JPS5812219B2 - 焼成軽量建材の製造方法 - Google Patents
焼成軽量建材の製造方法Info
- Publication number
- JPS5812219B2 JPS5812219B2 JP55009975A JP997580A JPS5812219B2 JP S5812219 B2 JPS5812219 B2 JP S5812219B2 JP 55009975 A JP55009975 A JP 55009975A JP 997580 A JP997580 A JP 997580A JP S5812219 B2 JPS5812219 B2 JP S5812219B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manufacturing
- building materials
- lightweight building
- temperature
- fired
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高炉水砕ヌラグを有効利用した耐水、耐候性に
富み、かつ軽量にして断熱効果の大きい建築用材特に軽
量質のボート、パネルなどの製造方法の改良に関するも
のである。
富み、かつ軽量にして断熱効果の大きい建築用材特に軽
量質のボート、パネルなどの製造方法の改良に関するも
のである。
近年、新しい工法によるプレハブ住宅の開発は目覚しい
ものがあり、これに伴い軽量で耐水、耐候性、断熱性に
すぐれ、かつ、意匠的価値の高い屋根瓦および外装材が
要求されるようになったが、そのような性質を有する材
料は未だ開発されていない。
ものがあり、これに伴い軽量で耐水、耐候性、断熱性に
すぐれ、かつ、意匠的価値の高い屋根瓦および外装材が
要求されるようになったが、そのような性質を有する材
料は未だ開発されていない。
例えば、ケイ酸カルシウムの水熱合成材料あるいはセツ
コウ系建材は無機質の新建材として近年需用の伸びは著
るしいが、それぞれ耐火性、耐水性の面で弱点を有し、
したがってまた釉薬を施こすことができないなどの欠点
がある。
コウ系建材は無機質の新建材として近年需用の伸びは著
るしいが、それぞれ耐火性、耐水性の面で弱点を有し、
したがってまた釉薬を施こすことができないなどの欠点
がある。
これらの欠点を改良し、高炉水砕ヌラグの有効利用を計
る目的で高炉水砕ヌラグにケイ酸に富む廃砂などの未利
用資源を配合し、Ｓｉ０２．ＣａＯを夫々６０〜９０重
量係、４〜２５重量係含む混合物に調整し、さらに必要
に応じバインダー（水ガラヌ）或は適当な発泡助剤を加
えたものを冷間（常温）で予備成型した後、９００〜１
２００℃の温度で加熱し、この加熱物を８００〜１１０
０℃の温度に保持し乍ら圧縮成形し、さらにこの圧縮成
形物を７００〜６００℃の温度で施釉し、ついで８００
℃〜１０００℃前後で釉焼して釉瓦を製造する方法があ
る。
る目的で高炉水砕ヌラグにケイ酸に富む廃砂などの未利
用資源を配合し、Ｓｉ０２．ＣａＯを夫々６０〜９０重
量係、４〜２５重量係含む混合物に調整し、さらに必要
に応じバインダー（水ガラヌ）或は適当な発泡助剤を加
えたものを冷間（常温）で予備成型した後、９００〜１
２００℃の温度で加熱し、この加熱物を８００〜１１０
０℃の温度に保持し乍ら圧縮成形し、さらにこの圧縮成
形物を７００〜６００℃の温度で施釉し、ついで８００
℃〜１０００℃前後で釉焼して釉瓦を製造する方法があ
る。
（特開昭５４−６５７１６）この方法は在来のケイ酸カ
ルシウムの水熱合成材料或はセツコウ系建材の弱点を補
ない、かつ釉薬処理を可能とする方法ではあるが高炉水
砕ヌラグ、ケイ酸含有物などの原料粉末を一旦冷間にお
いて予備成形するという点で工程がはん雑となっている
。
ルシウムの水熱合成材料或はセツコウ系建材の弱点を補
ない、かつ釉薬処理を可能とする方法ではあるが高炉水
砕ヌラグ、ケイ酸含有物などの原料粉末を一旦冷間にお
いて予備成形するという点で工程がはん雑となっている
。
しかも８００〜１１００℃の圧縮成形において成形型毎
に一個一個処理するバッチタイプ方式をとるため生産性
があがらないという欠点がある。
に一個一個処理するバッチタイプ方式をとるため生産性
があがらないという欠点がある。
特に例えば耐火ボートのようなフラットな均一形状のも
のを製造する場合には、余り好ましい作業工程とは云え
ない。
のを製造する場合には、余り好ましい作業工程とは云え
ない。
本発明はこのような不利な欠点を解消するためになされ
たもので、従来の前記製造工程を改良し、しかも冷間に
おける予備成形を省略することによって工程の簡略化を
計り、同時に生産性の向上を意図した製造方法を提供せ
んとするものである。
たもので、従来の前記製造工程を改良し、しかも冷間に
おける予備成形を省略することによって工程の簡略化を
計り、同時に生産性の向上を意図した製造方法を提供せ
んとするものである。
すなわちその要旨は高炉水砕ヌラグにケイ酸含有物及び
発泡助剤を配合した粉末原料を型に充填し、加熱炉にお
いて９００〜１２００℃に加熱焼成して発泡させた後、
８００〜１１００℃の雰囲気温度において発泡物上面を
連続的に成形するものである。
発泡助剤を配合した粉末原料を型に充填し、加熱炉にお
いて９００〜１２００℃に加熱焼成して発泡させた後、
８００〜１１００℃の雰囲気温度において発泡物上面を
連続的に成形するものである。
本発明は高炉水砕ヌラグ、ケイ酸含有物、その他の発泡
助剤からなる配合物を予めボールミル等で粉砕し、この
原料粉末を予め一旦予備成形することなく直に焼成用の
型に充填するものである。
助剤からなる配合物を予めボールミル等で粉砕し、この
原料粉末を予め一旦予備成形することなく直に焼成用の
型に充填するものである。
この焼成用の焼成用の形状は、加熱炉中に延在して一定
の長さに有し、加熱炉中を連続して移動出来るものであ
る。
の長さに有し、加熱炉中を連続して移動出来るものであ
る。
勿論加熱炉の延長長さに連続した長さの焼成用の型であ
ってもよい。
ってもよい。
焼成用Ｑ型の材質としては炭化ケイ素質、コーデイユラ
イト等のセラミック、又はｓｕｓ３１０等の耐熱鋼製で
あることが必要である。
イト等のセラミック、又はｓｕｓ３１０等の耐熱鋼製で
あることが必要である。
このようにして焼成型内に充填した乾燥粉末原料は加熱
炉に順次装入され加熱焼成をうけ９００〜１２００℃の
温度で軟化融着して一体化され更に発泡し膨張する。
炉に順次装入され加熱焼成をうけ９００〜１２００℃の
温度で軟化融着して一体化され更に発泡し膨張する。
そこでの発泡した焼成物の上面をロールによるロール掛
けし膨張部分を押しつぶし、又一部をフローさせながら
均一表面に成形する。
けし膨張部分を押しつぶし、又一部をフローさせながら
均一表面に成形する。
本発明者らの実験によればロール圧下力を０．２〜３ｋ
ｇ／ｃｍ２にとることによって極めてち密な表面が得ら
れることが分った。
ｇ／ｃｍ２にとることによって極めてち密な表面が得ら
れることが分った。
即ち圧下力が強すぎると発泡成形物の気泡の多くが圧縮
変形して歪を内在したり、あるいは気泡が破壊されやす
い。
変形して歪を内在したり、あるいは気泡が破壊されやす
い。
一方圧下力か弱すぎると目的とする形状が得られ難い。
かくして連続的にロール圧下を受けた発泡焼成物はその
後熱間施釉釉焼を行うか、又はそのまま冷却して次工程
の処理をうけることになる。
後熱間施釉釉焼を行うか、又はそのまま冷却して次工程
の処理をうけることになる。
以上のとおり本発明は熱間工程だけで、圧延成形してい
るので、従来の例えば粘土釉瓦、パネル製造に比較し工
程が簡略化されるという効果があり、生産性も極めてよ
い。
るので、従来の例えば粘土釉瓦、パネル製造に比較し工
程が簡略化されるという効果があり、生産性も極めてよ
い。
以下本発明の実施例を述べる。
実施例
高炉水砕ヌラグ２７係、微砂粉砕物５５乞ガ２ラヌ廃棄
物１７．８％、ｓｉｃｏ．２％の配合物をポールミルで
よく混合した後、脱水乾燥し、炭化ケイ素質製の焼成型
（１２００Ｌｘ３００ｗｘ３５ｍｍＨ）にこの粉末を充
填する。
物１７．８％、ｓｉｃｏ．２％の配合物をポールミルで
よく混合した後、脱水乾燥し、炭化ケイ素質製の焼成型
（１２００Ｌｘ３００ｗｘ３５ｍｍＨ）にこの粉末を充
填する。
この型を図に示す加熱炉に導入し５０℃温度ある加熱帯
２に順次搬入して昇温させ、１１５０℃温度に２０分間
保持した。
２に順次搬入して昇温させ、１１５０℃温度に２０分間
保持した。
次にこの型を８５０℃に保温した成型室３に移しロール
４により焼成物上面を連続的に０． ５ ｋ９／ｃｍ２
の圧下力でロール掛けした。
４により焼成物上面を連続的に０． ５ ｋ９／ｃｍ２
の圧下力でロール掛けした。
このようにして得た材料の性能は以下の通りであった。
カサ比重 １．３ 曲げ強度 ２７０ｋｇ／ｃｍ
２吸水率 ０．３係 熱伝導率 ０．２５ｋｃａｌ／
ｍｈｒｃ吸音率１２〜３０係〔１２５〜４０００Ｈｚ〕
この性能は内外装壁材、防音壁として十分満足するもの
であった。
２吸水率 ０．３係 熱伝導率 ０．２５ｋｃａｌ／
ｍｈｒｃ吸音率１２〜３０係〔１２５〜４０００Ｈｚ〕
この性能は内外装壁材、防音壁として十分満足するもの
であった。
図は本発明方法を実施する具体的装置の一例を示す。
１……加熱炉、２……加熱帯、３……ロール成型室、４
……ロール。
……ロール。
Claims (1)
- １ 高炉水砕ヌラグにケイ酸含有物及び発泡助剤を配合
した粉末原料を型に充填し、加熱炉において９００°〜
１２００℃に加熱焼成して発泡させた後、８００°〜１
１００℃の雰囲気温度において，発泡物上面を連続的に
成形することを特徴とする，焼成軽量建材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55009975A JPS5812219B2 (ja) | 1980-02-01 | 1980-02-01 | 焼成軽量建材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55009975A JPS5812219B2 (ja) | 1980-02-01 | 1980-02-01 | 焼成軽量建材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56109858A JPS56109858A (en) | 1981-08-31 |
| JPS5812219B2 true JPS5812219B2 (ja) | 1983-03-07 |
Family
ID=11734908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55009975A Expired JPS5812219B2 (ja) | 1980-02-01 | 1980-02-01 | 焼成軽量建材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5812219B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180130518A (ko) | 2016-03-29 | 2018-12-07 | 토요잉크Sc홀딩스주식회사 | 적층체 및 그 제조 방법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5465716A (en) * | 1977-11-05 | 1979-05-26 | Kogyo Gijutsuin | Method and apparatus for making enameld roof tile |
-
1980
- 1980-02-01 JP JP55009975A patent/JPS5812219B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5465716A (en) * | 1977-11-05 | 1979-05-26 | Kogyo Gijutsuin | Method and apparatus for making enameld roof tile |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180130518A (ko) | 2016-03-29 | 2018-12-07 | 토요잉크Sc홀딩스주식회사 | 적층체 및 그 제조 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56109858A (en) | 1981-08-31 |
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