JPH1193512A - 動力付窓開閉装置 - Google Patents

動力付窓開閉装置

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JPH1193512A
JPH1193512A JP10004886A JP488698A JPH1193512A JP H1193512 A JPH1193512 A JP H1193512A JP 10004886 A JP10004886 A JP 10004886A JP 488698 A JP488698 A JP 488698A JP H1193512 A JPH1193512 A JP H1193512A
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Shusuke Ishihara
秀典 石原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 窓枠のうち傾斜した部位で異物が挟み込が発
生した場合であっても、パワーウインドウの誤作動を防
止する。 【解決手段】 第1所定値P1 より上方の位置に窓ガラ
ス4が位置しているときには、窓枠センサ7に基づいて
異物挟み込みを検出し、一方、第2所定値P2 より下方
の位置に窓ガラス4が位置しているときには、窓枠セン
サ7と駆動モータ5の駆動負荷とのAND条件により異
物挟み込みを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異物挟み込み機構
を有する動力付窓開閉装置(以下、パワーウインドウと
呼ぶ。)に関すのものである。
【0002】
【従来の技術】異物挟み込み機構を有するパワーウイン
ドウの構造としては、窓ガラスを移動させる駆動モータ
の駆動負荷を検出する負荷検出手段を有して、この負荷
検出手段の検出値が所定値を越えたときに異物挟み込み
が発生したものとして窓ガラスを開方向に反転させるパ
ワーウインドウや、窓枠に作用する外力を感知する感知
手段を配設し、この感知手段の検出値が所定値を越えた
ときに異物挟み込みが発生したものとして窓ガラスを開
方向に反転させるパワーウインドウ等がある。
【0003】しかし、異物挟み込みが発生している状態
とは、窓枠および窓ガラスの両者に外力が発生している
状態であるので、負荷検出手段または感知手段のいずれ
か一方のみでは、いたずら等の外乱等により異物挟み込
みを正確に検出することが困難である。そこで、例えば
特開平7−4137号公報では、感知手段および負荷検
出手段の両者を備え、感知手段の検出値が所定値を越
え、かつ、駆動負荷も所定値を越えたときに、異物挟み
込みが発生したものとみなして窓ガラスを開方向に反転
させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発明者等
は、様々な窓形状の車両を用いて上記公報に記載のパワ
ーウインドウの作動確認を行っていたところ、異物が挟
み込まれる部位によっては、異物が挟み込まれても窓ガ
ラスが開方向に反転しない等の誤作動が発生した。そこ
で、発明者等は引き続き研究調査を行ったところ、以下
に述べる原因によって誤作動が発生することが明らかに
なった。
【0005】すなわち、図4に示すように、窓枠2のう
ち窓ガラス4の移動方向に対して傾斜した部位2aで異
物の挟み込みが発生すると、窓ガラス4には、異物(窓
枠)に作用する外力F0 のうち窓枠2に対して直角方向
の外力成分の力F1 が作用する。そして、駆動モータが
駆動負荷として受ける力は、概ね、力F1 のうち窓ガラ
ス4の閉作動方向成分の力F3 (=F0 cos2 θ)で
ある。
【0006】このため、傾斜した部位2aでは、異物
(窓枠)に作用する外力F0 の大きさが同じであって
も、その他の部位に比べて駆動モータが負荷として受け
る力F3は小さくなる。つまり、駆動モータ側からみる
と、傾斜した部位2aでは、その他の部位より大きな外
力F0 が作用しなければ、異物挟み込みを検出すること
ができない(図5参照)。
【0007】そしてさらに、傾斜した部位2aでは、駆
動負荷として受ける力F3 が小さくなるので、検出され
た駆動負荷の検出誤差範囲と異物挟み込みによる負荷の
変動幅との区別が困難になり、検出された駆動負荷中に
占める検出誤差の割合が大きくなる。したがって、窓枠
2のうち傾斜した部位2aで異物が挟み込まれると、検
出された駆動負荷中に占める検出誤差が大きくなるの
で、パワーウインドウが誤作動してしまうという問題が
発生する。
【0008】本発明は、上記点に鑑み、窓枠のうち傾斜
した部位で異物が挟み込が発生した場合であっても、パ
ワーウインドウの誤作動を防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を用いる。ところで、
発明者等の種々の検討によれば、窓ガラス4の移動方向
に対して傾斜した窓枠の部位において、挟み込まれる異
物の多くは、幼児の指等の比較的小さい(細い)もので
あり、大きくても大人の手首程度の大きさであることが
判明した。
【0010】そこで、請求項1〜4に記載の発明では、
位置検出手段(6、82)により検出された窓体(4)
の検出位置が第1所定位置(P1 )より窓開口(3)を
閉じる側に位置すると判断された場合であって、少なく
とも感知手段(7)により感知された感知外力が所定値
を超えたときに窓体(4)の閉方向への移動を中断す
る。また、位置検出手段(6、82)により検出された
窓体(4)の検出位置が第2所定位置(P2 )より窓開
口(3)を開く側に位置すると判断された場合であっ
て、少なくとも負荷検出手段(6、81)により検出さ
れた駆動負荷が所定値を超えたときに窓体(4)の閉方
向への移動を中断することを特徴とする。
【0011】これにより、所定位置を、前述した程度の
大きさ(幼児の指程度から大人の手首程度の大きさ)に
相当する値に設定すれば、所定位置より閉じる側に窓体
(4)が位置しているときに挟み込みが発生した場合に
は、傾斜した部位(2a)にて挟み込みが発生したもの
とみなすことができる。したがって、所定位置より閉じ
る側に窓体(4)が位置しているときに、感知手段
(7)の検出に基づいて異物挟み込みを検出すれば、検
出誤差の占める割合が多い負荷検出手段(6、81)の
検出値が含まれないので、異物挟み込みを正確に検出す
ることができ、動力付窓開閉装置の誤作動を防止するこ
とができる。
【0012】一方、所定位置より開く側に窓体(4)が
位置しているときに挟み込みが発生した場合には、傾斜
した部位(2a)以外の部位にて挟み込みが発生したも
のとみなすことができる。したがって、所定位置より開
く側に窓体(4)が位置しているときには、負荷検出手
段(6、81)の検出値に含まれる誤差の割合が小さい
ので、いたずら等の外乱等に影響されることなく、正確
に異物挟み込みを正確に検出することができる。
【0013】なお、第1所定位置(P1 )は、請求項2
に記載の発明のごとく、第2所定位置(P2 )よりも窓
開口(3)を閉じる側に設定することが望ましい。ま
た、第1所定位置(P1 )は、請求項3に記載の発明の
ごとく、第2所定位置(P2 )と略等しい位置としても
よい。さらに、第1所定位置(P1 )は、請求項4に記
載の発明のごとく、サイドバイザ(9)の開方向側端部
(9a)よりもさらに開口側に設定することがより望ま
しい。
【0014】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1の(a)は本実施形態に係る車両
用のパワーウインドウの模式図であり、1は車両ドアで
あり、2は窓開口3を構成する窓枠である。また、4は
窓開口3内で移動して窓開口3を開閉する窓ガラス(窓
体)であり、この窓ガラス4は、バッテリ(図示せず)
から電力を得て回転する駆動モータ(窓体駆動手段)5
により移動させられる。
【0016】また、6は駆動モータ(以下、モータと略
す。)5の回転数(回転角度)を検出する回転センサで
あり、7は、窓枠2のうち窓ガラス4の移動方向に対し
て傾いた前辺部2aと、窓ガラス4の移動方向に対して
略直交する上辺部2bとに渡って配設されて窓枠2(前
辺部2aおよび上辺部2b)に作用する外力を感知する
窓枠センサ(感知手段)である。そして、回転センサ6
の検出信号および窓枠センサ7の検出信号は、モータ5
の作動を制御する制御回路8に入力されている。
【0017】因みに、窓枠センサ7は、図2に示すよう
に、ゴム等の弾性変形可能な絶縁材料からなるチューブ
71と、その内部で空隙72を有して対向配設された金
属製の第1、第2電極部材73、74を、図2の(b)
に示すように、チューブ71の長手方向に螺旋を描いて
延びるように埋設したものである。なお、75は導電性
ゴムや導電性樹脂(導電材料である金属をゴムや樹脂に
混入したもの)製の被覆部材である。そして、チューブ
71(窓枠2)に所定値を越える外力が作用したとき、
第1、第2電極部材73、74が接触(導通)して、後
述する第1、2ANDゲート84、85に向けて検出信
号7aを出力する。
【0018】なお、9は、窓枠2(前辺部2aおよび上
辺部2b)のうち車両外側に配設されて、窓枠2を覆う
樹脂製のサイドバイザである。図1の(b)は、制御回
路8の制御作動を示すブロック図であり、このブロック
図を用いて本実施形態に係るパワーウインドウの作動を
述べる。制御回路8に入力された回転センサ6の検出値
6aは、この検出値6aに基づいてモータ5の回転速度
の変化率を求める速度変化率検出回路81、および検出
値6aに基づいて窓ガラス4の位置(窓ガラス4の閉方
向側先端6aの位置)を求める位置検出回路82に入力
されている。
【0019】また、位置検出回路82で求められた窓ガ
ラス4の位置を示す信号82aは、窓ガラス4が所定位
置に達しているか否かを判定する位置判定回路83に入
力される。そして、位置判定回路83は、窓ガラス4の
位置が第1所定位置P1 より窓開口3を閉じる側に位置
すると判定したときには、第1ANDゲート84に向け
て第1位置信号83aを出力し、一方、第2所定位置P
2 より窓開口3を開く側に位置すると判定したときに
は、第2ANDゲート85に向けて第2位置信号83b
を出力する。
【0020】また、速度変化率検出回路81は、モータ
5の回転速度の変化率、すなわち窓ガラス4の移動変位
速度の変化率が所定値を越えたときに、モータ5の駆動
負荷が所定値を越えたものとみなして第2ANDゲート
85に向けて信号81aを出力する。また、窓枠センサ
7の検出信号7a、および乗員が窓ガラス4の開閉を支
持する開閉スイッチ86から出力される、窓ガラス4が
閉じる向きに移動していることを示す閉信号86aが両
ANDゲート84、85に入力されている。
【0021】さらに、両ANDゲート84、85の各出
力信号84a、85aは、モータ5の極性を反転させて
モータ5の回転を反転させるモータ反転駆動回路87に
入力されている。なお、本実施形態では、位置検出回路
82および回転センサ6の検出誤差等に起因してパワー
ウインドウが誤作動することを防止すべく、第2所定位
置P2 は、第1所定位置P1 より窓開口3を閉じる側に
相当する位置する値に設定されている。しかし、両所定
位置P1 、P2 の差は僅かであり、位置検出回路82お
よび回転センサ6の検出誤差を考慮すれば、窓ガラス4
から見れば、略等しい位置である。
【0022】以上に述べた構成により、窓ガラス4が閉
じる向きに変位して第1所定位置P 1 より窓開口3を閉
じる側に位置に達した場合であって、窓枠センサ7の検
出信号7aが出力されたときには、異物挟み込みが発生
したものとみなされ、モータ5の回転が反転させられて
窓ガラス4が開く向きに変位する。また、窓ガラス4が
閉じる向きに変位している場合であって、第2所定位置
2 より窓開口3を開く側に位置すると判定され、か
つ、窓枠センサ7の検出信号7aが出力されるととも
に、速度変化率検出回路81より信号81aが出力され
たときには、異物挟み込みが発生したものとみなされ、
モータ5の回転が反転させられて窓ガラス4が開く向き
に変位する。
【0023】次に、本実施形態の特徴を述べる。両所定
位置P1 、P2 を、「課題を解決するための手段」の欄
で述べた程度の大きさ(幼児の指程度から大人の手首程
度の大きさ)に相当する値に設定すれば、所定位置より
閉じる側に窓ガラス4が位置しているときに挟み込みが
発生した場合には、前辺2aにて挟み込みが発生したも
のとみなすことができる。
【0024】したがって、第1所定位置P1 より閉じる
側(上領域)に窓ガラス4が位置しているときに、窓枠
センサ7の検出に基づいて異物挟み込みを検出すれば、
検出誤差の占める割合が多いモータ5の駆動負荷を示す
信号81aが含まれないので、異物挟み込みを正確に検
出することができ、パワーウインドウの誤作動を防止す
ることができる。
【0025】一方、第2所定位置P2 より開く側(下領
域)に窓ガラス4が位置しているときに挟み込みが発生
した場合には、前辺2a以外の部位にて挟み込みが発生
したものとみなすことができる。したがって、第2所定
位置P2 より開く側に窓ガラス4が位置しているときに
は、信号81aに含まれる誤差の割合が小さいので、い
たずら等の外乱等に影響されることなく、正確に異物挟
み込みを正確に検出することができる。
【0026】(第2実施形態)図3の(a)は本実施形
態に係る車両用のパワーウインドウの模式図であり、
(b)制御回路のブロック図である。そして、本実施形
態は、第1実施形態に比べて、制御作動(制御回路のブ
ロック図)のみ異なるので、以下、本実施形態に係る制
御回路8の制御作動を述べる。
【0027】制御回路8に入力された回転センサ6の検
出値6aは、速度変化率検出回路81、および位置検出
回路82に入力されている。また、位置検出回路82で
求められた窓ガラス4の位置を示す信号82aは、位置
判定回路83に入力される。そして、位置判定回路83
は、窓ガラス4の位置が第1所定位置P1 より窓開口3
を閉じる側に位置すると判定したときには、第1AND
ゲート84に向けて第1位置信号83aを出力し、一
方、第2所定位置P2 より窓開口3を開く側に位置する
と判定したときには、第2ANDゲート85に向けて第
2位置信号83bを出力する。
【0028】また、速度変化率検出回路81は、モータ
5の回転速度の変化率、すなわち窓ガラス4の移動変位
速度の変化率が所定値を越えたときに、モータ5の駆動
負荷が所定値を越えたものとみなして第2ANDゲート
85、およびORゲート88に向けて信号81aを出力
する。また、乗員が窓ガラス4の開閉を支持する開閉ス
イッチ86から出力される、窓ガラス4が閉じる向きに
移動していることを示す閉信号86aが両ANDゲート
84、85に入力されている。
【0029】また、窓枠センサ7の検出信号7aは、第
2ANDゲート85およびORゲート88に入力され
る。そして、ORゲート88の出力信号88aは、第1
ANDゲート84に入力され、第1ANDゲート84の
出力信号84aおよび第2ANDゲート85の出力信号
85aは、モータ5の極性を反転させてモータ5の回転
を反転させるモータ反転駆動回路87に入力されてい
る。
【0030】以上に述べた構成により、窓ガラス4が閉
じる向きに変位して第1所定位置P 1 より窓開口3を閉
じる側に位置に達した場合であって、窓枠センサ7の検
出信号7aが出力されたときか、速度変化率検出回路8
1より信号81aが出力されたときかのいずれかのとき
には、異物挟み込みが発生したものとみなされ、モータ
5の回転が反転させられて窓ガラス4が開く向きに変位
する。
【0031】また、窓ガラス4が閉じる向きに変位して
いる場合であって、第2所定位置P 2 より窓開口3を開
く側に位置すると判定され、かつ、窓枠センサ7の検出
信号7aが出力されるとともに、速度変化率検出回路8
1より信号81aが出力されたときには、異物挟み込み
が発生したものとみなされ、モータ5の回転が反転させ
られて窓ガラス4が開く向きに変位する。
【0032】ところで、サイドバイザ9の有無により異
物挟み込みが発生する状況が異なるので、発明者等の検
討によれば、サイドバイザ9を有する車両ドア1では、
両所定位置P1 、P2 を、サイドバイサ9のうち窓開口
3を開く側の端部9aに相当する位置に設定することが
望ましいとの検討結果を得ている。また、上述の実施形
態では、第1所定位置P1 と第2所定位置P2 とは、異
なる位置であったが、所定位置P1 、P2 を等しい位置
としてもよい。
【0033】また、上述の実施形態では、異物挟み込み
が検出された場合には、モータ5を反転させたが、異物
挟み込みが検出された場合にモータ5の回転を停止する
ようにしてもよい。また、上述の実施形態では、窓ガラ
ス4の移動変位速度の変化率によりモータ5の駆動負荷
を検出したが、モータ5に流れる駆動電流の変化から駆
動負荷を検出してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るパワーウインドウの模式図
であり、(a)は車両ドアの模式図であり、(b)制御
回路のブロック図である。
【図2】(a)は窓枠センサの断面図であり、(b)窓
枠センサの側面図である。
【図3】第2実施形態に係るパワーウインドウの模式図
であり、(a)は車両ドアの模式図であり、(b)制御
回路のブロック図である。
【図4】従来の技術の問題点を説明するための説明図で
ある。
【図5】外力F0 (反転荷重)と窓枠の位置との関係を
示すチャートである。
【符号の説明】
1…車両ドア、2…窓枠、3…窓開口、4…窓ガラス
(窓体)、5…駆動モータ(窓体駆動手段)、6…回転
センサ、7…窓枠センサ(感知手段)、8…制御回路、
9…サイドバイザー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 ▲ツトム▼ 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ株式会 社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の窓開口(3)内で移動する窓体
    (4)と、 前記窓体(4)を移動させて前記窓開口(3)を開閉す
    る窓体駆動手段(5)と、 前記窓体駆動手段(5)の駆動負荷を検出する負荷検出
    手段(6、81)と、 前記窓開口(3)を構成する窓枠(2)に配設され、前
    記窓枠(2)に作用する外力を感知する感知手段(7)
    と、 前記窓体(4)の位置を検出する位置検出手段(6、8
    2)と、 前記位置検出手段(6、82)により検出された前記窓
    体(4)の検出位置が第1所定位置(P1 )より前記窓
    開口(3)を閉じる側に位置すると判断された場合であ
    って、少なくとも前記感知手段(7)により感知された
    感知外力が所定値を超えたときに前記窓体(4)の閉方
    向への移動を中断するように前記窓体駆動手段(5)を
    制御する第1制御手段(83、84、87)と、 前記位置検出手段(6、82)により検出された前記窓
    体(4)の検出位置が第2所定位置(P2 )より前記窓
    開口(3)を開く側に位置すると判断された場合であっ
    て、少なくとも前記負荷検出手段(6、81)により検
    出された駆動負荷が所定値を超えたときに前記窓体
    (4)の閉方向への移動を中断するように前記窓体駆動
    手段(5)を制御する第2制御手段(83、85、8
    7)と備えることを特徴とする動力付窓開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記第1所定位置(P1 )は、前記第2
    所定位置(P2 )よりも前記窓開口(3)を閉じる側に
    位置することを特徴とする請求項1に記載の動力付窓開
    閉装置。
  3. 【請求項3】 前記第1所定位置(P1 )と前記第2所
    定位置(P2 )とは略等しい位置であることを特徴とす
    る請求項1に記載の動力付窓開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記窓枠(2)にはサイドバイザ(9)
    が配設されており、 前記第1所定位置(P1 )は、前記サイドバイザ(9)
    の開方向側端部(9a)よりもさらに開口側に位置する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに動
    力付窓開閉装置。
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