JPH1198168A - 光波ネットワークシステム - Google Patents

光波ネットワークシステム

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JPH1198168A
JPH1198168A JP9268256A JP26825697A JPH1198168A JP H1198168 A JPH1198168 A JP H1198168A JP 9268256 A JP9268256 A JP 9268256A JP 26825697 A JP26825697 A JP 26825697A JP H1198168 A JPH1198168 A JP H1198168A
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wavelengths
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optical
network
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JP9268256A
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Hitoshi Takeshita
仁士 竹下
Naoya Henmi
直也 逸見
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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    • H04J14/0297Optical equipment protection
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    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性の高い波長多重光ネットワークシステ
ムを、低コストで実現する 【解決手段】 光波ネットワークシステムは、ネットワ
ークエレメント101a〜101dが光ファイパ103
a〜103gによつて構成されている。ネットワークエ
レメント101aは、波長λ1、λ2、…λn-1、λnの光
信号を送受信する手段102a1、102a2、…102
n-1、102anを備えている。ネットワークエレメン
ト101b〜101dも同様に波長λ1、λ2、…
λn-1、λnの光信号を送受信する手段を備えている。光
ファイバ103a〜103dによって左回りに光信号が
伝送され、光ファイバ103e〜103hによって右回
りに光信号が伝送される。波長λ1〜λnは互いに異なる
波長であり、波長λ1〜λn-1が運用系波長に、波長λn
は予備系波長に割り当てられており、波長λ1〜λn-1
内の何れか1つに障害が発生したときには、その波長が
波長λnに切り換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光通信・光交換にお
ける波長多重技術に関するものであって、特に、経済的
かつ柔軟なネットワーク障害回復方式を実現することに
よる高信頼かつ経済的なネットワーク障害回復方式とそ
れを利用した光通信・光交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】波長分割多重方式(WDM:Wavelength
Division Multiplexing)は、一本の光ファイバ中に異
なる多数のキャリア光波長を有する信号光を多重して伝
送することにより、伝送容量拡大に有用な技術である。
また、多重された波長チャネルごとに伝送パスを設定す
ることにより柔軟なネットワーク構成を実現することが
可能である。
【0003】ネットワーク内においてファイバ切断等に
よる不意のリンク接続障害に対応するために、波長チャ
ネルごとに運用系と予備系を設け、運用系に障害が発生
した場合には、予備系に通信をスイッチすることによっ
てネットワーク障害回復が行われる。従って、例えば、
n個の異なる波長を使用する場合、ネットワークエレメ
ント1つあたりが備える光送受信手段は、運用系n個に
対して、予備系もn個備え、併せて2nとなり、2倍の
装置が必要となるため、コスト及び装置規模も2倍とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークの高信頼
化のためには、運用系の他に予備系を設置することは重
要であるが、ある運用系に対して専用の予備系を設置す
る場合同じシステムが2系統必要になるため、高コス
ト、装置体積増加といったデメリットが生じる。高信頼
かつ経済的なネットワークを実現するためには、経済的
なネットワーク障害回復方式の実現が必要となる。
【0005】そこで、ハードウェア縮小のために運用系
・予備系の装置を配備するのでなく、波長チャネルに運
用チャネル、予備チャネルを設ける方式が提案されてい
る。例えば、特開平8−195972号公報には、運用
波長と予備波長を使用する方法が記載されているが、ネ
ットワーク内に障害が発生した場合の運用波長・予備波
長の割り当て方法については言及されていない。
【0006】また、特開平9−51560号公報には、
光パスを定義して、運用パス・予備パスを合理的に設定
する方式が記載されている。この方式の場合、光伝送路
内に障害が発生した場合、ネットワーク内に収容される
全光パスを検索して運用・予備パスを設定し直す必要が
生じ、光パス検索制御の負担が重くなり、かつ、再設定
に時間がかかるおそれがある。また、また、光送受信装
置自体の障害対応策は述べられていない。さらに、運用
系光送受信装置障害が発生した場合には、ネットワーク
接続状態を更新する必要が生じるため、ネツトワーク内
のすペてのノードが予備パスを終端する必要が生じる。
【0007】本発明は、上記の問題点に鑑み、高信頼か
つ経済的な光波ネットワークシステムを構築することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による光波ネット
ワークシステムは、互いに光ファイバによって接続され
た複数のネットワークエレメントと、前記各ネットワー
クエレメントに備えられ、伝送速度・フォーマツトに無
依存で、互いに異なるn個の波長λ1〜λnの光信号をそ
れぞれ送受信するn個の光信号送受信手段によって、波
長・空間多重技術を利用した光波ネットワークシステム
を構築し、かつ、前記n個の波長のうち、n−s(ただ
し、n,sは正の整数で、n>2s)個を運用系波長
に、s個を予備系波長に割り当てるとともに、前記s個
の予備系波長を、前記n−s個の運用系波長によって共
有したことを特徴とするものである。
【0009】また、光ファイバは、運用系光ファイバと
予備系光ファイバを備えることにより、更なる高信頼化
が図られている。
【0010】また、本発明の他の形態の光波ネットワー
クは、互いに光ファイバによって接続された複数のネッ
トワークエレメントと、前記各ネットワークエレメント
に備えられ、伝送速度・フォーマツトに無依存で、互い
に異なる複数の波長の光信号をそれぞれ送受信する複数
の光信号送受信手段とにより、波長・空間多重技術を利
用した光波ネットワークシステムを構築し、前記複数の
波長を、それぞれが複数の互いに異なる波長を含む複数
の群に分け、かつ、各群の中では、複数の運用系波長
と、該運用系波長の数よりは少ない予備系波長に振り分
けるとともに、前記予備系波長を、前記複数の運用系波
長によって共有することを特徴とするものである。
【0011】その一例として、互いに光ファイバによっ
て接続された複数のネットワークエレメントと、前記各
ネットワークエレメントに備えられ、伝送速度・フォー
マツトに無依存で、互いに異なるn×m(ただし、n、
mは正の整数)個の波長λ1〜λnmの光信号をそれぞれ
送受信するn×m個の光信号送受信手段によって、波長
・空間多重技術を利用した光波ネットワークシステムを
構築し、かつ、前記n×m個の波長λ1〜λnmを、m群
に分け、かつ、各群に割り当てられたn個の波長のう
ち、n−s(ただし、n、sは正の整数で、n>2s)
個を運用系波長に、s個を予備系波長に割り当てるとと
もに、前記s個の予備系波長を、前記n−s個の運用系
波長によって共有することによって実現される。
【0012】本発明によれば、運用中の多数の波長チャ
ネルに対して、少数の予備波長チャネルを割り当て、こ
の予備系システムを多数の運用系システムで共有するこ
とにより、ネットワークの信頼性を維持したままシステ
ム規模の削減と低コスト化を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明光波ネットワーク
システムの第1の実施の形態を示す図である。図1にお
いて、光波ネットワークシステムは、ネットワークエレ
メント101a〜101dが光ファイパ103a〜10
3gによつてリング型に接続された構成となっている。
【0014】ネットワークエレメント101aは、波長
λ1、λ2、…λn-1、λnの光信号を送受信する手段10
2a1、102a2、…102an-1、102anを備えて
いる。ネットワークエレメント101b〜101dも同
様に波長λ1、λ2、…λn-1、λnの光信号を送受信する
手段を備えている。そして、光ファイバ103a〜10
3dによって左回りに光信号が伝送され、反対に、光フ
ァイバ103e〜103hによって右回りに光信号が伝
送される。
【0015】また、波長λ1、λ2、…λn-1、λnは互い
に異なる波長であり、波長λ1、λ2、…λn-1が運用系
波長に、波長λnは予備系波長に割り当てられている。
運用系波長を用いてネットワークエレメント間を伝送さ
れる信号に制限はなく、例えぱ、動画・音声・デ―タ通
信サービス等であって、伝送速度・フォーマットに無依
存である。
【0016】次に、本発明の光波ネットワークシステム
の動作について、図1を参照して説明する。例えば、ネ
ットワークエレメント101aとネットワークエレメン
ト101cが波長λ1で通信を行っている場合、ネット
ワークエレメント101cは光ファイバ103bと光フ
ァイバ103gから波長λ1の光信号を得ることができ
る。ネットワークエレメント101cは、ネットワーク
内に非障害発生時は右回りに光ファイバ103gからの
波長λ1の光信号を選択する。また、ネットワークエレ
メント101cからネットワークエレメント101aヘ
送信される波長λ1の光信号は、光ファイバ103fを
通過して右回りに送信される。すなわち、右回りが運用
系、左回りが予備系となる。
【0017】何らかの原因でネットワークエレメント1
01aからネットワークエレメント101cに至る右回
りの経路に障害が発生した場合には、ネットワークエレ
メント101cは、光ファイバ103bを通過して左回
りにネットワークエレメント101aより送信されてく
る波長λ1の光信号を選択することによって障害回復を
行う。同様に、ネットワークエレメント101cからネ
ットワークエレメント101aに至る右回りの経路に障
害が発生した場合は、ネットワークエレメント101c
がネットワークエレメント101aより送信される波長
λ1の光信号を左回りの経路より選択して障害回復を行
うことができる。
【0018】また、ネットワークエレメント101cに
おいて、波長λ1の送受信手段102c1に障害が発生し
た場合には、運用系波長λ1、λ2、…λn-1で共有して
いる予備系波長λnの送受信手段に切り換える。このと
き、集中あるいは分散制御方式によりネットワーク管理
を行うマネージャが事前に予備系波長が他の運用系波長
の予備系として選択されていないことを確認し、各ネッ
トワークエレメントにそれを通知する。そして、波長λ
1を用いてネットワークエレメント101aと101c
の各送受信手段102a1と102c1間でやりとりされ
ていた信号のキャリア波長をλnに切り換え、送受信手
段102anと102cnとの間で送受信することによっ
て障害を回復する。後に障害が発生した波長λ1の送受
信手段102c1の障害が復旧されたときには、波長λn
から波長λ1への切り戻しを行って、波長λnを、再ぴ予
備系波長として使用可能な状態に戻す。あるいは、前記
ネットワークマネージャが波長λ1を予備系波長に定義
し直し、ネットワークエレメント101a〜101dに
おいて波長λ1を予備系波長として確保する。
【0019】波長λ1〜波長λn-1の光信号送受信手段の
運用系に対してそれぞれ予備系を割り当てた場合、非障
害発生時の装置利用効率は1/2であるのに対し、運用
系波長λ1〜波長λn-1で予備系波長λnを共有した場合
には、非障害発生時の装置利用効率は1−(1/n)と
なるため、低コストで効率的なシステムの設置・運用が
可能になる。
【0020】なお、図面上には示されていないが、各ネ
ットワークエレメント101a〜101dには、それぞ
れ、各光信号送受信手段の故障による通信障害並びに光
ファイバの破損等による通信障害を判定する手段と、ネ
ットワーク内において前記光送受信手段に障害が発生し
たときには、障害が発生した運用系波長を前記予備系波
長に切り換える手段、並びに、前記運用系光ファイバの
破損による障害が発生したときには、予備系光ファイバ
に切り換える手段が備えられている。
【0021】図2は、本発明の第1の実施の形態におい
て、使用する全波長数を8波長とし、運用系波長として
波長λ1〜波長λ7を、予備系波長として波長λ8を割り
当てた場合の例を示しており、その動作は図1と同様で
ある。この実施例の場合、非障害発生時の装置利用効率
は7/8となる。従って、この場合システムの設置・運
用コストを約40%改善することができる。
【0022】図3は、本発明に関わる光波ネットワーク
システムの第2の実施の形態を示す図である。図3にお
いて、光波ネットワークシステムは、ネットワークエレ
メント301a〜301dが光ファイバ303a〜30
3lによってメッシュ状に接続された構成になってい
る。
【0023】ネットワークエレメント301aは、波長
λ1、λ2、…λn-1、λnの光信号を送受信する手段30
2a1、302a2、…302an-1、302anを備えて
いる。同様に、ネットワークエレメント301b〜30
1dも波長λ1、λ2、…λn-1、λnの光信号を送受信す
る手段を備えている。また波長λ1、λ2、…λn-1、λn
は互いに異なる波長であり、波長λ1、λ2、…λn-1
運用系波長に、波長λnは予備系波長に割り当てられて
いる。図1の場合と同様に、運用系波長を用いてネット
ワ−クエレメント間を伝送される信号に制限はなく、例
えば、動画・音声・データ通信サービス等適宜の信号を
伝送可能であり、伝送速度・フォーマットに無依存であ
る。
【0024】次に、図3に示した光波ネットワークシス
テムの動作について、図3を参照して説明する。例え
ば、ネットワークエレメント301aとネットワークエ
レメント301dが波長λ1で通信を行っている場合、
ネットワークエレメント301aから送信される波長λ
1の光信号は、光ファイバ303kを通過してネットワ
ークエレメント301dの波長λ1の光信号送受信手段
302d1に送られる。光ファイバ303kによる光信
号伝送が切断された場合、ネットワークエレメント30
1aは、光ファイバ303kに送信していた波長λ1
光信号をネットワークエレメント301bを介してネッ
トワークエレメント301dに送信するような経路にプ
ロテクションして波長λ1の光信号送受信手段302d1
に波長λ1の光信号を送信し、その障害を回復すること
が可能である。
【0025】このプロテクション経路は、障害発生後ネ
ットワーク内の光ファイバ303a〜303lの使用状
況を集中あるいは分散制御方式によりネットワーク管理
を行うマネージャが検索して各ネットワークエレメント
に予備系を設定してもよいし、障害発生以前に予め運用
系と予備系として設定しておいてもよい。予め設定して
おく場合には、光ファイバ303kを使用して直接ネッ
トワークエレメント301dに接続する経路と、ネット
ワークエレメント301bを経由してネットワークエレ
メント301dに接続する経路の両方に同時に同じ光信
号を送信し、波長λ1の光信号送受信手段302d1が、
それらからの一方を選択する方法を用いてもよい。
【0026】また、ネットワークエレメント301aの
波長λ1の光信号送受信手段302a1に障害が発生した
場合、光信号送受信手段302a1へ送られる電気信号
を波長λnの光信号送受信手段302anに切り換え、波
長λnにより光ファイバ303kを使ってネットワーク
エレメント301dに光信号が送信される。このとき、
前記ネットワークマネージャが事前に波長λnが利用可
能であることを確認し、各ネットワークエレメントに通
知する。ネットワークエレメント301d側でも波長λ
1から波長λnヘの切換が行われ、波長λnの光信号送受
信手段302dnによってネットワークエレメント30
1aからの波長λnの光信号が受信される。逆に、ネッ
トワークエレメント301dの波長λ1の光信号送受信
手段302d1に障害が発生した場合も同様にして波長
λ1から波長λnへの切換により障害回復が行われる。
【0027】その後、障害が発生して使用不可であった
ネットワークエレメント301aの波長λ1の光信号送
受信手段302a1の障害が復旧すると、波長λnから波
長λ1ヘの切り戻しが行われる。従って、波長λnは再ぴ
運用系波長λ1〜λn-1の予備系波長として使用できるよ
うになる。あるいは、前記ネットワークマネージャがネ
ットワークエレメント301a〜301dに対して波長
λ1を予備系波長に定義しなおす。その場合には、波長
λnから波長λ1ヘの切り戻しを行う必要はない。
【0028】波長λ1〜波長λn-1の光信号送受信手段の
運用系に対してそれぞれ予備系を割り当てた場合、非障
害発生時の装置利用効率は1/2であるのに対し、運用
系波長λ1〜波長λn-1で予備系波長λnを共有した場
合、非障害発生時の装置利用効率は1−(1/n)とな
るため、図1の場合と同様に、低コストで効率的なシス
テムの設置・運用が可能になる。
【0029】図4は、本発明の第2の実施の形態におい
て、使用する全波長数を8波長とし、運用系波長として
波長λ1〜波長λ7を、予備系波長として波長λ8を割り
当てた場合の例を示しており、その動作は図3と同様で
ある。この実施例の場合、非障害発生時の装置利用効率
は7/8となる。従って、この場合システムの設置・運
用コスト図2の場合と同様に約40%改善することがで
きる。
【0030】なお、上記の実施の形態においては、n波
長のうち、運用系としてn−1波長、予備系として1波
長を用いる場合について説明したが、予備系として複数
の波長を割当てて実施することもできる。すなわち、n
波長のうち、運用系としてn−s波長、予備系としてs
波長を割り当て、かつ、n>2sとなるようにすれば、
非障害発生時の装置利用効率は1−s/nとなり、全て
の運用系に対してそれぞれ予備系を設けた場合の装置利
用効率1/2よりは大きくなる。
【0031】また、運用系をそれぞれ複数の波長を備え
たm個の群に分け、各群の中で運用系波長と予備系波長
をそれぞれ割り当てることもできる。例えば、m個の群
のそれぞれに、予備系の波長を1波長ずつ割り当て、各
群の中でそれぞれ割り当てられた予備系の1波長を共有
することにより、装置利用の効率化が図られる。その
際、各群に割り当てられる波長数は、必要に応じて異な
らせることができ、また、予備系の波長数も各群毎に異
ならせることもできる。
【0032】本発明の光波ネットワークが扱うサービス
は、動画・音声・データ信号に限らず、インターネッ
ト、MPEG等任意の信号をその対象とすることがで
き、その伝送速度にも制限されることはない。さらに、
使用波長についても、1.55μm帯あるいは1.3μ
m帯等任意の波長が使用可能である。また、ネットワー
クエレメントについても、例えば光クロスコネクトシス
テムや光ADM(Add DropMultiplexer)等適宜のネッ
トワークエレメントを使用することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、複数の運用系の光信号送受信
手段と波長に対して、一つあるいは少数の予備系の光信
号送受信手段と波長を配備することにより、運用系で障
害が発生した場合にそのとき空いている予備系を選択し
て切り換えているので、非障害発生時に使用しない資源
を削減することができ、信頼性の高い波長多重光ネット
ワークシステムを、低コストで実現することが可能であ
る。
【0034】また、非障害発生時のシステム内の装置利
用効率は波長多重数に反比例して上昇し、同時にシステ
ムのスループットも増大するので、多重する波長数が増
加すればするほどシステム内の装置利用効率があがり、
より経済的で効率的な運用が可能になる。
【0035】さらに、本発明は、波長多重技術を利用し
て波長毎に信号の送受信を行うため、異なる波長を用い
て信号送受信を行えば波長チャネル内に収容される信号
は他の波長チヤネルに影響を与えることなく送受信可能
であるので、伝送速度・フォーマットに依存しない信号
多重が可能である。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光波ネットワークシステムの第1
の実施の形態を示す図である。
【図2】本発明による光波ネットワークシステムの第1
の実施の形態の具体例を示す図である。
【図3】本発明による光波ネットワークシステムの第2
の実施の形態を示す図である。る。
【図4】本発明による光波ネットワークシステムの第2
の実施の形態の具体例を示す図である。
【符号の説明】
101a〜101d ネットワークエレメント 102a1〜l02an-1 ネットワークエレメント1
01aに設置された運用系波長λ1〜λn-1の光信号送受
信手段 102an ネットワークエレメント101aに設置
された予備系波長λnの光信号送受信手段 102b1〜102bn-1 ネットワークエレメント1
01bに設置された運用系波長λ1〜λn-1の光信号送受
信手段 102bn ネットワークエレメント101bに設置
された予備系波長λnの光信号送受信手段 102c1〜102cn-1 ネットワークエレメント1
01cに設置された運用系波長λ1〜λn-1の光信号送受
信手段 102cn ネットワークエレメント101cに設置
された予備系波長λnの光信号送受信手段 102d1〜102dn-1 ネツトワークエレメント1
01dに設置された運用系波長λ1〜λn-1の光信号送受
信手段 102dn ネットワークエレメント101dに設置
された予備系波長λnの光信号送受信手段 103a〜103d 左回りの光信号が通過する光フ
ァイバ 103e〜103h 右回りの光信号が通過する光フ
ァイバ 201a〜201d ネツトワークエレメント 202a1〜202a7 ネツトワークエレメント20
1aに設置された運用系波長λ1〜λ7の光信号送受信手
段 202a8 ネットワークエレメント201aに設置
された予備系波長λ8の光信号送受信手段 202b1〜202b7 ネットワークエレメト201
bに設置された運用系波長λ1〜λ7の光信号送受信手段 202b8 ネットワークエレメント201bに設置
された予備系波長λ8の光信号送受信手段 202c1〜202c7 ネットワークエレメント20
1cに設置された運用系波長λ1〜λ7の光信号送受信手
段 202c8 ネットワークエレメント201cに設置
された予備系波長λ8の光信号送受信手段 202d1〜202d7 ネットワークエレメント20
1dに設置された運用系波長λ1〜λ7の光信号送受信手
段 202d8 ネットワークエレメント201dに設置
された予備系波長λ8の光信号送受信手段 203a〜203d 左回りの光信号が通過する光フ
ァイバ 203e〜203h 右回りの光信号が通過する光フ
ァイバ 301a〜301d ネットワークエレメント 302a1〜302an-1 ネットワークエレメント3
01aに設置された運用系波長λ1〜λn-1の光信号送受
信手段 302an ネットワークエレメント301aに設置
された予備系波長λnの光信号送受信手段 302b1〜302bn-1 ネットワークエレメント3
01bに設置された運用系波長λ1〜λn-1の光信号送受
信手段 302bn ネットワークエレメント301bに設置
された予備系波長λnの光信号送受信手段 302c1〜302cn-1 ネットワークエレメント3
01cに設置された運用系波長λ1〜λn-1の光信号送受
信手段 302cn ネットワークエレメント301cに設置
された予備系波長λnの光信号送受信手段 302d1〜302dn-1 ネットワークエレメント3
01dに設置された運用系波長λ1〜λn-1の光信号送受
信手段 302dn ネットワークエレメント301dに設置
された予備系波長λnの光信号送受信手段 303a〜303l 光ファイバ 401a〜401d ネットワークエレメント 402a1〜402a7 ネットワークエレメント40
1aに設置された運用系波長λ1〜λ7の光信号送受憶手
段 402a8 ネットワークエレメント401aに設置
された予備系波長λ8の光信号送受信手段 402b1〜402b7 ネットワークエレメント40
1bに設置された運用系波長λ1〜λ7の光信号送受信手
段 402b8 ネットワークエレメント401aに設置
された予備系波長λ8の光信号送受信手段 402c1〜402c7 ネットワークエレメント40
1cに設置された運用系波長λ1〜λ7の光信号送受信手
段 402c8ネットワークエレメント401cに設置され
た予備系波長λ8の光信号送受信手段 402d1〜402d7 ネットワークエレメント40
1dに設置された運用系波長λ1〜λ7の光信号送受信手
段 402d8 ネットワークエレメント401dに設置
された予備系波長λ8の光信号送受信手段 403a〜403l 光ファイバ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに光ファイバによって接続された複
    数のネットワークエレメントと、前記各ネットワークエ
    レメントに備えられ、伝送速度・フォーマツトに無依存
    で、互いに異なるn個の波長λ1〜λnの光信号をそれぞ
    れ送受信するn個の光信号送受信手段を有する、波長・
    空間多重技術を利用した光波ネットワークシステムにお
    いて、 前記n個の波長のうち、n−s(ただし、n,sは正の
    整数で、n>2s)個を運用系波長に、s個を予備系波
    長に割り当てるとともに、前記s個の予備系波長を、前
    記n−s個の運用系波長によって共有することを特徴と
    する光波ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 1個の予備系波長を備え、n−1個の運
    用系波長によって共有することをを特徴とする請求項1
    記載の光波ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 運用系光ファイバと予備系光ファイバを
    備えていることを特徴とする請求項1記載の光波ネット
    ワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記予備系波長の光信号は光信号が通過
    あるいは処理するネットワークエレメント毎に終端され
    ることを特徴とする請求項1記載の光波ネットワークシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記光信号送受信手段の故障による通信
    障害と前記光ファイバ破損による通信障害を判定する手
    段と、ネットワーク内において前記光送受信手段に障害
    が発生したときには、障害が発生した運用系波長を前記
    予備系波長に切り換えて送受信し、前記運用系光ファイ
    バの破損による障害が発生したときには、前記予備系光
    ファイバに切り換えて信号の送受信を行う手段とを備え
    ていることを特徴とする請求項3記載の光波ネットワー
    クシステム。
  6. 【請求項6】 互いに光ファイバによって接続された複
    数のネットワークエレメントと、前記各ネットワークエ
    レメントに備えられ、伝送速度・フォーマツトに無依存
    で、互いに異なる複数の波長の光信号をそれぞれ送受信
    する複数の光信号送受信手段を有する、波長・空間多重
    技術を利用した光波ネットワークシステムにおいて、 前記複数の波長を、それぞれが複数の互いに異なる波長
    を含む複数の群に分け、かつ、各群の中で、複数の運用
    系波長と、該運用系波長の数よりは少ない予備系波長に
    振り分けるとともに、前記予備系波長を、前記複数の運
    用系波長によって共有することを特徴とする光波ネット
    ワークシステム。
  7. 【請求項7】 互いに光ファイバによって接続された複
    数のネットワークエレメントと、前記各ネットワークエ
    レメントに備えられ、伝送速度・フォーマツトに無依存
    で、互いに異なるn×m(ただし、n、mは正の整数)
    個の波長λ1〜λnmの光信号をそれぞれ送受信するn×
    m個の光信号送受信手段を有する、波長・空間多重技術
    を利用した光波ネットワークシステムにおいて、 前記n×m個の波長λ1〜λnmを、m群に分け、かつ、
    各群に割り当てられたn個の波長のうち、n−s(ただ
    し、n、sは正の整数で、n>2s)個を運用系波長
    に、s個を予備系波長に割り当てるとともに、前記s個
    の予備系波長を、前記n−s個の運用系波長によって共
    有することを特徴とする光波ネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 前記各群内において、1個の予備系波長
    を、n−1個の運用系波長によって共有することをを特
    徴とする請求項6記載の光波ネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 運用系光ファイバと予備系光ファイバを
    備えていることを特徴とする請求項6記載の光波ネット
    ワークシステム。
  10. 【請求項10】 前記予備系波長の光信号は光信号が通
    過あるいは処理するネットワークエレメント毎に終端さ
    れることを特徴とする請求項6記載の光波ネットワーク
    システム。
  11. 【請求項11】 前記各群毎に、光信号送受信手段の故
    障による通信障害と前記光ファイバ破損による通信障害
    を判定する手段と、ネットワーク内において前記光送受
    信手段に障害が発生したときには、障害が発生した運用
    系波長を前記予備系波長に切り換えて送受信し、前記運
    用系光ファイバの破損による障害が発生したときには、
    前記予備系光ファイバに切り換えて信号の送受信を行う
    手段とを備えていることを特徴とする請求項9記載の光
    波ネットワークシステム。
JP9268256A 1997-09-16 1997-09-16 光波ネットワークシステム Pending JPH1198168A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011259381A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光経路制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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