JPS58210332A - デイ−ゼルエンジンの燃料噴射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はディーゼルエンジンの燃料噴射装置に関し、さ
らに詳しくハ、エンジンのインテーク側に吸気絞シバル
プを有するディーゼルエンジンに特に適するディーゼル
エンジンの溶料噴射装置に関するものである。

従来ディーゼルエンジンの燃料のカットｌｄエンジン停
止時にキースイッチにより電磁弁を作動させて燃料通路
を閉じて燃料をカットする構成、あるいは無負荷時に所
定の回転数以上になると、フライウェイトの遠心力によ
り燃料噴射量を零とする構成によりエンジンの破損を防
止するというような溶料カット方法が行なわれている。

また、従来、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに
比べ高い圧縮力のため振動、騒音が大きいので、吸気を
絞って低圧縮とすることにより振動、騒音を低減する試
みがなさ肛ている。しかしながら、この方法によれば燃
焼の悪化による出力の低下及び排気ガスの悪化を招くの
で、出力の影響が少ないエンジンアイドリンク時のみ吸
気を絞る方法が提案されている。しかし、エンジンブレ
ーキ時にはエンジン回転数の変動が大きく容易に吸気絞
りを行なうことが困難であシ、シたがってこのような運
転状態において有効な、燃焼悪化による排気ガスの悪化
を防止し、振動、騒音の低減を行なう方法は未だ提案さ
れていない。

本発明は上記のようなディーゼルエンジンの燃料噴射装
置における問題点を解決するためになされたものであっ
て、エンジンのインテーク側に吸気絞リハルプを有する
ディーゼルエンジンにおいて、そのエンジンブレーキ時
に燃料噴射をカットし、エンジンの振動、騒音、有害排
気ガス及び燃料消費を低減することのできるディーゼル
エンジンの燃料噴射装置を得ることを目的とするもので
ある。

そして１本発明は、その目的を達成するため、アクセル
に連動する吸気絞カバルプによってアクセルのアイドル
時に吸気絞シを行なうようにしたディーゼルエンにおい
て、エンジンブレーキを検出する手段と該検出手段の信
号によシ燃料噴射を制御する手段とを設け、壬ンジンブ
レーキ時に燃料噴射を停止するよう構成したことを特徴
とするものである。

本発明の実施例を図面に従って以下説明する。

第１図は本発明の第１実施例を示すものであって。

同図において、１はディーゼルエンジン本体、２は渦流
室、３はピストン、４はインテークバルブ。

５はエキゾーストバルブ、６は燃料噴射ノズル。

７は燃料噴射ポンプ、８はプランジャ入口通路を開閉す
る電磁弁である。９は燃料コントロールレバーで噴射量
をコントロールし、該レバー９は図示しないアクセルペ
ダルに連結さｎている。１゜はアクセル位置検知センサ
でアクセルペダルがＯＦＦの場合に信号を出すようにな
っている。１１はコンビエータである。１２はエンジン
回転数検知センサ、１３は車速検知センサで、それぞれ
の信号はコンピュータ１１に導かれる。またコンピュー
タ１ｌｔｉ前記各検知センサ１０，１２．１３の信号に
基づき、電磁弁８への電流をＯＮ、　ＯＦＦする。１４
はキースイッチ、１５は燃料フィルタ。

１６は燃料タンク、１７はバッテリーである。

２１は吸気管に設けた吸気絞多パルプで、アクチュエー
タ２２に連結さｎている。

アクチュエータ２２はア クセル位置検知七ンサ１ｏの信号により作動するように
なっている。

つぎに上記の構成よりなる第１実施例の作動を説明する
。

エンジンアイドリンク時においては、アクセル位置検知
センサ１ｏがらアクセルＯＦＦの信号がコンピュータ１
１に入るが、車速センサ１３は車速０のため信号は０と
なり、コンピュータ１１は電磁弁８に電流を供給しディ
ーゼルエンジンには燃料噴射ノズル６よシ燃料が噴射さ
れエンジンは正常に回転する。またこの時アクセルＯＦ
Ｆの信号によりアクチュエータ２２が作動し、吸気絞Ｆ
）　バルブ２１を略全閉とし吸気絞りを行なう。

エンジンブレーキ時においてはアクセル位置検知センサ
１ｏからアクセルＯＦＦの信号、車速検知センサ１３か
ら所定速度以上有の信号及びエンジン回転数検知センサ
１２からアイドリイグ回転数よシ高の信号の３者の信号
が出揃うことにより。

エンジンブレーキ状態であることを検知し、コンビ瓢−
夕１１は電磁弁８への通電をカットする。

これによりプランジャへの燃料の供給はカットされ、ノ
ズル６から燃料は噴射されなくなる。またこの時アクセ
ルＯＦＦの信号により吸気絞シを行なうが、燃料噴射は
停止されているので、未燃排気ガスが放出されることは
ない、つまり、所定エンジン回転数以上、所定車両速度
以上の場合でアクセルが窟となっている状態では燃料を
カットしても、エンジンは自身の慣性力により正常な回
転を継続する。その後エンジン回転数、車両速度が減じ
て前記所定エンジン回転数、所定車両速度に達したら、
エンジンブレーキ状態でないことを検知するので、燃料
の供給を再開し５通常の′燃焼によるエンジンの回転が
継続される。このようにして上記の作動により駆動力Ｏ
ＦＦ時の振動、騒音が低減さ扛るとともに、燃料消費も
低減され、また　　　　゛未燃排気ガスの放出がカット
される。

第２図は本発明の第２実施例を示すものである。

第２実施例が第１実施例と相違する点は、エンジンブレ
ーキ検出手段として第１実施例が、アクセル位置検知セ
ンサ１０．エンジン回転数検知センサ１２．東速検知セ
ンサ１３との３者を用いていたのに代えて、第２実施例
では吸気絞シバルブ２１下流の吸入負圧を検知する圧力
センサ２０を用いた点である。

本実施例の作動は、エンジンアイドリンク時には第２図
には図示しないアクセル位置検出センサのアクセルＯＦ
Ｆの信号によりアクチュエータ２２が作動し、吸気管に
設けた吸気絞りバルブ２１を略全閉とし、吸気を絞るこ
とによりエンジンの撮動、騒音を低減している。エンジ
ンブレーキ時においてはアクセルＯＦＦとしてもエンジ
ン回転数はすぐには下がらないので、吸気絞クバルプ２
１の下流においては高い負圧となり、吸気絞り過ぎの状
態となり、エンジンの燃焼不良、未燃排気ガスの発生が
起るようになるが１本実施例では圧力センサ２０が所定
以上の負圧の増加をすばやくキャッチし、電磁弁６１　
ＯＦＦとしプランジャへの燃料の供給をカットし、ノズ
ル６からの燃料噴射を止める。これにより、未燃排気ガ
スは完全にカットさ−ｒＬ、その結果、エンジンの振動
、騒音が低減されるとともに燃料消費量が低減さ扛る。

なお、上記両実施例では吸気絞りバルブをアクチェエー
タで開閉する構成としたが、アクセルペ） ダルと直接連結した構成としてもよい。

以上説明したように１本発明は吸気絞り手段を有するデ
ィーゼルエンジンにおいて、エンジンブレーキを検出す
る手段と該検出手段の信号によシ燃料噴射を制御する手
段とを設けてニシジンブレーキ時に燃料噴射を停止する
ようにしたから、エンジンブレーキ時に燃料の燃焼がな
くなり、振動。

騒音及び未燃排気ガスを低減し、また燃料カット分だけ
燃料消費を低減するという効果がある。

またエンジンブレーキ検出手段と吸気絞り手段とを併用
しているから吸気絞り作用によりエンジン圧縮行程にお
ける圧縮圧力が低減さｎ、これにより振動、騒音が低減
されるが、この時に燃料カットが行なわれるため、燃焼
不良による未燃排気ガスの排出もなく、振動低減効果を
大きくすることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例のシステム構成図。 第２図は同第２実施例のシステム構成図である。 １・・・エンジン、６・・・噴射ノズル、７・・・燃料
噴射ポンプ、８・・・電磁弁、１０・・・アクセル位置
検知センサ、１１・・・コンピュータ、１２・・・エン
ジン回転数検知センサ、１３・・・車速検知センサ、２
０・・・圧力センサ、２１・・・吸気絞夛バルブ、２２
・・・アクチュエータ。 −１！

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　アクセルに連動する吸気絞シバルプによってアク
   セルのアイドル時に吸気を絞るようにした。 吸気絞りパルプを有するディーゼルエンジンにおいて、
   エンジンブレーキを検出する手段と、該検出手段の信号
   により燃料噴射を制御する手段とを設け、エンジンブレ
   ーキ時に燃料噴射を停止するよう構成したことを特徴と
   するディーゼルエンジンの燃料噴射装置。 ２　前記エンジンブレーキ検出手段が、アクセル位置検
   知センサ、エンジン回転数検知センサ及び車速検知セン
   サとで構成される特許請求の範囲第１項記載のディーゼ
   ルエンジンの燃料噴射装置。 λ　前記エンジンブレーキ検出手段が、前記吸気絞りバ
   ルブ下流の吸入負圧を検知する圧力センサで構成さｎる
   特許請求の範囲第１項記載のディーゼルエンジンの燃料
   噴射装置。