JPS58149207A

JPS58149207A - 自動包装装置等における帯状フイルムの蛇行修正装置

Info

Publication number: JPS58149207A
Application number: JP2006482A
Authority: JP
Inventors: 昌三大森
Original assignee: Omori Machinery Co Ltd
Current assignee: Omori Machinery Co Ltd
Priority date: 1982-02-10
Filing date: 1982-02-10
Publication date: 1983-09-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は自動包装装置等において、製筒装置によシ帯状
フィルムの長手方向両側端縁を重合して筒状体となす際
に生ずる帯状フィルムの蛇行を自動的に修正する帯状フ
ィルムの蛇行修正装置に関するもので、その目的とする
ところは。

常に帯状フィルムの重合端縁が正しく重合されるように
ぜんとするにある。

従来、横ビロー包装機をはじめ各程自動包装装置におい
ては、帯状フィルムの進行時におけるフィルム蛇行のた
めに帯状フィルムを筒状に形成してその両側端縁を重合
するに際し、該帯状フィルムの重合端縁部がずれて包装
不良品となる惧れがあった。

これは、帯状フィルムの偏肉とか印刷模様の片寄ｂｅの
ために帯状フィルムがガイドローラーを経て製筒装置へ
案内されるときに、帯状フィルム食中に亘って均等な張
シが得らねなくなる結果生ずる現象であって、従来はオ
ペレーターの目視検知によって製筒装置へ帯状フィルム
を案内するガイドローラーを若干変位調整するなどして
帯状フィルムの張シを均等にするととによシ蛇行の修正
をしていたものである。

然るに近年、包装工種のシステム化が進み。

省人化無人化が要望されてきておシ、上記帯状フィルム
の蛇行修正のために人手作業を要することが問題となっ
てき、これの自動化が強く要望されている。

本発明は製筒装置によ多筒状化する帯状フィルムの両側
端縁部を帯状フィルム端縁検知器によって監視し、その
蛇行によるフィルム重合端のずれを検知することによっ
て製筒装置の入口側に配置したフィルムガイドローラー
を所要角度傾動させ、前記フィルムガイドローラーと製
筒ｉｉ！置間のフィルムの張シ状態を修正することによ
シ帯状フィルムの蛇行を自動的に修正し。

正しい重合が行われるようにしたものである。

次に添附図面に示した本発明の一実施例について詳細に
説明する。

１　　　　　　１は帯状フィルム、２はフィルム繰シ出
しローラー、６は周知の製筒装置４の入口側に配したフ
ィルムガイドローラー・　５はフィルム引張ジロー５−
．６は７４ルムシールローラーである。７は被包装品で
、供給コンベア８における送シ爪９によって順次前記製
筒装置４側へ移送されるようになる。

１０は包装機（図示せず）の適宜位置に設けた支持体で
あって、前記帯状フィルム１．フィルム繰出しローラー
２．製筒装置４等を支持している。

１１　、１１’はフィルムガイドローラー６を適宜支承
するためのレバーであって、前記支持体１０の所定位置
に支軸１２を中心に揺動調整自在にかつ適宜固定し得る
ようになっている。

而して前記レバー１１　、１１’には第２−５図示の如
くスライド溝１３　、１　ｓ’が設けられ、該スライド
溝１５に平行して、ラック１４　、１４’が設けられ、
一方のラック１４は往復移動自在なるようスライドメタ
ル１５．１５に支承され、ラック１４の一側端にはクラ
ンクレバー１６がピン結合され、該クランクレバー１６
の他端はクランク１７に結合され、該クランク１７は後
述の正逆転可能な小型モーター２６の出力回転軸１８に
止ネジ１８′にょシ締結されている。そして、他方のラ
ック１４′はレバー１１′に固定されている。フィルム
ガイドローラー６はローラー軸１９にベアリング２０．
２０’にょ多回転自在に嵌合支持されている。前記ロー
ラー軸１９の各々の側部にはピニオンギヤ２１．２１’
が固定されておシ前記ラック１４　、１４’と噛合する
ようになっている。さらに前記ローラー軸１９の両端部
は前記レバー１１　、１１’に設けたスライド溝１３　
、１３’と嵌合し該スライド溝１３゜１６′内をスライ
ド自在に移動し得るようになっている。そして一方の端
部は前記ローラー軸１９の一端部にクランプ部材２２に
よっテレバー１１′上の適宜の位置に固定されるように
なっている。即ち第９図示の如く前記クランプ部材２２
は前記ローラー軸１９の一端に垂直壁部２２１１を嵌合
取付けるとともに他側の垂直壁部２２ｂの下面をレバー
１１′の上面にスライド自在に跨架し、締着ネジ２２ｃ
の先端をラック１４′の上面に押付けることによシ所定
の位置で固定できるようになっている。

２５は正逆回転可能な小型モーターであって。

前記レバー１１の先端位置に連結部材２４を介して適宜
固定され、その出力回転軸１８に前記クランク１７が止
ネジ１８′によシ締結されている。２５は前記クランク
１７と一体に設けた回転板であって、第４図示の如く円
周所定個所に円周から中心に向って適宜スリット溝２６
．２６’。

２６“が形成されている。

２７．２７’、２７’は光電管等による検知器であって
、前記回転板２５におけるスリット溝２６．２６’、２
６”を検知するためのものである。

２８　、２８’、　２９　、２９’ｉｉ帯状フイルム端
縁検知器であってその概信号が各々のフィルム端縁を検
知するためのものであシ、前記正逆回転可能な／Ｊ％型
モーター２６と電気的に接続されている。６０は遮蔽板
である。３１．３１’は支持部材２４上に設けた長大で
、＃記検知器２７゜２７’、２７“を該長大３１．３１
’に沿って適宜移動ト１定し、必要に応じて修正量を規
定できるようになっている。

つぎに作用について説明する。

帯状フィルム１は、フィルム繰出しローラー２・　フィ
ルムガイドローラー６を経て、所定の傾斜角をもって製
筒装置４の入口側に進み、さらに＠准するとき該製筒装
置４の内壁に沿って筒状に形成されそのフィルム両側端
縁部が前記製筒装置４の帯状フィルム端縁突出溝４ａか
ら第６図示の如く下方に垂下して該画下部すなわちフィ
ルム端縁部１　ａ’、１ａ“は合掌状に重合され、第１
図示の如くフィルム引出しローラー５゜５′によって挾
持され引き出され、さらに、フィルムシールローラー６
　、６’Ｋ　、ｔっテ加熱シー”されるようになる。

而して前記帯状フィルム１は、製筒装置４に対して所定
の傾斜角′をもって進行するよう設定さねてから包装機
等の作動が行われるものであるが、帯状フィルム１の偏
肉、印刷模様の片寄す等のためにフィルム横方向金山に
ついての張シが不揃いになる場合があると製筒の過程で
一方にフィルムが蛇行しフィルム端縁部の重合がずれて
一方に偏してしまう。すなわち、帯状フィルムの一側方
の張シが強く、他側方が弛むと張シの強い方へフィルム
が移行する傾向が生じるため製筒した際に一方の端縁部
が下方に余分に突出し、他方の端縁部がその分だけ上方
へ引きあげられて重合端縁の突出長さが不揃いとなる。

かかるときは製筒装置４の下位に配したフィルム端縁検
知器２８　、２８’及び２９　、２９’によって各々の
フィルム端縁部１　ａ’、　１　ａ“の進行中の突出長
さのずれを検知し、その指令によって、小型モーター２
６を回１１させクランク１７を介してラック１４を移１
ｉｆｔする。然る時はこれに噛合しているビニオンギヤ
ー２１′が回動し。

ローラー軸１９を所定方向に変位させガイドローラー６
を傾斜さぜることによシ、帯状フィルム１に所定の張り
を与えるようになシ蛇行したフィルムの進行を修正する
のである。またこの時前記小型モーター２６の出力回転
軸１８にあらかしめ所定の位相をもって取付けられた回
転板２５のスリット溝２６が光電管等による検知器２７
によシ検知されて前記小型モーター２６の回転停止の指
令が出され、前記小型モーター２６はその回転を停止す
るものである。すなわち第５図（ａ）は定常の状態を示
したも、ので、この状態で帯状フィルム１が正しく筒状
に形成されるべく調整設定されて進行しているが・帯状
フィルム１が一方に蛇行して第７図（４）の如く筒状に
形成されたフィルム１Ｇの一方の端縁１４′を帯状フィ
ルム端縁検知器２８　、２８’によシ検知されたときは
、小型モーター２６に指令が発せられ、該小型モーター
２６を所定方向に回動させ・ローラー軸１９を所定方向
に変位させてフィルムガイドローラー５を第５図（Ｃ）
の如く傾動させることによシ、帯状フィルム１に所定の
張シを与え帯状フィルム１の蛇行を４１ｊＥするととも
に前記ｌ」・型モーター２５の出力回転軸に取付けらね
た回転板２５のスリット溝２６′が検知器２７′に検知
されて小型モーター２６０声転停止の指令が出され前記
小型モーター２６はその回転を停止するものである。ま
た帯状フィルム１が第７図示Ｐ）の如く反対側の端縁１
ａ“を反対側に配置された２個のフィルム端縁検知器２
９゜２９′によシ検知されたときは、モーター２５は逆
方向に回動され、フィルムガイドローラー３は第５図示
Ｃ）の如く適量宛製筒装置４に対して傾動され、帯状フ
ィルム１に所定の張シを与え帯状フィルム１の蛇行を修
正するものである。

本発明によれば製筒装置によ多筒状に製筒される帯状フ
ィルムの端縁部のずれを、前記製筒装置附近の所要位置
に配置したフィルム端縁検知器によシ検知し、これにょ
シ直ちにフィルムガイドローラーを所要角度傾動して帯
状フィルムの張シ状態を修正し、帯状フィルムの蛇行を
修正して正、しい重合ができるようにしたので、自動包
装装置等における製筒時の帯状フィルム端縁部のずれに
よる包装不良を未然に防止し得。

その結果包装工程の自動システム化を実現し得。

包装作業を高速かつ能率的に行い得る特長を有するもの
である。

なお本発明における実施例は帯状フィルムの端縁が合掌
状に重合される背張シ式のものについて説明したが、こ
れに限定されるものでなく・単に帯状フィルム端縁を相
互に重合する封筒張シ式のものに用いることもできるも
のであシ。

またフィルムガイドローラーの傾動機構も本実施例のも
のに限定されるものでない。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すもので、第１図は使用状態
を示す正面図、第２図は同要部の正面図、第６図は開平
面図、第４図は回転板と検知器の取付位置関係の一例を
示す一部拡大正面図、第５図（ａ）〜（Ｃ）はフィルム
ガイドローラーの傾動状態を示す説明図、第６図は帯状
フィルムの製筒状態を示す斜視図、第７図（ａ）〜Ｐ）
はフィルム重合端縁の重合状態を示す説明用断面図。第８図は第７図（ａ）の左側面図、第９図はフィルムガ
イドローラー軸端のクランプ状態を示す一部拡大断面図
である。１・・・帯状フィルム、２・・・フィルム繰シ出しロー
ラー、６・・・フィルムガイドローラー、４・・・製筒
装置、５・・・フィルム引張シローラー１６・・・フィ
ルムシールローラー、７・・・被包装品、８・・・供給
コンベア、９・・・送シ爪、１０・・・包装機の支持体
、１１　、１１’・・・レバー、１２・・・支軸、１３
゜１３′・・・スライド溝、　　１４　、１４’−・・
ラック。１５．１５・・・スライドメタル、１６・・・クランク
レバー、１７・・・クランク、１８・・・出力回転軸。１８′・・・止ネジ、１９・・・ローラー軸、２０．２
０’・・・ベアリング、２１．２１’・・・ピニオンギ
ヤ。２２・・・クランプ部材、２２．・・・垂直壁部、２２
ｂ・・・垂直壁部、２２ｃ・・・締着ネジ、２６・・・
小型モーター、２４・・・連結部材、２５・・・回転板
。２６　、２６’・・・スリット溝、２７．２７’、２７
“・・・検知器、　２８　、２８’、　２９　、２９’
・・・帯状フィルム端縁検知器２♂０・・・遮罷板、３
１．３１’・・・長穴・第１図第２図第３図ｔｔ’ 第８図Ｉｎ第９図手続補正書昭和５７年Ｖ月判日特許庁長官　若　杉　和　肩　殿 ■、事件の表示昭和５７年特許願第２００６４号２、発明の名称自動包装装置等における帯状フィルムの蛇行修正装置３、補正をする者事件との関係　　　特許出願人住所　東京都台東区根岸５丁目７番４号名称　大森機械
工業株式会社４、代　理　人住所　東京都港区新橋２丁目２番５号図面の簡単な説明の欄８、補正の内容（１）　　明細書中、第４頁第１３行「第２−３図」を
「第２図」と補正する。（２）　　同書第６頁第１５行「概信号」を「検知信号
」と補正する。（３）　　同書第６頁第１９行「ｎ、」を削咋する〇（
４）　　同書第８頁第１５行「ピニオンギヤ−２１′」
を「ピニオンギヤ−２１」と補正する。（５）　　同書第９頁第２〜３行「検知器ｎ」を「検知
器ｎ′あるいはゴ」と補正する。（６）　　同書第９頁第１０行「端縁１ａ’を」を「端
縁ｉ　ａ／の変位を」と補正する。（７）　　同書第１１頁第１７行「を示す」を削除し、
「を製筒装置の出口側からみた」と挿入補正する。（８）　図面、第１図、第２図、第６図、第７図を別紙
のごとく補正する。１　　　　　　　　　　以上第１図第２図 υ

Claims

【特許請求の範囲】

帯状フィルムの長手方向両側端縁を重合し筒状体となす
製筒装置を配してなる自動包装装置において・前記製筒
装置のフィルム入口側の所定位置に、一端を支点として
他端を正逆駆動機病と連結し移動可能に支承してなるフ
ィルムガイドローラーを配置し、かつ前記製筒装置附近
の所要位置に前記帯状フィルムの端縁検知器を配設する
とともに前記帯状フィルム端縁検知器と前記正逆駆動機
構とを電気的に接続し、前記帯状フィルム端縁検知器の
検知指令によって前記フィルムガイドローラーを所要角
度傾動せしめるようにしたことを特徴とする自動包装装
置弊における帯状フィルムの蛇行修正装置。