JPS5811727Y2 - プラスチック製ビ−ルコンテナ−用防寒風包装カバ− - Google Patents

プラスチック製ビ−ルコンテナ−用防寒風包装カバ−

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Publication number
JPS5811727Y2
JPS5811727Y2 JP1978179839U JP17983978U JPS5811727Y2 JP S5811727 Y2 JPS5811727 Y2 JP S5811727Y2 JP 1978179839 U JP1978179839 U JP 1978179839U JP 17983978 U JP17983978 U JP 17983978U JP S5811727 Y2 JPS5811727 Y2 JP S5811727Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
connecting pieces
walls
side wall
cover
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978179839U
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English (en)
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JPS5598764U (ja
Inventor
若林英俊
田中常喜
Original Assignee
サッポロビール株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by サッポロビール株式会社 filed Critical サッポロビール株式会社
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Publication of JPS5598764U publication Critical patent/JPS5598764U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は寒冷地等においてビールをプラスチック製のビ
ールコンテナーで運搬する際に凍結によるびんの破損を
防止するために前記コンテナーに被せて使用される防寒
風包装カバーに係るものである。
=般に、ビールの凍結温度は−2,2℃で寒冷地等では
倉庫の保温に意を用いているが、低温の野外を輸送する
際年々ビール凍結によるびんの破損が生じており、この
場合、ビールのトランク輸送中温度低下の著しいものは
トランクの荷台前部最上段のコンテナーの角部に位置す
るびんであり、保温の方法としてはトラック単位、貨車
単位の断熱シートの使用も考えられるが、これはシート
を荷台にかげた時にコンテナーの天面と窓が完全に列気
から遮断されないために防寒、防風には余り役に立たな
い。
また、長い流通経路に対するビールの品質保持のため個
装も無視することはできず。
この個装即ちびんに防寒風紙を被せる作業は能率面の点
で層慮すれば機械化を前提としなければならないことか
ら設備投資等に多額の費用を要し。
従ってコンテナー乃至びんに被せられるべき防寡馴のカ
バーは廉価にして単純な形状と簡単な操作によるもので
あることが望ましい。
これに対して1本考案は前記の課題を容易に解決し得る
プラスチック製ビールコンテナー用防寒風包装カバーを
提供しようとするものであって。
その要旨とするところは−1枚のボール紙または段ボー
ル紙等の厚紙シートから蓋体と該蓋体の四周にそれぞれ
折曲線を介して連続形成されるべき前壁及び後壁並びに
左側壁及び右側壁との材料取りをなしこの場合1前後壁
及び左右側壁の各側線がそれぞれ内方へ折畳可能な左右
前方連結片と左右後方連結片に接続せしめられており、
かくして。
前後壁及び各連結片を蓋体及び左右側壁に重合するよう
に内方へ折曲げると同時に前記各連結片の半部を前記左
右側壁に重合固着した点に存するものであり、かくして
本考案によれば、カバー使用前の状態では前壁及び後壁
並びにこれら両壁と左右側壁とを接続する各連結片が共
に内方へ折曲げられて蓋体に重ね合わされているために
これを積み重ねて貯蔵しても場所をとらず、また左側壁
及び右仙唾は各連結片を介してそれぞれ前壁及び後壁と
一体になっているため、コンテナー乃至びんにカバーを
被せるに先立って左側壁及び右側壁を立上がらせると−
これに引張られながら追随して前壁及び後壁も立上がっ
て箱状体を形成し、従って使用に際しては不使用状態よ
りワンタッチで箱状体となした後、これをコンテナー乃
至びんに被せるものであるからコンテナーの天面及び窓
は容易に且つ完全に密閉されて防寒、防風に役立つ上に
長期間の保存にも塵埃が付着せず、不使用時も簡単に収
容して貯蔵できるものである。
次に、第1図乃至第5図に示されている一実施例により
本考案を更に詳細に説明する。
先ず、第1図において、1は蓋体、2は前壁−3は後壁
、4は左側壁−5は右側壁をそれぞれ示すものであって
、これらはいずれも1枚のボール紙または段ボール紙等
の厚紙シートから折曲線6゜7及び8,9を介して材料
取りせられるものであり、この場合1前後壁2,3及び
左右側壁4,5の各側縁は折曲線10.11及び12,
13□て区劃形成されている扇形状の左前方連結片14
及び右前方連結片15と左後方連結片16及び右後方連
結片17により連続せしめられており、これら前後壁2
,3及び左右側壁4,5の自由縁辺両端は彎曲状に切り
落して対称的配置の切欠部18゜19:20,21及び
22.23:24.25が形威しである。
更に、扇形状の連結片14,1516.17にはその中
央半径方向に対角孔26゜27.28.29及びこれに
続いて折曲線30゜31.32.33が形成してあり、
これらの折曲線によって前記各連結片は内方へ折畳まれ
て重ね合わされるようになっており、この際、各連結片
の半部34,35.36.37は適宜接着剤乃至綴針等
にて左右側壁4,5の相当する内方個所に重合固着せし
められる。
しかして、前記構成において5本カバーを組立てるには
、第2図及び第3図に示すように連結片14.15,1
6.17の半部34 、35 、36゜37の裏面に適
宜接着剤を塗布しておいてから前後壁2,3を折曲線6
.7より内方へ折曲げて蓋体1に重ね合わせると同時に
前記各連結片半部を左右側壁4,5の相当する個所に圧
着固定すると第3図に示すようになり、この状態で積み
重ねることによって場所をとらずに貯蔵することが可能
となる。
なお5叙上では左右前方連結片14.15及び左右前方
連結片16,17の各半部34.35及び36,37の
左側壁4及び右側壁への固着は接着剤で行なっているが
、これに代えて綴針を使用しても差支ない。
次に、前述したような貯蔵状態から本カバーをコンテナ
ー乃至びんに被せる場合は、第4図及び第5図に示すよ
うに左側壁4及び右側壁5を折曲線8,9より内方へ折
曲げると、これらの左右側壁と左右前方連結片14.1
5:16.17を介して一体になっている前壁2及び後
壁3は前記折曲力にて引張られながら立上がって箱状体
を形威し、該箱状体の四隅には略々U字形状の切欠部3
8.39,40.41が形成される。
一方、前記の説明では箱状体を形成するのに左側壁4及
び右側壁5を折曲線8,9より内方へ折曲げたが、この
代りに前壁2及び後壁3を立上がらせても同様に且つ容
易に箱状体を形成することができるものである。
即ち、前壁2及び後壁3を外方へ開くようにして立上が
らせると、これらの前後壁と連結片14,15:16,
17を介して一体になっている左側壁4及び右側壁5も
前記前後壁に引張られながら追随して立上がって容易に
箱状体を形成し、前同様に四隅にU字形状の切欠部38
〜41が形成される。
このようにして得られた箱状体をコンテナー乃至びんに
被せるには、第5図に示す状態から逆にして前後壁2,
3及び左右側壁4,5をコンテナー内周壁とびん間に蓋
体1がびん口に接するまで挿入するものであるが、この
場合5箱状体の四隅下方にはU字形状の切欠部38〜4
1が形成されているため挿入に際して円渭に行なうこと
ができるのみならず、これによってコンテナーの天面及
び窓は密閉されてびん上面及びびん周側面からの放熱を
完全に遮断して寒冷地の凍結によるびんの破損を防止す
ることができ、不使用時は1枚のシートとしてフラツト
な状態で積み重ねられるので。
貯蔵時に場所をとらず、輸送時には空間を無くして輸送
を容易にし得ると共に5箱状体の形成に際しては連結片
14〜17が折曲線30〜33から内方へ二重に折曲げ
られて重ね合わされるために補強の役目をなし且つ対角
孔26〜29が形成しであることから前記各連結片の折
曲も容易に行なうことができるものである。
なお−叙上の実施例では寒冷地におけるビールのコンテ
ナー輸送の場合について説明したが、ビールだけでなく
他の清涼飲料、果実飲料等の輸送にも使用して著効を有
するものであり、また包装用容器の本体としても使用し
得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るプラスチック製ビールコンテナー
用防寒風包装カバーの展開平面図、第2図は前記カバー
の組立途中の状態を示す斜視図、第3図は前記カバーの
平面図、第4図は前記カバーを組立てて箱状体にする前
の展開斜視図、第5図は前記カバーを組立てて箱状体に
した時の斜視図である。 なお、図示された主要部と符号との対応関係は下記の通
りである。 1・・・蓋体、2・・・前壁、3・・・後壁、4・・・
左側壁−5・・・右側壁、6〜13・・・折曲線514
・・・左前方連結片、15・・・右前方連結片、16・
・・左後方連結片、17・・・右後方連結片、34〜3
T・・・連結片半部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1枚のボール紙または段ボール紙等の厚紙シートから蓋
    体と該蓋体の四周にそれぞれ折曲線を介して連続形成さ
    れるべき前壁及び後壁並びに左側壁及び右側壁との材料
    取りをなし、この場合9前後壁及び左右側壁の各側縁が
    それぞれ内方へ折畳可能な左右前方連結片と左右後方連
    結片に接続せしめられて釦9、・かくして5前後壁及び
    各連結片を蓋体及び左右側壁に重合するように内方へ折
    曲げると同時に前記各連結片の半部を前記左右側壁に重
    合固着したことを特徴とするプラスチック製ビールコン
    テナー用防寒風包装カバー。
JP1978179839U 1978-12-29 1978-12-29 プラスチック製ビ−ルコンテナ−用防寒風包装カバ− Expired JPS5811727Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978179839U JPS5811727Y2 (ja) 1978-12-29 1978-12-29 プラスチック製ビ−ルコンテナ−用防寒風包装カバ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978179839U JPS5811727Y2 (ja) 1978-12-29 1978-12-29 プラスチック製ビ−ルコンテナ−用防寒風包装カバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5598764U JPS5598764U (ja) 1980-07-09
JPS5811727Y2 true JPS5811727Y2 (ja) 1983-03-05

Family

ID=29191511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978179839U Expired JPS5811727Y2 (ja) 1978-12-29 1978-12-29 プラスチック製ビ−ルコンテナ−用防寒風包装カバ−

Country Status (1)

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JP (1) JPS5811727Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52155172U (ja) * 1976-05-20 1977-11-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5598764U (ja) 1980-07-09

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