JPH1191808A - 自己封止式分与オリフィスを備えた熱可塑性樹脂製絞り出しチューブ - Google Patents

自己封止式分与オリフィスを備えた熱可塑性樹脂製絞り出しチューブ

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JPH1191808A
JPH1191808A JP10180239A JP18023998A JPH1191808A JP H1191808 A JPH1191808 A JP H1191808A JP 10180239 A JP10180239 A JP 10180239A JP 18023998 A JP18023998 A JP 18023998A JP H1191808 A JPH1191808 A JP H1191808A
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tube
thermoplastic resin
self
way valve
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Ii Kiarasu Ronarudo
イー キアラス ロナルド
Emu Ekusutoromu Furetsudo
エム エクストロム フレッド
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Courtaulds Packaging Inc
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    • B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方向分与弁が輸送および保管中に不用意に
送出するのを防止するために、一体の壊れやすい閉止部
材を備える一方向分与弁を有する熱可塑性樹脂製絞り出
しチューブを提供する。 【解決手段】 中空チューブ状本体と、首部と、圧潰可
能な壁を絞り出すと前記チューブの内容物用の分与オリ
フィスを提供する、前記端壁の通路から外側へ延びる露
出セクションを有する、首部の通路内に固定される一方
向弁部材と、前記一方向弁部材の露出セクションを密閉
する壊れやすい閉止部材とからなる自己封止式分与オリ
フィスを有する熱可塑性樹脂製絞り出しチューブ。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、チューブの内容物
を送り出すのに使用される一方向弁を内蔵する熱可塑性
樹脂製絞り出しチューブ、特に一方向弁の初期シール
と、および初期シールが破壊された後に一方向弁の封止
に使用される着脱可能なキャップとを有する熱可塑性樹
脂製絞り出しチューブに関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】熱可
塑性樹脂製絞り出しチューブは、練り歯磨き、シャンプ
ー、食品および化粧品などの多くの消費製品の充填に使
用されている。そのような熱可塑性樹脂製絞り出しチュ
ーブは、熱可塑性樹脂製円筒形チューブ状本体から製作
され、その本体上には首部と頭部があり、その首部を通
して分与オリフィス（dispensing orifice）が形成され
ている。キャップを頭部へ取り付け、チューブを所望の
内容物で充填した後に、チューブの他端部が封止されて
内容物が大気から保護される。使用に際してキャップが
チューブ首部から取り外され、チューブ壁が絞られて、
チューブ内容物が分与オリフィスを通して送り出され
る。そして使用後、キャップが元に戻されることによ
り、チューブの内容物を保護する。
【０００３】使用者がチューブ内容物を分与する毎にチ
ューブ首部のキャップを取り外して再取り付けする必要
が無いように、小売店において化粧品のような各種の製
品を表示するのにチューブが使用される場合のように、
幾つかの例において、チューブの分与オリフィス内に一
方向弁を設けるのは有益であろう。絞り出しチューブと
組み合せての一方向弁の使用が従来から示唆されている
が、そのような従来の組合せは、望ましい程には有用で
はない。
【０００４】本発明の目的は、一方向分与弁（one-way
dispensing valve）が輸送および保管中に不用意に送出
するのを防止するために、一体の壊れやすい閉止部材を
備える一方向分与弁を有する熱可塑性樹脂製絞り出しチ
ューブを提供することにある。
【０００５】本発明の他の目的は、一体の壊れやすい閉
止部材が絞り出しチューブの本体から取り外された後に
一方向分与弁を保護するように着脱可能閉止部材（repl
acement closure member）と組み合せて、その弁が輸送
および保管中に不用意に送出するのを防止するために、
一体の壊れやすい閉止部材を備える一方向分与弁を有す
る熱可塑性樹脂製絞り出しチューブを提供することにあ
る。
【０００６】本発明のさらに別の目的は、製品を清浄に
遮断しかつ製品の制御された分与とともにチューブ内容
物の清浄な分与のために提供する、一方向分与弁が輸送
および保管中に不用意に送出するのを防止するために、
一体の壊れやすい閉止部材を備える一方向分与弁を有す
る熱可塑性樹脂製絞り出しチューブを提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の自己封止式分与
オリフィス付き熱可塑性樹脂製絞り出しチューブは、圧
潰可能な側壁を備えた中空のチューブ状本体を有し、そ
のチューブ本体は、一端で封止可能であり他端で首部を
有し、チューブ状本体の中空部と連通する首部を通る通
路を備える。一方向弁部材は、首部の通路に固定され、
首部から外側へ延びる露出セクションを有し、またチュ
ーブ内容物用のスリットのような分与オリフィスを有す
る。チューブ状本体の首部と一体であり、かつ一方向弁
部材の露出セクションを収納および保護する壊れやすい
閉止部材が設けられる。
【０００８】好ましくは壊れやすい閉止部材には、内部
にポケットが形成された底壁が有り、閉止部材の壁は、
一方向弁部材の露出セクションの少なくとも上部を密閉
し、かつ上部と接触して封止する。
【０００９】熱可塑性樹脂製絞り出しチューブの最も好
ましい実施例において、そのチューブと組み合せて、端
壁および下方へ垂れ下がるスカートを有する着脱可能な
カップ状閉止部材が設けられ、その閉止部材には、中空
チューブ状本体の首部上と下方へ垂れ下がるスカート上
とに係合手段が設けられ、その係合手段は、壊れやすい
閉止部材を首部から取り外した後に係合してチューブの
首部上に着脱可能カップ状閉止部材を固定する。着脱可
能カップ状閉止部材の端壁は、内部のスリットを封止す
るために、一方向弁部材の露出セクションの上部を内蔵
する下方へ垂れ下がる封止突き出し部を有することがで
きる。
【００１０】
【発明の実施の形態】ここで図面を参照すると、自己封
止式分与オリフィスを有する熱可塑性樹脂製絞り出しチ
ューブが符号１で示され、その絞り出しチューブ１は、
圧潰可能な側壁３を備えた中空のチューブ状本体２を有
し、チューブの内容物が充填された後に一端４で封止さ
れる。首部５は、中空チューブ状本体２の他端に設けら
れ、それを通る通路７を備えた内部端壁６を有し、通路
７はチューブ状本体２の中空部８と連通する。一方向弁
部材９は通路７内で固定されている。図示されるように
一方向弁は好ましくは、首部５の内部端壁６へ当たり着
座する（seat against）フランジ部１０と、および通路
７を通して延びかつそれを通るスリット１３を備える露
出部１２を設けた伸張部１１とを有し、露出部１２は内
部端壁６の通路７から外側へに延びる。スリット１３
は、圧潰可能な側壁３が絞られるときにチューブの内容
物用の一方向分与オリフィスを形成する。一方向弁部材
９は、首部５の内壁１４と摩擦係合するフランジ部１０
を使用して立込み（stake）または結節（nub）１５、も
しくは代わりに溶接（weld）によりチューブ状本体の端
壁６に対して摩擦固定することができ、また一方向弁部
材９は、首部５の所定位置に一方向弁部材９を固定し、
かつ中空チューブ状本体２の首部５から一方向弁部材９
が外れるのを防止するために、一方向弁部材９のフラン
ジ部１０の底部１６と係合する首部５の内壁１４上に設
けることができる。３個または５個などの複数の立込み
１５または結節は、好ましくは、内壁１４の周りに等距
離に設けられ、一方向弁部材９を首部５内に保持する。
立込み１５の形成は、一方向弁部材９の好ましくない変
形および絞り出しチューブ１の内容物の考えられる漏洩
を防止するために一方向弁部材９のフランジ部１０上の
軸方向圧力を制限するように調整できる。また一方向弁
部材９の通路７中への嵌め合い（fitment）は、漏洩を
生じることがある一方向弁部材９の過大な変形無しに締
まり嵌め（interference fit）ができるように調整さ
れ、一方、嵌め合い（fit）が緩すぎるとチューブから
製品が一方向弁部材９と首部５の内壁１４との間に漏れ
出すことがある。好ましい嵌め合いの締まり具合は、一
方向弁部材９の外径、首部５の内径、一方向弁部材を形
成する材料、およびチューブ内容物の特性に基づいて決
定できる。
【００１１】輸送または保管中に一方向弁９を通しての
好ましくない送出を防止するが、内容物へ容易にアクセ
スできるように熱可塑性樹脂製絞り出しチューブ１を封
止するために、壊れやすい閉止部材１７が設けられる。
図２および３を参照すると壊れやすい閉止部材１７は、
首部５の外部端壁１９上に形成される伸張部１８から構
成される。伸張部１８と首部５の外部端壁１９との接続
部に、外部表面２２に溝または凹部２１を形成するなど
して形成された弱化されたセクション２０がある。壊れ
やすい閉止部材は好ましくは、底壁２４内に形成された
ポケット２３を有し、ポケットの側壁は距離Ｄだけ離間
し、かつ一方向弁９の伸張部１１の露出部１２を密閉す
る。露出部１２の上端に圧力を加えることなく露出部１
２を密閉しかつ好ましくは露出部１２と隣接することに
より、ポケットの側壁は、スリット１３を閉止位置に保
持しかつ一方向弁９を通しての内容物の好ましくない送
出を防止する。壊れやすい閉止部材１７を中空チューブ
状本体２の首部５から容易に分離できるように、耳部の
ような一対の外側に延びる掴み部材２５が壊れやすい閉
止部材１７上に設けられ、その掴み部材は好ましくは、
壊れやすい閉止部材１７から外側へ半径方向に対向して
延びる。
【００１２】壊れやすい閉止部材１７を首部５から取り
外すために使用者は耳部２５を掴み捩じり動作をするだ
けでよく、それにより弱化されたセクション２０がせん
断され、壊れやすい閉止部材１７が切り離されて一方向
弁部材９の露出部１２が露出される（図４参照）。壊れ
やすい閉止部材１７が取り外されると使用者は、中空チ
ューブ状本体２の圧潰可能な側壁３を絞るだけでよく、
それにより一方向弁９の露出部１２のスリット１３を通
して内容物が送出され、一方、側壁３へ加えられた圧力
が解除されると一方向弁９は、スリット１３を閉じかつ
中空チューブ状本体２の中空部８中に空気が引き込まれ
るのを防止する。
【００１３】壊れやすい閉止部材１７が熱可塑性樹脂製
絞り出しチューブ１から取り外された後にそのチューブ
１を再封止できるように、図５〜７に示されるように着
脱自在のカップ状閉止部材２５が設けられている。カッ
プ状閉止部材２５は、端壁２６および該端壁２６の周辺
の回りに下方へ垂れ下がるスカート２７を有する。着脱
自在のカップ状閉止部材２５を中空チューブ状本体２へ
固定するために、外側へ延びるリブ２９のような第１の
係合手段２８が中空チューブ状本体２の首部５の外面３
０上に設けられ、一方、溝３２のような対応する（conf
orming）第２の係合手段３１が着脱自在のカップ状閉止
部材２５の下方へ垂れ下がるスカート２７の内面３３に
設けられる。一方向弁部材を確実に封止できるように、
一対の離間した封止突き出し部３４が着脱自在のカップ
状閉止部材２５の端壁２６から下方へ垂れ下がり、閉止
部材２５が中空チューブ状本体２の首部５へ固定される
と、その突き出し部は、一方向弁部材９の露出部１２の
上部３５を内蔵し、かつスリット１３を封止して、圧潰
可能な側壁３が不用意に絞られた場合にチューブ内容物
が偶然に送出されるのを防止する。一対の下方へ垂れ下
がる突き出し部３４の間にある一方向弁部材９の露出部
１２への、中空チューブ状本体２の首部５への着脱自在
のカップ状閉止部材２５の適正な整列（alignment）と
取り付け（plancement）の助けとなるように、矢印また
は結節のような少なくとも１つのしるし（indicia）３
６を着脱自在のカップ状閉止部材２５の下方へ垂れ下が
るスカート２７の外面３７に形成でき、そのしるしは、
中空チューブ状本体２の首部５の下部外面３９上に形成
された少なくとも１つのそのようなしるし（indicia）
３８と整合できる。またはそのような整合は、楕円形状
の首部５を使用して、かつ着脱自在のカップ状閉止部材
２５上の楕円形状の下方へ垂れ下がるスカート２７と協
働することによって、効果を奏してもよい。
【００１４】本発明の熱可塑性樹脂製絞り出しチューブ
を、種々の熱可塑性樹脂成形手法により成形できるが、
中空チューブ状本体は好ましくは、縦方向に延びる押し
出された熱可塑性樹脂円筒形部材から成形されて所定長
さに切断され（cut to length）、また頭部すなわち首
部がチューブの一端に形成される。チューブ状本体上の
頭部すなわち首部の成形例は、例えばダウンズ（Down
s）へ付与された米国特許第３，０４７，９１０号明細
書およびホロウベック（Holoubek）とローデス（Rhoade
s）へ付与された米国特許第５,０６９,８５６号明細書
に記載され、両方の特許の内容はここに参照として組み
込まれる。
【００１５】本発明の熱可塑性樹脂製絞り出しチューブ
は、低密度ポリエチレンが好ましいが、高密度ポリエチ
レン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレンまたは塩化
ビニル樹脂のような種々の熱可塑性材料から成形でき、
また約０．０１０〜０．０５０インチの厚さ、好ましく
は約０．０１２〜０．０２０インチの厚さの圧潰可能な
側壁を一般に有する。
【００１６】使用される熱可塑性材料は、種々の製品お
よび最終用途（end use）に適するように適応でき、か
つ絞り出しチューブの性能を強化（enhance）または改
質（affect）できる。非常に軟質または屈曲自在の材料
は優れた機能上の成果をもたらす。たとえばハンドロー
ションを内蔵するチューブの実験室試験において、バー
ネイ（Vernay：登録商標）ダックビル形一方向弁付き
の、チューブ材としての超低密度ポリエチレン（０．９
０５以下のＡＳＴＭ密度）は、中空チューブ本体２の約
１００パーセント圧潰を受けたときに優れた分与性能を
示し、かつ使用済みチューブ内に残留する製品は無視で
きる結果が得られ、チューブ材としての低密度ポリエチ
レン（０．９１０〜０．９２５のＡＳＴＭ密度）は同様
な結果を示し、チューブ材としての中密度ポリエチレン
（０．９３０〜０．９４０のＡＳＴＭ密度）は、中空チ
ューブ本体２の約９０パーセント圧潰を受けたときに優
れた分与性能を示し、かつ使用済みチューブ内に残留す
る製品は僅かである結果が得られ、またチューブ材とし
ての高密度ポリエチレン（０．９４１〜０．９５９のＡ
ＳＴＭ密度）は、中密度ポリエチレンのものと同様な結
果を示した。
【００１７】中空チューブ本体がまず成形され、ついで
一方向弁部材は、摩擦嵌め（friction fit）により、ま
たは内壁上に形成される立込みのような突き出し部の使
用により、または熱溶接（thermal welding）により中
空チューブ本体の首部へ固定される。一方向弁部材を固
定して、チューブ状本体が壊れやすい閉止部材により首
部の端部で封止された後に、チューブは所望の内容物で
充填され、また他端はヒートシール（heat seal）など
により従来実施されるように封止される。側壁によりポ
ケット２３に内蔵される一方向弁部材の露出部１２によ
り、絞り出しチューブ１の他端の封止中に内容物は漏洩
しない。
【００１８】本チューブに使用できる特に有用な一方向
弁部材は、米国オハイオ州イエロースプリングのバーネ
イ ラボラトリー社（Vernay Laboratories Inc.）から
販売されるバーネイ（Vernay：登録商標）ダックビル形
エラストメリック（elastomeric）弁である。これらの
一体形弾性弁は、確実な逆流防止による一方向流れを提
供する。特に有用なそのようなバーネイ（Vernay：登録
商標）ダックビル形逆止弁は、シリコーンゴムのような
材料の優れた耐酸化性および耐水性により１５〜９０度
のショアーＡ硬度を有するシリコーンゴムから成形され
る。そのような一体形エラストメリック弁の使用によ
り、熱可塑性樹脂製絞り出しチューブ内に貯蔵されかつ
それから分与される特定の製品に使用できるように特定
の弾性材料を調製（tailoring）できる。またそのよう
なダックビル形逆止弁の使用により、良好な衛生的処置
（hygienic procedure）で皮膚と接触できるように薬用
塗り薬の清浄な分与ができる。
【００１９】壊れやすい閉止部材により、チューブ内容
物を大気から保護し、かつ保管および輸送中にチューブ
内容物の中空チューブ状本体からの不用意な送出を防止
できる。
【００２０】使用に際して使用者は、チューブの首部か
ら壊れやすい閉止部材を取り外す。中空チューブ状本体
の圧潰可能な側壁を絞ると、チューブ内容物は一方向弁
部材を通して絞り出しチューブから送出される。圧潰可
能な側壁への圧力を解除すると、一方向弁部材は閉じて
空気が中空チューブ状本体に流入するのを防止し、また
圧潰可能な側壁は圧潰された部分をそのまま保持する。
必要に応じて使用者は着脱自在のカップ状閉止部材を一
方向弁部材上に載置して、チューブ内容物の送出が将来
必要になるまで一方向弁部材を確実に封止できる。
【００２１】
【発明の効果】本発明の絞り出しチューブは、閉止部材
を備えているので、一方向分与弁が輸送および保管中に
不用意に内容物が送出するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の自己封止式オリフィスを有する熱可塑
性樹脂製絞り出しチューブの側面図である。
【図２】図１の熱可塑性樹脂製絞り出しチューブの首部
および壊れやすい閉止部材を含む垂直断面図である。
【図３】絞り出しチューブが９０°回転した図２と同様
な図である。
【図４】壊れやすい閉止部材をチューブ状本体の首部か
ら取り外し、かつ一方向弁部材を絞り出しチューブの内
容物の送出に使用するために露出させた図３と同様な図
である。
【図５】壊れやすい閉止部材の取り外し後に図１の熱可
塑性樹脂製絞り出しチューブと組み合せて使用される着
脱可能カップ状閉止部材の底面図である。
【図６】図１の熱可塑性樹脂製絞り出しチューブの首部
を含む部分断面図であり、壊れやすい閉止部材の取り外
し後で、かつ着脱可能カップ状閉止部材を首部へ固定し
た、一方向弁部材の全体を示す図である。
【図７】絞り出しチューブが９０°回転した図６と同様
な図である。
【符号の説明】
１ 絞り出しチューブ ２ 中空チューブ状本体 ５ 首部 ９ 一方向弁部材

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 圧潰可能な側壁を有する、一端で封止可
    能な中空チューブ状本体と、前記チューブ状本体の中空
    部と連通する通路を備えた端壁を有する前記チューブ状
    本体の他端における首部と、圧潰可能な壁を絞り出すと
    前記チューブの内容物用の分与オリフィスを提供する、
    前記端壁の通路から外側へ延びる露出セクションを有す
    る、首部の通路内に固定される一方向弁部材と、前記一
    方向弁部材の露出セクションを密閉する壊れやすい閉止
    部材とからなる自己封止式分与オリフィスを有する熱可
    塑性樹脂製絞り出しチューブ。
  2. 【請求項２】 前記壊れやすい閉止部材は、内部にポケ
    ットが形成された底壁を有し、前記ポケットは、前記一
    方向弁部材の露出セクションの少なくとも上部を密閉す
    る請求項１記載の自己封止式分与オリフィスを有する熱
    可塑性樹脂製絞り出しチューブ。
  3. 【請求項３】 前記壊れやすい閉止部材の底壁は前記一
    方向弁部材の露出セクションと接触する請求項２記載の
    自己封止式分与オリフィスを有する熱可塑性樹脂製絞り
    出しチューブ。
  4. 【請求項４】 前記壊れやすい閉止部材は、前記中空チ
    ューブ状本体の首部上に形成された伸張部と、前記伸張
    部と前記首部との接続部における弱化されたセクション
    とからなる請求項１記載の自己封止式分与オリフィスを
    有する熱可塑性樹脂製絞り出しチューブ。
  5. 【請求項５】 前記壊れやすい閉止部材から外側へ半径
    方向に対向して延びる一対の外側へ延びる掴み部材を備
    える請求項４記載の自己封止式分与オリフィスを有する
    熱可塑性樹脂製絞り出しチューブ。
  6. 【請求項６】 前記弱化されたセクションは、前記中空
    チューブ状部材の首部の外壁に形成された溝から構成さ
    れる請求項４記載の自己封止式分与オリフィスを有する
    熱可塑性樹脂製絞り出しチューブ。
  7. 【請求項７】 前記一方向弁部材を前記首部の通路内に
    固定するために前記首部の内壁に形成された手段を備え
    る請求項１記載の自己封止式分与オリフィスを有する熱
    可塑性樹脂製絞り出しチューブ。
  8. 【請求項８】 端壁および下方へ垂れ下がるスカートを
    有する着脱自在のカップ状閉止部材を、熱可塑性樹脂製
    絞り出しチューブと組み合せて備える請求項１記載の自
    己封止式分与オリフィスを有する熱可塑性樹脂製絞り出
    しチューブ。
  9. 【請求項９】 前記中空チューブ状部材の首部はその上
    に第１の係合手段を有し、また前記着脱自在のカップ状
    閉止部材の下方へ垂れ下がるスカートは、前記第１の係
    合手段と係合可能な第２の係合手段をその上に有して、
    前記壊れやすい閉止部材を前記首部から取り外した後に
    前記着脱自在のカップ状閉止部材を前記首部へ固定する
    請求項８記載の自己封止式分与オリフィスを有する熱可
    塑性樹脂製絞り出しチューブ。
  10. 【請求項１０】 前記着脱自在のカップ状閉止部材が前
    記中空チューブ状本体の首部へ固定されるときに前記一
    方向弁の露出セクションの上部を内蔵してその中のスリ
    ットを封止するようにした、前記着脱自在のカップ状閉
    止部材の端壁上にある一対の下方へ垂れ下がる突き出し
    部を備える請求項９記載の自己封止式分与オリフィスを
    有する熱可塑性樹脂製絞り出しチューブ。
  11. 【請求項１１】 前記中空チューブ状本体は、超低密度
    ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
    ンおよび高密度ポリエチレンからなるグループから選択
    される材料である請求項１記載の自己封止式分与オリフ
    ィスを有する熱可塑性樹脂製絞り出しチューブ。
  12. 【請求項１２】 圧潰可能な側壁を有する、一端で封止
    可能な中空チューブ状本体と、その上に第１の係合手段
    を有し、かつ前記チューブ状本体の中空部と連通する通
    路を備えた端壁を有する、前記チューブ状本体の他端に
    おける首部と、圧潰可能な壁を絞ると前記チューブの内
    容物用の分与オリフィスを提供する、前記端壁の通路か
    ら外側へ延びる露出セクションを有する、首部の通路内
    に固定された一方向弁と、前記一方向弁の露出端部を密
    閉する壊れやすい閉止部材と、端壁および下方へ垂れ下
    がるスカートを有し、該スカートが前記壊れやすい閉止
    部材を前記首部から取り外した後に着脱自在のカップ状
    閉止部材を前記チューブ状本体へ固定するために前記首
    部の前記第１の係合手段と係合可能な第２の係合手段を
    備える、着脱自在のカップ状閉止部材との組合せから構
    成される自己封止式分与オリフィスを有する熱可塑性樹
    脂製再封止自在絞り出しチューブ。
  13. 【請求項１３】 前記壊れやすい閉止部材は、内部にポ
    ケットが形成された底壁を有し、前記ポケットは、前記
    一方向弁の露出セクションの少なくとも上部を密閉する
    請求項１２記載の自己封止式分与オリフィスを有する熱
    可塑性樹脂製再封止自在絞り出しチューブ。
  14. 【請求項１４】 前記壊れやすい閉止部材の底壁は前記
    一方向弁部材の前記露出部と接触する請求項１３記載の
    自己封止式分与オリフィスを有する熱可塑性樹脂製再封
    止自在絞り出しチューブ。
  15. 【請求項１５】 前記壊れやすい閉止部材は、中空チュ
    ーブ状本体の首部上に形成された伸張部と、前記伸張部
    と前記首部との接続部における弱化されたセクションと
    からなる請求項１２記載の自己封止式分与オリフィスを
    有する熱可塑性樹脂製再封止自在絞り出しチューブ。
  16. 【請求項１６】 前記壊れやすい閉止部材から外側へ半
    径方向に対向して延びる一対の外側へ延びる掴み部材を
    備える請求項１５記載の自己封止式分与オリフィスを有
    する熱可塑性樹脂製再封止自在絞り出しチューブ。
  17. 【請求項１７】 前記弱化されたセクションは、前記中
    空チューブ状部材の首部の外壁に形成された溝からなる
    請求項１５記載の自己封止式分与オリフィスを有する熱
    可塑性樹脂製再封止自在絞り出しチューブ。
  18. 【請求項１８】 前記一方向弁部材を前記首部の通路内
    に固定するために前記首部の内壁に形成された手段を備
    える請求項１２記載の自己封止式分与オリフィスを有す
    る熱可塑性樹脂製再封止自在絞り出しチューブ。
  19. 【請求項１９】 前記着脱自在のカップ状閉止部材が前
    記中空チューブ状本体の首部へ固定されるときに前記一
    方向弁の露出セクションの上部を内蔵してその中のスリ
    ットを封止するようにした、前記着脱自在のカップ状閉
    止部材の端壁上にある一対の下方へ垂れ下がる突き出し
    部を備える請求項１２記載の自己封止式分与オリフィス
    を有する熱可塑性樹脂製再封止自在絞り出しチューブ。
  20. 【請求項２０】 前記封止突き出し部を前記一方向弁の
    露出セクションの前記上部と整列させるために、前記中
    空チューブ状部材の首部上、および前記カップ状閉止部
    材上にしるしを備える請求項１９記載の自己封止式分与
    オリフィスを有する熱可塑性樹脂製再封止自在絞り出し
    チューブ。
JP10180239A 1997-06-26 1998-06-26 自己封止式分与オリフィスを備えた熱可塑性樹脂製絞り出しチューブ Pending JPH1191808A (ja)

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