JP4302450B2 - コミュニケーションシステムおよびコミュニケーション方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、接続要求ユーザと接続先ユーザの間のコミュニケーション方式の選択に、接続先ユーザの意向を反映させることができるコミュニケーションシステムおよびコミュニケーション方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、接続先の端末へ接続要求を行なう接続要求ユーザが、通信ネットワークを介して接続先のユーザとコミュニケーションを図るための電話やメールやチャットなどのコミュニケーション方式の中から1つのコミュニケーション方式を選択する際に、接続先のユーザがパソコンを利用しているか(在席中)していないか(離席中)などのプレゼンス情報に基づいて、接続要求ユーザがコミュニケーションツールを選択する方法が公開されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−47957号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、接続要求ユーザが接続先ユーザとコミュニケーションを図るためのコミュニケーションツールを選択する上述の方法は、接続要求ユーザがプレゼンス情報に基づいて独断的にコミュニケーションツールを選択する方法なので、必ずしも接続先ユーザが好むコミュニケーションツールが選択されるとは限らない。また、従来の技術では全ての接続先ユーザのプレゼンス情報が接続要求ユーザに通知されるので、プレゼンス情報を通知されたくない接続先ユーザのプレゼンス情報についても接続要求ユーザに通知されてしまい、接続先ユーザにとって不都合が生じていた。
そこでこの発明は、接続要求ユーザと接続先ユーザの間のコミュニケーション方式の選択に、接続先ユーザの意向を反映させることができ、また接続先ユーザのプレゼンス情報を接続要求ユーザに通知しなくても自動的に接続要求ユーザと接続先ユーザの間で利用するコミュニケーション方式が選択されるコミュニケーションシステムおよびコミュニケーション方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決すべくなされたもので、コミュニケーション方式選択装置と、接続要求端末と、接続受付端末と、端末間の文字データの送受信によるコミュニケーション処理を行なう複数のコミュニケーション装置とが通信ネットワークを介して接続され、前記複数のコミュニケーション装置の各々が、前記文字データの送受信によるコミュニケーション方式のうちの異なるコミュニケーション方式の処理を行なうコミュニケーションシステムであって、前記接続要求端末が、当該接続要求端末を操作する接続要求ユーザの識別情報と前記接続受付端末を操作する接続先ユーザの識別情報とを前記コミュニケーション方式選択装置へ送信して前記接続受付端末への接続要求を行なう接続要求手段を備え、前記コミュニケーション方式選択装置が、前記接続先ユーザの識別情報と当該接続先ユーザのプレゼンス状態の情報とを対応付けて記憶するプレゼンス状態記憶手段と、前記接続先ユーザのプレゼンス状態と当該プレゼンス状態において前記接続先ユーザが利用を希望するコミュニケーション方式とを対応付けて記憶するコミュニケーション方式記憶手段と、前記接続要求端末から受信した前記接続先ユーザの識別情報に基づいて前記プレゼンス状態記憶手段から前記プレゼンス状態の情報を読み取って、当該プレゼンス状態の情報に対応付けられて前記コミュニケーション方式記憶手段で記憶するコミュニケーション方式を前記接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理するコミュニケーション方式として選択するコミュニケーション方式選択手段と、前記選択したコミュニケーション方式に対応した文字入力画面であって、通信内容の入力を受け付けて、当該通信内容を、前記選択されたコミュニケーション方式に対応する前記コミュニケーション装置に送信するための文字入力画面を前記接続要求端末へ送信する文字入力画面送信手段と、を備え、前記選択されたコミュニケーション方式に対応する前記コミュニケーション装置が、前記文字入力画面に入力された通信内容に基づいて、前記接続要求端末と前記接続受付端末の間のコミュニケーション処理を行なうコミュニケーション処理手段を備えることを特徴とするコミュニケーションシステムである。
【0006】
上述の構成によれば本発明は、接続要求端末が接続受付端末への接続要求を行ない、コミュニケーション方式選択装置が接続要求端末から受信した接続先ユーザの識別情報に基づいてプレゼンス状態記憶手段からプレゼンス状態の情報を読み取って、当該プレゼンス状態の情報に対応付けられてコミュニケーション方式記憶手段で記憶する接続先ユーザ希望のコミュニケーション方式を接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理するコミュニケーション方式として選択する。そして、選択されたコミュニケーション方式に対応する前記コミュニケーション装置が、接続要求端末と接続受付端末の間のコミュニケーション処理を行なう。これにより、接続先ユーザがプレゼンス状態毎に希望したコミュニケーション方式が選択されるので、接続要求端末と接続先端末とのコミュニケーション処理の方式の選択に接続先ユーザの意向を反映することができる。また、コミュニケーション方式選択装置が自動的にコミュニケーション方式を選択するので、接続要求ユーザはどのコミュニケーション方式を選択するかを考える必要が無いので、その分の接続要求ユーザの負担を軽減することができる。
【0007】
また本発明は、上述のコミュニケーションシステムにおいて、前記コミュニケーション方式選択装置が、前記接続要求ユーザの識別情報と前記接続先ユーザの識別情報とに対応付けて前記接続要求ユーザと前記接続先ユーザとの間で過去に行なわれたコミュニケーション処理の履歴をコミュニケーション方式毎に記憶する履歴情報記憶手段と、を更に備え、前記コミュニケーション方式選択装置の前記コミュニケーション方式選択手段が、前記接続要求ユーザの識別情報と前記接続先ユーザの識別情報に基づいて前記履歴情報記憶手段から前記接続要求ユーザと前記接続先ユーザとの間で過去に行なわれたコミュニケーション処理の履歴を読み取り、当該履歴に基づいて前記接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理する前記コミュニケーション方式を選択することを特徴とする。
【0008】
上述の構成によれば本発明は、接続要求端末が接続受付端末への接続要求を行ない、コミュニケーション方式選択装置が、接続要求ユーザの識別情報と接続先ユーザの識別情報に基づいて履歴情報記憶手段から接続要求ユーザと接続先ユーザとの間で過去に行なわれたコミュニケーション処理の履歴を読み取り、当該履歴に基づいて接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理するコミュニケーション方式を選択する。そして、選択されたコミュニケーション方式に対応する前記コミュニケーション装置が、接続要求端末と前記接続受付端末の間のコミュニケーション処理を行なう。これにより、コミュニケーション方式選択装置が接続要求端末と接続受付端末との間の過去の履歴に基づいて過去に利用したことのあるコミュニケーション方式を選択するので、過去に利用していないコミュニケーションを選択してコミュニケーションが取れないといった不具合を防ぎ、より確実に接続先ユーザとコミュニケーションが図ることができる。
【0009】
また本発明は、上述のコミュニケーションシステムにおいて、前記コミュニケーション方式選択手段が、前記履歴のうち前記接続先ユーザが発信した過去のコミュニケーション処理の履歴または前記接続先ユーザに着信した過去のコミュニケーション処理の履歴のいずれかの履歴に基づいて前記接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理するコミュニケーション方式を選択することを特徴とする。これにより、接続先ユーザが発信した過去のコミュニケーション処理の履歴または接続先ユーザに着信した過去のコミュニケーション処理の履歴のどちらかの履歴をコミュニケーション方式の選択時に利用する設定を行なうことができる。
【0010】
また本発明は、上述のコミュニケーションシステムにおいて、前記コミュニケーション方式選択手段が、前記履歴が示すコミュニケーション処理の回数に基づいて前記接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理する前記コミュニケーション方式を選択することを特徴とする。これにより、過去に利用したコミュニケーション方式のうちより多く利用したコミュニケーション方式を選択することができるので、接続要求ユーザと接続先ユーザの間でより確実にコミュニケーションが取れるコミュニケーション方式を選択することができる。
【0011】
また本発明は、上述のコミュニケーションシステムにおいて、前記コミュニケーション方式選択手段が、前記履歴が示すコミュニケーション処理の回数に、前記コミュニケーション処理に対応するコミュニケーション方式の指標値を掛け合わせた値を算出し、当該算出した値に基づいて前記接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理する前記コミュニケーション方式を選択することを特徴とする。これにより、コミュニケーション方式装置を管理する管理者がコミュニケーション方式ごとに異なる指標値を設定してコミュニケーション方式選択装置に登録しておけば、接続要求ユーザと接続先ユーザの間で過去に利用したコミュニケーション方式の回数だけでなく、管理者の意向も反映されたコミュニケーション方式の選択が自動で行われることとなる。したがって、例えば特定のコミュニケーション方式を処理するコミュニケーション装置の処理負荷を下げたい場合には、他のコミュニケーション方式の指標値を高く設定することにより、当該指標値を高く設定したコミュニケーション方式を処理するコミュニケーション装置に処理が多く集まるので、特定のコミュニケーション装置の処理負荷を軽減することができる。
【0012】
また本発明は、コミュニケーション方式選択装置と、接続要求端末と、接続受付端末と、端末間の文字データの送受信によるコミュニケーション処理を行なう複数のコミュニケーション装置とが通信ネットワークを介して接続され、前記複数のコミュニケーション装置の各々が、前記文字データの送受信によるコミュニケーション方式のうちの異なるコミュニケーション方式の処理を行なうコミュニケーションシステムにおけるコミュニケーション方法であって、前記接続要求端末が、当該接続要求端末を操作する接続要求ユーザの識別情報と前記接続受付端末を操作する接続先ユーザの識別情報とを前記コミュニケーション方式選択装置へ送信し、前記接続先ユーザの識別情報と当該接続先ユーザのプレゼンス状態の情報とを対応付けて記憶するプレゼンス状態記憶手段と、前記接続先ユーザのプレゼンス状態と当該プレゼンス状態において前記接続先ユーザが利用を希望するコミュニケーション方式とを対応付けて記憶するコミュニケーション方式記憶手段とを備える前記コミュニケーション方式選択装置が、前記接続要求端末から受信した前記接続先ユーザの識別情報に基づいて前記プレゼンス状態記憶手段から前記プレゼンス状態の情報を読み取って、当該プレゼンス状態の情報に対応付けられて前記コミュニケーション方式記憶手段で記憶するコミュニケーション方式を前記接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理するコミュニケーション方式として選択し、その選択したコミュニケーション方式に対応した文字入力画面であって、通信内容の入力を受け付けて、当該通信内容を、前記選択されたコミュニケーション方式に対応する前記コミュニケーション装置に送信するための文字入力画面を前記接続要求端末へ送信し、前記選択されたコミュニケーション方式に対応する前記コミュニケーション装置が、前記文字入力画面に入力された通信内容に基づいて、前記接続要求端末と前記接続受付端末の間のコミュニケーション処理を行なうことを特徴とするコミュニケーション方法である。
【0013】
また本発明は、上述のコミュニケーション方法において、前記接続要求ユーザの識別情報と前記接続先ユーザの識別情報とに対応付けて前記接続要求ユーザと前記接続先ユーザとの間で過去に行なわれたコミュニケーション処理の履歴をコミュニケーション方式毎に記憶する履歴情報記憶手段を備えた前記コミュニケーション方式選択装置が、前記接続要求ユーザの識別情報と前記接続先ユーザの識別情報に基づいて前記履歴情報記憶手段から前記接続要求ユーザと前記接続先ユーザとの間で過去に行なわれたコミュニケーション処理の履歴を読み取り、また、当該履歴に基づいて前記接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理する前記コミュニケーション方式を選択することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態によるコミュニケーションシステムを図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態によるコミュニケーションシステムの構成を示す概略ブロック図である。
この図において符号1は接続要求端末であり、当該接続要求端末1はメールやチャットや電話やインターネットメッセンジャーなどのそれぞれの処理を行なう処理部(接続要求手段)を有する。
また符号2は接続受付端末であり、接続要求端末1同様にメールやチャットや電話やインターネットメッセンジャーなどのそれぞれの処理を行なう処理部を有する。なお、接続要求端末1や接続受付端末2は、具体的にはPCなどの情報処理装置である。
【0015】
また符号3はコミュニケーション方式選択サーバ(コミュニケーション方式選択装置)であり、接続要求端末1からの接続要求に基づいて、接続要求端末1が接続受付端末2とコミュニケーションするための方式を選択する。また4は端末間のメールでの通信を処理するメールサーバである。また5は端末間のチャットの通信を処理するチャットサーバである。また6は端末間の電話の通話処理を行なうVOIP(Voice Over Internet Protocol)サーバである。また7は端末間のインターネットメッセンジャーの通信を処理するメッセージサーバである。そして、本実施形態においてはメールサーバ4、チャットサーバ5、VOIPサーバ6、メッセージサーバ7を総称してコミュニケーション装置と呼ぶこととする。そして、各コミュニケーション装置はそれぞれのコミュニケーション方式に対応した処理を行なう処理部(コミュニケーション処理手段)を備えている。なおコミュニケーション装置はメールサーバ4、チャットサーバ5、VOIPサーバ6、メッセージサーバ7だけでなく、端末間のコミュニケーションを図るための他のコミュニケーション処理を行なうサーバであってもよい。
【0016】
またコミュニケーション方式選択サーバにおいて、符号31は接続要求端末1や接続受付端末2から送信された情報を受付ける受付部である。また32は接続要求端末1から送信された接続要求に基づいて、特定のコミュニケーション方式を選択するコミュニケーション方式選択制御部(コミュニケーション方式選択手段)である。また33はコミュニケーション方式選択制御部32の指示に基づいて、接続受付端末2の操作者である接続先ユーザのプレゼンス状態を確認するプレゼンス情報確認部である。ここでプレゼンス状態とは、接続先ユーザが在席中か離席中か多忙中か帰宅か等を示す情報である。
【0017】
また34は、接続要求端末1を操作する接続要求ユーザと接続受付端末2を操作する接続先ユーザの間における過去のコミュニケーション処理の履歴や、接続先ユーザのプレゼンス状態に基づくコミュニケーション方式の情報などを、データベース37に記録されている各テーブルから読み取る情報読取部である。また35はコミュニケーション方式選択制御部32の指示に基づいて、特定のコミュニケーション方式を処理するコミュニケーション装置に対して起動の指示を行なうサービス制御部である。また36はサービス制御部35からの指示に基づいて、それぞれのコミュニケーション方式に対応した文字入力画面を作成し、当該作成した文字入力画面を接続要求端末1へ送信する画面制御部である。また37はプレゼンステーブルと、第1のコミュニケーション方式指定テーブルと、履歴テーブルと、取得履歴指定テーブルと、第2のコミュニケーション方式指定テーブルと、優先度テーブルとを記憶するデータベース(プレゼンス状態記憶手段、コミュニケーション方式記憶手段、履歴情報記憶手段)である。また38はコミュニケーション方式選択制御部32が選択した接続要求端末1と接続受付端末2との間のコミュニケーション方式の履歴をデータベース37の履歴テーブルに登録する履歴登録部である。
【0018】
そして本実施形態のコミュニケーションシステムにおいては、まず、接続要求端末1を操作する接続要求ユーザの制御によって、接続要求端末1が接続受付端末2への接続要求を送信し、その接続要求に基づいてコミュニケーション方式選択サーバ3が接続要求端末1と接続受付端末2との間のコミュニケーション方式を選択する。そしてコミュニケーション方式選択サーバ3は選択したコミュニケーション方式を処理するコミュニケーション装置に対して起動の指示を行なう。
【0019】
次に、データベース37で記憶している各テーブルについて説明する。
図2はプレゼンステーブルを示す図である。このプレゼンステーブルはユーザID(ユーザの識別情報)とプレゼンス状態(在席中/離席中/帰宅/取込中)を対応付けたテーブルでる。ここで、接続要求ユーザや接続先ユーザは予め、コミュニケーション方式選択サーバ3にプレゼンス状態を登録する。これにより登録を受付けたコミュニケーション方式選択サーバ3がプレゼンステーブルを作成してデータベース3に記録しておく。
【0020】
また図3は第1のコミュニケーション方式指定テーブルを示す図である。このコミュニケーション方式指定テーブルは、接続先ユーザのユーザIDとプレゼンス状態とコミュニケーション方式を対応付けたテーブルであり、接続先ユーザのプレゼンス状態に応じてコミュニケーション方式を指定する為のテーブルである。例えば、接続先ユーザのユーザIDがxxxxxであり、当該ユーザのプレゼンス状態が在席中であれば、コミュニケーション方式として電話を選択するように指定するテーブルである。そして、各ユーザがコミュニケーション方式選択サーバ3に、各プレゼンス状態において利用を希望するコミュニケーション方式を予め登録しておき、当該登録を受付けたコミュニケーション方式選択サーバ3がコミュニケーション方式指定テーブルをデータベース37に記録しておく。なおコミュニケーション方式指定テーブルには、コミュニケーション方式として「履歴」を登録することもできる。そしてコミュニケーション方式に「履歴」を登録した場合には、過去の履歴に基づいてコミュニケーション方式選択サーバ3によってコミュニケーション方式が選択される。
【0021】
また図4は取得履歴指定テーブルを示す図である。この取得履歴指定テーブルは、接続先ユーザのユーザIDと発信または着信を示す発着信種別の情報を対応付けたテーブルであり、ユーザ毎に、発信時の履歴を利用するのか着信時の履歴を使用するのかを指定するテーブルである。例えばユーザIDがAAAAAのユーザは、「着信」の情報に対応付けられているので、他のユーザから着信した際の履歴のみをコミュニケーション方式を選択する際に用いる履歴として利用することを示している。なおこの取得履歴指定テーブルの情報は、各ユーザがコミュニケーション方式選択サーバに予め登録して、当該登録を受付けたコミュニケーション方式選択サーバ3がデータベース37に記録しておく。
【0022】
また図5は履歴テーブルを示す図である。この履歴テーブルは接続先ユーザのユーザIDごとにコミュニケーション装置の利用履歴を保持しており、接続先ユーザのユーザIDと、接続要求ユーザのユーザIDと、コミュニケーション処理が接続先ユーザにとって「発信」なのか「着信」なのかを示す発着信種別と、利用したコミュニケーション方式と、当該コミュニケーション処理時の接続先ユーザのプレゼンス状態と、その履歴の形態でコミュニケーション処理が行なわれた回数と、を対応付けたテーブルである。
【0023】
また図6は第2のコミュニケーション方式指定テーブルを示す図である。この第2のコミュニケーション方式指定テーブルは、プレゼンス状態の情報とコミュニケーション方式の情報とを対応付けたテーブルである。この第2のコミュニケーション方式指定テーブルは、コミュニケーション方式選択サーバ3の管理者が予めデータベース37に記録したものである。そしてこの第2のコミュニケーション方式指定テーブルは、ユーザが過去の履歴を用いてコミュニケーション方式を選択する旨を第1のコミュニケーション方式指定テーブルに登録しているにもかかわらず、その履歴がない場合に、利用されるテーブルである。
【0024】
また図7は優先度テーブルを示す図である。この優先度テーブルはコミュニケーション方式とそれに対応するプライオリティの数値(コミュニケーション方式の指標値)とを対応付けている。なおプライオリティの数値は、コミュニケーション方式選択制御部32がコミュニケーション方式を選択する際に利用する数値であり、コミュニケーション方式選択制御部32は履歴テーブルから取得した履歴におけるコミュニケーション方式ごとの利用回数にプライオリティの数値を掛け合わせて、最も数値が大きくなる履歴に含まれるコミュニケーション方式を選択する。なお、この優先度テーブルは予めコミュニケーション方式選択サーバ3のデータベース37に記録されており、コミュニケーション方式選択サーバ3の管理者などが優先度テーブルにおけるコミュニケーション方式ごとのプライオリティの数値を設定しておく。これにより、例えばプライオリティの数値を高く設定しておけば、その分プライオリティの数値を高く設定したコミュニケーション方式がより多く利用されることになる。
【0025】
次に、本発明のコミュニケーションシステムの処理を図8、図9を用いて順を追って詳細に説明する。図8はコミュニケーションシステムの第1の処理フローを示す図である。また図9はコミュニケーションシステムの第2の処理フローを示す図である。
まず、図8より、接続要求ユーザが他の端末を操作するユーザとコミュニケーションを図りたい場合、接続要求ユーザは接続要求端末1にコミュニケーションを図りたいユーザのユーザID(接続先ユーザのユーザID)を入力し、接続要求の指示を行なう。すると接続要求端末1の処理部は、入力を受付けた接続先ユーザのユーザIDと予め記憶部に記憶している接続要求ユーザのユーザIDとを、通信ネットワークを介してコミュニケーション方式選択サーバ3へ送信して接続要求を行なう(ステップS1)。
【0026】
次に、コミュニケーション方式選択サーバ3の受付部31が、接続要求端末1から接続要求ユーザのユーザIDと接続先ユーザのユーザIDとを受信すると、受信した2つのユーザIDをコミュニケーション方式選択制御部32に通知する(ステップS2)。次にコミュニケーション方式選択制御部32はプレゼンス状態確認部33に接続先ユーザのユーザIDを通知する(ステップS3)。そしてプレゼンス状態確認部33は、接続先ユーザのユーザIDに対応付けられてデータベース37のプレゼンステーブルに記録されているプレゼンス状態の情報を読み取る(ステップS4)。
【0027】
次に、プレゼンス状態確認部33は読み取った接続先ユーザのプレゼンス状態の情報をコミュニケーション方式選択制御部32に通知する(ステップS5)。するとコミュニケーション方式選択制御部32は接続先ユーザのユーザIDとプレゼンス状態確認部33から受付けた接続先ユーザのプレゼンス状態の情報とを情報読取部34に通知する(ステップS6)。情報読取部34はコミュニケーション方式選択制御部32から接続先ユーザのユーザIDと接続先ユーザのプレゼンス状態の情報を受付けると、当該ユーザIDとプレゼンス状態の情報に対応付けられて第1のコミュニケーション方式指定テーブルに記録されているコミュニケーション方式を読み取り(ステップS7)、コミュニケーション方式選択制御部32に通知する(ステップS8)。
【0028】
ここでコミュニケーション方式選択制御部32は情報読取部34から通知を受けたコミュニケーション方式の情報を確認し(ステップS9)、当該コミュニケーション方式の情報がメール、チャット、電話、インターネットメッセンジャーのいずれかを示す場合には、当該コミュニケーション方式の処理を行なうコミュニケーション装置(メールサーバ4、チャットサーバ5、VOIPサーバ5、メッセージサーバ6のいずれか)を起動するようサービス制御部35に指示する(ステップS10)。そして、サービス制御部35は起動の指示に基づいてメールサーバ4、チャットサーバ5、VOIPサーバ5、メッセージサーバ6のいずれかのサーバに起動通知を行なう(ステップS11)。
【0029】
次に、サービス制御部35はコミュニケーション方式選択制御部32から受付けたコミュニケーション方式の情報がメール、チャット、インターネットメッセンジャーのいずれかの場合には、接続要求者端末1に対して、それぞれのコミュニケーション方式に対応した文字入力画面を送信するよう画面制御部36に指示する(ステップS12)。
【0030】
そして画面制御部36が文字入力画面を作成して接続要求端末1に送信し(ステップS13)、接続要求端末1が受信した文字入力画面をモニタに表示する。また接続要求端末1は文字入力画面において接続要求ユーザからの通信内容の入力を受付けて、当該入力を受付けた通信内容をコミュニケーション方式選択サーバ3に送信する(ステップS14)。そして、コミュニケーション方式選択サーバ3の画面制御部36が接続要求端末1から受付けた通信内容をメールサーバ4やチャットサーバ5やメッセージサーバ7に送信する(ステップS15)。そして、メールサーバ4やチャットサーバ5やメッセージサーバ7の各サーバは各コミュニケーション方式に基づいたコミュニケーション処理により、通信内容を接続受付端末2へ送信する(ステップS16)。なお電話処理の場合にはステップS11の後にVOIPサーバ6が接続要求端末1と接続受付端末2の間の通話処理を行なう。
【0031】
また、図9より、ステップS9において、コミュニケーション方式選択制御部32が情報読取部34から受付けたコミュニケーション方式の情報が「履歴」を示す場合には、コミュニケーション方式選択制御部32は、情報読取部34に履歴の情報を取得するよう指示する(ステップS17)。すると情報読取部34は接続要求ユーザのユーザIDと接続先ユーザのユーザIDに対応付けられて履歴テーブルに記録されている「発信種別」と「利用したコミュニケーション方式」と「プレゼンス状態」と「回数」との組合せの情報となる履歴を読み取る(ステップS18)。
【0032】
ここで、情報読取部34は、接続要求ユーザのユーザIDと接続要求ユーザのユーザIDとに対応する履歴を読み取ることができた場合には、データベース37の取得履歴指定テーブルから接続先ユーザのユーザIDに対応付けられている発着信種別を読み取る(ステップS19)。また情報読取部34はデータベースの優先度テーブルからコミュニケーション方式ごとの各「プライオリティ」を読み取る(ステップS20)。そして情報読取部34は、データベース37の履歴テーブルから読み取った「履歴」と、取得履歴指定テーブルから読み取った「発着信種別」と、優先度テーブルから読み取った「プライオリティ」とをコミュニケーション方式選択制御部32に通知する(ステップS21)。なお情報読取部34が履歴テーブルから読み取った「履歴」は複数の場合もあれば1つの場合もある。
【0033】
次にコミュニケーション方式選択制御部32は、情報読取部34から通知を受けた発着信種別を含む履歴を、情報読取部34から通知を受けた履歴の中から抽出する(ステップS22)。そして、コミュニケーション方式選択制御部32は、ステップS22において抽出したした履歴ごとに、当該履歴含まれる回数と当該履歴に含まれる「コミュニケーション方式」のプライオリティの数値とを掛け合わせる(ステップS23)。そしてコミュニケーション方式選択制御部22は、ステップS23で算出した数値を履歴ごとに比較し、最も大きい数値を算出できた履歴に含まれる「コミュニケーション方式」を選択する(ステップS24)。そして、上述のステップS10からステップS16と同様の処理が行なわれる。なおコミュニケーション方式選択制御部32が選択したコミュニケーション方式の履歴が履歴登録部38によってデータベース37の履歴テーブルに記録される。
【0034】
また、ステップS18において、接続要求ユーザのユーザIDと接続要求ユーザのユーザIDとに対応する履歴を取得できない場合には、情報読取部34は、データベース37の第2のコミュニケーション方式指定テーブルより接続先ユーザのプレゼンス状態の情報に対応付けられているコミュニケーション方式を読み取り、コミュニケーション方式選択制御部32に通知する。そしてコミュニケーション方式選択制御部32が、当該通知を受けたコミュニケーション方式を選択する。また上述のステップS10からステップS16と同様の処理が行なわれる。
【0035】
なお、上述の接続要求端末や接続受付端末やコミュニケーション方式選択サーバや各コミュニケーション装置は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、接続要求端末が接続受付端末への接続要求を行ない、コミュニケーション方式選択装置が接続要求端末から受信した接続先ユーザの識別情報に基づいてプレゼンス状態記憶手段からプレゼンス状態の情報を読み取って、当該プレゼンス状態の情報に対応付けられてコミュニケーション方式記憶手段で記憶する接続先ユーザ希望のコミュニケーション方式を接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理するコミュニケーション方式として選択する。そして、選択されたコミュニケーション方式に対応する前記コミュニケーション装置が、接続要求端末と接続受付端末の間のコミュニケーション処理を行なう。これにより、接続先ユーザがプレゼンス状態毎に希望したコミュニケーション方式が選択されるので、接続要求端末と接続先端末とのコミュニケーション処理の方式の選択に接続先ユーザの意向を反映することができる。また、コミュニケーション方式選択装置が自動的にコミュニケーション方式を選択するので、接続要求ユーザはどのコミュニケーション方式を選択するかを考える必要が無いので、その分の接続要求ユーザの負担を軽減することができる。
【0037】
また本発明によれば、接続要求端末が接続受付端末への接続要求を行ない、コミュニケーション方式選択装置が、接続要求ユーザの識別情報と接続先ユーザの識別情報に基づいて履歴情報記憶手段から接続要求ユーザと接続先ユーザとの間で過去に行なわれたコミュニケーション処理の履歴を読み取り、当該履歴に基づいて接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理するコミュニケーション方式を選択する。そして、選択されたコミュニケーション方式に対応する前記コミュニケーション装置が、接続要求端末と前記接続受付端末の間のコミュニケーション処理を行なう。これにより、コミュニケーション方式選択装置が接続要求端末と接続受付端末との間の過去の履歴に基づいて過去に利用したことのあるコミュニケーション方式を選択するので、過去に利用していないコミュニケーションを選択してコミュニケーションが取れないといった不具合を防ぎ、より確実に接続先ユーザとコミュニケーションが図ることができる。
【0038】
また本発明によれば、コミュニケーション方式選択手段が、履歴のうち接続先ユーザが発信した過去のコミュニケーション処理の履歴または接続先ユーザに着信した過去のコミュニケーション処理の履歴のいずれかの履歴に基づいて接続要求端末と接続受付端末との間で処理するコミュニケーション方式を選択することを特徴とする。これにより、接続先ユーザが発信した過去のコミュニケーション処理の履歴または接続先ユーザに着信した過去のコミュニケーション処理の履歴のどちらかの履歴をコミュニケーション方式の選択時に利用する設定を行なうことができる。
【0039】
また本発明によれば、コミュニケーション方式選択手段が、履歴が示すコミュニケーション処理の回数に基づいて接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理するコミュニケーション方式を選択することを特徴とする。これにより、過去に利用したコミュニケーション方式のうちより多く利用したコミュニケーション方式を選択することができるので、接続要求ユーザと接続先ユーザの間でより確実にコミュニケーションが取れるコミュニケーション方式を選択することができる。
【0040】
また本発明によれば、コミュニケーション方式選択手段が、履歴が示すコミュニケーション処理の回数に、コミュニケーション処理に対応するコミュニケーション方式の指標値を掛け合わせた値を算出し、当該算出した値に基づいて接続要求端末と接続受付端末との間で処理するコミュニケーション方式を選択することを特徴とする。これにより、コミュニケーション方式装置を管理する管理者がコミュニケーション方式ごとに異なる指標値を設定してコミュニケーション方式選択装置に登録しておけば、接続要求ユーザと接続先ユーザの間で過去に利用したコミュニケーション方式の回数だけでなく、管理者の意向も反映されたコミュニケーション方式の選択が自動で行われることとなる。したがって、例えば特定のコミュニケーション方式を処理するコミュニケーション装置の処理負荷を下げたい場合には、他のコミュニケーション方式の指標値を高く設定することにより、当該指標値を高く設定したコミュニケーション方式を処理するコミュニケーション装置に処理が多く集まるので、特定のコミュニケーション装置の処理負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるコミュニケーションシステムの構成を示す概略ブロック図である。
【図2】 本実施形態によるプレゼンステーブルを示す図である。
【図3】 本実施形態による第1のコミュニケーション方式指定テーブルを示す図である。
【図4】 本実施形態による取得履歴指定テーブルを示す図である。
【図5】 本実施形態による履歴テーブルを示す図である。
【図6】 本実施形態による第2のコミュニケーション方式指定テーブルを示す図である。
【図7】 本実施形態による優先度テーブルを示す図である。
【図8】 本実施形態によるコミュニケーションシステムの第1の処理フローを示す図である。
【図9】 本実施形態によるコミュニケーションシステムの第2の処理フローを示す図である。
【符号の説明】
1 接続要求端末
2 接続受付端末
3 コミュニケーション方式選択サーバ
4 メールサーバ
5 チャットサーバ
6 VOIPサーバ
7 メッセージサーバ
31 受付部
32 コミュニケーション方式選択制御部
33 プレゼンス状態確認部
34 情報読取部
35 サービス制御部
36 画面制御部
37 データベース
Claims (7)
- コミュニケーション方式選択装置と、接続要求端末と、接続受付端末と、端末間の文字データの送受信によるコミュニケーション処理を行なう複数のコミュニケーション装置とが通信ネットワークを介して接続され、前記複数のコミュニケーション装置の各々が、前記文字データの送受信によるコミュニケーション方式のうちの異なるコミュニケーション方式の処理を行なうコミュニケーションシステムであって、
前記接続要求端末が、
当該接続要求端末を操作する接続要求ユーザの識別情報と前記接続受付端末を操作する接続先ユーザの識別情報とを前記コミュニケーション方式選択装置へ送信して前記接続受付端末への接続要求を行なう接続要求手段を備え、
前記コミュニケーション方式選択装置が、
前記接続先ユーザの識別情報と当該接続先ユーザのプレゼンス状態の情報とを対応付けて記憶するプレゼンス状態記憶手段と、
前記接続先ユーザのプレゼンス状態と当該プレゼンス状態において前記接続先ユーザが利用を希望するコミュニケーション方式とを対応付けて記憶するコミュニケーション方式記憶手段と、
前記接続要求端末から受信した前記接続先ユーザの識別情報に基づいて前記プレゼンス状態記憶手段から前記プレゼンス状態の情報を読み取って、当該プレゼンス状態の情報に対応付けられて前記コミュニケーション方式記憶手段で記憶するコミュニケーション方式を前記接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理するコミュニケーション方式として選択するコミュニケーション方式選択手段と、
前記選択したコミュニケーション方式に対応した文字入力画面であって、通信内容の入力を受け付けて、当該通信内容を、前記選択されたコミュニケーション方式に対応する前記コミュニケーション装置に送信するための文字入力画面を前記接続要求端末へ送信する文字入力画面送信手段と、を備え、
前記選択されたコミュニケーション方式に対応する前記コミュニケーション装置が、前記文字入力画面に入力された通信内容に基づいて、前記接続要求端末と前記接続受付端末の間のコミュニケーション処理を行なうコミュニケーション処理手段を備える
ことを特徴とするコミュニケーションシステム。 - 前記コミュニケーション方式選択装置が、
前記接続要求ユーザの識別情報と前記接続先ユーザの識別情報とに対応付けて前記接続要求ユーザと前記接続先ユーザとの間で過去に行なわれたコミュニケーション処理の履歴をコミュニケーション方式毎に記憶する履歴情報記憶手段と、を更に備え、
前記コミュニケーション方式選択装置の前記コミュニケーション方式選択手段が、
前記接続要求ユーザの識別情報と前記接続先ユーザの識別情報に基づいて前記履歴情報記憶手段から前記接続要求ユーザと前記接続先ユーザとの間で過去に行なわれたコミュニケーション処理の履歴を読み取り、当該履歴に基づいて前記接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理する前記コミュニケーション方式を選択する
ことを特徴とする請求項1に記載のコミュニケーションシステム。 - 前記コミュニケーション方式選択手段は、前記履歴のうち前記接続先ユーザが発信した過去のコミュニケーション処理の履歴または前記接続先ユーザに着信した過去のコミュニケーション処理の履歴のいずれかの履歴に基づいて前記接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理するコミュニケーション方式を選択することを特徴とする請求項2に記載のコミュニケーションシステム。
- 前記コミュニケーション方式選択手段は、前記履歴が示すコミュニケーション処理の回数に基づいて前記接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理する前記コミュニケーション方式を選択することを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載のコミュニケーションシステム。
- 前記コミュニケーション方式選択手段は、前記履歴が示すコミュニケーション処理の回数に、前記コミュニケーション処理に対応するコミュニケーション方式の指標値を掛け合わせた値を算出し、当該算出した値に基づいて前記接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理する前記コミュニケーション方式を選択することを特徴とする請求項4に記載のコミュニケーションシステム。
- コミュニケーション方式選択装置と、接続要求端末と、接続受付端末と、端末間の文字データの送受信によるコミュニケーション処理を行なう複数のコミュニケーション装置とが通信ネットワークを介して接続され、前記複数のコミュニケーション装置の各々が、前記文字データの送受信によるコミュニケーション方式のうちの異なるコミュニケーション方式の処理を行なうコミュニケーションシステムにおけるコミュニケーション方法であって、
前記接続要求端末が、当該接続要求端末を操作する接続要求ユーザの識別情報と前記接続受付端末を操作する接続先ユーザの識別情報とを前記コミュニケーション方式選択装置へ送信し、
前記接続先ユーザの識別情報と当該接続先ユーザのプレゼンス状態の情報とを対応付けて記憶するプレゼンス状態記憶手段と、前記接続先ユーザのプレゼンス状態と当該プレゼンス状態において前記接続先ユーザが利用を希望するコミュニケーション方式とを対応付けて記憶するコミュニケーション方式記憶手段とを備える前記コミュニケーション方式選択装置が、前記接続要求端末から受信した前記接続先ユーザの識別情報に基づいて前記プレゼンス状態記憶手段から前記プレゼンス状態の情報を読み取って、当該プレゼンス状態の情報に対応付けられて前記コミュニケーション方式記憶手段で記憶するコミュニケーション方式を前記接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理するコミュニケーション方式として選択し、その選択したコミュニケーション方式に対応した文字入力画面であって、通信内容の入力を受け付けて、当該通信内容を、前記選択されたコミュニケーション方式に対応する前記コミュニケーション装置に送信するための文字入力画面を前記接続要求端末へ送信し、
前記選択されたコミュニケーション方式に対応する前記コミュニケーション装置が、前記文字入力画面に入力された通信内容に基づいて、前記接続要求端末と前記接続受付端末の間のコミュニケーション処理を行なう
ことを特徴とするコミュニケーション方法。 - 前記接続要求ユーザの識別情報と前記接続先ユーザの識別情報とに対応付けて前記接続要求ユーザと前記接続先ユーザとの間で過去に行なわれたコミュニケーション処理の履歴をコミュニケーション方式毎に記憶する履歴情報記憶手段を備えた前記コミュニケーション方式選択装置が、前記接続要求ユーザの識別情報と前記接続先ユーザの識別情報に基づいて前記履歴情報記憶手段から前記接続要求ユーザと前記接続先ユーザとの間で過去に行なわれたコミュニケーション処理の履歴を読み取り、また、当該履歴に基づいて前記接続要求端末と前記接続受付端末との間で処理する前記コミュニケーション方式を選択する
ことを特徴とする請求項6に記載のコミュニケーション方法。
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