JPS5820538Y2 - 容器 - Google Patents
容器Info
- Publication number
- JPS5820538Y2 JPS5820538Y2 JP1975124772U JP12477275U JPS5820538Y2 JP S5820538 Y2 JPS5820538 Y2 JP S5820538Y2 JP 1975124772 U JP1975124772 U JP 1975124772U JP 12477275 U JP12477275 U JP 12477275U JP S5820538 Y2 JPS5820538 Y2 JP S5820538Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drinking
- tension piece
- container
- piece
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は紙コツプ形状の密封容器に開口容易な飲み口部
を設けた容器に関する。
を設けた容器に関する。
図により本考案の一実施例を説明すると、第１図は本願
に係る容器の斜視図であって、１は胴部、２は上蓋板、
３は下蓋板、Ａは飲み口部を表す。
に係る容器の斜視図であって、１は胴部、２は上蓋板、
３は下蓋板、Ａは飲み口部を表す。
すなわち本容器は通常の紙コツプ成型法により、扇形の
ブランク板の側端部を貼合してカップ胴部とし、該カッ
プ胴部に底板を嵌入せしめたものを倒立させて胴部１及
び上蓋板２とし、更に下蓋板３及び飲み口部Ａを設けな
構造よりなるものである。
ブランク板の側端部を貼合してカップ胴部とし、該カッ
プ胴部に底板を嵌入せしめたものを倒立させて胴部１及
び上蓋板２とし、更に下蓋板３及び飲み口部Ａを設けな
構造よりなるものである。
第２図は飲み口部Ａの側断面拡大図であり、４は紙、５
は飲み日用開孔、６は合成樹脂層、Ｂは引張片を表す。
は飲み日用開孔、６は合成樹脂層、Ｂは引張片を表す。
而して、引張片Ｂはアルミ箔７とポリエチレン層８とよ
り構成されており、飲み日用開孔５の部分の合成樹脂層
６にヒートシールされている。
り構成されており、飲み日用開孔５の部分の合成樹脂層
６にヒートシールされている。
而して、飲み日用開孔５は第３図の平面図に示すように
連続した紙４に上蓋板２一枚につき一個宛穿設されうる
ような間隔で打板いて形威し、合成樹脂層６は第４図の
断面図に示すように飲み日用開孔５が穿設され連続状態
の紙４の片面にエクストルージョン９−テング法その他
により飲み日用開孔５を蔽って積層して形成する。
連続した紙４に上蓋板２一枚につき一個宛穿設されうる
ような間隔で打板いて形威し、合成樹脂層６は第４図の
断面図に示すように飲み日用開孔５が穿設され連続状態
の紙４の片面にエクストルージョン９−テング法その他
により飲み日用開孔５を蔽って積層して形成する。
引張片Ｂの上蓋片２への取付けは第５図に示すような工
程で行なわれる。
程で行なわれる。
ポリエチレン層８を積層したアルミ箔７からなる引張片
Ｂの素材をヒートシール工程に於てポリエチレン層８が
下面となるようにして駆動ローラ９により送給する。
Ｂの素材をヒートシール工程に於てポリエチレン層８が
下面となるようにして駆動ローラ９により送給する。
而して該引張片Ｂの素材には予めレジスターマーク１０
を印刷しておき、該マークを光電管１１がキャッチする
と駆動ローラ９に接続しているクラッチ（図示せず）に
信号を送って駆動ローラ９を停止させ、引張片Ｂの素材
の送給を止める。
を印刷しておき、該マークを光電管１１がキャッチする
と駆動ローラ９に接続しているクラッチ（図示せず）に
信号を送って駆動ローラ９を停止させ、引張片Ｂの素材
の送給を止める。
而して、送給が停止している間にカッター１２が一往復
して引張片Ｂの素材に半切れの切込みが入れられ、又カ
ッター１２の運動中にタイマー（面示せず）が作動して
おり、カッター１２が上昇すると同時に再び駆動ローラ
９は駆動し引張片Ｂの素材は送給される。
して引張片Ｂの素材に半切れの切込みが入れられ、又カ
ッター１２の運動中にタイマー（面示せず）が作動して
おり、カッター１２が上昇すると同時に再び駆動ローラ
９は駆動し引張片Ｂの素材は送給される。
一方、引張片Ｂの素材の送給に同調して第４図に示すよ
うに加工された上蓋板２の素材も送給され、前記打抜か
れた引張片Ｂの素材とともに超音波ヒートシール装置１
３へ送られる。
うに加工された上蓋板２の素材も送給され、前記打抜か
れた引張片Ｂの素材とともに超音波ヒートシール装置１
３へ送られる。
上蓋板２の素材は超音波ヒートシール装置１３に於て合
成樹脂層６が下面となるようにして送給され、又上蓋板
２の素材の送給を行なう駆動ローラ１４にも前記光電管
１１より信号が送られ前記駆動ローラ９と同期に作動す
るようになっている。
成樹脂層６が下面となるようにして送給され、又上蓋板
２の素材の送給を行なう駆動ローラ１４にも前記光電管
１１より信号が送られ前記駆動ローラ９と同期に作動す
るようになっている。
超音波ヒートシール装置１３は引張片Ｂの素材と上蓋板
２の素材とを挾んで対向する当金１５と受金１６とを備
えており、両者が相対移動して引張片Ｂの素材中の打抜
かれた部分すなわち引張片Ｂのポリエチレン層８と上蓋
板２の素材の飲み日用開口５の部分の合成樹脂層６とを
ヒートシールするとともに超音波の振動によりカッター
１２による半切れを切り取る。
２の素材とを挾んで対向する当金１５と受金１６とを備
えており、両者が相対移動して引張片Ｂの素材中の打抜
かれた部分すなわち引張片Ｂのポリエチレン層８と上蓋
板２の素材の飲み日用開口５の部分の合成樹脂層６とを
ヒートシールするとともに超音波の振動によりカッター
１２による半切れを切り取る。
而して、当金１５及び受金１６の相対移動は前記カッタ
ー１２の作動と同時になされる。
ー１２の作動と同時になされる。
この後、引張片Ｂの素材のスケルトン部はローラ１７に
巻き取られ上蓋板２の素材と分離され、一方引張片Ｂを
貼着した上蓋板２の素材はガイドローラ１８により左方
へ進行し円形に打抜加工され胴部１に取り付けられる。
巻き取られ上蓋板２の素材と分離され、一方引張片Ｂを
貼着した上蓋板２の素材はガイドローラ１８により左方
へ進行し円形に打抜加工され胴部１に取り付けられる。
上蓋板２が取り付けられた胴部１は通常の紙カップにお
ける如く上蓋板２を下方にして容器内に内容物を収納し
、続いて下蓋板３を上方より嵌着した後、倒立させて第
１図の状態として使用する。
ける如く上蓋板２を下方にして容器内に内容物を収納し
、続いて下蓋板３を上方より嵌着した後、倒立させて第
１図の状態として使用する。
飲食に際しては、引張片Ｂのうち上蓋片２の紙４と重合
している部分を牽引すれば飲み日用開孔５の部分の合成
樹脂層６は引張片Ｂに付着したよ・取り除かれ飲み日用
開孔５の部分に飲み口にストロ−を挿入して内容物を飲
食し、又ストロ−を用いず直接飲食することができる。
している部分を牽引すれば飲み日用開孔５の部分の合成
樹脂層６は引張片Ｂに付着したよ・取り除かれ飲み日用
開孔５の部分に飲み口にストロ−を挿入して内容物を飲
食し、又ストロ−を用いず直接飲食することができる。
本考案は上述の実施例に限定されるものではなく、引張
片Ｂは合成樹脂層６に接着剤により貼着してもよい。
片Ｂは合成樹脂層６に接着剤により貼着してもよい。
本考案は上述の構成を有するため、引張片Ｂにより店頭
等において容器内に塵埃等が侵入するのを完全に防止し
得、引張片Ｂを牽引するだけで飲み口を容易に形成し得
る等の諸効果を有する。
等において容器内に塵埃等が侵入するのを完全に防止し
得、引張片Ｂを牽引するだけで飲み口を容易に形成し得
る等の諸効果を有する。
実施例
２７０ｇ／ｍ２の巻取状の耐酸紙（カップ原紙）に印刷
と同時にカップ戒型機の底紙送りピッチと同一の連続ピ
ッチで直径１５ｍｍの飲み日用開孔５を打ち抜き、この
巻取の裏面（印刷とは反対面）に２０μのポリエチレン
６をエクストルージョンコートシ飲み日用開孔５を封じ
る。
と同時にカップ戒型機の底紙送りピッチと同一の連続ピ
ッチで直径１５ｍｍの飲み日用開孔５を打ち抜き、この
巻取の裏面（印刷とは反対面）に２０μのポリエチレン
６をエクストルージョンコートシ飲み日用開孔５を封じ
る。
次いで第５図に示す方法で４０μのアルミ箔と３０μの
ポリエチレンとの積層物からなり第６図に示すような形
状（直径２０ｍｍの円形に長さ１０ｍｍの突出部を設け
た形状）の引張片Ｂを超音波シールし、以後は前述の方
法により本容器を作成したところ引張片Ｂにより完全に
塵埃等の侵入を防止し得、引張片Ｂを牽引するだけで飲
み口が形成され、直接***にて飲食しうる果汁充填用の
容器を得た。
ポリエチレンとの積層物からなり第６図に示すような形
状（直径２０ｍｍの円形に長さ１０ｍｍの突出部を設け
た形状）の引張片Ｂを超音波シールし、以後は前述の方
法により本容器を作成したところ引張片Ｂにより完全に
塵埃等の侵入を防止し得、引張片Ｂを牽引するだけで飲
み口が形成され、直接***にて飲食しうる果汁充填用の
容器を得た。
尚、ストロ−を用いて飲食する場合には飲み日用開孔５
の直径を５ｍｍ、引張片Ｂの形状を直径ｌＱｍｍの円形
に突起部を設けたものが適当であった。
の直径を５ｍｍ、引張片Ｂの形状を直径ｌＱｍｍの円形
に突起部を設けたものが適当であった。
図は本考案の一実施例を示し、第１図は本願容器の斜視
説明図、第２図は飲み口部の側断面拡大図、第３図は上
蓋板胴紙の平面図、第４図は上蓋板の素材の側断面図、
第５図は上蓋板の素材に引張片を貼着する方法を示す説
明図、第６図は引張片の平面図である。 図の主要な部分を表わす符号の説明 Ａ・・・・・・飲み口部、Ｂ・・・・・・引張片、１・
・・・・・胴部、２・・・・・・上蓋板、３・・・・・
・下蓋板、４・・・・・・紙、５・・・・・・飲み日用
開孔、６・・・・・・合成樹脂層、７・・・・・・アル
ミ箔、８・・・・・・ポリエチレン層。
説明図、第２図は飲み口部の側断面拡大図、第３図は上
蓋板胴紙の平面図、第４図は上蓋板の素材の側断面図、
第５図は上蓋板の素材に引張片を貼着する方法を示す説
明図、第６図は引張片の平面図である。 図の主要な部分を表わす符号の説明 Ａ・・・・・・飲み口部、Ｂ・・・・・・引張片、１・
・・・・・胴部、２・・・・・・上蓋板、３・・・・・
・下蓋板、４・・・・・・紙、５・・・・・・飲み日用
開孔、６・・・・・・合成樹脂層、７・・・・・・アル
ミ箔、８・・・・・・ポリエチレン層。
Claims (1)
- 紙の胴部に上下蓋板を嵌着した密封容器であって、上蓋
板は飲み日用開孔を穿設し且つ該開孔を覆って内面全面
にわたって合成樹脂層を設けた紙の外表面に前記開孔を
覆い且つ該開孔部の前記合成樹脂層に貼着せる引張片を
設けてなる容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975124772U JPS5820538Y2 (ja) | 1975-09-10 | 1975-09-10 | 容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975124772U JPS5820538Y2 (ja) | 1975-09-10 | 1975-09-10 | 容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5239440U JPS5239440U (ja) | 1977-03-19 |
| JPS5820538Y2 true JPS5820538Y2 (ja) | 1983-04-28 |
Family
ID=28605278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975124772U Expired JPS5820538Y2 (ja) | 1975-09-10 | 1975-09-10 | 容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820538Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5840048Y2 (ja) * | 1978-02-03 | 1983-09-08 | 大日本印刷株式会社 | 引張開口片付アルミ蓋 |
| JPS5946820U (ja) * | 1982-09-22 | 1984-03-28 | 大日本印刷株式会社 | 栓付液体紙容器 |
| JPS59106928A (ja) * | 1982-12-10 | 1984-06-20 | Kishimoto Akira | 積層体の製造方法 |
| JPS59148648A (ja) * | 1983-02-15 | 1984-08-25 | 東洋製罐株式会社 | ストロ−差込み用の穴付きスタンデイング・パウチ及びその製造方法 |
| JPS60139758U (ja) * | 1984-02-28 | 1985-09-14 | 東洋製罐株式会社 | 包装容器の内容物取り出し部構造 |
-
1975
- 1975-09-10 JP JP1975124772U patent/JPS5820538Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5239440U (ja) | 1977-03-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4553693A (en) | Bag-shaped container with a straw insert hole formed and method of producing the same | |
| US4960216A (en) | Partially laminated closure cap for tamper proof container and method of making same | |
| JPH0714736B2 (ja) | 開放装置とその方法 | |
| JPS5820538Y2 (ja) | 容器 | |
| GB1414809A (en) | Heat-sealable cover for rigid containers and a method of producing such cover | |
| JPH0322096Y2 (ja) | ||
| JP2787165B2 (ja) | 有孔蓋材およびその製造方法 | |
| JPH0648436A (ja) | 飲料用容器 | |
| JPH0329468U (ja) | ||
| JPH062935Y2 (ja) | 積層材製蓋 | |
| JPS6280862U (ja) | ||
| JPH057145Y2 (ja) | ||
| JPS61166944U (ja) | ||
| JPH0739787Y2 (ja) | 液体収納用容器 | |
| JPS6020575Y2 (ja) | 半切線付紙カツプ | |
| JPS5835141B2 (ja) | ツリテツキカミカツプノ セイゾウホウホウ | |
| JPH0318327Y2 (ja) | ||
| JPS6030213Y2 (ja) | 簡易開放し得る容器蓋 | |
| JPH0872845A (ja) | マルチパック | |
| JPH063826U (ja) | 容 器 | |
| JPS6137618Y2 (ja) | ||
| JPS5856206Y2 (ja) | 蓋 | |
| JPS6121407Y2 (ja) | ||
| JPH0318325Y2 (ja) | ||
| JPH0742308Y2 (ja) | ゴキブリ用毒餌の収納容器 |