JPS5820901A - 回転羽根式膨張機 - Google Patents
回転羽根式膨張機Info
- Publication number
- JPS5820901A JPS5820901A JP12027981A JP12027981A JPS5820901A JP S5820901 A JPS5820901 A JP S5820901A JP 12027981 A JP12027981 A JP 12027981A JP 12027981 A JP12027981 A JP 12027981A JP S5820901 A JPS5820901 A JP S5820901A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- groove
- back pressure
- pressure
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/08—Rotary pistons
- F01C21/0809—Construction of vanes or vane holders
- F01C21/0818—Vane tracking; control therefor
- F01C21/0854—Vane tracking; control therefor by fluid means
- F01C21/0863—Vane tracking; control therefor by fluid means the fluid being the working fluid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
回転子に複数の羽根溝を設け、この羽根溝に羽根を挿入
し、この羽根付回転子をシリンダ内に偏心させて支持し
て、この回転子を回転させる従来の容積型回転羽根式膨
張機では、回転子の回転中に羽根の先端がシリンダの内
周壁から遊離する現象（羽根の遊離現象）を防止する手
段として、羽根の底部に膨張機へ流入する高圧の作動気
体の一部を導入して、羽根の底部を背圧付勢する手段が
とられているが、低速回転時に羽根自体の遠心力が力学
的に十分得られず、膨張機を低速回転数か本発明は、上
記の問題点を改善するもので、高圧の作動気体の圧力を
羽根の背圧付勢力とする手段を改善するものであり、膨
張機の低速回転時においても、充分な羽根背圧付勢力を
得るようにすることを目的とする。
し、この羽根付回転子をシリンダ内に偏心させて支持し
て、この回転子を回転させる従来の容積型回転羽根式膨
張機では、回転子の回転中に羽根の先端がシリンダの内
周壁から遊離する現象（羽根の遊離現象）を防止する手
段として、羽根の底部に膨張機へ流入する高圧の作動気
体の一部を導入して、羽根の底部を背圧付勢する手段が
とられているが、低速回転時に羽根自体の遠心力が力学
的に十分得られず、膨張機を低速回転数か本発明は、上
記の問題点を改善するもので、高圧の作動気体の圧力を
羽根の背圧付勢力とする手段を改善するものであり、膨
張機の低速回転時においても、充分な羽根背圧付勢力を
得るようにすることを目的とする。
以下本発明をその一実施例を示す図面を参考に説明する
。
。
１はシリンダ、２は前壁、３は後壁、４は回転子で、回
転子４はシリンダ内に偏心として回転目−在にと９つけ
られている。回転子４には羽根溝５が形成され、羽根溝
６に羽根６が挿入されている。
転子４はシリンダ内に偏心として回転目−在にと９つけ
られている。回転子４には羽根溝５が形成され、羽根溝
６に羽根６が挿入されている。
羽根６の一面には圧力均衡溝７が形成されている。
またシリンダ１には流入頭部８と流入孔９が設けられ、
後壁３には背圧流入部１０と背圧連通孔１１および円弧
状の後壁背圧力溝１２、さらに排出孔１４と排出頭部１
７が設けられ、前壁２には、前記後壁背圧力溝１２に対
応する部分に円弧状の前壁背圧力溝１３が設けられ、シ
リンダ１、前壁２、後壁３で構成される空間で回転子４
が回転し、その際羽根溝６の底部は後壁背圧力溝１２と
前壁背圧力溝１３に連通し得る。
後壁３には背圧流入部１０と背圧連通孔１１および円弧
状の後壁背圧力溝１２、さらに排出孔１４と排出頭部１
７が設けられ、前壁２には、前記後壁背圧力溝１２に対
応する部分に円弧状の前壁背圧力溝１３が設けられ、シ
リンダ１、前壁２、後壁３で構成される空間で回転子４
が回転し、その際羽根溝６の底部は後壁背圧力溝１２と
前壁背圧力溝１３に連通し得る。
高圧の作動気体は分岐点Ａにおいて分流し、膨張過程を
生ずるだめの主流は流入頭部８からシリンダ１の流入孔
９を通って、シリンダ１、前壁２、後壁３、羽根６で囲
まれる膨張空間１５に入り、回転子４と外部出力軸１６
を矢印Ｍ方向に回転させ、外部出力軸１６に動力を一一
一発生させた後排出孔″を通−て排出頭部”７１り外部
に出る・一方分岐点Ａにおいて分流し、羽根６の底部に
付１２を通り、羽根溝５の底部を通って前壁２の前壁背
圧力溝１３へ導入される。前壁背圧力溝１３と後壁背圧
力溝１２に導入された高圧の作動気体は羽根６の遊離現
象を防ぐための羽根６への背圧力として作用する。また
背圧流入部１ｏからの高圧の作動気体は、羽根６に対す
る背圧付勢力のみではなく、その一部が羽根６の圧力均
衡溝を介して膨張空間１５へ流入し、これによって、シ
リンダ１の流入孔９で生ずる流体抵抗に起因する作動気
体の流量減少を補い、膨張機の効率の低下を防ぐ作用を
する。そして膨張過程を終了した作動気体は低圧となっ
て、排出頭部１７を通って膨張機外に出る。
生ずるだめの主流は流入頭部８からシリンダ１の流入孔
９を通って、シリンダ１、前壁２、後壁３、羽根６で囲
まれる膨張空間１５に入り、回転子４と外部出力軸１６
を矢印Ｍ方向に回転させ、外部出力軸１６に動力を一一
一発生させた後排出孔″を通−て排出頭部”７１り外部
に出る・一方分岐点Ａにおいて分流し、羽根６の底部に
付１２を通り、羽根溝５の底部を通って前壁２の前壁背
圧力溝１３へ導入される。前壁背圧力溝１３と後壁背圧
力溝１２に導入された高圧の作動気体は羽根６の遊離現
象を防ぐための羽根６への背圧力として作用する。また
背圧流入部１ｏからの高圧の作動気体は、羽根６に対す
る背圧付勢力のみではなく、その一部が羽根６の圧力均
衡溝を介して膨張空間１５へ流入し、これによって、シ
リンダ１の流入孔９で生ずる流体抵抗に起因する作動気
体の流量減少を補い、膨張機の効率の低下を防ぐ作用を
する。そして膨張過程を終了した作動気体は低圧となっ
て、排出頭部１７を通って膨張機外に出る。
羽根６は回転位置Ｐ１付近で遊離現象を生じ易いが、後
壁背圧力溝１２とこれから羽根溝６を経て前壁背圧力溝
１３に均等な高圧の作動気体が充満し、羽根６の底部に
背圧付勢力を作用させ、羽根６の先端とシリンダ１の内
周面の間に互いに反力が発生し、回転子４の低速回転時
の遊離現象を防 １・ぐ。次に羽根６の回転
位置がＰｌからＰ２付近まで進むと、羽根６は遊離現象
の生じやすい範囲をはずれる。このとき羽根６の高圧側
側面に設けた圧力均衡溝７が膨張空間１５に開口して、
高圧の作動気体を膨張空間１５に開口して高圧の作動気
体を流入させる。このように、高圧作動気体は、羽根６
の遊離現象範囲を超えた回転角の位置で、羽根６の圧力
均衡溝７を通じて膨張空間１６に開口し、吸入過程（膨
張空間１６がまた流入孔９ＶＣ開口している回転角度の
範囲）の終了と同時に羽根溝５の底部と前壁背圧力溝１
３および後壁背圧力溝１２との連通関係が遮断されて、
背圧流入部１０からの作動気体が膨張空間１５へ導入さ
れることを停止する。また羽根６が回転位置Ｐ３からＰ
４にある場合には、羽根溝６の底部に残留した高圧の作
動気体が羽根６の先端を過剰にシリンダ１の内面に押し
付けて機械損失をもたらすことのないよう、羽根６の圧
力均衡溝７を通じて羽根溝５の底部の高圧の作動気体を
逃がすのである。
壁背圧力溝１２とこれから羽根溝６を経て前壁背圧力溝
１３に均等な高圧の作動気体が充満し、羽根６の底部に
背圧付勢力を作用させ、羽根６の先端とシリンダ１の内
周面の間に互いに反力が発生し、回転子４の低速回転時
の遊離現象を防 １・ぐ。次に羽根６の回転
位置がＰｌからＰ２付近まで進むと、羽根６は遊離現象
の生じやすい範囲をはずれる。このとき羽根６の高圧側
側面に設けた圧力均衡溝７が膨張空間１５に開口して、
高圧の作動気体を膨張空間１５に開口して高圧の作動気
体を流入させる。このように、高圧作動気体は、羽根６
の遊離現象範囲を超えた回転角の位置で、羽根６の圧力
均衡溝７を通じて膨張空間１６に開口し、吸入過程（膨
張空間１６がまた流入孔９ＶＣ開口している回転角度の
範囲）の終了と同時に羽根溝５の底部と前壁背圧力溝１
３および後壁背圧力溝１２との連通関係が遮断されて、
背圧流入部１０からの作動気体が膨張空間１５へ導入さ
れることを停止する。また羽根６が回転位置Ｐ３からＰ
４にある場合には、羽根溝６の底部に残留した高圧の作
動気体が羽根６の先端を過剰にシリンダ１の内面に押し
付けて機械損失をもたらすことのないよう、羽根６の圧
力均衡溝７を通じて羽根溝５の底部の高圧の作動気体を
逃がすのである。
上記実施例から明らかなように、本発明の回転羽根式膨
張機では、回転子の回転角度に関係なく常に後壁背圧力
溝および回転子の羽根溝を通じて前壁背圧力溝に高圧の
作動気体が滞留しており、羽根°溝の底部が後壁背圧力
溝に開口する、羽根の遊離現象範囲の開始回転角時に遅
滞なく羽根底部へ背圧付勢力を与え、かつ従来では後壁
背圧力溝からの距離の関係で背圧付勢力の伝わり難かっ
た前壁付近の羽根底部へも均等に背圧力を付勢すること
ができ、低速回転時の羽根の遊離現象を防ぐことができ
て、膨張機の効率が改善されると共に、羽根に、前壁と
後壁の両側面から対称的に圧力が付加されて羽根へ偏向
荷重が加わらず、したがって背圧力溝の開口回転角時（
背圧力として作用する角度範囲）での羽根の摩耗が改善
され、さらに前壁背圧力溝の容積の一部が高圧の作動気
体に伴って循環する潤滑油の滞留機能を果し、前壁側の
膨張機構部品表面の潤滑作用を促進する効果を奏する。
張機では、回転子の回転角度に関係なく常に後壁背圧力
溝および回転子の羽根溝を通じて前壁背圧力溝に高圧の
作動気体が滞留しており、羽根°溝の底部が後壁背圧力
溝に開口する、羽根の遊離現象範囲の開始回転角時に遅
滞なく羽根底部へ背圧付勢力を与え、かつ従来では後壁
背圧力溝からの距離の関係で背圧付勢力の伝わり難かっ
た前壁付近の羽根底部へも均等に背圧力を付勢すること
ができ、低速回転時の羽根の遊離現象を防ぐことができ
て、膨張機の効率が改善されると共に、羽根に、前壁と
後壁の両側面から対称的に圧力が付加されて羽根へ偏向
荷重が加わらず、したがって背圧力溝の開口回転角時（
背圧力として作用する角度範囲）での羽根の摩耗が改善
され、さらに前壁背圧力溝の容積の一部が高圧の作動気
体に伴って循環する潤滑油の滞留機能を果し、前壁側の
膨張機構部品表面の潤滑作用を促進する効果を奏する。
第１図は本発明の一実施例を示す回転羽根式膨張機の側
断面図、第２図は第１図のｎ −ｎ’線による正面図、
第３図は第１図のｍ −ｍ’線による正面図、第４図は
同膨張機の羽根の斜視図である。 １・・・・・・シリンダ、２・・・・・・前壁、３・・
・・・・後壁、４・・・・・回転子、５・・・・・・羽
根溝、６ ・・・・・羽根、７・・・・・・圧力均衡溝
、９・・・・・流入孔、１１・・・・・背圧連通孔、１
２・・・・・・後壁背圧力溝（背圧力溝）、１３・・・
・・・前壁背圧力溝（背圧力溝）、１６・・・・・・膨
張空間。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 へ ｍ’−１ 第２図
断面図、第２図は第１図のｎ −ｎ’線による正面図、
第３図は第１図のｍ −ｍ’線による正面図、第４図は
同膨張機の羽根の斜視図である。 １・・・・・・シリンダ、２・・・・・・前壁、３・・
・・・・後壁、４・・・・・回転子、５・・・・・・羽
根溝、６ ・・・・・羽根、７・・・・・・圧力均衡溝
、９・・・・・流入孔、１１・・・・・背圧連通孔、１
２・・・・・・後壁背圧力溝（背圧力溝）、１３・・・
・・・前壁背圧力溝（背圧力溝）、１６・・・・・・膨
張空間。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第１
図 へ ｍ’−１ 第２図
Claims (1)
- シリンダの両端に前壁と後壁をとりつけてシリンダ内部
の空間を形成し、この字跡に、羽根溝を有してこの羽根
溝に羽根を挿入した回転子を配設すると共に、この空間
に高圧作動気体を流入させる流入孔を設け、前壁あるい
は後壁の一方に背圧連通孔と、この背圧連通孔から前記
羽根溝の底部へ高圧作動気体の一部を導く円弧状の背圧
力溝を設け、他方にこの背圧力溝と対向する円弧状の他
の背圧力溝を設け、かつ羽根の高圧側側面に圧力均衡溝
を形成し、前記背圧連通孔からの作動気体を羽根の底部
付勢用および膨張用作動気体とした回転羽根式膨張機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12027981A JPS5820901A (ja) | 1981-07-30 | 1981-07-30 | 回転羽根式膨張機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12027981A JPS5820901A (ja) | 1981-07-30 | 1981-07-30 | 回転羽根式膨張機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5820901A true JPS5820901A (ja) | 1983-02-07 |
Family
ID=14782300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12027981A Pending JPS5820901A (ja) | 1981-07-30 | 1981-07-30 | 回転羽根式膨張機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820901A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4775504A (en) * | 1985-08-22 | 1988-10-04 | Kurosaki Refractories Co., Ltd. | Process for producing refractory plate for sliding nozzle |
-
1981
- 1981-07-30 JP JP12027981A patent/JPS5820901A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4775504A (en) * | 1985-08-22 | 1988-10-04 | Kurosaki Refractories Co., Ltd. | Process for producing refractory plate for sliding nozzle |
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