JPS58220508A - 演算増幅器 - Google Patents
演算増幅器Info
- Publication number
- JPS58220508A JPS58220508A JP57102191A JP10219182A JPS58220508A JP S58220508 A JPS58220508 A JP S58220508A JP 57102191 A JP57102191 A JP 57102191A JP 10219182 A JP10219182 A JP 10219182A JP S58220508 A JPS58220508 A JP S58220508A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistors
- output stage
- voltage
- channel type
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は差動増幅回路と出力回路の一体化を図ることに
よって位相遅れを小さくし、高周波領域においても安定
に動作するMOS トランジスタ形演算増幅器に関する
ものである。
よって位相遅れを小さくし、高周波領域においても安定
に動作するMOS トランジスタ形演算増幅器に関する
ものである。
第1図は従来の広帯域増幅に適した演算増幅器の回路図
の一例を示すもので、 MOS )ランジスタ(以下単
にトランジスタという。)1乃至5よりなる差動増幅回
路と、トランジスタ6及び7よりなる位相補償用バッフ
ァのソース・ホロワ回路と、トランジスタ8,9及び1
0よりなる出力段のカスコード回路及び位相補償容量1
1により構成されている。なお、12は反転入力端子、
13は非反転入力端子、14は出力端子、15及び16
は電源端子を示し、VBよ及びVB□は各増幅段の動作
点を定めるバイアス電圧でアル。
の一例を示すもので、 MOS )ランジスタ(以下単
にトランジスタという。)1乃至5よりなる差動増幅回
路と、トランジスタ6及び7よりなる位相補償用バッフ
ァのソース・ホロワ回路と、トランジスタ8,9及び1
0よりなる出力段のカスコード回路及び位相補償容量1
1により構成されている。なお、12は反転入力端子、
13は非反転入力端子、14は出力端子、15及び16
は電源端子を示し、VBよ及びVB□は各増幅段の動作
点を定めるバイアス電圧でアル。
このように構成された演算増幅器においては、電圧利得
はトランジスタ1乃至5よりなる差動増幅回路とトラン
ジスタ8,9及び10よりなる出力段とで得ており、こ
の2段の増幅段でそれぞれ位相遅れを生じ、高い周波数
に対する位相遅れは各段で90°に達し、全体では18
C以上になるだめ、この回路を負帰還回路に応用すると
き、高周波領域で発振する等の不安定な動作を引き起す
。高周波領域での安定化のため位相補償回路が必要にな
るが、ここでは差動増幅回路の周波数帯域を制限するこ
とによってそれを実現している。従って、出力段にカス
コード回路を採用し、入力容量低減によって差動増幅回
路の周波数帯域を広げようとしても、位相補償容量11
の付加により効果が少くなり、広帯域で安定に動作する
演算増幅器を実現することが難しいという欠点があった
。
はトランジスタ1乃至5よりなる差動増幅回路とトラン
ジスタ8,9及び10よりなる出力段とで得ており、こ
の2段の増幅段でそれぞれ位相遅れを生じ、高い周波数
に対する位相遅れは各段で90°に達し、全体では18
C以上になるだめ、この回路を負帰還回路に応用すると
き、高周波領域で発振する等の不安定な動作を引き起す
。高周波領域での安定化のため位相補償回路が必要にな
るが、ここでは差動増幅回路の周波数帯域を制限するこ
とによってそれを実現している。従って、出力段にカス
コード回路を採用し、入力容量低減によって差動増幅回
路の周波数帯域を広げようとしても、位相補償容量11
の付加により効果が少くなり、広帯域で安定に動作する
演算増幅器を実現することが難しいという欠点があった
。
また、位相補償回路のソース・ホロワ回路には広帯域で
あるものが必要であるため消費電力が増加する欠点もあ
り、さらに容量素子を必要とするだめ、集積回路に内蔵
する場合に製造プロセスが複雑になり、経済的でないと
いう欠点もあった。
あるものが必要であるため消費電力が増加する欠点もあ
り、さらに容量素子を必要とするだめ、集積回路に内蔵
する場合に製造プロセスが複雑になり、経済的でないと
いう欠点もあった。
本発明はこれらの欠点を解決するために、位相補償回路
を付加しなくても、高周波域において位相遅れが少く安
定に動作することのできる演算増幅器を提供しようとす
るものである。
を付加しなくても、高周波域において位相遅れが少く安
定に動作することのできる演算増幅器を提供しようとす
るものである。
第2図は本発明の一実施例の回路構成を示すもので、1
2は反転入力端子、13は非反転入力端子、14は出力
端子、15及び16は電源端子を示すことは第1図の場
合と同じであり、21乃至28は入力段を構成するトラ
ンジスタ、29乃至32は出力段を構成するトランジス
タであり、’811 VB2 ”B3及びVB4は各部
の動作点を決めるバイアス電圧である。
2は反転入力端子、13は非反転入力端子、14は出力
端子、15及び16は電源端子を示すことは第1図の場
合と同じであり、21乃至28は入力段を構成するトラ
ンジスタ、29乃至32は出力段を構成するトランジス
タであり、’811 VB2 ”B3及びVB4は各部
の動作点を決めるバイアス電圧である。
ここで、Pチャネル形及びNチャネル形のトランジスタ
25及び、26は第1及び第2の定電流源の機能を持ち
、Nチャネル形のペアトランジスタ22と27及びPチ
ャネル形のペアトランジスタ23と28はそれぞれ同一
特性のトランジスタで差動対を形成しているが、トラン
ジスタ27及び28は負荷素子を持たず直接電源端子1
5及び16へ接続される。
25及び、26は第1及び第2の定電流源の機能を持ち
、Nチャネル形のペアトランジスタ22と27及びPチ
ャネル形のペアトランジスタ23と28はそれぞれ同一
特性のトランジスタで差動対を形成しているが、トラン
ジスタ27及び28は負荷素子を持たず直接電源端子1
5及び16へ接続される。
反転入力端子12と非反転入力端子13の入力電位差に
応じて、差動対を形成しているペアトランジスタ22と
27笈び23と28に流れる電流は変化する。
応じて、差動対を形成しているペアトランジスタ22と
27笈び23と28に流れる電流は変化する。
トランジスタ22及び23の電流変化はPチャネル形及
び−Nチャネル形のトランジスタ21及び24に伝達さ
れる。
び−Nチャネル形のトランジスタ21及び24に伝達さ
れる。
Pチャネル形のトランジスタ21と29及びNチャネル
形のトランジスタ24と32はそれぞれカレントミラー
回路を構成しているので、トランジスタ21(又は24
)の電流とトランジスタ29(又は32)の電流との比
はトランジスタ寸法比によって決まる一定の比をとり、
従って、トランジスタ22(又は23)の電流とトラン
ジスタ29(又は32)の電流との比は常に一定である
。
形のトランジスタ24と32はそれぞれカレントミラー
回路を構成しているので、トランジスタ21(又は24
)の電流とトランジスタ29(又は32)の電流との比
はトランジスタ寸法比によって決まる一定の比をとり、
従って、トランジスタ22(又は23)の電流とトラン
ジスタ29(又は32)の電流との比は常に一定である
。
い捷、非反転入力端子13の電圧が反転入力端子12の
電圧より高くなると、トランジスタ22の電流は増加し
、トランジスタ29の電流も増加する。またトランジス
タ23の電流は減少し、−ラ°
トランジスタ32の電流も減少する。
電圧より高くなると、トランジスタ22の電流は増加し
、トランジスタ29の電流も増加する。またトランジス
タ23の電流は減少し、−ラ°
トランジスタ32の電流も減少する。
トランジスタ29及び32の電流変化は、Pチャネル形
及びNチャネル形のトランジスタ30及ヒ31を負荷と
して出力端子14の端子電圧を共に上昇させ、大きな電
圧変化に変換させ、大きな差動電圧利得を実現できる。
及びNチャネル形のトランジスタ30及ヒ31を負荷と
して出力端子14の端子電圧を共に上昇させ、大きな電
圧変化に変換させ、大きな差動電圧利得を実現できる。
まだ、反転入力端子12と非反転入力端子13に同相の
電圧変化が加えられた場合、トランジスタ22と27及
び23と28には等しい電流が流れ、トランジスタ21
及び24には電流変化は起らず、大きな同相信号除去比
も実現できる。
電圧変化が加えられた場合、トランジスタ22と27及
び23と28には等しい電流が流れ、トランジスタ21
及び24には電流変化は起らず、大きな同相信号除去比
も実現できる。
以上の動作説明から明らかなように本発明の演算増幅器
は、入力部は電圧を電流に変換する動作を行ない、出力
段のみが電圧利得を得るように構成し、しかも出力段は
相補形のカスコード増幅回路を構成しているのでトラン
ジスタ29及び32の入力容量は小さく、接続点a及び
a′の電圧Va及びva′は高速に変化することができ
、さらに接続点a及びa′のインピーダンスは低いので
、入力部の電流変換によって生じる信号の位相遅れは極
めて小さい。なお出力段では高周波域において位相遅れ
を生じるが、本発明による増幅段は1段で、その位相遅
れは高々90°であるため、何ら位相補償回路を付加す
ることなく安定に帰還をかけることが可能である。
は、入力部は電圧を電流に変換する動作を行ない、出力
段のみが電圧利得を得るように構成し、しかも出力段は
相補形のカスコード増幅回路を構成しているのでトラン
ジスタ29及び32の入力容量は小さく、接続点a及び
a′の電圧Va及びva′は高速に変化することができ
、さらに接続点a及びa′のインピーダンスは低いので
、入力部の電流変換によって生じる信号の位相遅れは極
めて小さい。なお出力段では高周波域において位相遅れ
を生じるが、本発明による増幅段は1段で、その位相遅
れは高々90°であるため、何ら位相補償回路を付加す
ることなく安定に帰還をかけることが可能である。
演算増幅器のオフセット電圧は一般に差動増幅回路のア
ンバランスによって生じる。第2図の例では入力部と出
力段を合せて差動増幅回路の機能を実現している。その
ためオフセント電圧を小さくするには、差動対を形成す
るトランジスタ22と27及び23と28を同一特性ト
ランジスタとする他に、 但し、I25+ I26・・・・・・・・・定電流源の
トランジスタ25、 26の動作点電流 S21+ S24+ S29+ 832・・・・・・・
・ トランジッタ21 。
ンバランスによって生じる。第2図の例では入力部と出
力段を合せて差動増幅回路の機能を実現している。その
ためオフセント電圧を小さくするには、差動対を形成す
るトランジスタ22と27及び23と28を同一特性ト
ランジスタとする他に、 但し、I25+ I26・・・・・・・・・定電流源の
トランジスタ25、 26の動作点電流 S21+ S24+ S29+ 832・・・・・・・
・ トランジッタ21 。
24、 29. 32の寸法比
の条件で設計すればよい。
以上説明したように、本発明演算増幅器の位相遅れは高
周波域においても小さく、位相補償回路なしに安定に動
作するため、広:、帯域の演算増幅器を容易に実現でき
る利点がある。
周波域においても小さく、位相補償回路なしに安定に動
作するため、広:、帯域の演算増幅器を容易に実現でき
る利点がある。
また、位相補償回路が不要なことから、小形化、低電力
化が図れる利点があり、さらに、入力部は電圧利得を有
しないだめ、ミラー効果による入力容量増加がなく、入
力容量が極めて小畑いという利点をも有するものである
。
化が図れる利点があり、さらに、入力部は電圧利得を有
しないだめ、ミラー効果による入力容量増加がなく、入
力容量が極めて小畑いという利点をも有するものである
。
第1図は従来の演算増幅器の回路図の一例を示す図、第
2図は本発明の一実施例の回路構成を示す図である。 1〜5・・・・・・・・差動増幅回路を構成するトラン
ジスタ、6,7 ・・・位相補償用バッファのソース
・ホロワ回路を構成するトランジスタ、 8,9.10
・・パ・・出力段のカスコード回路を構成するトランジ
スタ、 11 ・パ°°・・位相補償容量、 12・
・・・・・・・・反転入力端子、 13・・・・・・・
・非反転入力端子、 14 ・・・・・・出力端子、
15.16・・・・・・・・・電源端子、 21〜2
8・°゛・・ 入力段を構成するトランジスタ、 29
〜32・・・・・・・・出力段を構成するトランジスタ
、 VDI〜vB4・・・・・・・・・バイアス電圧。 。
2図は本発明の一実施例の回路構成を示す図である。 1〜5・・・・・・・・差動増幅回路を構成するトラン
ジスタ、6,7 ・・・位相補償用バッファのソース
・ホロワ回路を構成するトランジスタ、 8,9.10
・・パ・・出力段のカスコード回路を構成するトランジ
スタ、 11 ・パ°°・・位相補償容量、 12・
・・・・・・・・反転入力端子、 13・・・・・・・
・非反転入力端子、 14 ・・・・・・出力端子、
15.16・・・・・・・・・電源端子、 21〜2
8・°゛・・ 入力段を構成するトランジスタ、 29
〜32・・・・・・・・出力段を構成するトランジスタ
、 VDI〜vB4・・・・・・・・・バイアス電圧。 。
Claims (1)
- ソース端子を共通とし、それぞれ差動対を形成するNチ
ャネル形のペアMO8)ランジスタとPチャネル形のペ
アMO8)ランジスタを有し、それぞれの共通なソース
端子を第1及び第2の定電流源に接続し、上記N及びP
チャネル形のペアMO8トランジスタの一方のゲート端
子を反転入力端子に、他方のゲート端子を非反転入力端
子にそれぞれ接続し、前記N及びPチャネル形ペアMO
Sトランジスタの電流出力を、カレントミラー回路を用
いてゲート端子をバイアスされたP及びNチャネル形の
出力用MOSトランジスタのソース端子にそれぞれ入力
し、その出力用MO8)ランジスタのドレイン端子を共
に出力端子に接続してなることを特徴とする演算増幅器
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57102191A JPS58220508A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 演算増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57102191A JPS58220508A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 演算増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58220508A true JPS58220508A (ja) | 1983-12-22 |
Family
ID=14320768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57102191A Pending JPS58220508A (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 演算増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58220508A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5291149A (en) * | 1992-03-30 | 1994-03-01 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Operational amplifier |
US6316998B1 (en) | 1997-11-12 | 2001-11-13 | Nec Corporation | Differential amplifier and a method of compensation |
JP2007074670A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Nec Electronics Corp | 差動増幅回路および半導体装置 |
JP2013162483A (ja) * | 2012-02-08 | 2013-08-19 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 演算増幅器 |
-
1982
- 1982-06-16 JP JP57102191A patent/JPS58220508A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5291149A (en) * | 1992-03-30 | 1994-03-01 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Operational amplifier |
US6316998B1 (en) | 1997-11-12 | 2001-11-13 | Nec Corporation | Differential amplifier and a method of compensation |
JP2007074670A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Nec Electronics Corp | 差動増幅回路および半導体装置 |
JP4694323B2 (ja) * | 2005-09-09 | 2011-06-08 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 差動増幅回路および半導体装置 |
JP2013162483A (ja) * | 2012-02-08 | 2013-08-19 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 演算増幅器 |
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