JP2005333660A - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 通信相手に応じて、通信相手が無線を介して通信するための通信パラメータ設定情報を送信することによって、相手端末および収容端末の種類によらず、自動的に最適なデータ変換を行うことで相互通信を可能にすることを目的とする。

【解決手段】 通信装置において、第1の通信相手と無線を介して通信するか否かを判別する判別手段と、上記判別手段による判別に応じて、上記第1の通信相手が無線を介して通信するための通信パラメータ設定情報を、上記第1の通信相手に送信する送信手段とを有することを特徴とする通信装置である。

【選択図】 図1

Description

本発明は、通信装置および通信方法に関する。
ISDNの普及に伴い、パーソナルコンピュータ等のデータ端末を使ったデータ通信を行う際には、ターミナルアダプタを介してISDNに接続されるようになってきている。
この場合、データ端末をRS232C等のケーブルでターミナルアダプタに接続し、データ端末からターミナルアダプタに対して、2400bps、4800bps、9600bps、19.2kbps、38.4kbps等の伝送速度で調歩同期方式でデータを送信する。
データを受けたターミナルアダプタでは、標準勧告のV.110等に従ってデータを64kbpsの伝送速度に変換してISDNに送信する。
―方で、PHSの普及に伴い、PHSを利用した無線データ伝送を行う端末も実用化されようとしている。PHSを利用した無線データ伝送を行う場合には、端末間(End-to-End)で再送制御等を行うために、所定のフォーマットのフレームを構成してデータ伝送を行う。日本においては、PIAFS(PHS Internet Access Forum Standard)として、無線データ伝送プロトコルが標準化されている。
このような背景の中で、ターミナルアダプタに接続されたデータ端末が、PHSに接続される無線データ端末との間でデータ通信を行う必要性が生じ、無線データ伝送プロトコル(PIAFS)変換処理を内蔵するターミナルアダプタが提案されてきている。
図12に従来システムの構成図、図13に従来のターミナルアダプタの内部構成図、図14に無線データ端末の構成図、図15にPHS無線フレームフォーマット、図16に無線データ伝送プロトコル(PIAFS)で規定されるフレームフォーマット、図17に従来の通信シーケンス図、図18に従来の動作フローチャートを示す。
図12において、101はデジタル公衆通信回線であるISDN(Integrated Services Digital Network )、102は発信側のターミナルアダプタ、103はパーソナルコンピュータ等のデータ端末、104はRS232C等のシリアル通信インターフェイス、105はPHS基地局、106はPHS基地局に直接アクセスする機能を有する無線データ端末、107は伝送速度32kbpsのPHS公衆無線回線である。
図13において、201はCPU、202はメモリ、203はデータバス、204はDSU(Digital Service Unit)を含むISDNインターフェイス部、205はBチャネルシリアル信号、206は32kbpsのデータを64kbpsに変換するI.460変換部、207は無線データ伝送プロトコル(PIAFS)に従ったデータ変換処理を行う無線データ伝送プロトコル処理部、208はデータ端末103から受けた非同期シリアルデータ(2400bps、4800bps、9600bps、19200bps)を同期データに変換する処理を行うPPP非同期/同期変換部、209はRS232Cインターフェイスである。
図14において、301はCPU、302はメモリ、303はデータバス、304は表示部やキー操作部等を含むユーザインターフェイス部、305は無線データ伝送プロトコル処理部、306は無線伝送フレーム(レイヤ1)の組立/分解を行うチャネルコーデック、307は高周波部である。
図15は、PHS無線伝送フレームフォーマットを示しており、(a)は無線リンク確立時に使用するSCCH(個別セル呼び出し)フレーム、(b)はPCH(―斉呼び出しチャネル)フレーム、(c)は通常データの通信に使用するTCH、FACCH等のフレームである。
図16は、無線データ伝送プロトコル(PIAFS)で使用するフレームフォーマットを示しており、(a)はネゴシエーションフレーム、(b)は同期フレーム、(c)は制御フレーム、(d)はデータフレームである。
次に、従来のターミナルアダプタ102が、無線データ端末106とデータ通信を行う場合の動作について説明を行う。
まず、ターミナルアダプタ102に接続されたデータ端末103から発信する場合の処理を説明する。
データ端末103の通信アプリケーションソフトが起動し、データ端末103から発信要求を受けたターミナルアダプタ102は(S701)、ISDNに対して呼設定メッセージを送信し、発信処理を行う(S702)。この際、呼設定メッセージに含まれる伝送能力情報要素の情報転送能力のコードには「非制限デジタル」を設定し、ユーザ速度のコードには「32kbps+I.460」を設定する。
ISDNは、呼設定メッセージを受け、PHS基地局105に対して着信を知らせる呼設定メッセージを送信する。PHS基地局105は無線データ端末106に対してPCH(図15参照)で着呼メッセージを送信し、それを受けた無線データ端末106は、SCCHにおいてリンクチャネル確立要求を行う。これに対してPHS基地局105は、無線データ端末106に対してリンクチャネル割り当てメッセージを送信し、PHS基地局105からSCCHによってリンクチャネル割り当てを受けた無線データ端末106は、着呼応答メッセージを送信する。
その後、無線データ端末106は、PHS基地局105との間で、無線管理、移動管理関連メッセージをPHS基地局105とやり取りし、無線データ端末106は表示部に着信のあったことを表示する。無線データ端末106の使用者が応答処理を行うと、無線データ端末106はPHS基地局105に対して応答メッセージを送信する。
応答メッセージを受けたPHS基地局105はISDNに対して応答メッセージを送信し、ISDNはターミナルアダプタ102に対して応答メッセージを送信する。ターミナルアダプタ102がISDNから応答メッセージを受けると(S703)、無線データ端末106との間で無線データ伝送プロトコルのネゴシエーションを行う。すなわち、図16(a)、(c)に示す、ネゴシエーションフレーム(S704)や通信パラメータ設定要求フレームを送り(S705)、フレーム同期確立、通信パラメータの設定等の処理を行う。
これらの処理を終えて通信パラメータ設定受付フレームを無線データ端末106から受信すると(S706)、データ端末103に対して接続通知を行い、それ以降データ端末103から送られるデータはBチャネルデータとしてISDNに送信される(S713)。
データ端末103からターミナルアダプタ102に対して、RS232Cインターフェイス209経由の非同期データとして送信されたデータは、メモリ202に格納され(S715)、PPP非同期/同期変換部208においてデータ変換した上で、無線データ伝送プロトコル処理部207に入力される(S716)。
無線データ伝送プロトコル処理部207においては、入力されたデータを図16(d)に示すフレームフォーマットに変換し(S717)、変換された32kbpsのデータはI.460変換部206で64kbpsに速度変換してISDNのBチャネルから送信される(S718)。
着信側の無線データ端末106は、ISDN101とPHS基地局105経由でデータを受信する。送信側ターミナルアダプタ102から送られたBチャネルデータは、ISDN101を介してPHS基地局105に届く。PHS基地局105においては、伝送するデータが「非制限デジタル」、「32kbps+I.460」の伝送能力のデータであるので、I.460逆変換を行い、ISDNから受信した64kbpsデータを32kbpsに変換して、無線データ端末106に送信する。こうしてデータ端末103から送信されたデータが無線データ端末106において受信されることとなる。
逆に、無線データ端末106が送信する場合、送信するデータは図16(d)に示すデータフレームフォーマットに組み立てられ、32kbpsの伝送速度でPHS基地局105に送信される。
PHS基地局105においては、受信した32kbpsのデータをI.460で規定される方法に従って64kbpsに変換し、ISDN101に送信する。ISDN101を経由したデータはターミナルアダプタ102が受信する。ターミナルアダプタ102においては、I.460逆変換をI.460変換処理部210で行い(S720)、32kbpsのデータに変換する。
さらに、無線データ伝送プロトコル処理部207において、受信したデータに付加されているヘッダを削除した上で(S721)、データ端末103に出力する(S722)。
次に、無線データ端末106がPHS基地局105を経由して、データ端末103に対して発信を行う場合について説明する。
無線データ端末106の通信アプリケーションソフトが起動し、データ通信の要求が発生したことを認識すると、無線データ端末106はPHS基地局105に対して無線リンクのリンクチャネル確立要求をSCCHチャネルにより送信する。
PHS基地局105は、無線リンクチャネル確立要求を受信すると、無線データ端末106に対してリンクチャネル割り当てメッセージを送信し、PHS基地局105からSCCHによりリンクチャネル割り当てを受けた無線データ端末106は、呼設定メッセージを送信する。
呼設定メッセージを受けたPHS基地局105は、呼設定確認メッセージを無線データ端末106に送る。呼設定確認メッセージを受けた無線データ端末106は、無線管理、移動管理関連メッセージをPHS基地局105とやり取りした後、付加情報メッセージを送信する。PHS基地局105は付加情報メッセージを受信すると、ISDN101に対して呼設定メッセージを送信し、ISDN101からの応答を待つ。
着信側では、ターミナルアダプタ102がISDN101から着信メッセージを受け(S707)、データ端末103に対して着信通知を行う(S708)。データ端末103において応答処理が行われると(S709)、応答処理を検知したターミナルアダプタ102はISDN101に対して応答メッセージを送信する(S710)。
ターミナルアダプタ102から応答メッセージを受信したISDN101は、PHS基地局105に対して応答メッセージを送信し、それを受けたPHS基地局105が無線データ端末106に応答メッセージを送ることで、データチャネルがデータ端末103と無線データ端末106の間で確立する。
データチャネルパスの確立後は、無線データ端末106がデータ送信を開始する。実データの送信に先立ち、無線データ伝送プロトコルに従って、ターミナルアダプタ102との間でネゴシエーションを行う。すなわち、図16(a)、(c)に示すフォーマットの所定のフレームを送信して、フレーム同期確立、通信パラメータの設定を行い、ターミナルアダプタ102との間で無線データ伝送プロトコルに従った通信を行うことができる状態にする。
ターミナルアダプタ102がネゴシエーションフレームと通信パラメータ設定要求フレームを受け取ると(S711)、通信パラメータ設定受付フレームを送り返し(S712)、送信するデータは、図16(d)に示すデータフレームフォーマットに組み立てられ(S717)、32kbpsの伝送速度でPHS基地局105に送信される(S718)。
PHS基地局105においては、受信した32kbpsのデータをI.460で規定される方法に従って64kbpsに変換し、ISDN101に送信する。ISDN101を経由したデータはターミナルアダプタ102が受信する。ターミナルアダプタ102においては、I.460逆変換をI.460変換処理部206で行い(S720)、32kbpsのデータに変換する。
さらに、無線データ伝送プロトコル処理部207において、受信したデータに付加されているヘッダを削除した上で(S721)、データ端末103に出力する(S722)。以上のようにして、無線データ端末106からデータ端末103に対してデータ送信が行われる。
また、コードレス電話の親機にPCカードを接続し、有線及び無線ネットワークに対応する技術が特許文献1に開示されている。
特開平08−056379号公報
しかしながら、上記従来例のターミナルアダプタにおいては、必ず無線を介した相手と通信するので、全ての相手に対して無線通信のための通信パラメータを設定するための情報を送信していた。また、特許文献1に記載されている従来の技術には、通信相手との通信パラメータの設定に関しては何ら開示されていない。
本発明は、通信相手に応じて、通信相手が無線を介して通信するための通信パラメータ設定情報を送信することで、適切なパラメータ設定処理を行うことを目的とする。
本発明は、通信装置において、第1の通信相手と無線を介して通信するか否かを判別する判別手段と、上記判別手段による判別に応じて、上記第1の通信相手が無線を介して通信するための通信パラメータ設定情報を、上記第1の通信相手に送信する送信手段とを有することを特徴とする通信装置を提供する。
また、通信装置において、第1の通信相手が無線通信機能を有するか否かを判別する判別手段と、上記判別手段による判別に応じて、上記第1の通信相手が無線を介して通信するための通信パラメータ設定情報を、上記第1の通信相手に送信する送信手段とを有することを特徴とする通信装置を提供する。
また、通信方法において、第1の通信相手と無線を介して通信するか否かを判別する判別工程と、上記判別工程における判別に応じて、上記第1の通信相手が無線を介して通信するための通信パラメータ設定情報を上記第1の通信相手送信する送信工程と、を有することを特徴とする通信方法を提供する。
さらに、通信方法において、第1の通信相手が無線通信機能を有するか否かを判別する判別工程と、上記判別工程における判別に応じて、上記第1の通信相手が無線を介して通信するための通信パラメータ設定情報を、上記第1の通信相手送信する送信工程とを有することを特徴とする通信方法を提供する。
本発明によれば、通信相手に応じて、通信相手が無線を介して通信するための通信パラメータ設定情報を送信するので、適切なパラメータ設定処理を行うができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明を第1実施例におけるシステム構成を示す説明図であり、図2は、上記第1実施例によるターミナルアダプタの内部構成を示すブロック図である。また、図3、図4は、上記第1実施例による通信シーケンスを示す説明図であり、図6〜図11は、上記第1実施例の動作を示すフローチャートである。
図1において、ISDN(Integrated Services Digital Network )1101は、本実施例で用いるデジタル公衆通信回線であり、ターミナルアダプタ1102は、本発明を実施した通信装置の例である。ターミナルアダプタ1102にはパーソナルコンピュータ等のデータ端末1103と、無線データ端末1104が接続されている。
また、ISDN1101には、PHS基地局1105が接続され、PHS基地局1105に直接アクセスする機能を有する無線データ端末1106が接続される。さらに、ISDN1101には、他のターミナルアダプタ1107が接続され、このターミナルアダプタ1107には、データ端末1108が接続されている。
また、図2において、ターミナルアダプタ1102は、このアダプタ全体を制御するCPU1201と、各種情報を記憶するメモリ1202と、各種データの転送を行うためのデータバス1203と、DSUを含むISDNインターフェイス部1204と、ISDNインターフェイス部1204との間でBチャネルシリアル信号1205をやりとりするマルチプレクサ1206と、無線データ伝送プロトコル処理部1209で組み立てられた32kbpsのデータを64kbpsのデータに変換するI.460変換部1207と、データ端末103から受けた非同期シリアルデータ(2400bps、4800bps、9600bps、19200bps)を64kbpsの同期データに変換する処理を行うPPP非同期/同期変換部1208と、無線データ伝送プロトコル(PIAFS)処理部1209と、無線伝送フレーム(レイヤ1)の組立/分解を行うチャネルコーデック1210と、高周波部1211と、RS232Cインターフェィス1212とを有する。
以下、本発明の動作について順番に説明する。
[1]本発明を実施したターミナルアダプタ側から発信する場合
(1−1)発信側がデータ端末の場合
まず、ターミナルアダプタ1102に接続されたデータ端末から発信する場合の処理を説明する。この場合、通信相手が無線データ伝送プロトコル(PIAFS)をサポートする無線データ端末であるか、無線データ伝送プロトコルをサポートしない端末であるかにより異なる処理が行われる。
データ端末1103の通信アプリケーションソフトが起動し、データ端末1103から発信要求を受けたターミナルアダプタ1102は(S1401)、着番号が無線データ端末宛てであるかどうかを判断し(S1402)、その判断結果を記憶する。具体的には、着番号が050で始まるPHS端末宛てのもの(050−1−123456等)であれば無線データ端末宛ての発信であると判断し(S1601)、着番号がその他の番号で始まるもの(03−123−4567等)であれば、無線データ伝送プロトコルをサポートしない端末であるとみなす(S1501)。
次に、ISDNに対して呼設定メッセージを送信し発信処理を行う(S1503)。この際、呼設定メッセージに含まれる伝送能力情報要素の情報転送能力のコードには「非制限デジタル」を設定し、ユーザ速度のコードには「32kbps+I.460」を設定する。
(相手がデータ端末の場合)
着番号がターミナルアダプタ1107宛て(03−123−4567)である場合、ISDN1101は呼設定メッセージを受け、ターミナルアダプタ1107に対して呼設定メッセージを送信する。
呼設定メッセージを受けたターミナルアダプタ1107は、接続されたデータ端末1108に着信通知を行う。データ端末1108の使用者が応答処理を行うと、データ端末1108はターミナルアダプタ1107に対して応答通知を行い、応答通知を受けたターミナルアダプタ1107はISDN1101に対して、応答メッセージを送信する。
応答メッセージを受信したISDN1101は(S1504)、発信側のターミナルアダプタ1102に対して応答メッセージを送り、応答メッセージを受けたターミナルアダプタ1102はデータ端末1103に対して接続通知を送り(S1505)、データ端末1103の表示部にデータ通信を開始できることを表示する。それ以降データ端末1103から送られるデータはBチャネルデータとしてISDNに送信される(S1509)。
通信相手が無線データ伝送プロトコルをサポートしていないデータ端末1108であるので、データ端末1103からターミナルアダプタ1102に対してRS232Cインターフェイス1212経由の非同期データとして送信されたデータは(S1510)メモリ1202に格納され(S1511)、PPP非同期/同期変換部1208においてデータ変換した上で(S1512)、64kbpsの伝送速度でISDNのBチャネルから送信される(S1516)。
着信側のターミナルアダプタ1107においては、受信したデータをPPP非同期/同期変換部において非同期データに変換した上で、データ端末1108に送信する。
逆に、着信側のターミナルアダプタ1107からデータを送信する場合も全く同様の手順を踏み(S1513)、発信側のターミナルアダプタ1102内部で受信したデータを非同期データに変換した上で(S1514)、データ端末1103に送信する(S1515)。
こうしてデータ端末1103とデータ端末1108においてデータの送受信が可能になる。
(相手が無線データ端末の場合)
着番号が無線データ端末1106宛て(050−1−123456)のものである場合には、ISDN1101は呼設定メッセージを受け、PHS基地局1105に対して着信を知らせる呼設定メッセージを送信する。PHS基地局1105は無線データ端末1106に対してPCHで着呼メッセージを送信し、それを受けた無線データ端末1106はSCCHにおいてリンクチャネル確立要求を行う。これに対して、PHS基地局1105は無線データ端末1106に対してリンクチャネル割り当てメッセージを送信し、PHS基地局1105からリンクチャネル割り当てをSCCHにより受けた無線データ端末1106は、着呼応答メッセージを送信する。
その後、無線データ端末1106はPHS基地局1105との間で、無線管理、移動管理関連メッセージをPHS基地局1105とやり取りし、無線データ端末1106は表示部に着信のあったことを表示する。無線データ端末1106の使用者が応答処理を行うと、無線データ端末1106はPHS基地局1105に対して応答メッセージを送信する。
応答メッセージを受けたPHS基地局1105は、ISDN1101に対して応答メッセージを送信し、ISDN1101はターミナルアダプタ1102に対して応答メッセージを送信する。ターミナルアダプタ1102がISDN1101から応答メッセージを受けると(S1604)、無線データ端末1106との間で無線データ伝送プロトコルのネゴシエーションを行う。
すなわち、図16(a)、(c)に示すネゴシエーションフレーム(S1605)や通信パラメータ設定要求フレームを送り(S1606)、フレーム同期確立、通信パラメータの設定等の処理を行う。無線データ端末1106から通信パラメータ設定受付フレームを受信すると(S1607)、データ端末1103に対して接続通知を行い(S1608)、それ以降データ端末1103から送られるデータは、BチャネルデータとしてISDN1101に送信される(S1614)。
データ端末1103からターミナルアダプタ1102に対して、RS232Cインターフェイス1212経由の非同期データとして送信されたデータは(S1615)、メモリ1202に格納され(S1616)、PPP非同期/同期変換部1208においてデータ変換した上で(S1617)、無線データ伝送プロトコル処理部1209に入力される。無線データ伝送プロトコル処理部1209においては、入力されたデータを図16(d)に示すフレームフォーマットに変換し(S1618)、変換された32kbpsのデータはI.460変換部1207で64kbpsに速度変換してISDNのBチャネルから送信される(S1619)。
着信側の無線データ端末1106は、ISDNとPHS基地局経由でデータを受信する。送信側ターミナルアダプタ1102から送られたBチャネルデータは、ISDNを介してPHS基地局に届く。PHS基地局においては、伝送するデータが「非制限デジタル」、「32kbps+I.460」データであるので、自動的にI.460逆変換を行い、ISDNから受信した64kbpsデータを32kbpsに変換して無線データ端末に送信する。
逆に、無線データ端末1106から送信するデータは、無線データ伝送プロトコルに従ったフレームに組み立てられてPHS基地局1105に送られる。PHS基地局1105においては、受信した32kbpsのデータをI.460に従って64kbpsに変換した上で、ISDN1101に送信する。
ISDN1101からデータを受信したターミナルアダプタ1102においては(S1620)、I.460逆変換により32kbpsに変換した上で(S1621)、無線データ伝送プロトコル処理部1209において無線データフレームを分解し(S1622)、内部情報データをPPP非同期/同期変換部1208において非同期データに変換して(S1623)、RS232Cインターフェイス部1212を介してデータ端末1103に送信する(S1624)。
こうして、データ端末1103と無線データ端末1106の間でデータの送受信が可能になる。
(1−2)発信側が無線データ端末である場合
次に、ターミナルアダプタ1102に無線で接続された無線データ端末1104から発信する場合(S1403)の処理を説明する。この場合も、通信相手が無線データ端末であるか、無線データ伝送プロトコルをサポートしない端末であるか(S1404)により異なる処理が行われる。
無線データ端末1104の通信アプリケーションソフトが起動し、データ通信の要求が発生したことを認識すると、無線データ端末1104はターミナルアダプタ1102に対して無線リンクのリンクチャネル確立要求をSCCHチャネルにより送信する。ターミナルアダプタ1102は無線リンクチャネル確立要求を受信すると、無線データ端末1104に対してリンクチャネル割り当てメッセージを送信し、ターミナルアダプタ1102からリンクチャネル割り当てをSCCHにより受けた無線データ端末1104は、呼設定メッセージを送信する。
呼設定メッセージを受けたターミナルアダプタ1102は、着番号が無線データ端末宛てであるかどうかを判断し、その判断結果を記憶する。具体的には、番号が050で始まるPHS端末宛てのもの(050−1−123456等)であれば、無線データ端末宛ての発信であると判断し(S1801)、番号がその他の番号で始まるもの(03−123−4567等)であれば、無線データ伝送プロトコルをサポートしない端末であるとみなす(S1701)。
次に、ターミナルアダプタ1102は呼設定確認メッセージを無線データ端末1104に送る。呼設定確認メッセージを受けた無線データ端末1104は、無線管理、移動管理関連メッセージをターミナルアダプタ1102とやり取りした後、付加情報メッセージを送信する(S1703)。ターミナルアダプタ1102は付加情報メッセージを受信すると、ISDN1101に対して呼設定メッセージを送信し(S1704)、ISDN1101からの応答を待つ(S1705)。
(相手がデータ端末の場合)
着番号がターミナルアダプタ1107宛て(03−123−4567)である場合、ISDN1101は呼設定メッセージを受け、ターミナルアダプタ1107に対して呼設定メッセージを送信する。
呼設定メッセージを受けたターミナルアダプタ1107は、接続されたデータ端末1108に着信通知を行う。データ端末1108の使用者が応答処理を行うと、データ端末1108はターミナルアダプタ1107に対して応答通知を行い、応答通知を受けたターミナルアダプタ1107はISDN1101に対して、応答メッセージを送信する。
応答メッセージを受信したISDN1101は、発信側のターミナルアダプタ1102に対して応答メッセージを送り、応答メッセージを受けたターミナルアダプタ1102はデータ端末1103に対して接続通知を送り(S1706)、データ端末1103の表示部にデータ通信を開始できることを表示する。それ以降データ端末1103から送られるデータは、BチャネルデータとしてISDN1101に送信される。
通信相手が無線データ伝送プロトコルをサポートしていないデータ端末1108であるので、無線データ端末1104から送信されるネゴシエーションフレームはターミナルアダプタ1102が受け取り、無線データ端末1104とターミナルアダプタ1102の間で、図16(a)、(c)に示すフォーマットの所定のフレームを送信して、フレーム同期確立通信パラメータの設定を行い、無線データ伝送プロトコルに従った通信を行うことができる状態にする。つまり、ネゴシエーションフレームや通信パラメータ設定フレームを無線データ端末1104から受信すると(S1708)、無線データ端末1104に通信パラメータ設定受付フレームを送る(S1709)。
この後は、無線データ端末1104とデータ端末1108の間でデータの送受信を開始する。
無線データ端末1104が送信したデータを受信したターミナルアダプタ1102は(S1717)、無線データ伝送処理部1209が無線データ伝送用ヘッダの削除を行った上で、メモリ1202に格納する(S1718)。ヘッダの削除を行ったデータは、実効伝送速度が29.2kbps程度になっているので、ISDNには64kbpsに速度変換して送信する必要がある。そこで、メモリに格納されたデータから上位レイヤのパケットの始まりと終わりに割り当てられている特定のパターン(01111110)を検索して、上位レイヤのパケットの始まりと終わりを検出し、そのパケット単位でPPP非同期/同期変換部1208においてHDLCフレームフォーマットに組み立てて(S1719)、ISDNに同期した64kbpsのタイミングでISDNに送信する(S1720)。
着信側のターミナルアダプタ1107においては、受信したデータをPPP非同期/同期変換部1208において非同期データに変換した上で、データ端末1108に送信する。
逆に、データ端末1108が送信したデータは(S1721)、ターミナルアダプタ1107のPPP非同期/同期変換部1208において64kbpsの同期データに変換されてISDN1101に送信され、ターミナルアダプタ1102が受信してメモリ1202に格納する(S1722)。ターミナルアダプタ1102は、図16(d)に示すフレーム長単位でメモリから無線データ伝送プロトコル処理部1209にデータを送り、所定のヘッダを付加して32kbpsの伝送速度に変換した上でチャネルコーデック1210に入力し(S1723)、無線部1211を介して無線データ端末1104に伝送される(S1724)。データを受信した無線データ端末1104では、チャネルコーデック306から出力された32kbpsのデータからヘッダを削除し、そのデータを上位ソフトに送る。
こうして、無線データ端末1104データ端末1108の間でデータの送受信を行うことが可能となる。
(相手が無線データ端末の場合)
着番号が無線データ端末1106宛て(050−1−123456)のものである場合には、ISDN1101は呼設定メッセージを受け、PHS基地局1105に対して着信を知らせる呼設定メッセージを送信する。PHS基地局1105は無線データ端末1106に対してPCHで着呼メッセージを送信し、それを受けた無線データ端末1106はSCCHにおいてリンクチャネル確立要求を行う。これに対して、PHS基地局1105は無線データ端末1106に対してリンクチャネル割り当てメッセージを送信し、PHS基地局1105からリンクチャネル割り当てをSCCHにより受けた無線データ端末1106は、着呼応答メッセージを送信する。
その後、無線データ端末1106はPHS基地局1105との間で、無線管理、移動管理関連メッセージをPHS基地局1105とやり取りし、無線データ端末1106は表示部に着信のあったことを表示する。無線データ端末1106の使用者が応答処理を行うと、無線データ端末1106はPHS基地局1105に対して応答メッセージを送信する。
応答メッセージを受けたPHS基地局1105は、ISDN1101に対して応答メッセージを送信し、ISDN1101は、ターミナルアダプタ1102に対して応答メッセージを送信する。ターミナルアダプタ1102がISDN1101から応答メッセージを受けると(S1805)、無線データ端末1104に対して応答メッセージを送信し(S1806)、応答メッセージを受信した無線データ端末1104は表示部に接続通知表示を行い、それ以降無線データ端末1104から送られるデータはBチャネルデータとしてISDN1101に送信される(S1810)。
無線データ端末1104の通信相手が無線データ伝送プロトコルをサポートしている無線データ端末1106であるので、データチャネルパスの確立後は、無線データ端末1104と無線データ端末1106の間で無線データ伝送プロトコルに従った通信が行われる。
無線データ端末1104は実データの送信に先立ち、無線データ伝送プロトコルに従って、無線データ端末1106との間でネゴシエーションを行う。すなわち、図16(a)、(c)に示すフォーマットの所定のフレームを送信して、フレーム同期確立、通信パラメータの設定を行い、無線データ端末1106との間で無線データ伝送プロトコルに従った通信を行うことができる状態にする。
送信するデータは、無線データ端末1104内の無線データ伝送プロトコル処理部305において、図16(d)に示すデータフレームフォーマットに組み立てられる。32kbpsの伝送速度となったデータは、チャネルコーデック306、無線部307経由でターミナルアダプタ1102に送られ(S1811)、ターミナルアダプタ1102では、無線部1211、チャネルコーデック1211経由で受けたデータを、I.460変換部1207においてI.460で規定される方法に従って64kbpsに変換し、ISDNに送信する(S1812)。
ISDNを経由したデータはPHS基地局1105が受信する。PHS基地局1105においては、I.460逆変換を行って受信した64kbpsのデータを32kbpsのデータに変換し、無線データ端末1106に送信する。
逆に、無線データ端末1106がデータを送信する場合には、チャネルコーデック306において無線データ伝送用フレームに組み立てられた32kbpsのデータを受けたPHS基地局1105は、I.460により64kbpsに変換し、ISDN1101に送信する。ISDN1101からデータを受けたターミナルアダプタ1102は(S1814)、I.460の逆変換を行って64kbpsのデータを32kbpsのデータに変換した上で(S1815)、チャネルコーデック1210、無線部1211経由で無線データ端末1103に送信する(S1816)。
以上のようにして、無線データ端末1104と無線データ端末1106の間でデータ送受信が行われる。
[2]ターミナルアダプタが着信を受けたとき
着信を受けたときにも(S1405)、相手端末が無線データ端末であるか、無線データ伝送プロトコルをサポートしない端末であるかを認識すれば、その他の処理は発信する場合と同様である。
ISDN1101から着信を受けて呼設定メッセージを受信すると、ターミナルアダプタ1102は呼設定メッセージに入っている発番号を読み取る。発番号が050−1−123456のようにPHS加入者番号である場合には、相手端末が無線データ端末であるとみなし、発番号が03−123−4567のように通常の電話の加入者番号である場合には、相手端末が無線データ伝送プロトコルをサポートしないとみなす(S1406)。
また、ターミナルアダプタ1102では、受信した呼設定メッセージに入っている着サブアドレスも読み取り(S1407、S1409)、着サブアドレスによってその着信がデータ端末1103宛てのものであるか、無線データ端末1104宛てのものであるかを判断する(S1408、S1410)。
相手端末がターミナルアダプタ1107で、着信がデータ端末1103宛てのものである場合には(S1502)、RS232Cインターフェイス部1212を介してデータ端末1103に対して着信通知を送る(S1506)。データ端末1103において応答処理が行われると(S1507)、ターミナルアダプタ1102はISDN1101に対して応答メッセージを送信し(S1508)、ISDNのBチャネルが接続される。
相手端末がターミナルアダプタ1107で着信が無線データ端末1104宛てのものである場合には(S1702)、無線データ端末1104を呼び出す処理を行う。具体的には、ターミナルアダプタ1102は無線データ端末1104に対してPCHで着呼メッセージを送信し(S1710)、それを受けた無線データ端末1104はSCCHにおいてリンクチャネル確立要求を行う。これに対して、ターミナルアダプタ1102は無線データ端末1104に対してリンクチャネル割り当てメッセージを送信し、ターミナルアダプタ1102からリンクチャネル割り当てをSCCHにより受けた無線データ端末1104は、着呼応答メッセージを送信する。
その後、無線データ端末1104は、ターミナルアダプタ1102との間で無線管理、移動管理関連メッセージをターミナルアダプタ1102とやり取りし、無線データ端末1104は表示部に着信のあったことを表示する。無線データ端末1104の使用者が応答処理を行うと、無線データ端末1104はターミナルアダプタ1102に対して応答メッセージを送信する(S1711)。
応答メッセージを受けたターミナルアダプタ1102は、ISDN1101に対して応答メッセージを送信し(S1712)、Bチャネルが接続される。
その後、ターミナルアダプタ1102と無線データ端末1104の間では無線データ伝送プロトコルに従ったリンクを確立するために、ターミナルアダプタ1102が無線データ端末1104にネゴシエーションフレーム(S1713)と通信パラメータ設定要求フレームを送信する(S1714)。無線データ端末1104から通信パラメータ設定受付フレームを受信すると(S1715)、データフレームでの伝送を開始する。
相手端末が無線データ端末1106で着信がデータ端末1103宛てのものである場合(S1602)、ターミナルアダプタ1102はデータ端末1103に着信通知を行い(S1609)、データ端末1103で応答があると(S1610)ISDN1101に応答メッセージを送信する(S1611)。
その後、ターミナルアダプタ1102は相手無線データ端末1106との間で、無線データ伝送プロトコルのリンクを確立する。無線データ端末1106からネゴシエーションフレームと通信パラメータ設定フレームを受信すると(S1612)、通信パラメータ設定受付フレームを送信し(S1613)、以後はデータ端末1103と無線データ端末1106の間でデータのやり取りを開始する(S1614)。
相手端末が無線データ端末1106で着信が無線データ端末1104宛てのものである場合(S1802)、無線データ端末1104に着信通知を行い(S1807)、無線データ端末で応答があると(S1808)、ターミナルアダプタ1102はISDNに応答する。それ以降は、無線データ端末1104と無線データ端末1106の間で無線データ伝送プロトコルに従った通信を開始する。
受信した呼設定メッセージにサブアドレスが入っていない場合(S1901、S1902)には、データ端末1103と無線データ端末1104を同時に呼び出す(S1903、S1910)。無線データ端末1104で応答があった場合には(S1904、S1911)、ISDNに応答メッセージを送信した上で(S1905、S1912)、データ端末1103には切断通知を行い(S1906、S1913)、サブアドレスが無線データ端末1104であった場合と同様の処理に移行する(S1803、S1703)。
データ端末1103が応答した場合には(S1907、S1914)、ISDNに応答メッセージを送信した上で(S1905、S1912)、無線データ端末1104には切断通知を行い(S1909、S1916)、サブアドレスが無線データ端末1104であった場合と同様の処理に移行する(S1803、S1703)。
以上のようにして、ターミナルアダプタに接続された端末の種別、相手端末の種別によらず、データの送受信が可能となるものである。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
上述した第1実施例では、相手端末が無線データ伝送プロトコルをサポートするかどうかは、発信時には着番号により、着信時には受信した発番号により判断していた。しかしこの場合、図5に示すように、相手端末が無線データ端末を介して接続されるデータ端末である場合のように、加入者番号自体は無線回線でない番号であっても、端末自体は無線データ伝送プロトコルをサポートする場合がある。
このような場合には、通信相手の加入者番号とサブアドレス毎に、無線データ伝送プロトコルをサポートするかどうかを記述したテーブルをターミナルアダプタに設ける方法を用いることができる。このテーブルは、接続されるデータ端末や無線データ端末により作成する。
そして、発信する場合には、発信先の加入者番号とサブアドレスを受けたターミナルアダプタがテーブルを検索して、その相手がデータ端末であるか無線データ端末であるかに応じて、Bチャネル接続後のデータ変換方法を選択する。
また、着信した場合には、相手の加入者番号とサブアドレスを受けたターミナルアダプタがテーブルを検索して、その結果に応じてBチャネル接続後のデータ変換方法を選択するものである。
このようにすることにより、確実に相手端末が無線データ伝送プロトコルをサポートするかどうかを認識し、任意の相手とのデータ通信を可能にすることができる。
なお、以上の各実施例においては、ターミナルアダプタが有線でデータ端末と接続される場合には、RS232Cインターフェイスによるものであった。しかし、その他のインターフェイスによっても同様の効果を得ることが可能であり、たとえばUSB(Universal Serial Bus)等であってもよい。
以上説明したように上記説明によれば、相手が無線データ伝送プロトコルをサポートするかどうかにかかわらず、任意の端末へのデータ送信を可能にすることができる。
また、着信時には、相手が無線データ伝送プロトコルをサポートするかどうかにかかわらず、任意の端末からデータを受信することができる。
さらに、通信相手と無線を介して通信するか否か、または通信相手が無線通信機能を有するか否かに応じて、通信相手が無線を介して通信するための通信パラメータ設定情報を送信するので、通信相手に適したパラメータ設定処理を行うことができる。
また、通信相手が無線通信を行わない場合には、無線通信のためのパラメータ設定情報を送信しないので、無駄な処理を防止することができる。また、発信側が無線通信するか否か、着信側が無線通信するか否かにより、通信パラメータ設定情報を送信するので、通信する装置に応じた適切なパラメータ設定を行うことができる。
本発明を第1実施例におけるシステム構成を示す説明図である。 上記第1実施例によるターミナルアダプタの内部構成を示すブロック図である。 上記第1実施例による通信シーケンスを示す説明図である。 上記第1実施例による通信シーケンスを示す説明図である。 本発明の第2実施例による通信シーケンスを示す説明図である。 上記第1実施例の動作を示すフローチャートである。 上記第1実施例の動作を示すフローチャートである。 上記第1実施例の動作を示すフローチャートである。 上記第1実施例の動作を示すフローチャートである。 上記第1実施例の動作を示すフローチャートである。 上記第1実施例の動作を示すフローチャートである。 従来のシステム構成を示す説明図である。 従来のターミナルアダプタの内部構成を示すブロック図である。 従来の無線データ端末の内部構成を示すブロック図である。 PHS無線フレームフォーマットを示す説明図である。 無線データ伝送プロトコル(PIAFS)で規定されるフレームフォーマットを示す説明図である。 従来の通信シーケンスを示す説明図である。 従来の通信動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1101…ISDN、
1102、1107…ターミナルアダプタ、
1103、1108…データ端末、
1104、1106…無線データ端末、
1105…PHS基地局。

Claims (10)

  1. 通信装置において、
    第1の通信相手と無線を介して通信するか否かを判別する判別手段と;
    上記判別手段による判別に応じて、上記第1の通信相手が無線を介して通信するための通信パラメータ設定情報を、上記第1の通信相手に送信する送信手段と;
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1において、
    上記通信装置は、第2の通信相手と上記第1の通信相手とが通信する際の中継装置であることを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    上記送信手段は、第2の通信相手と上記第1の通信相手とが通信する際の通信パラメータ設定情報を送信する手段であることを特徴とする通信装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項において、
    上記送信手段は、上記通信装置と上記第1の通信相手とが通信する際の通信パラメータ設定情報を送信する手段であることを特徴とする通信装置。
  5. 請求項1において、
    上記通信装置は、中継装置を介して上記第1の通信相手と通信する装置であることを特徴とする通信装置。
  6. 請求項1において、
    上記通信装置は、上記第1の通信相手を介して第3の通信相手と通信する装置であることを特徴とする通信装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項において、
    上記判別手段は、上記第1の通信相手の識別情報に基づいて、上記判別を行う手段であることを特徴とする通信装置。
  8. 通信装置において、
    第1の通信相手が無線通信機能を有するか否かを判別する判別手段と;
    上記判別手段による判別に応じて、上記第1の通信相手が無線を介して通信するための通信パラメータ設定情報を、上記第1の通信相手に送信する送信手段と;
    を有することを特徴とする通信装置。
  9. 通信方法において、
    第1の通信相手と無線を介して通信するか否かを判別する判別工程と;
    上記判別工程における判別に応じて、上記第1の通信相手が無線を介して通信するための通信パラメータ設定情報を、上記第1の通信相手に送信する送信工程と;
    を有することを特徴とする通信方法。
  10. 通信方法において、
    第1の通信相手が無線通信機能を有するか否かを判別する判別工程と;
    上記判別工程における判別に応じて、上記第1の通信相手が無線を介して通信するための通信パラメータ設定情報を、上記第1の通信相手送信する送信工程と;
    を有することを特徴とする通信方法。
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