JPS5826813Y2 - 車輌等の視界向上用小窓 - Google Patents

車輌等の視界向上用小窓

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JPS5826813Y2
JPS5826813Y2 JP1979156872U JP15687279U JPS5826813Y2 JP S5826813 Y2 JPS5826813 Y2 JP S5826813Y2 JP 1979156872 U JP1979156872 U JP 1979156872U JP 15687279 U JP15687279 U JP 15687279U JP S5826813 Y2 JPS5826813 Y2 JP S5826813Y2
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JP
Japan
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lid
small window
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panel
opening
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JP1979156872U
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JPS5673916U (ja
Inventor
順 下郡
Original Assignee
日産車体株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、視界を向上させるため、ドアパネルに小窓を
設けても、該小窓から車室内が見えなL・ようにすると
共に、運転者からは車外が見えるようにし、かつ、該小
窓に車室内が見えないようにする要素、すなわち、ブラ
インドを設けたリッドを取付けても、該リッドを開閉可
能にすることにより、該小窓のアウタパネルに設けられ
たガラスの内側の掃除が容易である車輌用小窓構造を提
供することを目的とするものである。
従来、第16図に示すように、大型バスやマイクロバス
などには、乗客が乗降する折り戸式のドア1に窓2を設
けたものが存在したが、これらのドアは第1γ図に示す
ように、インナパネル3とアウタパネル4とが直接接合
されており、しかも、ドアの厚みの比較的薄いものであ
ったため、製造が容易に行なえたからであり、又、第1
8図、第19図に示すように大型トラックやキャブの下
方に小窓5を設けたものが存在したが、これは、フェン
ダ一部6に設けたものであって、インナパネルがないと
か、あるいは、該小窓5部でインナパネルγとアウタパ
ネル8とが直接接合されたものであった。
又、小窓を広くとり、かつ、側方視界を良好にする位置
に設けると、該小窓によって車室内が外から見えるよう
になり、これを防止するため、該部に外から見え難くす
る着色ガラスや半透明ガラスを設けると、運転者からも
外が見え難くなるという欠点が生じるため設定に苦心し
ていた。
本考案は、ドアパネルに小窓を設け、かつ、上記従来の
問題点を解消したものである。
図面に示す実施例について本考案を説明すれば次の通り
である。
第1実施例・・・・・・第1図、第2図に示す実施例で
あって、ブラインド板を有するリッドをヒンジにより開
閉可能としたものである。
ドアパネルを構成しているアウタパネル11に小窓用外
側開口孔13が明けられ、インナパネル12に小窓用内
側開口孔14が明けられ、該アウタパネル11とインナ
パネル12との間ニ形成された間@29を覆う接続部材
15が、該外側開口孔13の縁部13aと内側開口孔1
4の縁部14aとの間に配され、両縁部13a、14a
と固定され、前記アウタパネル11の小窓用外側開口孔
130縁部13aKウェザ−ストリップ16が囲撓され
、該ウェザ−ストリップ16vcガラス11が嵌着固定
されている。
インナパネル12の小窓用内側開口孔14の縁部14a
にはウェルト18が囲撓され、かつ、該内側開口孔14
の縁部14aの車室内側の下縁には下方に凹入する凹陥
部19が形成されている。
該凹陥部19には、前記ガラス11側が低くなるように
傾斜された薄板状のブラインド板22と透孔28が設け
られたリッド21の一端がヒンジ20を介して取付けら
れ、内側開口孔14を開閉可能になされている。
尚、前記リッド21を樹脂材により成形した場合には、
ヒンジ20も樹脂製とする。
この場合、該ヒンジはリッドと一体に成形してもよい。
23は係止具、24はロック孔である。
第2実施例・・・・・・第3図、第4図、第5図乃至第
T図、第8図乃至第10図、第11図乃至第14図及び
第15図に示す実施例であって、ブラインド板を有する
リッドをインナパネルの内側に取付けたリッドガイド枠
内においてスライド可能としたものである。
第1のタイプ(第3図、第4図参照) ドアパネルを構成しているアウタパネル11に小窓用外
側開口孔13が明けられ、インナパネル12に小窓用内
側開口孔14が明けられ、該アウタパネル11とインナ
パネル12との間に形成された間隙29を覆う接続部材
15が、該外側開口孔130縁部13aと内側開口孔1
4の縁部14aとの間に配され、両縁部13a、14a
と固定され、前記アウタパネル11の小窓用外側開口孔
13の縁部13aにウェザ−ストリップ16が囲撓され
、該ウェザ−ストリップ16にガラス17が嵌着固定さ
れている。
前記インナパネル12の小窓用内側開口孔14の縁部1
4aに、該内側開口孔14の約2倍の横長の開口孔を有
する内張り25を当接させ、その上に内部にリッド21
を横方向にスライドさせるガイド溝2Tを具えたリッド
ガイド枠26を当接させ、インナパネル12にビス又は
リベット30により固定させる。
これにより、リッドガイド枠26のガイド溝27にブラ
インド板22と透孔28が設けられたリッド21を横方
向に摺動可能に取付けられる。
31はリッド収納部となる凹み、32は把手である。
第2のタイプ(第5図乃至第7図参照) インナパネル12の小窓用内側開口孔14の縁部14a
にウェルト41が囲撓され、リッドガイド枠42を前記
ウェルト41に当接させ外方からフィニツシユ43を当
接されて、前記ウェルト41とフィニツシユ43により
挟着させた実施例を示したもので、44はリッドガイド
枠の窓孔、45は開閉時のリッド21のガタッキ(振れ
)を防止するための突条部、21はリッド21のガイド
溝である。
第8図乃至第10図はリッド21のガタッキ(振れ)を
防止するための他の手段を示したものであり、インナパ
ネル12の小窓用内側開口孔14の縁部14aをエンボ
スにより内方に凹入31させ、該凹入31部の上下に断
面り形の振止め50゜51を固定させ、該凹入31部と
前記振止め50゜51により、ブラインド板22と透孔
28を設けたリッド21を横方向に摺動可能に支持させ
、フィニツシユ43を当接させる。
第3のタイプ(第11図乃至第14図参照)フィニツシ
ユとりツドガイト粋の間にブラインド板を設けたリッド
をスライドされるものであって、インナパネル12の小
窓用内側開口孔14の縁部14aにリッドガイド$!−
60を当接させる。
リッドガイド枠60の開口孔60′の横長は内側開口孔
14の横長の約2倍であり、その開口孔縁60aは内方
にL形に屈曲されて、リッド21の受けを形成し、リッ
ドガイド枠60の外面にフィニツシユ43を当接させ、
ビス又はリベットで固定させる。
第4のタイプ(第15図参照) インナパネル12の小窓用内側開口孔14の縁部14a
に設けたウェルト18とフィニツシユ43との間で、ブ
ラインド板22と透孔28を設けたリッド21をスライ
ドさせるようにしたものである。
以上述べたように本考案によれば、ドアパネルに設けた
小窓に開閉可能に取けるブラインドを有するリッドを、
一端にヒンジ、他端に係止具を設けて開閉可能とするか
、あるいは、ガイド溝内をスライドさせることにより開
閉可能としたので、工具を使用することなく容易に開閉
することができるため、窓内の掃除が簡単に行なうこと
ができる。
又、該リッドは着脱式ではないため、窓内の掃除後、該
リッドを取付けるのを忘れることはない。
又、窓内の掃除が簡単にできることからして小窓のガラ
スをも払くことも容易であるため、該ガラスの汚れを容
易に落すことができるため、該汚れによる視界を悪くす
ることがない。
又、外側開口孔の縁部と内側開口孔の縁部との間に接続
部材を固定し、アウタパネルとインナパネルとの間に形
成された間隙を覆うようにしたので、ドアパネルの上方
に形成されたドアガラス嵌入用開口部から該ドアパネル
内に雨水等が浸入したとしても、該雨水等が接続部材で
阻止されて車室内に浸入することがない。
ヌ、該接続部材を設けたことにより、外側開口孔と内側
開口孔との両級部の補強ができる。
又、本考案によれば ドアや車体の比較的低い位置に小
窓を設けても、該小窓によって外から車室内を見られる
ことが少なくなる。
特に、運転席や助手席の足元やシートクッション付近は
かくすことができる。
このため、運転席からの視界条件の良い所に小窓を設け
ることができる。
このように、車外からは車室内を見え難いようにしても
、運転者からの斜下方の側方視界を向上させることがで
きる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例であるヒンジによりリッド
を開閉式としたリッドを開いた状態を示す斜視図、第2
図は同上のリッドを閉じた状態を示す縦断面図、第3図
は本考案の第2実施例である第1のタイプのスライド式
リッドを閉じた状態を示す縦断面図、第4図は同上の分
解斜視図、第5図は本考案の第2実施例である第2のタ
イプのスライド式リッドの分解斜視図、第6図は第5図
のA−A線に相当する部分のリッドガイド枠をウェルト
とフィニツシユで固定した状態を示す拡大縦断面図、第
1図は第5図のB−B線に相当する部分のリッドガイド
枠によりリッドをガイドさせる状態を示す拡大断面図、
第8図は第2のタイプで他の実施例のスライド式リッド
を有するインナパネルの小窓用内側開口孔を示す斜視図
、第9図は同上の内側開口孔に用いるリッドガイドの斜
視図、第10図は第8図のC−C線に相当するりラドガ
イドを組込んだ状態を示す縦断面図、第11図は本考案
の第2実施例である第3のタイプのスライド式リッドを
有するインナパネルの小窓用内側開口孔を示す分解斜視
図、第12図は第11図のD−D線に相当する要部の拡
大縦断面図、第13図は第11図のE−E線に相当する
要部の拡大縦断面図、単14図は第3のタイプのスライ
ド式リッドを示す斜視図、第15図は本考案の第2実施
例である第4のタイプのウェルトとフィニツシユの間で
リッドをスライドさせる状態を示す縦断面図、第16図
はバネのドア等に窓を設けた従来の状態を示す正面図、
第1γ図は第16図のF−F線拡大横断面図、第18図
はトラックのフェンダ−に小窓を設けた従来の状態を示
す要部の側面図。 第19図は第18図のG−G線拡大断面図である。 11はアウタパネル、12はインナパネル、13は小窓
用外側開口孔、14は小窓用内側開口孔、21はリッド
、22はブラインド板、26,42゜60はリッドガイ
)枠、27はガイド溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアパネルを構成しているアウタパネル11VC小窓用
    外側間口孔13が明けられ、インナパネル12に小窓用
    内側開口孔14が明けられ、該アウタパネル11とイン
    ナパネル12との間に形成された間隙20を覆う接続部
    材15が、該外側開口孔130縁部13aと内側開口孔
    140縁部14aとの間に配され、両縁部13a、14
    aと固定され、前記外側開口孔13の縁部13aにはガ
    ラス11が固定され、前記内側開口孔14の縁部14a
    の車室内側には、前記ガラスIT側が低くなるように傾
    斜された薄板状のブラインド板22と透孔28が設けら
    れたリッド21が設けられ、該リッド21は、一端にヒ
    ンジ20.他端に係止具23が設けられているか、ある
    いは、前記内側開口孔14の縁部14aに設けられたガ
    イド溝27に、スライド可能に設けられていることを特
    徴とする車輌等の視界向上用小窓。
JP1979156872U 1979-11-14 1979-11-14 車輌等の視界向上用小窓 Expired JPS5826813Y2 (ja)

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JPS5673916U JPS5673916U (ja) 1981-06-17
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JPS55167808U (ja) * 1979-05-21 1980-12-02

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