JPS5820629Y2 - ボンベ吊具 - Google Patents

ボンベ吊具

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Publication number
JPS5820629Y2
JPS5820629Y2 JP2268081U JP2268081U JPS5820629Y2 JP S5820629 Y2 JPS5820629 Y2 JP S5820629Y2 JP 2268081 U JP2268081 U JP 2268081U JP 2268081 U JP2268081 U JP 2268081U JP S5820629 Y2 JPS5820629 Y2 JP S5820629Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
rod
shaped body
support member
annular support
Prior art date
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Expired
Application number
JP2268081U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56148074U (ja
Inventor
塩野谷三郎
Original Assignee
株式会社 浅山商会
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 浅山商会 filed Critical 株式会社 浅山商会
Priority to JP2268081U priority Critical patent/JPS5820629Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば、貨物自動車に投載されたプロパン
ガス用ボンベを路上に積おろしする際に、ボンベを移動
させるためのボンベ吊具に関する。
この考案の目的は、安価にして堅牢、かつ、取扱い容易
なボンベ吊具な提供することである。
上記目的に沿うこの考案の構成は、ボンベ本体に嵌合す
る環状支持部材と、ボンベの底部スカートに係合する下
部係止鉤とを棒状体の中間部と下端部にそれぞれ設けて
、ボンベを二点で支持し、更に、棒状体の上端部に設け
られた湾曲部上の選択された位置に吊下げ用ワイヤーを
係止して、二点で支持されたボンベを任意の傾斜姿勢で
もって、昇降させるとともに、係止操作に際して、操作
者は、棒状体の一部を把持して、先ず、ボンベを傾斜さ
れて、環状支持部材をボンベ本体に対して上方から嵌合
させ、次いで、棒状体を下方に引き下げて、下部係止鉤
を底部スカートに係合させ、しかる後、ボンベを直立さ
せることにより、容易、かつ、確実に係合操作を行い、
更に、離脱操作に際して、操作者は、同様に、棒状体の
二部を把持して、先ず、ボンベを傾斜させてから棒状体
を下方に引き下げて、下部係止鉤を底部スカートから離
脱させ、次いで、棒状体を上方に押し上げて、環状支持
部材をボンベ本体から離脱させることにより、容易、か
つ、確実に離脱操作を行えるようにしたことを特徴とす
るものである。
この考案の構成及び動作を第1図〜第2図に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
第1図はこの考案の一実施例であるボンベ吊具の構造を
示す斜視図であり、1は鉄、ステンレス等の金属若しく
はカーボンファイバー等の剛体から成る棒状体、2は棒
状体1の上端部に設けられた湾曲部、3は棒状体1の中
間部に固着された環状支持部材、4は湾曲部2に設けら
れた穴、5は穴4を貫通するボルト、6はシャンクルで
あって、ボルト5と螺合する。
Tはシャンクル6に一端が締着された吊下げ用ワイヤー
である。
8は棒状体1の下部に装着された取っ手、9は棒状体1
の下端に設けられた下部係止鉤である。
以下、第2図に基づいて、第1図に示すようなボンベ吊
具を用いてプロパンガス用ボンベを昇降させる場合の動
作について説明する。
第2図において、11はボンベの頭部蓋、12はボンベ
本体、13はボンベの底部スカート、14は地面である
今、ボンベ本体12を同図Aに示すように傾斜させると
、底部スカート13の一端13aが地面14から離脱し
、地面14との間に空隙を生ずる。
一方、ボンベ吊具操作者は、環状支持部材3をボンベ本
体12に対して、上方から嵌合させてしかる後、下部係
止鉤9を底部スカート13の一端13aに対して係合さ
せるために、棒状体1を下方に引き下げて、係止鉤9を
底部スカート13の一端13aと地面14間に形成され
た空隙内に移動させる。
このとき、底部スカート13の一端13aと係止鉤9の
先端には遊隙aを生ずるように構成されているので、か
かる係止鉤9の移動を容易である。
次に、ボンベ本体12を地面14に対して略々直立させ
ると、第2図Bに示すような状態になる。
即ち、ボンベ本体12の重力によって、下部係止鉤9は
底部スカート13の一端13aに係合し、同図Aにおい
て、aで示される遊隙に相当する距離だけボンベ吊具全
体が上方に移動する。
結果として、環状支持部材3に同図Aにおける原位置に
対して距離aだげ摺動上昇する。
しかし、ボンベの肩部12′までにはなお距離すを残し
ているので、環状支持部材3のボンベ本体12に対する
嵌合は安定に保持される。
続いて、第2図CK示すように、吊下げ用ワイヤーγを
クレーン等(図示せず)によって引き揚げると、ボンベ
本体12はこれに嵌合した環状支持部材3及び底部スカ
ート13の一端13aに係合した下部係止鉤9によって
支持されて、安定な姿勢を保持しつつ、棒状体1ととも
に地面14を離れて上昇する。
ボンベ本体12が、例えば、ボンベ輸送用貨物自動車の
荷台に到達したときは、前記同様の操作によって、ボン
ベ本体12を第2図Aに示すような傾斜姿勢にして、棒
状体1を引き下げれば、下部係止鉤9と底部スカート1
3の一端13aとの間に遊隙aを生ずるので、吊具操作
者は取っ手8を把持して、棒状体1を手前に引き、しか
る後に。
吊具全体を上方に押し上げることによって、環状支持部
材3のボンベ本体12に対する嵌合をも容易に解放する
ことができるものである。
かくして、吊具はボンベから離脱する。
以上のようにこの考案は、棒状体1の一郁に固着された
環状支持部材3をボンベ本体12に対して嵌合させると
ともに、棒状体1の下端部に設けられた下部係止鉤9を
ボンベの底部スカート13に対して係合させて、更に、
棒状体1の上端部に設けられた湾曲部2上の選択された
位置に吊下げ用ワイヤーγを係止することにより、ボン
ベ本体12を安定に保持しつつ昇降させるボンベ吊具を
提供する。
したがって、この考案に係わるボンベ吊具は、ボンベの
形状を有効に活用して、これを支持しようとするもので
あるから、構造が簡単であり、堅牢である。
加えて、必要とする部材が極小であるために、小形、軽
量にして安価である。
小形、軽量であることは、特に、ボンベ輸送用貨物自動
車に投載されたクレーンに装着して使用するボンベ吊具
の場合に実益が犬である。
その上、環状支持部材3と下部係止鉤9とは金属等の剛
体から成る棒状体1によって連結されているので、ボン
ベに対する係合・離脱操作に際して、操作者は、環状支
持部材3に手を触れる必要がなく、棒状体1のみを把持
して、ボンベに対する係合・離脱操作を容易、かつ、確
実に行うことができるという優れた効果を奏するもので
ある。
特に、下方から棒状体1の下部を把持してボンベに対す
る係合・離脱操作を行うことができるので、貨物自動車
の荷台等の高所に載置されたボンベを昇降させる際に、
取扱い操作上、極めて便利である。
また、棒状体1の上端部に湾曲部2を設けるとともに、
その湾曲部2上で吊下げ用ワイヤー1の係止位置を可変
設定可能としているので、係止位置とボンベの重心位置
との関係に従って、係止位置を軸としてボンベに作用す
るモーメントを大幅に変化させることにより、昇降中の
ボンベの傾斜姿勢を調整できるという効果をも奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の構造を示す斜視図、第2
図はこの考案のテ実施例であるボンベ吊具とボンベの係
合状態を示す側面図である。 1・・・・・・棒状体、2・・・・・・湾曲部、3・・
・・・・環状支持部材、4・・・・・・穴、5・・・・
・・ボルト、6・・・・・・シャンクル γ・・・・・
・吊下げ用ワイヤー、8・・・・・・取っ手、9・・・
・・・下部係止鉤、11・・・・・・頭部蓋、12・・
・・・・ボンベ本体、13・・・・・・底部スカート、
14・・・・・・地面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棒状体1と、棒状体1の下端部に設けられ、ボンベの底
    部スカート13に対して着脱自在に係合する下部係止鉤
    9と、棒状体1の一部に設けられ、ボンベ本体12に対
    して着脱自在に嵌合する環状支持部材3と、棒状体1の
    上端部に設けられた湾曲部2上の選択された位置に吊下
    げ用ワイヤー1を係止する吊下手段とを備えたことを特
    徴とするボンベ吊具。
JP2268081U 1981-02-19 1981-02-19 ボンベ吊具 Expired JPS5820629Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2268081U JPS5820629Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19 ボンベ吊具

Applications Claiming Priority (1)

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JP2268081U JPS5820629Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19 ボンベ吊具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56148074U JPS56148074U (ja) 1981-11-07
JPS5820629Y2 true JPS5820629Y2 (ja) 1983-04-28

Family

ID=29618798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2268081U Expired JPS5820629Y2 (ja) 1981-02-19 1981-02-19 ボンベ吊具

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JPS56148074U (ja) 1981-11-07

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