JPH1198265A - 通信装置およびその制御方法 - Google Patents

通信装置およびその制御方法

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JPH1198265A
JPH1198265A JP9275063A JP27506397A JPH1198265A JP H1198265 A JPH1198265 A JP H1198265A JP 9275063 A JP9275063 A JP 9275063A JP 27506397 A JP27506397 A JP 27506397A JP H1198265 A JPH1198265 A JP H1198265A
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JP9275063A
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Michihiro Izumi
通博 泉
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Canon Inc
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  • Computer And Data Communications (AREA)
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  • Communication Control (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続されたデータ端末が無線データ伝送プロ
トコルをサポートしているか否かにかかわらず任意の端
末へのデータ送信を行うことが可能な通信装置およびそ
の制御方法を提供する。 【解決手段】 デジタル公衆回線に接続されるターミナ
ルアダプタに、発信時に呼設定メッセージに含まれる着
番号によって相手端末が無線通信網に収容されているか
否か識別し、無線データ伝送プロトコル変換処理を行う
かどうかを切り替える。また、着信時に受信した呼設定
メッセージ内の発番号によって相手端末が無線通信網に
収容されているか否か識別し、無線データ伝送プロトコ
ル変換処理を行うかどうかを切り替える。また、ターミ
ナルアダプタが有線のみならず、無線によってもデータ
端末と接続する機能を設け、構内のデータ端末が無線デ
ータ伝送プロトコルをサポートしているか否かにかかわ
らず、任意の相手とのデータ通信を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル公衆回線
(ISDN)に接続されるターミナルアダプタおよびデ
ジタル無線(例えばPHS)親機等のデジタル無線基地
局機能を有する通信装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDNの普及に伴い、パーソナルコン
ピュータ等のデータ端末を使ったデータ通信を行う際に
は、ターミナルアダプタを介してISDNに接続される
ようになってきている。
【0003】この場合、データ端末をRS232C等の
ケーブルでターミナルアダプタに接続し、データ端末か
らターミナルアダプタに対して、2400bps、48
00bps、9600bps、19.2kbps、3
8.4kbps等の伝送速度で調歩同期方式でデータを
送信する。
【0004】データを受けたターミナルアダプタでは、
標準勧告のV.110等に従ってデータを64kbps
の伝送速度に変換してISDNに送信する。
【0005】―方で、PHSの普及に伴い、PHSを利
用した無線データ伝送を行う端末も実用化されようとし
ている。PHSを利用した無線データ伝送を行う場合に
は、端末間(End-to-End)で再送制御等を行うために、
所定のフォーマットのフレームを構成してデータ伝送を
行う。日本においては、PIAFS(PHS Internet Acc
ess Forum Standard)として、無線データ伝送プロトコ
ルが標準化されている。
【0006】このような背景の中で、ターミナルアダプ
タに接続されたデータ端末が、PHSに接続される無線
データ端末との間でデータ通信を行う必要性が生じ、無
線データ伝送プロトコル(PIAFS)変換処理を内蔵
するターミナルアダプタが提案されてきている。
【0007】図12に従来システムの構成図、図13に
従来のターミナルアダプタの内部構成図、図14に無線
データ端末の構成図、図15にPHS無線フレームフォ
ーマット、図16に無線データ伝送プロトコル(PIA
FS)で規定されるフレームフォーマット、図17に従
来の通信シーケンス図、図18に従来の動作フローチャ
ートを示す。
【0008】図12において、101はデジタル公衆通
信回線であるISDN(IntegratedServices Digital N
etwork )、102は発信側のターミナルアダプタ、1
03はパーソナルコンピュータ等のデータ端末、104
はRS232C等のシリアル通信インターフェイス、1
05はPHS基地局、106はPHS基地局に直接アク
セスする機能を有する無線データ端末、107は伝送速
度32kbpsのPHS公衆無線回線である。
【0009】図13において、201はCPU、202
はメモリ、203はデータバス、204はDSU(Digi
tal Service Unit)を含むISDNインターフェイス
部、205はBチャネルシリアル信号、206は32k
bpsのデータを64kbpsに変換するI.460変
換部、207は無線データ伝送プロトコル(PIAF
S)に従ったデータ変換処理を行う無線データ伝送プロ
トコル処理部、208はデータ端末103から受けた非
同期シリアルデータ(2400bps、4800bp
s、9600bps、19200bps)を同期データ
に変換する処理を行うPPP非同期/同期変換部、20
9はRS232Cインターフェイスである。
【0010】図14において、301はCPU、302
はメモリ、303はデータバス、304は表示部やキー
操作部等を含むユーザインターフェイス部、305は無
線データ伝送プロトコル処理部、306は無線伝送フレ
ーム(レイヤ1)の組立/分解を行うチャネルコーデッ
ク、307は高周波部である。
【0011】図15は、PHS無線伝送フレームフォー
マットを示しており、(a)は無線リンク確立時に使用
するSCCH(個別セル呼び出し)フレーム、(b)は
PCH(―斉呼び出しチャネル)フレーム、(c)は通
常データの通信に使用するTCH、FACCH等のフレ
ームである。
【0012】図16は、無線データ伝送プロトコル(P
IAFS)で使用するフレームフォーマットを示してお
り、(a)はネゴシエーションフレーム、(b)は同期
フレーム、(c)は制御フレーム、(d)はデータフレ
ームである。
【0013】次に、従来のターミナルアダプタ102
が、無線データ端末106とデータ通信を行う場合の動
作について説明を行う。
【0014】まず、ターミナルアダプタ102に接続さ
れたデータ端末103から発信する場合の処理を説明す
る。
【0015】データ端末103の通信アプリケーション
ソフトが起動し、データ端末103から発信要求を受け
たターミナルアダプタ102は(S701)、ISDN
に対して呼設定メッセージを送信し、発信処理を行う
(S702)。この際、呼設定メッセージに含まれる伝
送能力情報要素の情報転送能力のコードには「非制限デ
ジタル」を設定し、ユーザ速度のコードには「32kb
ps+I.460」を設定する。
【0016】ISDNは、呼設定メッセージを受け、P
HS基地局105に対して着信を知らせる呼設定メッセ
ージを送信する。PHS基地局105は無線データ端末
106に対してPCH(図15参照)で着呼メッセージ
を送信し、それを受けた無線データ端末106は、SC
CHにおいてリンクチャネル確立要求を行う。これに対
してPHS基地局105は、無線データ端末106に対
してリンクチャネル割り当てメッセージを送信し、PH
S基地局105からSCCHによってリンクチャネル割
り当てを受けた無線データ端末106は、着呼応答メッ
セージを送信する。
【0017】その後、無線データ端末106は、PHS
基地局105との間で、無線管理、移動管理関連メッセ
ージをPHS基地局105とやり取りし、無線データ端
末106は表示部に着信のあったことを表示する。無線
データ端末106の使用者が応答処理を行うと、無線デ
ータ端末106はPHS基地局105に対して応答メッ
セージを送信する。
【0018】応答メッセージを受けたPHS基地局10
5はISDNに対して応答メッセージを送信し、ISD
Nはターミナルアダプタ102に対して応答メッセージ
を送信する。ターミナルアダプタ102がISDNから
応答メッセージを受けると(S703)、無線データ端
末106との間で無線データ伝送プロトコルのネゴシエ
ーションを行う。すなわち、図16(a)、(c)に示
す、ネゴシエーションフレーム(S704)や通信パラ
メータ設定要求フレームを送り(S705)、フレーム
同期確立、通信パラメータの設定等の処理を行う。
【0019】これらの処理を終えて通信パラメータ設定
受付フレームを無線データ端末106から受信すると
(S706)、データ端末103に対して接続通知を行
い、それ以降データ端末103から送られるデータはB
チャネルデータとしてISDNに送信される(S71
3)。
【0020】データ端末103からターミナルアダプタ
102に対して、RS232Cインターフェイス209
経由の非同期データとして送信されたデータは、メモリ
202に格納され(S715)、PPP非同期/同期変
換部208においてデータ変換した上で、無線データ伝
送プロトコル処理部207に入力される(S716)。
【0021】無線データ伝送プロトコル処理部207に
おいては、入力されたデータを図16(d)に示すフレ
ームフォーマットに変換し(S717)、変換された3
2kbpsのデータはI.460変換部206で64k
bpsに速度変換してISDNのBチャネルから送信さ
れる(S718)。
【0022】着信側の無線データ端末106は、ISD
N101とPHS基地局105経由でデータを受信す
る。送信側ターミナルアダプタ102から送られたBチ
ャネルデータは、ISDN101を介してPHS基地局
105に届く。PHS基地局105においては、伝送す
るデータが「非制限デジタル」、「32kbps+I.
460」の伝送能力のデータであるので、I.460逆
変換を行い、ISDNから受信した64kbpsデータ
を32kbpsに変換して、無線データ端末106に送
信する。こうしてデータ端末103から送信されたデー
タが無線データ端末106において受信されることとな
る。
【0023】逆に、無線データ端末106が送信する場
合、送信するデータは図16(d)に示すデータフレー
ムフォーマットに組み立てられ、32kbpsの伝送速
度でPHS基地局105に送信される。
【0024】PHS基地局105においては、受信した
32kbpsのデータをI.460で規定される方法に
従って64kbpsに変換し、ISDN101に送信す
る。ISDN101を経由したデータはターミナルアダ
プタ102が受信する。ターミナルアダプタ102にお
いては、I.460逆変換をI.460変換処理部21
0で行い(S720)、32kbpsのデータに変換す
る。
【0025】さらに、無線データ伝送プロトコル処理部
207において、受信したデータに付加されているヘッ
ダを削除した上で(S721)、データ端末103に出
力する(S722)。
【0026】次に、無線データ端末106がPHS基地
局105を経由して、データ端末103に対して発信を
行う場合について説明する。
【0027】無線データ端末106の通信アプリケーシ
ョンソフトが起動し、データ通信の要求が発生したこと
を認識すると、無線データ端末106はPHS基地局1
05に対して無線リンクのリンクチャネル確立要求をS
CCHチャネルにより送信する。
【0028】PHS基地局105は、無線リンクチャネ
ル確立要求を受信すると、無線データ端末106に対し
てリンクチャネル割り当てメッセージを送信し、PHS
基地局105からSCCHによりリンクチャネル割り当
てを受けた無線データ端末106は、呼設定メッセージ
を送信する。
【0029】呼設定メッセージを受けたPHS基地局1
05は、呼設定確認メッセージを無線データ端末106
に送る。呼設定確認メッセージを受けた無線データ端末
106は、無線管理、移動管理関連メッセージをPHS
基地局105とやり取りした後、付加情報メッセージを
送信する。PHS基地局105は付加情報メッセージを
受信すると、ISDN101に対して呼設定メッセージ
を送信し、ISDN101からの応答を待つ。
【0030】着信側では、ターミナルアダプタ102が
ISDN101から着信メッセージを受け(S70
7)、データ端末103に対して着信通知を行う(S7
08)。データ端末103において応答処理が行われる
と(S709)、応答処理を検知したターミナルアダプ
タ102はISDN101に対して応答メッセージを送
信する(S710)。
【0031】ターミナルアダプタ102から応答メッセ
ージを受信したISDN101は、PHS基地局105
に対して応答メッセージを送信し、それを受けたPHS
基地局105が無線データ端末106に応答メッセージ
を送ることで、データチャネルがデータ端末103と無
線データ端末106の間で確立する。
【0032】データチャネルパスの確立後は、無線デー
タ端末106がデータ送信を開始する。実データの送信
に先立ち、無線データ伝送プロトコルに従って、ターミ
ナルアダプタ102との間でネゴシエーションを行う。
すなわち、図16(a)、(c)に示すフォーマットの
所定のフレームを送信して、フレーム同期確立、通信パ
ラメータの設定を行い、ターミナルアダプタ102との
間で無線データ伝送プロトコルに従った通信を行うこと
ができる状態にする。
【0033】ターミナルアダプタ102がネゴシエーシ
ョンフレームと通信パラメータ設定要求フレームを受け
取ると(S711)、通信パラメータ設定受付フレーム
を送り返し(S712)、送信するデータは、図16
(d)に示すデータフレームフォーマットに組み立てら
れ(S717)、32kbpsの伝送速度でPHS基地
局105に送信される(S718)。
【0034】PHS基地局105においては、受信した
32kbpsのデータをI.460で規定される方法に
従って64kbpsに変換し、ISDN101に送信す
る。ISDN101を経由したデータはターミナルアダ
プタ102が受信する。ターミナルアダプタ102にお
いては、I.460逆変換をI.460変換処理部20
6で行い(S720)、32kbpsのデータに変換す
る。
【0035】さらに、無線データ伝送プロトコル処理部
207において、受信したデータに付加されているヘッ
ダを削除した上で(S721)、データ端末103に出
力する(S722)。以上のようにして、無線データ端
末106からデータ端末103に対してデータ送信が行
われる。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のターミナルアダプタにおいては、公衆回線に送信
するデータは必ず無線データ伝送プロトコルに変換する
とともに、受信できるデータも無線データ伝送プロトコ
ルに従ったものであることが必要であった。したがっ
て、ターミナルアダプタに収容されたデータ端末は、無
線データ伝送プロトコルに従った処理を行う機能のある
相手以外と通信することができないという問題があっ
た。
【0037】そこで本発明は、接続されたデータ端末が
無線データ伝送プロトコルをサポートしているか否かに
かかわらず任意の端末へのデータ送信を行うことが可能
な通信装置およびその制御方法を提供することを目的と
する。
【0038】
【課題を解決するための手段】本願の第1の本発明(請
求項1〜8、17〜24)においては、デジタル公衆回
線に接続されるターミナルアダプタにおいて、発信時の
呼設定メッセージに含まれる着番号によって、相手端末
が無線通信網に収容されているかどうかを識別し、その
結果に基づいて無線データ伝送プロトコル変換処理を行
うかどうかを自動的に切り替える機能を設けることによ
り、任意の端末へのデータ送信を可能にするものであ
る。
【0039】また、着信時には受信した呼設定メッセー
ジ内の発番号によって、相手端末が無線通信網に収容さ
れているかどうかを識別し、無線データ伝送プロトコル
変換処理を行うかどうかを自動的に切り替える機能を設
けることにより、任意の端末からデータを受信できるよ
うにするものである。
【0040】また、本願の第2の本発明(請求項9〜1
2、25〜28)においては、ターミナルアダプタが有
線のみならず、無線によってもデータ端末と接続する機
能を設けることにより、構内にあるデータ端末が無線デ
ータ伝送プロトコルをサポートしている場合もサポート
していない場合も、任意の相手とデータ通信を可能にす
るものである。
【0041】さらに、本願の第3の本発明(請求項13
〜16、29)においては、相手端末の番号とサブアド
レス毎に、無線データ伝送プロトコルをサポートしてい
るかどうかを対応付けて記憶するテーブルをもち、発信
時および着信時の呼設定メッセージ内の着番号と着サブ
アドレス、発番号と発サブアドレスをテーブルに対応さ
せることで、相手端末が無線データ伝送プロトコルをサ
ポートしているかどうかを判断し、任意の相手とのデー
タ通信を可能にするものである。
【0042】具体的には、以下のような構成を有する。
【0043】請求項1、17においては、データ端末か
ら受けた着番号(発信相手の番号)が無線通信網に収容
される端末宛てであるかどうかを判断し、着番号が無線
通信網に収容される端末宛てである場合には、送信する
データを無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ変
換を行い、着番号が有線通信網に収容される端末宛てで
ある場合には前記データ変換を行わないようにすること
で、通信装置に有線接続されたデータ端末が、任意の相
手に発信してデータを送信できるようにするものであ
る。
【0044】請求項2、18においては、データ端末か
ら受けた着番号(発信相手の番号)が無線通信網に収容
される端末宛てであるかどうかを判断し、着番号が無線
通信網に収容される端末宛てである場合には、受信する
データを無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ逆
変換を行い、着番号が有線通信網に収容される端末宛て
である場合には前記データ逆変換を行わないようにする
ことにより、通信装置に有線接続されたデータ端末が、
任意の相手に発信して相手からのデータを受信できるよ
うにするものである。
【0045】請求項3、19においては、着信した呼の
発番号を認識し、発番号が無線通信網に収容される端末
のものである場合には、受信したデータに無線データ伝
送プロトコルに基づいたデータ逆変換を行い、発番号が
有線通信網に収容される端末のものである場合には、前
記データ逆変換を行わないようにすることにより、通信
装置に有線接続されたデータ端末が任意の相手から着信
を受けて、その相手にデータを送信できるようにするも
のである。
【0046】請求項4、20においては、着信した呼の
発番号を認識し、発番号が無線通信網に収容される端末
のものである場合には、送信したデータに無線データ伝
送プロトコルに基づいたデータ変換を行い、発番号が有
線通信網に収容される端末のものである場合には、前記
データ変換を行わないようにすることにより、通信装置
に有線接続されたデータ端末が任意の相手から着信を受
けて、その相手からデータを受信できるようにするもの
である。
【0047】請求項5、21においては、データ端末か
ら受けた着番号(発信相手の番号)が無線通信網に収容
される端末宛てであるかどうかを判断し、着番号が有線
通信網に収容される端末宛てである場合には、送信する
データを無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ逆
変換を行い、着番号が無線通信網に収容される端末宛て
である場合には前記データ逆変換を行わないようにする
ことにより、通信装置に無線接続された無線データ端末
が、任意の相手に発信してデータを送信できるようにす
るものである。
【0048】請求項6、22においては、データ端末か
ら受けた着番号(発信相手の番号)が無線通信網に収容
される端末宛てであるかどうかを判断し、着番号が有線
通信網に収容される端末宛てである場合には、受信する
データを無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ変
換を行い、着番号が無線通信網に収容される端末宛てで
ある場合には前記データ変換を行わないようにすること
により、通信装置に無線接続された無線データ端末が、
任意の相手に発信して、相手からのデータを受信できる
ようにするものである。
【0049】請求項7、23においては、着信した呼の
発番号を認識し、発番号が有線通信網に収容される端末
のものである場合には、受信したデータに無線データ伝
送プロトコルに基づいたデータ逆変換を行い、発番号が
無線通信網に収容される端末のものである場合には前記
データ逆変換を行わないようにすることにより、通信装
置に無線接続された無線データ端末が、任意の相手から
着信を受けて、その相手にデータを送信できるようにす
るものである。
【0050】請求項8、24においては、着信した呼の
発番号を認識し、発番号が有線通信網に収容される端末
のものである場合には、送信したデータに無線データ伝
送プロトコルに基づいたデータ変換を行い、発番号が無
線通信網に収容される端末のものである場合には前記デ
ータ変換を行わないようにすることにより、通信装置に
無線接続された無線データ端末が、任意の相手から着信
を受けて、その相手からデータを受信できるようにする
ものである。
【0051】請求項9、25においては、前記第1のデ
ータ端末から受けた着番号(発信相手の番号)が無線通
信網に収容される端末宛てであるかどうかを判断し、着
番号が無線通信網に収容される端末宛てである場合に
は、送信するデータを無線データ伝送プロトコルに基づ
いたデータ変換を行い、着番号が有線通信網に収容され
る端末宛てである場合には前記データ変換を行わないよ
うにし、また、前記第2のデータ端末から受けた着番号
が有線通信網に収容される端末宛てである場合には、送
信するデータを無線データ伝送プロトコルに基づいたデ
ータ逆変換を行い、着番号が無線通信網に収容される端
末宛てである場合には前記データ逆変換を行わないよう
にすることにより、通信装置に有線接続されたデータ端
末、無線接続された無線データ端末のいずれにおいて
も、任意の相手に発信してその相手にデータを送信でき
るようにするものである。
【0052】請求項10、26においては、前記第1の
データ端末から受けた着番号(発信相手の番号)が無線
通信網に収容される端末宛てであるかどうかを判断し、
着番号が無線通信網に収容される端末宛てである場合に
は、受信するデータを無線データ伝送プロトコルに基づ
いたデータ逆変換を行い、着番号が有線通信網に収容さ
れる端末宛てである場合には前記データ逆変換を行わな
いようにし、また、前記第2のデータ端末から受けた着
番号が有線通信網に収容される端末宛てである場合に
は、受信したデータを無線データ伝送プロトコルに基づ
いたデータ変換を行い、着番号が無線通信網に収容され
る端末宛てである場合には、前記データ変換を行わない
ようにすることにより、通信装置に有線接続されたデー
タ端末、無線接続された無線データ端末のいずれにおい
ても任意の相手に発信して、その相手からデータを受信
できるようにするものである。
【0053】請求項11、27においては、着信した呼
の発番号と着サブアドレスを認識すし、発番号が無線通
信網に収容される端末のもので着サブアドレスが第1の
データ端末のものである場合には、受信したデータに無
線データ伝送プロトコルに基づいたデータ逆変換を行
い、発番号が無線通信網に収容される端末のもので着サ
ブアドレスが第2のデータ端末のものである場合には、
前記データ逆変換を行わないようにし、発番号が有線通
信網に収容される端末のもので着サブアドレスが第2の
データ端末のものである場合には、受信したデータに無
線データ伝送プロトコルに基づいたデータ変換を行い、
発番号が無線通信網に収容される端末のもので着サブア
ドレスが第1のデータ端末のものである場合には、前記
データ変換を行わないようにすることにより、通信装置
に有線接続されたデータ端末、無線接続された無線デー
タ端末のいずれにおいても、任意の相手から着信を受け
てその相手にデータを送信できるようにするものであ
る。
【0054】請求項12、28においては、着信した呼
の発番号と着サブアドレスを認識し、発番号が無線通信
網に収容される端末のもので着サブアドレスが第1のデ
ータ端末のものである場合には、送信したデータに無線
データ伝送プロトコルに基づいたデータ変換を行い、発
番号が無線通信網に収容される端末のもので着サブアド
レスが第2のデータ端末のものである場合には、前記デ
ータ変換を行わないようにし、また、発番号が有線通信
網に収容される端末のもので着サブアドレスが第2のデ
ータ端末のものである場合には、受信したデータに無線
データ伝送プロトコルに基づいたデータ逆変換を行い、
発番号が無線通信網に収容される端末のもので着サブア
ドレスが第1のデータ端末のものである場合には、前記
データ逆変換を行わないようにすることにより、通信装
置に有線接続されたデータ端末、無線接続された無線デ
ータ端末のいずれにおいても、任意の相手から着信を受
けてその相手からデータを受信できるようにするもので
ある。
【0055】請求項13、29においては、着信時には
前記第1および第2のデータ端末を呼び出して、着信し
た呼の発番号を認識し、発番号が無線通信網に収容され
る端末のもので第1のデータ端末が応答した場合には、
送信したデータに無線データ伝送プロトコルに基づいた
データ変換を行い、第2のデータ端末が応答した場合に
は前記データ変換を行わないようにし、また、発番号が
有線通信網に収容される端末のもので第2のデータ端末
が応答した場合には、受信したデータに無線データ伝送
プロトコルに基づいたデータ逆変換を行い、第1のデー
タ端末が応答した場合には前記データ逆変換を行わない
ようにすることにより、通信装置に有線接続されたデー
タ端末、無線接続された無線データ端末のいずれが応答
しても、任意の相手から着信を受けて、その相手にデー
タを送信できるようにするものである。
【0056】請求項14においては、通信相手の端末の
番号とサブアドレスごとに、相手端末が無線データ伝送
プロトコルに従うかどうかを記憶するテーブルを有し、
データ端末が発信した呼設定メッセージ内の着番号と着
サブアドレスを認識し、認識した着番号と着サブアドレ
スと記憶したテーブルに基づいて、相手端末が無線デー
タ伝送プロトコルに従うかどうかを判断することによ
り、相手が複数の種別の端末を収容するターミナルアダ
プタ等の場合でも、任意の相手に発信して、その相手と
通信を行えるようにするものである。
【0057】請求項15においては、通信相手の端末の
番号とサブアドレスごとに、相手端末が無線データ伝送
プロトコルに従うかどうかを記憶するテーブルを有し、
着信した呼設定メッセージ内の発番号と発サブアドレス
を認識し、認識した発番号と発サブアドレスと記憶した
テーブルに基づいて、相手端末が無線データ伝送プロト
コルに従うかどうかを判断することにより、相手が複数
の種別の端末を収容するターミナルアダプタ等の場合で
も、任意の相手から着信を受けてその相手と通信を行え
るようにするものである。
【0058】請求項17においては、請求項15、請求
項16に記載のテーブルに使用する情報を、通信端末に
接続されるデータ端末または無線データ端末から入力す
る手段を設けることにより、データ入力処理を簡単にす
るものである。
【0059】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明を第
1実施例におけるシステム構成を示す説明図であり、図
2は、上記第1実施例によるターミナルアダプタの内部
構成を示すブロック図である。また、図3、図4は、上
記第1実施例による通信シーケンスを示す説明図であ
り、図6〜図11は、上記第1実施例の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0060】図1において、ISDN(Integrated Ser
vices Digital Network )1101は、本実施例で用い
るデジタル公衆通信回線であり、ターミナルアダプタ1
102は、本発明を実施した通信装置の例である。ター
ミナルアダプタ1102にはパーソナルコンピュータ等
のデータ端末1103と、無線データ端末1104が接
続されている。
【0061】また、ISDN1101には、PHS基地
局1105が接続され、PHS基地局1105に直接ア
クセスする機能を有する無線データ端末1106が接続
される。さらに、ISDN1101には、他のターミナ
ルアダプタ1107が接続され、このターミナルアダプ
タ1107には、データ端末1108が接続されてい
る。
【0062】また、図2において、ターミナルアダプタ
1102は、このアダプタ全体を制御するCPU120
1と、各種情報を記憶するメモリ1202と、各種デー
タの転送を行うためのデータバス1203と、DSUを
含むISDNインターフェイス部1204と、ISDN
インターフェイス部1204との間でBチャネルシリア
ル信号1205をやりとりするマルチプレクサ1206
と、無線データ伝送プロトコル処理部1209で組み立
てられた32kbpsのデータを64kbpsのデータ
に変換するI.460変換部1207と、データ端末1
03から受けた非同期シリアルデータ(2400bp
s、4800bps、9600bps、19200bp
s)を64kbpsの同期データに変換する処理を行う
PPP非同期/同期変換部1208と、無線データ伝送
プロトコル(PIAFS)処理部1209と、無線伝送
フレーム(レイヤ1)の組立/分解を行うチャネルコー
デック1210と、高周波部1211と、RS232C
インターフェィス1212とを有する。
【0063】以下、本発明の動作について順番に説明す
る。
【0064】[1]本発明を実施したターミナルアダプ
タ側から発信する場合 (1−1)発信側がデータ端末の場合 まず、ターミナルアダプタ1102に接続されたデータ
端末から発信する場合の処理を説明する。この場合、通
信相手が無線データ伝送プロトコル(PIAFS)をサ
ポートする無線データ端末であるか、無線データ伝送プ
ロトコルをサポートしない端末であるかにより異なる処
理が行われる。
【0065】データ端末1103の通信アプリケーショ
ンソフトが起動し、データ端末1103から発信要求を
受けたターミナルアダプタ1102は(S1401)、
着番号が無線データ端末宛てであるかどうかを判断し
(S1402)、その判断結果を記憶する。具体的に
は、着番号が050で始まるPHS端末宛てのもの(0
50−1−123456等)であれば無線データ端末宛
ての発信であると判断し(S1601)、着番号がその
他の番号で始まるもの(03−123−4567等)で
あれば、無線データ伝送プロトコルをサポートしない端
末であるとみなす(S1501)。
【0066】次に、ISDNに対して呼設定メッセージ
を送信し発信処理を行う(S1503)。この際、呼設
定メッセージに含まれる伝送能力情報要素の情報転送能
力のコードには「非制限デジタル」を設定し、ユーザ速
度のコードには「32kbps+I.460」を設定す
る。
【0067】(相手がデータ端末の場合)着番号がター
ミナルアダプタ1107宛て(03−123−456
7)である場合、ISDN1101は呼設定メッセージ
を受け、ターミナルアダプタ1107に対して呼設定メ
ッセージを送信する。
【0068】呼設定メッセージを受けたターミナルアダ
プタ1107は、接続されたデータ端末1108に着信
通知を行う。データ端末1108の使用者が応答処理を
行うと、データ端末1108はターミナルアダプタ11
07に対して応答通知を行い、応答通知を受けたターミ
ナルアダプタ1107はISDN1101に対して、応
答メッセージを送信する。
【0069】応答メッセージを受信したISDN110
1は(S1504)、発信側のターミナルアダプタ11
02に対して応答メッセージを送り、応答メッセージを
受けたターミナルアダプタ1102はデータ端末110
3に対して接続通知を送り(S1505)、データ端末
1103の表示部にデータ通信を開始できることを表示
する。それ以降データ端末1103から送られるデータ
はBチャネルデータとしてISDNに送信される(S1
509)。
【0070】通信相手が無線データ伝送プロトコルをサ
ポートしていないデータ端末1108であるので、デー
タ端末1103からターミナルアダプタ1102に対し
てRS232Cインターフェイス1212経由の非同期
データとして送信されたデータは(S1510)メモリ
1202に格納され(S1511)、PPP非同期/同
期変換部1208においてデータ変換した上で(S15
12)、64kbpsの伝送速度でISDNのBチャネ
ルから送信される(S1516)。
【0071】着信側のターミナルアダプタ1107にお
いては、受信したデータをPPP非同期/同期変換部に
おいて非同期データに変換した上で、データ端末110
8に送信する。
【0072】逆に、着信側のターミナルアダプタ110
7からデータを送信する場合も全く同様の手順を踏み
(S1513)、発信側のターミナルアダプタ1102
内部で受信したデータを非同期データに変換した上で
(S1514)、データ端末1103に送信する(S1
515)。
【0073】こうしてデータ端末1103とデータ端末
1108においてデータの送受信が可能になる。
【0074】(相手が無線データ端末の場合)着番号が
無線データ端末1106宛て(050−1−12345
6)のものである場合には、ISDN1101は呼設定
メッセージを受け、PHS基地局1105に対して着信
を知らせる呼設定メッセージを送信する。PHS基地局
1105は無線データ端末1106に対してPCHで着
呼メッセージを送信し、それを受けた無線データ端末1
106はSCCHにおいてリンクチャネル確立要求を行
う。これに対して、PHS基地局1105は無線データ
端末1106に対してリンクチャネル割り当てメッセー
ジを送信し、PHS基地局1105からリンクチャネル
割り当てをSCCHにより受けた無線データ端末110
6は、着呼応答メッセージを送信する。
【0075】その後、無線データ端末1106はPHS
基地局1105との間で、無線管理、移動管理関連メッ
セージをPHS基地局1105とやり取りし、無線デー
タ端末1106は表示部に着信のあったことを表示す
る。無線データ端末1106の使用者が応答処理を行う
と、無線データ端末1106はPHS基地局1105に
対して応答メッセージを送信する。
【0076】応答メッセージを受けたPHS基地局11
05は、ISDN1101に対して応答メッセージを送
信し、ISDN1101はターミナルアダプタ1102
に対して応答メッセージを送信する。ターミナルアダプ
タ1102がISDN1101から応答メッセージを受
けると(S1604)、無線データ端末1106との間
で無線データ伝送プロトコルのネゴシエーションを行
う。
【0077】すなわち、図16(a)、(c)に示すネ
ゴシエーションフレーム(S1605)や通信パラメー
タ設定要求フレームを送り(S1606)、フレーム同
期確立、通信パラメータの設定等の処理を行う。無線デ
ータ端末1106から通信パラメータ設定受付フレーム
を受信すると(S1607)、データ端末1103に対
して接続通知を行い(S1608)、それ以降データ端
末1103から送られるデータは、Bチャネルデータと
してISDN1101に送信される(S1614)。
【0078】データ端末1103からターミナルアダプ
タ1102に対して、RS232Cインターフェイス1
212経由の非同期データとして送信されたデータは
(S1615)、メモリ1202に格納され(S161
6)、PPP非同期/同期変換部1208においてデー
タ変換した上で(S1617)、無線データ伝送プロト
コル処理部1209に入力される。無線データ伝送プロ
トコル処理部1209においては、入力されたデータを
図16(d)に示すフレームフォーマットに変換し(S
1618)、変換された32kbpsのデータはI.4
60変換部1207で64kbpsに速度変換してIS
DNのBチャネルから送信される(S1619)。
【0079】着信側の無線データ端末1106は、IS
DNとPHS基地局経由でデータを受信する。送信側タ
ーミナルアダプタ1102から送られたBチャネルデー
タは、ISDNを介してPHS基地局に届く。PHS基
地局においては、伝送するデータが「非制限デジタ
ル」、「32kbps+I.460」データであるの
で、自動的にI.460逆変換を行い、ISDNから受
信した64kbpsデータを32kbpsに変換して無
線データ端末に送信する。
【0080】逆に、無線データ端末1106から送信す
るデータは、無線データ伝送プロトコルに従ったフレー
ムに組み立てられてPHS基地局1105に送られる。
PHS基地局1105においては、受信した32kbp
sのデータをI.460に従って64kbpsに変換し
た上で、ISDN1101に送信する。
【0081】ISDN1101からデータを受信したタ
ーミナルアダプタ1102においては(S1620)、
I.460逆変換により32kbpsに変換した上で
(S1621)、無線データ伝送プロトコル処理部12
09において無線データフレームを分解し(S162
2)、内部情報データをPPP非同期/同期変換部12
08において非同期データに変換して(S1623)、
RS232Cインターフェイス部1212を介してデー
タ端末1103に送信する(S1624)。
【0082】こうして、データ端末1103と無線デー
タ端末1106の間でデータの送受信が可能になる。
【0083】(1−2)発信側が無線データ端末である
場合次に、ターミナルアダプタ1102に無線で接続さ
れた無線データ端末1104から発信する場合(S14
03)の処理を説明する。この場合も、通信相手が無線
データ端末であるか、無線データ伝送プロトコルをサポ
ートしない端末であるか(S1404)により異なる処
理が行われる。
【0084】無線データ端末1104の通信アプリケー
ションソフトが起動し、データ通信の要求が発生したこ
とを認識すると、無線データ端末1104はターミナル
アダプタ1102に対して無線リンクのリンクチャネル
確立要求をSCCHチャネルにより送信する。ターミナ
ルアダプタ1102は無線リンクチャネル確立要求を受
信すると、無線データ端末1104に対してリンクチャ
ネル割り当てメッセージを送信し、ターミナルアダプタ
1102からリンクチャネル割り当てをSCCHにより
受けた無線データ端末1104は、呼設定メッセージを
送信する。
【0085】呼設定メッセージを受けたターミナルアダ
プタ1102は、着番号が無線データ端末宛てであるか
どうかを判断し、その判断結果を記憶する。具体的に
は、番号が050で始まるPHS端末宛てのもの(05
0−1−123456等)であれば、無線データ端末宛
ての発信であると判断し(S1801)、番号がその他
の番号で始まるもの(03−123−4567等)であ
れば、無線データ伝送プロトコルをサポートしない端末
であるとみなす(S1701)。
【0086】次に、ターミナルアダプタ1102は呼設
定確認メッセージを無線データ端末1104に送る。呼
設定確認メッセージを受けた無線データ端末1104
は、無線管理、移動管理関連メッセージをターミナルア
ダプタ1102とやり取りした後、付加情報メッセージ
を送信する(S1703)。ターミナルアダプタ110
2は付加情報メッセージを受信すると、ISDN110
1に対して呼設定メッセージを送信し(S1704)、
ISDN1101からの応答を待つ(S1705)。
【0087】(相手がデータ端末の場合)着番号がター
ミナルアダプタ1107宛て(03−123−456
7)である場合、ISDN1101は呼設定メッセージ
を受け、ターミナルアダプタ1107に対して呼設定メ
ッセージを送信する。
【0088】呼設定メッセージを受けたターミナルアダ
プタ1107は、接続されたデータ端末1108に着信
通知を行う。データ端末1108の使用者が応答処理を
行うと、データ端末1108はターミナルアダプタ11
07に対して応答通知を行い、応答通知を受けたターミ
ナルアダプタ1107はISDN1101に対して、応
答メッセージを送信する。
【0089】応答メッセージを受信したISDN110
1は、発信側のターミナルアダプタ1102に対して応
答メッセージを送り、応答メッセージを受けたターミナ
ルアダプタ1102はデータ端末1103に対して接続
通知を送り(S1706)、データ端末1103の表示
部にデータ通信を開始できることを表示する。それ以降
データ端末1103から送られるデータは、Bチャネル
データとしてISDN1101に送信される。
【0090】通信相手が無線データ伝送プロトコルをサ
ポートしていないデータ端末1108であるので、無線
データ端末1104から送信されるネゴシエーションフ
レームはターミナルアダプタ1102が受け取り、無線
データ端末1104とターミナルアダプタ1102の間
で、図16(a)、(c)に示すフォーマットの所定の
フレームを送信して、フレーム同期確立通信パラメータ
の設定を行い、無線データ伝送プロトコルに従った通信
を行うことができる状態にする。つまり、ネゴシエーシ
ョンフレームや通信パラメータ設定フレームを無線デー
タ端末1104から受信すると(S1708)、無線デ
ータ端末1104に通信パラメータ設定受付フレームを
送る(S1709)。
【0091】この後は、無線データ端末1104とデー
タ端末1108の間でデータの送受信を開始する。
【0092】無線データ端末1104が送信したデータ
を受信したターミナルアダプタ1102は(S171
7)、無線データ伝送処理部1209が無線データ伝送
用ヘッダの削除を行った上で、メモリ1202に格納す
る(S1718)。ヘッダの削除を行ったデータは、実
効伝送速度が29.2kbps程度になっているので、
ISDNには64kbpsに速度変換して送信する必要
がある。そこで、メモリに格納されたデータから上位レ
イヤのパケットの始まりと終わりに割り当てられている
特定のパターン(01111110)を検索して、上位
レイヤのパケットの始まりと終わりを検出し、そのパケ
ット単位でPPP非同期/同期変換部1208において
HDLCフレームフォーマットに組み立てて(S171
9)、ISDNに同期した64kbpsのタイミングで
ISDNに送信する(S1720)。
【0093】着信側のターミナルアダプタ1107にお
いては、受信したデータをPPP非同期/同期変換部1
208において非同期データに変換した上で、データ端
末1108に送信する。
【0094】逆に、データ端末1108が送信したデー
タは(S1721)、ターミナルアダプタ1107のP
PP非同期/同期変換部1208において64kbps
の同期データに変換されてISDN1101に送信さ
れ、ターミナルアダプタ1102が受信してメモリ12
02に格納する(S1722)。ターミナルアダプタ1
102は、図16(d)に示すフレーム長単位でメモリ
から無線データ伝送プロトコル処理部1209にデータ
を送り、所定のヘッダを付加して32kbpsの伝送速
度に変換した上でチャネルコーデック1210に入力し
(S1723)、無線部1211を介して無線データ端
末1104に伝送される(S1724)。データを受信
した無線データ端末1104では、チャネルコーデック
306から出力された32kbpsのデータからヘッダ
を削除し、そのデータを上位ソフトに送る。
【0095】こうして、無線データ端末1104データ
端末1108の間でデータの送受信を行うことが可能と
なる。
【0096】(相手が無線データ端末の場合)着番号が
無線データ端末1106宛て(050−1−12345
6)のものである場合には、ISDN1101は呼設定
メッセージを受け、PHS基地局1105に対して着信
を知らせる呼設定メッセージを送信する。PHS基地局
1105は無線データ端末1106に対してPCHで着
呼メッセージを送信し、それを受けた無線データ端末1
106はSCCHにおいてリンクチャネル確立要求を行
う。これに対して、PHS基地局1105は無線データ
端末1106に対してリンクチャネル割り当てメッセー
ジを送信し、PHS基地局1105からリンクチャネル
割り当てをSCCHにより受けた無線データ端末110
6は、着呼応答メッセージを送信する。
【0097】その後、無線データ端末1106はPHS
基地局1105との間で、無線管理、移動管理関連メッ
セージをPHS基地局1105とやり取りし、無線デー
タ端末1106は表示部に着信のあったことを表示す
る。無線データ端末1106の使用者が応答処理を行う
と、無線データ端末1106はPHS基地局1105に
対して応答メッセージを送信する。
【0098】応答メッセージを受けたPHS基地局11
05は、ISDN1101に対して応答メッセージを送
信し、ISDN1101は、ターミナルアダプタ110
2に対して応答メッセージを送信する。ターミナルアダ
プタ1102がISDN1101から応答メッセージを
受けると(S1805)、無線データ端末1104に対
して応答メッセージを送信し(S1806)、応答メッ
セージを受信した無線データ端末1104は表示部に接
続通知表示を行い、それ以降無線データ端末1104か
ら送られるデータはBチャネルデータとしてISDN1
101に送信される(S1810)。
【0099】無線データ端末1104の通信相手が無線
データ伝送プロトコルをサポートしている無線データ端
末1106であるので、データチャネルパスの確立後
は、無線データ端末1104と無線データ端末1106
の間で無線データ伝送プロトコルに従った通信が行われ
る。
【0100】無線データ端末1104は実データの送信
に先立ち、無線データ伝送プロトコルに従って、無線デ
ータ端末1106との間でネゴシエーションを行う。す
なわち、図16(a)、(c)に示すフォーマットの所
定のフレームを送信して、フレーム同期確立、通信パラ
メータの設定を行い、無線データ端末1106との間で
無線データ伝送プロトコルに従った通信を行うことがで
きる状態にする。
【0101】送信するデータは、無線データ端末110
4内の無線データ伝送プロトコル処理部305におい
て、図16(d)に示すデータフレームフォーマットに
組み立てられる。32kbpsの伝送速度となったデー
タは、チャネルコーデック306、無線部307経由で
ターミナルアダプタ1102に送られ(S1811)、
ターミナルアダプタ1102では、無線部1211、チ
ャネルコーデック1211経由で受けたデータを、I.
460変換部1207においてI.460で規定される
方法に従って64kbpsに変換し、ISDNに送信す
る(S1812)。
【0102】ISDNを経由したデータはPHS基地局
1105が受信する。PHS基地局1105において
は、I.460逆変換を行って受信した64kbpsの
データを32kbpsのデータに変換し、無線データ端
末1106に送信する。
【0103】逆に、無線データ端末1106がデータを
送信する場合には、チャネルコーデック306において
無線データ伝送用フレームに組み立てられた32kbp
sのデータを受けたPHS基地局1105は、I.46
0により64kbpsに変換し、ISDN1101に送
信する。ISDN1101からデータを受けたターミナ
ルアダプタ1102は(S1814)、I.460の逆
変換を行って64kbpsのデータを32kbpsのデ
ータに変換した上で(S1815)、チャネルコーデッ
ク1210、無線部1211経由で無線データ端末11
03に送信する(S1816)。
【0104】以上のようにして、無線データ端末110
4と無線データ端末1106の間でデータ送受信が行わ
れる。
【0105】[2]ターミナルアダプタが着信を受けた
とき着信を受けたときにも(S1405)、相手端末が
無線データ端末であるか、無線データ伝送プロトコルを
サポートしない端末であるかを認識すれば、その他の処
理は発信する場合と同様である。
【0106】ISDN1101から着信を受けて呼設定
メッセージを受信すると、ターミナルアダプタ1102
は呼設定メッセージに入っている発番号を読み取る。発
番号が050−1−123456のようにPHS加入者
番号である場合には、相手端末が無線データ端末である
とみなし、発番号が03−123−4567のように通
常の電話の加入者番号である場合には、相手端末が無線
データ伝送プロトコルをサポートしないとみなす(S1
406)。
【0107】また、ターミナルアダプタ1102では、
受信した呼設定メッセージに入っている着サブアドレス
も読み取り(S1407、S1409)、着サブアドレ
スによってその着信がデータ端末1103宛てのもので
あるか、無線データ端末1104宛てのものであるかを
判断する(S1408、S1410)。
【0108】相手端末がターミナルアダプタ1107
で、着信がデータ端末1103宛てのものである場合に
は(S1502)、RS232Cインターフェイス部1
212を介してデータ端末1103に対して着信通知を
送る(S1506)。データ端末1103において応答
処理が行われると(S1507)、ターミナルアダプタ
1102はISDN1101に対して応答メッセージを
送信し(S1508)、ISDNのBチャネルが接続さ
れる。
【0109】相手端末がターミナルアダプタ1107で
着信が無線データ端末1104宛てのものである場合に
は(S1702)、無線データ端末1104を呼び出す
処理を行う。具体的には、ターミナルアダプタ1102
は無線データ端末1104に対してPCHで着呼メッセ
ージを送信し(S1710)、それを受けた無線データ
端末1104はSCCHにおいてリンクチャネル確立要
求を行う。これに対して、ターミナルアダプタ1102
は無線データ端末1104に対してリンクチャネル割り
当てメッセージを送信し、ターミナルアダプタ1102
からリンクチャネル割り当てをSCCHにより受けた無
線データ端末1104は、着呼応答メッセージを送信す
る。
【0110】その後、無線データ端末1104は、ター
ミナルアダプタ1102との間で無線管理、移動管理関
連メッセージをターミナルアダプタ1102とやり取り
し、無線データ端末1104は表示部に着信のあったこ
とを表示する。無線データ端末1104の使用者が応答
処理を行うと、無線データ端末1104はターミナルア
ダプタ1102に対して応答メッセージを送信する(S
1711)。
【0111】応答メッセージを受けたターミナルアダプ
タ1102は、ISDN1101に対して応答メッセー
ジを送信し(S1712)、Bチャネルが接続される。
【0112】その後、ターミナルアダプタ1102と無
線データ端末1104の間では無線データ伝送プロトコ
ルに従ったリンクを確立するために、ターミナルアダプ
タ1102が無線データ端末1104にネゴシエーショ
ンフレーム(S1713)と通信パラメータ設定要求フ
レームを送信する(S1714)。無線データ端末11
04から通信パラメータ設定受付フレームを受信すると
(S1715)、データフレームでの伝送を開始する。
【0113】相手端末が無線データ端末1106で着信
がデータ端末1103宛てのものである場合(S160
2)、ターミナルアダプタ1102はデータ端末110
3に着信通知を行い(S1609)、データ端末110
3で応答があると(S1610)ISDN1101に応
答メッセージを送信する(S1611)。
【0114】その後、ターミナルアダプタ1102は相
手無線データ端末1106との間で、無線データ伝送プ
ロトコルのリンクを確立する。無線データ端末1106
からネゴシエーションフレームと通信パラメータ設定フ
レームを受信すると(S1612)、通信パラメータ設
定受付フレームを送信し(S1613)、以後はデータ
端末1103と無線データ端末1106の間でデータの
やり取りを開始する(S1614)。
【0115】相手端末が無線データ端末1106で着信
が無線データ端末1104宛てのものである場合(S1
802)、無線データ端末1104に着信通知を行い
(S1807)、無線データ端末で応答があると(S1
808)、ターミナルアダプタ1102はISDNに応
答する。それ以降は、無線データ端末1104と無線デ
ータ端末1106の間で無線データ伝送プロトコルに従
った通信を開始する。
【0116】受信した呼設定メッセージにサブアドレス
が入っていない場合(S1901、S1902)には、
データ端末1103と無線データ端末1104を同時に
呼び出す(S1903、S1910)。無線データ端末
1104で応答があった場合には(S1904、S19
11)、ISDNに応答メッセージを送信した上で(S
1905、S1912)、データ端末1103には切断
通知を行い(S1906、S1913)、サブアドレス
が無線データ端末1104であった場合と同様の処理に
移行する(S1803、S1703)。
【0117】データ端末1103が応答した場合には
(S1907、S1914)、ISDNに応答メッセー
ジを送信した上で(S1905、S1912)、無線デ
ータ端末1104には切断通知を行い(S1909、S
1916)、サブアドレスが無線データ端末1104で
あった場合と同様の処理に移行する(S1803、S1
703)。
【0118】以上のようにして、ターミナルアダプタに
接続された端末の種別、相手端末の種別によらず、デー
タの送受信が可能となるものである。
【0119】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0120】上述した第1実施例では、相手端末が無線
データ伝送プロトコルをサポートするかどうかは、発信
時には着番号により、着信時には受信した発番号により
判断していた。しかしこの場合、図5に示すように、相
手端末が無線データ端末を介して接続されるデータ端末
である場合のように、加入者番号自体は無線回線でない
番号であっても、端末自体は無線データ伝送プロトコル
をサポートする場合がある。
【0121】このような場合には、通信相手の加入者番
号とサブアドレス毎に、無線データ伝送プロトコルをサ
ポートするかどうかを記述したテーブルをターミナルア
ダプタに設ける方法を用いることができる。このテーブ
ルは、接続されるデータ端末や無線データ端末により作
成する。
【0122】そして、発信する場合には、発信先の加入
者番号とサブアドレスを受けたターミナルアダプタがテ
ーブルを検索して、その相手がデータ端末であるか無線
データ端末であるかに応じて、Bチャネル接続後のデー
タ変換方法を選択する。
【0123】また、着信した場合には、相手の加入者番
号とサブアドレスを受けたターミナルアダプタがテーブ
ルを検索して、その結果に応じてBチャネル接続後のデ
ータ変換方法を選択するものである。
【0124】このようにすることにより、確実に相手端
末が無線データ伝送プロトコルをサポートするかどうか
を認識し、任意の相手とのデータ通信を可能にすること
ができる。
【0125】なお、以上の各実施例においては、ターミ
ナルアダプタが有線でデータ端末と接続される場合に
は、RS232Cインターフェイスによるものであっ
た。しかし、その他のインターフェイスによっても同様
の効果を得ることが可能であり、たとえばUSB(Univ
ersal Serial Bus)等であってもよい。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように本願の請求項1〜
8、17〜24にかかる発明では、デジタル公衆回線に
接続されるターミナルアダプタにおいて、発信時の呼設
定メッセージに含まれる着番号によって相手端末が無線
通信網に収容されているかどうかを識別し、その結果に
基づいて無線データ伝送プロトコル変換処理を行うかど
うかを自動的に切り替えるようにしたことにより、相手
が無線データ伝送プロトコルをサポートするかどうかに
かかわらず、任意の端末へのデータ送信を可能にするこ
とができる。
【0127】また、着信時には、受信した呼設定メッセ
ージ内の発番号によって、相手端末が無線通信網に収容
されているかどうかを識別し、無線データ伝送プロトコ
ル変換処理を行うかどうかを自動的に切り替えるように
したことにより、相手が無線データ伝送プロトコルをサ
ポートするかどうかにかかわらず、任意の端末からデー
タを受信することができる。
【0128】さらに、本願の請求項9〜12、25〜2
8にかかる発明では、ターミナルアダプタが有線のみな
らず無線によってもデータ端末と接続する機能を設ける
ことにより、構内にあるデータ端末が無線データ伝送プ
ロトコルをサポートしている場合も、サポートしていな
い場合も、任意の相手とデータ通信を可能にすることが
できる。
【0129】さらに、本願の請求項13〜16、29に
かかる発明では、相手端末の番号とサブアドレス毎に無
線データ伝送プロトコルをサポートしているかどうかを
対応付けて記憶するテーブルをもち、発信時および着信
時の呼設定メッセージ内の着番号と着サブアドレス、発
番号と発サブアドレスをテーブルに対応させることで相
手端末が無線データ伝送プロトコルをサポートしている
かどうかを判断し、任意の相手とのデータ通信を可能に
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を第1実施例におけるシステム構成を示
す説明図である。
【図2】上記第1実施例によるターミナルアダプタの内
部構成を示すブロック図である。
【図3】上記第1実施例による通信シーケンスを示す説
明図である。
【図4】上記第1実施例による通信シーケンスを示す説
明図である。
【図5】本発明の第2実施例による通信シーケンスを示
す説明図である。
【図6】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図10】上記第1実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図11】上記第1実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図12】従来のシステム構成を示す説明図である。
【図13】従来のターミナルアダプタの内部構成を示す
ブロック図である。
【図14】従来の無線データ端末の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図15】PHS無線フレームフォーマットを示す説明
図である。
【図16】無線データ伝送プロトコル(PIAFS)で
規定されるフレームフォーマットを示す説明図である。
【図17】従来の通信シーケンスを示す説明図である。
【図18】従来の通信動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1101…ISDN、 1102、1107…ターミナルアダプタ、 1103、1108…データ端末、 1104、1106…無線データ端末、 1105…PHS基地局。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/22 H04Q 7/04 A 7/24 7/26 7/30

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル無線基地局機能を有し、デジタ
    ル公衆通信回線に接続される通信装置において、 データ端末と有線で接続する有線接続手段と;データ端
    末から受けた着番号が無線通信網に収容される端末宛て
    であるかどうかを判断する判断手段と;前記着番号が無
    線通信網に収容される端末宛てである場合には送信する
    データを無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ変
    換を行い、前記着番号が有線通信網に収容される端末宛
    てである場合には前記データ変換を行わないようにする
    データ変換制御手段と;を有することを特徴とする通信
    装置。
  2. 【請求項2】 デジタル無線基地局機能を有し、デジタ
    ル公衆通信回線に接続される通信装置において、 データ端末と有線で接続する有線接続手段と;データ端
    末から受けた着番号が無線通信網に収容される端末宛て
    であるかどうかを判断する判断手段と;前記着番号が無
    線通信網に収容される端末宛てである場合には受信する
    データを無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ逆
    変換を行い、前記着番号が有線通信網に収容される端末
    宛てである場合には前記データ逆変換を行わないように
    するデータ逆変換制御手段と;を有することを特徴とす
    る通信装置。
  3. 【請求項3】 デジタル無線基地局機能を有し、デジタ
    ル公衆通信回線に接続される通信装置において、 データ端末と有線で接続する有線接続手段と;着信した
    呼の発番号を認識する認識手段と;前記発番号が無線通
    信網に収容される端末のものである場合には受信したデ
    ータに無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ逆変
    換を行い、前記発番号が有線通信網に収容される端末の
    ものである場合には前記データ逆変換を行わないように
    するデータ逆変換制御手段と;を有することを特徴とす
    る通信装置。
  4. 【請求項4】 デジタル無線基地局機能を有し、デジタ
    ル公衆通信回線に接続される通信装置において、 データ端末と有線で接続する有線接続手段と;着信した
    呼の発番号を認識する認識手段と;前記発番号が無線通
    信網に収容される端末のものである場合には送信したデ
    ータに無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ変換
    を行い、前記発番号が有線通信網に収容される端末のも
    のである場合には前記データ変換を行わないようにする
    データ変換制御手段と;を有することを特徴とする通信
    装置。
  5. 【請求項5】 デジタル無線基地局機能を有し、デジタ
    ル公衆通信回線に接続される通信装置において、 データ端末と無線で接続する無線接続手段と;データ端
    末から受けた着番号が無線通信網に収容される端末宛て
    であるかどうかを判断する判断手段と;前記着番号が有
    線通信網に収容される端末宛てである場合には送信する
    データを無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ逆
    変換を行い、前記着番号が無線通信網に収容される端末
    宛てである場合には前記データ逆変換を行わないように
    するデータ逆変換制御手段と;を有することを特徴とす
    る通信装置。
  6. 【請求項6】 デジタル無線基地局機能を有し、デジタ
    ル公衆通信回線に接続される通信装置において、 データ端末と無線で接続する無線接続手段と;データ端
    末から受けた着番号が無線通信網に収容される端末宛て
    であるかどうかを判断する判断手段と;前記着番号が有
    線通信網に収容される端末宛てである場合には受信する
    データを無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ変
    換を行い、前記着番号が無線通信網に収容される端末宛
    てである場合には前記データ変換を行わないようにする
    データ変換制御手段と;を有することとを特徴とする通
    信装置。
  7. 【請求項7】 デジタル無線基地局機能を有し、デジタ
    ル公衆通信回線に接続される通信装置において、 データ端末と無線で接続する無線接続手段と;着信した
    呼の発番号を認識する認識手段と;前記発番号が有線通
    信網に収容される端末のものである場合には受信したデ
    ータに無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ逆変
    換を行い、前記発番号が無線通信網に収容される端末の
    ものである場合には前記データ逆変換を行わないように
    するデータ逆変換制御手段と;を有することを特徴とす
    る通信装置。
  8. 【請求項8】 デジタル無線基地局機能を有し、デジタ
    ル公衆通信回線に接続される通信装置において、 データ端末と無線で接続する無線接続手段と;着信した
    呼の発番号を認識する認識手段と;前記発番号が有線通
    信網に収容される端末のものである場合には送信したデ
    ータに無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ変換
    を行い、前記発番号が無線通信網に収容される端末のも
    のである場合には前記データ変換を行わないようにする
    データ変換制御手段と;を有することを特徴とする通信
    装置。
  9. 【請求項9】 デジタル無線基地局機能を有し、デジタ
    ル公衆通信回線に接続される通信装置において、 第1のデータ端末と有線で接続する有線接続手段と;第
    2のデータ端末と無線で接続する無線接続手段と;前記
    第1のデータ端末から受けた着番号が無線通信網に収容
    される端末宛てであるかどうかを判断する判断手段と;
    前記着番号が無線通信網に収容される端末宛てである場
    合には送信するデータを無線データ伝送プロトコルに基
    づいたデータ変換を行い、前記着番号が有線通信網に収
    容される端末宛てである場合には前記データ変換を行わ
    ないようにするデータ変換制御手段と;前記第2のデー
    タ端末から受けた着番号が有線通信網に収容される端末
    宛てである場合には送信するデータを無線データ伝送プ
    ロトコルに基づいたデータ逆変換を行い、前記着番号が
    無線通信網に収容される端末宛てである場合には前記デ
    ータ逆変換を行わないようにするデータ逆変換制御手段
    と;を有することを特徴とする通信装置。
  10. 【請求項10】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置において、 第1のデータ端末と有線で接続する有線接続手段と;第
    2のデータ端末と無線で接続する無線接続手段と;前記
    第1のデータ端末から受けた着番号が無線通信網に収容
    される端末宛てであるかどうかを判断する判断手段と;
    前記着番号が無線通信網に収容される端末宛てである場
    合には受信するデータを無線データ伝送プロトコルに基
    づいたデータ逆変換を行い、前記着番号が有線通信網に
    収容される端末宛てである場合には前記データ逆変換を
    行わないようにするデータ逆変換制御手段と;前記第2
    のデータ端末から受けた着番号が有線通信網に収容され
    る端末宛てである場合には受信したデータを無線データ
    伝送プロトコルに基づいたデータ変換を行い、前記着番
    号が無線通信網に収容される端末宛てである場合には前
    記データ変換を行わないようにするデータ変換制御手段
    と;を有することを特徴とする通信装置。
  11. 【請求項11】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置において、 第1のデータ端末と有線で接続する有線接続手段と;第
    2のデータ端末と無線で接続する無線接続手段と;着信
    した呼の発番号と着サブアドレスを認識する認識手段
    と;前記発番号が無線通信網に収容される端末のもので
    着サブアドレスが第1のデータ端末のものである場合に
    は、受信したデータに無線データ伝送プロトコルに基づ
    いたデータ逆変換を行い、前記発番号が無線通信網に収
    容される端末のもので着サブアドレスが第2のデータ端
    末のものである場合には前記データ逆変換を行わないよ
    うにするデータ逆変換制御手段と;前記発番号が有線通
    信網に収容される端末のもので着サブアドレスが第2の
    データ端末のものである場合には、受信したデータに無
    線データ伝送プロトコルに基づいたデータ変換を行い、
    前記発番号が無線通信網に収容される端末のもので着サ
    ブアドレスが第1のデータ端末のものである場合には前
    記データ変換を行わないようにするデータ逆変換制御手
    段と;を有することを特徴とする通信装置。
  12. 【請求項12】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置において、 第1のデータ端末と有線で接続する有線接続手段と;第
    2のデータ端末と無線で接続する無線接続手段と;着信
    した呼の発番号と着サブアドレスを認識する認識手段
    と;前記発番号が無線通信網に収容される端末のもので
    着サブアドレスが第1のデータ端末のものである場合に
    は、送信したデータに無線データ伝送プロトコルに基づ
    いたデータ変換を行い、前記発番号が無線通信網に収容
    される端末のもので着サブアドレスが第2のデータ端末
    のものである場合には前記データ変換を行わないように
    するデータ変換制御手段と;前記発番号が有線通信網に
    収容される端末のもので着サブアドレスが第2のデータ
    端末のものである場合には、受信したデータに無線デー
    タ伝送プロトコルに基づいたデータ逆変換を行い、前記
    発番号が無線通信網に収容される端末のもので着サブア
    ドレスが第1のデータ端末のものである場合には前記デ
    ータ逆変換を行わないようにするデータ逆変換制御手段
    と;を有することを特徴とする通信装置。
  13. 【請求項13】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置において、 第1のデータ端末と有線で接続する有線接続手段と;第
    2のデータ端末と無線で接続する無線接続手段と;着信
    時に前記第1および第2のデータ端末を呼び出す呼出手
    段と;着信した呼の発番号を認識する認識手段と;前記
    発番号が無線通信網に収容される端末のもので第1のデ
    ータ端末が応答した場合には、送信したデータに無線デ
    ータ伝送プロトコルに基づいたデータ変換を行い、第2
    のデータ端末が応答した場含には前記データ変換を行わ
    ないようにするデータ変換制御手段と;前記発番号が有
    線通信網に収容される端末のもので、第2のデータ端末
    が応答した場合には、受信したデータに無線データ伝送
    プロトコルに基づいたデータ逆変換を行い、第1のデー
    タ端末が応答した場合には前記データ逆変換を行わない
    ようにするデータ逆変換制御手段と;を有することを特
    徴とする通信装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 通信相手の端末の番号とサブアドレス毎に、相手端末が
    無線データ伝送プロトコルに従うかどうかを記憶するテ
    ーブル記憶手段と;データ端末が発信した呼設定メッセ
    ージ内の着番号と着サブアドレスを認識する認識手段
    と;認識した着番号と着サブアドレスと前記テーブルの
    記憶情報とに基づいて、相手端末が無線データ伝送プロ
    トコルに従うかどうかを判断する判断手段と;を有する
    ことを特徴とする通信装置。
  15. 【請求項15】 請求項13において、 通信相手の端末の番号とサブアドレス毎に、相手端末が
    無線データ伝送プロトコルに従うかどうかを記憶するテ
    ーブル記憶手段と;着信した呼設定メッセージ内の発番
    号と発サブアドレスを認識する認識手段と;認識した発
    番号と発サブアドレスと前記テーブルの記憶情報とに基
    づいて、相手端末が無線データ伝送プロトコルに従うか
    どうかを判断する判断手段と;を有することを特徴とす
    る通信装置。
  16. 【請求項16】 請求項15または16において、 前記テーブルに記憶する記憶情報を、通信端末に接続さ
    れるデータ端末または無線データ端末から入力する手段
    を有することを特徴とする通信装置。
  17. 【請求項17】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置の制御方法にお
    いて、 データ端末と有線で接続する有線接続工程と;データ端
    末から受けた着番号が無線通信網に収容される端末宛て
    であるかどうかを判断する判断工程と;前記着番号が無
    線通信網に収容される端末宛てである場合には送信する
    データを無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ変
    換を行い、前記着番号が有線通信網に収容される端末宛
    てである場合には前記データ変換を行わないようにする
    データ変換制御工程と;を有することを特徴とする通信
    装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置の制御方法にお
    いて、 データ端末と有線で接続する有線接続工程と;データ端
    末から受けた着番号が無線通信網に収容される端末宛て
    であるかどうかを判断する判断工程と;前記着番号が無
    線通信網に収容される端末宛てである場合には受信する
    データを無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ逆
    変換を行い、前記着番号が有線通信網に収容される端末
    宛てである場合には前記データ逆変換を行わないように
    するデータ逆変換制御工程と;を有することを特徴とす
    る通信装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置の制御方法にお
    いて、 データ端末と有線で接続する有線接続工程と;着信した
    呼の発番号を認識する認識工程と;前記発番号が無線通
    信網に収容される端末のものである場合には受信したデ
    ータに無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ逆変
    換を行い、前記発番号が有線通信網に収容される端末の
    ものである場合には前記データ逆変換を行わないように
    するデータ逆変換制御工程と;を有することを特徴とす
    る通信装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置の制御方法にお
    いて、 データ端末と有線で接続する有線接続工程と;着信した
    呼の発番号を認識する認識工程と;前記発番号が無線通
    信網に収容される端末のものである場合には送信したデ
    ータに無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ変換
    を行い、前記発番号が有線通信網に収容される端末のも
    のである場合には前記データ変換を行わないようにする
    データ変換制御工程と;を有することを特徴とする通信
    装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置の制御方法にお
    いて、 データ端末と無線で接続する無線接続工程と;データ端
    末から受けた着番号が無線通信網に収容される端末宛て
    であるかどうかを判断する判断工程と;前記着番号が有
    線通信網に収容される端末宛てである場合には送信する
    データを無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ逆
    変換を行い、前記着番号が無線通信網に収容される端末
    宛てである場合には前記データ逆変換を行わないように
    するデータ逆変換制御工程と;を有することを特徴とす
    る通信装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置の制御方法にお
    いて、 データ端末と無線で接続する無線接続工程と;データ端
    末から受けた着番号が無線通信網に収容される端末宛て
    であるかどうかを判断する判断工程と;前記着番号が有
    線通信網に収容される端末宛てである場合には受信する
    データを無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ変
    換を行い、前記着番号が無線通信網に収容される端末宛
    てである場合には前記データ変換を行わないようにする
    データ変換制御工程と;を有することとを特徴とする通
    信装置の制御方法。
  23. 【請求項23】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置の制御方法にお
    いて、 データ端末と無線で接続する無線接続工程と;着信した
    呼の発番号を認識する認識工程と;前記発番号が有線通
    信網に収容される端末のものである場合には受信したデ
    ータに無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ逆変
    換を行い、前記発番号が無線通信網に収容される端末の
    ものである場合には前記データ逆変換を行わないように
    するデータ逆変換制御工程と;を有することを特徴とす
    る通信装置の制御方法。
  24. 【請求項24】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置の制御方法にお
    いて、 データ端末と無線で接続する無線接続工程と;着信した
    呼の発番号を認識する認識工程と;前記発番号が有線通
    信網に収容される端末のものである場合には送信したデ
    ータに無線データ伝送プロトコルに基づいたデータ変換
    を行い、前記発番号が無線通信網に収容される端末のも
    のである場合には前記データ変換を行わないようにする
    データ変換制御工程と;を有することを特徴とする通信
    装置の制御方法。
  25. 【請求項25】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置の制御方法にお
    いて、 第1のデータ端末と有線で接続する有線接続工程と;第
    2のデータ端末と無線で接続する無線接続工程と;前記
    第1のデータ端末から受けた着番号が無線通信網に収容
    される端末宛てであるかどうかを判断する判断工程と;
    前記着番号が無線通信網に収容される端末宛てである場
    合には送信するデータを無線データ伝送プロトコルに基
    づいたデータ変換を行い、前記着番号が有線通信網に収
    容される端末宛てである場合には前記データ変換を行わ
    ないようにするデータ変換制御工程と;前記第2のデー
    タ端末から受けた着番号が有線通信網に収容される端末
    宛てである場合には送信するデータを無線データ伝送プ
    ロトコルに基づいたデータ逆変換を行い、前記着番号が
    無線通信網に収容される端末宛てである場合には前記デ
    ータ逆変換を行わないようにするデータ逆変換制御工程
    と;を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  26. 【請求項26】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置の制御方法にお
    いて、 第1のデータ端末と有線で接続する有線接続工程と;第
    2のデータ端末と無線で接続する無線接続工程と;前記
    第1のデータ端末から受けた着番号が無線通信網に収容
    される端末宛てであるかどうかを判断する判断工程と;
    前記着番号が無線通信網に収容される端末宛てである場
    合には受信するデータを無線データ伝送プロトコルに基
    づいたデータ逆変換を行い、前記着番号が有線通信網に
    収容される端末宛てである場合には前記データ逆変換を
    行わないようにするデータ逆変換制御工程と;前記第2
    のデータ端末から受けた着番号が有線通信網に収容され
    る端末宛てである場合には受信したデータを無線データ
    伝送プロトコルに基づいたデータ変換を行い、前記着番
    号が無線通信網に収容される端末宛てである場合には前
    記データ変換を行わないようにするデータ変換制御工程
    と;を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  27. 【請求項27】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置の制御方法にお
    いて、 第1のデータ端末と有線で接続する有線接続工程と;第
    2のデータ端末と無線で接続する無線接続工程と;着信
    した呼の発番号と着サブアドレスを認識する認識工程
    と;前記発番号が無線通信網に収容される端末のもので
    着サブアドレスが第1のデータ端末のものである場合に
    は、受信したデータに無線データ伝送プロトコルに基づ
    いたデータ逆変換を行い、前記発番号が無線通信網に収
    容される端末のもので着サブアドレスが第2のデータ端
    末のものである場合には前記データ逆変換を行わないよ
    うにするデータ逆変換制御工程と;前記発番号が有線通
    信網に収容される端末のもので着サブアドレスが第2の
    データ端末のものである場合には、受信したデータに無
    線データ伝送プロトコルに基づいたデータ変換を行い、
    前記発番号が無線通信網に収容される端末のもので着サ
    ブアドレスが第1のデータ端末のものである場合には前
    記データ変換を行わないようにするデータ逆変換制御工
    程と;を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  28. 【請求項28】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置の制御方法にお
    いて、 第1のデータ端末と有線で接続する有線接続工程と;第
    2のデータ端末と無線で接続する無線接続工程と;着信
    した呼の発番号と着サブアドレスを認識する認識工程
    と;前記発番号が無線通信網に収容される端末のもので
    着サブアドレスが第1のデータ端末のものである場合に
    は、送信したデータに無線データ伝送プロトコルに基づ
    いたデータ変換を行い、前記発番号が無線通信網に収容
    される端末のもので着サブアドレスが第2のデータ端末
    のものである場合には前記データ変換を行わないように
    するデータ変換制御工程と;前記発番号が有線通信網に
    収容される端末のもので着サブアドレスが第2のデータ
    端末のものである場合には、受信したデータに無線デー
    タ伝送プロトコルに基づいたデータ逆変換を行い、前記
    発番号が無線通信網に収容される端末のもので着サブア
    ドレスが第1のデータ端末のものである場合には前記デ
    ータ逆変換を行わないようにするデータ逆変換制御工程
    と;を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  29. 【請求項29】 デジタル無線基地局機能を有し、デジ
    タル公衆通信回線に接続される通信装置の制御方法にお
    いて、 第1のデータ端末と有線で接続する有線接続工程と;第
    2のデータ端末と無線で接続する無線接続工程と;着信
    時に前記第1および第2のデータ端末を呼び出す呼出工
    程と;着信した呼の発番号を認識する認識工程と;前記
    発番号が無線通信網に収容される端末のもので第1のデ
    ータ端末が応答した場合には、送信したデータに無線デ
    ータ伝送プロトコルに基づいたデータ変換を行い、第2
    のデータ端末が応答した場含には前記データ変換を行わ
    ないようにするデータ変換制御工程と;前記発番号が有
    線通信網に収容される端末のもので、第2のデータ端末
    が応答した場合には、受信したデータに無線データ伝送
    プロトコルに基づいたデータ逆変換を行い、第1のデー
    タ端末が応答した場合には前記データ逆変換を行わない
    ようにするデータ逆変換制御工程と;を有することを特
    徴とする通信装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6463077B1 (en) 1997-10-21 2002-10-08 Nec Corp. PHS data communication terminal adapter
WO2002080495A1 (fr) * 2001-03-28 2002-10-10 Sony Computer Entertainment Inc. Dispositif de transmission de donnees
US6690304B1 (en) 2000-02-17 2004-02-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Protocol conversion apparatus and protocol conversion method

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