JPS5822899B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPS5822899B2
JPS5822899B2 JP53100060A JP10006078A JPS5822899B2 JP S5822899 B2 JPS5822899 B2 JP S5822899B2 JP 53100060 A JP53100060 A JP 53100060A JP 10006078 A JP10006078 A JP 10006078A JP S5822899 B2 JPS5822899 B2 JP S5822899B2
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徹 馬路
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征治 久保
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脩策 長原
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体単結晶基板上に製作した受光装置あるい
は固体撮像装置の改良に関する。
撮像装置として従来用いられて来たのは蓄積モードで動
作する光導電ターゲットを電子ビームで走査する形式の
撮像管である。
この場合電子ビームを用いているため、高電圧を必要と
すること、小型化が困難であること等の難点がある。
これらの難点を克服するために考案されたのが固体撮像
装置あるいは撮像板である。
第1図は固体撮像装置の原理を示したものである。
各絵素4は基盤目状に配置され一点づつXYアドレス方
式により読み出される。
絵素子の選択は水平走査信号発生器1と垂直走査信号発
生器2により行なわれる。
3は各絵素に接続されたスイッチ部、5は出力端である
各絵素の光電変換部の具体的構成はSL基板に直接拡散
領域を形成する例、光導電性薄膜を利用する例等がある
しかし、81基板に拡散領域を形成し光電変換部を構成
する例は実用的に次の様な重大な欠点を持つ。
固体撮像装置が撮像管に匹敵する解像度を有するために
は500X400個ないしそれ以上の絵素数が要求され
る。
絵素の寸法は最も小さくしても20μm×20μm以下
にすることは難しいのでSi基板の大きさとしては1c
rrt×lCrl1程度あるいはそれ以上の超大型IC
となる。
チップサイズが大きくなると走留りが低くなる。
コスト而の不利は子犬なものである。
また、各絵素は一般にMOSスイッチをそのソース領域
を利用した光電変換部(前記Si基板への拡散領域にあ
たる)より構成されるが、この二次元的に配列されるM
OSスイッチが相当面積を占め受光面の構成としては得
策でない。
また縦横に走る配線は当然ダイオード面上も走るため光
の入射面積が減少する。
これらは光感度の低下を招き、信号の出力が小さくなる
ため信号対雑音比(S/N比)を落とす原因となってい
る。
一方、光導電性薄膜を利用する例は、前記MOSスイッ
チ等のXYアドレスを行なう走査回路をSi基板上に形
成し、この上層部に光導電性薄膜を三次元的に配置し受
光部を構成するものである。
この様な固体撮像装置の例は特開昭51−95720号
公報等に開示されるものである。
第2図にその原理を説明するための断面図を示す。
81基板6中に拡散領域7,8を設けMOSスイッチの
ソースおよびドレインとなす。
10はMOSスイッチのゲート電極、5は信号の取り出
しのためのドレイン電極、16はソース電極である。
このように構成されたスイッチ回路の上部に光導電薄膜
17および透明電極18が形成される。
なお、13は絶縁物層である。
電極16はたとえばSb2S3 J CdS +As2
Se3+多結晶Si等光伝導性を示す物質からなる光導
電性薄膜1γを介して透明導伝性薄膜18との間に電極
の面積Sに応じた容量Cを形成する。
電極パターンはマトリックス状に分離して置かれている
ため、容量がマトリックス状に配置されたことになる。
この容量は間に光導電性薄膜を介しているため感光素子
として働くことになり絵素を形成する。
感光素子を等価回路で表わせば、光の強度によって電気
抵抗の変わる可変抵抗Rの容量Cの並列接続で表わすこ
とができる。
容量Cの大きさは電極面積Sと光導電性薄膜11の膜厚
tと誘電率εで決まりC=5°8で表わされる。
また抵抗の大きさはその位置の電極面に入射する光の強
度に反比例し、光が全く当たらない場合は光導電性薄膜
の種類にもよるが一般にR−■となる。
透明電極18にはターゲット電圧(VT)が印加されて
いるので1フイールドの間に光の当たらない部分の容量
はそのままの電圧VTを保持する。
光の当たる部分はその強度に応じて抵抗Rが小さくなる
ので、容量Cに貯えられた電荷は放電し、容量に保持さ
れた電圧は光量に比例して減少する。
■フィールド期間に放電して残った電圧をUTとすれば
、電圧VU−UTに相当した充電電流が流れ、充電が完
了すると再びターゲット電圧まで持ち上げられる。
この時の充電電流がこのフィールドに対応したビデオ信
号となる。
この様な固体撮像装置においては分光感度特性、解像度
、SN比、残像特性といった撮像特性が当然重要である
が、このため光導電性薄膜の耐熱性、機械的強度等が極
めて重要となる。
すなわちSi基体上に光導電薄膜をつけたあと透明電極
をつけることが必要であるが、透明電極として5n02
(スズネサ)を用いるときには400〜500℃透明電
極として■。
ネサを用いるときでも250℃前後の基板加熱を必要と
した。
これが光導電膜の耐熱性が要求される理由である。
半透明の金属薄膜を透明電極の代りに使うこともでき、
この場合は基板加熱を行なう必要がない。
しかし金属薄膜による反射と吸収のため、撮像上重要な
特性である光感度が著しく低下し好ましくない。
このことは第3図に示した構造の撮像デバイスにおいて
;特に問題となるものである。
即ち通常の撮像管の撮像ターゲットにおいてはガラス面
板上にまずネサ電極をつけそのあと光導電薄膜をつける
ので耐熱性の有無は少なくとも製造過程においては問題
とならない。
機械的強度もまた重要である。
光導電薄膜をつけたあとネサ電極づけ、さらにカラー撮
像板の場合はフィルタつけ等の操作が必要であり、取扱
かい容易性の観点から機械的強度が要求される。
また光導電性薄膜はその比抵抗が1010Ω、Crn。
以上であることが要求される。
これは特定の絵素が走査される時間間隔すなわち蓄積時
間内に電荷パターンが拡散して消滅しないことが必要だ
からである。
多結晶Siを光導電性薄膜に用いたときには特に比抵抗
が低く膜をモザイク状に分割する必要がありプロセスが
複雑になると同時に歩留りが低下する。
またSb2S3やA8□Se蒔の光導電性薄膜では機械
的強度、耐熱性に問題があり、第2図に示した構造の撮
像デバイスに用いるには実用上適当ではなかった。
本発明は上記従来技術の難点を解決するものである。
基本的構造は第2図に例示したものと同様で、4走査回
路等をSi基板上に形成しこの上部に光導電性薄膜を配
置するものである。
特に本発明の特徴は、この光導電性薄膜として、水素を
含有するシリコンを主体とする非晶質材料を用いること
にある。
特に50原子%以上のシリ。コンと、10原子%ないし
50原子%の水素を含有する非晶質材料が好ましい。
この場合、非晶質材料中のシリコンの一部は同族元素で
あるゲルマニウムもしくはカーボンの少なくとも一部で
置換することが出来る。
置換量はシリコンの60%迄が限度である。
膜厚は0.05μm以上で用いる。
実用上0.2μm〜4μmの範囲より選定することが一
般的である。
また、薄膜は多層としても、或は組成を連続的に変化せ
しめても良い。
このようにシリコンと水素を同時に含有する非晶質膜は
1010Ω、crrL以上の高い比抵抗にすることが容
易にでき、かつキャリアの走行をさまたげる捕獲準位が
非常に少ない優れた材料である。
本発明の光導電材料は種々の方法で製造することが出来
る。
以下、代表的な例を説明する。第1の方法は反応性スパ
ッタリング法である。
第3図に反応性スパッタリング法に用いる装置の模式図
を示す。
装置そのものは一般的なスパッタリング装置である。
101は真空に排気し得る容器、102はスパック・タ
ーゲット、103は試料基板、104はシャッタ、10
5はスパッタ用高周波発振器よりの入力、106は基板
加熱用ヒータ、10γは基板冷却用水冷管、108は高
純度水素導入口、109はアルゴン等のガス導入口、1
10はガス溜、111は圧力計、112は真空計、11
3は排気系への接続口である。
スパッタ用のターゲットは溶融シリコンを切り)出した
ものを用いれば良い。
またシリコンとゲルマニウムやカーボンを含有する非晶
質材料の場合はこれら3種の■族元素を組み合せたター
ゲットを用いる。
この場合、たとえば、シリコンの基板上(こグラファイ
トやゲルマニウム等の薄片をとう載しターゲットとする
のが好都合である。
シリコンとゲルマニウムや炭素の面積比を適当に選ぶこ
とによって非晶質材料の組成を制御することが出来る。
勿論、逆に例とえは炭素基板上にシリコン薄片を設けて
も良い。
更に両材料を並置してター1ゲツトを構成しても良いし
、或いは組成の溶融物を用いても良い。
又、スパッタ用のター1ゲツトとして、たとえば予め、
リン(P)ヒ素(As)、はう素(B)等を含んだSi
を用いることにより、これらの元素を不純物として導入
することが可能である。
この方法によってn型、p型等任意の伝導型の非晶質材
料を得ることができる。
また、この様な不純物のドーピングによって、材料の抵
抗値を変化させることが出来る。
〜1013Ω一工程度の高抵抗も実現で;きる。
なお、この様な不純物のドーピングは、希ガス中にジボ
ランやホスフィンを混合する方法も取り得る。
上述の如き装置を用いて、水素(H,2)を30モル%
以下の種々の混合比で含むAr雰囲気中で、高1周波放
電を発生せしめSi及びグラファイトをスパック−し、
これを基板上に堆積させることにより薄層を得ることが
できる。
この場合水素を含むAr雰囲気の圧力は、グロー放電が
維持できる範囲であればいずれでもよく、一般に0.0
01〜)1.0Torr程度を用いる。
0.0〜1. OTorrの場合特に安定である。
試料基板の温度は室温より300℃の間で選択するのが
良い。
150〜250℃が最も実用的である。
余り低温では好都合に水素を非晶質材料中に導入しずら
く、又余り高温でも水素は逆に非晶質材料より放出され
る傾向を持つからである。
Ar雰囲気中の水素分圧を制御することによって、含有
水素量を制御する。
雰囲気中の水素量を5〜7モル%とした場合、非晶質材
料中に約30原子数%の含有量を実現できる。
他の組成についても大略この割合を目安に水素分圧を設
定すれば良い。
材料中の水素成分は加熱により発生する水素ガスを質量
分析法で定量した。
なお、雰囲気のArはKr等他の希ガスにおき替えるこ
とができる。
また、高抵抗の膜を得るに、マグネトロン型の低温高速
スパッタ装置が好ましい。
本発明の非晶質材料を製造する第2の方法はグロー放電
を用いる方法である。
SiH4のグロー放電を行って有機物を分解させて基板
上に堆積させることによって形成される。
また、SiとCを含有する非晶質材料の場合は5IH4
とCH4の混合ガスを用いれば良い。
この場合5iI(4とCH4の混合気体の圧力は0.1
〜5Torrの間に保つ。
グロー放電は、直流バイアス法でも、高周波放電法でも
よい。
また、5tH4とCH4の混合気体の比率を変えること
により、SiとCの割合を制御できる。
良質の非晶質材料を得るためには、基板温度は200℃
〜400℃に保つ必要がある。
p塑成いはn型の非晶質材料を作成するには5IH4と
CH4の混合気体に更にそれぞえB2H6゜PH3等を
0.1〜1%(体積比)を混合させることにより行うこ
とができる。
また、H2を含有する雰囲気中での電子ビーム蒸着法に
依っても本発明の非晶質膜を作製することが出来る。
実施例 1 第4図から第10図までは本発明の固体撮像装置の製造
方法を示す装置断面図である。
半導体基板に形成されるスイッチ回路等走査回路部は通
常の半導体装置の工程を用いて製造される。
第4図に示す如く、p型シリコン基板20上に800λ
程度の薄いSiO2膜21全21し、このS i 02
膜上の所定の位置に1400人程度のSi3N4膜22
を形成する。
SiO2膜は通常のCVD法、Si3N4膜はS i3
N、、NH4,’N2を流したCVD法によった。
シリコン基板上部よりイオン・インプランテーションに
よってp拡散領域23を形成する。
第5図がこの状態である。この拡散領域23は各素子の
分離をよりよくなすために設けた。
次いでH2:02二1:8雰囲気中でシリコンを局所酸
化し、S r 02層24を形成する(第6図)。
この方法は一般にLOGO8と呼ばれている素子分離の
ためのシリコンの局所酸化法である。
−担、513N4膜22およびS io 2膜21を除
去し、MOSトランジスタのゲート絶縁膜25をSiO
2膜で形成する。
次いでポリシリコンによるゲート部26、および拡散領
域27.28を形成しく第1図)、更にこの上部OこS
io 2膜29を形成する。
そしてこの膜中にソース21およびドレイン28の電極
取り出しロエッチングで開孔する(第8図)ドレイン電
極31としてAlを8000人蒸着する。
更にSiO2膜32全3200人に形成し、続いてソー
ス電極33としてAlを1μm蒸着する。
第9図がこの状態を示す断面図である。
なお、電極33は領域27,28、およびゲート部を覆
う如く広く形成した。
これは素子間分離用拡散層23の間の信号処理領域に光
が入射するとブルーミングの原因となり望ましくないた
めである。
また、周辺に配置されるシフトレジスタ一部はたとえば
第11図に例示する如き一般的構成で良い○ この例は一対のインパーク回路と一対の遅延回路で構成
される2相ダイナミツクシフトレジスタで走査パルスの
シフトを行なうクロックパルスの位相に関係なく安定し
た動作が得られる。
スタートパルスVIN を入力すると、各ビット端子か
らはクロックパルスCP2に同期した順次シフトパルス
■o1.vo2・・・・・・が出力される。
第12図はこの動作のタイミングを示すものである。
勿論シフトレジスタの具体的回路構成はこれに限られる
ものでないことはいうまでもない。
この様にして走査回路MOSトランジスタ部が完成する
このMOSトランジスタ部の上部に受光部を形成する。
第13図81基体部の平面図を示す。41は電極用コン
タクト穴である。
次いでこれまでの工程により準備された半導体基体りを
マグネトロン型のスパッター装置に装着する。
装置は第3図に示した通りである。雰囲気はArと水素
の混合ガスで0.2Torrとなした。
水素含有量は6モル係である。
スパッター・ターゲットはシリコンを用いる。
周波数13.56 MHz。入力300Wで反応性スパ
ッターを行ない、前記半導体基体40上に水素を含有す
る非晶質シリコン薄膜35を500umの厚さに堆積す
る(第10図)。
この非晶質薄膜中の水素含有量は20原子%で、比抵抗
は5×1013Ω・ぼであった。
非晶質シリコン薄膜35の上部にバイアス電圧用の第1
の電極をつける必要がある。
全光を上部から入射させる必要があるためこの電極は透
明電極となす。
非晶質シリコンの耐熱性は300℃なのでIn2O3に
よるネサ電極を用いた。
ネサ電極上ノ一部で受光部でないところにCr −Au
をマスク蒸着し、ここにワイヤボンディングしてバイア
ス用電極とした。
通常の半導体装置と同様に半導く体基体40の裏面にA
u膜等で第2の電極を形成する。
この様にして固体撮像装置が完成する。なお、第10図
の31は入射光を示す。
以上の如き方法で作製した固体撮像装置はブルーミング
のない良好な画面を得ることを可能とする。
実施例 2 光導電性薄膜として第1表に示す如き材料を用いて固体
撮像装置を製造した。
製造手順は実施例1に説明したものと同様である。
また、光導電薄膜として次の様な構成を取ることにより
分光感度特性改善をはかることが出来る。
まず、水素を25原子特含有する非晶質シリコン膜を1
μ、次いで水素を20原子%、ゲルマニウム20原子%
、シリコン60原子%なる非晶質材料、および水素を2
0原子%、カーボン30原子%、シリコン50原子%な
る非晶質材料の層を各各0.5μの積層となす。
形成方法は前述の反応性スパック−法に依った。
更に真空蒸着装置に入れCe 02を抵抗加熱法により
10nmの厚さに蒸着する。
最後に金を25nmの厚さに蒸着した。金もこの程度の
厚さであれば光の透過率も60%以上となすことが出来
十分な光強度が得られる。
上記実施例のCeO2の代りに5in2.TiO□等を
堆積しても良好な結果が得られた。
膜厚としては100人−300人を用いた。
実施例 3 n型シリコン基板上に実施例1と同様にMOSトランジ
スタを用いたシフトレジスタとスイッチング用MO8F
ETを製造する。
基本的な構造は実施例1と同様である。
ただし、基板はn型であるのでp型チャネルの構成とな
る。
これは周知の半導体IC作製方法に従かえば良い。
このようにして走査回路が準備されたSi基体上にグロ
ー放電による方法で水素を含有する非晶質シリコンを堆
積した。
放電雰囲気はS + H4,1,5Torrである。
基体を500℃に加熱し、高周波入力を周波数0.5
MHz、圧力1.0Torr、基板温度300℃とし非
晶質材料を堆積した。
非晶質材料の膜厚は21tm、比抵抗I X 10’i
Ω・濃であった。
この非晶質材料上にIn2O3によりネサ電極を形成し
、固体撮像装置を製造した。
実施例 4 本例は走査回路としてCCD (Charge Cou
pl−ed Device )転送層域を用いるもので
ある。
第14図に各要素の配置の平面説明図を示す。
50は水平クロック端子、51は垂直クロック端子、・
52は出力水平転送レジスタ、53は垂直転送ゲート、
54は垂直アナログ転送レジスタ、55は拡散領域とこ
れを′ノースとするMO8形スイッチが組み合わされ絵
素の部分である。
第15図はCCD転送領域の断面図、第16図は絵素の
部分の断面図である。
第15図ではSi基板61上に絶縁層を介して電極62
.63が形成され、2相のクロック電圧を64.65を
通して印加される。
これによりSi基板内のポテンシャルウェルが移動し、
電荷の転送が行われる。
第16図は受光領域即ち絵素の部分の断面図で、11は
拡散層、12は絶縁層、13は金属電極、γ4はゲート
、γ5は光導電膜、γ6は透明電極である。
この受光領域に第15図に示したCCD転送領域が続け
て形成されている。
透明電極γ6、光導電膜γ5、金属電極γ3は受光部を
形成し、ここに誘起されたキャリアを転送領域に移動さ
せるスイッチ領域がゲー!へ14を有する部分で、実質
的なMOSスイッチを形成している。
CCD転送領域およびMOSスイッチ部を形成したSi
基板を準備し、マグネトロン型スパッター装置にこれを
装着する。
雰囲気をArと水素の混合ガスで0.2T(+rrとし
た。
水素含有量は6モル%である。
スパック−・ターゲットはシリコンとした。
なお、Si基板に構成する各要素、即ちCCD転送領域
、MOSスイッチ部等はこれまで知られている方法で製
造すれば良い。
周波数13.56 MHz、入力300Wで反応性スパ
ッターを行ない、前記Si基板の受光部上部に水素を含
有する非晶質材料薄膜γ5を500 nmの厚さに堆積
する。
この非晶質材料中の水素含有量は20原子数%で、比抵
抗は5X1013Ω、crILであった。
In2O3ネサ電極をこの非晶質材料上に形成する。
ネサ電極の一部よりCr−Auをマスク蒸着し、ここに
ワイヤボンティングしてバイアス用電極とした。
第14図を用いて動作を簡単に説明する。
受光部に透明電極を介して光が尚たると、この光信号に
より誘起されたキャリアは、受光部55中の拡散領域と
垂直アナログ転送レジスタ54の間のゲート電極に電圧
を印加することによって垂直転送レジスタ54へ移され
る。
垂直転送レジスタは2相垂直クロツク端子51を通して
駆動されるCCDで一列ずつ垂直転送ゲート53を通し
て出力水平転送レジスタ52へ送られる。
この水平転送レジスタは同じく2相水平クロツク端子5
0を通して駆動されるCCDであり、信号Cく対応する
電荷が出力へと送られ信号出力として外部へ取り出され
る。
水平転送レジスタの転送は垂直転送ゲートへの印加電圧
パルス周期内(こ完了するように2相1駆動の周波数を
選んでおけばよい。
以上の実施例を用いて説明した本発明の撮像デバイスは
分光感度が視感度とマツチングがよい、感度、雑音特性
がよい。
高分解能、ブルーミングがない等の特徴を有する他、低
消費電力、小型、軽量、信頼性が高い等の特徴も有して
おり、工業的効果が極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は固体撮像装置の原理を示す図、第2図は光導電
性薄膜を用いた固体撮像装置の絵素部分の断面図、第3
図は反応性スパッタ装置の説明図、第4図から第10図
までは本発明の固体撮像装置の製造工程を示す要部断面
図、第11図はシフトレジスタの例を示す図、第12図
はシフトレジスタの動作タイミングを示す図、第13図
は実施例の固体撮像装置の平面図、第14図は走査回路
としてCCDを用いた実施例の説明図、第15図はCC
D転送領域の断面図、第16図は受光部断面図である。 図において、1・・・・・・水平走査信号発生器、2・
・・・・・垂直走査信号発生器、3・・・・・・スイッ
チ部、4・・・・・・絵素、5・・・・・・出力端、6
,20・・・・・・半導体基板、?、8,2γ、28・
・・・・・拡散領域、10,26・・・・・・ゲート電
極、13,29.32・・・・・・絶縁層、16.33
・・・・・・第1の導電層、17,35・・・・・・光
導電薄膜、18.36・・・・・・透明電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個の光電変換部を順次選択する走査手段を少な
    くとも有する半導体基板と、この半導体基板上部に少な
    くとも光電変換材料層、およびこの光電変換材料層の上
    部に透光性電極が配されて成る光電変換部とを有する固
    体撮像装置において、前記光電変換材料がシリコンを主
    体とし、水素を含有する非晶質材料なることを特徴とす
    る固体撮像装置。 2 前記光電変換材料層が少なくとも水素を含有する雰
    囲気中での反応性スパッタリング法により形成されたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の固体撮像装
    置。 3 前記光電変換材料層が少なくともシランを含有する
    雰囲気中でのグロー放電法により形成されたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の固体撮像装置。 4 特許請求の範囲第1項記載の固体撮像装置において
    、前記走査手段は少なくとも電界効果型トランジスタに
    よって構成されることを特徴とする固体撮像装置。 5 特許請求の範囲第1項記載の固体撮像装置において
    、前記走査手段は少なくとも電荷転送素子によって構成
    されることを特徴とする固体撮像装置。
JP53100060A 1978-08-18 1978-08-18 固体撮像装置 Expired JPS5822899B2 (ja)

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