JPS5814079B2 - 磁気しやへい装置 - Google Patents
磁気しやへい装置Info
- Publication number
- JPS5814079B2 JPS5814079B2 JP54050867A JP5086779A JPS5814079B2 JP S5814079 B2 JPS5814079 B2 JP S5814079B2 JP 54050867 A JP54050867 A JP 54050867A JP 5086779 A JP5086779 A JP 5086779A JP S5814079 B2 JPS5814079 B2 JP S5814079B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- lid
- barrier
- magnetic shielding
- shielding device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気じゃへい装置に関する。
従来磁気じゃへい装置は地磁気等の弱磁界から実験装置
や計測装置などをしやへいするために用いられている。
や計測装置などをしやへいするために用いられている。
最近の核融合装置の発展によシ、核融合のために使用す
る磁界は非常に高くなっている。
る磁界は非常に高くなっている。
このため、この強磁界から磁界をきらう実験装置などを
保護する磁気じゃへい装置が必要となっている。
保護する磁気じゃへい装置が必要となっている。
磁気じゃへいを効果的に行うには磁気じゃへいを行う空
間を磁性体で完全に覆えばよいが、実際には測定電線が
貫通したシ、あるいは電離気体が通過するため、筒形の
磁気じゃへい装置はその両端を閉じることができない。
間を磁性体で完全に覆えばよいが、実際には測定電線が
貫通したシ、あるいは電離気体が通過するため、筒形の
磁気じゃへい装置はその両端を閉じることができない。
両端が開いているとそこから磁場が侵入するため、磁気
じゃへいを有効に行うには磁気じゃへいの軸長な磁気じ
ゃへいを必要としている空間の2〜3倍にする必要があ
り装置が大形となって高価なものになってしまう。
じゃへいを有効に行うには磁気じゃへいの軸長な磁気じ
ゃへいを必要としている空間の2〜3倍にする必要があ
り装置が大形となって高価なものになってしまう。
また周辺装置との関係から設置空間が限定されて必要と
する軸長がとれないことが多いなどの欠点があった。
する軸長がとれないことが多いなどの欠点があった。
本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、小形で磁気じ
ゃへい効来が高い磁気じゃへい装置を提供することを目
的とする。
ゃへい効来が高い磁気じゃへい装置を提供することを目
的とする。
以下本発明を図面に示す1実症例について説明する。
第1図および第2図において、1は磁性材の磁気じゃへ
い内筒(以下内筒と言う)、2は内筒1の外側に間隔を
設けて配設する磁性体の磁気じゃへい外筒(以下外筒と
言う)、3は外筒2の両端部に取シ付けた開口部3aを
設ける蓋、4は内筒1を外筒に取り付ける支持材である
。
い内筒(以下内筒と言う)、2は内筒1の外側に間隔を
設けて配設する磁性体の磁気じゃへい外筒(以下外筒と
言う)、3は外筒2の両端部に取シ付けた開口部3aを
設ける蓋、4は内筒1を外筒に取り付ける支持材である
。
外筒2と蓋3とは同じ磁性体である。
開口部3aは内筒1の断面形状とほぼ同じ形状である。
次に作用を説明する。
上記の構成の磁気じゃへい装置の実験結果は次の通シで
ある。
ある。
製作したモデルの寸法はL=21Cm,H1二4Cm,
H2−2cm、W1−7Cm,W2二5Cmである。
H2−2cm、W1−7Cm,W2二5Cmである。
内筒1は厚さ0.1mmのミューメタル、外筒2は厚さ
2mmの純鉄、蓋3は外筒2と同材質とした。
2mmの純鉄、蓋3は外筒2と同材質とした。
第3図は磁気しやヘい特性曲線図であって、横軸は磁気
じゃへい端部からの距離、縦軸は磁気じゃへい効果とし
て を示し、この比が大きいものほど性能がよいことを示す
。
じゃへい端部からの距離、縦軸は磁気じゃへい効果とし
て を示し、この比が大きいものほど性能がよいことを示す
。
磁気じゃへい外部の磁界は3000erとした。
10は本装置の磁気じゃへい曲線、11は本装置の蓋3
のない従来の磁気じゃへい曲線である。
のない従来の磁気じゃへい曲線である。
第3図から明らかなように本発明による磁気じゃへいは
、従来のものの7倍の磁気じゃへい効果をもち、端部か
らの磁界の侵入による影響も非常に少なくなっている。
、従来のものの7倍の磁気じゃへい効果をもち、端部か
らの磁界の侵入による影響も非常に少なくなっている。
これは軸長を短かくできることを意味している。
また磁気じゃへい効果は使用した磁性体の比透磁率と厚
さに比例し、本発明による磁気じゃへい装置で従来の磁
気じゃへいと同じ効果をもたせるには厚さが1/7で良
く、従って軽量化をはかることができる。
さに比例し、本発明による磁気じゃへい装置で従来の磁
気じゃへいと同じ効果をもたせるには厚さが1/7で良
く、従って軽量化をはかることができる。
これらの効果は次に説明する作用により生じる1磁気じ
ゃへい端部には磁界が集中するため、蓋3がないと磁性
体の飽和が生じ、比透磁率が下がり磁気じゃへい効来が
落ちてしまう。
ゃへい端部には磁界が集中するため、蓋3がないと磁性
体の飽和が生じ、比透磁率が下がり磁気じゃへい効来が
落ちてしまう。
この結果外部磁界の侵入する量が増加し、端部に隣接し
た部分に同様の現象が生じる。
た部分に同様の現象が生じる。
この現象が次々と磁気じゃへい内部に向って発生し全体
のしゃへい効果は落ちてしまう。
のしゃへい効果は落ちてしまう。
蓋3があると端部での飽和が生じないので、蓋のない時
にくらべて磁性体の比透磁率が大きいからしやへい効来
が高くなる。
にくらべて磁性体の比透磁率が大きいからしやへい効来
が高くなる。
また磁気じゃへい装置に侵入する磁界は端部の断面の大
きさに比例しているので,蓋3を装着すると端部断面の
大きさを減少できるので外部磁界の影響が減少する。
きさに比例しているので,蓋3を装着すると端部断面の
大きさを減少できるので外部磁界の影響が減少する。
第4図は他の実施例であって第1図と同じ作用をする部
品は同一符号としたので説明は省略する。
品は同一符号としたので説明は省略する。
5は内筒1と外筒2との間に設けた磁気じゃへい筒であ
って3重磁気じゃへいにしたもので、磁気じゃへい効果
をさらに高めたものである。
って3重磁気じゃへいにしたもので、磁気じゃへい効果
をさらに高めたものである。
第5図および第6図は他の実施例であって、第4図にお
ける中間の磁気じゃへい筒5の両端部に内筒1とほぼ同
じ断面の開口部6aを設ける蓋6を取シ付けたもので、
外部磁界の影響をさらに減少でき、軸長をよシ短くする
ことができる。
ける中間の磁気じゃへい筒5の両端部に内筒1とほぼ同
じ断面の開口部6aを設ける蓋6を取シ付けたもので、
外部磁界の影響をさらに減少でき、軸長をよシ短くする
ことができる。
なお上記では2重磁気じゃへい、3重磁気じゃへいのも
のについて説明したが、多重構成の磁気じゃへいのもの
についても同様であることは勿論である。
のについて説明したが、多重構成の磁気じゃへいのもの
についても同様であることは勿論である。
以上のように本発明によれば磁気じゃへい装置において
、内筒の外側に間隔を設けて配設する外簡の両端部に内
簡のほぼ同じ断面の開口部を設けル蓋を固着するように
したので、(1)磁気じゃへい効来が高くなり軸長を短
かくできて小形化が可能となシ、安価にできる。
、内筒の外側に間隔を設けて配設する外簡の両端部に内
簡のほぼ同じ断面の開口部を設けル蓋を固着するように
したので、(1)磁気じゃへい効来が高くなり軸長を短
かくできて小形化が可能となシ、安価にできる。
(2)多重磁気じゃへいにすることによシ、よシ小形化
が可能で、磁気じゃへい効果をさらに高めることができ
る。
が可能で、磁気じゃへい効果をさらに高めることができ
る。
(3)蓋には開口部があるので測定電線等を通すことが
でき、また電離気体や気体等を通すことができるなどの
すぐれた効果がある。
でき、また電離気体や気体等を通すことができるなどの
すぐれた効果がある。
第1図は本発明の磁気じゃへい装置の1実施例を示す縦
断面図、第2図は第1図のA−A線に沿う縦断面図、第
3図は磁気じゃへい特性曲線図、第4図は他の実施例を
示す縦断面図、第5図は他の実施例を示す縦断面図、第
6図は第5図のB一B線に沿う縦断面図である。 1…内筒、2…外筒、3…蓋、4…支持材、5…磁気し
やへい筒、6…蓋。
断面図、第2図は第1図のA−A線に沿う縦断面図、第
3図は磁気じゃへい特性曲線図、第4図は他の実施例を
示す縦断面図、第5図は他の実施例を示す縦断面図、第
6図は第5図のB一B線に沿う縦断面図である。 1…内筒、2…外筒、3…蓋、4…支持材、5…磁気し
やへい筒、6…蓋。
Claims (1)
- 1 内筒と、この内簡の外側に間隙を設けて配設する外
筒と、この外筒の両端部に固着する前記内筒の断面形状
とほぼ同じ形状の開口部を設ける蓋とからなる磁気じゃ
へい装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54050867A JPS5814079B2 (ja) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | 磁気しやへい装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54050867A JPS5814079B2 (ja) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | 磁気しやへい装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55143099A JPS55143099A (en) | 1980-11-08 |
JPS5814079B2 true JPS5814079B2 (ja) | 1983-03-17 |
Family
ID=12870665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54050867A Expired JPS5814079B2 (ja) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | 磁気しやへい装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814079B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3245945A1 (de) * | 1982-12-11 | 1984-06-14 | Bruker Analytische Meßtechnik GmbH, 7512 Rheinstetten | Elektromagnet fuer die nmr-tomographie |
DE3333755A1 (de) * | 1983-09-19 | 1985-04-18 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Magneteinrichtung einer anlage der kernspin-tomographie mit einer abschirmvorrichtung |
JP5842659B2 (ja) * | 2012-02-20 | 2016-01-13 | セイコーエプソン株式会社 | 磁気シールド装置 |
JP5987343B2 (ja) * | 2012-02-20 | 2016-09-07 | セイコーエプソン株式会社 | 磁気シールド装置 |
-
1979
- 1979-04-26 JP JP54050867A patent/JPS5814079B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55143099A (en) | 1980-11-08 |
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