JPS6128794Y2 - - Google Patents

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JPS6128794Y2
JPS6128794Y2 JP1980008350U JP835080U JPS6128794Y2 JP S6128794 Y2 JPS6128794 Y2 JP S6128794Y2 JP 1980008350 U JP1980008350 U JP 1980008350U JP 835080 U JP835080 U JP 835080U JP S6128794 Y2 JPS6128794 Y2 JP S6128794Y2
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JP
Japan
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chassis
sheet
individual packaging
plate
wrapped
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JP1980008350U
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JPS56109913U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機などのシヤーシを
段ボール紙板のみによつて包装できるようにした
シヤーシの包装体に関するものである。
従来の技術 従来から知られているテレビジヨン受像機など
のシヤーシは形状が非対称であり、これらの包装
は巻き付け用段ボール紙板の内面に発泡ポリエチ
レンなどの緩衝材を貼り付けてこの段ボール紙板
でシヤーシを巻き付け、斯かる状態で複数個同時
に段ボール箱に収納して包装していた。あるいは
上下一組の発泡スチロール製の緩衝材間に複数個
のシヤーシを挾み、これを段ボール箱に収納して
包装していた。
考案が解決しようとする問題点 これら従来例において前者は保管スペースの問
題および包装材費用が高くつくという問題があ
り、また後者は保管スペース、金型日程および金
型費用的に問題があつた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
シヤーシ包装をオール段ボール化とすることによ
り、保管スペースの削減、金型費用の削減、金型
日程の短縮、集合による機械荷役での効果、シヤ
ーシ受取工場での保管性および作業性の向上、包
装材費用のコスト低減を計ることを目的とするも
のである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、テレビ
ジヨン受像機などの非対称な形状を有するシヤー
シを個々巻き付ける段ボール紙板製個装用シート
にシヤーシ巻き付け時に形成されるシヤーシ保持
部を設け、上記シヤーシに巻かれた個装用シート
に形成されている挿入孔に挿入されて上記シヤー
シと当接してその固定を行なう段ボール紙板製の
シヤーシ係合用シートにより形成された保持体を
設け、上記個装用シートにより対称な形状に巻か
れたシヤーシをケース内に複数個収納してなるも
のである。
作 用 この構成により、シヤーシの包装をオール段ボ
ールで、しかも安定した状態で行なうことができ
る 実施例 以下、本考案の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。
第1図に本考案包装体によつて包装されるテレ
ビジヨン受像機のシヤーシを示し、1はシヤーシ
のメインプリント基板、2,3はこのプリント基
板1の両端に取り付けられたシヤーシフレーム、
4はプリント基板1の一端に取り付けられたフラ
イバツクトランス、5は同じくフオーカスボリユ
ーム、6はアノードリード、7はアノードキヤツ
プ、8はネツクプリントである。9は前記プリン
ト基板1の他端側のシヤーシフレーム3に取り付
けられた放熱板、10はこの放熱板9に取り付け
られたチユーナーである。11はチユーナーリー
ド、12は電源コードである。
斯かるシヤーシ13は包装するにつき、本考案
の実施例では第2図および第3図に展開して示す
ような段ボール紙板から成る個装用シート14お
よび同じく段ボール紙板から成るシヤーシ係合用
シート15を用いるものである。個装用シート1
4はシヤーシ13を載せる板部16と、この板部
16の両端に連設されてシヤーシ13の両側部を
覆う板部17,18と、一方板部17に連設され
てシヤーシ13の上側を覆う板部19と、この板
部19に連設されて前記板部17,18の内他方
の板部18の内側に位置する板部20と、前記他
方の板部18に連設されて前記板部19上に重な
る板部21とから成り、前記板部16と18との
連設部両端には板部18を板部16に対して直角
に折り曲げたときに板部16上に「状に突出する
折り込み部22,22が設けられ、また前記板部
19と前記板部20との連設部には板部19が他
の部分よりも低くなるように窪み部23,24が
互いに隣接して形成されている。なお板部19と
板部20との連設部一端に位置する窪み部23は
もう一方の窪み部24よりも下端部が低くなつて
いる。さらに個装用シート14の前記板部19の
一方の板部17との連設部近傍には前記シヤーシ
係合用シート15を挿入する挿入孔25が形成さ
れ、また前記板部20の先端の両端には中央部が
前記「状の折り込み部22,22間に嵌入するよ
うに切り欠き部26,26が形成されている。な
お27は前記板部16の一方の板部17との連設
部近傍に貼着された段ボール紙板製シヤーシ保持
材、28,29は前記板部19,21に互いに合
致するように形成された把手孔、30はこれら把
手孔28,29形成部に対向して前記板部16に
形成された切欠き部である。前記シヤーシ13は
斯かる個装用シート14に巻かれて第12図およ
び第13図に示す底箱31と上箱32から成る段
ボール紙板製ケース33に収納されて包装される
ものである。シヤーシ13を個装用シート14で
巻く順序は先ず第2図2点鎖線で示すように個装
用シート14の前記板部16上にシヤーシ13を
載せる。このときシヤーシ13のフライバツクト
ランス4側一端のシヤーシフレーム2が前記折り
込み部22,22間に位置するようにシヤーシ1
3を載せる。従つてシヤーシ13の他端のシヤー
シフレーム3は前記シヤーシ保持材27に嵌入し
て保持される。またチユーナーリード11や電源
コード12は保護シート34で1つにまとめられ
て前記一方の板部17内面に粘着テープ35で支
持されている。粘着テープ35の両端は板部17
の表面に位置される。またネツクプリント8は保
護シート36で保護される。このようにしてシヤ
ーシ13を個装用シート14にセツトした後、個
装用シート14を第4図〔この図面にはシヤーシ
13を図示していない〕に示すように折り曲げ
る。このとき前記板部21を板部19上に重ね合
わせる前に第5図〜第7図に示すように保護シー
ト36で保護されたネツクプリント8を外側から
前記窪み部23上に載せるとともにこのネツクプ
リント8に繁がつているリード線37を前記窪み
部23の底部に形成された孔部38に係合保持さ
れる。またアノードキヤツプ7は前記窪み部24
側部の孔から外方に引き出すとともにアノードリ
ード6を窪み部24の起立部に形成された孔部3
9に係合保持させる。その後アノードリード6を
円形に丸めて前記ネツクプリント8上に載せると
ともにアノードキヤツプ7を窪み部24上に載せ
第7図に示すようにネツクプリント8、アノード
キヤツプ7、アノードリード6を粘着テープ40
で窪み部23,24上に押さえて保持する。さら
に前記挿入孔25に前記第3図で示すシヤーシ係
合用シート15を挿入させる。シヤーシ係合用シ
ート15は第8図に示すように底板41の2組の
対向側辺に2組の対向側板42,42,43,4
3を連設するとともに、一方の短辺側対向側板4
2,42の左右両側には他方の長辺側対向側板4
3,43の内面に重なるフラツプ44,44を連
設し、また一方の短辺側対向側板42,42の上
端にはこの側板42,42に対して直角に外方に
折曲するフラツプ45,45を連設してなるもの
であり、このシヤーシ係合用シート15が前記挿
入孔25に挿入されたとき、前記フラツプ45,
45が前記板部19上に接当してシヤーシ係合用
シート15の挿入孔25への落ち込みが防止され
る。このようにシヤーシ係合用シート15を挿入
孔25内に挿入することにより、シヤーシ係合用
シート15は第10図に示すようにシヤーシ13
の放熱板9とチユーナー10との間に位置してシ
ヤーシ13のがたつきが防止される。挿入孔25
にシヤーシ係合用シート15を挿入後は第11図
〔この図面にはシヤーシ13を図示していない〕
に示すように個装用シート14の前記板部21を
前記板部19上に重ね合わせ、板部21の端部と
前記一方の板部17とを粘着テープ46で固定す
る。これによりシヤーシ係合用シート15の前記
フラツプ45,45は個装用シート14の前記板
部19,21間で挾まれ、シヤーシ係合用シート
15は個装用シート14に確実に保持される。な
お前記個装用シート14の折り込み部22,22
は前記板部21を板部19上に重ね合わせた後、
第11図に示すように「状に折曲される。また前
記窪み部23,24は前記板部19に対して前記
板部20を直角に折曲することにより形成され、
図面では示されていないがこれら窪み部23,2
4はシヤーシ13と係合し得るようになつてい
る。前記個装用シート14によつて対称な形状に
巻かれたシヤーシ13は個装用シート14に設け
られている把手孔28,29を利用して第12図
に示すように段ボール紙板製ケース33の底箱3
1内に起立状態に並べて多数個収納され、その後
上箱32を被せて底箱31と上箱32とをバンド
あるいは粘着テープなどで封減すれば包装が完了
する。このようにケース33内にシヤーシ13
〔個装用ケース14〕を多数個収納することによ
りケース33の耐圧強度が向上し、ケース33の
材料グレードを落すことができる。なお開梱時は
前記把手孔28,29を持つて個装用ケース14
を底箱31から引き出せば良い。アツセンブル工
場のラインのそばで開梱する場合はケース33を
立てて作業することにより保管スペースも少な
く、かつシヤーシ保管棚にもなる。
ところで前記実施例においてシヤーシ13を個
装用シート14に保持させるためにシヤーシ保持
材27を用いているが、これらはシヤーシの形状
によつては不要である。またケース33の形状は
図示のようなC式以外に半A式のものであつても
良い。
考案の効果 以上のようによれば、形状が非対称なシヤーシ
包装をオール段ボール化とすることによりシヤー
シ出荷側工場において包装工程の保管スペースが
少なくなり、受取側工場では保管性、作業性が向
上する。またオール段ボール化とすることによつ
て使用済みの包装材料の廃棄も容易であり、また
樹脂成形品を使用しないため、金型日程、金型費
用も少なくて済み、包装材費用のコスト低減が可
能である。さらに、シヤーシ係合用シートを用い
ることによつて、シヤーシをがたつかないように
安定に包装することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はシヤーシの概略斜視図、第2図は個装用シート
の展開図、第3図はシヤーシ係合用シートの展開
図、第4図は個装用シートの折り畳み方を示す斜
視図、第5図〜第7図は個装用シートでシヤーシ
を包む順序を示す斜視図、第8図はシヤーシ係合
用シートの斜視図、第9図はシヤーシ係合用シー
トを個装用シートの挿入孔に挿入する状態を示す
斜視図、第10図はシヤーシ係合用シートとシヤ
ーシとの係合状態を示す説明図、第11図は個装
用シートによるシヤーシの巻き付け完了直前の状
態を示す斜視図、第12図はシヤーシを個装用シ
ートで巻き付けたものをケースの底箱に収納した
状態を示す斜視図、第13図はケースの底箱に上
箱を被せる状態を示す斜視図である。 13……シヤーシ、14……個装用シート、1
5……シヤーシ係合用シート、16〜21……板
部、22……折り込み部、23,24……窪み
部、25……挿入孔、26……切り込き部、27
……シヤーシ保持材、31……底箱、32……上
箱、33……ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テレビジヨン受像機などの非対称な形状を有す
    るシヤーシを個々巻き付ける段ボール紙板製個装
    用シートにシヤーシ巻き付け時に形成されるシヤ
    ーシ保持部を設け、上記シヤーシに巻かれた個装
    用シートに形成されている挿入孔に挿入されて上
    記シヤーシと当接してその固定を行なう段ボール
    紙板製のシヤーシ係合用シートにより形成された
    保持体を設け、上記個装用シートにより対称な形
    状に巻かれたシヤーシをケース内に複数個収納し
    てなることを特徴とするシヤーシの包装体。
JP1980008350U 1980-01-25 1980-01-25 Expired JPS6128794Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980008350U JPS6128794Y2 (ja) 1980-01-25 1980-01-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980008350U JPS6128794Y2 (ja) 1980-01-25 1980-01-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56109913U JPS56109913U (ja) 1981-08-25
JPS6128794Y2 true JPS6128794Y2 (ja) 1986-08-26

Family

ID=29605033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980008350U Expired JPS6128794Y2 (ja) 1980-01-25 1980-01-25

Country Status (1)

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JP (1) JPS6128794Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50146974U (ja) * 1974-05-15 1975-12-05
JPS5734150Y2 (ja) * 1977-10-28 1982-07-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56109913U (ja) 1981-08-25

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