JPS58136712A - 焼入方法 - Google Patents
焼入方法Info
- Publication number
- JPS58136712A JPS58136712A JP1822882A JP1822882A JPS58136712A JP S58136712 A JPS58136712 A JP S58136712A JP 1822882 A JP1822882 A JP 1822882A JP 1822882 A JP1822882 A JP 1822882A JP S58136712 A JPS58136712 A JP S58136712A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hardened
- cover
- parts
- quenching
- quenching media
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D1/00—General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
- C21D1/62—Quenching devices
- C21D1/667—Quenching devices for spray quenching
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
入方法に関し、特に非硬化部分への焼入液侵入による硬
度上昇を防止する焼入方法に関する。
度上昇を防止する焼入方法に関する。
全体を加熱後、局部的に硬化させる部品については、こ
れまで第1図、第2図に示すように、非硬化部2aをカ
バー3,4した後、焼入液噴射装置1から硬化部めがけ
て、焼入液(水、油など)9を噴射し、局部的な硬化部
2を得ていた。しかし、その場合、非硬化部2aへの焼
入液の侵入を防止するのは非常に困難であり、焼入液の
侵入により、非硬化部2aの硬度が、第3図の曲線11
に示すように高くなり、後工程である機械加工等に不具
合を生じている。
れまで第1図、第2図に示すように、非硬化部2aをカ
バー3,4した後、焼入液噴射装置1から硬化部めがけ
て、焼入液(水、油など)9を噴射し、局部的な硬化部
2を得ていた。しかし、その場合、非硬化部2aへの焼
入液の侵入を防止するのは非常に困難であり、焼入液の
侵入により、非硬化部2aの硬度が、第3図の曲線11
に示すように高くなり、後工程である機械加工等に不具
合を生じている。
本発明は、前記欠点を除去するため、ノノバー内への焼
入液の侵入を防止するようにした焼入方法を提供するも
のである。
入液の侵入を防止するようにした焼入方法を提供するも
のである。
すなわち本発明は、焼入部品を所定温度に加熱後、該部
品の非硬化部をカバーで被覆すると共に該カバー内を圧
気して該部品に冷却液を噴射することを特徴とする焼入
方法に関するものである。
品の非硬化部をカバーで被覆すると共に該カバー内を圧
気して該部品に冷却液を噴射することを特徴とする焼入
方法に関するものである。
第1図は本発明方法の一実施態様例を示す正面図、第2
図はそのA−A断面図である。
図はそのA−A断面図である。
第1,2図において、1は焼入液噴射装置、2は焼入部
品の硬化部、2aは該部品の非硬化部、6は上部カバー
、4は下部カバー、5はエア導入配管、6は電動機、7
は減速機、8は回転軸、9は焼入液(水、油など)であ
る。
品の硬化部、2aは該部品の非硬化部、6は上部カバー
、4は下部カバー、5はエア導入配管、6は電動機、7
は減速機、8は回転軸、9は焼入液(水、油など)であ
る。
第1,2図において、先ず、焼入部品と1・部カバー4
を組み合せて焼入温度に加熱した後、図示省略の加熱炉
から取り出して本図のようにセットし、次いで上部カバ
ー6をかぶせる。ぞの後、電動機6と減速機7を用いて
焼入部品をゆっくり回転させ、エア導入配管5から気体
(エア、窒素などの非酸化性気体など)を導入し、焼入
部品、」一部カバー6および下部カバー4で囲捷れた内
部の空間を大気圧以上に保持した後、焼入液噴射装置1
から焼入液9を噴射し、局部的な焼入を行う。
を組み合せて焼入温度に加熱した後、図示省略の加熱炉
から取り出して本図のようにセットし、次いで上部カバ
ー6をかぶせる。ぞの後、電動機6と減速機7を用いて
焼入部品をゆっくり回転させ、エア導入配管5から気体
(エア、窒素などの非酸化性気体など)を導入し、焼入
部品、」一部カバー6および下部カバー4で囲捷れた内
部の空間を大気圧以上に保持した後、焼入液噴射装置1
から焼入液9を噴射し、局部的な焼入を行う。
ところで、上部カバー6、下部カバー4をつけただけで
は、焼入部品とカバー3,4の隙間から焼入液9が侵入
し、非硬化部2aに焼入液9がかかるため、その部分の
硬度が上り、品質面および後工程の機械加工等に著しい
悪影響を及ぼす。従って、本発明では、カバー6.4の
内側部分の圧力を大気圧以−トに保持することにより、
焼入部品とカバー6.4の隙間から焼入液9が侵入する
のを確実に防止するものである。
は、焼入部品とカバー3,4の隙間から焼入液9が侵入
し、非硬化部2aに焼入液9がかかるため、その部分の
硬度が上り、品質面および後工程の機械加工等に著しい
悪影響を及ぼす。従って、本発明では、カバー6.4の
内側部分の圧力を大気圧以−トに保持することにより、
焼入部品とカバー6.4の隙間から焼入液9が侵入する
のを確実に防止するものである。
次に具体例をあげて本発明方法による効果を説明する。
第1,2図に示す形状で、第6図(A)に示す寸法の焼
入部品を、第1,2図に示す本発明方法で焼入、焼戻(
20[1℃)処理し、その断面硬度分布を測定した。結
果は第6図(J3)に弔j 、1ifIりであった。
入部品を、第1,2図に示す本発明方法で焼入、焼戻(
20[1℃)処理し、その断面硬度分布を測定した。結
果は第6図(J3)に弔j 、1ifIりであった。
第6図体)、(B)において、10は硬化部2の断面硬
度、11は硬化部2から非硬化部231土での断面硬度
であり、壕だ参考のためにli+ :’tc: l−、
/c従来法で焼入1、焼戻(200“C)処理1〜だ場
合の硬化部2から非硬化部2aまでの断面硬度12を示
す。
度、11は硬化部2から非硬化部231土での断面硬度
であり、壕だ参考のためにli+ :’tc: l−、
/c従来法で焼入1、焼戻(200“C)処理1〜だ場
合の硬化部2から非硬化部2aまでの断面硬度12を示
す。
第ろ図(B)から明らかなように、従来法のようにカバ
ー内側部分を加圧しないで焼入、焼戻を行うと、断面硬
度分布10.12に示すように、硬化部2のみでなく、
非硬化部2aの硬度も上るが、本発明方法のようにエア
導入管5よりエアを導入し、カバー内側部分を加圧する
と、焼入液の侵入が防1)−1でき、その結果、断面硬
度分布11に示すように、非硬化部2aの硬度を下げる
ことができる。
ー内側部分を加圧しないで焼入、焼戻を行うと、断面硬
度分布10.12に示すように、硬化部2のみでなく、
非硬化部2aの硬度も上るが、本発明方法のようにエア
導入管5よりエアを導入し、カバー内側部分を加圧する
と、焼入液の侵入が防1)−1でき、その結果、断面硬
度分布11に示すように、非硬化部2aの硬度を下げる
ことができる。
以上説明したように、本発明方法では、ツノバー内の圧
力を大気圧より高くすることにより、カバー内への焼入
液の侵入を防止し、非硬化部の硬度が高くなるのを防止
することができる。
力を大気圧より高くすることにより、カバー内への焼入
液の侵入を防止し、非硬化部の硬度が高くなるのを防止
することができる。
また、第4,5図は本発明方法の他の実施態様例を示す
図で、第4図は建設機械の走行用ガイドローラの外面部
の表面硬化処理を行う場合の一例であり、第5図はビン
、シャフト類の局部的々硬化処理を行う場合の一例であ
る。第4゜5図中の符号は第1〜3図の符号と同義であ
る。
図で、第4図は建設機械の走行用ガイドローラの外面部
の表面硬化処理を行う場合の一例であり、第5図はビン
、シャフト類の局部的々硬化処理を行う場合の一例であ
る。第4゜5図中の符号は第1〜3図の符号と同義であ
る。
第1図は本発明方法の一実施態様例を説明するだめの正
面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図(A)、
σ3)は本発明方法の効果を説明するための焼入、焼戻
処理する部品の寸法形状〔第6図(A〕〕と該処理後の
該部品の断面硬度分布〔第6図0)〕を示す図、第4,
5図は本発明方法の他の実施態様例を示す図である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 −
面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図(A)、
σ3)は本発明方法の効果を説明するための焼入、焼戻
処理する部品の寸法形状〔第6図(A〕〕と該処理後の
該部品の断面硬度分布〔第6図0)〕を示す図、第4,
5図は本発明方法の他の実施態様例を示す図である。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 −
Claims (1)
- 焼入部品を所定温度に加熱後、該部品の非硬化部をカバ
ーで被覆すると共に該カバー内を圧気して該部品に冷却
液を噴射することを特徴とする焼入方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1822882A JPS58136712A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 焼入方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1822882A JPS58136712A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 焼入方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58136712A true JPS58136712A (ja) | 1983-08-13 |
Family
ID=11965799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1822882A Pending JPS58136712A (ja) | 1982-02-09 | 1982-02-09 | 焼入方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58136712A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006336087A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Nissan Motor Co Ltd | カムシャフトの高周波焼入れ方法とその装置 |
CN110551884A (zh) * | 2019-09-16 | 2019-12-10 | 湖州昱日汽车配件有限公司 | 一种汽车零部件连续淬火装置 |
CN111663088A (zh) * | 2020-07-06 | 2020-09-15 | 上海交通大学 | 适用于发动机活塞的空气淬火方法及装置 |
-
1982
- 1982-02-09 JP JP1822882A patent/JPS58136712A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006336087A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Nissan Motor Co Ltd | カムシャフトの高周波焼入れ方法とその装置 |
JP4618008B2 (ja) * | 2005-06-03 | 2011-01-26 | 日産自動車株式会社 | カムシャフトの高周波焼入れ方法とその装置 |
CN110551884A (zh) * | 2019-09-16 | 2019-12-10 | 湖州昱日汽车配件有限公司 | 一种汽车零部件连续淬火装置 |
CN111663088A (zh) * | 2020-07-06 | 2020-09-15 | 上海交通大学 | 适用于发动机活塞的空气淬火方法及装置 |
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