JP2006085520A - 監視プログラム及び監視サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】 サーバがダウンした場合でも各サーバの利用状況を認識できるようにする。
【解決手段】 サービスがクライアントに対してサービス提供手段1eにより提供される。他のサーバのアドレスが、サーバアドレス記憶手段1aにより記憶される。サービス提供手段1eを利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況が、クライアント情報として記憶される。クライアント情報が変更された場合、他のサーバに変更されたクライアント情報が送信される。他のサーバからクライアント情報を受け取ると、受け取ったクライアント情報が、クライアント情報記憶手段1bに格納される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クライアントサーバシステムの各サーバで使用する監視プログラム及び監視サーバに関し、特に、複数のサーバを有するクライアントサーバシステムの各サーバで使用する監視プログラム及び監視サーバに関する。
現在、企業等のコンピュータシステムはクライアントサーバシステムが主流である。特に、1台のサーバ及び複数のクライアントから構成されるシングルサーバ構成のクライアントサーバシステムではなく、複数のサーバ及び複数のクライアントから構成されるマルチサーバ構成のクライアントサーバシステムが主流である。
問題点は、クライアントの利用しているサーバがダウンした場合、そのサーバに関係する複数のクライアントが影響を受け、複数のクライアントの業務がダウンすることである。
これに対応するために、各サーバが、各クライアントから利用可能な全てのサーバに関する情報を、クライアント情報として記憶するようにしている。そして、あるクライアントが通常利用しているサーバがダウンした場合、そのクライアントは、通常利用していないサーバにアクセスする。次に、クライアントは、サーバが記憶しているクライアント情報を取得し、他の利用可能なサーバを検索する(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来のシステムについて説明する。従来のシステムは、各クライアントから利用可能な全てのサーバに関する情報については、各サーバが記憶している。しかし、どのクライアントがどのサーバを実際に利用しているかについては、各サーバがそのサーバを利用しているクライアントについてのみ記憶している。
図15は、従来のシステムによる利用状況管理方法を示す図である。
従来のシステムは、本社10内システムとネットワーク20と支社30、40、50内システムとから構成される。本社10内システムは、支社30、40、50内システムを統括する。支社30、40、50内システムは、本社10内システムを補助する。本社10内システムと支社30、40、50内システムとは、ネットワーク20を介して、互いに通信している。
本社10内システムは、Aサーバ11、Bサーバ12、Cサーバ13及び負荷分散装置14を有する。Aサーバ11、Bサーバ12及びCサーバ13は、複数のクライアントに対してサービスを提供する。負荷分散装置14は、Aサーバ11、Bサーバ12及びCサーバ13の負荷を軽減する。さらに、負荷分散装置14は、あるクライアントが通常利用しているサーバがダウンした場合、そのクライアントが再接続を試みると、自動的にダウンしたサーバから他のサーバに接続を切り替える。Aサーバ11、Bサーバ12、Cサーバ13及び負荷分散装置14は、互いに通信している。
Aサーバ11は、クライアント情報データベース11aを有する。クライアント情報データベース11aは、Aサーバ11だけの利用状況に関する情報を格納する。
Bサーバ12は、クライアント情報データベース12aを有する。クライアント情報データベース12aは、Bサーバ12だけの利用状況に関する情報を格納する。
Cサーバ13は、クライアント情報データベース13aを有する。クライアント情報データベース13aは、Cサーバ13だけの利用状況に関する情報を格納する。
支社30内システムは、Aクライアント31とBクライアント32とを有する。Aクライアント31とBクライアント32とは、負荷分散装置14が提供する仮想アドレスを指定して、サーバへ接続する。支社40内システムは、Cクライアント41を有する。Cクライアント41は、負荷分散装置14が提供する仮想アドレスを指定して、サーバへ接続する。支社50内システムは、Dクライアント51とEクライアント52とを有する。Dクライアント51とEクライアント52とは、負荷分散装置14が提供する仮想アドレスを指定して、サーバへ接続する。
クライアント情報データベース11aは、Cクライアント41はAサーバ11を実際に利用し、Eクライアント52はAサーバ11を実際に利用していることを示す情報を格納する。
クライアント情報データベース12aは、Aクライアント31はBサーバ12を実際に利用していることを示す情報を格納する。
クライアント情報データベース13aは、Bクライアント32はCサーバ13を実際に利用し、Dクライアント51はCサーバ13を実際に利用していることを示す情報を格納する。
このように、各サーバがそのサーバを利用しているクライアントについてのみ記憶している。
そして、サーバ側のシステム管理者は、存在する全てのサーバの検査を繰り返すことで、各サーバの利用状況を認識することができる。また、クライアント側のシステム管理者は、直接に特定のサーバに接続できるようにアクセス制限を緩和し、利用しているサーバの利用状況しか認識できない状態を各サーバの利用状況が認識できる状態にすることで、各サーバの利用状況を認識することができる。
特開平11−161606号公報
しかし、従来の技術では、サーバがダウンした場合、システム管理者は、ダウンしたサーバからそのサーバの利用状況を取得できない。そのため、サーバがダウンした場合、どのクライアントに影響が及ぶのかすぐに認識することができず、サーバ側とクライアント側とのシステム管理者の保守業務の効率が低くなっていて、システムの耐障害性も低くなっている。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、サーバがダウンした場合でも各サーバの利用状況を認識できる監視プログラム及び監視サーバを提供することを目的とする。
本発明では、上記課題を解決するために、図1に示すように、サービス提供手段が、クライアントに対してサービスを提供する。サーバアドレス記憶手段1aが、他のサーバのアドレスを記憶する。クライアント情報記憶手段1bが、サービス提供手段を利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況を、クライアント情報として記憶する。クライアント情報送信手段1cが、サービス提供手段を利用する少なくとも1つのクライアントの前記クライアント情報が、クライアント情報記憶手段1b内で変更された場合、サーバアドレス記憶手段1aに記憶されたアドレスを参照し、他のサーバに変更されたクライアント情報を送信する。クライアント情報受信手段1dが、他のサーバから、他のサーバを利用するクライアントのクライアント情報を受け取ると、受け取ったクライアント情報をクライアント情報記憶手段1bに格納する。
このようにすると、サービスがクライアントに対してサービス提供手段により提供される。他のサーバのアドレスが、サーバアドレス記憶手段1aにより記憶される。サービス提供手段を利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況が、クライアント情報記憶手段1bによりクライアント情報として記憶される。サービス提供手段を利用する少なくとも1つのクライアントの前記クライアント情報が、クライアント情報記憶手段1b内で変更された場合、サーバアドレス記憶手段1aに記憶されたアドレスを参照し、他のサーバに変更されたクライアント情報が、クライアント情報送信手段1cにより送信される。他のサーバから、他のサーバを利用するクライアントのクライアント情報を受け取ると、受け取ったクライアント情報が、クライアント情報受信手段1dによりクライアント情報記憶手段1bに格納される。
本発明では、サーバを利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況を、クライアント情報として記憶し、クライアント情報が変更された場合、他のサーバに変更したクライアント情報を送信するようにした。
このようにすると、システム管理者は、サーバがダウンした場合でも各サーバの利用状況を認識できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
まず、本発明の概念について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、本発明の概念図である。
本発明の監視プログラムが導入されたサーバを使用したシステムは、サーバ1、2、3、4から構成される。サーバ1、2、3、4は、複数のクライアントに対してサービスを提供する。サーバ1、2、3、4は、互いに通信している。
サーバ1は、サーバアドレス記憶手段1a、クライアント情報記憶手段1b、クライアント情報送信手段1c、クライアント情報受信手段1d及びサービス提供手段1eを有する。
サーバアドレス記憶手段1aは、サーバ2、3、4のアドレスを記憶する。そして、クライアント情報記憶手段1bは、サーバ1のサービス提供手段1eを利用する全てのクライアントの利用状況及びサーバ2、3、4を利用する全てのクライアントの利用状況を、クライアント情報として記憶する。
サービス提供手段1eは、クライアントに対してサービスを提供する。
クライアント情報送信手段1cは、サーバ1のサービス提供手段1eを利用する少なくとも1つのクライアントのクライアント情報が、クライアント情報記憶手段1b内で変更された場合、サーバアドレス記憶手段1aに記憶されたアドレスを参照し、サーバ2、3、4に変更されたクライアント情報1fを送信する。
クライアント情報受信手段1dは、サーバ2、3、4から、サーバ2、3、4を利用するクライアントのクライアント情報を受け取ると、受け取ったクライアント情報をクライアント情報記憶手段1bに格納する。
サーバアドレス記憶手段1a、クライアント情報記憶手段1b、クライアント情報送信手段1c、クライアント情報受信手段1d及びサービス提供手段1eは、互いに通信している。
サーバ1、2、3、4において、構成要素の名称が同様の場合構成要素の機能も同様である。
次に、図1の概念図の動作について説明する。
まず、前提として、サーバアドレス記憶手段1aにより、サーバ2、3、4のアドレスが記憶される。そして、クライアント情報記憶手段1bにより、サーバ1のサービス提供手段1eを利用する全てのクライアントの利用状況及びサーバ2、3、4を利用する全てのクライアントの利用状況が、クライアント情報として記憶される。
そして、クライアント情報送信手段1cにより、サーバ1のサービス提供手段1eを利用する少なくとも1つのクライアントのクライアント情報が変更された場合、サーバアドレス記憶手段1aに記憶されたアドレスが参照され、サーバ2、3、4に変更されたクライアント情報1fが送信される。
最後に、サーバ2、3、4について、クライアント情報受信手段2d、3d、4dにより、サーバ1から変更されたクライアント情報1fを受け取ると、クライアント情報記憶手段2b、3b、4bに格納する。
このようにすると、負荷分散装置を利用した複数のサーバと複数のクライアントとの関係が動的に変更するクライアントサーバシステムにおいて、サーバ側とクライアント側とのシステム管理者は、1つのサーバにアクセスするだけで、各サーバの利用状況を認識できる。
よって、システム管理者について、どのクライアントがどのサーバを実際に利用しているか分からない状況がなくなり、また、必要とするクライアント情報がどのサーバに記憶されているか分からない状況もなくなり、ダウンしたサーバに関する調査用の情報が失われず、影響を受けるクライアントを特定する業務等のシステム管理者の保守業務の効率が向上し、システムの耐障害性も向上する。
以下、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図2は、実施の形態のシステム構成図である。
本発明の監視プログラムが導入されたサーバを使用したシステムは、本社60内システムとネットワーク70と支社80、90、100内システムとを有する。本社60内システムは、支社80、90、100内システムを統括する。支社80、90、100内システムは、本社60内システムを補助する。本社60内システムと支社80、90、100内システムとは、ネットワーク70を介して、互いに通信している。
本社60内システムは、Aサーバ61、Bサーバ62、Cサーバ63及び負荷分散装置64から構成される。Aサーバ61、Bサーバ62及びCサーバ63は、複数のクライアントに対してサービスを提供する。負荷分散装置64は、Aサーバ61、Bサーバ62及びCサーバ63の負荷を軽減する。そして、負荷分散装置64は、クライアントからの接続要求に対して、特定のルールに従って、クライアント及び存在するサーバのいずれかを接続する。さらに、負荷分散装置64は、あるクライアントが通常利用しているサーバがダウンした場合、そのクライアントが再接続を試みると、自動的にダウンしたサーバから他のサーバに接続を切り替える。なお、接続の履歴は保存され、その保存された情報からどのサーバがダウンしたかを認識できる。Aサーバ61、Bサーバ62、Cサーバ63及び負荷分散装置64は、互いに通信している。
支社80内システムは、Aクライアント81とBクライアント82とを有する。Aクライアント81とBクライアント82とは、負荷分散装置64が提供する仮想アドレスを指定して、サーバへ接続する。支社90内システムは、Cクライアント91を有する。Cクライアント91は、負荷分散装置64が提供する仮想アドレスを指定して、サーバへ接続する。支社100内システムは、Dクライアント101とEクライアント102とを有する。Dクライアント101とEクライアント102とは、負荷分散装置64が提供する仮想アドレスを指定して、サーバへ接続する。なお、クライアントは、直にサーバを指定するのではなく負荷分散装置64の仮想アドレスを指定して、その後、クライアントはサーバに接続する。ここで、クライアントは、実際にどのサーバに接続されるかを意識していない。
図3は、監視プログラムが導入されたサーバを示す図である。
監視プログラムが導入されたAサーバ61は、サーバアドレスデータベース61b、クライアント情報データベース61c、クライアント情報送信部61a、クライアント情報受信部61d及びサービス提供部61eを有する。なお、Bサーバ62及びCサーバ63の構成は、Aサーバ61の構成と同様である。
サーバアドレスデータベース61bは、他のサーバのアドレスを記憶する。ここで、システムに追加されたサーバは、追加情報を他のサーバへブロードキャストし、受信したサーバは、サーバアドレスデータベース61bを更新する。そして、クライアント情報データベース61cは、サービス提供部61eを利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況を、クライアント情報として記憶する。なお、クライアント情報データベース61cは、古いクライアント情報を残して新しいクライアント情報を格納する。また、クライアント情報データベース61cは、システム管理者が手動で更新する場合とサーバ間の相互の通信で自動的に更新する場合とがある。
サービス提供部61eは、クライアントに対してサービスを提供する。
クライアント情報送信部61aは、サービス提供手段61eを利用する少なくとも1つのクライアントのクライアント情報が、クライアント情報データベース61c内で変更された場合、サーバアドレスデータベース61bに記憶されたアドレスを参照し、他のサーバに変更されたクライアント情報を送信する。
クライアント情報受信部61dは、他のサーバから、他のサーバを利用するクライアントのクライアント情報を受け取ると、受け取ったクライアント情報をクライアント情報データベース61cに格納する。
サーバアドレスデータベース61b、クライアント情報データベース61c、クライアント情報送信部61a、クライアント情報受信部61d及びサービス提供部61eは、互いに通信している。
なお、監視プログラムが導入されたAサーバ61は、サーバアドレスデータベース61bを有さない場合がある。
次に、Aサーバ61の動作について説明する。
まず、前提として、サーバアドレスデータベース61bにより、他のサーバのアドレスが記憶される。そして、クライアント情報データベース61cにより、サービス提供部61eを利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況が、クライアント情報として記憶される。なお、クライアント情報データベース61cにより、古いクライアント情報を残して新しいクライアント情報が格納される。
そして、クライアント情報送信部61aにより、サービス提供手段61eを利用する少なくとも1つのクライアントのクライアント情報が変更された場合、サーバアドレスデータベース61bに記憶されたアドレスが参照され、他のサーバに変更されたクライアント情報が送信される。
最後に、クライアント情報受信部61dにより、他のサーバから、他のサーバを利用するクライアントのクライアント情報が受け取られると、受け取られたクライアント情報がクライアント情報データベース61cに格納される。
このようにすると、負荷分散装置を利用した複数のサーバと複数のクライアントとの関係が動的に変更するクライアントサーバシステムにおいて、サーバ側とクライアント側とのシステム管理者は、1つのサーバにアクセスするだけで、各サーバの利用状況を認識できる。
よって、システム管理者について、どのクライアントがどのサーバを実際に利用しているか分からない状況がなくなり、また、必要とするクライアント情報がどのサーバに記憶されているか分からない状況もなくなり、ダウンしたサーバに関する調査用の情報が失われず、影響を受けるクライアントを特定する業務等のシステム管理者の保守業務の効率が向上し、システムの耐障害性も向上する。
以下、実施の形態で利用するデータベースについて説明する。
図4は、サーバアドレスデータベースを示す図である。
サーバアドレスデータベース61bは、サーバ名とサーバアドレスとから構成される。サーバ名は、サーバの名称である。サーバアドレスは、サーバ名に関係するサーバのIPアドレスである。
図5は、クライアント情報データベースを示す図である。
クライアント情報データベース61cは、クライアント名、サイン、サーバ名、ONタイム、OFFタイム、クライアントアドレス、ホストアドレス及びLU名から構成される。
クライアント名は、クライアントの名称である。サインは、サーバの利用状況を示す。具体的には、白丸の場合クライアントとサーバとは接続中であり、バツの場合利用しているサーバがダウンしている可能性があり、ハイフンの場合クライアントとサーバとは切断中である。サーバ名は、利用しているサーバの名称である。ONタイムは、クライアントと利用しているサーバとが接続した時刻である。OFFタイムは、クライアントと利用しているサーバとが切断した時刻である。なお、利用しているサーバがダウンした際、ダウンしたサーバのOFFタイムを記録できない場合、接続を切り替えられた他のサーバのONタイムからダウンしたサーバのOFFタイムを推測する。クライアントアドレスは、クライアント名に関係するクライアントのIPアドレスである。
ここで、クライアント名に関係するクライアントがサーバ経由で接続しているホストコンピュータが存在する場合、ホストアドレス及びLU名を使用する。ホストアドレスは、クライアント名に関係するクライアントがサーバ経由で接続しているホストコンピュータのIPアドレスである。LU名は、クライアント名に関係するクライアントがサーバ経由で接続しているホストコンピュータにおいて、使用している業務の名称である。
なお、クライアント情報データベース61cは、現在の利用状況及び過去の利用状況を格納する。
このクライアント情報データベース61cを利用して、システム管理者は、影響を受けるクライアントに、トラブル内容と運用中の業務が中断した旨とトラブル対処方法とを、メール等により通知する。次に、システム管理者は、ダウンしたサーバを調査し、トラブル原因を特定し、再発防止策を実施する。その後、システム管理者は、再びダウンしたサーバのサービスを開始させる。
図6は、サーバがダウンする前の例を示す図である。
図6のシステムと図2のシステムとの関係において、構成要素の名称が同一の場合構成要素の機能も同一である。そして、図6のシステムと図2のシステムとの関係において、図6のシステムは、クライアント情報データベース61c、62c、63cに具体的な情報が格納されている。
Aサーバ61は、クライアント情報データベース61cを有する。クライアント情報データベース61cは、各クライアントから利用可能な全てのサーバに関する情報を格納する。さらに、クライアント情報データベース61cは、各サーバの利用状況に関する情報を格納する。
Bサーバ62は、クライアント情報データベース62cを有する。クライアント情報データベース62cは、各クライアントから利用可能な全てのサーバに関する情報を格納する。さらに、クライアント情報データベース62cは、各サーバの利用状況に関する情報を格納する。
Cサーバ63は、クライアント情報データベース63cを有する。クライアント情報データベース63cは、各クライアントから利用可能な全てのサーバに関する情報を格納する。さらに、クライアント情報データベース63cは、各サーバの利用状況に関する情報を格納する。
クライアント情報データベース61c、62c、63cは、Cクライアント91はAサーバ61を実際に利用し、Eクライアント102はAサーバ61を実際に利用し、Aクライアント81はBサーバ62を実際に利用し、Bクライアント82はCサーバ63を実際に利用し、Dクライアント101はCサーバ63を実際に利用していることを示す情報を格納する。
このようにすると、負荷分散装置を利用した複数のサーバと複数のクライアントとの関係が動的に変更するクライアントサーバシステムにおいて、サーバ側とクライアント側とのシステム管理者は、1つのサーバにアクセスするだけで、各サーバの利用状況を認識できる。
よって、システム管理者について、どのクライアントがどのサーバを実際に利用しているか分からない状況がなくなり、また、必要とするクライアント情報がどのサーバに記憶されているか分からない状況もなくなり、ダウンしたサーバに関する調査用の情報が失われず、影響を受けるクライアントを特定する業務等のシステム管理者の保守業務の効率が向上し、システムの耐障害性も向上する。
図7は、サーバがダウンした後の例を示す図である。
図7のシステムと図6のシステムとの関係において、構成要素の名称が同一の場合構成要素の機能も同一である。そして、図7のシステムと図6のシステムとの関係において、図7のシステムは、Bサーバ62はダウンし、クライアント情報データベース62cは壊れ、クライアント情報データベース61c、63cは情報が変更している。
具体的には、Aクライアント81が接続するBサーバ62がダウンしたので、負荷分散装置64は、Aクライアント81が再接続を試みると自動的にBサーバ62からAサーバ61に接続を切り替えている。ここで、クライアント情報データベース61c、63cは、利用しているサーバの切替の情報を格納している。
このようにすると、負荷分散装置を利用した複数のサーバと複数のクライアントとの関係が動的に変更するクライアントサーバシステムにおいて、サーバを利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況の履歴を格納するので、ダウンしたサーバに関する調査用の情報が失われず、影響を受けるクライアントを特定する業務等のシステム管理者の保守業務の効率が向上し、システムの耐障害性も向上する。
以下、実施の形態におけるクライアント情報の送信方法について説明する。
図8は、第1の送信方法を示す図である。
第1の送信方法を用いたシステムは、サーバ211、212、213、214、215から構成される。サーバ211は、サーバ211の利用状況に関する情報が変更されており、サーバ211の利用状況に関する新しい情報を、サーバ212、213、214、215へ送信する。サーバ211、212、213、214、215は、互いに通信している。
ここで、まず、サーバ211のクライアント情報送信部61aが、サーバ211の利用状況に関する情報が変更された場合、サーバ211の新しいクライアント情報を、他のサーバへ送信する。
そして、サーバ212、213、214、215のクライアント情報受信部61dが、サーバ211から送信された情報を受信した場合、サーバ212、213、214、215のクライアント情報データベース61cを更新する。
このように、各サーバが、各サーバの利用状況に関する情報が変更された場合に、各サーバの新しい利用状況に関する情報を他のサーバへ送信するので、各サーバのクライアント情報は同一になる。
図9は、第1の送信方法の処理を示すフローチャートである。
[S11]サーバ211は、サーバ211の利用状況に関する情報が変更された場合、クライアント情報データベース61cに、新しいクライアント情報を格納する。
[S12]サーバ211のクライアント情報送信部61aは、変更されたクライアント情報データベース61cとサーバアドレスデータベース61bとに基づいて、サーバ211の新しいクライアント情報を、他のサーバへ送信する。
図10は、中継サーバの選択の処理を示すフローチャートである。
[S41]コンピュータ(サーバ)は、コンピュータに記憶されている所定のアルゴリズムを取得する。
[S42]コンピュータは、所定のアルゴリズムに基づき、全てのサーバの中から中継サーバを選択する。
[S43]コンピュータは、他のサーバが中継サーバに選択されたか判断する。選択された場合、S44へ進む。選択されなかった場合、S45へ進む。
[S44]コンピュータは、中継サーバではないので、サービス提供部61eを利用するクライアントの変更されたクライアント情報を、中継サーバに送信する。
[S45]コンピュータは、中継サーバであるので、クライアント情報データベース61c内で変更されたクライアント情報を、他のサーバに送信する。
図11は、第2の送信方法を示す図である。
第2の送信方法を用いたシステムは、サーバ221、223、224、225と中継サーバ222とから構成される。サーバ221は、サーバ221の利用状況に関する情報が変更されており、サーバ221の利用状況に関する新しい情報を、中継サーバ222を経由してサーバ223、224、225へ送信する。サーバ221、223、224、225と中継サーバ222とは、互いに通信している。
ここで、まず、複数のサーバの中で最もアドレス値が小さいサーバを中継サーバ222とする。なお、中継サーバ222がダウンした場合、中継サーバ222以外の複数のサーバの中で最もアドレス値が小さいサーバを新しい中継サーバとする。
そして、サーバ221のクライアント情報送信部61aが、サーバ221の利用状況に関する情報が変更された場合、サーバ221の新しいクライアント情報を、中継サーバ222を経由して他のサーバへ送信する。
次に、サーバ223、224、225のクライアント情報受信部61dが、サーバ221から送信された情報を受信した場合、サーバ223、224、225のクライアント情報データベース61cを更新する。
このように、各サーバが、各サーバの利用状況に関する情報が変更された場合に、各サーバの新しい利用状況に関する情報を中継サーバ222を経由して他のサーバへ送信するので、各サーバのクライアント情報は同一になる。さらに、サーバ221とサーバ223、224、225とが、直接に通信するのではなく中継サーバ222を経由して通信するので、通信トラフィックが少なくなる。
図12は、第2の送信方法の処理を示すフローチャートである。
[S21]サーバ221は、サーバ221の利用状況に関する情報が変更された場合、クライアント情報データベース61cに、新しいクライアント情報を格納する。
[S22]サーバ221のクライアント情報送信部61aは、変更されたクライアント情報データベース61cとサーバアドレスデータベース61bとに基づいて、サーバ221の新しいクライアント情報を、中継サーバ222を経由して他のサーバへ送信する。
第1の送信方法と第2の送信方法とにおいて、各サーバは、相手のサーバに通信要求できなかった場合と相手のサーバから通信応答されない場合とに、相手のサーバがダウンしたことをクライアント情報データベース61cに格納する。なお、図7に示すように、クライアント情報データベース61c、63cは、古いクライアント情報を残して新しいクライアント情報を格納する。
図13は、第3の送信方法を示す図である。
第3の送信方法を用いたシステムは、サーバ231、232、233、234、235から構成される。サーバ231は、サーバ231の利用状況に関する情報が変更されており、サーバ231の利用状況に関する新しい情報を、サーバ232、233、234、235へブロードキャストする。サーバ231、232、233、234、235は、互いに通信可能である。
ここで、まず、サーバ231のクライアント情報送信部61aが、サーバ231の利用状況に関する情報が変更された場合、サーバ231の新しいクライアント情報を、ネットワークへブロードキャストする。
そして、サーバ232、233、234、235のクライアント情報受信部61dが、サーバ231からブロードキャストされた情報を受信した場合、サーバ232、233、234、235のクライアント情報データベース61cを更新する。
また、まず、サーバ231のクライアント情報送信部61aが、サーバ231を起動した場合、サーバ231の新しいクライアント情報を、ネットワークへブロードキャストする。
そして、サーバ232、233、234、235のクライアント情報受信部61dが、サーバ231からブロードキャストされた情報を受信した場合、サーバ232、233、234、235のサーバアドレスデータベース61bを更新する。
次に、サーバ232、233、234、235のクライアント情報送信部61aが、サーバ232、233、234、235の新しいサーバアドレスデータベース61bの情報を、ネットワークへブロードキャストする。
このように、各サーバが、各サーバの利用状況に関する情報が変更された場合と各サーバを起動した場合とに、各サーバの新しい利用状況に関する情報をネットワークへブロードキャストするので、各サーバのクライアント情報とサーバ情報とは同一になる。
図14は、第3の送信方法の処理を示すフローチャートである。
[S31]サーバ231は、サーバ231の利用状況に関する情報が変更された場合、クライアント情報データベース320に、新しいクライアント情報を格納する。
[S32]サーバ231のクライアント情報送信部61aは、変更されたクライアント情報データベース61cとサーバアドレスデータベース61bとに基づいて、サーバ231の新しいクライアント情報を、ネットワークへブロードキャストする。
図16は、本発明の実施の形態に用いるコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。コンピュータ300は、CPU(Central Processing Unit)301によって装置全体が制御されている。CPU301には、バス307を介してRAM(Random Access Memory)302、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)303、グラフィック処理装置304、入力インタフェース305、および通信インタフェース306が接続されている。
RAM302には、CPU301に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM302には、CPU301による処理に必要な各種データが格納される。HDD303には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置304には、モニタ310が接続されている。グラフィック処理装置304は、CPU301からの命令に従って、画像をモニタ310の画面に表示させる。入力インタフェース305には、キーボード311とマウス330とが接続されている。入力インタフェース305は、キーボード311やマウス330から送られてくる信号を、バス307を介してCPU301に送信する。
通信インタフェース306は、ネットワーク340に接続されている。通信インタフェース306は、ネットワーク340を介して、他のコンピュータとの間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
なお、上記の処理機能は、クライアントサーバシステムのサーバコンピュータによって実現することができる。その場合、監視サーバが有すべき機能の処理内容を記述したサーバプログラムが提供される。サーバコンピュータは、クライアントコンピュータからの要求に応答して、サーバプログラムを実行する。これにより、上記処理機能がサーバコンピュータ上で実現され、処理結果がクライアントコンピュータに提供される。
処理内容を記述したサーバプログラムは、サーバコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。サーバコンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
サーバプログラムを流通させる場合には、たとえば、そのサーバプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。
サーバプログラムを実行するサーバコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたサーバプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、サーバコンピュータは、自己の記憶装置からサーバプログラムを読み取り、サーバプログラムに従った処理を実行する。なお、サーバコンピュータは、可搬型記録媒体から直接サーバプログラムを読み取り、そのサーバプログラムに従った処理を実行することもできる。
(付記1) 複数のサーバを有するクライアントサーバシステムの各サーバで使用する監視プログラムにおいて、
コンピュータに、
サービス提供手段が、クライアントに対してサービスを提供し、
サーバアドレス記憶手段が、他のサーバのアドレスを記憶し、
クライアント情報記憶手段が、前記サービス提供手段を利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況を、クライアント情報として記憶し、
クライアント情報送信手段が、前記サービス提供手段を利用する少なくとも1つのクライアントの前記クライアント情報が、前記クライアント情報記憶手段内で変更された場合、前記サーバアドレス記憶手段に記憶されたアドレスを参照し、他のサーバに変更された前記クライアント情報を送信し、
クライアント情報受信手段が、他のサーバから、他のサーバを利用するクライアントの前記クライアント情報を受け取ると、受け取った前記クライアント情報を前記クライアント情報記憶手段に格納する、
処理を実行させることを特徴とする監視プログラム。
(付記2) 複数のサーバを有するクライアントサーバシステムの各サーバで使用する監視プログラムにおいて、
コンピュータに、
サービス提供手段が、クライアントに対してサービスを提供し、
サーバアドレス記憶手段が、中継サーバのアドレスを記憶し、
クライアント情報記憶手段が、前記サービス提供手段を利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況を、クライアント情報として記憶し、
クライアント情報送信手段が、前記サービス提供手段を利用する少なくとも1つのクライアントの前記クライアント情報が、前記クライアント情報記憶手段内で変更された場合、前記サーバアドレス記憶手段に記憶されたアドレスを参照し、前記中継サーバを経由して他のサーバに変更された前記クライアント情報を送信し、
クライアント情報受信手段が、前記中継サーバから、他のサーバを利用するクライアントの前記クライアント情報を受け取ると、受け取った前記クライアント情報を前記クライアント情報記憶手段に格納する、
処理を実行させることを特徴とする監視プログラム。
(付記3) コンピュータに、
前記サーバアドレス記憶手段が、全てのサーバのアドレスを記憶し、
中継サーバ選択手段が、所定のアルゴリズムに基づき、全てのサーバの中から中継サーバを選択する、
処理をさらに実行させることを特徴とする付記2記載の監視プログラム。
(付記4) 前記クライアント情報送信手段は、前記コンピュータが前記中継サーバ選択手段により前記中継サーバに選択された場合、前記クライアント情報記憶手段内で変更された前記クライアント情報を他のサーバに送信し、他のサーバが前記中継サーバ選択手段により前記中継サーバに選択された場合、前記サービス提供手段を利用するクライアントの変更された前記クライアント情報を前記中継サーバに送信することを特徴とする付記3記載の監視プログラム。
(付記5) 複数のサーバを有するクライアントサーバシステムの各サーバで使用する監視プログラムにおいて、
コンピュータに、
サービス提供手段が、クライアントに対してサービスを提供し、
クライアント情報記憶手段が、前記サービス提供手段を利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況を、クライアント情報として記憶し、
クライアント情報送信手段が、前記サービス提供手段を利用する少なくとも1つのクライアントの前記クライアント情報が、前記クライアント情報記憶手段内で変更された場合、前記サーバアドレス記憶手段に記憶されたアドレスを参照し、他のサーバに変更された前記クライアント情報をブロードキャストする、
処理を実行させることを特徴とする監視プログラム。
(付記6) 複数のサーバを有するクライアントサーバシステムの各サーバで使用する監視サーバにおいて、
クライアントに対してサービスを提供するサービス提供手段と、
他のサーバのアドレスを記憶するサーバアドレス記憶手段と、
前記サービス提供手段を利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況を、クライアント情報として記憶するクライアント情報記憶手段と、
前記サービス提供手段を利用する少なくとも1つのクライアントの前記クライアント情報が、前記クライアント情報記憶手段内で変更された場合、前記サーバアドレス記憶手段に記憶されたアドレスを参照し、他のサーバに変更された前記クライアント情報を送信するクライアント情報送信手段と、
他のサーバから、他のサーバを利用するクライアントの前記クライアント情報を受け取ると、受け取った前記クライアント情報を前記クライアント情報記憶手段に格納するクライアント情報受信手段と、
を有することを特徴とする監視サーバ。
(付記7) コンピュータにより、複数のサーバを有するクライアントサーバシステムの各サーバで使用する監視方法において、
サービス提供手段が、クライアントに対してサービスを提供し、
サーバアドレス記憶手段が、他のサーバのアドレスを記憶し、
クライアント情報記憶手段が、前記サービス提供手段を利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況を、クライアント情報として記憶し、
クライアント情報送信手段が、前記サービス提供手段を利用する少なくとも1つのクライアントの前記クライアント情報が、前記クライアント情報記憶手段内で変更された場合、前記サーバアドレス記憶手段に記憶されたアドレスを参照し、他のサーバに変更された前記クライアント情報を送信し、
クライアント情報受信手段が、他のサーバから、他のサーバを利用するクライアントの前記クライアント情報を受け取ると、受け取った前記クライアント情報を前記クライアント情報記憶手段に格納する、
ことを特徴とする監視方法。
(付記8) 複数のサーバを有するクライアントサーバシステムの各サーバで使用する監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
コンピュータに、
サービス提供手段が、クライアントに対してサービスを提供し、
サーバアドレス記憶手段が、他のサーバのアドレスを記憶し、
クライアント情報記憶手段が、前記サービス提供手段を利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況を、クライアント情報として記憶し、
クライアント情報送信手段が、前記サービス提供手段を利用する少なくとも1つのクライアントの前記クライアント情報が、前記クライアント情報記憶手段内で変更された場合、前記サーバアドレス記憶手段に記憶されたアドレスを参照し、他のサーバに変更された前記クライアント情報を送信し、
クライアント情報受信手段が、他のサーバから、他のサーバを利用するクライアントの前記クライアント情報を受け取ると、受け取った前記クライアント情報を前記クライアント情報記憶手段に格納する、
処理を実行させることを特徴とする監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明の概念図である。 実施の形態のシステム構成図である。 監視プログラムが導入されたサーバを示す図である。 サーバアドレスデータベースを示す図である。 クライアント情報データベースを示す図である。 サーバがダウンする前の例を示す図である。 サーバがダウンした後の例を示す図である。 第1の送信方法を示す図である。 第1の送信方法の処理を示すフローチャートである。 中継サーバの選択の処理を示すフローチャートである。 第2の送信方法を示す図である。 第2の送信方法の処理を示すフローチャートである。 第3の送信方法を示す図である。 第3の送信方法の処理を示すフローチャートである。 従来のシステムによる利用状況管理方法を示す図である。 本発明の実施の形態に用いるコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
符号の説明
1、2、3、4 サーバ
1a、2a、3a、4a サーバアドレス記憶手段
1b、2b、3b、4b クライアント情報記憶手段
1c、2c、3c、4c クライアント情報送信手段
1d、2d、3d、4d クライアント情報受信手段

Claims (5)

  1. 複数のサーバを有するクライアントサーバシステムの各サーバで使用する監視プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    サービス提供手段が、クライアントに対してサービスを提供し、
    サーバアドレス記憶手段が、他のサーバのアドレスを記憶し、
    クライアント情報記憶手段が、前記サービス提供手段を利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況を、クライアント情報として記憶し、
    クライアント情報送信手段が、前記サービス提供手段を利用する少なくとも1つのクライアントの前記クライアント情報が、前記クライアント情報記憶手段内で変更された場合、前記サーバアドレス記憶手段に記憶されたアドレスを参照し、他のサーバに変更された前記クライアント情報を送信し、
    クライアント情報受信手段が、他のサーバから、他のサーバを利用するクライアントの前記クライアント情報を受け取ると、受け取った前記クライアント情報を前記クライアント情報記憶手段に格納する、
    処理を実行させることを特徴とする監視プログラム。
  2. 複数のサーバを有するクライアントサーバシステムの各サーバで使用する監視プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    サービス提供手段が、クライアントに対してサービスを提供し、
    サーバアドレス記憶手段が、中継サーバのアドレスを記憶し、
    クライアント情報記憶手段が、前記サービス提供手段を利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況を、クライアント情報として記憶し、
    クライアント情報送信手段が、前記サービス提供手段を利用する少なくとも1つのクライアントの前記クライアント情報が、前記クライアント情報記憶手段内で変更された場合、前記サーバアドレス記憶手段に記憶されたアドレスを参照し、前記中継サーバを経由して他のサーバに変更された前記クライアント情報を送信し、
    クライアント情報受信手段が、前記中継サーバから、他のサーバを利用するクライアントの前記クライアント情報を受け取ると、受け取った前記クライアント情報を前記クライアント情報記憶手段に格納する、
    処理を実行させることを特徴とする監視プログラム。
  3. コンピュータに、
    前記サーバアドレス記憶手段が、全てのサーバのアドレスを記憶し、
    中継サーバ選択手段が、所定のアルゴリズムに基づき、全てのサーバの中から中継サーバを選択する、
    処理をさらに実行させることを特徴とする請求項2記載の監視プログラム。
  4. 複数のサーバを有するクライアントサーバシステムの各サーバで使用する監視プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    サービス提供手段が、クライアントに対してサービスを提供し、
    クライアント情報記憶手段が、前記サービス提供手段を利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況を、クライアント情報として記憶し、
    クライアント情報送信手段が、前記サービス提供手段を利用する少なくとも1つのクライアントの前記クライアント情報が、前記クライアント情報記憶手段内で変更された場合、前記サーバアドレス記憶手段に記憶されたアドレスを参照し、他のサーバに変更された前記クライアント情報をブロードキャストする、
    処理を実行させることを特徴とする監視プログラム。
  5. 複数のサーバを有するクライアントサーバシステムの各サーバで使用する監視サーバにおいて、
    クライアントに対してサービスを提供するサービス提供手段と、
    他のサーバのアドレスを記憶するサーバアドレス記憶手段と、
    前記サービス提供手段を利用する全てのクライアントの利用状況及び他のサーバを利用する全てのクライアントの利用状況を、クライアント情報として記憶するクライアント情報記憶手段と、
    前記サービス提供手段を利用する少なくとも1つのクライアントの前記クライアント情報が、前記クライアント情報記憶手段内で変更された場合、前記サーバアドレス記憶手段に記憶されたアドレスを参照し、他のサーバに変更された前記クライアント情報を送信するクライアント情報送信手段と、
    他のサーバから、他のサーバを利用するクライアントの前記クライアント情報を受け取ると、受け取った前記クライアント情報を前記クライアント情報記憶手段に格納するクライアント情報受信手段と、
    を有することを特徴とする監視サーバ。
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