JPS58105845A - ドアミラ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動車のフロントドアにおけるサツシュ部五
角地帯等に装備されるドアミラーに関する。

従来のドアミラーとしては例えば第１図および第２図に
示すようなものがある。同図中符号ｔｌ）はミラーボデ
ー、（２）はミラー、（３）はミラーホルダでミラー（
２）が両面接着テープによシ固着されている。

（４）はサポートベースでミラーボデー（１）にねじ（
５）止め固定され、このサポートベース（４）とミラー
ホルダ（３）との間に球関節（６）が配設されている。

球関節（６）は、サポートペース（４）に設けられた球
体（６）ａがミラーホルダ（３）の背面に設けられた球
体受け（６）ｂに嵌め込まれて構成されている。そして
このように各所要部材を装着したミラーボデー（１）と
、車体への取付ベース（７）との間に、まず次のような
ショックレス機構が配設されている。即ちミラーボデー
（Ｉ）は取付ベース（刀にダブルヒンジ（８）を介して
車体の前後方向（第１図上下方向）に傾動自在に取付け
られている。ダブルヒンジ（８）は第２図に示スように
ヒンジグレー）　（８１ａの一端がミラーボテ−（１）
側のヒンジピン取付部（９７ａにヒ／ジピ／（８）ｂを
介して回動自在に枢着され、細端が取付ベース（ｎ側の
ヒンジピン取旬部（７）ａに他のヒンジビン（８）ｃを
介して回動自在に枢着されている。上記ミラーボデー（
夏）側のヒンジピン取付部（９）ａは、このミラーボデ
ー１１）　Ｋインサート成形されたボデーメンバー（９
）の部位に形成されている。またミラーボデー（１）内
には、サポートベース（４）の一端と、取付ベース（７
）に取付けられたスプリングプレートａ１）との間に引
−（１）は常時常態への復帰傾向が付与されている。

ここで常態とは運転者の視野中に適正に後景が写し出さ
れる取付状態を指している。

またミラー（３）に対しては次のようなリモコン機構が
配設されている。即ちミラーホルダ（３）の背面部には
ジヨイントプレート０３が摺動自在に装着され、その端
部がアーＡ（Ｊ４）に回動自在に連結されている。アー
ム（＋４）はピボット部ａ養ａで取付ベース（７）部の
アームホルダＱ５）Ｋ傾動操作可能に取付けられて車室
内への突出端部にはハンドルａωが固着されている。

そして車室内からハンドル（Ｉｆ９を適宜に操作すると
アーム（１４）およびジヨイントプレート（１３を介し
て、ミラーホルダ（３）が球関節（６）を傾動支点とし
て駆動されミラー（２）が所要の傾きをなすように調節
される。

一方、ミラーボデー＋１）に対して前方から何らかの衝
撃が加わったときには、このミラーボデー（１）はダブ
ルヒンジ（８）における取付ベース（７）側枢着部（ヒ
ンジビン（８）ｃ側）を回動支点として後方に傾動し、
また後方から衝撃が加わったときには、ミラーボデー＋
１）側枢着部（ヒンジビン（８）ｂ側）を回動支点とし
て前方に傾動して衝撃が緩和される。

しかしながらこのような従来のドアミラーにあっては、
ダブルヒンジ（８）を構成しているミラーボデー（１）
側のヒンジピン取付部（９）ａが、このミラーボデー１
１）にインサート成形されたボデーメンバー（９）の部
位に形成されていたため、製造工程上コスト高を招くと
いう問題点があった。またミラー（２）を傾動自在に支
持している球関節（６）が、ミラーホルダ（３）の背面
部に設けられた球体受け（６）ｂに対して、サポートベ
ース（４）側の球体（６）ａをただ単に嵌め込んで構成
していたため、ミラー（２）の回動トルクがこの嵌め込
み固さによって定まってしまい、ハンドル操作力の調整
を行なうことができないという問題点があった。

この発明はこのような従来の問題点に着目してなされた
もので、ダブルヒンジにおけるミラーボテ−側の枢着部
を、ミラーボデーに取付固定したサポートベースからの
延在部に設け、また球関節には、球体受けに外嵌されて
この球体受けの弾発力に抗してミラーホルダに固定され
るリング状のキャップを設けることによシ上記問題点を
解決することを目的としている。

以下この発明を図面に基づいて説明する。なお第３図以
下の各図において前記第１図における部材または部位と
同一ないし均等のものについては前記と同一符号を以っ
て示し重複した説明を省略する。第３図〜第１０図はこ
の発明の一実施例を示す図である。

まず構成を説明すると、この発明においてはミラー（２
）が加熱無理ばめによりミラーホルダ（３）に固着され
てミラー（２）の脱落に対する品質保証がなされている
。両面接着チーブａηはミラー（２）割れ時の飛散防止
用として介在されている。そしてこのようなミラーホル
ダ（３）が次のような構成によシミラーポデー（１）内
に装着されている。即ち、まずサポートベースＱυが４
本のねじ（タッピングスクリー−）　（５１・・・によ
シミラーボデー（１１内に取付固定されている。そして
これと別体のミラーサポ−１４が設けられ、球関節Ｑ３
１を構成している球体（ハ）ａは、このミラーサボ−１
１’々の部分に設けられている。

またミラーサポート（２２１には第３図上下両側縁部に
一例として４個のテーパ状に形成された係止部（ハ）ｂ
が設けられ、これに対応してサポートベース（２＋）に
は係止爪ａｔ＋ｂ・・・が設けられている。そして後述
のように係止部■３ｂが係止爪０υｂに対応された上で
ミラーサポート（２２１の端部（２々Ｃに引張シスプリ
ング（１２１が掛止められ、その弾発力で係止部０々ｂ
が係止爪０］）ｂ内に緊密に喰い込んでミラーサポート
（２４はサポートベースＱυに一体に増刊固定されてい
る。（２２）ａ・・・は摺接ガイドで、これに対応して
ミラーホルダ（３）の背面部には断簡り字状の摺接片（
３）ａ・・・が突設されている。摺接片（３）ａおよび
摺接ガイドＵ々ａはミラープレ防止用として設けられて
いる。そして前記球体（ハ）ａに対応してミラーホルダ
（３）の背面には当該球体（２四ａを弾発的に抱持する
球体受け＋２３，１　ｂが設けられている。Ｃ３）Ｃは
切削で、これによシ球体受け０ａｌｂに弾発力が付与さ
れる。＋２３Ｊ　ｄはリング状のキャップで、球体（ｌ
ａが球体受け０３１ｂに嵌め込まれたのち、このキャッ
プ（２３１ｄが球体受け（ハ）ｂに外嵌され、ミラーホ
ルダ（３）にねじ（２）止め固定されて球関節Ｃ’ｌが
構成されている。球関節（２３）はねじＱ滲の締付は圧
を加減することにより、球体受け（２３）ｂの抱持力、
云い換えればハンドルＱ６１の操作力が調整される。因
みにこのようにしてミラーホルダ（３）がミラーボデー
＋１１内に装着されたとき、摺接片（３）ａが摺接ガイ
ド（ハ）ａに対接する。

また引張りスプリング（１２１等とともにショックレス
機構を形成しているダブルヒンジ（８）は次のように構
成されている。即ちこの発明においてはサポートベース
なυの一端側がダブルヒンジ（８）配設部まで延び出し
、この延在端部にミラーボデー（１１側のヒンジピン取
付部■υａが形成されている。ヒンジプレー［８）ａの
一端は、第８図および第９図に示すようにこのヒンジピ
ン取付部０υａにヒンジピン（８）ｂで回動自在に枢着
されている。第３図中符号ＱＯ）ａハペース力パーｓ　
Ｑｌｂはシーリング力／（−テある。

次に第１１図〜第１３図（Ａｔ　（Ｂｌも参照して組付
けおよび作用を説明する。

まずミラーホルダ）　（２２１へのミラーホルダ（３）
（ミラー）の数句け、およびミラー（２）の回動トルク
、云い換えればハンドル操作力の調整について述べる。

球体３漕ａ部にキャップＱ尋ｄを掛止めてから、この球
体（２３１８を球体受けＱ■ｂに嵌め込み、次いでキャ
ップ（２３ｉｄを球体受け（２３）ｄに外嵌させてねじ
Ｃ２４）を締め込み、球関節し３）を介してミラーホル
ダ（３）をミラーサポート（２２１に取付ける。このと
きねじ（２）の締め込み力を加減して球関節＋２３）を
介してのミラー（２）の動きが最適になるように予め調
整しておく。このようにミラー（２＋およびミラーホル
ダ（，３）とミラーサポート（２４とを一体化させてハ
ンドル操作力を適宜にＩＳｕしたのちこれを次のように
してミラーボデー（１）内に装着する。即ち第１１図に
示すように組付前においてはスプリングプレート０υに
は予めいわゆる“すてべろ′０υｂが一体的に形成され
ている。

そしてサポートベース（２１）をミラーボデー（１）に
ねじ（５）止め固定してから、その一端をスプリングプ
レートＯＩ）に掛止めた引張りスプリング０４をサポー
トベース（２］）とミラーボデー（１）との間に差し込
み、その他端をミラーサポート（２２１の端部に掛は止
める。

次いで各係止部（２々ｂ・・・を各係止爪０υｂ・・・
に対応させる。このとき図示のようにスプリングプレー
ト０１）は゛すてべろ′（１υｂの部分が取付ベース（
力の背面側に臨んでいるので、この″すてべろ′０υｂ
を適宜の道具でセットピン０υａがセット可能な位置ま
で第１１図右方向に引き抜き、スプリングプレート０υ
を前記第６図に示すように取付ベース（７）の所要箇所
に掛止める。この引き抜きおよび掛止め操作によシ、引
張シスプリング０４０弾発力で各係止部ｚ３ｂ・・・が
各係止爪Ｃ２１１ｂ・・・内にそのテーバ形成面の作用
で緊密に喰い込みミラーホルダ）　ＣＩ！２１がサポー
トベース（２υに堅固に固着される。またこれとともに
、比較的強力な弾発力を有している引張シスプリングα
りがミラーボデー（１）と取付ベース（７）との間に所
要の張力を以って容易に張設される。セット終了後パす
てべろ′αυｂは折シ取る。而してミラー（２）および
ミラーホルダ（３）がミラーボデーｆｉｌ内に装着され
る。

次いで取付ベース（力を介して当該ドアミラーを車体の
所要部位に取付は設定したのち、車室内からハンドル０
６）を操作すると第１２図に示すようにアラ−ホルダ（
３）に伝えられ、当該ミラーホルダ（３）が球関節（２
３）を傾動支点として駆動されてミラー（３）が所要の
傾きをなすように調節される。このとき前述のようにス
ムーズな動きが得られるように予め球関節（ハ）部の回
動トルクが調整されているのでハンドル（１６１の操作
が容易となシミラー（２）の傾き具合の微妙な調整が容
易になされる。

一方、ミラーボデー（１）に対して前方から何らかの衝
撃が加わったときには第１３図（ＡＪに示すように、ミ
ラーボデー（１）はダブルとンジ（８）における取付ベ
ース（力側枢着部（ヒンジピン（８）ｃ側）を回動支点
として引張シスプリングαつの弾力に抗して後方へ適宜
角度回動する。また後方からの衝撃を受けたときは同図
ｆＢｌに示すようにミラーボデー（１）側枢肴部（ヒン
ジピン（ｓｏｂ、側）を回動支点として引張シ１■ スプリングＯＺの弾力に抗して前方へ適宜角度回動する
。このようにして衝撃が緩和される。

次にｔｊｇ１４図にはこの発明の他の実施例を示す。

この実施例はマニーアル式に構成されたもので、前記第
３図〜第１０図に示した一実施例のものから、ジヨイン
トプレートＵ３１、アーム０４）、およびハンドル（１
１等のリモコン機構の部分の配設を省略したものである
。他の構成については前記とほぼ同様である。

ミラー（２）の傾動調整操作は、ミラー（２）の部分を
手で直接動かすことにより行なう。

以上詳述したようにこの発明によればダブルヒンジにお
けるミラーボデー側の枢着部を、ミラーボデーに取付固
定したサポートベースからの延在部に設けたから、製造
工程上コスト低減を図ることができるという効果が得ら
れる。また球関節には、球体受けに外嵌されてこの球体
受けの弾発力に抗してミラーボルダに固定されるリング
状のキャップを設けた実施例によれば、上記共通の効果
に加えてハンドル操作力を容易に最適操作力に調整でき
るという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のドアミラーを示す縦断面図、第２図は同
上ドアミラーのダブルヒンジ部の構成を示す分解斜視図
、第３図〜第１０図囚（Ｂ）はこの発明の一実施例を示
すもので第３図は分解斜視図、第４図は縦断面図、Ｍ５
図は第４図の■−ｖ線断面図、第６図は第４図における
スプリングプレートの取付部を取出して示す平面図、第
７図は正面図、第８図はダブルヒンジ部を取出して示す
縦断面図、第９図は第７図のＡ矢視図、第１０図は取付
ベース側からみた側面図、第１１図は組付順序を説明す
るだめの分解縦断面図、第１２図はハンドルを操作した
状態を示す動作説明図で縦断面図を以って示す、第１３
図（Ａｔ　（Ｂ＋は衝撃を受けたときの動作説明図、第
１４図はこの発明の他の実施例を示す要部縦断面図であ
る。 １；ミラーボデー　　　２：ミラー ３：ミラーホルダ　　　７：増刊ベース８；ダブルヒン
ジ　　　８ａ：ヒンシフレート８ｂ、８ｃ：ヒンジビン
　１２：引張りスプリング１３：ジヨイントプレート １４：アーム　　　　　　１６：ハンドル２１：サポー
トペース　　２２：ミラーサポート２３：球関節　　　
　　　２３ａ：球体２３ｂ；球体受け　　　　２３ｄ：
キャノプ株式会社村上開明堂 代理人朝倉正幸 第８図 Ｎ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ミラーボデーが、車体への取付ベースにダブルヒン
   ジを介して当該車体の前後方向に傾動自在でかつ常態へ
   の復帰傾向が付与されて取付けられ、さらに前記ミラー
   ボデーには、ミラーを固着したミラーホルダが球関節を
   介して傾動調節自在に取付けられているドアミラーにお
   いて、 前記球関節は、前記ミラーボデーに取付固定シタサポー
   トベースを介して当該ミラーボデーに取付けるとともに
   、前記ダブルヒンジにおける前記ミラーボデー側の枢着
   部は、前記サポートベースからの延在部に設けたことを
   特徴とするドアミラー。 ２、球関節は、サポートベース側に設けた球体と、ミラ
   ーホルダの背面に設けられて前記球体を弾発的に抱持す
   る球体受けと、該球体受けに外嵌され当該球体受けの弾
   発力に抗して前記ミラーホルダに固定されるリング状の
   キャップとからなる特許請求の範囲第１項記載のドアミ
   ラー。