JPS58125871A - 多セル形サイリスタ - Google Patents

多セル形サイリスタ

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JPS58125871A
JPS58125871A JP21938682A JP21938682A JPS58125871A JP S58125871 A JPS58125871 A JP S58125871A JP 21938682 A JP21938682 A JP 21938682A JP 21938682 A JP21938682 A JP 21938682A JP S58125871 A JPS58125871 A JP S58125871A
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ビクタ−・アルバ−ト・キ−ス・テンプル
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は少なくとも1つの追加領域を含む凹領域半導体
素子(すなわちpnpn素子またはnpnp素子)に関
するもので、更に詳しく言えば、制御ゲートに対する電
圧信号の印加によってターンオフさせ得る能力を持った
円領域素子に関する。
円領域素子それ自体は当業界において公知であって、そ
の中にはたとえばサイリスタまたはSCRが含まれる。
サイリスタをターンオンさせるための技術は数多く存在
している。しかるに、サイリスタをターンオフさせるた
めの技術は少ない。サイリスタをターンオフさせる技術
の7つはゲートターンオアサイリスタ(GTO)として
具体化されている。GTOは、内部領域の1つ(たとえ
ばP形ペース領域)に接続された制御ゲートを有する円
領域素子である。P形ペース領域に制御ゲートを接続し
ている場合、十分な大きさの正のバイアス電圧を制御ゲ
ートに印加することによりGTOをターンオンさせるこ
とができる。また、十分な大ぎさの負のバイアス電圧を
制御ゲートに印加することによりGTOをターンオフさ
せることができる。
当業者にとっては公知の通り、GTOのター/オフを達
成するためには制御ゲートに十分な大きさのターンオフ
電流を供給しなければならない。ターンオフ時における
GTOの制御ゲートに刈する所要のエネルギはそのとき
必要とするターンオフ電流に比例するから、その所要の
エネルギはかなり大きなものとなる。
GTOのモウ7つの欠点は、ター/オフ利得(すなわち
ターンオフの際の制御ゲート電流と素子電流との比)を
最適化するために制御ゲートおよび陰極を相互に組合わ
さるくし形構造としたような場合に見られる。その欠点
とは、制御ゲートの下方に位置する素子区域が素子電流
の導通にほとんど寄与しないということである。その結
果、ががルGTOにおいては、素子電流を導通するため
に利用できる半導体基板の割合があまり大きくないこと
になる。
GTOのもう1つの欠点は、制御ゲートに接続されてい
ない素子の内部領域における、2つの内部領域間のpn
接合面(junction )が逆バイアスされた後の
キャリヤの再結合によりターンオフ速度が制限されると
いうことである。
そこで本発明の目的は、少なくとも7つの追加領域を含
みかつターンオフ能力を有する四領域半導体素子を提供
するもので、ターンオフ制御ゲートの所要エネルギを低
減すると共に半導体基板の内の素子電流の導通のために
利用される部分の割合を高くすることである。
また、少なくとも1つの追加領域を含みかつターンオフ
能力を有する四領域半導体素子において、ター/オフ時
にいずれの内部領域に於てもキャリヤ再結合の全体的な
遅れが生じないようにすることによって高速のター/オ
フを達成することも本発明の目的の7つである。
本発明の上記目的を達成するため、半導体材料製の基板
(body)、第1の電極、第2の電極、および第1の
絶縁層によって基板から隔離された第3の電極から成る
半導体素子を設ける。上記の基板は、次の記載の順序で
互いに接合された第1、第2、第3および第≠の領域を
含んでいる。第1の領域は第2の領域によって第3およ
び第tの領域から隔離されており、また第≠の領域は第
3の領域によって第1および第2の領域から隔離されて
いる。第1および第3の領域は一導電形のものであり、
また第2および第≠の領域は反対導電形のものである。
上記の基板はまた、第≠の領域に隣接しかつ第≠の領域
によって第1、第2および第3の領域から隔離された前
記−導電形の第jの領域をも含んでいる。第1の電極は
第1の領域に対して電気的に接続さ五ている。第2の電
極は第≠および第jの領域に対して電気的に接続されて
いる。第3の電極は第≠の領域の一区域の上方に位置す
るが、第1の絶縁層によってそれから隔離されている。
第3の電極、第1の絶縁層および第≠の領域は、所定の
極性および大きさを持った第1のバイアス電圧を第3の
電極に印加すると、第≠の領域内に位置しかつ第3の領
域と第jの領域とを結び付けるような第1の反転チャネ
ルが第3の電極の直下に誘起されるように形成配置され
ている。
かかる半導体素子は、便宜上、金属・酸化物・半導体タ
ーンオフサイリスタ(MO8TOT)ト呼フことが出来
る。なお、「金属・酸化物・半導体」中の「金属」とい
う用語は当業界において公知のごとく金属またはその他
の高導電性物質(たとえば高濃度に不純物を添加したポ
リシリコン)を意味し、また[酸化物]という用語は半
導体材料の酸化物またはその他の絶縁層を意味する。
新規なものと信じられる本発明の特徴は前記特許請求の
範囲中に詳細に記載されている。とは言え、本発明の構
成や実施方法および追加の目的や利点は添付の図面を参
照しながら以下の説明を読むことによって最も良く理解
されよう。
第1図は本発明の一実施例を成すMOS TOTloの
一部を示すものである。図示された素子10の左側は1
つのセルの半分から成っていて、該セルの残りの半分は
図示された半分と対称的であることが好ましい。また、
図示された素子10の右側は別ノセルの一部から成って
いて、このセルは前出のセルと実質的に同じ構成を有す
るのが有利である。
従って、ここでは左側のセルのみについて詳細な説明を
行う。
MOS TOTIOは半導体基板11かも成っていて、
その中には第1の領域12、第2の領域13、第3の領
域14および第≠の領域15がこの順序で互いに接合さ
れている。第1の領域12は第2の領域13によって第
3の領域14および第≠の領域15から隔離されており
、また第≠の領域15は第3の領域14によって第1の
領域12および第2の領域13から隔離されている。第
1の領域12と第2の領域13との間には第1の接合面
17が形成され、第2の領域13と第3の領域14との
間には第2の接合面18が形成され、また第3の領域1
4と第≠の領域15との間には第3の接合面19が形成
されている。第1の領域12および第3の領域14はい
ずれも一導電形(この場合にはP形)のものであり、ま
た第2の領域13および第≠の領域15はいずれも反対
導電形(この場合にはN形)のものである。図示された
特定のMO8TOTにおいては、領域12〜15はそれ
ぞれP+形エミッタ領域、N−形ベース領域、P形ベー
ス領域および(後述のごとくにN、+形部分とN2形部
分とを有する)N+形エミッタ領蛾を構成している。
第1の領域12は約/ 018原子/ crAを越える
最大不純物濃度を有することが好ましく、第2の領域1
3は約1016原子/cr11より低い最大不純物濃度
を有することが好ましく、第3の領域14は約1017
原子/ cr/1より低い最大不純物濃度を有すること
が好ましく、また第≠の領域15のN1+形部分は約1
0rs原子/ cdを越える最大不純物濃度を有するこ
とが好ましい。
上記の不純物濃度はMOS TOTIOにおいて良好な
サイリスタ作用が達成されるように選定されることが望
ましく、従ってかかる不純物濃度の特定の更に半導体基
板11は、第≠の領域15に隣接しがつ第≠の領域15
によって第1〜3の領域12〜14カ・ら隔離された第
jの領域21を含んでいる。第jの領域21は前記−導
電形(この場合にはP形)のものであり、また後述のご
とく電極25に対して良好な電気的接触を達成するため
に約1018原子/ crtlを越える不純物濃度を有
することが好ましい。第tの領域15と第jの領域21
との間には第≠の接合面22が形成されている。第3の
接合面19および第≠の接合面22は半導体基板11の
外面に達する終端部を有していて、図示された実施例に
おいてはかがる終端部が基板11の上面内に位置してい
る。
第1の領域12には第1の電極24が電気的に接続され
ており、そしてMOS TOTloにおける陽極として
働く。また、第≠の領域15および第5の領域21の両
方に第2の電極25が電気的に接続されており、そして
MOS TOTloにおける陰極として働く。
更に、絶縁層30によって基板11がら隔離された第3
の電極27が設置されている。この第3の電極27はM
OS TOTloにおけるターンオフ制御ゲートとして
働く。第3の電極27は、少なくとも第3の接合面19
の上記終端部に近接した部位(たとえば点線28に対応
する位置)から第≠の接合面22の上記終端部に近接し
た部位(たとえば点線29に対応する位置)にまで広が
る半導体基板11上の区域の上方に位置している。第3
の電極27は図示のごとく第3の接合面19および第≠
の接合面22の露出部分に重なっていることが好ましい
が、僅かな寸法不足は差支えない。本発明に従って第3
の電極27、絶縁層30および第≠の領域15を形成配
置する際に重要なことは、適当な極性および大きさのバ
イアス電圧を第3の電極27に印加した場合、第≠の領
域15内の点線によって区画されかつ第3の領域14と
第jの領域21とを結び付けるような反転チャネル31
が第3の電極27の直下に形成されて、第≠の領域15
の少数キャリヤがチャネル31中に吸引されるようにす
ることである。第3の電極27が第3の接合面19およ
び第≠の接合面22の露出部分に重なっていれば、チャ
ネル31中への第μの領域15の少数キャリヤの吸引が
促進され、そして「バイパス」キャリヤすなわち上記の
少数キャリヤと同じ電気的符号を持ったキャリヤに対す
る低抵抗の通路が確実に形成される。かかるバイパスキ
ャリヤ(この場合には正孔)に対するチャネル31の電
気抵抗(以後は単に「抵抗」と呼ぶ)は上記バイアス電
圧の大きさに応じて変化するが、その変化の仕方は当業
者にとって自明であろう。
上記のバイアス電圧を第3の電極27に印加することに
よって反転チャネル31が形成されるような本発明の図
示された実施例を達成するためには、第3の領域14の
内部からチャネル31および第5の領域21を通って第
2の電極25に至る分布バイパスキャリヤ電流路32に
清って存在するバイパスキャリヤに対する最大電気抵抗
が、電流路32中におけるバイパスキャリヤの流れの結
果として起こる第3の接合面19の順方向バイアスを、
第3の接合面19を形成する半導体材料のエネルギ・バ
ンドギャップ電圧(以後は単に[エネルギ・バンドギャ
ップ電圧」と呼ぶ)の約1以下に制限するように選ばれ
た値を有すればよい。このようにすれば、素子のターン
オフに関する後記の説明から一層明らかとなるようにM
OS TOTloをターンオフさせることが可能となる
なお、素子のターンオフの際に存在する分布バイパスキ
ャリヤ電流路32は、オン状態時に素子中に存在する正
孔および電子電流路とは区別すべきである。かかるオン
状態の電流路は、一般に、各種の接合面17.18およ
び19を第1図で見て真上または真下の方向に横断する
ものである。
分布バイパスキャリヤ電流路32の抵抗に関する適正値
が容易に得られるようにするため、第1図に示されるご
とく、反転チャネル31を包含しかつチャネル31の占
める区域内において約7Q1’l原子/calより低い
最大不純物濃度を有するN2形部分を第弘の領域15内
に設けることが好ましい。このようにすれば、上記のバ
イアス電圧を第3の領域27に印加すると反転チャネル
31が容易に生じる。第弘の領域15中にがかるN2形
部分を形成するためには、先ず第1の拡散窓を通してN
+形の第弘の領域15全体を形成するための不純物拡散
を行い、次いで第1の拡散窓の内部に位置する第2の拡
散窓を通して第弘の領域21用の注意深く選ばれたP+
形横方向不純物拡散を行い、それによって最初のN+形
拡散領域より低い不純物濃度を持ったN2形部分を形成
すればよい。あるいはまた、Nl+形部分用の不純物拡
散およびそれに重なり合5 N2形部分用の不純物拡散
によって第弘の領域15を形成し、次いでN2形部分の
形成に使用された拡散窓の内部に位置する拡散窓を通し
て第弘の領域15内にP+形の第弘の領域21を拡散さ
せてもよい。
更にまた、分布バイパスキャリヤ電流路32の抵抗に関
する適正値が容易に得られるようにするため、設計に際
して下記の諸点を考慮すべきである。
第1図に見られるような第弘の領域15の水平方向寸法
を縮小して電流路32の全長を減少させることは、電流
路32の抵抗を低下させる点で望ましい。
また、チャネル31の長さくすなわち電流の流れる方向
の寸法)を最小にしかつチャネル31の幅(すなわち電
流の流れる方向に垂直な方向の寸法)を最大にすること
は、いずれも電流路32の抵抗を低下させる点で望まし
い。チャネル310幅を最大にすることに関連して述べ
れば、上方から見たMO8TOTIOの第Vの領域15
の形状(およびそれに応じて定まるセル形状)は細長い
形ではなく正方形または円形であることが好ましく、そ
のようにすれば各セルの面積当りのチャネル幅は最大と
なる。
更にまた、第3の領域14および第弘の領域21の不純
物濃度を高くすれば電流路32の抵抗が低下するので望
ましい。とは言え、MOS TOTIOの順方向電圧降
下が過大となることは望ましくないので、第3の領域1
4の不純物濃度を高くし過ぎてはならない。
一般的に言って、バイパスキャリヤ電流路32の抵抗が
低くなるほど、ターンオフさせることのできる素子電流
は大きくなる。最悪事例分析の結果によれば、 MOS
 TOTIOはエネルギ・ノ(ンドギャノプ電圧の7を
電流路32の抵抗で割った商に等しい値の最大電流をタ
ーンオフさせることができた。
かかる最悪事例分析は次のような3つの仮定に基づいて
いる。(1)MOS TOTIO中の第2の接合面18
を第1図で見て上向きに通過する正孔電流の全てが電流
路32中を流れるものとする。(2)第2の接合面18
を通過する全素子電流が正孔電流のみから成るものとす
る。(3)素子のター/オフが起こるのに先立ち、第3
の接合面1Sの両側間の最太電田をエネルギ・バンドギ
ャップ電圧のiまで低下させなければならないものとす
る。ところが、第1図のMOS TOTloの一具体例
の一次元モデルに関する計算例によれば、MOS TO
Tloは上記の最悪事例の場合よりもかなり大きい電流
をターン、オフさせ得ることが示される。
かかる計算例によって得られたデータは、各種の素子パ
ラメータをバイパスキャリヤ電流路32の陽極・陰極間
電圧はlボルトである。)。上記の抵抗が約70ミリオ
ームにまで低下すると、 MO8TOT10はターンオ
フし、そして全ての曲線はゼロに落ちる。第2図かられ
かる通り、電流路32を通る正孔電流(「反転チャネル
を通る正孔電流」)は第2の接合面18における正孔電
流の一部に過ぎない。また、電流路32を通る正孔電流
は全素子電流の約’70%に過ぎないこともわかる。更
にまた、MOS TOTloのターンオフが起こるため
には、第3の接合面19の両側間の最大電圧がエネルギ
・バl   。
ンドギャップ電圧のi(シリコンに関しては約0.6ボ
ルト)と比べて約OJ/≠ボルトまで低下すればよいこ
ともわかる。
このような計算例は、前述の最悪事例に比べ、設計上の
仮定を一層良く代表するものであると信じられる。従っ
て、第1図の典型的なMOS TOTloは最悪事例分
析が示唆する値よりもがなり大きい電流をターンオフさ
せ得ると言える。
MOS TOTlQ 17)動作は、第1図117)M
OS TOTlQ中の1つのセルを表わす電気回路図で
ある第3図を見れば理解することができる。なお第3図
においては、電極24 、25および27は第1図中の
同じ番号の電極に対応している。第1図中の第1の領域
12、第2の領域13および第3の領域14は第3図中
ではバイポーラトランジスタ35によって表わされてい
る一方、第2の領域13、第3の領域14および第グの
領域15はバイポーラトランジスタ36によって表わさ
れている。これらのトランジスタ35および36同士は
背中合せに結合されている。第1図中の反転チャネル3
1は、その一端に位置するP+形の第jの領域21およ
び他端に位置するP形ベースの第3の領域14と共に、
第3図では金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(M
OS FET)37として表わされている。MOS T
OTIOがオン状態にある時、素子電流は陽極24がら
陰極25へ向って流れ、そしてトランジスタ35および
36は再生モードで動作する。すなわち、一方のトラン
ジスタのコレクタ電流が他方のトランジスタのベースを
駆動し、またその逆も成立ち、それによってMOS T
OTloがオン状態に保たれる。トランジスタ35のコ
レクタからトランジスタ350ベースへの正孔電流路は
矢印39によって示さiている。上記のバイアス電圧(
この場合には負>fcゲート電極27に印加すると、M
OS FET37が正孔電流路39がら正孔電流を抜取
る(または奪い取る)。これにより分岐した電流は、矢
印40によって示される電流路(これは第1図中のバイ
パスキャリヤ電流路32と同等のものである)を通して
陰極25に導かれる。ゲート電極2Tに印加されるバイ
アス電圧が十分な強度に到達すると、MOS FET3
7の抵抗は、トランジスタ36のベース・エミッタ間電
圧を、ベース・エミッタ間接合面を構成する半導体材料
のエネルギ・バンドギャップ電圧の約7より低くするよ
うな値にまで充分低下する。その結果、トランジスタ3
6のター/オフが起こり、続いてトランジスタ35のタ
ーンオフが起こり、それによって第3図の回路で表わさ
れる第1図のMOS TOTloのセルがターンオフす
る。しかしながら、 MOS TOTIOの全体をター
ンオフさせるためにはMOS TOTlQ中の全てのセ
ルがターンオフする必要がある。
MOS TOTloのター/オフを達成するためには、
第3の電極すなわちターンオフ制御ゲート27に成るバ
イアス電圧を印加して、第3の電極27と半導体基板1
1との間の容量(キャパ7り/ス)に比例する値まで充
電する必要がある。ターンオフ制御ゲート27に対する
所要のエネルギはかかるバイアス電圧′の2乗とかかる
容量の値との積に比例し、しかもかかるバイアス電圧お
よび容量の値は小さい(たとえばそれぞれ10Vおよび
1000pF−crti)から、ターンオフ制御ゲー)
27の所要エネルギもまた小さいことは理解できよう。
MOS TOTloがオン状態で動作している時、隣り
合ったN+形エミッタ領域15および34の垂直壁間の
領域33はN+形エミッタ領域15および34からの電
子注入の少ない領域である。従って、領[3Jl内にお
けるMOS TOTloの陽極から陰極への電流は半導
体基板11の図示部分の残部に比べて小さい。しかしな
がら、領域33は半導体基板11の残部より遥かに小さ
いのが通例であり、しかも電子電流は陽極24へ向って
下向きに流れるに従って広がりを示すから、MOS T
OTIOにおいては半導体基板11の大きな割合の部分
が電流導通のために利用されることになる。なお、領域
33の有害な効果は陽極24および陰極250間の寸法
が大きくなるほど減少する。
次に第μ図を見ると、本発明の第2の実施例を成すMO
S TOT45の一部が示されている。図示された素子
45は、第1図の素子10と同様に2つのセルノ半分ス
つから成っている。MOS TOT45ハ第7の領域4
7、第2の領域48、第3の領域49および第夕の領域
50を含んでいて、これらの領域は第1図のMOS T
OTIO中の第1の領域12、第2の領域13、第3の
領域14および第夕の領域15とそれぞれ同じ不純物濃
度を有するのが適当である。素子45の陽極52および
陰極53はMOS TOTloの陽極24および陰極2
5に対応している。MOS TOT45の場合、キャリ
ヤ(この場合には電子)は分布バイパスキャリヤ電流路
55を通って陽極52へ流れるが、ががる電流路55は
MOS TOTIO中のバイパスキャリヤ電流路32と
相補的なものである。電流路55は第1の領域47内に
位置する反転チャネル57を含むが、かかる反転チャネ
ル57はMOS TOTIO中の反転チャネル31と相
補的なものである。反転チャネル57は、絶縁層60に
よって半導体基板59から隔離されたターンオフ制御ゲ
ート58にバイパス電比(この場合には正)を印加する
ことによって誘起される。
バイパスキャリヤ電流路55はまた第5の領域61をも
含むが、かかる第夕の領域61ホMO8TOT10中の
第5の領域21と相補的なものである。ゲート電極58
および絶縁層60はMOS TOTloのゲート電極2
7および絶縁層30に対応している。更にまた、第1の
領域47はPJ形部分およびP2形部分を有することが
好ましい。上記MO8TOTIOの第夕の領域15゜中
におけるNJ形部分およびN2形部分の好適な相対的不
純物濃度に対応して、P2形部分はP1形部分より低い
不純物濃度を有することが好ましい。
従って、 MOS TOTIOに関する上記の説明およ
びMOS TOTloとMOS TOT45との相補関
係や対応関係に関する上記の注釈に基づけば、 MOS
 TOT45は当業者にとって自ら理解されよう。
第≠図のMOS TOT45中の1つのセルを表わす電
気回路図である第4図を参照しながらそれの動作を考察
すれば、 MOS TOT45は一層良く理解すること
ができる。なお第4図においては、電極52゜53およ
び58は第夕図中の同じ番号の電極に対応している。M
OS TOTIO中の第1〜≠の領域12〜15が第3
図中のトランジスタ35および36によって表わされた
のと同様に、第1〜≠の領域47〜50は第5図中では
背中合せに結合されたバイポーラトランジスタ62およ
び64によって表わされている。第夕図中の反転チャネ
ル57は、その一端に位置するN+形の第5の領域61
および他端に位置するN−形ペースの第2の領域4Bと
共に、第4図ではMOSFET 65として表わされて
いる。MOS TOT45がオン状態にある時、素子電
流は陽極52から陰極53へ向って流れ、そしてトラン
ジスタ62およヒ64は再生モードで動作する。すなわ
ち、一方のトランジスタのコレクタ電流が他方のトラン
ジスタのベースを駆動し、またその逆も成立ち、それに
よってMOS TOT45がオン状態に保たれる。トラ
ンジスタ64のコレクタからトランジスタ62のベース
への電子電流路は矢印6Tによって示されている。上記
のバイアス電圧(この場合には正)をゲート電極58に
印加すると、MOS FET65が電流路67から電子
電流を抜取る(または奪い取る)。分岐した電子電流は
、矢印68によって示される電流路を通して陽極52に
導かれる。ゲート電極58に印加されるバイアス電圧が
十分な大きさに到達すると、MOSFET 65の抵抗
は、トランジスタ620ベース・エミッタ間電子がそれ
のエネルギ・バンドギャップ電王の約7より低くなるよ
うな値にまで低下する。
その結果、トランジスタ62のターンオフが起こり、続
いてトランジスタ64のターンオフが起こり、それによ
って第5図の回路で表わされる第≠図のMOS TOT
45のセルがターンオフする。しかしながら、 MOS
 TOT45全体をターンオフさせるためにはMOS 
TOT45中の全てのセルがターンオフする必要がある
第1図に示された実施例の場合と同じく、第≠図の実施
例においてもまた、ターンオフ制御ゲート5Bの所要エ
ネルギを小さくしかつ半導体基板59の大きな割合の部
分を電流導通のために利用するという目的が達成される
次に第を図を見ると、本発明の第3の実施例を成すMO
S TOT70の一部が示されている。図示されたMO
S TOT70は、第1図のMOS TOTloと同様
に2つのセルの半分ずつから成っている。かかるMOS
 TOT70は、第1図のMOS TOTloおよび第
≠図のMOS TOT45の特徴をあわせ持っている。
詳しく言えば、 MOS TOT70の第2の接合面7
1より上方の部分はMOS TOTIOの第2の接合面
18より上方の部分と実質的に同じものとするのが適当
であり、またMOS TOT70の第2の接合面71よ
り下方の部分はMOS TOT45の第2の接合面72
より下方の部分と実質的に同じものとするのが適当であ
る。従って、以上の注釈に基づきながらMO8TOT1
0および45に関する上記の説明を考察すれば、MOS
 TOT70は理解できるはずである。
MOS TOT70の図示された部分はλつのターンオ
フ制御ゲート(ゲートAおよびゲートB)を有し、それ
によって下記の説明から明らかとなるように一層高速の
素子ターンオフが可能となる。
第6図のMOS TOT70中の1つのセルを表わす電
気回路図である第7図を参照すれば、動作の詳細を含め
てMOS TOT70を一層良く理解することができる
。なお第7図においては、ゲートA1ゲ−)B、陽極お
よび陰極は第6図中の同じ名称の電極に対応している。
MOS TOT10中の第1〜≠の領域12〜15が第
3図中のトランジスタ35および36によって表わされ
たのと同様に、第6図のMO8N−形エミッタ)は第7
図中ではバイポーラトラン△ ジスタフ2および74によって表わされている。上方の
MOS FET75は第6図中の上部の反転チャネル7
7に関連するものであり、また下方のMOS FET7
8は第6図中の下部の反転チャネル80に関するもので
ある。MOS TOTIOおよび45に関する上記の説
明かられかる通り、十分な大きさを持った負のバイアス
電圧をゲートAに印加すると、トランジスター4のベー
ス・エミッタ間重用をそれのエネルギ・バンドギャップ
電圧の約lより低い値に低下させるのに十分な正孔電流
81がP形ペースの正孔電流82から分岐し、それによ
ってトランジスター4のターンオフが起こる。その結果
としてトランジスタ72のターンオフも起こるが、MO
S TOT70のN−形ペース領域内におけるキャリヤ
の再結合が素子ターンオフの過程において第2の接合面
71の逆方向バイアス後に起こるため、トランジスタ7
2のターンオフは遅れることになる。本発明のこの実施
例によれば、MOS TOT70のN−形ベース領域内
におけるキャリヤの再結合に原因する遅れが大幅に回避
される。すなわち、十分な電子電流85がN−形ペース
の電子電流84から抜取られ、そして分岐した電子電流
85はMOS FET7Bを通って陽極に導かれ、それ
によってトランジスター2のターンオフが起こるのであ
る。このような結果を達成するためには、トランジスタ
720ベース・エミッタ間電田をそれのエネルギ・バン
ドギャップ電圧の約7より低い値に低下させるのに十分
な大きさを持つたバイアス電圧にの場合には正)をゲー
)Bに印加することによってMOS FET7Bを駆動
すればよい。従ってMOS TOT70の2つの内部領
域(すなわちP形ペース領域およびN−形ベース領域)
間のpn接合面(すなわち第2の接合面71)が逆バイ
アスされた後の内部領域(この場合にはN−形ペース領
域)におけるキャリヤの再結合の全体的な遅れを回避す
ることによって、高速のターンオフを実現するという目
的も達成されるのである。
第6図に例示された本発明の第3の実施例を具体化する
に当っては、 MOS TOT70のセル密度(すなわ
ちセルの大きさあるいはたとえば一部のセルを削除する
場合にはセルの数)は第2の接合面72の上下において
同じである必要はない。更にまた、最高速の素子ター/
オフを達成するためには、ゲートA下方の全ての反転チ
ャネル(たとえば反転チャネル77)を通過する総圧孔
電流量がゲートBに関連した全ての反転チャネル(たと
えば反転チャネル80)を通過する総電子電流量にほぼ
等しくなるようにし、それによって第7図中にそれぞれ
トランジスタ72および74として示されるMO8TO
T 70の下部および上部バイポーラトランジスタ部分
をほぼ同じ速度でターンオフさせればよい。
このためには、MOS TOT70中の第2の接合面7
1の上下におけるセル密度が相異なっていなければなら
ないこともある。たとえば、MOS TOT70の半導
体基板87がシリコンから成る場合、第2の接合面71
の上方におけるセル密度は下方におけるセル密度より高
くする必要がある。なぜなら、シリコンにおいては正孔
電流に対する抵抗の方が電子電流に対する抵抗より太き
いがらである。そのため、正孔から成るバイパスキャリ
ヤ電流(図示せず)に関係した第2の接合面71の上方
におけるセル密度を相対的に高くシ、それによりかがる
バイパスキャリヤ電流の流路(図示せず)を短かくして
流路の抵抗を所望の値に制限することが必要である。
MOS TOT70はまた、前述のMOS TOTlo
および45の目的、すなわちターンオフ制御ゲート(ゲ
−)Aおよびゲー)B)の所要エネルギを低減すると共
に半導体基板87の大きな割合の部分を電流導通のため
に利用するという目的をも達成するものである。
次に第g図を見ると、第6図のMOS TOT70の変
形例を成すMOS TOT90の一部が示されている。
MOS TOT70とMOS TOT9[1との相違点
は、MO8TOT 70においては第1の領域91およ
び第4の領域92が第4図では水平方向位置に関して互
いに整列しているのに対し、MOS TOT90におい
ては第1の領域94および第グの領域95が第g図では
水平方向位置に関して互いに食違っていることである。
第6図のMOS TOT70は、電流通電容量が最大に
なるという利点を有している。なぜなら、第1の領域9
1および第qの領域92に隣接した(従って下部の反転
チャネル80および上部の反転チャネル77に隣接した
)キャリヤ注入の少ない区域97お工びS8は水平方向
位置に関して互いに整列しており。
それによっ−(MOS TOT70の電流通電容量を減
少させるようなこれらの区域の影響が最小となるからで
ある。他方、第g図のMOS TOT90ではターンオ
フ速度が最大になる。なぜなら、水平方向位置に関して
下部の反転チャネル(たとえばチャネル101)と食違
っている上部の反転チャネル(たとえばチャネル100
)には第1の領域94に由来する大量の正孔電流が供給
され、また下部の反転チャネルには第4の領域95に由
来する大量の電子電流が供給されるためである。上記の
反転チャネル中を大量の正孔電流および電子電流がそれ
ぞれ流れる結果、第7図中のトランジスタ72およヒフ
4ニよって示されるMOS TOT90の上部および下
部トランジスタ部分は特に高速でターンオフすることに
なる。とは言え、 MOS TOT7Qおよび9oが厚
くなるに従って上記のような両者間の差異は顕著でなく
なる。
本明細書中に記載されたMOS TOTを製造するに当
っては、第1〜第3の領域は通常のサイリスク製造技術
を用いて形成することが好ましい。なぜなら、少なくと
も第1−&の領域が本明細書中に記載された各種の不純
物濃度を有する場合、第1および第2の接合面はそれぞ
れのMOS TOTの主たる電圧阻止接合面を構成し、
しかもサイリスタ技術によればこれらの接合面を電圧阻
止目的にとって有効なものとすることができるからであ
る。
更にまた、MO8技術の場合とは異なり、キャリヤの寿
命は、当業界において公知のごとく、順方向電圧を低く
するように特に第2の領域内において長くなければなら
ない。ターンオフ制御ゲートおよびそれに付随する絶縁
層並びに第5の領域は、通常の電界効果トランジスタ(
FET )製造技術を用いて形成するのが適当である。
なお、第qの領域はサイリスタまたはFET製造技術を
用いて形成するのが適当である。
次の第9図を見ろと、本発明の好適な具体例の諸相が示
されている。この図はMOS ’rOT110の一部を
示すもので、それの半導体基板はノリコノウェーハから
成り、また第1−4の領域112〜115の各々はウェ
ー・・の主面と実質的に整列した層から成っている。M
OS TOTlloの区域117は、第7図に示された
MOS TOTloの右側に相当している。
MOS TOTlloにおけろセルの形状は正方形であ
り。
かつ各々のセルはそれによってほぼ同量の素子電流がタ
ーンオフされるように形成配置されている。
ターンオフゲート電極11BはP形またはN形のポリシ
リコンから成っていて、かかるポリ7リコンはそれの導
電率を増大させると共にゲート電極118の関連する全
てのセルをほぼ同時にターンオフさせ得るようにするた
め極めて高い不純物濃度を有している。ゲート電極11
8は実質的に長方形の横断面を有し、かつ絶縁層120
がそれの下面。
上面および側面を取巻くスリーブを形成している。
絶縁層120は、MOS TOTlloの半導体基板の
酸化物、付着させた窒化物、またはそれらの組合せから
成っている。陰極121はMOS TOTlloの図示
された部分の上面全域に付着しており、かつ絶縁層12
0によってゲート電極118から絶縁されている。
MOS TOTllGの区域122には、陰極・エミッ
タ短絡部が示されている。区域122においては、陰極
121が半導体基板の全面にわたって配置されている。
この区域ではゲート電極118は半導体基板との相互作
用を示さないから、ゲート電極11Bは存在しない方が
有利である。陰極121はN形エミッタ領域115およ
びP形ベース領域114の一部に接続されて両者を電気
的に短絡し、それによって半導体基板内の雑音や熱電流
に原因した不正ターンオンに対するMOS TOTll
oの感度を低下させる。
123内のP影領域と異なって、いかなる電気的機能も
果たさないが、素子の製造を簡易化するため便宜的に配
置されている。陰極・エミッタ短絡部は、本発明の諸要
素を組込んだMOS TOTIIO中のセル(たとえば
区域117内のセル)間にまばらながらも規則的に散在
して設けろことが好ましい。
このようにすれば1MO8TOTIIOをオフ状態に保
つためターンオフ制御ゲート118にバイアス電圧を印
加し続ける必要がなくなる。上記のごとき陰極・エミッ
タ短絡部の使用に代えて、あるいはそれに加えて、P形
エミッタ領域112とN−形ベース領域113とを接続
する陽極125によって区域124内に形成された電気
的短絡部のごとき陽極・エミッタ短絡部を設けることも
できる。かかる陽極・エミッタ短絡部もまた、本発明の
諸要素を組込んだMOS TOTIIO中のセル(たと
えば区域117内のセル)間にまばらながらも規則的に
散在して設けることが好ましい。陽極・エミッタ短絡部
は、陰極・エミッタ短絡部と同じく、半導体基板内の雑
音や熱電流に原因した不正ターンオンに対するMOS 
TOTlloの感度を低下させるのに役立つ。陽極・エ
ミッタ短絡部はまた。 MOS TOTlloのスピー
ドアップにも役立つ。なお、陽極・エミッタ短絡部を持
ったMOS TOTiIQは逆方向電圧を阻止できない
ために当業界では非対称素子として知られている。陰極
・エミッタ短絡部それ自体および陽極・エミッタ短絡部
それ自体は当業界において公知のものである。
本明細書中に記載された各種のMOS TOTをターン
オンさせるためのゲート手段は特に図示されていないが
、これらのMOS TOTがいかなる通常のゲート手段
によっても適宜にターンオンさせ得ることは当業者にと
って自明であろう。たとえば。
第2または第3の領域に接続されたターンオンゲート電
極の使用により、本明細書中に記載されたMOS TO
Tのいずれをもターンオンさせることができる。また、
ディー・カーノ(D、 Kahng )編「シリコン・
インテグレーテツドーサーキツツーノ(−トB (5i
licon Integrated C1rcuits
 −Part B ) J (アカデミツク中プレス、
19g1年)の、2A5〜267頁に記載されているよ
うなMOSターンオンゲートを用いてこれらのMOS 
TUTをターンオンさせることもできる。MOS ’r
OTをターンオンさせるための別の適当な技術としては
光によるターンオンがある。本発明はまた、半導体基板
内の雑音または熱電流(あるいはそれらの組合せ)によ
るMOS TOTのターンオンの実用化をも可能にする
。かかる雑音や熱電流は、たとえば、ニー・ブリチ’r
  (A。
131icher )著「サイリスタ・フィジックス(
ThyristorPhysics) j (ツユプリ
ンゲラ−・フエ了う−ク、1976年)の第乙章に「無
ゲート駆動時における望ましくないサイリスタのトリガ
」として既に記述されている。このようなターンオンを
実現するためには、MOS TUTが上記のごとき陰極
・エミッタ短絡部や陽極・エミッタ短絡部を含まず、従
って雑音または熱電流(あるいはそれらの組合せ)によ
るターンオンに対してMOS ’rOTが高い感度を示
すことが必要であるOそうすれば、 MO8’1″釘は
当業者にとって公知のごとく適当な環境内においてター
ンオンすることになる。この場合、MO8TOTのター
ンオフは本明細書中に記載されたターンオフ制御ゲート
を用いて達成することができる。
本発明の更に別の実施例を成すMOS TOTとして、
上記素子のいずれかと構造的に類似したものがある。た
だしこの場合には、それの分布バイパスキャリヤ電流路
のバイパスキャリヤに対する抵抗がゲートのバイアスの
みによって素子をターンオフさせるには高過ぎるように
設計される。かかる素子は通常のサイリスタと同様に転
流によってターンオフさせなければならない。すなわち
、素子をターンオフさせるためには陽極・陰極間電圧の
極性を逆転させなければならないのである。とは言え、
かかるMOS TOTは通常のサイリスタよりも遥かに
高速でターンオフすることができる。その上、分布バイ
パス電流路の抵抗を低下させるために役立つ上記のごと
き設計上の考慮事項を緩和することもできる。たとえば
、かかる素子は前述のMOS TOTより大きいセル寸
法を有していてもよく、従ってより高い歩留りをもって
製造するととができる。
以上1例示の目的で本発明の若干の好適な実施例を記載
したが、それらに数多くの変更や修正を加え得ることは
当業者にとって自明であろ′+。たとえば、本明細書中
に記載されたMOS TOTの(N−形として示された
)第2の領域について、第7の領域に接触した部分が残
部よりも実質的に高い不純物濃度を有するように変更す
ることができる。
こうして得られたMOS TUTは、当業界において非
対称素子として知られるものである。この場合、第二の
領域の残部の抵抗を適宜に増大させるならば・素子を更
に薄くしても同じ順方向電圧を阻止することができろ。
かがる薄形の素子は、第2の領域中に不純物濃度のより
高い部分を持たない素子に比べて著しく高速であると同
時に低い順方向電圧降下を示す。上記の非対称素子は逆
方向電圧を阻止することができないから、同様に非対称
素子をもたらす陽極・エミッタ短絡部をも組込んだ方が
好ましい。更にまた、本明細書中に記載されたMOS 
TOTはプレーナ拡散技術により製造されたものとして
示されているが、素子の半導体基板中に溝を形成するこ
とを含むようなその他の技術も全く同様に使用すること
ができる。かかる溝は、優先エツチング剤または等方性
エツチング剤のいずれを使用するかに応じ、またMOS
 TOTの半導体基板がいかなる結晶配向を有するかに
応じて様々な形状を有し得る。かかる溝の形状の可能範
囲は当業者にとって自明であろう。たとえば、ディー・
カーン編「シリコン・インテグレーテッド・サーキッツ
ーバ−IBJ(アカデミツク・ブレス。
iqgi年)の209〜210頁に詳述されている通り
、一般には■字形の溝が使用される。本発明は記載され
たMOS TUTに含まれる各種領域の特定の形状に依
存しない。それ故、その他の形状を持ったこれらの領域
を使用することもできる。たとえば、平面状の共通表面
内に全てのpn接合が終端部を有するようなブレーナ形
のMOS TOTを製造することもできる。更にまた、
たとえば第1図について述べると、本発明は第qの領域
15が特定の形状を有することを要求しない。それ故、
第1の領域15はたとえば細長い形や円形のものであっ
てもよい。同様に、たとえば第4図について述べると、
本発明は第1の領域47が特定の形状を有することを要
求しない。それ故、第1の領域47はたとえば細長い形
や円形のものであってもよい。更にまた、本発明は記載
のN影領域の代りにP影領域を使用しかつ記載のP影領
域の代りにN影領域を使用した相補的な素子に対しても
適用することができる。したがって、前記特許請求の範
囲は本発明の精神および範囲から逸脱しないものであれ
ば全ての変形実施例を包括するものであることが理解さ
れるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を成すMOS TOTの一部
の概略断面図、第Ω図は第1図のMOS TOTの各稲
パラメータをかかる素子のバイパス電流路の抵抗に対し
てプロットした関係図、第3図は第1図に示されたMO
S TUTの一部を表わす電気回路図、第4図は本発明
の別の実施例を成すMO8TOTの一部の概略断面図、
第S図は第4図に示されたMOS TOTの一部を表わ
す電気回路図、第6図は本発明の更に別の実施例を成す
MOS TOTの一部の概略断面図、第7図は第6図に
示されたMO8TOTの一部を表わす電気回路図、第3
図は第6図に示された実施例の変形例を成すMOS T
OTの一部の概略断面図、そして第9図は本発明の好適
な具体例の諸相を示す概略断面斜視図である。 図中、11は半導26体基板、12は第1の領域、13
は第2の領域、、14は第3の領域、15は第グの領域
。 17は第1の接合面、18は第ユの接合面、19は第3
の接合面、21は第左の領域、22は第qの接合面。 24は第1の電極、25は第2の電極、27は第3の電
極、30は絶縁層、31は反転チャネル、32はバイパ
スキャリヤ電流路−、47は第1の領域、48は第2の
領域・l、49は第3の領域、50は第qの領域、52
は第1の電極、53は第ユの電極、55はバイパスキャ
リヤ電流路、57は反転チャネル、58は第3の電極。 59は半導体基板、60は絶縁層、61は第5の領域、
71は第ユの接合面、77は第1の反転チャネル、80
は第2の反転チャネル、87は半導体基板、91は第は
第qの領域、1ooは第7の反転チャネル、モして10
1は第2の反転チャネルを表わす。 特許出願人ゼオシル・丁しクトリ、り・カンパニイ代理
人 (7t3’yO)生沼徳二

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)(a)記載の順序で互いに接合された第11第2
    、第3および第参の領域を含み、前記第1の領域が前記
    第2の領域によって前記第3および第夕の領域から隔離
    されており、前記第≠の領域が前記第3の領域によって
    前記第1および第2の領域から隔離されており、前記第
    1および第3の領域は一導電形のものであり、前記第2
    および第弘の領域は反対導電形のものであり、そして更
    に前記第tの領域に隣接しかつ前記第≠の領域によって
    前記第1、第2および第3の領域から隔離された前記−
    導電形の第5の領域を含んだ半導体材料製の基板、(b
    )前記第1の領域に対して電気的に接続された第1の電
    極、(C)前記第≠および第5の領域に対して電気的に
    接続された第2の電極、(d)前記第≠の領域の一区域
    の上方に位置する第3の電極、並びに(el前記第3の
    電極を前記基板がら隔離する第1の絶縁層の諸要素から
    成っていて、前記第3の電極、前記第1の絶縁層および
    前記第≠の領域は所定の極性および大きさの第1のバイ
    アス電圧を前記第3の電極に印加すると前記第Vの領域
    内に位置しかつ前記第3の領域と前記第jの領域とを結
    び付けるような第1の反転チャネルが前記第3の電極の
    直下に誘起されるように形成配置されていることを特徴
    とする半導体素子。 (21(a)前記第1の領域が約1018原子/ cm
    3を越える最大不純物濃度を有し、(b)少なくとも前
    記第2の領域の内で前記第3の領域に隣接した部分が約
    1016原子/ cyx3より低い最大不純物濃度を有
    し、fell記第3の領域が約10′7原子/ tyt
    r’より低い最大不純物濃度を有し、かつ(d)前記第
    tの領域の第1の部分が約7018原子/ G13を越
    える最大不純物濃度を有する特許請求の範囲第(1)項
    記載の素子。 (3)  前記第5の領域が約1018原子/α3を越
    える最大不純物濃度を有する特許請求の範囲第(2)項
    記載の素子。 (4)  前記第弘の領域が前記第1の反転チャネルを
    含む第2の部分を有していて、前記第2の部分が前記第
    1の反転チャネルの占める区域において約10′7原子
    /cM3より低い最大不純物濃度を有する特許請求の範
    囲第(2)項記載の素子。 (5)  前記半導体基板がウェーハがら成り、がつ前
    記第1、第2、第3および第≠の領域の各々が前記ウェ
    ーハの主面に対して実質的に平行な層から成る特許請求
    の範囲第(1)項記載の素子。 (6)  前記半導体基板がシリコンから成る特許請求
    の範囲第(5)項記載の素子。 (7)  前記−導電形がP形でありかつ前記反対導電
    形がN形である特許請求の範囲第(11または(2)項
    記載の素子。 (8)  前記第1および第2の電極がそれぞれ前記第
    2および第3の領域に対して電気的に接続されておらず
    、そのためにががる素子は雑音、熱電流またはそれらの
    組合せによってターンオンさせることができる特許請求
    の範囲第(11項記載の素子。 (9)  前記第3の電極がポリシリコンから成る特許
    請求の範囲第(1)項記載の素子。 α■ 前記第1の絶縁層が前記第3の電極を取巻くスリ
    ーブを形成している特許請求の範囲第(9)項記載の素
    子。 all  前記第1の電極が前記第2の領域に対して電
    気的に接続されており、そのためにかかる素子は雑音、
    熱電流またはそれらの組合せによるターンオンに対して
    低い感度を示す特許請求の範囲第(11項記載の素子。 (12+  前記第2の電極が前記第3の領域に対して
    電気的に接続されており、そのためにかかる素子は雑音
    、熱電流またはそれらの組合せによるターンオンに対し
    て低い感度を示す特許請求の範囲第(11項記載の素子
    。 (131前記半導体基板内に分布したバイパスキャリヤ
    電流路が含まれていて、前記電流路は前記第3の領域の
    内部から前記第1の反転チャネルおよび前記第5の領域
    を通って前記第2の電極に至り、かつ前記電流路の抵抗
    は前記第1のバイアス電圧を前記第3の電極に印加する
    ことのみによってかかる素子をターンオフさせるには高
    過ぎる特許請求の範囲第(1)項記載の素子。 Q41  (a)前記第1の領域に隣接しかつ前記第1
    の領域によって前記第2、第3、第≠および第5の領域
    から隔離された前記反対導電形の第6の領域が前記半導
    体基板中に含まれ、(b)前記第7の電極が前記第6の
    領域に対しても電気的に接続され、(c)前記第1の領
    域の一区域の上方に位置する第≠の電極が含まれ、かつ
    (d)前記第≠の電極を前記第1の領域から隔離する第
    2の絶縁層が含まれていて、前記第≠の電極、前記第2
    の絶縁層および前記第1の領域は所定の極性および大き
    さの第2のバイアス電圧を前記第≠の電極に印加すると
    前記第1の領埴内に位置しかつ前記第2の領域と前記第
    6の領域とを結び付けるような第2の反転チャネルが前
    記第≠の電極の直下に誘起されるように形成配置されて
    いる特許請求の範囲第(1)項記載の素子。 Q5)  (a)前記第1の領域の第1の部分が約1o
    18原子/ cm”を越える最大不純物濃度を有し、(
    b)少なくとも前記第2の領域の内で前記第3の領域に
    隣接した部分が約1016原子/備3より低い最大不純
    物濃度を有し、(C)前記第3の領域が約7Q+1原子
    /cttr3より低い最大不純物濃度を有し、かつCd
    )前記第tの領域の第1の部分が約1016原子/備3
    を越える最大不純物濃度を有する特許請求の範囲第(1
    41項記載の素子。 061  前記第5および第乙の領域がそれぞれ約1o
    18原子/α3を越える不純物濃度を有する特許請求の
    範囲第(151項記載の素子。 071  (a)前記第1の領域が前記第2の反転チャ
    ネルを含む第2の部分を有し、前記第2の部分が前記第
    2の反転チャネルの占める区域において約7Q17原子
    / CIM”より低い不純物濃度を有し、かつ(bl前
    記第≠の領域が前記第1の反転チャネルを含む第2の部
    分を有し、前記第2の部分が前記第1の反転チャネルの
    占める区域において約1O17原子/ ax3より低い
    不純物濃度を有する特許請求の範囲第(15)項記載の
    素子。 (181前記半導体基板がつ長−ハがら成り、がっ前記
    第1、第2.第3および第jの領域の各々が前記ウェー
    ハの主面に対して実質的に平行な層から成る特許請求の
    範囲第141項記載の素子。 09  前記ウェーハの前記主面が水平な面を形成する
    場合、前記第1および第2の反転チャネル同士が水平方
    向位置に関して実質的に整列している特許請求の範囲第
    08項記載の素子。 (イ)前記ウェーハの前記主面が水平な面を形成する場
    合、前記第1および第2の反転チャネル同士が水平方向
    位置に関して実質的に食違っている特許請求の範囲第(
    181項記載の素子。 CD 前記半導体基板がシリコンから成る特許請求の範
    囲第(181項記載の素子。 の 前記−導電形がP形でありかつ前記反対導電形がN
    形である特許請求の範囲第(1)または051項記載の
    素子。 (231前記第1および第2の電極がそれぞれ前記第2
    および第3の領域に対して電気的に接続されておらず、
    そのためにがかる素子は雑音、熱電流またはそれらの組
    合せによってターンオンさせることができる特許請求の
    範囲第141項記載の素子。 041  前記第≠の電極がポリンリコンから成る特許
    請求の範囲第041項記載の素子。 虞 前記第2の絶縁層が前記第ψの電極を取巻くスリー
    ブを形成している特許請求の範囲第041項記載の素子
    。 (26)前記第3および第≠の電極、前記第1および第
    2の絶縁層並びに前記第1および第tの領域は、素子の
    ターンオフに際し、前記第3の電極の下方の全ての反転
    チャネルを通過する総電流量が前記第≠の電極の下方の
    全ての反転チャネルを通過する総電流量とほぼ等しくな
    るように形成配置されている特許請求の範囲第(141
    項記載の素子。 罰 前記第1の電極が前記第2の領域に対して電気的に
    接続されており、そのためにかかる素子は雑音、熱電流
    またはそれらの組合せによるターンオンに対して低い感
    度を示す特許請求の範囲第(141項記載の素子。 21  前記第2の電極が前記第3の領域に対して電気
    的に接続されており、そのためにかかる素子は雑音、熱
    電流またはそれらの組合せによるターンオンに対して低
    い感度を示す特許請求の範囲第08項記載の素子。 (ハ) 前記半導体基板内に分布したエミッタバイパス
    電流路が含まれていて、前記電流路は前記第2の領域の
    内部から前記反転チャネルおよび前記第6の領域を通っ
    て前記第1の電極に至り、かつ前記電流路の抵抗は前記
    第2のバイアス電圧を前記第≠の電極に印加することの
    みによってかかる素子をターンオフさせるには高過ぎる
    特許請求の範囲第(141項記載の素子。 ■ (a)記載の順序で互いに接合された第1、第2、
    第3および第≠の領域を含み、前記第7の領域は前記第
    2の領域によって前記第3および第≠の領域から隔離さ
    れており、前記第≠の領域は前記第3の領域によって前
    記第1および第2の領域から隔離されており、前記第1
    および第3の領域は一導電形のものであり、前記第2お
    よび第≠の領域は反対導電形のものであり、そして更に
    前記第1の領域に隣接しかつ前記第1の領域によって前
    記第2、第3および第≠の領域から隔離された前記反対
    導電形の第5の領域を含んだ半導体材料製の基板、(b
    )前記第1および第jの領域に対して電気的に接続され
    た第1の電極、(c)前記第≠の領域に対して電気的に
    接続された第2の電極、(d)前記第1の領域の一区域
    の上方に位置する第3の電極、並びに(e)前記第3の
    電極を前記第1の領域から隔離する絶縁層の諸要素から
    成っていて、前記第3の電極、前記絶縁層および前記第
    1の領域は所定の極性および大きさの第1のバイアス電
    圧を前記第3の電極に印加すると前記第1の領域内に位
    置しかつ前記第2の領域と前記第tの領域とを結び付け
    るような反転チャネルが前記第3の電極の直下に誘起さ
    れるように形成配置されていることを特徴とする半導体
    素子。 c31)値)前記第1の領域の第1の部分が約1018
    原子/cIII3を越える最大不純物濃度を有し、(b
    )少なくとも前記第2の領域の内で前記第3の領域に隣
    接した部分が約7016原子/13より低い最大不純物
    濃度を有し、(C)前記第3の領域が約1017原子/
    13より低い最大不純物濃度を有し、かつ(d)前記第
    ≠の領域が約101?原子/ ctg”を越える最大不
    純物濃度を有する特許請求の範囲第U項記載の素子。 C32前記第5の領域が約1018原子/ ax”を越
    える不純物濃度を有する特許請求の範囲第C31)項記
    載の素子。 (ハ) 前記第1の領域が前記反転チャネルを含む第2
    の部分を有し、前記第2の部分が前記反転チャネルの占
    める区域において約1017原子/c1R3より低い最
    大不純物濃度を有する特許請求の範囲第C31+項記載
    の素子。 (9) 前記半導体基板がウェーハかも成り、かつ前記
    第11第2、第3および第≠の領域の各々が前記ウェー
    ハの主面に対して実質的に平行な層から成る特許請求の
    範囲第■項記載の素子。 6S  前記半導体基板がシリコンから成る特許請求の
    範囲第C341項記載の素子。 粥) 前記−導電形がP形でありかつ前記反対導電形が
    N形である特許請求の範囲第■またはr3υ項記載の素
    子。 l371  前記第1および第2の電極がそれぞれ前記
    第コおよび第3の領域に対して電気的に接続されておら
    ず、そのためにかかる素子は雑音、熱電流またはそれら
    の組合せによってターンオンさせることができる特許請
    求の範囲第■項記載の素子。 (至) 前記第3の電極がボリンリコンから成る特許請
    求の範囲第(30)項記載の素子。 G9  前記絶縁層が前記第3の電極を取巻くスリーブ
    を形成している特許請求の範囲第C38)項記載の素子
    。 (40前記第1の電極が前記第2の領域に対して電気的
    に接続されており、そのためにかかる素子は雑音、熱電
    流またはそれらの組合せによるターンオンに対して低い
    感度を示す特許請求の範囲第■項記載の素子。 (41)  前記第2の電極が前記第3の領域に対して
    電気的に接続されており、そのためにかかる素子は雑音
    、熱電流またはそれらの組合せによるターンオンに対し
    て低い感度を示す特許請求の範囲第■項記載の素子。 (421前記半導体基板内に分布したバイパスキャリヤ
    電流路が含まれていて、前記電流路は前記第2の領域の
    内部から前記反転チャネルおよび前記第jの領域を通っ
    て前記第1の電極に至り、かつ前記電流路の抵抗は前記
    バイアス電圧を前記第3の電極に印加することのみによ
    ってかがる素子をターンオフさせるには高過ぎる特許請
    求の範囲第■項記載の素子。
JP21938682A 1981-12-16 1982-12-16 多セル形サイリスタ Granted JPS58125871A (ja)

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JPS60253275A (ja) * 1984-04-26 1985-12-13 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 高密度v溝型mos制御型サイリスタ、絶縁ゲ−ト型トランジスタおよびmosfet、並びに製造方法
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