JPS58167695A - 摺動部用部材 - Google Patents
摺動部用部材Info
- Publication number
- JPS58167695A JPS58167695A JP5065682A JP5065682A JPS58167695A JP S58167695 A JPS58167695 A JP S58167695A JP 5065682 A JP5065682 A JP 5065682A JP 5065682 A JP5065682 A JP 5065682A JP S58167695 A JPS58167695 A JP S58167695A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- tetrafluoroethylene resin
- carbon fibers
- temperature
- sliding parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Lubricants (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、重量比にてカーボン繊維3チないし10チ、
真鍮の粉末5%ないし20チ、残部を四ふつ化エチレン
樹脂粉末とした原料を混合し、これを焼成したことを特
徴とする摺動部用部材に関するもので、その目的と′す
るところは強度が大でPv値の高い摺動部用部材を得る
にある。
真鍮の粉末5%ないし20チ、残部を四ふつ化エチレン
樹脂粉末とした原料を混合し、これを焼成したことを特
徴とする摺動部用部材に関するもので、その目的と′す
るところは強度が大でPv値の高い摺動部用部材を得る
にある。
本発明摺動部用部材を具体例中の製造方法の一例によっ
て説明する。カーボン繊維として線径7ミクロンないし
8ミクロン、長さ0.5 mmないし1覇のものを重量
比にて5%を用意する。次に重量比にて銅70チ、亜鉛
30%から成る真鍮の粉末(1) を重量比にて10チを用意する。この粉末の粒度はたと
えば100メツシユから350メツシユのものを混合し
である。残部は四ふつ化エチレン樹脂の粉末を用意する
。この具体例では重量比にて85係の粉末を用意する。
て説明する。カーボン繊維として線径7ミクロンないし
8ミクロン、長さ0.5 mmないし1覇のものを重量
比にて5%を用意する。次に重量比にて銅70チ、亜鉛
30%から成る真鍮の粉末(1) を重量比にて10チを用意する。この粉末の粒度はたと
えば100メツシユから350メツシユのものを混合し
である。残部は四ふつ化エチレン樹脂の粉末を用意する
。この具体例では重量比にて85係の粉末を用意する。
以上の材料を混合機によってよく混合配合する。
この配合物を金型に入れ、300 Kf f 7cmな
いし500Kgf/caの圧力で一次成型する。
いし500Kgf/caの圧力で一次成型する。
この−次成型品を焼成炉内に入れて焼成する。
焼成温度はたとえば常温から約5時間かけて380℃に
達するようにし、これを約3時間保持し、次いで約8時
間で常温に戻す。これを炉から取り出して、所望の形に
仕上げて摺動部用部材たとえば軸受、メカニカルシール
あるいはオイルシール用に用いる。
達するようにし、これを約3時間保持し、次いで約8時
間で常温に戻す。これを炉から取り出して、所望の形に
仕上げて摺動部用部材たとえば軸受、メカニカルシール
あるいはオイルシール用に用いる。
このようにして製造され、このような配合を有する摺動
部用部材は、まず耐熱性が高<260℃の常用が可能で
、PV値も従来の充填剤入り四ふつ化エチレン樹脂に比
し著しく高い。
部用部材は、まず耐熱性が高<260℃の常用が可能で
、PV値も従来の充填剤入り四ふつ化エチレン樹脂に比
し著しく高い。
本発明の摺動部用部材は、カーボン繊維が真鍮(2)
の粉末とからまっているので、摺動に際し真鍮の粉末が
母材だる四ふつ化エチレン樹脂から脱落しないで高い減
摩作用を長く続けることができるのである。
母材だる四ふつ化エチレン樹脂から脱落しないで高い減
摩作用を長く続けることができるのである。
また、真鍮の粉末は摺動の相手面に適量転移し塑性流動
して摺動皮膜を形成し、この皮膜はその有孔度によって
液体や気体の存在を十分ならしめ、これと四ふつ化エチ
レン樹脂、カーボン繊維、真鍮とが摺動するので、摺動
の相手材を傷つけることなく、耐摩性の高いものとする
ことができるのである。
して摺動皮膜を形成し、この皮膜はその有孔度によって
液体や気体の存在を十分ならしめ、これと四ふつ化エチ
レン樹脂、カーボン繊維、真鍮とが摺動するので、摺動
の相手材を傷つけることなく、耐摩性の高いものとする
ことができるのである。
寸だ、本発明の摺動部用部材は、潤滑用液体をカーボン
繊維や真鍮の粉末が造成する網目状構造によって保持し
、潤滑能が高く、また、乾運転に際しては、表層の有孔
層と凹凸が気体を保持し、気体による潤滑を良好ならし
め、真空中においては、自己潤滑性を発揮するのである
。
繊維や真鍮の粉末が造成する網目状構造によって保持し
、潤滑能が高く、また、乾運転に際しては、表層の有孔
層と凹凸が気体を保持し、気体による潤滑を良好ならし
め、真空中においては、自己潤滑性を発揮するのである
。
また、本発明の摺動部用部材は、カーボン繊維と真鍮の
粉末が互いにからまって補強しているので機械的強度の
高いものとすることができるので(3) ある。
粉末が互いにからまって補強しているので機械的強度の
高いものとすることができるので(3) ある。
本発明の部材の配合範囲は、特許請求の範囲より少なけ
ればPv値が低下し、多くなれば材料が脆くなるので、
本発明に特定した範囲の配合が適切である。
ればPv値が低下し、多くなれば材料が脆くなるので、
本発明に特定した範囲の配合が適切である。
特許出願人
株式会社荒井製作所
(4)
Claims (1)
- 重量比にてカーボン繊維3チないし10ヂ、真鍮の粉末
5チないし30%、残部を四ふつ化エチレン樹脂粉末と
した原料を混合し、これを焼成したことを特徴とする摺
動部用部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5065682A JPS58167695A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 摺動部用部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5065682A JPS58167695A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 摺動部用部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58167695A true JPS58167695A (ja) | 1983-10-03 |
JPH0246633B2 JPH0246633B2 (ja) | 1990-10-16 |
Family
ID=12864987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5065682A Granted JPS58167695A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | 摺動部用部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58167695A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59117571A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-07-06 | ザ,マウント,サイナイ,スクール,アヴ,メダスン | 試料マウント用接着組成物 |
JPS63291994A (ja) * | 1987-05-23 | 1988-11-29 | Kawabata Seisakusho:Kk | 潤滑油 |
JP2015071793A (ja) * | 2015-01-07 | 2015-04-16 | Ntn株式会社 | 工作機械用樹脂摺動材 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50142969A (ja) * | 1974-05-02 | 1975-11-18 | ||
JPS54161656A (en) * | 1978-06-12 | 1979-12-21 | Akira Washida | Sliding parts |
-
1982
- 1982-03-29 JP JP5065682A patent/JPS58167695A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50142969A (ja) * | 1974-05-02 | 1975-11-18 | ||
JPS54161656A (en) * | 1978-06-12 | 1979-12-21 | Akira Washida | Sliding parts |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59117571A (ja) * | 1982-09-13 | 1984-07-06 | ザ,マウント,サイナイ,スクール,アヴ,メダスン | 試料マウント用接着組成物 |
JPH0555557B2 (ja) * | 1982-09-13 | 1993-08-17 | Maunto Sainai Sukuuru Obu Mede | |
JPS63291994A (ja) * | 1987-05-23 | 1988-11-29 | Kawabata Seisakusho:Kk | 潤滑油 |
JP2015071793A (ja) * | 2015-01-07 | 2015-04-16 | Ntn株式会社 | 工作機械用樹脂摺動材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0246633B2 (ja) | 1990-10-16 |
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