JPS58199760A - 寒中コンクリ−トの施工法 - Google Patents

寒中コンクリ−トの施工法

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JPS58199760A
JPS58199760A JP7812182A JP7812182A JPS58199760A JP S58199760 A JPS58199760 A JP S58199760A JP 7812182 A JP7812182 A JP 7812182A JP 7812182 A JP7812182 A JP 7812182A JP S58199760 A JPS58199760 A JP S58199760A
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JP
Japan
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concrete
cold
admixture
present
curing
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JP7812182A
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JPS635345B2 (ja
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中黒 英二
御所窪 邦男
浅野 研一
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NISSO MASTER BUILDERS KK
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NISSO MASTER BUILDERS KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は寒中コンクリート用混和剤に関するものである
寒冷期にコンクリートの打設工事を行なういわゆる寒中
コンクリートの施工に当っては、打設したコンクリート
が凍害に対する抵抗性を確保できる圧縮強度(一般に3
0〜5 Q Kg /cs2とされている)に達するま
での初期養生期間中に凍害を受けないように加温養生ま
たは保温養生を行なうことが定められている。しかしな
がら、−コンクリートを打設した現場においてこのよう
な保温養生または加温養生を実施することは作業の手間
や設備の関係で容易なことではなく、実施した場合に消
費するエネルギーは極めて大きい。このため、現時点の
技術では、寒冷期においてはコンクリート打設工事を中
止することを余儀なくされているのが通常である。この
ことは永年建設業界で切望されている工事の通年施工の
妨げとなり、工事全体の経済性の点や工期の点で大きな
問題となっている。
外国、例えば、ソ連などにおいては塩化カルシウムの如
き薬剤を大量に添加することによってコンクリートの凍
結温度を低下させると共に低温における強度発現を促進
し上記問題の解決を図っているとの報告がなされている
が、このようないわゆる防凍剤の使用は、コンクリート
の基本的性能を著しく低下させるため構造物材料として
のコンクリートの性能上の問題として新たな問題点を生
じている。このため、我国においては、寒中コンクリー
トの施工に当っていわゆる防凍剤を使用するという手段
は採用されるに至っていない。ここにコンクリートの基
本的性能というのは、コンクリートの本来あるべき性能
としてコンクリートの性能評価および設計の基準となる
性能のことをい\、具体的には標準養生材令28日の圧
縮強度で代表される性能を指している。
前記した防凍剤については、大量使用によってコンクリ
ートの異常凝結を誘発し作業性を著しく損なうものがあ
るので、この点においても使用上問題とされるものがあ
る。
本発明は、コンクリートの上述の基本的性能を損なうこ
となく顕著な低温時強度増進効果を有し、かつ大量に使
用してもコンクリートの異常凝結を誘発しない寒中コン
クリート用混和剤の提供を目的として種々考究の結果完
成されたものである。本発明の混相剤は、その使用・に
より−10℃(場合により一15℃)におよぶ低温にお
いても加温養生を省略し得るものであり、凍結融解繰返
しの苛酷な条件下でもすぐれた効果を示す。
本発明の寒中コンクリート用混和剤は (イ)芳香族炭化水素スルホン酸のホルマリン縮金物水
溶性塩(以下ARPと略記する)1重量部 (ロ)硝酸塩、亜硝酸塩および尿素よりなる群から選ば
れる化合物の1種または2種以上の混合物(以下、併用
成分と略記″する9 1〜20重量部 よりなることを特徴とする。
ここに、芳香族炭化水素スルホン酸のホルマリン縮金物
水溶性塩(ARP)とは、ナフタレン、アントラセン等
の多環芳香族炭化水素スルホン酸のホルマリン縮合物の
水溶性塩であって、この芳香族炭化水素はアルキル基が
置換されていたものであってもよく、1だ各種芳香族炭
化水素の混合物である工業的製品(例えばクレオンート
油ンであってもよい。また、上記の硝酸塩、亜硝酸塩と
は硝酸又は亜硝酸のアンモニウム塩、ナトリウム塩、カ
リウム塩あるいはカルシウム塩等の水溶性塩のことをい
う。
上記のARPはセメント分散剤あるいはコンクリート減
水剤として知られているものであるが、その実用的な使
用量(セメント重量基準の重量%で示した添加量)範囲
である0、1〜1%の範囲においては低温時におけるコ
ンクリート強度増進効果は特にすぐれたものではない。
また、上記の併用成分は一応の低温時の強度増進効果を
示すものの、コンクリートの基本的性能を損なうことが
大きい。しかるにARPと上記併用成分とを上記の組成
比率範囲で、併用した場合にはその低温時の強度増進効
果は各単独成分の効果から予想される効果よりもはるか
に大きく、相乗効果を示す。しかも、その際コンクリー
トの基本的性能を損なうことなくむしろこれを向上させ
るという効果がある。このような効果は肝と上記併用成
分との組成比率が重量比でL:IP−20(好ましくは
1:3〜10)の範囲において特に顕著である。
本発明に係る寒中コンクリート用混和剤は、コンクリー
トを練り混ぜる際、通常の混和剤一般の使用と同様の使
用態様で用いられる。その使用量は約1〜10%の範囲
が適当で、日別最低温度が低いほど使用量を大とするこ
とが好ましく、その一般的目安を示すと、0〜−2℃程
度では約1%、−5℃程度では約2〜3%、−10℃程
度では約5〜6%、−15℃程度では約7〜10慢であ
る。また、一般的には、使用量が多大な場合には、上記
の併用成分の比率の大きい組成を選ぶことが好ましい。
本発明の寒中コンクリート用混和剤を使用したコンクリ
ートは、低温である期間養生した後、養生温度を20℃
にした場合その強度発現は順調である。
本発明の寒中コンクリート用混和剤の使用により日別最
高気温が+5℃、同最低気温が一10℃(場合により一
15℃ンにもおよぶ苛酷な凍結融解繰返しの環境下でも
、保温養生または加温養生を行なうことなく寒中コンク
リートの施工を行なうことが可能である。これにより加
温養生を行なう場合に消費されるべき莫大なエネルギー
を節減することができる。さらにまた、本発明により従
来、建設業界の願望であった通年施工が可能となった。
従来不可能とされていたこれらの事柄を可能としたこと
によりもたらされる経済的利益は非常に大きい。
以下に本発明の実施例を示すが、本発明は、この実施例
により限定されるものではない。
実施例 1 本例においては低温時における本発明の混和剤の効果を
示す。
W/c = 50%およびS/a = 43%を各一定
トシ、スランプ目標値−15cm、空気量目標値=4.
5±05%として調合を定め、約5℃の室内で4切の可
傾式ミキサにより練り混ぜを行なった。
10c!nφ×203の供試体を成型し一5℃、−10
℃、2゛0℃の各温度で所定期間−生した。養生を終っ
た供試体は圧縮強度試験を行なう前に20℃の室内に約
6時間放置して解凍した。
使用したコンクリートの材料は次のとおりである。
セメント:小野田普通ポルトランドセメント細骨材:鬼
怒用産川砂、比重= 2.62  FM=2.78粗骨
材:砂岩砕石、MS=201I ARF :ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物ナト
リウム塩(NSFと略記)花王石鹸■製品「マイティ」 NSFおよび併用成分ならびに従来の防凍剤(塩化カル
シウムおよびエチレングリコール)をそれぞれ単独使用
した場合を本発明の混和剤を使用した場合と対比するた
めの試験を行なった結果を第1表に示す。本発明の寒中
コンクリート用混和剤を使用した場合の試験結果は第2
表に示す。(ただし、−10℃の場合の結果は省略した
) この試験結果より明らかな如く、本発明の寒中コノクリ
ート用混和剤は、その構成成分を単独で用いた場合並び
に従来の防凍剤を用いた場合にくらべ低温時における初
期強度増進効果が顕著であって、しかもコンクリートの
基本的性能を損なわないという画期的ともいえるすぐれ
た効果を示す。
実施例 2 本例においてはコンクリートの凍結融解を繰返す苛酷な
条件下での本発明混和剤の効果を示す0 (1)  コンクリートの材料および調合は実施例1と
同一である。
(2)凍結融解繰返し試験 練り混ぜを終えたコンクリートを10(IIφ×200
mの供試体型枠中に詰めて供試体の成型を行った。コン
クリート打ち込み温度は10〜12℃であった。これを
直ちに下記温度サイクルに調節した試験槽内に格納し所
定材令経過後その供試体について圧縮強度の測定を行り
た。試験槽の温度サイクルは1サイクル15時間であっ
て、これは−10℃および+5℃保持期間が各5時間宛
と昇温および降温期間各2.5時間宛よりなる。なお、
比軟のため20℃標準養生を行なった供試体についても
圧縮強度を測定した。
(3)  試験の結果を第3表に示す。
なお、硝酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、尿素単独の
場合の結果を省略したが、いずれも+5℃′ニー10℃
の結果はE、F、G K <らべ著しく劣ったものであ
った。
上表より明らかな如く、本0発明の寒中コンクリート用
混和剤は凍結と融解とを繰返す苛酷な条件下ですぐれた
効果を特徴する 特許出願人  日曹マスタービルダーズ株式会社手  
 続   補   正   書 (方式)昭和Sり年9
月2q日 特許庁長官若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第7g/2/号 2発明の名称 寒中コンクリート用混和剤 3、補正をする者 事件との関係    特許出願人 住所  東京都港区六本木3丁目76番26号名称  
日1マスターピルダーズ株式会社4、代 理 人 住所  東京都千代田区麹町3丁目コ番地相互第一ビル 昭和57年を月73日 (発送日゛り=1久年g月3′日) 6、補正の対象   明細書の発明の詳細な説明の欄(
9頁、10頁、73頁) 7、補正の内容 明細書(9頁、10頁、73頁)の浄書(内容に変更な
し)。
以   上   ・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(イン 芳香族炭化水素スルホン酸のホルマリン縮
    合物水溶性塩1型景部と (ロ)硝酸塩、亜硝酸塩および尿素よりなる群より選ば
    れる化合物の1種または2種以上の混合物1〜20重量
    部 よりなることを特徴とする寒中コンクリート用混和剤。
JP7812182A 1982-05-12 1982-05-12 寒中コンクリ−トの施工法 Granted JPS58199760A (ja)

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JP7812182A JPS58199760A (ja) 1982-05-12 1982-05-12 寒中コンクリ−トの施工法

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JPS635345B2 JPS635345B2 (ja) 1988-02-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6389445A (ja) * 1986-09-19 1988-04-20 サンド アクチェンゲゼルシャフト 寒中コンクリートの凝結を促進するための混和剤及び方法

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