜25%の広範囲に増速設定す
る事もある。
また(丹念な各種テストの繰り返しにより原木外周「L
jを押圧する固定プレッシャーバー6の原木の軸線方向
におけるトータル幅と、本発明に係るローラーノーズバ
ー8のトータル幅との割合は、略10:1前後に設定す
るのが最良であり、前記比率が7:3程度迄実用−り問
題がない事を把握したのである。また前記薄肉円板状の
ローラーノーズバー゛7 8に放射状のスリット等を労設すると前述した名効果も
若干増加する。以上なん表云っても全く単純な薄肉円板
状のローラーノーズバーによって要:)。
部が構成されており、前記円板状の外周面が可IIり磨
耗したとしても、その摩耗状態が平均的である限り、前
記ローラーノーズバーの回転駆動速度を増加する事によ
り、いとも簡単にその機能を低下させる事なく前記各効
果を発現出来るのであり、極めて経済的である。以十本
発明の他の実施例として、ウオーム減速機を他の減速装
置に替えたり前記減速機をプレ、シャーバーポデー5の
外方へ設置したり、流体シリンダーに替えてスプリング
、カム等の合成rこ置換する等も簡単な設計変更で可能
である。以上本発明Pこよる効果を列挙すると、次の諸
点になる。
】 裂開痕跡のない良質単板を歩留り良く得られる。
2 割れ、腐れ等の各種欠点を有する低級原木からの単
板収量が増大する。
3 ベニヤレースの刃口詰りが皆無となり、Ki+j率
が向上する。
4 空刺回転体等がt「<、安全作業が確保できる。
5 空刺回転体のような交換部品がない。従って部品交
換の手間も不要となり、メンテナンスフリーとなった。
6 ローラーノーズバーは可成り摩耗しても運転が続行
され、消耗度合いも僅少、従ってランニングコストも大
幅に軽減できる。
7 必要に応じ、ローラーノーズバーを後退させて、従
来型ベニヤレースと1.て使用できる。従って一人二役
の多目的ベニヤレースとして廉価な設muが期待できる
以上説明したように本発明に係るベニヤレースによれば
焦眉の急とされる省力、省資涼も簡単に解決可能となり
斯界に大きく貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は最近のベニヤレースの側面図、第2図は本発明
に係る一実施例の側断面図、第3図は部ゼ 公正面図、第4図加圧緩衝機構と進退機構の詳細側断面
図、第5図は従来型レースによる割れ原木の切削態様図
である。 1 ・・・・・・・・・・・・・ 釣台2 ・・・・・
・・・・・・・・ 刃物2° ・・・・・・・・・・・
・・ 方弁え4 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・ 口金5 ・・・・ プレッシャーバーポデー6 
・・・・・・固定ブレッンヤーパーFl  、、、、、
、、、 r−−ラーノーズバ−10・・・・・・・・・
・・・・・・・・ 回転軸11  ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・ 原木20  ・・・・・・・・
・・・・・・・ 進退機構22  ・・・・・・・・・
・・・・・・・・ ネジ軸27  ・・・・・・・自 
ウオームボックス30  ・・・・・・・・・・ 加圧
緩衝機構32  ・・・・・・・・・・・ ピストンロ
ッド33  ・・・・・・・・・・・・ 流体シリンダ
34  ・・・・・・・・・・・・・・ ブラケット手
続補正書(自発提出) 昭和57年8月18日 特許庁長官殿     玄ニア− 5〕ど− 1、事件の表示 昭和56年特許願第129867号 2、発明の名称   ベニヤレース 3補正をする者 4、補正の対象   明細書全文および図面。 6−1 明細書を全文、別紙のとおり補正致します。 6−2 図面を全図、別紙のとおり補正致します。 以  上 明    細    書 1、発明の名称  ベニヤレース 2、特許請求の範囲 1 原木から単板を切削する刃物と、複数の固定プレッ
シャーバーを備え、前記複数の固定プレッシャーバーと
、原木外周速度より早い□外周速度で駆動される外周面
が平坦な円板状のローラーディスクを交互に配置し、前
記ローラーディスクを回転する駆動機構と、ローラーデ
ィスクを原木に接近または離間させる進退機構とを備え
た事を特徴とするベニヤレース。 2 ローラーディスクを回転する駆動機構は変速可能に
構成された事を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
のベニヤレース。 3 ローラーディスクの駆動機構は、ローラーディスク
の外周速度が原木外周速度より2〜20%の範囲で増速
可能に構成された事を特徴とする特許請求の範囲第1項
または第2項に記載のベニヤレース。 4 ローラーディスクは適宜、その一部を省略して配置
した事を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項
のいずれか1項に記載のベニヤレース。 5 複数の固定プレッシャーバーと、ローラーディスク
の原木との当接面積の割合は略10:0.5〜30の範
囲である事を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
4項のいずれが1項に記載のベニヤレース。 6、 切削する原木ないし切削中の原木の回転半径を検
出する原木径検出機構と、前記検出機構からの信号によ
りローラーディスタの進退機構を作動する制御装置とか
らなり、切削原木径に対応して、ローラーディスクを自
動的に進退させる事を特徴とする特許請求の範囲第1項
ないし第5項のいずれか1項に記載のベニヤレース。 7、 ローラーディスクの進退機構による進退は水平方
向または、略水平方向に進退する事を特徴とする特許請
求の範囲第1項ないし第6項のいずれか1項に記載のベ
ニヤレース。 8 ローラーディスクの進退機構はウオームとウ」−ム
ホイールの組合セによる減速機からなる事を特徴とする
特許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1項に記
載のベニヤレース。 9 原木から単板を切削する刃物と、複数の固定プレッ
シャーバーを備え、前記複数の固定プレッシャーバーと
、原木外周速度より早い外周速度で駆動される外周面が
平坦な円板状のローラーディスクを交互に配置し、前記
ローラーディスクを回転する駆動機構と、ローラーディ
スクを原木に当接させる加圧力調整可能な加圧緩衝機構
と、ローラーディスクを原木に接近または離間さゼる進
退機構とを備えた事を特徴とするベニヤレース。 10  ローラーディスクを回転する駆動機構は変速可
能に構成された事を特徴とする特許請求の範囲第9項に
記載のベニヤレース。 11  ローラーディスクの駆動機構はローラーディス
クの外周速度が原木外周速度より2〜25%の範囲で増
速可能に構成された事を特徴とする特許請求の範囲第9
項または第10項に記載のベニヤレース。 12  ローラーディスクは適宜、その一部を省略して
配置した事を特徴とする特許請求の範囲第9項ないし第
11項のいずれか1項に記載のベニヤレース。 13 切削する原木ないし切削中の原木の回転半径を検
出する原木径検出機構と、前記検出機構からの信号によ
りローラーディスクの進退機構を作動する制御装置とか
らなり、切削原木径に対応して、ローラーディスクを自
動的に進退させる事を特徴とする特許請求の範囲第9項
ないし第12項のいずれか1項に記載のベニヤレース。 14、ローラーディスクの進退機構による進退は水平方
向または、略水平方向に進退する事を特徴とする特許請
求の範囲第9項ないし第13項のいずれか1項に記載の
ベニヤレース。 15  ローラーディスクの進退機構はウオームとウオ
ームホイールの組合せによる減速機からなる事を特徴と
する特許請求の範囲第9項ないし第14項のいずれか1
項に記載のベニヤレース。 16  複数の固定プレッシャーバーと、ローラブ  
j − イスクの原木との当接面積の割合は、略]0:0.5〜
30の範囲である事を特徴とする特許請求の範囲第9項
ないし第15項のいずれか1項に記載のベニヤレース。 J7  ローラーディスクを原木に当接させる加圧緩衝
機構は切削される原木の性状により加圧力を増減する圧
力切替機構を備えた事を特徴とする特許請求の範囲第9
項ないし第16項のいずれか1項に記載のベニヤレース
。 18  ローラーディスクを原木に当接させる加圧緩衝
機構は、流体シリンダーにより構成された事を特徴とす
る特許請求の範囲第9項または第17項に記載のベニヤ
レース。 された事を特徴とする特許請求の範囲第9項ないし第1
8項のいずれか1項に記載のベニヤレース。 (以下余白)  4− 3、発明の詳細な説明 本発明は原木の左右端面を挾持して回転させながら原木
全長に亘る切削刃物により幅広な薄板状のベニヤ単板を
切削するベニヤレースに係り、特に合板製品の商品価値
を左右する合板の表裏に採用される優良単板の収量増加
を可能にすると共に脆弱原木や割れのある低級原木の切
削にも最適なベニヤレースを提供するものである。 最近の合板製造工場においては、原木事情の悪化、ある
いは合板製造コストの大半を占める原木代金を削減して
製造コストの維持を図る等、低品質の原木丸太が使用さ
れるようになってきた。 一方必然的に原木料の歩留り向上並びに作業能率増進を
図るため、ベニヤレースを用いて、低品質の原木丸太を
、高速度でしかも細径となるまで良質の単板を切削製出
せしめることの要請も強くなってきている。 このため近頃では、このような点に対処して、外周に多
数の刃部を有した駆動ローラを装着状態の原木丸太に圧
接させて原木外周から回転駆動力カーを供給するように
したベニヤレースの研究開発に重点が置かれている。 しかしながら、このような外周駆動形式のベニヤレース
では、原木外周駆動による引掻傷や割れが発生し易く、
核部がプレッシャーバーにしごかれてその上部に木屑か
たまる等して、これがときおりプレッシャーバーを通過
して、その際ベニヤ単板表面に損傷を与えたり、プレッ
シャーバーの加圧力を不均等にさせてベニヤ単板の品質
を低下させる川れがあった。例えば最近のベニヤレース
としては、第1図に図示するような突刺体付回転ロール
を多用するものが出回り能率的なベニヤ単板切削に一応
の成果を挙げているが半面、前記障害も続出している。 すなわち切削刃物2を装備した錐台1と、切削刃物2の
背面に単板の案内面3を有する案内部材4を固定設置す
ると共に、錐台1の上方に配置されたプレッシャーバー
ボデー5に、原木11の前記切削刃物の刃先附近を加圧
するプレッシャーバー6および原木11の外周面を裂開
して原木を回転駆動する鋸歯状回転体8を設けた構造の
ベニヤレースである。鋸歯状回転体8は、その外周面に
鋭利な突刺体9を有し、プレッシャーバーボデー5に前
記刃物2の刃先と平行に設置された回転軸10へ軸線方
向に一定間隔で複数装着されている。一方プレッシャー
バー6は鋸歯状回転体8の相互間において原木11の外
周面を加圧するように配置されている。このような最近
の装置においては、原木11が矢符A方向に回転され、
一方釣台Jおよびプレッシャーバーボデー5は一体とな
って歩送りネジ(図示省略)によって、原木の1回転に
対し、所定単板厚み分だけ原木へ前進し、刃物2と、プ
レッシャーバー6とによって、所定厚のベニヤ単板が切
削製出されるのである。 この切削された単板7は、鋸歯状回転体8の突刺体9が
突き刺さり、前記回転体8の回転駆動に従って原木11
が回転され、単板7が切削されつつ前記突刺体9が単板
を刺着しながら後方へと、単板を搬送する事になる。そ
してこの種のベニヤレースにおいては切削刃物2の上部
で鋸歯状回転体8が原木11に当接して原木を回転する
構造である為 7− 切削進行によって原木11が細径化するに伴い、原木用
の外周曲率が大きくなって鋸歯状回転体8が原木11へ
十分に裂開しなくなり単板切削が円滑に行なわれないの
であった。従ってその救済策として、原木11が細くな
っても前記回転体8が十分原木に裂開させる為には、原
木切削の最初から前記突刺体9をかなり深く、つまり鋸
歯状回転体8を原木11に強く加圧する必要があった。 その為に、前記回転体の強大な実利加圧力により、原木
が撓んだり又、一方原木への前記突刺体9の刺痛が鮮や
かに残存して消滅せず、さらに切削単板7は鋸歯状回転
体8の突刺体9によって刺着されながら搬送されるので
、原木状態において前記突刺体9が突きささったまま単
板7へと進展し、前記単板7の表面に突刺体が裂開した
まま後方へと搬送される。その結果、単板7は、その表
面からかなり深く多数の裂開刺痛が大きく暇疵として残
存し、さらにそれらの刺傷を起点に多数の亀裂や裂傷へ
と発展し、単板品質に甚大な悪影響を及ぼしたのである
。特に脆弱なパンキー質の原木から切削さ 8− れる極めて強度の低下した単板や例えば]、 mm以下
の薄い単板を切削搬送する場合には、前記理由により多
数の裂は目が生じ良質単板の連続切削搬出が著しく損わ
れ、特に合板製品の商品価値を左右する表裏単板には側
底使用出来ないうえ歩留まりが低下したのである。さら
にはベニヤレースの回目前面には(作業者の高さ附近に
相当する)絶えず鋭利な丸鋸状回転体が高速で回転し、
ベニヤレースの機能上核部を隠蔽する事は不可能であり
、四六時中極めて危険な状態を露呈しているのである。 さらにまた前記鋸歯状回転体は損耗が激しく通常作業に
おいて、略、10日程度で機能が激減しその都度、新品
と交換する必要があり、その交換の手間と前記鋸歯状回
転体の消耗品としてのランニングコストも膨大である。 本発明は以上の欠陥を改善する目的でなされたもので脆
い原木から硬木迄広い範囲で円滑な単板切削が安全かつ
低廉な維持費ですむベニヤレースを提供する事を主眼と
している。 本発明においては前記課題を解決するに当り、現在名に
発表された各種の木材切削機械および木材切削に関する
文献、資料等をあらためて恋人りに再検討した。その結
果多少の変形もあるが、ベニヤレースとして単板切削に
は切削刃物の刃先き近傍を加圧するいわゆるプレッシャ
一部材が不可欠の要素でありそれには固定型のプレッシ
ャーノーズバーと回転型(駆動型と従動型がある)のロ
ーラーバーがあり、両者共にその利害得失が相反すると
共に問題解決には不足している事を認識したのである。 具体的には固定型プレッシャーノーズバーは刃口におけ
る設定が切削条件の所定位置に容易に設置可能であるが
、半面、原木の全長に及ぶ長大な加圧面積により、単板
切削時の切削抵抗の大半を該部分で担うと共に大きな負
荷抵抗となって出現し、その結果切削原木の破壊等、数
々の障害をもたらずのである。一方回転するローラーバ
ーの前記切削抵抗は非常に僅少で、該ローラーを駆動す
る事により、殊のほかその抵抗を激減出来る。然し横断
面が円形のローラーバーの宿命として、切削単板厚に対
応して一定比率に定められた原木への加圧位置に不測の
事態を招来するのである。 およそベニヤレースによる単板切削においては切削刃物
の刃先端より原木の回転方向の反対方向に大略切削単板
厚の20%程度隔てた位置(正しくは第2図において刃
物先端と固定のプレッシャーバー6の先端との垂直距離
)を加圧する事が最良とされ、前記ローラーバーの直径
が大きくなる程前記条件を満足させる事が不可能になっ
て来る。 つまり大径の回転するローラーバーの外周部が前記原木
の所定加圧位置に近づくにつれ、切削刃物の裏面(すく
い面)に前記ローラーバーの下部外周面が接触する傾向
となり、前記所定の加圧位置へ到達する前に刃物の裏面
に当接し、所定位置への加圧が不可能になるのである。 そして前記条件は切削単板厚が薄くなる程厳しい条件と
なり、打開策の一環としてローラーバーを細径化せざる
を得ない。当然該ローラーバーか細く−なる程(直径1
6 rnm W 度のローラーバーがアメリカで採用さ
れている)その回転数も極めて高いものとなり軸受部=
11− の負担が増大し、特殊な潤滑方式を用いたり、また、各
種のトラブルが誘発される。また、原木外周部とローラ
ーバー間のスリップ等がある場合、該ローラーバーの回
転駆動製画も大型となり不利である。 以上の各事象からローラーバーはアメリカ辺りで切削さ
れる2、5 mm程度のラフな単板は良いとしても日本
における12罰前後の薄物単板切削に向かないと言った
定説が常識とされる所以であり、事実日本の合板工場に
おけるローラーバー採用は皆無である。さりとて固定の
プレッシャーノーズバーに比し、切削抵抗は際立って低
減できるし、また刃口の刃詰まりも解消の可能性を秘め
て捨て難い長所となっている。そこで一つのステップと
して、固定型のプレッシャーノーズバーと、回転スルロ
ーラーバーを略半々にして交互に配列してテストを繰り
返したが、その結果は切削された単板の全幅に対し固定
型のプレッシャーノーズバーと、回転するローラーバー
の加圧効果の差による厚みの過、不足が随所に点在し、
側底単板製品とはなり 12− 得べくもなかったのである。以上−例であるが、本発明
は前述の両者の長所に着目し前記せる研究開発を重ねた
代償として前記固定型のプレッシャーノーズバーと、回
転型ローラーバーの各々の利点のみを引き出すと共に各
々の欠点を補って、完成されたものである。 本発明は、この目的達成の為に切削刃物を有し原木に向
って進退可能に装置された錐台と、切削刃物と平行に装
着されたプレッシャーバーを有し錐台と一体となって進
退可能に装架されたプレッシャーバーボデーとを備えた
公知のベニヤレースにおいて、加圧緩衝機構を備えると
共に、切削される原木の外周速度より早い周速で回転駆
動される、外周面が平担なローラーディスクがプレッシ
ャーバーボデーに配備された事を特徴とするものである
。 以下−実施例を図面を参照して説明する。 第2図は本発明の一実施例を示す斜視図、第3図は側断
面図、第4図は正面図である。同図において原木11は
その左右端面を挾持されて矢符A方向に回転される。ま
た錐台1とプレッシャーバーボデー5は各々」二部に組
みとなって一体にその左右端面を挾持され、原木11に
対し例えば送りネジ(図示省略)により、急速接近、ま
たは離間するように構成され、ベニヤ単板切削時におい
ては、原木11の1回転に対し、所定の切削単板厚み分
だけ原木に前進するようになっている。第3図の1は錐
台であり断面が略三角形に形成され刃物2が方弁え2°
により、錐台1の原木11に面する側に刃先きを上にし
て緊締保持されている。錐台1の前記刃物2と接する面
には、不銹銅等の材質による口金4が取付けられている
。そしてこの口金4の頂部には、原木11から切削され
て製出する単板Pの通路となる円弧状または傾斜した単
板案内面3が形成されている。4°は前記口金4の単板
搬出方向の下手側に隣接して配置され、口金4と同様に
その頂部に単板案内面3・が形成された補助口金゛であ
る。なおこの補助口金は前記口金4と一体に構成しても
良いが該部分の損耗が多く、口金4と別個に配置した方
が保守等の点でも有利である。また口金4.4“の頂部
の案内面3.3°は刃物2の刃先きより僅か後退した位
置附近を始端として、後述するローラーディスク8の外
周円に類似した円弧状に形成されたり、または前記ロー
ラーディスクの垂直中心線の下部外周面近傍に漸次接近
する傾斜面等に形成される。さらに口金4.4“は錐台
1の全幅(原木1]の長さ方向)に亘る一体物に構成さ
れるほか、複数の分割型または口金4.4°の錐台の幅
方向の中間部を適宜割愛して分割型の複数個として配役
する。また他の実施例としては前記口金の案内面にロー
ラー等を配置し、単板搬送の円滑さを増すものもある。 なお、比較的良質な原木からの単板切削には、前記口金
頂部の単板案内面としての配慮は不要となり、刃物先端
近傍から錐台1の単板搬送路となる背部傾斜面にかけて
単純な直線的斜面に構成しても良い。一方釣台1の上方
にはプレンシャーバーボデー5が装架されており、前記
するように、錐台1と共に、その左右端面を一体に挾持
されて原木J1に対し進退可能に構成されている。そし
てプレッシャーバーボデ19 − 一5の原木に面する側は傾斜面5゛となっており、この
傾斜面5“には原木11の外周面を抑圧可能な、第2図
および第4図に図示するような小幅の傾斜型のプレッシ
ャーパー6が複数、配列されている。 なおこの傾斜型のプレッシャーバー6は全体を、または
その複数個を一体物に構成して、第4図に図示する各々
分割された固定プレッシャーバー6の相互間の間隙部に
該当する部分を適宜切欠いて用いても良い。 プレッシャーバーボデーの傾斜面51の斜面の略中間地
点には高さ調節機構6°(図示を一部省略)が配置され
ている。この調節機構6°には調節ネジ6°“が挿通さ
れて、その下側先端部が固定プレンシャーバー6と連結
されており、該部調節によりプレッシャーパー6の下側
先端部の原木11への加圧位置を昇降させて加減するよ
うになっている。固定プレッシャーパー6による原木へ
の加圧はベニヤ単板切削時の先割れを防ぐと共に単板厚
さを正しく規整し、単板の剥き肌を効果的に整えるもの
で固定プレッシャーパー6の先端部と刃物2の刃16− 先端部とにより形成される切削単板製出部を刃口と称し
ている。 プレッシャーバーボデ5には前記刃口近傍に、刃物2と
平行に回転軸10が軸架されている。そして回転軸10
には複数の外周面が平坦な薄肉円板状のローラーディス
ク8が複数個、串型に連設軸装されている。前記ローラ
ーディスク8の配列は、第4図に図示するように、固定
プレッシャーパー6の分割されて配置された相互間に、
または、一体物に構成された場合の固定プレッシャーパ
ーの切欠き部に配設されているが、プレッシャーバーボ
デー5の全幅(原木11の、長さ方向)に平均的に配置
されるほか、適宜その中間部または両端部を省略して配
設する場合もある。さらに罫引ナイフ(切削単板の幅決
めをする)近傍を密に配置する事もある。この回転軸1
0は通常第3図に示すようにスプライン軸に構成され1
.チェーン等の巻掛伝導機構(図示省略)を介して、例
えばプレッシャーバーボデー5の」二部に固定設置され
た変速電動機(図示省略)とテンンヨン装置等により構
成された駆動機構により矢符B方向に回転駆動されるの
である。第5図は、刃口附近と、プレッシャーバーボデ
ーの側断面図であり、本発明の要部であるローラーディ
スクの加圧緩衝機構と、進退機構の詳細図である。例え
ば前記回転軸10を支承する軸受2 ]は・ニードルベ
アリング等により軸線方向の適宜複数個所、保持され、
その複数の軸受2]は軸線方向に平行に配置された連結
部21゛により一体に保持連結されている。さらに該連
結部21′の下面4@ は適宜耐磨耗の張板を貼付した摺動面211゛と接触し
摺 矢符C方向に摺動可能となっている。22は、前記連結
部21゛の後部に取付けられ後方に僅か伸びて配置され
たネジ軸であり、通常前記軸線と平行に配置された連結
部の左右端末側近傍に各々配置される。23は前記ネジ
軸と螺合して後方(第5図においては右方へ)へ伸びる
雌ネジであり、雌ネジ外周面に穿溝されたキー溝に埋設
されたキー24により、前記雌ネジ外周面に嵌合するウ
オームホイール25と連結されている。ウオームホイー
ル25はその軸線方向の前後をスラストベアリングによ
り、またそのラジアル方向はブツシュ28により所定位
置を保持されてウオームボックス27に収納されている
、26は、前記ウオームホイール25とq台金するウオ
ームであり共にウオームボックス27の所定位置に収納
されている。つA−ムボックス27は第2図に図示する
ようにチューブラ−型に構成されたプレンシャーバーボ
デー5の内懐の内部取付面12に適宜張板を介して、前
記回転軸10の軸線と直角方向に延びる、加圧緩衝機構
の軸線を正確に取付けるものである。ウオーム26は、
その軸端部(図示省略)が跳ね出してあり、核部にチェ
ンホイール等をM装してパルスモータ−1その他室動機
と連結し、該電動機の所定量の正逆回転駆動(図示の矢
符D)によりウオームホイール25.キー24、雌ネジ
23を介してネジ軸22を矢符C方向に移動するもので
ある。なおこのウオーム26の回転指令、および回転量
等については、予め、設定した例えば後述の回転接手3
1の外周部により作動するリミットスイッチ、マイクロ
スイッチ等の移動量制限素子と、例えば錐台の移動方向
に配列した原木径検 19− 出リミツトスイッチと、錐台の移動部に取付けたリミッ
ト、ドグの組合せによる公知の原木径検出機構と電気制
御装置とにより、所定原木径に到達する都度、前記ウオ
ーム26を、所定量回転させてネジ軸22を介し、ロー
ラーディスク8を適量、原木に接近加圧もしくは離間す
る自動機構とするほか、原木切削状況を目視にて確認し
ながら手動操作する事も可能である。なお前記ウオーム
、つA−ムホイールの組合せによるウオーム減wimの
ほか、他の歯車減速機構、その他の減速機構により代替
する事も充分可能である。要は、ローラーディスクの僅
少な移動量を正確に把握して制御可能であればよい。次
に雌ネジ23であるが、その末6 m ハ、スヘリカル
ローラーベアリング等を内装した回転接手31と連接さ
れており、該回転接手31の他の側は流体シリンダー3
3から突出するピストンロッド32の先端部を内蔵して
連結している。従って、前述のウオーム26の回転駆動
により雌ネジ23が回動するが、前記雌ネジと連結され
た回転接手31の外周部は雌ネジと共に回動しても内蔵
され20− たベアリング類を介してそのインナーレースと結合され
たピストンロッド32は回転が伝わらない。 以上ネジ軸22からウオームボックス27迄がローラー
ディスク8の進退機構20を表している。また他の実施
例として、連結部2Pの中間部に1組のみ、ローラーデ
ィスクの進退機構を配置したり、さらには前記連結部2
1゛を廃止するか、もしくは左右の縁を切って左右の軸
受21の近傍に各別に独立してまたは連動して作動する
ローラーディスクの進退機構を各々設置する等の手段も
講する事が出来る。 −力流体シリンダ−33は、ブラケット34に載置され
ると共に、前記ネジ軸22の軸線と正確に直角な平面に
用意されたプレッシャーバーボデー5の背部取付面13
に正しく固定設置される、前記ネジ軸22と螺合する雌
ネジ23、および回転接手31と、前゛記接手に連設し
て配置された流体シリンダー32、および図示を省略し
たが後述の圧力調整切換機構とにより加圧緩衝機構 −
30が構成される。第5図において加圧緩衝機構は原木
11側にいっばい前進した(図に、おいて左方の矢符F
方向へ移動した状態)状態を図示している。この状態か
ら右方へ後退する場合は、流体シリンダー33の図示の
左側シリンダーヘッド35側から圧力流体が流入されピ
ストン36は矢符E方向へ移動する。従ってピストンロ
ッド32に連結された回転接手31、および雌ネジ23
も図の右方へ移動する。この場合雌ネジ23の、つA−
ムホイール25と内接している外布 周面は、両者間を幡擦しながらウオームホイール25か
ら離脱するように移動する事になる。なお前記ウオーム
ホイール25と雌ネジとの嵌合長さはピストン36の移
動量に対して充分、余裕をもって嵌装されているので常
時その大半が嵌挿状態を保持上 している。また両者間のキーは回転と駆動の2方向の運
動に対応して、ダブルキー、またはスプライン溝等を採
用する事が望ましい。次に流体シリンダー33に供給さ
れる流体圧であるが、一般的には油圧装置が多用される
。そして前z6々力は、複数のレリーフ弁、またはレデ
ューシング弁および電磁切換弁等を回路に組込んだ少く
共、圧力調。 整可能な2圧力回路を持った電気制御回路等からなるい
わゆる圧力切替機構を含むユニットが用いられる。従っ
て圧力差のある複数の各種圧力が任意に例えば押釦スイ
ッチ操作により電磁弁を介して前記シリンダー33に加
圧されるように構成されている。 また前記加圧緩衝機構の流体シリンダー等は、ローラー
ディスクの進退機構の配置と同しようにもしくは、前記
進退機構と関係なく、ローラーディスクの中央部1個所
のみ配置した゛す、左右に各別に配置する事も可能であ
る。 第5図においてプレツンヤーバーボデ−5の前面部5°
は側断面が略三角形の着脱可能に構成されており、前記
軸受21、連結部21等を原木切削側において掩蔽する
ようになっている、14は前記プレッシャーバーボデー
前面部5°の取付ボルト孔である。 以上の構成において、本発明の実施態様と作用効果を詳
述すると、複数のローラーディスク8はその外周面が平
坦で原木11の回転外周速度より早い外周速度で駆動さ
れると共に加圧緩衝機構30に23− より常時適切な加圧力で原木11に当接している。 従って、ローラーディスク8の略水平方向または水平方
向の原木への加圧力と、原木の外周速度より早い前記ロ
ーラーディスクの原木の接線方向への回転駆動力とが重
畳してはたらき、その合力が原木IIを斜め下方へと押
圧する作用力となって現出し、その結果ベニヤレースに
おける原木切削に必然的に生ずる、切削刃物による単板
切削の逆方向への原木の撓みの防止と、スピンドルによ
る左右木口端面を挟持して回転される原木の軸線方向の
中央部が刃物2から離れて挫屈を起すいわゆるベンディ
ングの防止に際立った効果を発揮する事になる。さらに
ベニヤレースにおける単板切削においては、原木に刃物
が喰い込み勝手になり、原木がプレッシャーバー側によ
って来て、固定型プレッシャーバーの摩擦抵抗が増大す
る現象が生ずるが、本発明においては固定プレッシャー
バー6の原木押圧位置より原木の回転方向の若干上手の
位置において、複数のローラーディスク8により原木外
周面を加圧回転する事により、前記する固 24一 定プレッシャーバーの抵抗が増大する事を未然に防いで
いる。次に割れのある原木の従来型ベニヤレースにおけ
る嚇板切削態様を順を追って図示すると第6図の(A)
〜(D)のようになる。つまり原木11に存在する水割
れ、干割れ等の割れR部の切削状態は割れの始端部Mが
切削抵抗によって刃物2から外れた形で割れ部分Rへと
逃避してしまう。またN部も急激な瞬間的な切削荷重に
耐えられず原木の外周方向へ遠ざかるように逃げてしま
うのである。この現象は刃物2の切れ味が低下する程顕
著に表れる。その結果核部N、M部は、次第に層状に発
達して取り残され(該部以外の原木外周部は漸次刃物に
より剥き削られて細径化していく)しまいには、その斥
部分が刃口に衝突して(D)図のごとく、原木の袋枠に
迄到達する事になる。これに対し本発明によるローラー
ディスク8は、原木外周面を押圧する固定プレッシャー
バー6の押圧点より原木の回転方向の僅か上手の原木外
周面を適切な加圧力で緩街作用を保持しながら、かつ、
原木11の外周速度より早い外周速度で回転駆動するた
め、該ローラーディスクにより前記割れの始端部1,1
.M部を刃口にいきおいよく押し込む働きをし、刃物に
よる単板切削を否応なく完遂ぜしむるのである。当然第
6図(DJに図示する原木の破断もあり得ないのである
。 なおこれらの現象は、前記する固定プレッシャーバー6
の押圧点より回転方向上手の位置で、かつ原木の外周速
度より早い速度で前記原木の割れ部分の空間に原木をつ
め込むような押し込み作用によるものであり、例えば裂
開体性の回転体による場合、原木に突刺する為に前記す
る周速差が得られず、従って押し込み作用も働かないの
である。 次に、最近の裂開形駆動回転体を用いるベニヤレースに
おいては、その突刺体を原木に完全に突刺しなければ、
その効果も装置発現出来ないのであり、そのためには前
記突刺刃を有する回転体の原における弊害の轍を解除す
る事は出来なかったのである。勿論極めて鋭利な、例え
ば剣状突刺体等の場合、実射加圧力は低減出来たとして
も、原木の回転力授受に不適であったり、また突刺体の
損耗等の利害相反する関係により、極めて解決困難な課
題であった。 本発明は前述のごとく特に前記割れ原木においても威力
を発揮し得たのである。さらに前記せる実例加圧による
強大な加圧力が不要の為、切削が進行して原木11が細
径となっても前記加圧力により原木が撓む′1具れがな
く最終的に原木の左右端面を把持しているスピンドル径
迄確実に切削が出来るようになった。また原木の一部分
が風化して極めて軟弱な部分を含む原木(一般的にカス
テラ材と称される)切削において、前記裂開回転体のベ
ニヤレースにおいては、広幅の薄い単板に切削する際、
前記風化した軟弱部分がバラバラに、もし□くは粉々に
粉砕されて、先ず最初に刃口にまつわりついて刃口を閉
塞させて以後の単板切削を中断させたり、または切削単
板の搬送過程において、異物として次段の工程に障害を
惹き起す等の欠点が発生ずる。然しなから本発明におい
ては、前記27− 風化した軟弱部位も通常のベニヤ単板同様切削製出する
のであり、これはベニヤ単板自身を刺傷し衝機構30に
より前記ローラーディスク8を原木11の外周面から完
全に離間させて、従来のベニヤレースと全く同じように
単板切削を行う事も出来る。 極めて良質の原木を切削する場合に採用される使い方で
あるが、プレッシャバーとして分割された、もしくは部
分的に切欠き部のある傾斜型の固定プレッシャーバー6
による原木加圧切削においテ従来型ベニヤレースから切
削製出されるベニヤ単板のそれと全く遜色はなかったの
である。 なお原木からのローラーディスク離脱に際し急速離間を
必要とする場合等は流体圧による加圧緩衝機構30を用
いると便利である。 なお加圧緩衝機構による加圧力は、原木の比重、硬軟、
割れの状態、原木材質等により左右されるが一般的に硬
い材に対して、加圧力を増加して好結果を得た。実際に
は数種類の圧力設定を事前に28− 準備しておき、切削状況に応じて切換押釦スイッチ等に
よりワンタッチで切換える方法が最良である。なお本発
明の他の実施例として加圧緩衝機構を省略して進退機構
のみにより単板切削を行う方法もある。また前記ローラ
ーディスクの外周速度は一般的に2〜20%の範囲で、
原木外周速度より早い速度で回転させると良い。なお前
述の加圧緩衝機構によりローラーディスクの加圧力を増
加した場合原木の各種性状にもよるが原木周速より1〜
25%の広範囲に増速設定する事もある。 また母金な各種テストの繰り返しにより原木外周面を押
圧する固定プレッシャーバー6の原木の軸線方向におけ
るトータル幅と、本発明に係るローラーディスク8の1
・−タル幅との割合は、略10:1前後に設定するのが
最良であり、前記比率が′7:3程度迄実用上問題がな
い事を把握したのであり、実際には10:0.5〜3の
範囲が良い。また前記薄肉円板状のローラーディスク8
に放射状のスリット等をを設すると前述した各効果も若
干増加する。以上なんと言っても全く単純な薄肉円板状
のローラーディスクによって要部が構成されており前記
円板状の外周面が可成り磨耗したとしても、その磨耗状
態が平均的である限り、前記ローラーディスクの回転駆
動速度を増加する事により、いとも簡単にその機能を低
下させる事なく前記各効果を発現出来るのであり、極め
て経済的である。 以上本発明の他の実施例として、ウオーム減速機を他の
減速装置に替えたり前記減速機をプレッシャーバーボデ
ー5の外方へ設置したり、流体シリンダーに替えてスプ
リング、カム等の合成機構に置換する等も簡単な設計変
更で可能である。以上本発明による効果を列挙すると、
次の詣点になる。 1 実利痕跡のない良質単板を歩留り良く得られるQ 2 割れ、腐れ等の各種欠点を有する低級原木からの単
板収量が増大する。 3 ベニヤレースの刃目詰りが皆無となり、稼動率が向
上する。 4 実態回転体等がなく、安全作業が確保できる。 5 実態回転体のような交換部品がない。従って部品交
換の手間も不要となり、メンテナンスフリーとなった。 6 ローラーディスクは可成り摩耗しても運転が続行さ
れ、消耗度合いも僅少、従ってランニングコストも大幅
に軽減できる。 7 必要に応じ、ローラーディスクを後退させて従来型
ベニヤレースとして使用できる。従って一人二役の多目
的ベニヤレースとして廉価な設備費が期待できる。 以上説明したように本発明に係るベニヤレースによれば
焦眉の急とされる省力、省資源も簡単に解決可能となり
斯界に大きく貢献するものである。 4、図面の簡単な説明 第1図は従来型ベニヤレースの側面図、第2図。 は本発明に係る一実施例の斜視図、第3図は側断面図、
第4図は部分正面図、第5図は加圧緩衝機構と進退機構
の詳細側断面図、第6図は従来型レースによる割れ原木
の切削態様図である。 1  ・−−−−−−一・−・−−−−一一−−−−−
−釣台 31− 2 −−−−−−−−−−・−・−−m−−−−−・−
・−刃物2° ・−・・−・・−・・−・−・・−・・
−−−−−−−一−・−方弁え4 −−−−−−−・−
・−・−−−−−−−−−−−〜−−−ロ金5−・−・
・−・・−−−−一一一・−m−−−・−一−−−−−
−プレッシャーバーボデー6 ・−・・−−−−−−一
−−−−−−−−−−−−−−−−一−−−−−−固定
プレッシャーパー8 −−−−一・−−−−一−−・−
−−−−−−一・−ローラーディスク10−・−一−−
−−−−−−・−・−・−・−−−−−−一一一−−−
−−・回転軸]1 −−・−一−−−−・・−・−−−
一−−−−−−−−−・−・−原木20・−・−・−・
・−・−・−・・・・−一−−−−−進退機構22−・
−・・・・・−・・−一−−−−−−−−−−−−−・
−ネジ軸27 −・・−・−・・・−一−−・・−−−
m−−−・−一一一−−−・−・ウオームボックス30
 −・−・・・−−−−一−−−−−−−−−・−一一
一−−−−−−−−−−−・加圧緩衝機構32 −−−
一・−一−−−−−−−−−・−・・−−一一−−−−
−−−ピストンロンド33 −−−−−−・−−−−−
−−−一−−−−−−−−−−−−−−−−一一−−流
体シリンダバ 、と。  32− ′1H6 (A) (C) CB) CD)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 原木から単板を切削する刃物と、複数の固定プレ
    ッシャーバーを備え、前記複数の固定プレッシャーバー
    と、原木外周速度より早い外周速度で駆動される外周面
    が平坦な一円板状のローラー / −ス/<−を交互に
    配置し、前記ローラーノーズバーを回転する駆動機構と
    、ローラーノーズバーを原木に当接させる加圧緩衝機構
    とを備えた事を特徴とするベニヤレース。 2、 ローラーノーズバーを回転する駆動機構は変速可
    能に構成された事を特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載のベニヤレース。 6、 ローラーノーズバーを原木に当接させる加圧緩l
    I&機構は流体シリンダーにより構成された事を特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項に記載のベニヤ
    レース。 4、 ローラーノーズバーの駆動@構は、ローラーノー
    ズバーの周速が原木外周速度より2〜20%の範囲で増
    速可能に構成された事を特徴とする特許請求の範囲第1
    項ないし第3項のいずれか1項に記載のベニヤレース。 5 ローラーノーズバーは適宜、その一部を省略して配
    置した事を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4
    項のいずれか1項に記載のベニヤレース。 6 枚数の固定プレッシャーバーと、ローラーノーズバ
    ーの原木との当接面積は、略1D:1前後である事を特
    徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれか
    1項に記載のベニヤレース。 Z 原木から単板を切削する刃物と、複数の固定プレッ
    シャーバーを備え、前記複数の固定プレッシャーバーと
    、原木外周速度より早い外周速度で駆動される外周面が
    平坦な#曇日板状の四−ラーノーズバーを交互に配置し
    、前記ローラーノーズバーを回転する駆動機構と、四−
    ラーノーズバーを原木に接近または離間させる進退機構
    とを備えた事を特徴とするベニヤレース。 8 ローラーノーズバーを回転する駆動機構は変通可能
    に構成された小を特徴とする舶ti’F i!i’l求
    の範囲第7項に配車(のベニヤレース。 9 ローフ−ノーズパーの駆動機構は、ローラーノーズ
    バーの周速が原本夕1周速度より2〜20%の範1川で
    増速−ffJ能に414戒ぎ才した小を911ンとする
    1、1許jfi’l求の範囲第7川または第8項に記載
    のベニヤレース。 10゜ローラーノーズバーは適宜、その一部を省plフ
    イして配置i?? シた事を特徴とする特it/l’ 
    tl+’j求の範111(第7項21Cいしめ9項のい
    ずれか1項に;)己啄のベニヤ1/−ス。 11、相数の固定プレンシャーバーと、ローラーノーズ
    バーの原木との当接’rtn積は略10:1前後である
    事を特徴とする特許+1・j求の範囲第7舅ないし第1
    0ル(のいずれか1項に記載のベニヤレース。 12、切削する原木ないし切削中の11.木の回転半径
    を検出する原木径検出懐4I・号と、前記検出1.+楊
    がらのイt1号によりローラーノーズバーの進退j&f
    i (igを′、 作J’li+する制御装置ttとからなり、切削+r、
    L水径に対lii:、して、ロージ−ノーズパーを自1
    1力的に市、退さ・ける事を豹徴とするQ’p Ffl
    ’ ifl’i ’51’、の範囲第7項ないし負”、
     11fllのいずれか11自に11己−1くのベニヤ
    レース。 13、ローラーノーズバーの進退枯j h7)による)
    11さ退は水平方向または、16.7水平方向にiff
    +退する小を特(r)とする特肝市ス)1<の晩IIJ
    (第7項ないし第12項のいずれか1項にd己+(のベ
    ニヤレース。 14  ローラー/−ズパーの進退機構はウオームとウ
    オームホイールの組合せによる減速機からなる幻1を特
    徴とする9(ll肝請求の範囲第7項ないし第16項の
    いずれか1項に記載のベニヤレース。 15、原木から単板を切削する刃物と、+−数の固定プ
    レッシャーバーを(niiえ、[(II記親数の固定プ
    レッシャーバーと、原木外周速度より早い外周速度で駆
    動される外17.1面が平焔なヨテ円板状のローラーノ
    ーズバーを交互に配に、r、 L、))11記ローラー
    ノーズバーを回転する駆動機f)′#と、ローラーノー
    ズバーを原木に当接させる加圧ω衝機構と、ローラーノ
    ーズバーを原木にfν近またはIIAK 1ljiさせ
    る進退機4fitとを1iiifえた事をQJr徴とす
    るベニヤレース。 16  ローラーノーズバーを回転する駆動機構は6− 変力五11」能に4再JMされたJトを特徴とする特許
    山、求の範囲第15項に記載のベニヤレース。 1Zo−7i−ノーズパーを原木に当)dさせる加圧級
    Ni W+ lidは流体シリンダーによりh′、1成
    された事をギj ?i’2とする特許H7t求の範囲第
    15項または第16項にH記載のベニヤレース0 1日  ローラーノーズバーのyス<!II−ζ(、・
    、・’3’Jは、ローラーノーズバーの周速が原木外周
    部1身より2〜20%の範囲でハ・4辻可1jヒに構成
    された串を特徴とする特許1jli >hの範υ11第
    15項ないし第17項のいずれか1項に記載のベニヤレ
    ース。 19  ローラーノーズバーは適宜、ぞの一部を省11
    11I5 して配+&したφを特徴とする特許mWJ求
    の範囲第15項ないし第18項のいずれか1項にI己軟
    のベニヤレース。 20、切削する原木ないし切削中の原木の[U転牛径を
    検出するjJt本径検出憬榴と、前記検出機4φrかう
    のイイ号により0−?ラーノーズバーの進退機(1″q
    を作動する111制御装置とからなり、切削原木径に苅
    応して、ローラーノーズバーを自動的に近退させど。 4− 〆1\ tj+を偵1fヴとする′IIIj午山゛、ン腕の僧′
    L囲第15]負ないし負19項のいずれか1項に記ii
    Kのベニヤレース。 21、ローラーノーズバーの進退機+tlによる進退は
    水平方向または、II!、”i水平方向に進退する事を
    特f::、+とする特許i’fl′I求の範囲第15項
    ないし第20項のいずれか1項に記I吹のベニヤレース
    。 22  ローラーノーズバーの進退機構はウオームとウ
    オームホイールの組合せによるf E< 機からなる小
    を特徴とする特許請求の範[111第15項ないし第2
    1項のいずれかi 5Hに記載のベニヤレース。 2’5.  ”EJ数の固定プレッシャーバーと、ロー
    ラーノーズバーの原木との当待面債は、略10:1前後
    の得!合である小を特徴とする特許dli求の範囲第1
    5Efsないし第22項のいずれか1項に記載のベニヤ
    レース。 24、原木から単板を切削する刃111/Jと、代数の
    固定プレッシャーバーを備え、前記複数の固定プレッシ
    ャーバーと、原木外I?lI速度より早い外周速度で駆
    動される外1t、1面が平j旦なチー旨・円板状のロー
    ラーノーズバーを交互に配置iM L 、前記ローラー
    ノ−ズバーを回転する1iIl!l−1機h’*と、ロ
    ーラーノーズバーをjい木に当]tさゼる加jし力騰整
    ロ]屹な加圧級杯1個構とを伽えた事を特徴とするベニ
    ヤレース。 25、ローラーノーズバーを原木に当接させる加圧心術
    機構は切削される1う(木の性状により加圧力を増減す
    る小をit8徽とする特許H1゛1求の範囲第24項に
    記11氏のベニヤレース。 26、ローラーノーズバーを原木に当1))させる加圧
    戚ヤ1q機4iiは、流体シリンダーにより構成された
    事を特徴とする特峰拍求の範囲第24項または第25項
    に記+l+vのベニヤレース。 2Z  ローラーノーズバーを原木に当接させる加圧緩
    割1妓構″は水平方向または略水平方向に加圧するよう
    に11・J戒された事を特徴とする!#fl+15求の
    範囲第248Jないし第26項のいずれか1giに記載
    のベニヤレース。 28.0−ラーノーズバーを回転する駆動機構は俊速可
    11ヒに構成された事を特徴とする特許61”、求の範
    囲第24項ないし第27項のいずれか1項に記載のベニ
    ヤレース。 29.0−ラーノーズバーの駆動機構はローラーノーズ
    バーの周速が原木外周に0川より身〜25%のiil!
    l1lIlで増速可能に構成された事を特徴とする特許
    ml求の範囲第24項ないし第28項のいずれか1項に
    記載のベニヤレース。 60、ローラーノーズバーは適宜、その一部を省略して
    配置Mした事を特徴とする特許計3求の範囲第24項な
    いし第29項のいずれか1項に記載のベニヤレース◇ sth数の固定プレッシャーバーと、p−ラーノーズバ
    ーの原木との当接面積は、p1610 : 1前後の割
    合である事を特徴とする特許精求の範囲第24項ないし
    第60項のいずれか1項に記載のベニヤレース。 32、原木から単板を切削する刃物と、複数の固定プレ
    ッシャーバーを備え、前記複数の固定プレッシャーバー
    と、原木外周速度より早い外周速度で駆動される外周面
    が平坦な=≠円板状のローラーノーズバーを交互に配置
    し、前記ローラーノーズバーを回転するIM< flI
    I+M構と、ローラーノーズバーをlI、を木に当松さ
    ぜる加圧カル−整可能な加圧部、衡機(・再と、ローラ
    ーノーズバーをjちξ木に札近下たは離間させる進退機
    構とを(6+iえた事を特徴とするベニヤレース。 33.0−ラーノーズバーを回転1−る駆刺松怖は笈途
    可目とに構成された事を特徴とする特許舶求の範囲第3
    2項に記載のベニヤレース0 64  ローラーノーズバーの駆′fA機構はローラー
    ノーズバーの周速が原木外周速度より4〜25%の範囲
    で増速Of能に構成された挙を特徴とする特性;1,9
    求の範囲第32項または第33項に記載のベニヤレース
    。 35.0−ラーノーズバーは適宜、その一部を鳴16合
    シて配置6シた串を特徴とする特許紬求の範囲へ362
    項ないし第34項のいずれか1項に記載のベニヤレース
    。 36  切削する原木ないし切削中の原木の回転半径を
    検出する原木径検出機4イー〕と、前記検出機41−′
    )からの14号によりp−ラーノーズパーの進退機構を
    作動する制御装置鉦とからなり、切削原木径に対応して
    、p−ラーノーズバーを自動的に進退させる挙を特徴と
    する特許817求の範囲第52項ないし第65項のいず
    れか1r1iに記載のベニヤレース。 6Z  ローラーノーズバーの進退機構による進退は水
    平方向または、略水平方向に進退する串を特[1・lと
    する特#!F面求の範囲第32項ないし第36項のいず
    れか1項に記載のベニヤレース。 38、ローラーノーズバーの進退機構はウオームとウオ
    ームホイールの組合せによる減速機からなる串を特徴と
    する特i!′I−請求の範囲第32項ないし第37項の
    いずれか1項に記1ツのベニヤレース。 39枚数の固定プレッシャーバーと、四−ラーノーズバ
    ーの原木との当接面積は、略10:1前後の191合で
    ある4fを特徴とする特許制氷の範囲第62項ないし第
    38項のいずれか1項に記載のベニヤレース。 40、ローラーノーズバーを原木に当接させるtal+
     。 庄顧衝機4■qは切削される原木の性状により加圧力を
    増減する事を特徴とするqe’ iff’請求の範囲第
    32扛Jないし第39項のいずれか1項に記載のベニヤ
    レ−ス0 41.ローラーノーズバーを原木に当接させる加圧緩術
    t= byは、流体シリンダーにより(411成された
    小を特徴とする特許請求の範囲第32項または第40項
    に記載のベニヤレース。 42、ローラーノーズバーを原木に当接させる加圧緩挽
    機構は水平方向または略水平方向に加圧するようにta
    ν成された事を特徴とする特許L’j求の範1I11第
    62項ないし第41項のいずれか1項に記載のベニヤレ
    ース。 (以下余白)
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FI76278C (fi) 1988-10-10
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FI822740L (fi) 1983-02-18

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