JPS581592A - 複合アルミニウム合金平版印刷版用支持体 - Google Patents

複合アルミニウム合金平版印刷版用支持体

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JPS581592A
JPS581592A JP8646181A JP8646181A JPS581592A JP S581592 A JPS581592 A JP S581592A JP 8646181 A JP8646181 A JP 8646181A JP 8646181 A JP8646181 A JP 8646181A JP S581592 A JPS581592 A JP S581592A
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滝沢 一成
Shiro Terai
寺井 士郎
Makoto Tsuchida
信 土田
Yoshikatsu Hayashi
美克 林
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    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B15/00Layered products comprising a layer of metal
    • B32B15/01Layered products comprising a layer of metal all layers being exclusively metallic
    • B32B15/016Layered products comprising a layer of metal all layers being exclusively metallic all layers being formed of aluminium or aluminium alloys
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N1/00Printing plates or foils; Materials therefor
    • B41N1/04Printing plates or foils; Materials therefor metallic
    • B41N1/08Printing plates or foils; Materials therefor metallic for lithographic printing
    • B41N1/083Printing plates or foils; Materials therefor metallic for lithographic printing made of aluminium or aluminium alloys or having such surface layers

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は強度と印刷性と経済性にすぐれたアルミニウム
合金印刷用支持体に関する。
従来、平版印刷版として広く用いられているものは、砂
目室て処理、酸化処理などの表面処理を施したアルミニ
ウム板上に感光性物質を塗布し、乾燥させた所謂98版
に画像露光、現像、水洗、ラッカー盛り等の製版処理を
施して得られた刷版である。この現像処理により未溶解
の感光層は画像部を形成し、感光層が除去されて、その
下のアルミニウム表面が露出した部分は親水性の為水受
容部となり、非画像部全形成することは、よく知られて
いる事実である。
かかる平版印刷用支持体としては、一般にアルミニウム
板が使われており、この目的に供される従来材t71:
、A3003.A1100.A1050等のアルミニウ
ム合金を通常の連続鋳造によって造塊し熱間圧延と冷間
圧延及び必要に応じて中間工程での熱処理を施して製造
されたアルミ合金板を、機械的方法、化学的方法、電気
化学的方法のいずれか1こよる粗面化法により、アルミ
ニウム合金板を粗面化し、l@極酸酸化皮膜処理施した
ものである。
より具体的には、特開昭48−49501号公報に記載
されている機械的相部化処理、化学的エツチング処理、
陽極酸化皮膜処理を順に施したアルミニウム板あるいは
、特開昭51−61304号公報に記載されている化学
エツチング処理、陽極酸化皮膜処理を順に施したアルミ
ニウム板、特開昭54−146234号公報に記載され
ている電気化学的処理、後処理、陽極酸化皮膜処理を施
したアルミニウム板、特公昭4B−28123号公報に
記載されている電気化学的処理、化学的エツチング処理
、陽極酸化皮膜処理を順に施したアルミニウム板、ある
いは機械的粗面化処理後に、特公昭4B−28123号
公報に記載されている処理を施したアルミニウム板が知
られている。
しかしながら、従来から使用されてきたアルミニウム合
金板は、化学的エツチング、電気化学的エツチングのい
ずれに際しても2点状の欠陥部を発生することがあり、
印刷物に汚れとなって現われ、品質上好ましくないこと
がわかった。
一方、印刷技術の進歩に伴ない印刷速度が上昇した今日
、印刷機の版胴の両端に機械的に固定される印刷版に加
わる応力が増えたため、強度が不足する場合には、この
固定部分が変形まだは破損して、印刷ずれ等の障害を発
生したり、版が切れることにより、印刷不能となること
が度々あった。
また、寸度安定性などの機械的強度を確保する必要上、
比較的厚いアルミニウム合金板を使用せざるを得す、こ
れが平版印刷版の製造原価を高くする主因となっていた
本発明は、これら5つの問題、すなわち印刷性と強度と
経済性の問題を同時に解決して得られる安価で高速印刷
に適した印刷性と強度のすぐれたアルミニウム合金印刷
版用支持体に関するものである。
従来から用いられていたアルミニウム合金板を、化学的
あるいは、′1気化学的エツチング処理した場合に、A
1100(アルミニウム純度990俤)。
A1200(アルミニウム純反990%)、A3005
(アルミニウム純度9aO〜9a5%)を用いると、点
状の汚れが、発生し易いという問題点があった。
発明者らは、この点状欠陥の発生原因について含入すな
解析を行ない、この欠陥が表面処理する前のアルミ合金
板中に分布する粗大な金属間化合物によるものであるこ
とを確認した。
すなわち、A3005合金板では、 A74Mn化合物
が、A1100またはムラ200等純アルミニウムつ合
金板では、 A#−Fe−8i化合物が、鋳造凝固時に
必然的に数十ミクロンの大きさの化合物として晶出し、
ひきつづいて行なわれる熱間圧延、冷間圧延によってこ
れが粉砕されるものの最終圧延板においてもなお5〜1
0ミクロン程度の大きさで分布し、当該表面処理におい
て、この化合物が粗面化の進行とともに塊状に溶解脱落
し、10ミクロンを越えるような大きな穴を発生せしめ
、実際の印刷時にこの穴の内部に多量の印刷インキが捕
えられることによって、印刷面の汚れとなるのである。
かかる金属間化合物粒子を圧延及びその途中工稈で加え
る熱処理によって微細化あるいは除去することは鋳塊厚
さと最終板の厚さから決定される加工度の限界とこれら
の化合物が熱的にきわめて安定したもので容易に熱分解
しないものであることから、はとんど不可能である。
発明者らは、上記知見に基づき、かかる有害な金属間化
合物の影響を取り除くために、晶出する金属間化合物が
少ない各種のアルミニウム合金板について、その平版印
刷版用支持体としての特性を評価検討し、純度995%
以上のアルミニウム合金にして、かつ、含まれるFe’
lz0.3%以下、他の不純物を各々0.15%以下と
する高純度アルミニウムの冷間圧延板を用いた場合、首
記の汚れが著しく減少することを発見した。しかしなが
ら、これら高純度アルミニウムからなる圧延板の単独使
用では、強度的に劣るため、印刷途中に、機械的に固定
された版の近傍で5クラツクが生じ、版切れ現象ケ起し
、印刷不能となることが度々あった。
そこで、この機械的強度の不足會補うだめの方法に関し
て検討を加え、15 Kf/、2以上の耐力を工業的手
法によって安定して得るためには、上記印刷版用表面処
理性にすぐれた高純度アルミニウム圧延板を表層材とし
て、機械的強度にすぐれた芯材用アルミニウム合金圧延
板の片面または両面に接合することが適切であり、この
複合アルミニウム合金板を用いることにより、印刷性、
強度、経済性の5つの問題を同時に克服できることを見
い出した。
次に本発明による複合アルミニウム合金板の強度と芯材
に用いられるアルミニウム合金について述べる。
複合板の強度σは表層材料の強度σ2、全板厚に占める
厚さの割合f1芯材の強度σ。によってσ−σflIf
+σ。(1−f) で与えられる。従って粗面化に適した表層材の厚さは印
刷版に要求される強度σと、石材に用いるアルミニウム
材料の強度σ。及び表層用アルミ材料の強度σ、からそ
の厚さ配分が設計されるが、厚さ方向にエツチングされ
ることから表層材の厚さは、少なくとも10ミクロン以
上であることを要し、好ましくは10〜100ミクロン
である。
また、芯材の厚さは、80ミクロン以上500ミクロン
以下で好ましくは280〜300ミクロンである。芯材
としては、A1100(耐力15.0〜IA、5V4/
調”)、A1200(耐力15.0〜1&5約1&n”
 ) 、ム3003(耐力15.0〜22.0Kg/l
tm” ) 、 A 3004 (耐力2rLO〜2z
OKf/■2 )あるいはム5052(耐力22.0〜
290Kg/ran2)等、圧延率40チ以上の冷間圧
延を加えた後に15 K17m”以上の耐力が得られる
各種のアルミニウム合金を用いることができる。しかし
ながら、一般にこれらのアルミニウム合金は、その製造
に際して化学成分を調整する必要があることから、価格
の上昇を避は得ない。本発明では、純度99〜95%の
特に成分を調整しないアルミニウム合金を用いることが
できるのが特長で、J工5H2103に制定されるアル
ミニウム二次地金2種(アルミニウム純度?8%以上)
、5種(アルミニウム純度97%以上)はもとよシ、印
刷使用後の廃材、他の用途に使用された廃材等を再生し
た比較的不純物の多いアルミニウム合金を用いることに
よって、従来材に優る経済性を得ることができる。
一方、石材の耐力が15〜/咽2未満の場合には、表層
材の耐力以下であるために、複合板の強度を上昇させる
効果がなく、製版工程でのプレート取扱い時に、クニッ
クが入り易く、作業上難がある。
また、高速オフセット輪転機の版胴の両端で5支えるに
十分な強度を有せず、固定部が変形【〜、印刷ずれを生
じるか、版が切れることにより、印刷不能になって好ま
しくない。
同、芯材の耐力15縁/咽2は純度990チのアルミニ
ウム合金を圧延率75チで冷間圧延した状態で得られる
もので、圧延率を高める場合及び純度99〜95チのア
ルミニウム合金を用いる場合、15 K4/1an2以
上の耐力が容易に得られることは、いうまでもない。更
に、耐力20 K17m”以上の芯材を用いた場合には
、複合板の強度は著しく上昇するので、複合板の全厚さ
を薄くしても従来付以上の強度を持ち、芯材に用いるア
ルミニウム合金の量を減らすことができ、低価格地金の
利用と相采して著しい経済的利点を生ずる。
次に本発明による平版印刷版用支持体の印刷版処理方法
について詳細に説明する。
本発明における砂目立て方法は、塩酸又は硝酸電解液中
で電気を流し、砂目立てする電気化学的砂目立て法、及
びアルミニウム表面を金属ワイヤーでひつかくワイヤー
ブラシグレイン法、研摩法と研摩剤でアルミニウム表面
を砂目立てするポールグレイン法、ナイロンブラシと研
摩剤で表面を砂目立てするブラフグレイン法のような機
械的砂目立て法を用いることができ、上記のいずれの砂
目立て方法を単独あるいは組合せて用いることもできる
このように、砂目立て処理したアルミニウムは、酸又は
、アルカリにより化学的にエツチングされる。酸をエツ
チング剤として用いた場合は、倣細構造を破壊するのに
、非常に時間がかかり、工業的に本発明を適用するに際
しては不利であるが、アルカリをエツチング剤として用
いることによシ改善できる。
本発明において好適に用いられるアルカリ剤は苛性ンー
ダ、炭酸ンーダ、アルミン酸ンーダ、メタ珪酸ソーダ、
燐酸ソーダ、水酸化カリウム、水酸化リチウム等を用い
、濃度と温度の好ましい範囲は、それぞれ1〜50重量
%、20〜100℃であり、AI の溶解量が5〜20
 t/m”となるような条件が好ましい。
エツチングのあと表面に残留する汚れ(スマット)を除
去するために酸洗いが行われる。用いられる酸は、硝酸
、硫酸、りん酸、クロム酸、ぶつ酸、はうふつ化水素酸
等が用いられる。
特に、電気化学的粗面化処理後のスマット除去処理には
、好ましくは、特開昭53−12759号公報に記載さ
れているような50〜90℃の温度の15〜65重量%
の硫酸と接触させる方法及び特公昭4B−28123号
公報に記されているアルカリエッチする方法である。
以上のようにして処理されたアルミニウム板は2平版印
刷版用支持体として、使用することができるが、更に、
陽極酸化皮膜処理、化成処理などの処理を施すこともで
きる。
陽極酸化処理は、この分野で従来より行なわれている方
法で行なうことができる。具体的には、硫酸、りん酸、
クロム酸、蓚酸、スルファミン酸、ベンゼンスルホン酸
等あるいはこれらの二種類以上を組み合せた水溶液又は
非水溶液中でアルミニウムに直流または交流の電流を流
すと、アルミニウム支持体表面に陽極酸化皮膜を形成さ
せることができる。
陽極酸化の処理条件は使用される電解液によって種々変
化するので一概には決定され得ないが、一般的には電解
液の濃度が1〜80重量%、液温5〜70℃、電流密度
n、5〜60アンペア/ am”、電圧1〜100V、
電解時間10〜100秒の範囲が適当である。
これらの陽極酸化皮膜処理の内でも、特に英国特許第1
.412.768号公報明細書に記載されている発明で
使用されている、硫酸中で高電流密度で陽極酸化する方
法及び米国特許第3.511.661号公報明細書に記
載されている燐酸を電解浴として陽極酸化する方法が好
ましい。
陽極酸化されたアルミニウム板は、更に米国特許第2.
714.066号及び同第3.181.461号の各明
細書に記されている様にアルカリ金属シリケート、例え
ば珪酸ナトリウムの水溶液で浸漬などの方法により処理
した9、米国特許第3860426号明細書に記載され
ているように、水溶性金属塩(例えば酢酸亜鉛など)を
含む親水性セル”−ス(fllf、カルボキシメチルセ
ルロースなど)の下塗9層を設けることもできる。
本発明による平版印刷版用支持体の上には。
1日版の感光層として、従来より知られている感光層を
設けて、感光性平版印刷版を得ることができ、これを製
版処理して得た平版印刷版は、すぐれた性能を有してい
る。
上記の感光層の組成物としては、次のようなものが含ま
れる。
■ジアゾ樹脂とバインダーとからなる感光層米国特許第
2.064631号及び同第2.667゜415号、特
公昭49−48001号公報、同49−45522号公
報、同49−45323号公報、英国特許第1.312
,925号明細書に記載されているジアゾ樹脂が好まし
く、バインダーは、英国特許第1.35へ521号、同
1.460.978号及び米国特許第4.124276
号、同第3751257号、同第5660097号明細
書に記載されているバインダーが好ましい。
■0−キノンジアジド化合物からなる感光層特に好まし
いO−キノンジアジド化合物は、〇−ナフトキノンジア
ジド化合物であり、例えば米国特許第2.766.11
8号、同第2.767.092号、同第2.772.9
72号、同第2.859.112号、同第2.9076
65号、同第3.046.110号、同第3.0441
11号、同第3.046.115号、同第3.046.
118号、同第5.046.119号、同第4046.
120号、同第3.046.121号、同第4046.
122号、同第3,046.123号、同第4061゜
430号、同第3.102.809号、同第3.106
.465号、同第5.655.709号、同第”r64
7445号の各明細書をはじめ、多数の刊行物に記され
ており、これらは好適に使用することができる。
■アジド化合物とバインダー(高分子化合物からなる感
光層) 例えば、英国特許第1.235.281号、同第1゜4
95、861号の各明細書及び特開昭51−123!1
1号公報、同51−36128号公報などに記されてい
るアジド化合物と水溶性またはアルカリ可溶性高分子化
合物からなる組成物の他、特開昭50−5102号、同
50−84!502号、同50−84503号、同53
−12984号の各公報などに記されているアジド基を
含むポリマーとバインダーとしての高分子化合物からな
る組成物が含まれる。
■その他の感光性樹脂層 例えば、特開昭52−96696号に開示されているポ
リエステル化合物、英国特許第1.112゜277号、
同第1.314390号、同第1.54 i。
004号、同第1.577.747号等の各明細書に記
載のポリビニルシンナメート系樹脂、米国特許第4.0
72.528号、及び同第4.072.527号の各明
細書などに記されている光重合型7オトボリマ一組成物
が含まれる。
支持体上に設けられる感光層の獣は、約01〜約797
m”、好ましくは、(15〜4 f/m”の範囲である
18版は2画像露光されたのち、常法により現像を含む
処理によって樹脂画像が形成される。例えばジアゾ樹脂
とバインダーとからなる前記感光層■を有する18版の
場合には1画像露光後、未露光部分の感光層が現像によ
り除去されて平版印刷版が得られる。また、感光層■を
有するps版の場合には2画像露光後、アルカリ水m液
で現像することにより露光部分が除去されて、平版印刷
版が得られる。
以下、実施例に基づいて更に詳細に説明する。
実施例1 第1表に示す化学成分からなる発明材(1)と比較材(
])1を用意した。発明材(1)の芯材に用いた合金B
は、スクリューキャップとして広く使用されているアル
ミニウム合金板廃材を再生したものである5゜合金A、
B、Oを通常の連続鋳造によって圧延用鋳塊とし、まず
合金Aの鋳塊は、表面偏析層を切削除去したのち、52
5℃に加熱して熱間圧延により17m厚さの板とした。
次に2合金Bの鋳塊圧延面を切削して厚さ48〇−とし
、その一方の面に前記表層用合金Aの171厚さの板を
仮接合し、この複合されだ鋳塊を480℃に加熱し、熱
間圧延することによって、表層材と石材を接合した。
厚さ5III11に熱間圧延された板は、続いて冷間圧
延によって厚さ2flとし、ここで350℃で1時間の
中間焼鈍したのち、最終冷間圧延によってα50m厚さ
の板とし、発明材(1)となした。一方。
比較材(1)は5合金Cの圧延用鋳塊の表面偏析層を切
削除去して460領厚さとし、525℃に加熱して熱間
圧延によυ5w+厚さとしたあと、発明材(1)と同一
の工程によって、050閣厚さの板としたものである。
発明材(1)、比較材(1)ともに最終冷間圧延率は8
5%である。
第  1  表 次に、これらのアルミニウム合金圧延板をバミストンと
水の懸濁液中で回転ナイロンブラシで。
砂目室て処理したのち、苛性ソーダ20チ水溶液を用い
て、アルミニウムの溶解量が8flm”となるようにエ
ツチングした。流水で充分に洗ったのち、25チ硝酸水
溶液で酸洗し、水洗して基板を用意した。このように用
意した基板全特開昭54−146234号公報に記載さ
れているように、硝酸05〜2.5%全含む電解浴中で
、電流密度20 A / eLm”以上で交流電解した
。ひきつづき15チ硫酸の50℃水溶液中に5分間浸漬
して表面を清浄化したのち、20q6の硫酸を主成分と
する電解液中で浴温30℃で、5f/drn”の酸化皮
膜を設けた。
このように作製したザンプルに下記の感光層を乾燥時の
塗布量が2.5f/lrL”となるように設けた。
かくして得られた感光性平版印刷版を5KWのメタルハ
ライドランプで1mの距離から60秒間画像露光し、S
l、02 / Nanoのモル比が1.2で8102含
量が1.5%の珪酸ナトリウム水溶液で現像し、水洗乾
燥後、オフセット輪転機sysrmM−a1s  (小
森印刷機械■製)にて、比較印刷試験を行なった。
その結果、比較材(1)では、25α2当り平均17個
の点状欠陥部による印刷汚れを発生したが、Fe 量を
少くした高純度アルミニウムを表層材とした発明材(1
)では、点状汚れの発生は無く、すぐれた印刷特性を示
した。
また、発明材(1)は、芯材に不純物の多いアルミニウ
ム合金を配置したことにより第2表のように比較材(1
)よりもすぐれた強度特性を有しておシ、オフセット輪
転機で印刷した場合、比較材(1)は。
18万枚印刷紙を通したところで、くわえ部に亀裂を生
じたが、発明材(1)は、25万枚の印刷終了時点で亀
裂を生じることはなかった。
第  2  表 実施例2 第3表に示す化学成分を有する圧延用鋳塊を用意した。
発明材(2)の表層材に用いる合金D、及び発明材(3
)の表層材に用いる合金Fの鋳塊は、表面偏析部を切削
除去したのち、580℃で8時間均質化処理したのち、
530℃に降温するのを待って、熱間圧延を開始し、3
5■厚さの板とした。
一方、芯材とする合金に、Gij鋳塊表面を切削して厚
さ400胴とし、その一つの切削面にそれぞれ前記の合
金り、Fの55喘厚さの板を仮接合した。
これらの複合された鋳塊を500℃に加熱して熱間圧延
によ多接合し、5■厚さの板とした。ひきつづいて冷間
圧延により1.5 m厚さとし、ここで350℃で1時
間中間焼鈍をしたあと、最終冷間圧延を行なって、厚さ
n−501EImの板とした。
すなわち発明材(2)、(3)の最終冷間圧延率は、い
ずれも80%で、複合板の表層材の厚さは、24ミクロ
ン、芯材の厚さは276ミクロンである。
比較的(2)及び(3)は、合金H0■の厚さ500簡
の圧延用鋳塊を580℃で8時間均質化処理してから2
表面偏析層を切削除去し、500℃に再加熱して熱間圧
延を行ない、5諭厚さの板とした。
更に冷間圧延で2群厚さとし、この厚さで350℃で1
時間中間焼鋪したのち、最終冷間圧延によって1130
mm厚さとした。従って、比較制(2)、(3)の最終
冷間圧延率は、85チである。
次に、これらのアルミニウム合金圧延板を、実施例1で
得た発明材(])及び比較材(1)とともに実施例1と
同様、パミストンと水の懸濁液中で、回転ナイロンブラ
シで砂目立て処理したのち、苛性ソーダ20チ水溶液を
用いて、アルミニウムの溶解量が5 f /frL”と
なるようにエツチングした。流水で充分に洗ったのち、
25%硝酸水溶液で酸洗し、水洗して基板を用意した。
このように用意した基板を20チの硫酸を主成分とする
電解液中で、浴温50℃でa  5 f/m2の酸化皮
膜を設けた。このように作製したサンプルに実施例1と
同様の平版印刷用感光層を乾燥時の塗布量が2.5 t
/m2となるように作成し、実施例1と同様の製版2行
なったのち、オフセット輪転機13YsTEM 0−1
8にて印刷を行ない、比較試験した。
その結果、比較材(1)、(2)及び(3)には、点状
汚れが多く発生した。一方、発明材には点状汚れ発生が
ほとんどなくすぐれた印刷特性を示した。
また、印刷途中に生じるくわえ部の亀裂は、比較材(1
)は、17万枚、比較材(2)が、21万枚の印刷紙を
通したところで起ったが、発明材は、いずれも25万枚
の印刷終了時点で亀裂を生じることはなかった。第4表
に発明材と比較材の強度特性及び印刷試験結果を示す。
第  4  表 第1頁の続き ■発 明 者 林美克 名古屋市港区千年三丁目1番12 号住友軽金属工業株式会社技術 研究所内 ■出 願 人 住友軽金属工業株式会社東京都港区新橋
5丁目11番3号

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 15 Kg/rran”以上の耐力を有するアル
    ミニウム合金板を芯材とし、その片面または両面に、9
    95%以上の1と15%以下のFe  及び各々[11
    5%以下の他の成分を不純物として含むアルミニウム合
    金板からなる表層材を10ミクロン以トの厚さで接合し
    たことを特徴とする複合アルミニウム合金平版印刷版用
    支持体。 2 該複合アルミニウム平版印刷用支持体の表面が、粗
    面化され、かつ陽極酸化されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の複合アルミニウム平版印刷用
    支持体。 ろ アルミニウム合金板からなる表面層の厚さが10〜
    100ミクロンである特許請求の範囲第1項記載の複合
    アルミニウム平版印刷用支持体。
JP8646181A 1981-06-05 1981-06-05 複合アルミニウム合金平版印刷版用支持体 Granted JPS581592A (ja)

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EP0067632B1 (en) 1985-01-30
DE3262125D1 (en) 1985-03-14
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