JPS5819783B2 - 不織ウエブを接着する方法 - Google Patents

不織ウエブを接着する方法

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JPS5819783B2
JPS5819783B2 JP52043103A JP4310377A JPS5819783B2 JP S5819783 B2 JPS5819783 B2 JP S5819783B2 JP 52043103 A JP52043103 A JP 52043103A JP 4310377 A JP4310377 A JP 4310377A JP S5819783 B2 JPS5819783 B2 JP S5819783B2
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アルトン・リー・キヤビネス
バージニア・キヤロライン・メニクハイム
バーナード・シルバーマン
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04HMAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
    • D04H3/00Non-woven fabrics formed wholly or mainly of yarns or like filamentary material of substantial length
    • D04H3/08Non-woven fabrics formed wholly or mainly of yarns or like filamentary material of substantial length characterised by the method of strengthening or consolidating
    • D04H3/14Non-woven fabrics formed wholly or mainly of yarns or like filamentary material of substantial length characterised by the method of strengthening or consolidating with bonds between thermoplastic yarns or filaments produced by welding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Multicomponent Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリアミドフィラメントからつくった湿分含有
不織ウェブを接着する方法に関する。
不織ウェブを接着する種々の方法は既知である。
例えば、米国特許第3,647,591号明細書はナイ
ロン繊維と強酸例えば塩酸によって影響を受けないもう
1種の繊維との混合物からつくったウェブを接着する方
法を開示している。
この酸は水性溶液から噴霧または浸漬によってウェブに
適用し、次いで繊維を熱カレンダー加工してウェブ中の
ナイロンフィラメントを相互に接着させる。
これらの条件において、酸はナイロンフィラメントを溶
解してナイロンフィラメントがウェブ全体を相互に接着
させる接着剤として多少とも働くようにし、ウェブ中の
もう1つのフィラメントは強さを与える。
米国特許第3,647,244号明細書はポリアミドフ
ィラメントからつくったウェブを接着する方法を開示し
、この方法においては、ウェブをウェブが水3ないし6
重量%を取込むような予備調節域にウェブを通し、つい
で、ウェブにハロゲン化水素および追加の水分を吸収さ
せる第2の域にこのウェブを通す。
予備調節工程の目的はウェブが高割合で気体を取込むこ
とができるようにすることにある。
ついでウェブを圧縮しそれを室温において水中にて洗浄
することにより自己接着させて吸収した気体を除去する
マロニー(Mail’onee)等に対する米国特許第
3.516,900号明細書はポリアミド不織ウェブま
たは布を気体状ハロゲン化水素または三フッ化ホウ素に
曝露することによりその全領域を接着し、ついで室温に
おける洗浄もしくは加熱の倒れかにより不織布から活性
化用気体を除去する方法を開示している。
全構造領域に亘って接着している不織布は貧弱な服地性
を有しており、通常堅くかつ紙様である。
かような不織布は常用の織物の物理的特性が要求される
多数の最終用途には不適当である。
不織布を単に間隔をあけて、不連続域だけを結合させる
だけでこの不織布が一層良好なたれ掛は性および手ざわ
り(drape and hand)を有することが知
られている。
この布は模様接着(pattern bo−nd in
g)として知られる方法によってつくる。
いくつかの模様接着方法において、布の不連続で間隔を
あけた領域に接着剤を適用することにより接着が達成さ
れる。
この方法の不利な点は異質の物質が布巾へ導入されるこ
とならびにウェブ中への浸透を達成する間接着剤の横の
移動を調節するのが困難であることである。
また、この方法の機器上に形成した接着剤が問題となる
こともある。
他の模様接着方法において、不織ウェブまたは布を、少
くとも一方のロールが模様を浮彫りした一対のロールの
間において圧縮し、布の不連続領域に、ロールの圧縮お
よび加熱を集中させてウェブの繊維を共に溶融するよう
な温度に加熱する。
不幸にも、米国特許第3,855,045号明細書にお
けるように、ロールが接着領域における強い接着を確実
にするに十分な高温にある場合、布巾の残余の領域にも
成る量の接着が起ろう。
かくして、布のたれ掛は性および手ざわりは幾分か阻害
されよう。
布の緻密でない領域における結合のいくつかはその布を
動かすことによって破ることができるが、これはこの方
法に他の工程を付加する。
理想的には、模様接着布は布の残部に殆んどまたは全く
接着のない不連続接着領域を有しよう。
かような布は高い靭性(tenac i ty)を有す
るがなお良好なたれ掛は性および手ざわりを有しよう。
ポリアミドフィラメントからつくったウェブをウェブに
対して蒸気の形で活性化剤と水との混合物を適用しつい
でウェブを室温においてロールの間を通過させることに
より自己発生的に接着させることが知られている。
この方法の一利点はウェブがロール間を通過する時達成
される接着の量に関して周囲湿度が効果を有することで
ある。
ナイロンフィラメントが容易に水分を吸収することは周
知である。
高い周囲の相対湿度の条件においては、低い周囲の相対
湿度の条件におけるよりも、ウェブはロールの間を通過
する時一層多くの水分を含有しよう。
この結果は均一に一致しない接着が生じる。
本発明はポリアミドフィラメントからつくった不織ウェ
ブまたは布を接着する方法であって、本方法において、
フィラメントは活性化剤0.1ないし20重量%、好適
には0.5ないし6.0重量%およびフィラメント中に
おける水対活性化剤のモル比が接着限度以上であるに十
分な水分を含有し、ウェブは圧縮しながら水対活性化剤
のモル比を接着限度以下の値まで低下させるに十分な水
分を追出すために十分に加熱する。
圧縮後、接着ウェブを洗浄して活性化剤を除去し、つい
で乾燥する。
模様接着のため、布を第1処理域中において、好適には
水蒸気の存在において、気体形の活性化剤に曝露し、つ
いで布が布の中の繊維の接着環中における水対活性化剤
のモル比を少くとも約2に高めるに十分な追加の水蒸気
を吸収し、布を室温において圧縮する時、これらの条件
下に本質的に接着不能である第2処理域を通過させる。
ついで布を少くともロールの一方が模様を浮彫りされて
おりかつ布の不連続部分を自己発生的に接着させるに十
分に加熱されている一対のロールの間を通過させる。
高モル比の水対活性化剤は模様の浮彫りされたロールと
接触しない布の領域の接着を防ぐので布は高度の靭性を
有するがまた良好なたれ掛は性および手ざわりを有しよ
う。
第1図は本発明方法実施のための有用な装置を示す側面
概要図である。
第2図は異るモル比の水対活性化剤を含有する気体処理
したウェブを室温において圧縮した結果を示す水対活性
化剤のモル比に対して記入したストリップ靭性(str
ip tenacity)の図である。
第3図は曝露後ウェブを室温において圧縮した場合の高
湿度雰囲気への不織ポリアミドウェブの曝露時間に対し
て記入したストリップ靭性およびH20/Hc1モル比
の図である。
第4図はロール面上の高められた部分を示す、浮彫りし
た表面の断片的見取図である。
図面を詳細に参照すると、第1図においては本発明方法
を実施するに適する装置が示されている。
紡糸突起12によって形成されるポリアミドフィラメン
トは空気ノズルもしくは減衰器13により細くシ多孔ベ
ルト16上に吹付け、ベルト16の下に位置する吸引箱
17がフィラメント11をベルト16上にとどめる。
フィラメントは不織ウェブ19の形でベルト16上に集
める。
この構成および操作は常用のものである。
ベルト16はロール18上に乗ってそれによって移動し
てフィラメントにより形成されたウェブまたは布19を
ウェブが、・非接着条件において、気体形の活性化剤お
よび、任意的に、水を含有する雰囲気に曝露する室22
に通して運搬する。
室23は米国特許第3,676,244号明細書に記述
されるように構成することができる。
しかしながら、室22の構造に制限されず、米国特許第
3,676,244号明細書において使用されたもの以
外の室も容易に使用することができる。
室22において、水蒸気と気体形の塩化水素のような活
性化剤との混合物からつくった雰囲気に曝露することに
よりウェブ19を気体処理する。
この室において水蒸気を使用する必要はないが、水蒸気
の使用は水蒸気がウェブによる活性化剤の吸収を高める
という理由のために好適である。
この室においては、ウェブ中におけるフィラメントの表
面は広範囲の気体組成に亘ってモル比約1対1で塩化水
素と水とを吸収する。
一般に、室22内の雰囲気および室22内におけるウェ
ブ19の滞留時間はこの室内においてウェブがHcl約
0.1ないし20重量%を取込むような程度であるべき
である。
しかしながら、室22においてつ千ブにより吸収される
Hc7の量は0.5ないし6重量%であることが好適で
ある。
室22から出るウェブ19が室の温度および湿度におい
て圧縮される場合、それは接着可能であろう。
本明細書において使用する「活性化剤」なる語はマロニ
ー(Mallonee)等に対する米国特許第3,51
6,900号明細書に記述された、気体形態において、
ポリアミドフィラメントを自己発生的に接着させるいず
れかの薬剤を意味する。
かような有効な活性化剤の例はハロゲン化水素、三フフ
化ホウ素、二酸化硫黄、三酸化硫黄、および塩素と二酸
化硫黄との混合物である。
塩化水素は好適な活性化剤である。
本発明方法はポリアミドの表面部分を有するフィラメン
トに対し操作可能である。
フィラメントは一成分をポリアミドまたはフイラメンが
ポリアミド表面部分を有する多成分フィラメントである
ことができる。
かくして、本方法は一成分がポリアミドである側面を接
する二成分フィラメントおよびさやがポリアミドである
さや/芯形フィラメントに対し操作することができる。
本方法によるナイロンの接着は、一般的な場合の一例で
あって、重合体は、活性止剤系(例えはポリアミドの例
におけるH20 + HCl)の吸収により水素結合が
***することのできる、高度の水素結合を含有する組成
物であることができる。
ウェブ19は、ついで、ウェブが追加の水を吸収するよ
うな仕方で高湿度雰囲気に曝露することにより後調節さ
れる第2の域もしくは室23を通過する。
室23において吸収される水の量は室23を去るウェブ
中の水対Hc、ljのモル比がウェブをつくっているフ
ィラメントの接着環において約2−2.5ないし1以上
であるようにすべきである。
ウェブがこのモル比の水蒸気およびHclを吸収した場
合、ウェブは室温において圧縮する時、本質的に接着不
可能であろう。
「フィラメント環」および「接着環J (bondin
g annulus)の語はウェブ中の各フィラメント
の外側部分を意味し、この部分はフィラメントの断面積
の1%以下ないし約65%を占める。
第2処理域23を通過した後、ウェブもしくは布19を
移動する布を挾んで圧縮する位置にあるロール26およ
び27の間に通して水対活性化剤のモル比を接着限度以
下の値に低下させる。
本明細書において使用する「接着限度」の語はフィラメ
ント環中に含まれた水対活性化剤のモル比が室温におい
て圧縮した時ウェブが本質的に接着不可能である以上を
意味する。
このモル比が増大すると、ウェブのストリップ靭性は極
端に低下する。
モル比が増大する場合の靭性におけるこの急速な減少は
第2図に示される曲線の垂直部分および第3図に示され
る類似の曲線によって示される。
ロール27は加熱され模様接着が希望される場合浮彫り
されたもしくは彫刻された表面を有する。
ロール27の表面はそれがウェブ19の不連続部分と接
触してそこに熱および圧力を適用する高くした部分28
(第4図)を有するような様式で浮彫りすることができ
、ロール27の残りの表面はウェブとの操作に際して接
触しない。
ロール27はその高い部分28がこれら高い部分と接触
したウェブの不連続部分中の若干の水を追出してウェブ
のこれらの部分における接着を緻密かつ効果的にするよ
うに十分加熱する。
これらの領域もしくはこれらのウェブ部分において追出
される水の量はこれらの領域における繊維の接着環中の
水対活性化剤の最終モル比が約2以下であるようにすべ
きである。
さもなくば接着は貧弱となるかも知れない。
ウェブの残余は加熱ロール27による操作接触を受けず
に残るので、ウェブのこの残余部分では殆んどまたは全
く接着が起らない。
かくして、ウェブは、ロール26および27の間を通過
した後、ウェブの本質的に未接着である残余領域ととも
に、模様状に配列された緻密な接着領域を有しよう。
ウェブの接着領域の寸法、形状および間隔は浮彫りした
ロール27の表面の形によって決定されよう。
ロール27の高い部分の模様に制限はない。
高い領域28の総面積はロールの領域の2ないし80係
、好適にはロールの領域の5ないし25%であろう。
1平方儂当りの高い部分の数は1ないし1’ OOであ
ることができ、また好適には16ないし64である。
ウェブもしくは布19の重量は1平方m当り4ないし4
00gであることができ、また好適には10ないし15
0g/dである。
ウェブは、ついで、洗浄域30に通し、そこで活性化剤
を除去する。
洗浄工程後、ウェブは乾燥域31に通してロール33上
に取込む。
第2図は接着環中における水対Hclのモル比が約2以
上に増大した場合の効果を説明する図である。
この図に示される曲線は種々のモル比の水とHcAを含
有する不織ポリアミドウェブの試料を室温において圧縮
することにより得られた。
このウェブはウェブと接触するロールの直線儂当り17
.86kgの圧力を用い、室温において平滑な鋼製ロー
ルの間を通過させた。
ウェブ中の接着の量の直接の指標である、圧縮ウェブの
ねはり強さが、接着環中における水対HcAのモル比が
増進するまで、この場合的2,5まで、比較的高く残る
ことをこの曲線は示している。
水対Hclのモル比がこの値を越える時、ウェブのねば
り強さは実質的に低下する。
水対Hclのモ比を約2−2.5以上に高めるに十分な
水を室23で添加するとウェブは室温において圧縮する
時ウェブの接着が殆んどまたは全く起らないことを確実
にする。
Hcl吸収ポリアミドフィラメントはフィラメントを高
湿度雰囲気に曝露する場合、急速に湿分を吸収して容易
に希望する約2−2.5を越えるモル比に達する。
多数の実験をおこなった結果、第2図に示される曲線の
垂直部分の殆んどはH20/Hc1モル比約2ないし3
.5の間において起ることが見出された。
若干の場合2程度に低く、また他の場合には3.5程度
に高かった。
この2ないし3.5への変化の理由は、ポリアミドフィ
ラメントの内部4分への若干の水の移動によって起り、
その際フィラメントの外部もしくは接着環における水対
活性化剤の実際のモル比が低下するものと信じられる。
このモル比以上でウェブが非接着性である理由はこれら
のモル比以上ではポリアミド構造中の多くの水素結合が
***してその構造が、フィラメントの表面が粘着段階を
超えて粘性の少い、非接着段階になるに十分に可塑性化
されるためであると信じられる。
フィラメントの芯を考慮することなしにフィラメントの
環における水対活性化剤のモル比を決定することはでき
ない。
モル比が決定される場合、気体処理する前のフィラメン
ト中に存在する水は不幸にもフィラメント全体に分配さ
れており、また引続く工程において吸収された水と活性
化剤はフィラメント環中にだけあるものと考えられる。
気体処理と圧縮との間の時間々隔が短かいという見地か
ら、気体処理および後調節処理で添加された水および活
性化剤の殆んどがロール26と27の間に進入するフィ
ラメントの環帯中にあるものと考えるのが合理的である
第2図に示される曲線の殆んどの垂直部分が生じるH2
0/活性化剤のモル比は「接着限度」と称することがで
きる。
何故なら、この値以上のモル比においては、ウェブ中に
おいて殆んどまたは全く接着が起らず、また室温におい
ておよびロール圧17.86kg/cmにおいてそれを
圧縮する時接着不可能であるからである。
好適なモル比を達成するに必要な湿分の水準が活性化用
気体をウェブに適用した後に最もよく達成されることの
理由は十分に理解することができない。
活性化剤/水の気体混合物への曝露の間に活性化剤0,
1ないし20重重量の取込みが容易に達成されフィラメ
ントFは水/活性化剤のモル比1:1でHclおよび追
加のH2Oを吸収する。
典型的には、フィラメント環は活性化用気体混合物から
モル比的1:1で水および活性化剤を吸収する。
しかしながら、この気体処理したウェブは第2室23中
における湿った雰囲気から追加的に必要なH2Oを容易
に吸収することができる。
「接着不可能」なる語は、ロールおよびウェブを21°
Cとして、ウェブをロール接触の直線儂当り17.86
kgの圧力の下に2個の鋼製ロールの間を通す時に達成
される接着が認容し得る水準以下であることを意味する
実際の目的に対して認容し得る接着水準を有するウェブ
は約65°Cにおよび同一圧力において加熱されたロー
ルの間を通過した後の同一ウェブのストリップ靭性の5
0−70係よりも少くないストリップ靭性を有しよう。
通常、加熱しないロールにより圧縮された接着不可能の
ウェブの強度は高温のロールにより圧縮された同様なウ
ェブの約10−40%である。
第3図は湿った雰囲気への曝露時間に対して記入したフ
ィラメント環中におけるH20/Hc1モル比およびス
トリップ靭性を示す。
これらの曲線は、試料を水とHclの気体混合物に曝露
して試料にフィラメントF中においてモル比的1:1に
水とHclを吸収させ、その後で試料を相対温度約76
%の雰囲気に曝露して湿分雰囲気へ曝露後の試料がフィ
ラメントの接着環中において変化する水対Hc1モル比
を有するようにして得られた。
ついで、試料は温度約21℃およびロールの直線α当り
17.86kgの圧力において2個の鋼製ロールの間を
通過させ、またス) IJツブ靭性を測定した。
第3図から、H20対Hclのモル比が約3.25の比
まで迅速に上り、同時にスl−IJツブ靭性が約53.
3から約18.8g/cIrL/g/m2まで減少した
ことが注目されよう。
湿った雰囲気に連続して曝露した時、ついでモル比はゆ
っくりと約3.4に上り、その点においてスl−IJツ
ブ靭性は約13.6g/cm/g7m2まで低下した。
この値へのストリップ靭性の低下は室温において圧縮し
た時試料中において起る接着に大きな低下があったこと
を示している。
第3図から、湿分雰囲気への1分間以下の曝露時間は接
着限度以上の値まで水対HcAのモル比を増大させるに
十分な時間であることが明らかに証明される。
比較例 1 ポリアミドフィラメントからつくった不織ウェブを気体
処理室に通してHclO,5容量係および水蒸気0.8
3容量係を含有する雰囲気に曝露した。
ウェブの曝露時間は5秒間であり、ウェブはHcll、
7重量係を取入れた。
気体処理室を出た直後に、室温においておよびロールの
直線函当り17.86kgの圧力の下に一対の平滑な鋼
製ロールの間でウェブを圧縮した。
圧縮後、ウェブはスl−’IJツブ靭性2 s、 59
/CrfL/ g/m”、ゼロスパン(zero 5
−pan)靭性82.1 g/CrrL/ g/ m’
、および曲げ長さ3.38CrIlを有していた。
実施例 2 気体処理工程の後、布を一室へ通して相対湿度75係を
有する空気に曝露して布に接着不可能な条件に達するに
十分な追加の湿分を吸収させたこと以外は比較例1を繰
返した。
ついで布を比較例1に記述した仕方において圧縮したと
ころ、ストリップ靭性2.39 g/crrt/ g/
m2、ゼロスパン靭性88.1 g /cm/ g /
m”および曲げ強さ2.1.cmを有していた。
比較例1における同一物のストリップ靭性に比べて本例
の極めて低いストリップ靭性は気体処理工程後の追加の
水の添加が室温における布の接着を効果的に防止するこ
とを証明する。
実施例 3 高温圧縮をした場合のナイロンウェブからの水の損失を
示すためいくつかの実験をおこなった。
相対湿度65%において予め平衡条件においた3 3.
85 g/m2の重量を有するナイロンウェブを蒸気状
の水およびHcA含有気流に曝露してウェブにHcAお
よび追加の湿分を吸収させ、ついで21℃において3分
間6O−62SRHの空気に曝露するように後調節処理
した。
ついで、ウェブを温度100℃に加熱したロールの間で
種々の速度において圧縮した。
第1表にこの処理の間に吸収されたHclおよび水の量
並びに失われf、IJ c !および水の量を示す。
゛第1表は高温圧縮の間にウェブから僅かの活性化剤が
失われる一方水の大きな割合が追出されたことを示す。
水の損失はウェブ中の水対活性化剤\ − のモル比を低下してウェブを接着可能にする。
高温の浮彫りロールと接触したウェブ領域から水が追出
されその結果この領域においては良好な接着を生じ、一
方浮彫りロールの接触しなかったウェブ部分においては
殆んどまたは全く接着が起らない。
このウェブは高度の靭性ならびに良好なたれ掛は性およ
び手ざわり特性を有する。
実施例 4 H20/Hcl雰囲気に曝露された不織ナイロンウェブ
に関して追加の湿分の有する効果を説明するため下記実
験をおこなった。
重量33.9g/m2を有するナイロンウェブを予め6
5SRHにおける平衡状態に調節し、ついでHclo、
24%および水0,60%を含有する気体流に150秒
間曝露し、その結果Hc13.9重量係が吸重量柱た。
このウェブを、ついで、圧縮に先立って、24℃および
相対湿度75優において種々の時間空気流に曝露してウ
ェブに追加の湿分を取入れさせた。
H20対Hclの種々のフォラメン1−3J帯部におけ
るモル比を含有するウェブを、ついで、2.7m1分、
ロール圧17.86 kg/crILおよびロール温度
25℃において平滑ロールの間を通過させた。
この結果を実験A、B、C,DおよびEとして第2表に
示す。
第2表 曝露時間 圧縮前モル比 スl−IJツブ靭性実験 (
秒) (H20/HcA) (9/cm1g/r
n”)A O1,18’ 54.4B
20 2.55 56.6曝露時
間 圧縮前モル比 ストリップ靭性実験 (秒)
(H20/Mcl)’ U/Cmlυ篇)C603,1
220,2 D 120 3.37 13゜E
120 3.37 48.5接着環中に
おけるH20対Hclのモル比の増大は室温における接
着に対するウェブの抵抗を増大することは容易に明らか
であろう。
モル比2.55ないし3.12の間においては、ストリ
ップ靭性は56゜6から20.2 El /cm/ g
/ mまで低下した。
本発明を説明する実1験Eにおいて、室温のロールでは
なく150°Cに加熱したロールの間においてウェブを
圧縮した。
この温度まで加熱した時ロールはウェブを接着可能とす
るに十分高温であって48.5 El /cyri/
g/ m’に増大したストリップ靭性が得られた。
実施例 5 本方法の効果を説明するため、非−ポリアミドを含有す
る繊維、50150ナイロン66/ポリエステルのさや
/芯形繊維のウェブ33.9 g/m2を予め23℃お
よび76%RHにおいて平衡状態に調節しておき、次に
ウェブにHcA 1.25重重量を吸収させるに十分な
時間HclO,24%および水0.84%を含有する気
流に曝露した。
ついで、ウェブを24℃、75%RHの空気流に曝露し
てウェブに本方法に必要な追加の水を吸収させた。
この後調節処理したウェブを挾み速度15m/分におい
て150℃に加熱した浮彫りロールと加熱しない弾力性
のロールとの間において圧縮した。
脱却および乾燥後、ウェブが柔かくてたれ掛は可能であ
り、また5 2.3 g/cm、/ g / m2の靭
性を有することが判明した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する装置の側面概要説明図、
第4図は前記装置に使用する場合の浮彫ロールの表面部
分図、第2図および第3図は本発明方法の効果を説明す
る線図である。 12・・・・・・紡糸突起、11・・・・・・フィラメ
ント、13・・・・・・空気ノズル、16・・・・・・
ベルト、17・・・・・・吸引箱、19・・・・・・布
、22・・・・・・第1処理域、23・・・・・・第2
処理域、26・・・・・・弾力性ロール、27・・・・
・・浮彫りロール、28・・・・・・高めた部分、30
・・・・・・洗浄域、31・・・・・・乾燥域、33・
・・・・・巻取りロール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) ポリアミドフィラメントの自己発生的
    接着を生じさせる活性化剤0.1ないし20重重量、お
    よび前記フィラメントのウェブが室温で非接着性である
    のに十分量の水を含むポリアミドフィラメントの不織ウ
    ェブを加熱し、十分に水を追出し該ウェブを高められた
    温度で接着可能とし、 (b)生成ウェブを圧縮してウェブ中のフィラメントを
    自己発生的に接着させ、次いで (c)生成ウェブから活性剤を除去する ことを特徴とするポリアミドフィラメントからつくられ
    た不織ウェブの接着方法。 2 フィラメント中の水対活性化剤のモル比が接着限度
    以上である十分な水を含むウェブを十分に加熱して、フ
    ィラメント中の水対活性化剤のモル比を接着限度以下と
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 3 ウェブが活性化剤0.5ないし6重量係を特徴する
    特許請求の範囲第1項の方法。 4 a−ウェブを第1および第2処理域に通して進め
    、 b、第1処理域においてウェブに自己発生的接着を生じ
    させる活性化剤を適用してウェブに活性化剤0.1ない
    し20重重量を吸収させ、C1第2処理域においてウェ
    ブに蒸気の形で十分な量の水を適用してウェブを室温で
    圧縮した場合に接着不可能とし、 d、このウェブを少くとも一方のロールがウェブの1部
    分と接触する高くした部分を有する一対のロールの間に
    進め、前記の高くした部分はウェブの前記部分における
    接着を効果的にするに十分に加熱されており、次いで e、ウェブから前記活性化剤を除去する、ことを特徴と
    するポリアミドフィラメントからつくった不織ウェブの
    模様接着方法。 5 蒸気の形の水と活性化剤との混合物を第1処理域に
    おいてウェブに適用してウェブに水分と活性化剤とを約
    1=1のモル比で吸収させる、特許請求の範囲第4項の
    方法。 6 ウェブが1平方メートル当り4ないし400gの重
    量を有する、特許請求の範囲第5項の方法。
JP52043103A 1976-04-15 1977-04-14 不織ウエブを接着する方法 Expired JPS5819783B2 (ja)

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DE (1) DE2716567A1 (ja)
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CA1107579A (en) 1981-08-25
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AR216298A1 (es) 1979-12-14
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IT1075595B (it) 1985-04-22
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