JPH1198164A - サーバおよびクライアント - Google Patents
サーバおよびクライアントInfo
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- JPH1198164A JPH1198164A JP9255499A JP25549997A JPH1198164A JP H1198164 A JPH1198164 A JP H1198164A JP 9255499 A JP9255499 A JP 9255499A JP 25549997 A JP25549997 A JP 25549997A JP H1198164 A JPH1198164 A JP H1198164A
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Abstract
サービスを受けるクライアントがネットワークを介して
接続されてなる通信システムに関し、参加人数が制限さ
れている通信サービスが満席であったときや、再び空き
が生じたときに、好適な処理を行なう。 【解決手段】サーバが、クライアントに向けて一方向的
に情報提供を行なう単方向通信モードと、クライアント
との間でメッセージを交換する双方向通信モードとの間
で、通信モードを各クライアント毎に切り替える通信モ
ード切替手段を備えている。
Description
して互いに接続されたサーバおよびクライアントに関す
る。
d Wide Web)など、サーバからクライアント
に向けて一方向的に情報提供を行なう蓄積型情報サービ
スに加え、近年では、クライアントとサーバとの間で対
話を行なう双方向情報サービスが盛んになってきてい
る。このような対話型の双方向情報サービスの例として
は、例えばチャットシステムや、各クライアントのオペ
レータの化身がコンピュータシステム内に構築された仮
想世界に入り込んで互いに会話するコミュニケーション
システム等がある。このような対話型のサービス、例え
ばチャットシステムにおいては、1つのチャットルーム
(そこに加わっている人どうしが相互に会話をかわす
(通信を行なう)ことのできる仮想的な部屋)で同時に
100人の人が会話しようとしても会話が輻輳してしま
い、混乱を招くだけであり、このような対話型のサービ
スにおいては、同時に相互に会話をかわすことのできる
人数に適正な人数が存在する。このことから1つのチャ
ットルールに入ることのできる人数が制限されている。
システムでは、そのチャットルームに入ることのできる
人数を単純に制限しているだけなので、そのチャットル
ームに入ろうとしたときに人数が定員に達していれば入
れない、というような単純な処理を行なっており、そこ
に入るためには、暫らく時間をおいて再度そのチャット
ルームに入ることを試みるなど、場合によっても何度も
試みる必要があり、不便なものであった。
サービスが満杯(そこに参加している人数が上限に達し
ている)であったときや再び空きが生じたときに、好適
な処理を行なうことのできるサーバおよびクライアント
を提供することを目的とする。
明のサーバは、ネットワークを介して複数のクライアン
トと接続され、それら複数のクライアントに向けて情報
提供を行なうサーバにおいて、クライアントに向けて一
方向的に情報提供を行なう単方向通信モードと、クライ
アントに向けてメッセージを送信するとともに該クライ
アントから送信されてきたメッセージを受信する双方向
通信モードとの間で、通信モードを各クライアント毎に
切り替える通信モード切替手段を備えたことを備えたこ
とを特徴とする。
を介して接続された複数のクライアントそれぞれに対
し、単方向通信サービスと双方向通信サービスを行なう
端末等をサーバと称している。例えば一例として、ある
ソフトウェアハウスがサーバとなってそのソフトウェア
ハウスが開発したあるソフトウェアについて相談窓口を
開設しているとする。双方向通信サービスの定員は5人
と定められており、そのサーバのオペレータはそのソフ
トウェアの使用方法に関する、5人の各質問者(クライ
アント)からの質問に答えているとする。このときもう
1人の質問者から質問要求があったとき、そのサーバは
同時には5人の質問を受けてそれらに答えるのがせいい
っぱいであるので、その6人目の質問者には、空きが出
る(質問を行なっている5人の質問者のうちのいずれか
1人の質問が終了する)まで待ってもらうことになる。
このとき、その6人目の質問者には、単方向通信サービ
ス、例えばそのソフトウェアに関する一般的な使い方の
説明や、典型的な質問に対する質疑応答集等を一方的に
提供する。このようにすることにより、6人目の質問者
は待っている時間を有効に活用でき、その一方的な質疑
応答集に自分の質問に対する解答が含まれていることも
有り得る。
信モードと双方向通信モードとの間で通信モードを各ク
ライアント毎に切替える通信モード切替手段を備えたた
め、双方向通信サービスが満杯のときに双方向通信サー
ビスの要求を行なったクライアントには単方向通信サー
ビスを行なって待たせておき、双方向通信サービスに空
きが出来たときに、双方向通信サービスに切り替えるこ
とができる。
アントに関する通信モードを切り替えるための通信モー
ド切替用操作子を備え、上記通信モード切替手段が、通
信モード切替用操作子の操作に応じて各クライアントに
関する通信モードを切り替えるものであってもよい。こ
の場合、サーバのオペレータにより任意のクライアント
に対し双方向通信サービスを提供し、また任意のクライ
アントの双方向通信サービスを停止することができる。
通信モード切替手段は、各クライアントに関し、単方向
通信モードから双方向通信モードへ切り替えた時刻から
の経過時間を計時する計時手段を有し、その計時手段で
計時された経過時間が所定時間に達したことをもって、
対応するクライアントに関する通信モードを、双方向通
信モードから単方向通信モードに切り替えるものであっ
てもよい。
することによって公平なサービスを行なうことができ
る。また、上記本発明のサーバにおいて、上記通信モー
ド切替手段は、各クライアントからの双方向通信サービ
ス要求を受け付けて、双方向通信サービス提供要求を行
なったクライアントを特定する情報を保持する要求保持
手段を有し、その要求保持手段に保持された情報により
特定されるクライアントの中から選択されたクライアン
トに関する通信モードを、単方向通信モードから双方向
通信モードに切り替えるものであることが好ましい。
方向通信サービス要求のあったクライアントが特定さ
れ、要求のない他のクライアントに誤ってサービスを提
供するといったミスを防ぐことができる。この要求保持
手段を備えた場合に、この要求保持手段が、通信サービ
ス提供要求を行なったクライアントを特定する情報とと
もに、各クライアントの、双方向通信サービス要求受付
順をあらわす情報を保持するものであって、通信モード
切替手段が、その要求保持手段に保持された情報により
特定されるクライアントのうち双方向通信サービス要求
受付順に最先のクライアントに関する通信モードを、単
方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるもの
であってもよく、あるいは、その要求保持手段が、双方
向通信サービス要求を行なったクライアントを特定する
情報とともに、各クライアントが双方向通信サービスを
受けたことに対して支払う各クライアントごとの支払額
をあらわす情報を保持するものであって、上記通信モー
ド切替手段が、その要求保持手段に保持された情報によ
り特定されるクライアントのうち支払額が最大のクライ
アントに関する通信モードを、単方向通信モードから双
方向通信モードに切り替えるものであってもよく、ある
いは、通信モード切替手段が、要求保持手段に保持され
た情報により特定されるクライアントの中から無作為に
選択されたクライアントに関する通信モードを、単方向
通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであ
ってもよい。
るクライアントの中から双方向通信サービスを提供する
クライアントを選択するにあたり、何らかのルールを定
めておくと、サーバのオペレータの手間が省かれる。ま
た、上記要求保持手段を有する形態において、各クライ
アントの、サーバの利用状況に関するプロファイルを格
納しておくプロファイルデータベースを有し、上記通信
モード切替手段が、上記要求保持手段に保持された情報
により特定されるクライアントの中から上記プロファイ
ルデータベースを参照して選択されたクライアントに関
する通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モ
ードに切り替えるものであってもよい。
ータベースが、各クライアントがそのサーバからこれ迄
に双方向通信サービスを受けた積算時間をあらわす情報
を含み、通信モード切替手段が、要求保持手段に保持さ
れた情報により特定されるクライアントのうち上記積算
時間が最長のクライアントに関する通信モードを、単方
向通信モードから双方向通信モードに切り替えるもので
あってもよく、あるいは、例えば、上記プロファイルデ
ータベースが、各クライアントがサーバから前回双方向
通信サービスを受けた時刻をあらわす情報を含み、通信
モード切替手段が、要求保持手段に保持された情報によ
り特定されるクライアントのうち、前回双方向通信サー
ビスを受けた時刻からの経過時間が最長のクライアント
に関する通信モードを、単方向通信モードから双方向通
信モードに切り替えるものであってもよい。
回の双方向通信サービスの、開始時刻であってもよく、
終了時刻であってもよく、その途中の代表的な時刻であ
ってもよい。このように、プロファイルデータを用意す
ることにより、一層適切なクライアントを双方向通信サ
ービスに切り替えることができる。
いて、その要求保持手段に保持された情報を表示する情
報表示部と、要求保持手段に保持された情報により特定
されるクライアントの中から通信モードを単方向通信モ
ードから双方向通信モードに切り替えるクライアントを
指定するためのクライアント指定操作子とを備え、上記
通信モード切替手段が、クライアント指定操作子の操作
により指定されたクライアントに関する通信モードを単
方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるもの
であってもよい。
持手段に保持された情報、すなわち双方向通信サービス
を要求しているクライアントを情報表示部に表示し、そ
の表示を見ながら、そのオペレータの考えに沿うクライ
アントに対し双方向通信サービスを提供することができ
る。この場合にさらに、上記要求保持手段が、各クライ
アントからの双方向通信サービス要求を受け付けるとと
もに、各クライアントが双方向通信サービスを受けたと
きにサーバに送信しようとするメッセージに対応する情
報(例えばそのメッセージのタイトルや要約等)を受け
付けて、双方向通信サービス要求を行なったクライアン
トを特定する情報とともに、各クライアントごとの、そ
のサーバに送信しようとするメッセージに対応する情報
を保持するものであって、上記情報表示部が、要求保持
手段に保持された、双方向通信サービス要求を行なった
クライアントを特定する情報とともに、その要求保持手
段に保持された、サーバに送信しようとするメッセージ
に対応する情報を表示するものであることが好ましい。
は、双方向通信サービスを要求しているクライアントの
中から双方向通信サービスを提供するクライアントをよ
り適確に選択することができる。あるいは、各クライア
ントの、サーバの利用状況に関するプロファイルを格納
しておくプロファイルデータベースを有し、上記情報表
示部が、要求保持手段に保持された情報とともに、プロ
ファイルデータベースに格納されたプロファイルを表示
するものであってもよい。
示部に表示されたプロファイルを参照して、より適確な
クライアントに双方向通信サービスを提供することがで
きる。さらに、上記要求保持手段を有する態様におい
て、上記通信モード切替手段が、上記要求保持手段に保
持された情報により特定されるクライアントの中から選
択されたクライアントに関する通信モードを単方向通信
モードから双方向通信モードに変更するに先立って、そ
のクライアントに双方向通信サービスの開始を予告する
双方向通信サービス開始予告手段を有するものであるこ
とが好ましい。
双方向通信の準備が出来ていないときはその準備を行な
うことができる。その場合に、上記通信モード切替手段
が、上記双方向通信サービス開始予告手段による双方向
通信サービス開始の予告を受けたクライアントからの、
双方向通信サービスを受ける準備が完了したことをあら
わす準備完了通知を受け取った後に、そのクライアント
に関する通信モードを、単方向通信モードから双方向通
信モードに切り替えるものであることが好ましい。
確実に準備が出来てから双方向通信サービスを受けるこ
とができる。さらにその場合に、上記通信モード切替手
段が、準備完了通知を発信したクライアントを特定する
情報を保持する通知保持手段を有し、その通知保持手段
に保持された情報により特定されるクライアントに関す
る通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モー
ドに切り替えるものであることがさらに好ましい。
空きが生じた場合などに、あるクライアントに予告通知
しそのクライアントからの準備完了通知の到着を待って
別のクライアントに予告を通知するなどの煩雑な手続を
経ることなく、複数のクライアントに同時に予告を通知
し、準備完了通知があったクライアントから順に双方向
通信サービスに切り替えることができる。
いて、その要求保持手段が、双方向通信サービス要求を
行なったクライアントを特定する情報に対応づけて、そ
のクライアントの、このサーバにアクセスしているアド
レスを、更新自在に保持するものであることも好ましい
形態である。その都度その都度回線接続を確立する、い
わゆるダイヤルアップ接続の場合、回線を一旦切断して
次に回線を接続したときにそのクライアントに割り当て
られるアドレス(IPアドレス)はその都度異なるもの
となる。
がサーバにアクセスしているアドレスを更新自在に保持
することにより、そのようなダイアルアップ接続の場合
に途中で回線を一旦切断しても、その後再接続したと
き、双方向通信サービスを再度要求することなく、回線
切断前に行なった双方向通信サービス要求が引き続き有
効となり、空きが出来たとき、そのクライアントに対し
双方向通信サービスを提供することができる。
おいては、要求保持手段が、双方向通信サービス要求を
行なったクライアントを特定する情報に対応づけて、そ
のクライアントに対応する電話番号を保持するものであ
って、通信モード切替手段が、要求保持手段に保持され
た情報により特定されるクライアントの中から選択され
たクライアントに関する通信モードを変更しようとした
時点で、そのクライアントとの間の、そのネットワーク
上の接続が切断されていた場合に、そのクライアントに
対応する電話番号に電話をかけて所定の音声メッセージ
を送信する音声メッセージ送信手段を有するものである
ことも好ましい形態である。
クライアントは、その後そのネットワーク上の回線を切
断した状態においても自分の番が回ってきたことを電話
で知ることができる。さらに、上記要求保持手段を有す
る形態において、その要求保持手段が、双方向通信サー
ビス要求を行なったクライアントからの、その双方向通
信サービス要求の取消しを受け付けて、その要求保持手
段に保持された情報の中からその取消しを行なったクラ
イアントを特定する情報を削除するものであることも好
ましい形態である。
の後の事情の変化等により、取消す必要を生じる場合も
あるからである。さらに、上記要求保持手段を有する形
態において、その要求保持手段に保持された情報をクラ
イアントに提供する要求情報提供手段を備えることが好
ましい。こうすることにより、クライアントは、その情
報の提供を受けて待ち状態を確認することにより、双方
向通信サービスを要求するか否か判断することができ
る。
向通信サービスを受けているクライアントとの間の対話
内容を他のクライアントに提供する通信内容提供手段を
備えることが好ましい。双方向通信サービスを受けられ
ずにいるクライアントは、他のクライアントとサーバと
の間の対話内容を知ることにより参考になる点も多いか
らである。
ントからの双方向通信サービス要求を受け付ける代表サ
ーバを含む、クライアントに双方向通信サービスを提供
する複数のサーバの集合体からなり、その代表サーバ
が、クライアントからの双方向通信サービス要求を上記
集合体を構成する複数のサーバに分配する要求分配手段
を備えることも好ましい形態である。
記複数のサーバそれぞれが双方向通信サービスを提供し
ているクライアントの数を参照して、双方向通信サービ
ス要求の分配先を決定するものであってもよい。このよ
うなシステムを構築することにより、あるサーバには空
きがあるのに他のサーバではクライアントが待っている
という状態を避けることができ、上記複数のサーバが負
荷を公平に分担することができるとともに、クライアン
トに対するサービスも向上する。
ントに双方向通信サービスを提供する複数のサーバの集
合体からなり、それら複数のサーバ相互間で、同一のク
ライアントに対する双方向通信サービスを提供するサー
バを交代するサービス提供者交代手段を備えることが好
ましい。例えば前述した、ソフトハウスがあるソフトウ
ェアの相談窓口としてのサーバを開設している場合を挙
げると、一般的な質問に広く答えることのできるゼネラ
リストとしてのオペレータと、一部の専門的な質問に答
えることのできるスペシャリストとしてのオペレータが
それぞれのサーバを担当している場合に、上記のように
構成して、例えば、ゼネラリストとしてのオペレータが
極めて専門的な質問を受けたとき、その質問を行なった
クライアントをその質問内容に詳しいオペレータが担当
しているサーバに交代することができ、クライアントに
対するサービス性が向上する。
ライアントに送信するメッセージを入力するメッセージ
入力手段と、そのメッセージ入力手段からのメッセージ
の入力状態(メッセージの入力なし、メッセージ入力中
など)を監視する入力状態監視手段と、その入力状態監
視手段で得られた、上記メッセージ入力手段からのメッ
セージの入力状態をクライアントに通知する入力状態通
知手段とを備えることが好ましい。
は、例えばサーバが質問に答えようとしてくれているか
どうか等、サーバの様子をクライアント側で知ることが
できる。さらに、上記本発明のサーバにおいて、サーバ
を操作するオペレータがクライアントとの対話が可能な
状態にあるか否かをあらわす対話可否情報を入力操作す
るための状態入力操作子を有し、その状態入力操作子か
ら入力された対話可否情報をクライアントに通知するオ
ペレータ状態通知手段を備えることも好ましい。
対話可能な状態にあるか否かをクライアント側で知るこ
とができる。さらに、上記本発明のサーバにおいて、双
方向通信サービスを受けたクライアントとの対話内容を
記録する対話内容記録手段を備えることが好ましい。こ
れにより、例えば前述のソフトハウスが開設したサーバ
を例に挙げると、後でその対話内容を編集して質疑応答
集を充実させるなど、過去の対話内容の有効利用を図る
ことができる。
のうちの第1のクライアントは、クライアントに向けて
一方向的に情報を行なう単方向通信モードと、クライア
ントに向けてメッセージを送信するとともにそのクライ
アントから送信されてきたメッセージを受信する双方向
通信モードとを各クライアント毎に使い分けるサーバに
ネットワークを介して接続されたクライアントにおい
て、サーバに向けて、双方向通信サービスを要求する双
方向通信サービス要求手段を含み、上記サーバとの間の
メッセージの送受信を担う、動作の停止、開始が自在な
メッセージ送受信手段と、サーバからの、双方向通信サ
ービス開始通知を受け取るサービス開始通知受信手段
と、メッセージ送受信手段を起動するメッセージ送受信
手段起動手段とを備えることが好ましい。
バからの双方向通信サービス開始通知を受け取って、メ
ッセージ送受信手段を起動するように構成したため、メ
ッセージ送受信手段は、常に動作可能な状態で待機して
いなくても、サービス開始通知受信手段およびメッセー
ジ送受信手段起動手段のみ動作可能な状態にしておきさ
えすれば、サーバからの双方向通信サービス開始通知を
受信したときにメッセージ送受信手段が起動されるた
め、それ迄の間、そのクライアントのオペレータは他の
作業を行なっていることができる。
において、そのクライアントの電源投入を受けてサービ
ス開始通知受信手段およびメッセージ送受信手段起動手
段が起動されるようにあらかじめ設定しておく設定手段
を備えることが好ましい。この場合、上記設定手段を一
度動作させておけば、その後はクライアントに電源が投
入されれば、サーバからの双方向通信サービス開始通知
を受信できる状態となり、双方向通信サービス開始通知
を受信すれば上記のメッセージ送受信手段が起動される
ことになる。
アントに向けて既に双方向通信サービス開始通知が発せ
られたか否かの問合せを行うサービス開始通知問合せ手
段を備え、上記設定手段が、このクライアントの電源投
入を受けて、サービス開始通知受信手段および前記メッ
セージ送受信手段起動手段に加え、さらに前記サービス
開始通知問合せ手段が起動されるようにあらかじめ設定
しておくものであって、上記サービス開始通知問合せ手
段が、起動時にその問合せを行なうものであることが好
ましい。
対し双方向通信サービスを要求した後電源が切られた場
合に、電源が再び投入されると、サーバに対し、自分に
向けて既に双方向通信サービス開始通知が発せられたか
否か問い合わせが行なわれ、電源が切られていた間に自
分に向けて双方向通信サービス開始通知が発せられてい
た場合に直ちに準備を整え、双方向通信サービスを受け
ることができる。
アントのうちの第2のクライアントは、クライアントに
向けて一方向的に情報提供を行なう単方向通信モード
と、クライアントに向けてメッセージを送信するととも
にそのクライアントから送信されてきたメッセージを受
信する双方向通信モードとを各クライアント毎に使い分
けるサーバにネットワークを介して接続されたクライア
ントにおいて、サーバに向けて、双方向通信サービスを
要求する双方向通信サービス要求手段と、サーバから
の、双方向通信サービス開始予告通知を受け取るサービ
ス開始予告通知受信手段と、サービス開始予告通知受信
手段が双方向通信サービス開始予告通知を受け取ったこ
とと、双方向通信サービスを受ける準備が完了したこと
とを条件に、サーバに、準備が完了したこをあらわす準
備完了通知を送信する準備完了通知送信手段とを備えた
ことを特徴とする。
より、常に双方向通信サービスを受け得る状態で待機し
ていなくても、自分が双方向通信サービスを受け得る順
番が回ってきてからその準備を行なうことができる。さ
らに、上記目的を達成する本発明のクライアントのうち
の第3のクライアントは、クライアントに向けて一方向
的に情報提供を行なう単方向通信モードと、クライアン
トに向けてメッセージを送信するとともにそのクライア
ントから送信されてきたメッセージを受信する双方向通
信モードとを各クライアント毎に使い分けるサーバにネ
ットワークを介して接続されたクライアントにおいて、
サーバに送信するメッセージを入力するメッセージ入力
手段と、メッセージ入力手段からのメッセージの入力状
態(メッセージの入力なし、メッセージ入力中など)を
監視する入力状態監視手段と、入力状態監視手段で得ら
れた、メッセージ入力手段からのメッセージの入力状態
をサーバに通知する入力状態通知手段とを備えたことを
特徴とする。
ば、サーバ側で、そのクライアントが質問しようとして
いるかどうか等、クライアントの様子を知ることがで
き、複数のクライアントそれぞれからの質問に応答して
いる場合などに、効率的な時間配分を行なうことができ
る。さらに、本発明のクライアントのうちの第4のクラ
イアントは、クライアントに向けて一方向的に情報提供
を行なう単方向通信モードと、クライアントに向けてメ
ッセージを送信するとともにそのクライアントから送信
されてきたメッセージを受信する双方向通信モードとを
各クライアント毎に使い分けるサーバにネットワークを
介して接続されたクライアントにおいて、クライアント
を操作するオペレータがサーバとの対話が可能な状態に
あるか否かをあらわす対話可否情報を入力操作するため
の状態入力操作子を有し、その状態入力操作子から入力
された対話可否情報をサーバに通知するオペレータ状態
通知手段を備えたことを特徴とする。
のクライアントのオペレータが現在対話可能な状態にあ
るか否かをサーバ側で知ることができる。
説明する。図1は、本発明のサーバの一実施形態、およ
び本発明のクライアントの一実施形態を含む通信システ
ムの概念図である。図1には、それぞれがコンピュータ
システムからなる、2台のサーバ10,20と、3台の
クライアント30,40,50が通信ネットワーク60
を介して接続されている様子が示されている。
0,40,50のそれぞれを構成する各コンピュータシ
ステムには、CPUや磁気ディスク等が内蔵された本体
部11,21,31,41,51、表示画面12a,2
2a,32a,42a,52a上に画像を表示する画像
表示部12,22,32,42,52、そのコンピュー
タシステムに各種のデータを入力するための操作子であ
るキーボード13,23,33,43,53、および表
示画面12a,22a,32a,42a,52a上の任
意の位置を指定することにより、そのコンピュータシス
テムに対し各種の指示を行なうマウス14,24,3
4,44,54が備えられている。
51には、可搬型記憶媒体の一種である光磁気ディスク
(MO)15,25,35,45,55が装填、取出し
自在に装填され、MO15,25,35,45,55に
格納されたプログラムやデータを本体部11,21,3
1,41,51にアップロードしたり、本体部11,2
1,31,41,51内部のプログラムやデータを、そ
の装填されたMO15,25,35,45,55にダウ
ンロードするための、MOドライブ装置も内蔵されてい
る。
・クライアントシステムの形態で通信システムが構成さ
れており、サーバ10,20は、クライアントに向けて
一方向に情報提供を行なう単方向通信モードと、クライ
アントに向けてメッセージを送信するとともにそのクラ
イアントから送信されてきたメッセージを受信する双方
向通信モードとを、各クライアント10,20,30そ
れぞれに対し使い分ける機能を有している。一方、各ク
ライアント30,40,50は、各サーバ10,20が
提供する一方向的な情報提供を受信したり、各サーバ1
0,20に対し双方向通信サービスを要求しその要求が
受け入れられたときにそのサーバとの間でメッセージを
相互に交換する機能を有している。
発明のサーバおよびクライアントの各実施形態を含む通
信システムの各種の例について説明するが、図2以降の
各図において、サーバは図1に示すサーバ10で代表さ
せ、クライアントは図1に示すクライアント30で代表
させる。ただし、クライアントを複数台図示するときは
クライアント30に次いでクライアント40を代表的に
示す。
ブロック図である。サーバ10は、サービス提供部11
0、外部入出力装置180、および外部入出力装置19
0から構成されている。ここで、外部入出力装置180
および外部入出力装置190は機能上分かれるものであ
って、物理的には、同一の外部入出力装置であってもよ
く、具体的には、図1に示すサーバ10を構成する画像
表示部12、キーボード13およびマウス14がこれに
相当する。また、外部入出力装置180には通信モード
切替用操作子191が備えられているが、この通信モー
ド切替用操作子191は、キーボード13の、その機能
が割り当てられたキー、あるいは、表示画面12a上の
あるアイコンをクリックするうように仕向けられたマウ
ス14がこれに相当する。
の間で交換されるメッセージの入力や表示を担ってお
り、外部入出力装置190は、クライアントとの間の通
信回線の接続や通信モードの変更のための制御コマンド
の入力や、それに関連した表示等を担っている。サービ
ス提供部110には、サービス情報ファイル111、送
信部112、受信部113、および接続制御部114が
備えられている。
ト30,40に一方向に送信する情報や、クライアント
との間で交換される、あるいは交換されたメッセージが
格納されるファイルであり、あらかじめ作成された情報
は、例えばMO15に格納されこのサーバ10にアップ
ロードされてサービス情報ファイル111に格納され、
クライアントへの通信サービスに提供される。また、外
部入出力装置180を構成するキーボード13等から入
力されたメッセージも、このサービス情報ファイル11
1に格納されクライアントに向けて送信される。クライ
アントから受信したメッセージもこのサービス情報ファ
イル111に格納された後、外部入出力装置180を構
成する画像表示部12の表示画面12a上にそのメッセ
ージが表示される。
ッセージ等の送信を担っており、受信部113は、クラ
イアントから送られてきたメッセージ等の受信を担って
いる。接続制御部114は、クライアントとの間で制御
情報を送受信して、送信部112,受信部113をクラ
イアントに接続し、あるいはその接続を切る役割りを担
っている。
310,410と外部入出力装置380,480を有し
ている。本体部310,410は、図1に示すハードウ
ェアとしての本体部31,41に対応しており、そのハ
ードウェアとしての本体部31,41の中に、図2に示
す本体部310,410の機能が構築されている。外部
入出力装置380,480は、サーバ10の場合と同
様、それぞれ、図1に示すクライアント30,40を構
成する画像表示部32,42、キーボード33,43、
およびマウス34,44から構成されている。
ス情報処理部311,411、送信部312,412、
受信部313,413、および接続制御部314,41
4が備えられている。サービス情報処理部311,41
1は、外部入出力装置380,480を構成するキーボ
ード33,43等から入力されたメッセージを受け取り
通信用のフォーマットに変換して送信部312,412
に送り、また、受信部313,413から通信用のフォ
ーマットのメッセージを受け取り表示用のフォーマット
のメッセージに変換して、外部入出力装置380,48
0を構成する画像表示部32,42に送る。画像表示部
32,42では、その表示画面32a,42a上にその
メッセージが表示される。
13は、それぞれサーバ10に向けたメッセージ等の送
信、サーバ10から送られてきたメッセージ等の受信を
担っており、接続制御部314,414は、サーバ10
の接続制御部114との間で制御情報を送受信して、送
信部312,412、受信部313,413をサーバに
接続し、あるいはその接続を切る役割りを担っている。
ト30に向けて一方向的に情報を提供する単方向通信サ
ービスを提供しているものとする。このときは、サーバ
10の送信部112とクライアント30の受信部313
は接続状態にあり、サーバ10の受信部113とクライ
アント30の送信部312は非接続状態にある。この状
態で、サーバ10のオペレータが外部入出力装置190
の通信モード切替用操作子191を操作して、クライア
ント30との間の通信モードを、メッセージを相互に交
換することのできる双方向通信モードに切り替えるべく
制御コマンドを入力したとする。すると、その制御コマ
ンドが接続制御部114に入力され、接続制御部114
は、クライアント30の接続制御部314に向けて双方
向通信を行なう旨通知するとともに、サーバ10の受信
部113を、クライアント30からのメッセージを受信
できる状態に制御する。一方、クライアント30の接続
制御部314は、双方向通信を行なう旨の通知を受け
て、クライアント30の送信部312を、サーバ10に
向けてメッセージを送信できる状態に制御する。これに
より、クライアント30の送信部312とサーバ10の
受信部113とが接続され、サーバ10の送信部112
とクライアント30の受信部313はもともと接続され
ていることから、サーバ10とクライアント30との間
で双方向通信を行なうことができる状態となる。
信サービスから双方向通信サービスへの切り替えは、各
クライアントに対しそれぞれ行なうことができる。図3
は、通信システムの第2例を示す機能ブロック図であ
る。図2に示す第1例との相違点は、サーバ10のサー
ビス提供部110に、送信者リスト115が明示されて
いる点である。
クライアントについて単方向通信モードから双方向通信
モードに切り替えると、接続制御部14によって、その
双方向通信モードに切り替えられたクライアントがこの
送信者リスト115に登録される。すなわち、この送信
者リスト15は、双方向通信サービスを提供している
(サーバに向けてメッセージを送信する資格のある)ク
ライアントのリストである。
14を経由して外部入出力装置190に入力され、この
外部入出力装置190を構成する、図1に示す画像表示
部12の表示画面12a上に、その送信者リストが表示
される。このサーバ10のオペレータは、その表示を見
て、双方向通信サービスを終了させるクライアントを選
択し、通信モード切替操作子191を操作してその選択
したクライアントを双方向通信サービスから単方向通信
サービスに移行させるべく制御コマンドを入力する。こ
こでは、クライアント30が双方向通信サービスを受け
ており、このクライアント30の双方向通信サービスを
単方向通信サービスに移行させる制御コマンドが入力さ
れたものとする。すると、接続制御部114は、クライ
アント30の接続制御部314に対し、単方向通信サー
ビスへ移行することを通知するとともに、受信部113
を、クライアント30からのメッセージを受信しないよ
うに制御し、さらにクライアント302を送信者リスト
115から抹消する。一方、クライアント30の接続制
御部314は、送信部312を、サーバ10に向けてメ
ッセージを送信しないように制御する。これにより、ク
ライアント30の送信部312とサーバ10の受信部1
13との間の接続が断たれ、サーバ10の送信部112
とクライアント30の受信部313は引き続き接続され
ていることから、サーバ10からクライアント30に向
けて一方向的に情報を提供する単方向通信サービスに移
行したことになる。
信サービスから単方向通信サービスへの切り替えは、送
信者リスト115にリストアップされている各クライア
ントに対しそれぞれ行なうことができる。図4は、通信
システムの第3例を示す機能ブロック図である。図3に
示す第2例との相違点は、サーバ10の本体部310内
に、接続制御部114によって参照される時計116が
示されている点と、送信者リスト115に、接続開始時
刻115aが示されている点である。この接続開始時刻
115aは、送信者リスト115にリストアップされて
いる各クライアントに対し双方向通信サービスを開始し
た時刻を示しており、図2を参照して説明したようにし
てあるクライアントに関し単方向通信サービスから双方
向通信サービスに移行すると、接続制御部114によ
り、そのクライアントが送信者リスト115に登録され
るとともに、時計116が参照されて、その時計116
が参照された時点の時刻、すなわち双方向通信サービス
に移行した時刻が取得され、その時刻が、今回送信者リ
ストに登録されたクライアントに対応づけられて格納さ
れる。
送信者リスト115内の各クライアントの時刻を調べ、
現時点までの間に所定の時間経過している時刻を見つけ
ると、図2を参照して説明したようにして、ただしオペ
レータの操作を待たずに、その時刻に対応するクライア
ントについて双方向通信サービスを単方向通信サービス
に移行させる。こうすることにより、特定のクライアン
トのみに長時間双方向通信サービスが提供され他のクラ
イアントが長時間待たされるという事態を回避すること
ができる。
ブロック図である。図1に示す第1例との相違点は、サ
ーバ10に接続管理部120が付加されているととも
に、クライアント30,40の本体部310,410に
接続依頼送信部315,415が付加されている点であ
る。クライアント30,40の本体部310,410に
備えられた接続依頼送信部315,415は、クライア
ント30,40のオペレータの操作による、外部入出力
装置380,480からの指示を受けて、サーバ10に
向けて双方向通信サービスの要求(双方向通信サービス
要求)を送る役割りを担っている。
た双方向通信サービス要求は、サーバ10の接続管理部
120が受信し、その接続管理部120を構成する接続
依頼保持部122に、その双方向通信サービスを要求し
たクライアントを特定するクライアントIDが保持され
る。双方向通信サービスを提供しているクライアントの
数が既に定員に達していた場合、クライアント30,4
0からの双方向通信サービス要求があっても、それらの
クライアント30,40は、空きが出るまで、単方向通
信サービスのみ受けることができ、双方向通信サービス
は暫く待たされることになる。
ると、サービス提供部110の接続制御部114が、接
続管理部120に、次にどのクライアントに双方向通信
サービスを提供するか問い合わせる。すると、接続管理
部120を構成する選択部121は、接続依頼保持部1
22が保持しているクライアントの中から1つ(ここで
はクライアント30とする)を選択して接続制御部11
4に渡す。
を参照して説明したようにして、クライアント30との
間で双方向通信サービスのための接続を行なう。又、選
択部121は、接続制御部141に渡したクライアント
IDを、接続依頼保持部122から抹消する。図6は、
通信システムの第5例を示す機能ブロック図である。
続依頼保持部122に、FIFO(First−in
First−out Memory)122aが示され
ている点である。図5を参照して説明したようにして、
各クライアントからの双方向通信サービス要求がある
と、接続依頼保持部122には双方向通信サービス要求
を行なってクライアントのクライアントIDが保持され
るが、それととももに、FIFO122aに、複数のク
ライアントから双方向通信サービス要求があったとき
の、その要求を受け付けた順番が保持される。選択部1
21は、接続制御部114から次に双方向通信サービス
を提供すべきクライアントの紹介依頼があると、接続依
頼保持部に保持されているクライアントの中から双方向
通信サービス要求を最初に受け付けたクライアントを接
続制御部114に通知するとともに、接続依頼保持部1
22からそのクライアントを抹消する。その後の動作
は、図5、図2を参照して説明したとおりである。
ブロック図である。図6に示す通信システムとの相違点
は、図6に示すFIFO122aに代えて、接続依頼保
持部122に支払額記録領域122bが示されている点
である。クライアント30,40は、オペレータによる
外部入出力装置380,480の操作に応じて、接続依
頼送信部315,415が、サーバ10に対し双方向通
信サービス要求を行なうが、オペレータは、その際、外
部入出力装置380を操作して、今回双方向通信サービ
スを受け付ける対価としての支払額を入力する。この支
払額をあらわす情報は、双方向通信サービス要求と一緒
に情報依頼送信部315,415からサーバ10に送ら
れる。サーバ10はその要求を受け付けて、その接続管
理部120の接続依頼保持部122に、その双方向通信
サービス要求を行なったクライアントのクライアントI
Dと支払額を登録する。双方向通信サービスに空きが生
じると、選択部121は、接続制御部114からの依頼
に応じて、接続依頼保持部122に保持されたクライア
ントIDの中から、支払額の最も大きなクライアントの
クライアントIDを選び出して接続制御部114に通知
するとともに、そのクライアントIDを接続依頼保持部
122から抹消する。その後の処理は前述のとおりであ
る。
ブロック図である。図5に示す通信システムとの相違点
について説明する。図8に示す通信システムは、図5に
示す通信システムと比べ、サーバ10の接続管理部12
0に乱数発生部123が付加されている。選択部121
では、接続依頼保持部122に保持されたクライアント
の中から1つのクライアントを選択するにあたり、乱数
発生部123が参照され、その乱数発生部123から得
られた数値に対応したクライアントIDが選択される。
れたクライアントの中から双方向通信サービスを提供し
ようとするクライアントを選択するにあたり、上述のよ
うな何らかのルールを定めておくと、サーバのオペレー
タがマニュアルで選択する手間が省かれる。図9は、通
信システムの第8例を示す機能ブロック図である。図5
に示す通信システムとの相違点について説明する。
信システムと比べると、ユーザプロファイル情報ファイ
ル130が示されている点が異なっている。このユーザ
プロファイル情報ファイル130には、各クライアント
毎の、サーバ10の利用状況に関するプロファイル,例
えば、このサーバクライアントシステムに参加した積算
時間、前回双方向通信サービスを受けた日時、これまで
の利用回数、支払金額等が格納されている。
に保持されたクライアントの中から1つのクライアント
を選択するにあたり、ユーザプロファイル情報ファイル
130が参照され、そこに格納されたプロファイルに基
づいて、次に双方向通信サービスを提供するクライアン
トが選択される。図10は、通信システムの第9例を示
す機能ブロック図である。図9に示す通信システムとの
相違点について説明する。
保持部122に参加時間記憶領域122cが示されてい
る。接続依頼保持部122には、双方向通信サービス要
求を行なったクライアントのクライアントIDを保持す
るにあたり、そのクライアントの過去の累積の、このシ
ステムへの参加時間、すなわち、これ迄にそのクライア
ントに対し双方向通信サービスを提供した積算時間が、
ユーザプロファイル情報ファイル130から読み出さ
れ、そのクライアントに対応づけられて格納される。
に保持されたクライアントの中から1つのクライアント
を選択するにあたり、そこに保持されたクライアントご
との参加時間が参照され、その参加時間が最長のクライ
アントが選び出される。図11は、通信システムの第1
0例を示す機能ブロック図である。図10に示す通信シ
ステムとの相違点について説明する。
示す通信システムにおける参加時間記憶領域122aに
代えて、接続依頼保持部122に、前回接続時刻記憶領
域122dが示されている。接続依頼保持部122は、
双方向通信サービス要求を行なったクライアントのクラ
イアントIDを保持するにあたり、そのクライアントに
前回双方向通信サービスを提供した時刻(前回接続時
刻)がユーザプロファイル情報ファイル130から読み
出されて、そのクライアントに対応づけられて格納され
る。
に保持されたクライアントの中から双方向通信サービス
を提供するクライアントを選択するにあたり、そこに保
持された前回接続時刻が参照され、その前回接続時刻が
最も古いクライアントが、すなわち、前回双方向通信サ
ービスを提供してからの経過時間が最長のクライアント
が、双方向通信サービス提供のために選択される。
機能ブロック図である。図5に示す通信システムとの相
違点について説明する。図12に示す通信システムに
は、図5に示す通信システムと比べ、外部入力装置19
0が明示されており、その外部入出力装置190に、情
報表示部192とクライアント指定操作子193が示さ
れている。情報表示部192は、ハードウェア上は図1
に示す画像表示部12がこれに相当し、クライアント指
定操作子193は、クライアントを指定すべく操作され
るときのキーボード13もしくはマウス14がこれに相
当する。
トが登録されているとき、双方向通信サービスに空きが
できると、接続依頼保持部122に登録された複数のク
ライアントの中から双方向通信サービスが提供される1
つのクライアントが選択されるが、その選択の際、選択
部121は、接続依頼保持部122に登録されたクライ
アントのリストを読み出して外部入出力装置190に送
り情報表示部192にそのリストを表示させる。サーバ
10のオペレータは、そのリストを見て、次に双方向通
信サービスを提供しようとするクライアントを選択し、
クライアント指定操作子193を操作してそのクライア
ントを指定するコマンドを入力する。すると、選択部1
21は、そのコマンドにより指定されたクライアントを
接続制御部114に通知する。
機能ブロック図である。図12に示す通信システムとの
相違点について説明する。図13に示す通信システムに
は、接続依頼保持部122にタイトル・コメントと記憶
領域が示されている。クライアント30,40では、そ
のクライアントのオペレータによる外部入出力装置38
0,480の操作に応じて、接続依頼送信部315,4
15がサーバ10に対し双方向通信サービス要求を行な
うが、オペレータはその際、外部入出力装置380,4
80を操作して、双方向通信サービスを受けた場合に自
分がサーバに対して送信したいメッセージのタイトルや
そのメッセージの内容をあらわす簡単なコメント等を入
力する。
は、双方向通信サービス要求と一緒に接続依頼送信部3
15,415からサーバ10に送られる。サーバ10
は、その要求を受け付けて、接続依頼保持部122に、
その双方向通信サービス要求を行なったクライアントの
クライアントIDとそのクライアントからその要求とと
もに送られてきたタイトルやコメント等を登録する。
択部122では、接続制御部114の依頼を受けて、接
続依頼保持部122に登録されているクライアントやタ
イトル、コメント等を読み出して外部入出力装置190
に送り、その情報表示部192に、そのクライアント
と、タイトルやコメントのリストを表示させる。サーバ
10のオペレータは、そのリスト、特にタイトルやコメ
ントを見て、次に双方向通信サービスを提供しようとす
るクライアントを選択し、クライアント指定操作子19
3を操作してそのクライアントを指定するコマンドを入
力する。選択部121は、そのコマンドにより指定され
たクライアントを接続制御部114に通知する。
機能ブロック図である。図12に示す通信システムとの
相違点について説明する。図14に示す通信システムに
は、図12に示す通信システムに、さらにユーザプロフ
ァイル情報ファイル130が付加されている。このユー
ザプロファイル情報ファイル130には、各クライアン
トの、サーバ10の利用状況に関するプロファイル、す
なわち、例えば、各クライアントがこのサーバ10から
これ迄に双方向通信サービスを受けた積算時間、双方向
通信サービスを前回受けた日時、これ迄の利用回数、支
払金額等をあらわす情報が格納されている。
択部121は、接続制御部114の依頼を受けて、接続
依頼保持部122に登録されているクライアントを読み
出すとともに、ユーザプロファイル情報ファイル130
に格納されている、それらのクライアントに対応するプ
ロファイルを読み出して、外部入出力装置190に送
り、その情報表示部192に、そのクライアントと各ク
ライアントに対するプロファイルを表示させる。
て、双方向通信サービスを次に提供しようとするクライ
アントを選択し、クライアント指定操作子193を操作
してそのクライアントを指定するコマンドを入力する。
選択部121は、そのコマンドにより指定されたクライ
アントを接続制御部114に通知する。図13に示す例
では、タイトルやコメントにより、図14に示す例では
プロファイルにより、サーバのオペレータの意に沿っ
た、一層適切なクライアントを選択することができる。
機能ブロック図である。図5に示す通信システムとの相
違点について説明する。図15に示す通信システムで
は、サーバ10に、接続許可通知部125が付加されて
おり、クライアント30,40に、接続許可受信部31
6,416が付加されている。
に保持されているクライアントの中から、双方向通信サ
ービスを次に提供しようとするクライアントが選択され
ると、その選択情報が接続許可通知部125に通知され
る。接続許可通知部125は、選択部121で選択され
たクライアント(ここではクライアント30が選択され
たものとする)に対し、双方向通信サービスの開始の予
告をあらわす接続許可通知を発行する。クライアント3
0が接続許可通知を受け取ると、そのクライアント30
のサービス情報処理部311では、外部入出力装置38
0を構成する画像表示部32の表示画面32aに、双方
向通信サービスが開始される旨、表示する。
ライアントを特定する情報を、接続許可通知部125に
通知するとともに、あらかじめ定められた時間を置いて
接続制御部114に通知する。その後の双方向通信サー
ビスのための接続方法は前述したとおりである。図16
は、通信システムの第15例を示す機能ブロック図であ
る。図15に示す通信システムとの相違点について説明
する。
示す通信システムと比べ、クライアント30,40に準
備完了通知送信部317,417が付加され、サーバ1
0に準備完了通知受信部117が付加されている。クラ
イアント30が接続許可通知を受信すると、サービス情
報処理部311は、双方向通信サービスを受けることが
できる旨、外部入出力装置380の画像表示部32の表
示画面32a(図1参照)に表示する。クライアント3
0のオペレータは必要なコマンドを入力し、双方向通信
サービスを受ける態勢が整うと、準備完了通知送信部3
17からサーバ10に向けて準備完了通知を送信する。
ライアント30からの準備完了通知を受け取ると、クラ
イアント側の準備が完了した旨接続制御部114に通知
する。接続制御部114は、クライアント30の準備が
完了した旨の通知を受けて、前述のようにしてクライア
ント30との間の双方向通信サービスのための接続を行
なう。
完了通知を待って双方向通信サービスを提供することに
より、クライアント側での準備が多少遅れても確実に準
備が出来てから双方向通信サービスを受けることができ
る。図17は、通信システムの第16例を示す機能ブロ
ック図である。図16に示す通信システムとの相違点に
ついて説明する。
示す通信システムにおける準備完了通知受信部117に
代えて、準備完了保持部118が備えられており、さら
に選択部119が付加されている。クライアント30で
双方向通信サービスを受ける準備が整うとクライアント
30の準備完了通知送信部317からサーバ10に向け
て準備完了通知が送信され、サーバ10では、その送信
されてきた準備完了通知を準備完了通知保持部118で
受信してその準備完了通知を発信したクライアントを特
定するクライアントIDを保持する。選択部119は、
準備完了通知保持部118に保持されたクライアントI
Dの中から接続制御部114に渡すクライアントIDを
選択して接続制御部114に渡し、その接続制御部11
4に渡したクライアントIDを準備完了通知保持部11
8から抹消する。接続制御部114は、選択部119か
ら受け取ったクライアントIDが示すクライアントに対
し、前述したようにして、双方向通信サービスのための
通信回線の接続を行なう。
通知保持部118および選択部119を備えたことか
ら、例えば、双方向通信サービスに複数の空席が出来た
とき、接続管理部120の選択部121では複数のクラ
イアントを同時に選択し、接続許可通知部125からそ
れら同時に選択された複数のクライアントそれぞれに対
し接続許可通知を発することが出来る。複数のクライア
ントから準備完了通知が戻ってきたとき、準備完了通知
保持部118に保持しておいて選択部119で1つずつ
取り出して接続制御部114に渡すことにより、準備完
了通知を発行した複数のクライアントに対し双方向通信
サービスのための回線接続が順次行なわれる。これに対
し図16の通信システムの場合、仮に複数のクライアン
トに同時に接続許可通知が発せられ、それら複数のクラ
イアントからほぼ同時に準備完了通知が届くと、複数制
御部14は同時には1つのクライアントに対する回線接
続しかできないため、僅かに遅れて受信された準備完了
通知を発信したクライアントに対する回線接続が行なわ
ない結果となってしまう。従って、図16の通信システ
ムの場合、接続許可通知部125では、同時に複数の空
席が生じた場合であっても、同時には1つのクライアン
トにのみ接続許可通知を発行し、そのクライアントに関
する回線接続の完了を待って次のクライアントに接続許
可通知が発せられる。
機能ブロック図である。図15に示す通信システムとの
相違点について説明する。図18に示す通信システム
は、図15に示す通信システムと比べ、サーバ10にユ
ーザ情報管理部130が付加されており、各クライアン
ト30,40にユーザ情報送信部318,418が付加
されている。
ライアント30が、サーバ10から単方向通信サービス
を受けるため、あるいは双方向通信サービスを要求する
ためにサーバ10にアクセスすると、ユーザ情報送信部
318から、クライアント30のクライアントIDと、
今回アクセスしたことに関するクライアント30のアド
レス(IPアドレス)がサーバ10に送信され、サーバ
10では、ユーザ情報登録部131によりその送信され
たクライアントIDとIPアドレスが受け取られ、ユー
ザ端末情報ファイル132に登録される。
旦切断されると、ユーザ情報登録部131により、ユー
ザ端末情報ファイル132に登録されている、その回線
が切断されたクライアントに関する情報が抹消され、サ
ーバ10へのアクセスが再度行なわれると、上記と同様
にして、ユーザ情報送信部318から、クライアント3
0のクライアントIDと、今回アクセスしたことに関す
るクライアント30のIPアドレスがサーバ10に通知
され、サーバ10側で、この通知を基に、ユーザ端末情
報ファイル内にクライアントとIPアドレスが再度登録
される。
要求するとサーバ10の接続管理部120の接続依頼保
持部122に、クライアント30のクライアントIDが
登録される。双方向通信サービスに空席が出来て、選択
部121により接続依頼保持部に保持されたクライアン
トIDの中からクライアント30のクライアントIDが
選択されると、選択部121は、ユーザ情報管理部13
0の端末情報変換部133に、そのクライアントIDを
持ったクライアント(ここではクライアント30)の現
在のIPアドレスを問い合わせる。端末情報変換部13
3は、ユーザ端末情報ファイル132を参照して、その
クライアントIDを持ったクライアントのIPアドレス
を取得し、そのIPアドレスを選択部121に通知す
る。選択部121は、その通知を受けたIPアドレスを
接続許可通知部125および接続制御部114に通知
し、接続許可通知部125は、その通知を受けたIPア
ドレスに対し接続許可通知を送り、接続制御部114
は、その通知を受けたIPアドレスに対し双方向通信サ
ービスのための回線接続を行なう。
イヤルアップ回線のように、接続するたびにIPアドレ
スが変化するような環境下でこの通信システムを稼働さ
せる場合であっても、回線が切断、再接続されてもクラ
イアントを混同することなく、適切なサービスが行なわ
れる。図19は、通信システムの第18例を示す機能ブ
ロック図である。図18に示す通信システムとの相違点
について説明する。
す通信システムと比べ、サーバ10の接続管理部120
に、公衆電話網を介して接続された電話機に向けて電話
を掛けるダイヤラ126と、ダイヤラ126が電話をか
けた相手に対し送信する音声情報(ここでは、双方向通
信サービスを提供しようとしたが回線が切れているとい
う趣旨の音声情報)が格納された通話メッセージファイ
ル127が付加されている。
すると、クライアント30のユーザ情報送信部318
は、クライアント30のクライアントIDと、今回のア
クセスによるIPアドレスと、さらにクライアント30
のオペレータが受けることのできる電話の電話番号が、
サーバ10のユーザ情報管理部130に通知され、ユー
ザ端末情報ファイル132に登録される。
回線が切断されるとユーザ情報登録部131は、ユーザ
端末情報ファイル132中のクライアント30のクライ
アントIDに対応するIPアドレスの情報は抹消するが
電話番号はそのまま残しておく。端末情報変換部133
が選択部121からの依頼を受けてクライアントIDを
基にそのクライアントのIPアドレスを取得しようとし
ても、そのIPアドレスが見つからなかったとき、すな
わち、そのクライアントとの接続が切られていた時は、
そのクライアントIDに対応する電話番号を取得し、そ
の電話番号を選択部121に通知する。選択部121
は、サーバ10とクライアント30との間の回線が切ら
れていることから、接続制御部114にはその旨通知
し、接続許可通知部25へのIPアドレスの通知に代え
てダイヤラ126にその電話番号を通知する。すると、
ダイヤラ126は、その通知を受けた電話番号に電話を
かけ、相手が電話に出ると、通話メッセージ127に格
納された音声情報を送る。これにより、クライアント3
0のオペレータは、回線が切断されていて双方向通信サ
ービスを受けることができない旨知ることができる。そ
の後の処理としては、例えば、ある一定時間内に回線が
再接続された場合にクライアント30に対し双方向通信
サービスを提供してもよく、今回の双方向通信サービス
要求は取消しとし、双方向通信サービスを受けたいとき
はクライアント30から再度双方向通信サービスを要求
するようにしてもよい。
機能ブロック図である。図5に示す通信システムとの相
違点について説明する。図20に示す通信システムは、
図5に示す通信システムと比べ、サーバ10の接続管理
部120に依頼取消受付部128が付加されており、か
つ、各クライアント30,40に依頼取消送信部31
9,419が付加されている。
双方向通信サービスを要求し、現在待機中であった場合
において、何らかの都合で双方向通信サービス要求を取
消そうとするときは、クライアント30のオペレータに
より外部入出力装置380からその取消しを指示するコ
マンドが入力される。すると、依頼取消送信部319
は、サーバ10に向けて一旦行なった双方向通信サービ
ス要求の取消し要求を発信する。サーバ10では、この
取消し要求を、接続管理部120の依頼取消受付部12
8で受け付け、この依頼取消受付部128は、この取消
し要求を受け付けると、接続依頼保持部122に保持さ
れている、その取消しを発信したクライアントのクライ
アントIDを削除する。
機能ブロック図である。図5に示す通信システムとの相
違点について説明する。図21に示す通信システムは、
図5に示す通信システムと比べ、サーバ10の接続管理
部120に処理状況送信部129が付加されており、か
つ、各クライアント30,40に処理状況受信部32
0,420が付加されている。
接続依頼保持部122には、双方向通信サービスを要求
したクライアントを特定するクライアントIDが登録さ
れている。処理状況送信部129は、接続依頼保持部1
22から、そこに登録されているクライアントIDのリ
ストを読み出し、各クライアント30,40に向けて送
信し、各クライアント30,40の処理状受信部32
0,420ではそのクライアントIDリストを受信す
る。各クライアント30,40ではその受信したリスト
を外部入出力装置380,480を構成する画像表示部
32,42の表示画面32a,42aに表示することが
でき、各クライアント30,40のオペレータは、双方
向通信サービスをサーバ10に依頼しようとしたとき、
その表示されたリストを見て多数のクライアントIDが
並んでいるときは双方向通信サービスの要求を見合わせ
るなどの処置をとることができる。
機能ブロック図である。図2に示す通信システムとの相
違点について説明する。図22に示す通信システムは、
現在、サーバ10はクライアント30に対し双方向通信
サービスを提供しており、クライアント40には単方向
通信サービスを提供している。このような状況におい
て、クライアント40に送信する情報にはサーバ10と
クライアント30との間で交換しているメッセージも含
まれる。
ライアントは、他のクライアントとサーバとの間の対話
内容を知ることにより参考になる点も多いからである。
図23は、通信システムの第22例を示す機能ブロック
図である。図23には、2台のサーバ10,20と1台
のクライアント30のほか、図1には図示されていない
サービス代表サーバ70が示されている。ここでは、ク
ライアント30から見ると、2台のサーバ10,20と
サービス代表サーバ70の集合体が1つのサーバとして
観念される。
同一であって、サービス提供部210と外部入出力装置
280とを有し、サービス提供部210には、サービス
情報ファイル211、送信部212、受信部213、お
よび接続制御部214が備えられている。またサービス
代表サーバ70には、接続依頼受信部71、サーバ群管
理部72、およびサーバ選択部73が備えられている。
要求を発行すると、その要求は、サービス代表サーバ7
0の接続依頼受信部71で受信される。接続依頼受信部
71は、その要求を受信すると、サーバ選択部73に対
しその要求を行なったクライアントの属性(例えば通信
形式、通信速度など)を通知し、その属性に合った適当
なサーバを選択するよう依頼する。サーバ群管理部70
は、サービス代表サーバ70の管轄下にある複数のサー
バ10,20の属性等を管理しており、サーバ選択部7
3は、接続依頼受信部71からの依頼を受けてサーバ群
管理部72に登録されている複数のサーバの中から適切
なサーバを選択し(ここではサーバ10が選択されるも
のとする)、その選択したサーバ10の接続制御部11
4に双方向通信サービス要求を行なったクライアントに
関する情報を提供して、そのクライアントへの双方向通
信サービスの提供を依頼する。接続制御部114は、こ
の依頼を受けて、そのクライアントとの間の双方向通信
サービスのための回線接続を行なう。
機能ブロック図である。図23に示す通信システムとの
相違点について説明する。図24に示す通信システムに
は、図23に示す通信システムと比べ、、各サーバ1
0,20に、処理状況通知部115,215が付加され
ている。各サーバ10,20の処理状況通知116,2
16は、接続制御部114,214から各サーバ10,
20の負荷状況、すなわち双方向通信サービスを提供し
ているクライアントの台数の情報を入手して、サービス
代表サーバ70のサーバ群管理部72に送る。
があったとき、サーバ選択部73は、サーバ群管理部7
2から各サーバ10,20の負荷状況の情報を入手し、
現在負荷が最も軽いサーバに対し、そのクライアントへ
の双方向通信サービスの提供を依頼する。このような集
合体としてのサーバを持ったシステムを構築すると、あ
るサーバには空きがあるのに他のサーバではクライアン
トが待っているという状態を極力避けることができ、複
数のサーバ10,20が負荷を公平に分担できることと
もにクライアントに対するサービス性も向上する。
ビス代表サーバ70は、クライアントからの要求を分配
するだけの役割りを担っているが、クライアントからの
要求を分配するとともに、自分自身も双方向通信サービ
スの提供を分担しもよい。図25は、通信システムの第
24例を示す機能ブロック図である。図23に示す通信
システムとの相違点について説明する。
示す通信システムにおけるサービス代表サーバ70は備
えられておらず、したがって、図25に示す2台のサー
バ10,20は、クライアントから見て一応独立したサ
ーバとして作用するが、これら2台のサーバ10,20
は、後に説明するような形態で連携動作を行なう。各サ
ーバ10,20には、図23に示す通信システムにおけ
る各サーバと比べ、転送制御部116,216が備えら
れている。さらに、図25に示す通信システムには、ア
ドレス情報ファイル510および外部入出力装置580
が付加されている。アドレス情報ファイル510は、複
数のサーバ10,20に対し共通的に備えられていれば
よいため、共通的に1つのみ示したが、ハードウェア上
は、アドレス情報ファイルを各サーバ10,20が別々
に持っていて、それらのアドレス情報ファイルの内容が
常に一致するように、アドレス情報ファイルの内容が書
き替えられるときはサーバどうしでその書き替える内容
を通知し合うように構成してもよく、いずれか1台のサ
ーバがアドレス情報ファイルを管理し、他のサーバは、
必要に応じて、そのアドレス情報ファイルを管理してい
るサーバにそのアドレス情報ファイルの内容を問い合わ
せるように構成してもよい。また、外部入出力装置58
0は、ハードウェア上は、そのシステムに応じて、複数
のサーバそれぞれがアドレス情報ファイルを持つシステ
ムの場合は、それら複数のサーバそれぞれの外部入出力
装置と統合され、いずれか1台のサーバがアドレス情報
ファイルを管理するシステムの場合は、例えば、そのア
ドレス情報ファイルを管理するサーバの外部入出力装置
と統合される。
携する複数のサーバ10,20のアドレスが登録されて
おり、外部入出力装置580はそのアドレス情報ファイ
ル510に登録されたアドレスの書替えや追加を担当し
ている。各サーバ10,20に備えられている転送制御
部116,216は、自分が提供している双方向通信サ
ービスを他のサーバに交替するときの転送を制御する。
し双方向通信サービスを提供している場合に、サーバ2
0にこの双方向通信サービスを交代させようとする場合
は、サーバ10の転送制御部116は、アドレス情報フ
ァイル510からサーバ20のアドレスを入手し、その
サーバ20の接続制御部214に対しクライアント30
のアドレスを知らせて、そのクライアント30に対し双
方向通信サービスを提供するよう依頼するとともに、自
分(サーバ10)の接続制御部114に対しクライアン
ト30への双方向通信サービスを停止するように依頼す
る。
クライアント30の接続制御部314との間で連絡をと
り合って、サーバ10とクライアント30との間の回線
を切り、次いでサーバ20の接続制御部214とクライ
アント30の接続制御部314との間で連絡をとり合っ
て、サーバ20とクライアント30との間で双方向通信
サービスのための回線を接続する。
代することができるようにシステムを構築すると、各サ
ーバが提供するサービスに専門性を持たせることがで
き、クライアントに対するサービス性が向上する。図2
6は、通信システムの第25例を示す機能ブロック図で
ある。図2に示す通信システムとの相違点について説明
する。
ライアント30が図示されており、サーバ10には、図
2に示す通信システムにおけるサーバと比べ、、サービ
ス提供部110に、入力監視部117と状態通信部11
8が付加されており、さらに外部入出力装置160が付
加されている。この外部入出力装置160には、状態表
示部161と応答操作子162が備えられている。この
外部入出力装置160は、ハードウェア上は、外部入出
力装置180および外部入出力装置190と同一のもの
であってもよく、具体的には、図1に示すサーバ10の
画像表示部12、キーボード13、およびマウス14が
これに相当する。このうち、外部入出力装置160を構
成する状態表示部161は画像表示部72、応答操作子
162はキーボード13もしくはマウス14に相当す
る。
信システムにおけるクライアントと比べ、本体部310
に入力監視部321と状態通信部が付加されており、さ
らに外部入出力装置360が付加されている。この外部
入出力装置360には状態表示部361が備えられてい
る。この外部入出力装置360は、サーバ10の場合と
同様、ハードウェア上は、外部入出力装置380と同一
のものであってもよい。
出力装置180からの、クライアント30に向けた新た
なメッセージの入力が開始されたか否かを監視し、新た
なメッセージの入力が開始されると、その旨、状態通信
部118に通知し、状態通信部118は、クライアント
30の状態通信部322に対し、メッセージ入力中であ
ることを通知する。すると、クライアント30の外部入
出力装置360の状態表示部361に、サーバ10が自
分にあてたメッセージを入力中であることが表示され、
クライアント30のオペレータは近々メッセージが送ら
れてくることを知ることができる。その入力されたメッ
セージはサーバ10の送信部112、およびクライアン
ト30の受信部313を経由してクライアント30に送
られる。クライアント30でそのメッセージを受信する
と、メッセージを受信したことが、入力監視部321お
よび状態通信部322を経由して外部入出力装置360
に伝えられ、メッセージを受信した旨、状態表示部36
に表示される。
1は、このクライアント30がサーバ10から双方向通
信サービスを受けているとき、外部入出力装置380か
らの、サーバ10に向けた新たなメッセージの入力が開
始されたか否かを監視し、新たなメッセージの入力が開
始されるとその旨状態通信部322に通知し、状態通信
部322はサーバ10の状態通信部118に対し、メッ
セージ入力中であることを通知する。サーバ10の状態
通信部118は、メッセージ入力中であることの通知を
受け取ると、その通知を外部入出力装置160に送る。
またクライアント30側でそのメッセージの入力が終了
し、そのメッセージをサーバ10が受信すると、受信部
113は、そのメッセージを受信した旨、入力監視部1
17および状態通知部118を経由して外部入出力装置
160に送る。サーバ10の外部入出力装置160の状
態表示部161には、双方向通信サービス提供中のクラ
イアント毎に、メッセージ入力中であることが通知され
たが、あるいは、メッセージが受信されたか、あるいは
サーバ10側で未だメッセージ入力が開始されていない
状態であるかが表示される。
ータが状態表示部161の表示を確認したことを、サー
バ10が双方向通信サービスを提供している各クライア
ント毎に入力するための操作子であり、状態表示部16
1が、あるクライアントからの新たなメッセージを受信
したことを表示している状態において、応答操作子16
2により、そのメッセージが受信されたことを確認した
旨入力されると、その表示を、メッセージ未入力の状態
にリセットする。その後、再びメッセージ入力中あるい
はメッセージ受信が通知されると、その旨表示が変更さ
れる。
機能ブロック図である。図2に示す通信システムとの相
違点について説明する。図27に示す通信システムに
は、サーバ10およびクライアント30の双方につい
て、図26に示す通信システムにおける入力監視部11
7,321が省かれており、サーバ10の外部入出力装
置160には、図26に示す外部入出力装置における応
答操作子162に代わり、状態入力操作子163が備え
られており、さらに、クライアント30の外部入出力装
置360には、状態入力操作子363が付加されてい
る。
向通信サービスに提供している状態において、サーバ1
0のオペレータが席を一時離れる場合、あるいは他のク
ライアントとの間のメッセージ交換(対話)に専念して
いてクライアント30との間の対話を一時中断したい場
合、サーバ10のオペレータは、状態入力操作子163
から、今は対話不能である旨入力する。
118から送信されクライアント30の状態通信部32
2で受信され、クライアント30の外部入出力装置36
0の状態表示部361にサーバ10のオペレータが今は
対話不能である旨表示される。サーバ10のオペレータ
が再び対話可能な状態になり、サーバ10の外部入出力
装置160を構成する状態入力操作子163からその旨
入力されると、クライアント30の外部入出力装置36
0の状態表示部361の表示に反映される。
サーバ10との対話が不能になった場合、再び対話可能
となった場合も上記と同様であり、クライアント30の
オペレータの状態は状態入力操作子363から入力さ
れ、その入力された情報がクライアント30の状態通信
部322からサーバ10の状態通信部118に送られ、
サーバ10の状態表示部161に表示される。
機能ブロック図である。図2に示す通信システムとの相
違点について説明する。図28に示す通信システムに
は、図2に示す通信システムと比べ、ログ収集部119
1、ログ情報ファイル140、ログ検索部1192、お
よび外部入出力装置170が付加されている。外部入出
力装置170は、ログ検索指示用のものであり、ハード
ウェア上は、外部入出力装置180,190と同一のも
のである。
スの中で行なわれたクライアントとの間の対話を収集
し、クライアントID、発音時刻、サーバ10のオペレ
ータが設定したキーワードとともにログ情報ファイル1
40に記録する。ログ検索部1192は、外部入出力装
置170からの指示を受けてその外部入出力装置170
にログ情報を出力したり、キーワードによるログ情報フ
ァイルの検索を行なう。
置170からの指示によるログ情報の検索やログ情報の
出力を行なうシステムについて説明したが、クライアン
トからの要求に応じてログ情報の検索を行ない、クライ
アントに向けてログ情報を送るように構成してもよい。
このように、ログ情報をファイルしておくことにより、
過去の対話内容の有効利用を図ることができる。
機能ブロック図である。図15に示す通信システムとの
相違点について説明する。各クライアント30,40に
は、接続許可受取部起動部323,423およびサービ
ス視聴部制御部324,424が付加され、さらに、サ
ービス情報処理部311,411、送信部312,41
2、受信部313,413、接続制御部314,41
4、接続依頼送信部315,415、および接続許可受
取部起動部323,423が、サービス視聴部311
0,4110としてまとめられており、さらに、接続許
可受信部316,416とサービス視聴部制御部32
4,424が接続許可受取部3120,4120として
まとめられている。
ると、クライアント30のオペレータが外部入出力装置
380を操作して双方向通信サービスを要求するコマン
ドを入力すると、接続依頼送信部315はサーバ10に
向けて双方向通信サービス要求を行なう。この要求は、
前述のとおり、サーバ10の接続依頼保持部122に保
持される。その後、クライアント30のオペレータは、
外部入出力装置380を操作してサービス視聴部311
0の動作を休止させアイコン化するなどの処理を行な
う。このとき、接続許可受取部起動部323は、接続許
可受取部3120を起動し、その後サービス視聴部31
10は休止状態となる。こうしておくことにより、接続
許可受取部3120という規模の小さな部分のみ起動さ
れている状態となり、クライアント30のコンピュータ
システムに、ここにいうクライアントとしての機能以外
の処理を実行させることが可能となる。
を予告する接続許可通知が発せられると、その接続許可
通知は接続許可受取部3120を構成する接続許可受信
部316で受信される。サービス視聴部制御部324
は、接続許可受信部316が接続許可通知を受信したこ
とを受けてサービス視聴部3110を起動する。このよ
うに構成することにより、双方向通信サービスを要求し
てそれが許可されるまでの間、クライアント30のコン
ピュータシステムを他の目的に使用することができる。
機能ブロック図である。図29に示す通信システムとの
相違点について説明する。図30に示す通信システムに
は、図29に示す通信システムと比べ、各クライアント
30,40のサービス視聴部3110,4110にセッ
トアップァイル変更部325,425が追加されてい
る。
る。セットアップファイルは、そのクライアント30に
電源が投入されたことを受けて起動されるファイルであ
り、セットアップファイル変更部325は、電源投入時
に接続許可受取部3120が起動されるようにセットア
ップファイルを書き換える。こうしておくと、サーバ1
0に対し双方向通信サービス要求を行なった後、クライ
アント30の電源を一旦切っても、電源を再投入すると
接続許可受取部3120が起動されるため、サーバ10
から接続許可通知が発せられると、その接続許可通知が
発せられた時点でクライアント30に電源が入っている
限りその接続許可通知が受信されサービス視聴部311
0が起動され、双方向通信サービスを受けることができ
る。
機能ブロック図である。図30に示す通信システムとの
相違点について説明する。図31に示す通信システムに
は、図31に示す通信システムと比べ、クライアント4
0の図示が省略されており、サーバ10の接続管理部1
20に接続許可保持部1291が付加されており、さら
にクライアント30の接続許可受取部3120に接続許
可確認部326が付加されている。
生じ、接続依頼保持部122に保持された空席待ちのク
ライアントの中から選択部121によりいずれかのクラ
イアント(ここではクライアント30)が選択されたも
のとする。すると、接続許可通知部125からクライア
ント30に向けて接続許可通知が発行されるが、その時
点でクライアント30の電源が切られていた場合、その
接続許可通知はクライアント部30には届かない。その
場合、クライアント30に既に接続許可通知が発行され
た旨、接続許可保持部1291に保持される。クライア
ント30は、電源が投入されると、その電源投入により
接続許可受取部3120が起動され、接続許可確認部3
26は、サーバ10の接続許可保持部1291に対し、
自分(クライアント30)に対する接続許可通知が既に
発行されているか否か問い合わせる。自分に対する接続
許可通知が既に発行されていたときは、サービス視聴部
制御部324によりサービス視聴部3110が起動さ
れ、サーバ10の双方向通信サービスを受けることがで
きる。
続許可通知許可が通知されていたときであっても、それ
を取りこぼすことなく動作することができる。
参加人数が制限されている通信サービスが満席であった
ときや、再び空席が生じたときに好適な処理が行なわれ
る。
クライアント一実施形態を含む通信システムの概念図で
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
Claims (33)
- 【請求項1】 ネットワークを介して複数のクライアン
トと接続され、それら複数のクライアントに向けて情報
提供を行なうサーバにおいて、 クライアントに向けて一方向的に情報提供を行なう単方
向通信モードと、クライアントに向けてメッセージを送
信するとともに該クライアントから送信されてきたメッ
セージを受信する双方向通信モードとの間で、通信モー
ドを各クライアント毎に切り替える通信モード切替手段
を備えたことを特徴とするサーバ。 - 【請求項2】 各クライアントに関する通信モードを切
り替えるための通信モード切替用操作子を備え、前記通
信モード切替手段が、該通信モード切替用操作子の操作
に応じて各クライアントに関する通信モードを切り替え
るものであることを特徴とする請求項1記載のサーバ。 - 【請求項3】 前記通信モード切替手段が、各クライア
ントに関し、単方向通信モードから双方向通信モードへ
切り替えた時刻からの経過時間を計時する計時手段を有
し、該計時手段で計時された経過時間が所定時間に達し
たことをもって、対応するクライアントに関する通信モ
ードを、双方向通信モードから単方向通信モードに切り
替えるものであることを特徴とする請求項1記載のサー
バ。 - 【請求項4】 前記通信モード切替手段が、各クライア
ントからの双方向通信サービス要求を受け付けて、双方
向通信サービス要求を行なったクライアントを特定する
情報を保持する要求保持手段を有し、該要求保持手段に
保持された情報により特定されるクライアントの中から
選択されたクライアントに関する通信モードを、単方向
通信モードから双方向通信モードに切り替えるものであ
ることを特徴とする請求項1記載のサーバ。 - 【請求項5】 前記要求保持手段が、双方向通信サービ
ス要求を行なったクライアントを特定する情報ととも
に、各クライアントの、双方向通信サービス要求受付順
をあらわす情報を保持するものであって、前記通信モー
ド切替手段が、該要求保持手段に保持された情報により
特定されるクライアントのうち双方向通信サービス要求
受付順に最先のクライアントに関する通信モードを、単
方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるもの
であることを特徴とする請求項4記載のサーバ。 - 【請求項6】 前記要求保持手段が、双方向通信サービ
ス要求を行なったクライアントを特定する情報ととも
に、各クライアントが双方向通信サービスを受けたこと
に対して支払う各クライアントごとの支払額をあらわす
情報を保持するものであって、前記通信モード切替手段
が、該要求保持手段に保持された情報により特定される
クライアントのうち支払額が最大のクライアントに関す
る通信モードを、単方向通信モードから双方向通信モー
ドに切り替えるものであることを特徴とする請求項4記
載のサーバ。 - 【請求項7】 前記通信モード切替手段が、前記要求保
持手段に保持された情報により特定されるクライアント
の中から無作為に選択されたクライアントに関する通信
モードを、単方向通信モードから双方向通信モードに切
り替えるものであることを特徴とする請求項4記載のサ
ーバ。 - 【請求項8】 各クライアントの、該サーバの利用状況
に関するプロファイルを格納しておくプロファイルデー
タベースを有し、 前記通信モード切替手段が、前記要求保持手段に保持さ
れた情報により特定されるクライアントの中から前記プ
ロファイルデータベースを参照して選択されたクライア
ントに関する通信モードを、単方向通信モードから双方
向通信モードに切り替えるものであることを特徴とする
請求項4記載のサーバ。 - 【請求項9】 前記プロファイルデータベースが、各ク
ライアントがこのサーバからこれ迄に双方向通信サービ
スを受けた積算時間をあらわす情報を含み、 前記通信モード切替手段が、前記要求保持手段に保持さ
れた情報により特定されるクライアントのうち前記積算
時間が最長のクライアントに関する通信モードを、単方
向通信モードから双方向通信モードに切り替えるもので
あることを特徴とする請求項8記載のサーバ。 - 【請求項10】 前記プロファイルデータベースが、各
クライアントがこのサーバから前回双方向通信サービス
を受けた時刻をあらわす情報を含み、 前記通信モード切替手段が、前記要求保持手段に保持さ
れた情報により特定されるクライアントのうち、前回双
方向通信サービスを受けた時刻からの経過時間が最長の
クライアントに関する通信モードを、単方向通信モード
から双方向通信モードに切り替えるものであることを特
徴とする請求項8記載のサーバ。 - 【請求項11】 前記要求保持手段に保持された情報を
表示する情報表示部と、前記要求保持手段に保持された
情報により特定されるクライアントの中から通信モード
を単方向通信モードから双方向通信モードに切り替える
クライアントを指定するためのクライアント指定操作子
とを備え、 前記通信モード切替手段が、該クライアント指定操作子
の操作により指定されたクライアントに関する通信モー
ドを単方向通信モードから双方向通信モードに切り替え
るものであることを特徴とする請求項4記載のサーバ。 - 【請求項12】 前記要求保持手段が、各クライアント
からの双方向通信サービス要求を受け付けるとともに、
該各クライアントが双方向通信サービスを受けたときに
サーバに送信しようとするメッセージに対応する情報を
受け付けて、双方向通信サービス要求を行なったクライ
アントを特定する情報とともに、各クライアントごと
の、このサーバに送信しようとするメッセージに対応す
る情報を保持するものであって、 前記情報表示部が、前記要求保持手段に保持された、前
記通信サービス提供要求を行なったクライアントを特定
する情報とともに、該要求保持手段に保持された、この
サーバに送信しようとするメッセージに対応する情報を
表示するものであることを特徴とする請求項11記載の
サーバ。 - 【請求項13】 各クライアントの、このサーバの利用
状況に関するプロファイルを格納しておくプロファイル
データベースを有し、 前記情報表示部が、前記要求保持手段に保持された情報
とともに、前記プロファイルデータベースに格納された
プロファイルを表示するものであることを特徴とする請
求項11記載のサーバ。 - 【請求項14】 前記通信モード切替手段が、前記要求
保持手段に保持された情報により特定されるクライアン
トの中から選択されたクライアントに関する通信モード
を、単方向通信モードから双方向通信モードに変更する
に先立って、該クライアントに双方向通信サービスの開
始を予告する双方向通信サービス開始予告手段を有する
ものであることを特徴とする請求項4記載のサーバ。 - 【請求項15】 前記通信モード切替手段が、前記双方
向通信サービス開始予告手段による双方向通信サービス
開始の予告を受けたクライアントからの、双方向通信サ
ービスを受ける準備が完了したことをあらわす準備完了
通知を受け取った後に、該クライアントに関する通信モ
ードを、単方向通信モードから双方向通信モードに切り
替えるものであることを特徴とする請求項14記載のサ
ーバ。 - 【請求項16】 前記通信モード切替手段が、準備完了
通知を発信したクライアントを特定する情報を保持する
通知保持手段を有し、該通知保持手段に保持された情報
により特定されるクライアントに関する通信モードを、
単方向通信モードから双方向通信モードに切り替えるも
のであることを特徴とする請求項15記載のサーバ。 - 【請求項17】 前記要求保持手段が、双方向通信サー
ビス要求を行なったクライアントを特定する情報に対応
づけて、該クライアントの、このサーバにアクセスして
いるアドレスを、更新自在に保持するものであることを
特徴とする請求項4記載のサーバ。 - 【請求項18】 前記要求保持手段が、双方向通信サー
ビス要求を行なったクライアントを特定する情報に対応
づけて、該クライアントに対応する電話番号を保持する
ものであって、 前記通信モード切替手段が、該要求保持手段に保持され
た情報により特定されるクライアントの中から選択され
たクライアントに関する通信モードを変更しようとした
時点で該クライアントとの間の該ネットワーク上の接続
が切断されていた場合に、該クライアントに対応する電
話番号に電話をかけて所定の音声メッセージを送信する
音声メッセージ送信手段を有するものであることを特徴
とする請求項4記載のサーバ。 - 【請求項19】 前記要求保持手段が、双方向通信サー
ビス要求を行なったクライアントからの双方向通信サー
ビス要求の取消しを受け付けて、該要求保持手段に保持
された情報の中から該取消しを行なったクライアントを
特定する情報を削除するものであることを特徴とする請
求項4記載のサーバ。 - 【請求項20】 前記要求保持手段に保持された情報を
クライアントに提供する要求情報提供手段を備えたこと
を特徴とする請求項4記載のサーバ。 - 【請求項21】 双方向通信サービスを受けているクラ
イアントとの間の対話内容を他のクライアントに提供す
る通信内容提供手段を備えたことを特徴とする請求項1
記載のサーバ。 - 【請求項22】 このサーバが、各クライアントからの
双方向通信サービス要求を受け付ける代表サーバを含
む、クライアントに双方向通信サービスを提供する複数
のサーバの集合体からなり、 前記代表サーバが、クライアントからの双方向通信サー
ビス要求を前記集合体を構成する複数のサーバに分配す
る要求分配手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
のサーバ。 - 【請求項23】 前記要求分配手段が、前記複数のサー
バそれぞれが双方向通信サービスを提供しているクライ
アントの数を参照して、双方向通信サービス要求の分配
先を決定するものであることを特徴とする請求項22記
載のサーバ。 - 【請求項24】 このサーバが、クライアントに双方向
通信サービスを提供する複数のサーバの集合体からな
り、これら複数のサーバ相互間で、同一のクライアント
に対する双方向通信サービスを提供するサーバを交代す
るサービス提供者交代手段を備えたことを特徴とする請
求項1記載のサーバ。 - 【請求項25】 クライアントに送信するメッセージを
入力するメッセージ入力手段と、 該メッセージ入力手段からのメッセージの入力状態を監
視する入力状態監視手段と、 該入力状態監視手段で得られた、前記メッセージ入力手
段からのメッセージの入力状態をクライアントに通知す
る入力状態通知手段とを備えたことを特徴とする請求項
1記載のサーバ。 - 【請求項26】 該サーバを操作するオペレータがクラ
イアントとの対話が可能な状態にあるか否かをあらわす
対話可否情報を入力操作するための状態入力操作子を有
し、該状態入力操作子から入力された対話可否情報をク
ライアントに通知するオペレータ状態通知手段を備えた
ことを特徴とする請求項1記載のサーバ。 - 【請求項27】 双方向通信サービスを受けたクライア
ントとの対話内容を記録する対話内容記録手段を備えた
ことを特徴とする請求項1記載のサーバ。 - 【請求項28】 クライアントに向けて一方向的に情報
提供を行なう単方向通信モードと、クライアントに向け
てメッセージを送信するとともに該クライアントから送
信されてきたメッセージを受信する双方向通信モードと
を各クライアント毎に使い分けるサーバにネットワーク
を介して接続されたクライアントにおいて、 前記サーバに向けて、双方向通信サービスを要求する双
方向通信サービス要求手段を含み、前記サーバとの間の
メッセージの送受信を担う、動作の停止、開始が自在な
メッセージ送受信手段と、 前記サーバからの、双方向通信サービス開始通知を受け
取るサービス開始通知受信手段と、 前記メッセージ送受信手段を起動するメッセージ送受信
手段起動手段とを備えたことを特徴とするクライアン
ト。 - 【請求項29】 該クライアントの電源投入を受けて前
記サービス開始通知受信手段および前記メッセージ送受
信手段起動手段が起動されるようにあらかじめ設定して
おく設定手段を備えたことを特徴とする請求項28記載
のクライアント。 - 【請求項30】 前記サーバに、このクライアントに向
けて既に双方向通信サービス開始通知が発せられたか否
かの問合せを行うサービス開始通知問合せ手段を備え、 前記設定手段が、このクライアントの電源投入を受け
て、前記サービス開始通知受信手段および前記メッセー
ジ送受信手段起動手段に加え、さらに前記サービス開始
通知問合せ手段が起動されるようにあらかじめ設定して
おくものであって、 前記サービス開始通知問合せ手段が、起動時に前記問合
せを行なうものであることを特徴とする請求項29記載
のクライアント。 - 【請求項31】 クライアントに向けて一方向的に情報
提供を行なう単方向通信モードと、クライアントに向け
てメッセージを送信するとともに該クライアントから送
信されてきたメッセージを受信する双方向通信モードと
を各クライアント毎に使い分けるサーバにネットワーク
を介して接続されたクライアントにおいて、 前記サーバに向けて、双方向通信サービスを要求する双
方向通信サービス要求手段と、 前記サーバからの、双方向通信サービス開始予告通知を
受け取るサービス開始予告通知受信手段と、 該サービス開始予告通知受信手段が双方向通信サービス
開始予告通知を受け取ったことと、双方向通信サービス
を受ける準備が完了したことを条件に、前記サーバに、
該準備が完了したこをあらわす準備完了通知を送信する
準備完了通知送信手段とを備えたことを特徴とするクラ
イアント。 - 【請求項32】 クライアントに向けて一方向的に情報
提供を行なう単方向通信モードと、クライアントに向け
てメッセージを送信するとともに該クライアントから送
信されてきたメッセージを受信する双方向通信モードと
を各クライアント毎に使い分けるサーバにネットワーク
を介して接続されたクライアントにおいて、 サーバに送信するメッセージを入力するメッセージ入力
手段と、 該メッセージ入力手段からのメッセージの入力状態を監
視する入力状態監視手段と、 該入力状態監視手段で得られた、前記メッセージ入力手
段からのメッセージの入力状態をサーバに通知する入力
状態通知手段とを備えたことを特徴とするクライアン
ト。 - 【請求項33】 クライアントに向けて一方向的に情報
提供を行なう単方向通信モードと、クライアントに向け
てメッセージを送信するとともに該クライアントから送
信されてきたメッセージを受信する双方向通信モードと
を各クライアント毎に使い分けるサーバにネットワーク
を介して接続されたクライアントにおいて、 該クライアントを操作するオペレータがサーバとの対話
が可能な状態にあるか否かをあらわす対話可否情報を入
力操作するための状態入力操作子を有し、該状態入力操
作子から入力された対話可否情報をサーバに通知するオ
ペレータ状態通知手段を備えたことを特徴とするクライ
アント。
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