JPS6221742A - セメント組成物 - Google Patents

セメント組成物

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JPS6221742A
JPS6221742A JP15878485A JP15878485A JPS6221742A JP S6221742 A JPS6221742 A JP S6221742A JP 15878485 A JP15878485 A JP 15878485A JP 15878485 A JP15878485 A JP 15878485A JP S6221742 A JPS6221742 A JP S6221742A
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JP
Japan
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cement
weight
cement composition
calcium
curing
Prior art date
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Pending
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JP15878485A
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English (en)
Inventor
武 黒田
哲朗 後藤
家室 育夫
小林 茂勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
Onoda Cement Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は水硬性セメント組成物に関し、特に鋼材に対
する非腐蝕性と、これに加えて著しい凝結及び硬化促進
性を示すように改善されたセメント組成物に関する。
(従来の技術) 従来より、コンクリートやモルタル硬化体には各種の配
合物のものが使用されている。こうした硬化体を得る場
合、成形に型枠を使用するときはその型枠の回転率を高
めるために、或いはコンクリートを常温ないし低温で硬
化させる施工のときは硬化速度を高めるために、未硬化
セメント中にセメントの水和反応を促進させる硬化促進
剤を添加することが行われている。こうしたセメントの
硬化促進剤には、例えばカルシウム等のアルカリ土類金
属あるいはナトリウム等のアルカリ・金属の塩化物、硫
酸塩、チオ硫酸塩、炭酸塩等の多数にわたって開発され
ているが、これらの実用化にあたっては種々の問題が指
摘されている。例えば、塩化カルシウムは優れた硬化促
進作用を示し、セメントに対し1重量%添加しただけで
初期強度が130〜140%にも向上し、しかも価格も
安価なところから長年実用されてきたが、これはコンク
リートの中に補強材として埋設されている鋼材を発錆な
いし腐蝕させるという欠点がある。こうした問題点の解
消に応えて、特公昭42−22957号が提案され、非
腐蝕性硬化促進剤として亜硝酸カルシウムが提案されて
、それ以来従来の塩化カルジムの硬化促進剤の一部はこ
れによって代替されこれが逐次実用されつつあるが、し
かしこの硬化促進剤は硬化促進作用が従来の塩化カルシ
ウムはど強力でなく、そのために強い速硬性が望まれる
施工には使用出来ない難点がある。そこで非腐蝕性の硬
化促進剤としての亜硝酸カルシウムの硬化促進性能の不
足の問題を解決するため、亜硝酸カルシウムとぎ酸塩を
併用すること、またロダン酸塩とチオ硫酸塩との併用、
ぎ酸塩、硝酸塩。
チオシアン酸塩等の単独使用が提案されているが、いづ
れも硬化促進性能が充分なものでなく実用上に問題を残
している。実用的セメント組成物としては、塩化カルシ
ウムを添加した場合に得られる程度のセメント硬化促進
性能があって、しかも亜硝酸カルシウムの添加によって
得られる程度の非腐蝕性能かえられるならば充分である
が、これが現実にはなかなか得られないのが実情である
(発明が解決しようとする問題点) この発明は、コンクリートに埋設される鋼材を発錆ない
し腐蝕させないで、コンクリートの硬化促進を優れた硬
化促進作用を示す従来の塩化カルシウム並みに出来るよ
うにしたセメント組成物を得ようとするものである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、セメントに対し0.1〜3.0重量%の亜
硝酸カルシウムと、0.005〜0.1重量%のアミノ
アルコールと、0.01〜2.0重量%のアミドスルフ
ォン酸塩または水溶性アミド化合物を含有することを特
徴とするセメント組成物である。またこの発明の実施の
態様を示せば、この発明においてアミノアルコールが、
トリエタノールアミン、ジェタノールアミン、モノエタ
ノールアミンまたはこれらの混合物であるセメント組成
物、またアミドスルフォン酸塩が、ナトリウム、カリウ
ム、カルシウム、マグネシウムの塩またはこれらの混合
物であるセメント組成物、さらに、水溶性アミド化合物
が、アクリルアミド、アセトアミド、フォルムアミド、
ディメチルフォルムアミドまたは尿素であるセメント組
成物である。
本発明に用いられるセメントは、普通ポルトランドセメ
ント、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランド
セメンl−、耐硫酸塩セメント、フライアッシュセメン
ト、高炉セメント、白色セメント等水和反応によって硬
化する水硬性のセメントである。この発明で用いる亜硝
酸カルシウムは、セメントの硬化及び鉄筋の腐蝕性に影
響を及ぼさない限り通常の市販工業製品でよく、形態も
粉状品、水溶液晶のいづれでもよいが、使用の便からい
えば水溶液晶が好ましい。この発明に用いられるアミド
スルフォン酸塩は、一般式がM (NH2S03)rL
 (但し、Mは金属原子を、nはMの原子価数と一致す
る整数を表わす)で示される化合物である。Mとしては
、ナトリウム、カリウム。
カルシウム、マグネシウムがあげられ、特に好ましいも
のとしてはアミドスルフオン酸カルシウム。
アミドスルフオン酸マグネシウム等が挙げられる。
これらの1種または2種以上の混合物も使用される。ま
た、この発明に使用される水溶性アミド化合物は、アク
リルアミド、アセトアミド、フォルムアミド、ディメチ
ルフォルムアミドおよび尿素である。さらに、この発明
で使用するアミノアルコールは、アミンの水素原子がア
ルカノール基で置換された構造を有する水溶性の有機化
合物であり、その例としてはモノエタノールアミン、ジ
ェタノールアミン、トリエタノールアミン、  N、 
 N−ジメチルエタノールアミン、N、Nジエチルエタ
ノールアミン、N−(β−アミノエチル)エタノールア
ミン、N−メチルエタノールアミン、N−メチルジェタ
ノールアミン等が挙げられ、特に好ましいものとしては
トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタ
ノールアミンまたはこれらの混合物である。
本発明は、セメントに対して亜硝酸カルシウム。
アミドスルフォン酸塩または水溶性アミド化合物。
さらにアミノアルコールの3成分を併用してを添加しな
ければならず、セメントに対し上記成分の各単独をまた
は上記成分の任意の2成分を添加したものではいづれも
充分な硬化促進性能が得られず、塩化カルシウムを使用
したような硬化促進性能は得られない。上記の3成分の
添加量は、セメントに対して亜硝酸カルシウムで0.1
〜3.0重量%、アミドスルフォン酸塩または水溶性ア
ミド化合物で0.01〜2.0重量%、アミノアルコー
ルで0.005〜0.1重量%である。亜硝酸カルシウ
ムの量が0.1重量%未満では防錆効果が不足し、また
3、0重量%を超えて添加しても防錆能力のそれ以上の
増大は望めず、単位重量当りの効果促進能力が却って低
下する。
上記に加えてアミノアルコールは、セメントに対して0
.005〜0.1重量%添加するとその相乗作用によっ
て硬化促進性能の向上が得られる。
これか0.005重量%未満では硬化促進性能が充分で
なく、また0、1重量%を超えて添加してもそれ以」二
の相乗効果が期待できない。
さらに、この発明ではセメントに対しアミドスルフォン
酸塩または水溶性アミド化合物を添加するか、これを添
加することによって一段と硬化促進性能が向上し実用上
も問題のないセメント組成物とすることが出来る。この
添加量はセメントに対し0.01〜2.0重量%である
。これが0.01重量%未満では硬化促進性能が充分で
なく、また2、0重量%を超えてもこれ以上の相乗効果
を期待することは出来ない。
上記の通り、本発明はセメントに対し亜硝酸カルシウム
、アミノアルコール、アミドスルフォン酸塩または水溶
性アミド化合物の3成分の所定量を同時に添加してはじ
めて硬化促進性能の大幅な向上が期待出来るのであって
、これらの中のいづれの2成分を添加しても、その硬化
促進性能は塩化カルシウム程度の硬化促進性能は得られ
ず実用的にみて不十分なものとなる。
以下に実施例をあげてこの発明をさらに説明する。
実施例、1〜6および比較例1〜8 セメントに対し第1表に示す比率で各種の添加剤を加え
、JISR5201に準じ標準砂を用い水セメント比6
5%の1:2モルタルを供試体寸法(4X4X16cm
)に成形し、20℃水中で養Iよ 生後材令ごとの圧縮強度を測定した。結果吹笛1表に示
す通りであった。
第1表に示す実施例1〜6の結果から、本発明の組成物
は添加成分の相乗作用によって硬化促進性能が著しく促
進していることがわかる。例えば、セメントに対し亜硝
酸カルシウムを0625重量%、アミドスルフオン酸カ
ルシウムを0.1重量%、トリエタノールアミンを0.
01重量%を添加した実施例1は、セメントモルタルの
圧縮強度が添加剤無添加のもの(比較例1)と対比して
、1日養生で143%、7日養生で130%にも向上し
ていることがわかる。
実施例7〜12および比較例9〜16 セメントに対し第2表に示す割合で同表に示す各添加剤
を加え、第3表に示すコンクリート配合でJISA11
3gに準じコンクリートを練り混ぜ、直径10G、高さ
20c11の円柱状供試体を成形した。このものの1日
養生は20℃で型枠養生。
7日養生及び28養生は20℃水中養生した。これらの
圧縮強度を測定することにより硬化促進性能を測定した
。結果を第2表に示す。
第2表の結果から、いづれの実施例(7〜12)でも各
添加成分の相乗作用によって硬化促進性能が著しく向上
していることがわかる。例えば、セメントに対して亜硝
酸カルシウムを0.25重量%、アミドスルフオン酸カ
ルシウムを0.1重量%、トリエタノールアミンを0.
01重量%添加した実施例7は、添加剤無添加のものと
比較して圧縮強度が1日養生で148%、7日養生で1
30%にも向上しており、硬化促進の著しいことがわか
る。
(発明の効果) 以上の本発明のセメント組成物は、セメントに亜硝酸カ
ルシウムとアミドスルフォン酸塩または水溶性アミド化
合物と極く少量のアミノアルコールを添加、配合するこ
とによって硬化促進性能が著しく高まる効果があるとと
もに、亜硝酸カルシウムとほぼ同等の防錆能力を併せも
たせることが出来る。本発明のセメント組成物で通常の
配合で調整されるセメントペースト、モルタル、コンク
リートなどが得られる。さらにコンクリート用化学混和
剤、例えばAE剤、減水剤、AE減水剤。
高性能減水剤等またはセメント混和材、例えばフライア
ッシュ、スラグ粉等も併せて添加でき、本発明のセメン
ト組成物の実用性は大きいと考えられる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セメントに対し0.1〜3.0重量%の亜硝酸カ
    ルシウムと、0.005〜0.1重量%のアミノアルコ
    ールと、0.01〜2.0重量%のアミドスルフォン酸
    塩または水溶性アミド化合物を含有することを特徴とす
    るセメント組成物。
  2. (2)アミノアルコールが、トリエタノールアミン、ジ
    エタノールアミン、モノエタノールアミンまたはこれら
    の混合物である特許請求の範囲第1項記載のセメント組
    成物。
  3. (3)アミドスルフォン酸塩が、ナトリウム、カリウム
    、カルシウム、マグネシウムの塩またはこれらの混合物
    である特許請求の範囲第1項に記載のセメント組成物。
  4. (4)水溶性アミド化合物が、アクリルアミド、アセト
    アミド、フォルムアミド、ディメチルフォルムアミドま
    たは尿素である特許請求の範囲第1項に記載のセメント
    組成物。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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