JPS58116406A - 農業用殺菌組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カスガマイシンまたはその塩類（以下（−Ｋ
ＳＭ　Ｊという）とチオリン酸Ｓ−ベンジＡＯ９０−ジ
イソプロピＡ（以ＦｒＩＢＰＪという）との２種混合物
％−有効成分として含有するととＶ特徴とする貴業用殺
園組成物に関し、とくにイネもち病およびイネ籾枯細−
病防除に著しい相剰的効果を発揮する新規な＃ｌ業用ｆ
ｉｌ１組成物な提供するものである。

近年、イネ栽培法の省力化が進み、稚苗機械移植が全国
的に広く普及している。こ１につｒで。

イネ病害の発生様相にも大きな変化が現われている。こ
とに稚苗機械移植用の箱育苗栽培法は、密播密植の高温
多湿条件で栽培さｊるので、イネ籾枯細１病による直立
枯病や緑化期までの多湿に伴５イネ苗いもち病の多発が
問題視さｎ、るようになり、これの病害に対する新規な
省力的同時防除剤と防除技術の開発が極めて急がれてい
るのが現状である。ζうした殺菌組成物を育苗箱に一用
した場合の病害防除は、省力的であることはもちろんの
乙と、薬剤権用竜が通常散布の６分の１から１０分の１
で十分な病害防除効果な発揮するために経済的防除につ
ながり、また薬剤の多量投与による環境汚染防止の観点
からも極めて望ましい病害防除法である。

本発明の農業用殺菌組成物の有効成分の一つであり　Ｋ
ＳＭ　ｈｘ　、ストレタトイセスヵスガエンシスと命名
された放線１の生産する抗カビ性物質（％公昭４２−６
８１８号明細書ンで、イネいもち病に浸透的な殺菌作用
を示して治療効果に優ｊ１．また人畜や魚貝類に対する
毒性が極めて低く、イネに対すへ薬害もない。そのため
心煽は、安全な地上および空中散布用のイネいもち病防
除剤として広く実用化されている。、また最近において
は、　ＫＳＭがイネ籾枯ｓｌＩ病菌に抗菌活性な示すこ
とが知られてＶる。しかしながら、　ＫＳＭはイネいも
ち病に対して残効性中子防効果に乏しい憾みがある。ま
た最近問題視されているイネ籾枯細菌病菌の侵害による
イネ苗立枯病に対してＫａＭ　＆単独で使用したのでは
経済的な実用効果は期待し難いのが現状である。

仁のような事情に鑑み１本発明者ら＆ゴ、現在安全農薬
の代表例として広く認知されている順の長所な生かしつ
つ、かつ前述のような欠点な補足するとともに、イネい
もち病およびイネ籾枯細菌病に対して冑苗箱瘤用と水面
抱用のいずれの方法でも使用でする同時防除剤な開発す
るために多くの化合物な供試し１種々の検討を重ねた。

その結果、に８Ｍに既にイネいもち剃切除剤として実用
化されているＩＢＰ　（特公昭４２−３０４０号公報。

同４７−２４７３１号公報および社団法人日本植物防疫
協会発行の「農薬ハンドブック１９７６年版」の第１６
３ル１６５ 新規な殺菌組成物な使用すらことにより，前記目的が十
分達成できることｔ見出し本発明な完成した。本発明の
農業用膜１組酸物のイネいもち病およびイネ籾枯１１Ａ
＊１ｌｌＫ対する防除効果は，以下の試験例で明らかな
ように，各有効成分の単剤織用では全く見い出すことの
できなかりた極めて優れた防除効果な発揮するはかりで
なく．薬剤間において甚だ高い相乗性な示すという意ｍ
外な事実に起因するものであり１両病害に対する同時防
除剤としての実用性は極めて高い。

本発明の農業用殺菌組成物な製剤化するＫは有効成分と
常法で使用される担体としては、クレー。

タルタ，ベントナイト、力すリン、けいそ５±。

シリカなどの固体担体，あるいはベンゼン、１１？シレ
ン，トルエン、ケロシン、アｈコールＩＩＩ（メタノー
ル、エタノール、インプロパノー島，ｎー７’ーノール
など）、ケトンｌｌ（ア七トン、メチルエテルケトン、
シクロへ中ナノン）なとの液体担体が使用される．これ
らに適蟲な界ｌｌ１ｌ’ｉＩ性剤や七の他の補助剤１例
えば安定剤、展着剤など１適量配合して製剤化して使用
できる０本発１１１１における有効成分の配合割合は重
電比でに８Ｍ　Ｉｋ′１部に対しＩＢＰ　Ｉｋ−２．　
５〜５０部配合するのが適蟲であるが。

捲用時の条件や病害発生状況に応じて配合割合な適宜変
更して使用することができる。オた本発明の農業用殺菌
組成物に他の殺菌剤，殺虫剤，除草剤などな配合して使
用することもできる。

次に本発明の実権例な示す。なお実権例中部とあるのは
全て重量部である６また心ばはすべて塩酸塩である。

実権例】（水和剤） ＫＳＭ　３部，ＩＢＰ２０！ｔ１．ホワイトカーボン１
５部，ツウ１フルサルフエート３部，リグニンスルホシ
サン酸カルシワム５部およびクレー５６部な混合して十
分粉砕して水和剤を得た。

本水和剤は．イネいもち病およびイネ籾枯細菌病の発生
前または発生Ｉｋ後に，水で６００〜１０００倍に希釈
し適轟な散布器具で補体上に３０アール当り１００〜１
８０ｔの割合で散布すれば，こｊ。

らの諸病害な単独あるいは同時に防除することができる
。

実織例２（粉剤） ＫＳＭ　Ｏ．　５部，ＩＢＰ］．５部，ホワイトカーボ
ン１．０部，イノプロピ＾アシッドホスフェート（物理
性改良剤）０．５部およびクレー９６．９部９ｆ混合し
て十分粉砕して粉剤を得た。

本粉剤は適轟な散布器具を用いて、七〇壕ｔ′ｌＩＡ体
上に１０アーＩ＆邑り１．５〜＋ｋｐの割合で散粉すれ
ば，イネいもち病およびイネ籾枯ｓｓｉ病虻単独あるい
は同時に防除することができる。

実権例３（粒剤） ＫＳＭ　２部，ＩＢＰｇ部，ホワイトカーボン６部。

ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ１部，ベントナイト
１０ｍ１．ｌＪゲニンスルホン酸塩５部およびグレー６
８部なよく混合し粉砕したのち基土の水な加えて練合し
造粒ＩＩにて造粒し乾燥して１０〜４２メッシ．の粒剤
とした。

本粒剤け，イネ種苗育苗箱に種籾な播種する直前（培土
混和処理）から機械移植娼日（散粒処理りのいずれかに
育苗箱当り２０〜６ａｌ宛總用すｊ。

ば、イネいもち病およびイネ籾枯４＠自病な単独あるい
は同時防除することかできる。

次に本発明の実業用殺菌組成物の病害防除効果な試験例
により親羽する。

試験例】（育苗箱總用によるイネいもち病害除効果試験
） イネ（品種：コシヒカリ）の乾燥ＩＸＩベンレートＴ水
和剤２０（市販の種子消毒剤）の２００培液で４８時間
浸漬消毒したのち常法により浸漬催芽させたハト胸状態
の種籾な標準育苗箱（３１０ＣＩＩＸ　５　ＱＣＩＩＸ
　３ｃｓ、培土は市販のクレハ粒状培土）に乾粉相当量
で２０ＯＮ宛播種した（５月１日）。

出芽処理け３０Ｃの恒ａＷｈに３日間格納し緑化期以降
はビニー＾ハ９ス内で栽培管理した。薬剤処理は本田へ
の稚俗機械移植（５月２０日、畦巾３０１ｘ株間１５（
ｊ１株４〜７本植）の３日前に実ニー例３Ｋしたがい磨
製した供試粒剤な育苗箱に均グ゛１ 、−に手まきした。本田（１区４〇−ンへの施肥量は１
０アール当り堆肥１２００に＃１元ｌ！はＮ　、　Ｐ。

Ｋ各成分量で８嗜、追肥は６月２５日に硫安１５ｋｆｖ
ｍ用した１、またイネいもち病のは場発生な促進させる
ためにイネいもち病菌抱子懸濁液（北−３７３菌株な使
用しその胞子濃［は、光学顕微鏡１５０倍の１視野轟り
７０個である）な噴霧接種した。そして接種５日後の罹
病苗（品種：＃！古稲）な６月１７８に各試験区の３株
間に１＊（１株３本植）宛手植えした。

発病調査は、集いもち発生盛期の７月２３８に１区３０
株についてのイネいもち病病斑数管調査し、次式により
防除価（−を算出した。

００ 試験は１区２連制で行った。その結果はＩＩＥ１表のと
おりである。

第　　１　　表 註ｌ）薬剤池用４日ＩＩ（本田稚苗機械移植当日）の褐
点葉先き枯れなどの薬害発生状況：＋が多いほど薬害発
生のはげしいことな示す。

註２）フロベナゾールは、化学名３−アリ＾オキシー１
，２−ベンゾイソチアゾール−１，１ジオ中クドＶ含有
する市販の殺菌剤を使用した。

註３）　かっこ内の数値は、１０株当りの平均イネいも
ち病病斑数な示す。

試験ガ２（イネ籾枯細菌病＠によるイネ苗立枯症防除効
果試験） イネ（品Ｓ：朝日）の乾燥籾を試験ガ１と同様Ｋｍ子消
毒後催芽させた鴇籾（ハト脚状１ｆ）ｔ’あらかじめ培
養して得たイネ籾枯細菌懸濁液〔罹病籾から単個分離し
たイネ籾枯細菌病菌（Ｐｓｅｕｄ億＋ｏｔｎｓｇ１日ｅ
　）　（シ為−ド峰ナス、グルメ−）なジャガイ場半合
成液体培地で３０Ｕ″′ｃ２４時間振とう培養し３ｓｌ
＃当り１０８ケに氷で希釈したもの〕に室温下で３箱蟲
りｌＱＱ＠Ｉ宛喝注温和）？つめた標準育苗＠Ｃ３０ａ
ｍｘ６０ｃｓｔＣ５０ａの３分の１の大きさの暗（２１
０３Ｘ２０ｘ　ｘ　３　ｃｍ　）　Ｋ　７０１宛播樵し
た（７月５日ン。そして３０Ｃの恒温ａに３日間格納し
て出芽処理し、緑化期以降はガラス室（温度２０〜３２
Ｃ）で栽培管理した。薬剤処理は、実癩例１に準じて調
製した供試水和剤の所定濃度薬液な播種時に１箱当り１
５Ｇ＃ｊ宛燗注した。

発病調査は、播種２２日後に１箱の５分の１の菌数につ
（１て、部数枯死菌数および集しよう褐変菌数な調べて
次式により発病度な求め、無処理区の発病度との対比か
ら防除価（１９を算出した。

その結果は第２表のとおりである。

第２表 註１）　かっξ内数値は、無処理区の発病度を示す。

試験例３（イネいもち病は場畑苗代防除効果試験）イネ
（品種：サナニレ中）の乾燥籾な試験例１と同様にして
催芽させ種籾な畑−場に投置した畑苗代に条播した（６
月１０日）。病ｍｓ種は、自然発病の認められる以前の
イネの３．５葉期時にあらかじめ用意したイネいもち罹
病集の細断片を畑は珈全面に均一にばらまき、−夜ビニ
ールで被覆して発病の促進をはかった。薬剤散布は、実
織例１に準じて調製した供試薬水利剤の所定濃度薬液な
各区１０（１７宛小型自動噴Ｓ＊を用いて病１接種の３
日前（６月２８日）と３日後（７月４日）の２回行った
。

発病調査は、篤２回目の薬剤散布の２４日ｉにイネいも
ち病病斑枯死面積歩合（９１９ＴＩｋＭ査し１次式によ
り防除価（＠を算出した。

×１００ その結果は第３表のとおりであるや １１３表 註ｌ）フサライドは、４，５，６．７−テトラタロロフ
タリドな示す。

１１Ｅ２）　　かっこ内数値は、無散布区の平均イネい
もち病病斑枯死面積歩合（＠％’示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カスガマイシンまたはその塩類とデオリン酸Ｓ−ベンジ
   ル０，０−ジイソプロピルこの２種混合物な有効成分と
   して含有することな特徴とする農業用殺菌組成物。