JPS58117887A - パラ置換ベンジルアルコ−ルの製造法 - Google Patents

パラ置換ベンジルアルコ−ルの製造法

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JPS58117887A
JPS58117887A JP56212977A JP21297781A JPS58117887A JP S58117887 A JPS58117887 A JP S58117887A JP 56212977 A JP56212977 A JP 56212977A JP 21297781 A JP21297781 A JP 21297781A JP S58117887 A JPS58117887 A JP S58117887A
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JP
Japan
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substituted benzyl
benzyl alcohol
cathode
para
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JP56212977A
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Tsunehiko Masatomi
正冨 恒彦
Yasuo Shimizu
康夫 清水
Yoshihisa Tomotaki
友滝 善久
Hiroyasu Hayashi
林 宏康
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Chemical Co Ltd
Otsuka Kagaku Yakuhin KK
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
Otsuka Kagaku Yakuhin KK
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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パラ置換ベンジルアルコールの114法に関
する。更に詳しくは本発明は、一般式%式%(2) 〔式中R1は水酸基又は低級アルコキ7基金示す。〕 で表わされるパラm換ベンジルアルコールの新規な製造
法に関する。
上記一般式(2)で表わされるバラ置換ベンジルアルコ
ールは、医薬、農薬、工業系品の製造原料として有用な
パラrIjt換ベンズアルデヒドを合成する丸めの中間
体として有用な化合物である。
従来一般式(2)で表わさnるパラ置換ベンジルアルコ
ールの製造法としては、例えばパフ置換トルエンを光照
射下に側鎖の臭素化を行ない、次いで水と反応させるこ
とにより製造されている。しかしながら、この方法に従
えば、光反応装置を用いなければ反応が進行せず、それ
故装置上の間−が多く、また得られるバラ置換べ/ジル
アルコールの中に多−の不純物が含まれている等の欠点
を有している。
本発明者らは一般式(2)で表わされるパラ置換ベンジ
ルアルコールを工業的に有利に製造する方法全開発すべ
く鋭意病91eを重ねた結果、ついに本発明を完成する
に至った。
即ち本発c社、一般式 %式%( 〔式中R1は水酸基又は低級アルコキシ基を、R2は水
素原子又は低級アルキル基音それぞれ示す。〕 で表わされる安息香酸誘導体を1解還元して一般式 %式%() 〔式中R1は前記に同じ。〕 で表わされるパラ置換ベンジルアルコール’t4にとを
特徴とするパラ置換ベンジルアルコールの製造法に係る
本発明の方法によれば、簡便な操作且つ緩和な反応条件
下で目的とするパラ置換ベンジルアルコールを高収率、
高純度で製造し得る。
本発明の電解還元は、通常中央に隔Mを設けた陽極室及
び陰極室よりなるt解槽中にて行なわれる。隔膜として
は、カチオン交換膜の曲アスベスト、セラミック等も使
用可能であるが、カチオン交換膜が好適である。また陽
極室は通常硫酸溶液及び陽極より構成されており、陰極
室は通常一般式(1)で表わされる安息香酸誘導体、有
機溶媒、電解質及び陰極より構成さnている。
陽極室における硫酸溶液の濃度としては特に制限さnず
広い範囲内から適宜選択できるが、通常1〜20優、好
ましくid5〜101の硫酸水溶液又はアルコール溶液
を使用するのがよい。111%極としては硫酸m液によ
り溶解さnないものである限り公知のものをいずnも使
用でき、例えば鉛、鉛合金、亜鉛、亜鉛合金、カドミウ
ム等を挙げることができる。こ几らのうちでも鉛や白金
全使用するのが好ましい。
#に4室における有機溶媒としては例えばメタノール、
エタノール、グロパノール等の低級脂肪族アルコール、
アセトニトリル等の二l・リル類、テトラヒドロフラン
、ジオキサン等の環状エーテル等を挙けることができる
。J9iかる有機溶媒の使用数としては特に制限さ几ず
広範囲からA宜選択使用できるが、通常原料1ヒ合物1
モル当り館(1!溶媒を0.2〜toi程度、好ましく
は0.4〜6皿用いるのがよい。また1!解實として(
ま通常の第4級アンモニ9ム塩をいずnも使用でき、具
体的KFiテトラメチルアンモニウムトシレート、テト
ラメチルアンモニウムクロライド、テトラメチルアンモ
ニウムブロマイド、テトラエチルアンモニウムトシレー
ト、テトラエチルアンモニウムクロライド、テトラエチ
ルアンモニウムブロマイド、テトラブチルアンモニウム
トシレート、テトラブチルアンモニウムクロライド4!
を例示できる。これらのうちでテトラメチルアンモニウ
ムトシレート、テトラメチルアンモニウムクロライド及
びテトラメチルアンモニウムブロマイドが好適である。
斯かる電解質の使用緻としては特に限度がなく広い範囲
内から適宜選択されるが、通常原料化合物1モル当り電
解質をlθ〜800p程度、好ましくは16〜150y
使用するのがよい。また陰極としては鉛、岨給等が好適
である。
本発明の1解還元において、′電解方法としては定電圧
法及び定fi15*法のいずnでも可能であるが、定電
流法によるのが好ましい。定電流法を採用する場合、電
流密度としては通常1〜100mA/−程度、好ましく
は80〜60rnA/−である。電解反応に必要な通電
歇としては、−di電解槽形状、電極の種類、基質績度
、基質反応性等により一定しないが、通常約5〜6モル
/F程度の眠気量を通電すればよい。該電解還元は通常
θ〜60℃、好ましく#′itO〜85℃にて行なわれ
る。
以下に実施例を挙げる。
実施例1 パラ−ヒドロキシ安息香酸1.Oy及びテトラメチルア
ンモニウムトシレート0.75Ftメタノール20m1
K溶解し、この溶液を隔膜〔セレイオンCMV、旭硝子
製〕で隔てられた電解槽の鴎&室に入れ、10チ硫酸水
溶液20mを陽極室に入れる。陰極として亜鉛、陽極と
して鉛を用いて20℃にて定電流電解(50mA/=j
 )を行ない、6F1モル通電し反応を行なつ九。反応
終了後、陰極液のメタノールを留去し、水51Ijを加
え、10*の酢酸エチルで6回抽出を行ない、抽出液を
無水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を留去した後、
残渣をシリカゲルカラムで分離・精製するとパラヒドロ
キシベンジルアルコールが817キ4らA、パラヒドロ
キシ安息香酸soqが回収される。
得られた化合物のNMRデーター〔溶媒CDCl。
+(CD、)、80)を以下に示す。
σ(ppm)−t12(t 、tH) 4.46(d、2H) 6.98(on、4H) 8.67(i、1)I) 実施例2 バラヒドロキシ安息香酸の代りrCパラヒドロキ7安息
香酸メチル1.01を用いて実施例1と同様な操作を行
ない、パラヒドロキシベンジルアルコール767qを得
る。またパラヒドロキシ安息香酸メチル46sPt−回
収する。
得られた化合物のNMRデーターは実施例1のそれと一
致した。
実施例8 バラヒドロキシ安息香酸の代りにアニス酸1.Ofを用
いて実施例1と同様の処理を10℃の温度で行ない、ア
ニスアルコール84019を得る。また未反応のアニス
酸60キを得る。
得られた化合物のNMRデーター(溶媒CDCI。
を以下に示す。
σ(Pg)m)−2,16(t、IH)8.75(s、
8H) 4.51(d、2H) 7.00(m、4H) 実施例4 バラヒドロキシ安息香酸の代りに、アニス酸メチル10
Pを用いて実施例1と同様な操作を86℃の温度で行な
い、アニスアルコール798岬を得る。また未反応のア
ニス酸メチル2519を回収する。
得られ走化合物のNMRデーターは実施例8の値と一致
し九。
実施例6 陰極として亜鉛の代りに鉛を用いて実施例1と同様な操
作を行ない、パラヒドロキシベンジルアルコール787
キを得る。
と一致した。
実施例6 テトラメチルアンモニウムトシレートの代りにテトラメ
チルアンモニウムクロライド0.40Fを用いて実施例
1と同様な操作を行ない、パラヒドロキシベンジルアル
コール75719を得る。またバラヒドロキシ安息香酸
9219を回収する。
得られた化合物のNMRデーターは実施例1の値と一致
した。
実施例7 テトラメチルアンモニウムトシレートの代りにテトラメ
チルアンモニウムブロマイド0.46りを用いて実施例
1と同様な操作を行ない、バラヒドロキシベンジルアル
コール764qを得る。またバラヒドロキシ安息香酸7
6qを回収する。
得られ良化合物のNMRデーターは実施例1の値と一致
した。
実施例8 11III極の鉛の代りに白金、硫酸水溶液の代りに硫
酸メタノール溶液を用いて、実施例1と同様な操作ヲ行
ない、パラヒドロキシベンジルアルコール796qを得
る。またバラヒドロキシ安息香m%61111を回収す
る。
得られた化合物のNMRデーターは実施例1の値と一致
した。
(以 上) 43

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 一般式 %式%(1) 〔式中R1は水酸基又は低級アルコ午シ基を、R1は水
    素原子又は低級アルキル基をそnぞれ示す。〕 で表わされる安息香醗酵導体を電解還元して一般式 %式%(2) 〔式中RIFi前記に同じ。〕 で表わされるパラ置換ベンジルアルコールヲ得ることを
    特徴とするパラ置換ベンジルアルコールの製造法。 ■ 陰極室が一般式(1)で表わされる安息香酸−導体
    、有機溶媒、電解質及び陰極より構成され且つ陽極室が
    硫81d液及び*mより構成される隔膜式電解槽を用い
    て電解還元を行なう特許請求の範囲第1項記載の方法。 ■ 陽極として鉛又は白金を、陰極として亜鉛又は鉛を
    用いる特許請求の範囲第1項又は第2項1載の方法。 ■ 隔膜がカチオン交換膜である特許請求の範囲第1項
    乃至第8項のいずれかに記載の方法。 ■ 電解質がテトラメチルアンモニウム)シL/−ト、
    テトラメチルアンモニウムクロライド又はテトラメチル
    アンモニウムブロマイドである特許請求の範囲第1項乃
    至第4項のいずれかに記載の方法。
JP56212977A 1981-12-29 1981-12-29 パラ置換ベンジルアルコ−ルの製造法 Granted JPS58117887A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62297482A (ja) * 1986-06-17 1987-12-24 Mitsui Toatsu Chem Inc 高純度p−キシリレングリコ−ルの製造方法
US5576467A (en) * 1992-08-21 1996-11-19 Japan Tobacco Inc. Method of preparing an alcohol

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62297482A (ja) * 1986-06-17 1987-12-24 Mitsui Toatsu Chem Inc 高純度p−キシリレングリコ−ルの製造方法
US5576467A (en) * 1992-08-21 1996-11-19 Japan Tobacco Inc. Method of preparing an alcohol

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