JPS58170394A

JPS58170394A - 交流エレベ−タの速度制御装置

Info

Publication number: JPS58170394A
Application number: JP57050518A
Authority: JP
Inventors: Muneo Nishiwaki; 西脇　宗夫
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1982-03-29
Filing date: 1982-03-29
Publication date: 1983-10-06
Also published as: KR840004022A; US4491197A; MX153004A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は交流エレベータの速度を制御する装置の改良
に関するものである。

誘導電動機に複数個のサイリスタを接続し、これらのサ
イリスタを速度指令信号に従って点弧し、電動機を三相
運転、単相運転及び直流制動運転させるものがある。こ
れを第１図〜第３図に示す。

すなわち、第１図に示すように、エレベータのかごｆｉ
＋とつり合おもり（２）は主索（３）によって結合され
、主索（３）は巻上機の駆動綱車（４）に巻き掛けられ
ている。綱車（４）は三相誘導電動機（５）に結合され
、電動機（５）は三相交流電源Ｒ，Ｓ、　Ｔに接続され
ている。電動機（５）の２相Ｒ，Ｅ１間にかと（１）の
上昇時閉成される上昇用電磁接続器接点（６ａ）、　（
６ｂ）及び下降時閉酸される下降用電磁接触器接点（７
ａ）、　（７ｂ）が挿入されている。また、他相Ｔには
かごｆｔｌの起動時閉成し減速指令点に達すると開放す
る走行用電磁接触器接点（８）が挿入されている。電源
Ｒと接点（６ａ）の間にはサイリスタ（９）が、電源Ｒ
と接点（６ｂ）の間にはサイリスタ（ｌＯ）が挿入され
ている。また、電源Ｓと接点（６ａ）の間にはサイリス
タ（川が、電源Ｓと接点（６ｂ）の間にはサイリスタ（
１２１が挿入されている。サイリスタ［９１、ＱＯ）の
直列回路の両端及びサイリスタ（＋＋）　、　（１２１
の直列回路の両端にはかとｆｉ＋の起動時閉成し減速指
令点に達した後に開放する減速用電磁接触器接点（１３
ａ）、　（１３ｂ）がそれぞれ接続されている。

また、サイリスタ（１０＋　、　（＋２１の間及びサイ
リスタ（９）。

（＋＋）の間には起動時閉成しており、減速指令点に達
した後に閉成する制動用電磁接触器接点（１４ａ）　。

（１４ｂ）がそれぞれ挿入されている。一方、電動機（
５）にはかと＋１１の速度を表す速度信号■１を発する
速度計用発電機、θ５）が直結されており、速度指令信
号ｖｐを発する速度指令発生回路（１６）と共に加算器
（１７１に接続されている。速度指令信号■１と速度信
号Ｖｔの偏差信号Ｖ。は点弧回路θ８）に接続されその
出力はサイリスタ（９）〜Ｑ２１に与えられている。

今、かごｉｌｌは重負荷で上昇運転するものとする。

起動指令が与えられると、接点（６ａ）、　（６ｂ）、
＋８１　＋（１３ａ）、　（１３ｂ）は閉成し、第２図
（ａ）に示すように、サイリスタ（９ｔ　、　ｌｏｔ及
びサイリスク（＋＋）　、　＋１２１はそれぞれ逆並列
に接続されて２相Ｒ，Ｓのそれぞれに挿入される。速度
指令発生回路０６）は、加速時は時間の関数として増大
する加速度指令、一定速度で走行するときの定速度指令
及び減速時に位置の関数として減少する減速度指令をそ
れぞれ速度指令信号ｖｐとして発生する（第３図）。こ
れと速度信号Ｖｔｌとの偏差信号ｖ８によシ、点弧回路
（国は動作し、サイリスタ（９）〜（１２）は点弧し、
かつ位相制御される。これで、電動機（５）は−次電圧
制御され、発生トルクは零から三相トルクまでの間調整
されもかと１１１が減速指令点Ａに達すると、接点（８
）は開放され、第２図（ｂ）のように１相Ｔは切り放さ
れ、電動機（５）にＦｉ２相Ｒ，Ｓから電力が供給され
、単相力行運転が行われる。これは、三相力行運転から
直流制動運転に切り換えると、電動機のトルク落差が太
きく、乗心地を悪化させるからである。これで、かご（
１１が減速し、点Ｂで速度信号Ｖｔｌが速度指令信号■
１よりも大になると、偏差信号Ｖ。は負となる。これで
、接点（１３ａ）、　（１３ｂ）は開放し、接点（１４
ａ）、　（１４１））は閉成する。その結果、第２図（
０）に示すように、サイリスタ（９）〜（１２Ｊは単相
全波整流回路を形成し、電動機（５）には直流管流工が
供給され、電動機（６）は直流制動トルクを発生する。

また、かごｉｌｌが軽負荷で上昇運転するときも、同様
に第２図（ａ）の回路で起動するが、かご（１）が減速
指令点Ａに達する前に、速度信号Ｖｔ２は速度指令信号
Ｖｐよりも大となる。したがって、かご（ｌｌが減速指
令点Ａに達すると、接点ｉ８）　ｅ　（１３ａ）＋　（
ｌｓｂ）は開放し、接点（１４ａ）、　（１４ｂ）は閉
成し、電動機（５）は上述のように単相力行運転から直
流制動運転に移行する。

下降運転の場合は、かごｉｌｌが軽負荷のときの速度は
速度信号Ｖｔｌで示され、重負荷のときの速度は速度信
号Ｖｔ２で示されるが、動作は上述と同様である。

ところが、第１図では、サイリスタ（９）〜Ｈを力行ト
ルク制御要素及び制動トルク制御要素として使用するた
め、同時閉成金しない接点（１３ａ）、　（１３ｂ）と
接点（１４ａ）、　（１４１））により、サイリスタ１
９１〜（１２）を切り換えている。そのため、電動機（
５）の単相運転から直流制動運転への切換時間が、電磁
接触器の動作時間の関係で遅れを生じ、発生トルクが不
連続的になり、速度制御系に悪影響を与える。また、電
動機（５）の電流投入及び遮断による接点（１３ａ）　
。

（１３ｂ）、　（１４ａ）、　（１４ｂ）の消耗のため
、保守に手間が掛かり、電磁接触器の動作音も問題にな
る。また、減速時に、電動機（５）の制動トルクをサイ
リスタ（９）〜０２）で点弧位相制御しているため、電
動機に流れる電流が断続する。そのため、電動機（６）
の発生する制動トルクが脈動し、かご（１）に振動を与
えて乗心地を悪くする。また、電動機（６）から騒音を
発生する。

この発明は上記不具合を改良するもので、電動機の２相
にそれぞれ両方向へ導通可能な第１サイリスタと、第１
サイリスタのそれぞれの間に配置された第２サイリスタ
を接続し、これらのサイリスタを制御することにより、
単相運転から直流制動運転への切り換えが円滑にできる
ようにした交流エレベータの速度制御装置を提供するこ
とを目的とする。

以下、第４図及び第５図によりこの発明の一実施例を説
明する。

図中、（２１＋　、　（２２は互いに逆並列接続され電
源Ｒと９　　接点（６ａ）の間に挿入された第１サイリ
スタ、（至）。

（２４も同様電源Ｓと接点（６ｂ）の間に挿入された第
１サイリスタ、（２Ｉ５）は第１サイリスタＨ，暖の電
源Ｒ側と第１サイリスタ（２３１、（２４）の電動機（
６）側に接続された第２サイリスタ、翰は第１サイリス
タ瞥、悩）の電源Ｂ側と第一サイリスタ（２１）　、　
（２２の電動機（ｆｌ）側に接続された第２サイリスタ
である。上記以外は第１図と同様である。

次に、この実施例の動作を説明する。

上昇運転起動時は、接点（６ａ）、　（ａｂ）、　（８
１が閉成され、点弧回路（１８１により、第１サイリス
タ（２１）〜（２４１が点弧位相制御され、第２サイリ
スタシ均、翰は点弧されない。これで、第２図（ａ）の
回路と々る（サイリスタの符号は図中０を付して示す）
。

かご１１１が減速指令点Ａに達すると、接点（８）は開
放され、第２図（ｂ）の回路となる。そして、偏差信号
Ｖｆ３が負になると、点弧回路（１Ｂ＋により、第１サ
イリスタシ１）、（ロ）の点弧位相制御が停止され、サ
イリスタｔ２２　、　（２４１〜翰が点弧位相制御され
る。これで、第２図（ｃ）の回路となる。第２図（ｂ）
から第２図（０）への切換えは、接触器接点を用いず、
点弧回路（Ｉ８）の電気的な切換えにより瞬時に行われ
る。

また、減速時の第２図（Ｃ）の回路において、サイリス
タｅ２２．（２５）を速度帰還制御による点弧位相制御
を行わず、電源Ｒ，Ｓの半周期間は常に点弧状態にして
おき、電動機（５）に流れるフライホイール電流をサイ
リスタ（２２，（２（へ）を介して流すようにすれば、
更に望ましいものとなる。すなわち、すべてのサイリス
タ（ロ）、　（２４１〜（２６）が点弧位相制御された
場合、電動機（６）を流れる電流工１は、第５図に示す
ように断続した電流となるのに対し、上記フライホイー
ル電流によりリプルの少ない連続した電流工２となる。

その結果、電動機（５）のトルク変動が少なくなり、か
ご（１）の乗心地は良くなると共に、電動機（５）から
発生する騒音も減少する。

なお、第１サイリスタＨ，（２２及び第１サイリスタ（
２３）　Ｉ　（２４）はそれぞれ双方向サイリスタによ
り構成することも可能である。

以上説明したとおりこの発明では、電動機の第１相と第
２相にそれぞれ両方向へ導通可能な第１サイリスタと、
第１サイリスタのそれぞれの間に配置された第２サイリ
スタを接続し、電動機の第３相に接点を挿入し、起動待
上記接点を閉成して第１サイリスタを制御して電動機に
カ行トルクを発生させ、かごが減速指令点に達すると、
上記接点を開放した後第１サイリスタの一部と第２サイ
リスタを制御して電動機に制動トルクを発生させるよう
にしたので、電磁接触器の動作時間遅れによる速度制御
系への悪影響を防止することができると共に、接触器の
動作時発生する騒音を減少することができる。

また、制動時、第１サイリスタと第２サイリスタの同方
向に接続されたものを所定の点弧角で導通させるように
したので、電動機の発生する制動トルクの変動を減少し
、かごの乗心地を良くすると共に、電流のりプルによる
電動機の発生する騒音を減少することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の交流エレベータの速度制御装置を示す構
成図、第２図は第１図の動作説明図、第３図は第１図の
速度指令信号及び速度信号曲線図。＋□□ を第４図はこの発明による交流エレベータの速度制御装
置の一実施例を示す構成図、第５図は第４図の電動機の
制動時の電流波形図である。図において、（１）・・・エレベータのかご、（５）・
・・三相誘導電ｗＪ機、（８）・・・走行用電磁接触器
接点、０句・・・速度計用発電機、（Ｉ６）・・・速度
指令発生装置、０η・・・加算器、（１８）・・・点弧
回路、Ｈ〜−・・・第１サイリスタ、（ハ）。翰・・・第２サイリスタ。なお、図中同一部分又は相当部分は同一符号により示す
。代理人　　　葛　野　信　−（外１名）さ・第１図第２図第３図第４図第５図手続補正書（自発）１、事件の表示　　　　特願昭５’／−５０５１８号２
、発明の名称　　　交流エレベータの速度制御装置３、
補正をする者事件との関係　　　特許出願人住　所　　　　　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号
名　称（６０１）　　　三菱電機株式会社代表者片山仁
八部４、代理人住　所　　　　　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号
三菱電機株式会社内（１）５、補正の対象明細書の発明の詳細な説明の欄６、補正の内容明細書をつぎのとおり訂正する。

Claims

【特許請求の範囲】＋ｌ）　　交流電源に接続されかごを駆動する誘導電動
機、この電動機の第１相及び第２相にそれぞれ挿入され
両方向へ導通可能な第１サイリスタ、互いに逆方向に配
置され一端がそれぞれ上記第１サイリスタの一方の上記
電源側に他端がそれぞれ上記第１サイリスタの他方の上
記電動機側に接続された第２サイリスタ、上記電動機の
第３相に挿入された接点、及び上記かどの起動時は上記
接点を閉成し上記第１サイリスタを制御して上記電動機
にカ行トルクを発生させ、上記かとが減速指令点に達す
ると上記接点を開放した後上記第１サイリスタの一部と
上記第２サイリスタを制御して上記電動機に直流制動ト
ルクを発生させる制御回路を備えてなる交流エレベータ
の速度制御装置。（２）交流電源に接続されかごを駆動する誘導電動機、
この電動機の第１相及び第２相にそれぞれ挿入され両方
向へ導通可能な第１サイリスタ、互いに逆方向に配置さ
れ一端がそれぞれ上記第１サイリスタの一方の上記電源
側に他端がそれぞれ上記第１サイリスタの他方の上記電
動機側に接続された第２サイリスタ、上記電動機の第３
相に挿入された接点、及び上記かどの起動時は上記接点
を閉成し上記第１サイリスタを制御して上記電動機にカ
行トルクを発生させ、上記かとが減速指令点に達すると
上記接点を開放した後上記第１サイリスタの一部と上記
第２ザイリスタを制御して上配電、動機に直流制動トル
クを発生させ、その後上記第１サイリスタと上記第２サ
イリスタの同方向に接続されたものを所定の点弧角で導
通させる制御回路を備えてなる交流エレベータの速度制
御装置。