JP3619126B2 - 自動車用サイドドアの化粧構造 - Google Patents

自動車用サイドドアの化粧構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3619126B2
JP3619126B2 JP2000232418A JP2000232418A JP3619126B2 JP 3619126 B2 JP3619126 B2 JP 3619126B2 JP 2000232418 A JP2000232418 A JP 2000232418A JP 2000232418 A JP2000232418 A JP 2000232418A JP 3619126 B2 JP3619126 B2 JP 3619126B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trim
door
inner panel
corner member
panels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000232418A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002046477A (ja
Inventor
和伸 中道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2000232418A priority Critical patent/JP3619126B2/ja
Publication of JP2002046477A publication Critical patent/JP2002046477A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3619126B2 publication Critical patent/JP3619126B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/70Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
    • B60J10/74Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
    • B60J10/75Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides for sealing the lower part of the panes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、自動車用サイドドアのドア本体の後上縁部周りにおける化粧構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記自動車用サイドドアの化粧構造には、従来、次のように構成されたものがある。
【0003】
即ち、上記サイドドアが、その車体の幅方向で対面して互いに固着されるアウタ、インナパネルと、これら両パネルの間に位置し、これら両パネルの上端縁間のスリットを通って昇降自在とされる窓ガラスと、上下方向に延びてその下端部が上記両パネルの後端部の間に配設され上記窓ガラスの後端縁を上下方向に摺動自在となるよう嵌入させるガラスランと、このガラスランの上下方向の中途部から上記窓ガラスの後端部を車体の幅方向で挟むように前方に向って突出すると共に、上記各パネルの上端縁に支持される左右一対の化粧用隅部材とを備えている。
【0004】
また、上記サイドドアにおいて、上記インナパネルの車室側の面に化粧用のドアトリムが取り付けられている。このドアトリムは、上記インナパネルの車室側の面をほぼ全体的に覆うトリム本体と、このトリム本体の前部側の上端縁から一体的に延出して上記隅部材よりも前側に位置する上記インナパネルの上端縁にその上方から外嵌されるトリム延出部とを備えている。
【0005】
また、上記トリム本体の後端部の上端縁は車体の幅方向で上記隅部材の車室側の面に隣接させられ、一方、インナパネルの上端縁に沿って延びるウェザーストリップが上記トリム延出部の外面に取り付けられ、上記隅部材とウェザーストリップとは前後方向で連続的に列状に配設されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の技術では、次のような問題点がある。
【0007】
第1に、従来では、車体の側面視で、上記左右隅部材のうちの車外側の隅部材の面積を車室側の隅部材のそれよりも大きくすることにより、車外側からのドアの外観上の見栄えを向上させている。
【0008】
しかし、上記車室側の隅部材の面積は、車外側のそれよりも小さいために、車室側から上記車外側の隅部材をみると、この隅部材の裏面が窓ガラスを通して容易に見えることとなり、これは、車室側からのサイドドアの外観上の見栄えを低下させるものとなって好ましくない。
【0009】
第2に、上記したように、各パネルの上端縁に隅部材が支持され、車室側の隅部材の前方で上記インナパネルの上端縁にドアトリムのトリム延出部が支持され、インナパネルの上端縁に沿って延びるウェザーストリップが上記トリム延出部の外面に取り付けられている。
【0010】
上記の場合、上記各部材の組み付け誤差により、上記隅部材とウェザーストリップとの相対的な組み付け精度が低下して、これら各外面の間に段差が生じるおそれがあり、これも、上記サイドドアの外観上の見栄えを低下させるものとなって好ましくない。
【0011】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、サイドドアの外観上の見栄えを向上させるようにすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の自動車用サイドドアの化粧構造は、次の如くである。
【0013】
請求項1の発明は、車体の幅方向で対面して互いに固着されるアウタ、インナパネル5,6と、これら両パネル5,6の間に位置し、これら両パネル5,6の上端縁8,9間のスリット10を通って昇降自在とされる窓ガラス14と、上下方向に延びてその下端部が上記両パネル5,6の後端部の間に配設され上記窓ガラス14の後端縁を上下方向に摺動自在となるよう嵌入させるガラスラン17と、このガラスラン17の上下方向の中途部から上記窓ガラス14の後端部を車体の幅方向で挟むように前方に向って突出すると共に、上記各パネル5,6の上端縁8,9に支持される左右一対の化粧用隅部材18,18とを備え
【0014】
記インナパネル6の車室側INの面にドアトリム22を取り付け、このドアトリム22が、上記インナパネル6の車室側INの面をほぼ全体的に覆うトリム本体23と、このトリム本体23の前部側の上端縁から一体的に延出して上記隅部材18よりも前側に位置する上記インナパネル6の上端縁にその上方から外嵌されるトリム延出部24とを備え、上記トリム本体23の後端部の上端縁26を車体の幅方向で上記隅部材18の車室側INの面に隣接させる一方、上記インナパネル6の上端縁9に沿って延びるウェザーストリップ27を上記トリム延出部24の上面に取り付けた自動車用サイドドアの化粧構造において、
【0015】
車体の側面視で、上記左右隅部材18,18が互いにほぼ全体的に重なり合うようにし、
【0016】
上記車室側INの隅部材18と上記トリム本体23の後端部の上端縁26とを互いに相対的に位置決めする位置決め手段37を設けたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
【0018】
図において、符号1は、自動車の車体の側部の一部分を構成するサイドドアで、矢印Frは上記車体の前方を示している。
【0019】
上記サイドドア1は、その下部を構成するドア本体2と、上記サイドドア1の上部を構成して上記ドア本体2に支持されるドアウィンド3とを備えている。
【0020】
上記ドア本体2は、車体(サイドドア1)の幅方向で互いに対面して互いに固着される板金製のアウタパネル5とインナパネル6とを備えている。車体の幅方向で、上記アウタパネル5は車外側OUTに位置する一方、インナパネル6は車室側INに位置し、これら両パネル5,6の間には空間7が形成されている。また、上記両パネル5,6の上端縁8,9間には車体の前後方向に長く延びて上記空間7をドア本体2の上方に向って連通させるスリット10が形成されている。
【0021】
上記ドアウィンド3は、上記両パネル5,6の各上端縁8,9から上方に向って突出するサッシ13と、上記ドア本体2の両パネル5,6の上端縁8,9間のスリット10を通って不図示のレギュレータにより昇降自在とされる窓ガラス14とを備えている。
【0022】
車体の側面視(図2)で、上記各上端縁8,9とサッシ13とで囲まれた空間が窓開口15とされ、上記窓ガラス14の昇降により、上記窓開口15が閉開されるようになっている。
【0023】
上下方向に延びてその上端部側が上記サッシ13の後部に支持され、下端部が上記両パネル5,6の後端部の間に配設されてこれら両パネル5,6に支持される弾性でゴム製のガラスラン17が設けられている。このガラスラン17は、その上下方向各部の断面が車体の前方に向って開くほぼコの字形状とされている。このガラスラン17は、その内部に上記窓ガラス14の後端縁を上下方向に摺動自在となるよう嵌入させる。
【0024】
上記両パネル5,6の各上端縁8,9の上方近傍で、上記ガラスラン17の上下方向(長手方向)の中途部から車体の前方に向って左右一対の隅部材18,18が一体的に突出させられている。これら左右隅部材18,18は、上記窓ガラス14の後端部を車体の幅方向で挟むように設けられている。また、上記各隅部材18,18は、上記各上端縁8,9にその上方からそれぞれ外嵌させられてこれら上端縁8,9に支持されている。
【0025】
車体の側面視で、上記左右隅部材18,18は、互いにほぼ同形同大とされ、かつ、互いにほぼ全体的に重なり合うこととされている。上記各隅部材18,18の上端面19は、前下がりの傾斜面とされ、かつ、下方に凹む円弧形状とされている。また、上記各隅部材18,18の前端部の上面は、車体の側面視でほぼ直線的に前下がり状に延びている。
【0026】
上記インナパネル6の車室側INの面に樹脂製の化粧用のドアトリム22が取り付けられている。このドアトリム22は、上記インナパネル6の車室側INの面をほぼ全体的に覆うトリム本体23と、このトリム本体23の前部側の上端縁から一体的に延出して上記隅部材18よりも前側に位置する上記インナパネル6の上端縁9にその上方から外嵌されるトリム延出部24とを備えている。
【0027】
上記トリム本体23の後端部の上端縁26は、車体の幅方向で上記車室側IN側の隅部材18の車室側INの面に接合させられて隣接させられている。一方、上記インナパネル6の上端縁9に沿って延びるウェザーストリップ27が上記トリム延出部24の外面に取り付けられている。上記ウェザーストリップ27は上記トリム延出部24に取り付けられる弾性でゴム製のウェザーストリップ本体28と、このウェザーストリップ本体28に埋入されてこれを保形する板金製のリテーナ29とを備えている。上記車室側INの隅部材18とウェザーストリップ27とは前後方向で連続的に列状に配設され、これら18,27は上記窓ガラス14の車室側INの面に圧接させられている。
【0028】
図2〜5,8において、上記ドアトリム22と上記ウェザーストリップ27とを互いに相対的に位置決めする位置決め手段32が設けられている。この位置決め手段32は、上記ドアトリム22のトリム延出部24を車体の幅方向に貫通するようこのトリム延出部24に形成される嵌合孔33と、上記ウェザーストリップ27のリテーナ29の一部を切り起すことによりこのウェザーストリップ27に一体的に成形され上記嵌合孔33に嵌脱自在に嵌入される嵌合突起34とを備え、この嵌合によって、前後方向と上下方向とで、上記ドアトリム22とウェザーストリップ27との相対的な位置決めがなされる。
【0029】
図1〜5において、上記車室側INの隅部材18と上記トリム本体23の後端部の上端縁26とを互いに相対的に位置決めする位置決め手段37が設けられている。この位置決め手段37は、上記隅部材18を上下方向で貫通するよう形成される嵌合孔38と、上記ドアトリム22のトリム本体23の上端縁26から下方に向って突出するよう一体成形され上記嵌合孔38に嵌脱自在に嵌入されると共に、この嵌合孔38への嵌入状態でこの嵌合孔38の左右内側面に対し後方に向って往、復摺動A,B自在とされる嵌合突起39と、嵌合突起39の突出端部から後方に向って突出するよう一体成形されるフック40とを備えている。
【0030】
上記嵌合孔38に嵌合突起39を嵌入させたとき、この嵌合突起39が上記嵌合孔38の左右内側面に圧接状に接合することとされ、もって、上記車室側INの隅部材18とドアトリム22のトリム本体23との車体の幅方向における相対的な位置決めがなされる。
【0031】
また、上記嵌合孔38に対する上記嵌合突起39の嵌入状態で、上記嵌合孔38に対し上記嵌合突起39を往、復摺動A,Bさせると、上記嵌合孔38の下方への開口縁下面に上記フック40が圧接状に接合、離反自在とされている。
【0032】
図1,5で示すように、上記嵌合孔38に対し上記嵌合突起39を往摺動Aさせて、上記嵌合孔38の開口縁下面に上記フック40を接合させると、この状態から上記隅部材18に対し上記ドアトリム22がそれ以上に上方へ移動することが阻止されて、上記隅部材18とトリム本体23の上端縁26との上下方向での相対的な位置決めがなされ、この際、上記隅部材18の上端面19と、上記トリム本体23の上端面とは互いにほぼ面一とされる。
【0033】
図1,5で示すように、上記嵌合孔38に対し上記嵌合突起39を往摺動Aさせ、この嵌合突起39の後端面を上記嵌合孔38の内面の後端面に接合させると、上記嵌合突起39がそれ以上に往摺動Aすることが阻止されて、前後方向で、上記隅部材18に対する上記ドアトリム22の位置決めがなされる。
【0034】
上記サイドドア1のドア本体2とサッシ13に対し、上記ガラスラン17、各隅部材18、ドアトリム22、およびウェザーストリップ27を組み付ける際の手順を説明する。
【0035】
まず、上記サッシ13にガラスラン17を取り付け、この際、このガラスラン17に一体成形されている各隅部材18を上記ドア本体2の両パネル5,6の各上端縁8,9に取り付ける。
【0036】
次に、車室側INの隅部材18の嵌合孔38に上記ドアトリム22の嵌合突起39をその上方から嵌合させ、この嵌合状態から、上記嵌合孔38に対し上記嵌合突起39とフック40を往摺動Aさせ、上記嵌合孔38の開口縁下面に上記フック40を接合させる。更に、上記嵌合突起39を往摺動Aさせて、この嵌合突起39の後端面を上記嵌合孔38の内面の後端面に接合させる。すると、上記車室側INの隅部材18に対し、上記ドアトリム22が車体の幅方向、上下方向、および前後方向で三次元的に位置決めされる。ここで、上記ドアトリム22は不図示の固着具により、上記ドア本体2のインナパネル6に固着される。
【0037】
次に、上記車室側INの隅部材18前方で上記ドアトリム22のトリム延出部24にウェザーストリップ27を取り付けるが、この際、まず、上記ドアトリム22の嵌合孔33に、ウェザーストリップ27の嵌合突起34を嵌入させる。すると、上記ドアトリム22に対し、上記ウェザーストリップ27が上下方向および前後方向で位置決めされる。ここで、上記ウェザーストリップ27は不図示の固着具により、上記ドアトリム22のトリム延出部24に固着される。
【0038】
上記構成によれば、車体の側面視で、上記左右隅部材18,18が互いにほぼ全体的に重なり合うようにしてある。
【0039】
このため、車室側INから上記車外側OUTの隅部材18が見えることは、車室側INの隅部材18によって防止される。よって、車室側INからのドアの外観上の見栄えが向上する。
【0040】
また、前記したように、上記インナパネル6の車室側INの面にドアトリム22を取り付け、このドアトリム22が、上記インナパネル6の車室側INの面をほぼ全体的に覆うトリム本体23と、このトリム本体23の前部側の上端縁から一体的に延出して上記隅部材18よりも前側に位置する上記インナパネル6の上端縁にその上方から外嵌されるトリム延出部24とを備え、上記トリム本体23の後端部の上端縁26を車体の幅方向で上記隅部材18の車室側INの面に隣接させる一方、上記インナパネル6の上端縁9に沿って延びるウェザーストリップ27を上記トリム延出部24の上面に取り付けた場合において、上記車室側INの隅部材18と上記トリム本体23の後端部の上端縁26とを互いに相対的に位置決めする位置決め手段37を設けてある。
【0041】
このため、上記インナパネル6に対し、車室側INの隅部材18、ドアトリム22、およびウェザーストリップ27を組み付けたときには、上記位置決め手段37により、隅部材18とドアトリム22の相対的な位置決めがなされることから、上記隅部材18と、上記ドアトリム22のトリム延出部24に取り付けられたウェザーストリップ27との相対的な位置決めも自動的になされることとなり、上記隅部材18とウェザーストリップ27との相対的な組み付け精度が向上する。
【0042】
よって、上記隅部材18とウェザーストリップ27の各外面の間に段差が生じることが防止され、サイドドア1の見栄えが向上する。
【0043】
【発明の効果】
本発明による効果は、次の如くである。
【0044】
請求項1の発明は、車体の幅方向で対面して互いに固着されるアウタ、インナパネルと、これら両パネルの間に位置し、これら両パネルの上端縁間のスリットを通って昇降自在とされる窓ガラスと、上下方向に延びてその下端部が上記両パネルの後端部の間に配設され上記窓ガラスの後端縁を上下方向に摺動自在となるよう嵌入させるガラスランと、このガラスランの上下方向の中途部から上記窓ガラスの後端部を車体の幅方向で挟むように前方に向って突出すると共に、上記各パネルの上端縁に支持される左右一対の化粧用隅部材とを備え
【0045】
記インナパネルの車室側の面にドアトリムを取り付け、このドアトリムが、上記インナパネルの車室側の面をほぼ全体的に覆うトリム本体と、このトリム本体の前部側の上端縁から一体的に延出して上記隅部材よりも前側に位置する上記インナパネルの上端縁にその上方から外嵌されるトリム延出部とを備え、上記トリム本体の後端部の上端縁を車体の幅方向で上記隅部材の車室側の面に隣接させる一方、上記インナパネルの上端縁に沿って延びるウェザーストリップを上記トリム延出部の上面に取り付けた自動車用サイドドアの化粧構造において、
【0046】
車体の側面視で、上記左右隅部材が互いにほぼ全体的に重なり合うようにしてある。
【0047】
このため、車室側から上記車外側の隅部材が見えることは、車室側の隅部材によって防止される。よって、車室側からのドアの外観上の見栄えが向上する。
【0048】
また、上記車室側の隅部材と上記トリム本体の後端部の上端縁とを互いに相対的に位置決めする位置決め手段を設けてある。
【0049】
このため、上記インナパネルに対し、車室側の隅部材、ドアトリム、およびウェザーストリップを組み付けたときには、上記位置決め手段により、隅部材とドアトリムの相対的な位置決めがなされることから、上記隅部材と、上記ドアトリムのトリム延出部に取り付けられたウェザーストリップとの相対的な位置決めも自動的になされることとなり、上記隅部材とウェザーストリップとの相対的な組み付け精度が向上する。
【0050】
よって、上記隅部材とウェザーストリップの各外面の間に段差が生じることが防止され、サイドドアの見栄えが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図5の1‐1線矢視断面図である。
【図2】サイドドアを車室側からみた側面部分破断図である。
【図3】サイドドアの部分を車室側からみた斜視図である。
【図4】図3の展開図である。
【図5】図2の部分拡大図である。
【図6】図2の6‐6線矢視断面図である。
【図7】図5の7‐7線矢視断面図である。
【図8】図5の8‐8線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 サイドドア
2 ドア本体
5 アウタパネル
6 インナパネル
8,9 上端縁
10 スリット
14 窓ガラス
17 ガラスラン
18 隅部材
22 ドアトリム
23 トリム本体
24 トリム延出部
26 上端縁
27 ウェザーストリップ
37 位置決め手段
38 嵌合孔
39 嵌合突起
40 フック
OUT 車外側
IN 車室側
A 往摺動
B 復摺動

Claims (1)

  1. 車体の幅方向で対面して互いに固着されるアウタ、インナパネルと、これら両パネルの間に位置し、これら両パネルの上端縁間のスリットを通って昇降自在とされる窓ガラスと、上下方向に延びてその下端部が上記両パネルの後端部の間に配設され上記窓ガラスの後端縁を上下方向に摺動自在となるよう嵌入させるガラスランと、このガラスランの上下方向の中途部から上記窓ガラスの後端部を車体の幅方向で挟むように前方に向って突出すると共に、上記各パネルの上端縁に支持される左右一対の化粧用隅部材とを備え
    記インナパネルの車室側の面にドアトリムを取り付け、このドアトリムが、上記インナパネルの車室側の面をほぼ全体的に覆うトリム本体と、このトリム本体の前部側の上端縁から一体的に延出して上記隅部材よりも前側に位置する上記インナパネルの上端縁にその上方から外嵌されるトリム延出部とを備え、上記トリム本体の後端部の上端縁を車体の幅方向で上記隅部材の車室側の面に隣接させる一方、上記インナパネルの上端縁に沿って延びるウェザーストリップを上記トリム延出部の外面に取り付けた自動車用サイドドアの化粧構造において、
    車体の側面視で、上記左右隅部材が互いにほぼ全体的に重なり合うようにし、
    上記車室側の隅部材と上記トリム本体の後端部の上端縁とを互いに相対的に位置決めする位置決め手段を設けた自動車用サイドドアの化粧構造。
JP2000232418A 2000-07-31 2000-07-31 自動車用サイドドアの化粧構造 Expired - Fee Related JP3619126B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000232418A JP3619126B2 (ja) 2000-07-31 2000-07-31 自動車用サイドドアの化粧構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000232418A JP3619126B2 (ja) 2000-07-31 2000-07-31 自動車用サイドドアの化粧構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002046477A JP2002046477A (ja) 2002-02-12
JP3619126B2 true JP3619126B2 (ja) 2005-02-09

Family

ID=18725109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000232418A Expired - Fee Related JP3619126B2 (ja) 2000-07-31 2000-07-31 自動車用サイドドアの化粧構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3619126B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002046477A (ja) 2002-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7775580B2 (en) Door glass guiding structure for vehicle
EP2711220B1 (en) Assembly structure of wheather strip
JP4363910B2 (ja) 自動車のドア構造
JP2005255113A (ja) 自動車用窓ガラスの支持構造
JP3619126B2 (ja) 自動車用サイドドアの化粧構造
JP4015130B2 (ja) 自動車用窓ガラスの支持構造
JP4177279B2 (ja) 自動車用窓ガラスの支持構造
JP4281628B2 (ja) サンルーフ装置
JP3664982B2 (ja) バックドアのモール取付け構造
JPS6020495Y2 (ja) 自動車のサイドドア構造
JP3520970B2 (ja) スライドドア用センタレールのレールエンドガーニッシュ取付け構造
JP4139345B2 (ja) 自動車用窓ガラスの支持構造
JP6732847B2 (ja) 自動車のドア構造
JPS5826813Y2 (ja) 車輌等の視界向上用小窓
JPS6027690Y2 (ja) 自動車用サイドドアのシ−ル構造
JPH0115527Y2 (ja)
JPH046324Y2 (ja)
JP4225090B2 (ja) 車両用ドア構造
JP4264797B2 (ja) 車体のシール構造
JP2801619B2 (ja) 自動車用ウインドウパネルのシール構造
JPH0820247A (ja) 自動車用ドアのシール構造
JPH0626412Y2 (ja) 車両用ドアサッシュ構造
JPH0520576Y2 (ja)
JPH0535848Y2 (ja)
JPS6027689Y2 (ja) 自動車のリヤサイドドア構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees