JPH1188912A - 複眼カメラ及び複眼カメラにおける表示制御方法 - Google Patents

複眼カメラ及び複眼カメラにおける表示制御方法

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JPH1188912A
JPH1188912A JP9261125A JP26112597A JPH1188912A JP H1188912 A JPH1188912 A JP H1188912A JP 9261125 A JP9261125 A JP 9261125A JP 26112597 A JP26112597 A JP 26112597A JP H1188912 A JPH1188912 A JP H1188912A
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image
eye camera
stereoscopic
compound
display
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Application number
JP9261125A
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Katsuhiko Mori
克彦 森
Katsumi Iijima
克己 飯島
Takeo Sakimura
岳生 崎村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • Cameras In General (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影した画像を2D用画像表示手段に表示し
撮影画像の確認を行えるようにすると共に、特に立体視
画像を簡便に2D用画像表示手段に表示し容易に立体視
画像の識別を行えるようにすること等を可能とした複眼
カメラ及び複眼カメラにおける表示制御方法を提供す
る。 【解決手段】 複眼カメラは、右側撮像系22と、左側
撮像系23と、2D用画像表示手段である液晶ディスプ
レイ(LCD)24と、撮像した画像を立体視画像とし
て識別可能なように変換し、変換した画像を液晶ディス
プレイ(LCD)24に表示制御する変換手段11とを
有し、変換手段11は、立体視画像の片方の画像を選択
する画像選択手段14と、選択した画像に文字或いは枠
或いは影等の識別可能な印を付加する文字付加手段15
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複眼カメラ及び複
眼カメラにおける表示制御方法に係り、更に詳しくは、
複数の撮像系と2D用画像表示手段を有し、立体視画像
及び通常の単眼画像の撮影や表示を行う場合に好適な複
眼カメラ及び複眼カメラにおける表示制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の立体カメラで撮影された立体視画
像を、立体視用のディスプレイではないTVモニタやパ
ーソナルコンピュータ(以下PCと略称)のディスプレ
イのような2D用ディスプレイで観察する際には、2D
用ディスプレイに左右画像を交互に出力し、観察者は液
晶シャッタメガネを装着して、その左右画像を立体視し
ていた。即ち、TVモニタやPCディスプレイに左画像
を表示するときには、液晶シャッタメガネの右目側のシ
ャッタを閉じ、右画像を表示するときには、液晶シャッ
タメガネの左目側のシャッタを閉じる操作を行ってい
た。
【0003】上記のように液晶シャッタメガネのシャッ
タの開閉と左右画像の表示の切り替えを同期させること
により、立体視が可能となる。尚、この時の左右画像の
切り替え及び液晶シャッタメガネのシャッタの開閉は、
個人差もあるが60Hz以上が望ましく、それ以下にな
るとフリッカが発生して立体視が困難になる。
【0004】また、立体画像の記録方式として、左右画
像をそれぞれ水平方向に1/2に圧縮して水平方向に並
べ、1枚の画像として扱う方式がある。この方式で記録
された左右画像の立体視の方法の1つの手段として、圧
縮して記録された左右画像をそのままTVモニタ等の2
D用ディスプレイに表示し、垂直方向と比較して水平方
向に2倍の拡大率のステレオビューワを使用して、2D
用ディスプレイに表示された左右画像を観察し立体視す
る方法があった。
【0005】他方、別の従来例として、複数の撮像系と
1つの表示手段を有し、各撮像系の光軸の向きを変化さ
せることにより、パノラマ画像、立体視画像及び単眼画
像を撮影し、その撮影した画像を表示手段に表示する複
眼カメラがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、上述した従来の立体視の方法は全て、立体カメラで
撮影した左右画像を、カメラと一体でないTVモニタや
PCディスプレイに出力するものであった。このため、
立体視用の装置としては立体カメラの他にTVモニタ或
いはPCディスプレイ等の表示手段が必要となるため、
装置全体として大型になり携帯性に乏しいという問題が
あった。
【0007】他方、上述した従来の複眼カメラにおいて
は、撮影者は、この複眼カメラの表示手段に表示される
画像から撮影した画像の確認、例えば撮影した画像が所
望の画像(フレーミングや露出が適当)になっている
か、また撮影した画像のモードが正しいか、つまり立体
視画像を撮影したつもりにも関わらず単眼画像になって
いないか等を確認する必要があった。これに関し、特に
立体視画像を2D用ディスプレイに簡便に表示し、立体
視画像の識別を可能にさせる方法について、従来は提案
されていなかった。
【0008】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、撮影した画像を2D用画像表示手段に表示し撮
影画像の確認を行えるようにすると共に、特に立体視画
像を簡便に2D用画像表示手段に表示し容易に立体視画
像の識別を行えるようにすること等を可能とした複眼カ
メラ及び複眼カメラにおける表示制御方法を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、少なくとも二つの撮像系を備え
た複眼カメラであって、画像を表示する表示手段と、撮
像した画像を立体視画像として識別可能なように変換す
る変換手段と、変換した画像を前記表示手段に表示制御
する制御手段とを有することを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するため、請求項2の発明
は、前記表示手段は、2D用表示手段であることを特徴
とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項3の発明
は、前記変換手段は、立体視画像の片方の画像を選択す
ると共に、選択した画像に処理を施すことを特徴とす
る。
【0012】上記目的を達成するため、請求項4の発明
は、前記変換手段は、立体視画像の片方の画像を選択す
ると共に、選択した画像に文字或いは枠或いは影等の識
別可能な印を付加することを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するため、請求項5の発明
は、前記変換手段は、立体視画像の片方の画像を所定周
期で交互に選択すると共に、選択する画像の切替周期を
立体視可能な周期よりも遅い周期で且つ画像切替を認識
可能な周期に決定することを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するため、請求項6の発明
は、前記変換手段は、立体視画像を左右画像とも水平方
向に概略1/2に圧縮すると共に、圧縮した左右画像を
水平方向に並べて合成することを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するため、請求項7の発明
は、前記表示手段に表示した画像を立体視するためのス
テレオビューワを装備可能であることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項8の発明
は、前記変換手段は、立体視画像の左右画像間の対応点
を抽出すると共に、対応点抽出結果を立体視画像に付加
することを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、請求項9の発明
は、前記対応点抽出結果を記憶する抽出結果記憶手段
と、立体視画像を記憶する画像記憶手段とを有し、画像
中の点の色輝度値とその点の対応点抽出結果を前記各記
憶手段の同じアドレスに記憶することを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するため、請求項10の発
明は、前記変換手段は、立体視画像に前記対応点抽出結
果に基づく視差値の等高線を付加することを特徴とす
る。
【0019】上記目的を達成するため、請求項11の発
明は、少なくとも二つの撮像系を備えた複眼カメラにお
ける表示制御方法であって、画像を表示する表示ステッ
プと、撮像した画像を立体視画像として識別可能なよう
に変換する変換ステップと、変換した画像を表示手段に
表示制御する制御ステップとを有することを特徴とす
る。
【0020】上記目的を達成するため、請求項12の発
明は、前記表示ステップでは、2D用表示手段に画像を
表示することを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するため、請求項13の発
明は、前記変換ステップでは、立体視画像の片方の画像
を選択すると共に、選択した画像に処理を施すことを特
徴とする。
【0022】上記目的を達成するため、請求項14の発
明は、前記変換ステップでは、立体視画像の片方の画像
を選択すると共に、選択した画像に文字或いは枠或いは
影等の識別可能な印を付加することを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するため、請求項15の発
明は、前記変換ステップでは、立体視画像の片方の画像
を所定周期で交互に選択すると共に、選択する画像の切
替周期を立体視可能な周期よりも遅い周期で且つ画像切
替を認識可能な周期に決定することを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するため、請求項16の発
明は、前記変換ステップでは、立体視画像を左右画像と
も水平方向に概略1/2に圧縮すると共に、圧縮した左
右画像を水平方向に並べて合成することを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するため、請求項17の発
明は、前記表示ステップで表示した画像を複眼カメラが
装備したステレオビューワで立体視可能であることを特
徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、請求項18の発
明は、前記変換ステップでは、立体視画像の左右画像間
の対応点を抽出すると共に、対応点抽出結果を立体視画
像に付加することを特徴とする。
【0027】上記目的を達成するため、請求項19の発
明は、前記対応点抽出結果を抽出結果記憶手段に記憶す
るステップと、立体視画像を画像記憶手段に記憶するス
テップとを有し、画像中の点の色輝度値とその点の対応
点抽出結果を前記各記憶手段の同じアドレスに記憶する
ことを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、請求項20の発
明は、前記変換ステップでは、立体視画像に前記対応点
抽出結果に基づく視差値の等高線を付加することを特徴
とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0030】[1]第1の実施の形態 図2は第1の実施の形態に係る複眼カメラシステムの全
体構成を示す説明図である。複眼カメラシステムは、複
眼カメラ本体21と、左側撮像系22と、右側撮像系2
3と、2D用画像表示手段としての液晶ディスプレイ
(例えばLCD)24とを備える構成となっている。図
中25は液晶ディスプレイ(LCD)24に表示された
立体視画像である。
【0031】上記各部の構成を詳述すると、左側撮像系
22及び右側撮像系23は、それぞれ光学系、CCD
(Charge Coupled Device)、CDS/AGC回路
(相関2重サンプリング/オートゲイン調整回路)、ク
ランプ回路、A/D変換器、信号処理回路から構成され
ている。これら各部は公知のものであるため図示は省略
する。
【0032】光学系で撮影した映像はCCDの撮像素子
上に結像される。CCDで映像は光電変換され、次段の
CDS/AGC回路及びクランプ回路を介してA/D変
換器により映像はディジタル信号に変換される。A/D
変換器によりディジタル信号に変換された信号は、信号
処理回路により色変換処理等が行われYC信号として出
力される。左側撮像系22及び右側撮像系23から出力
されるYCの画像信号は、撮影した画像のモードが識別
可能なように処理されて、2D用画像表示手段であるL
CD24上に表示される。
【0033】第1の実施の形態の複眼カメラは、上記従
来例の後半で示したものと同様に、左側撮像系22と右
側撮像系23の光軸の向きを変化させることにより、立
体視画像、パノラマ画像及び単眼画像を撮影することが
可能である。
【0034】単眼画像は、撮像系の光軸は立体視画像を
撮影するときと同じにし、片側の撮像系だけを使用する
ことで撮影される。上記図2では立体視画像を撮影した
ときを示しており、撮影されたのが立体視画像であるの
で、撮影した画像が単眼画像ではなく立体視画像だと識
別可能なように“3D”という文字を付加する処理が施
されて、LCD24に出力される(立体視画像25)。
また、撮影者はこの立体視画像25からフレーミングや
露出の確認も可能となる。
【0035】次に、第1の実施の形態に係る複眼カメラ
本体21における画像信号の処理の流れについて図1に
基づき説明する。複眼カメラ本体21は、左画像メモリ
12、右画像メモリ13、画像選択手段14、文字付加
手段15、LCDインターフェース19から構成された
変換手段11を備える構成となっている。更に、上記の
文字付加手段15は、文字付加画像メモリ16と、文字
情報保持手段17と、メモリ制御手段18とから構成さ
れている。尚、左側撮像系22、右側撮像系23及びL
CD24は上記図2で説明したものと同様である。
【0036】上記の構成を動作と共に詳述すると、変換
手段11は、左側撮像系12、右側撮像系13からの画
像信号に対し撮影モードに応じた文字を付加するように
処理を行い、その結果をLCDインターフェース19を
介してLCD24に出力する。左側撮像系22からの画
像信号は左画像メモリ12に、右側撮像系23からの画
像信号は右画像メモリ13に保持される。画像選択手段
14は、左画像メモリ12か右画像メモリ13かを選択
して、選択した方の画像メモリを制御して画像を読み、
読み出した画像信号を文字付加手段15に入力する。
【0037】文字付加手段15は、画像選択手段14で
選択した画像に撮影モードを識別できる文字を付加する
処理を行う。文字付加手段15において、画像選択手段
14からの画像信号は文字付加画像メモリ16に保持さ
れる。この時、文字付加画像メモリ16の制御はメモリ
制御手段18が行う。続いて、文字情報保持手段17に
保持されている文字から撮影モードに応じた文字を出力
し、文字付加画像メモリ16にメモリ制御手段18で制
御して書き込む。つまり、文字付加画像メモリ16に先
に保存されている左画像(もしくは右画像)に文字を上
書きして文字付加画像を作成する。
【0038】文字情報保持手段17には、各撮影モード
を示す文字が保持されており、例えば立体視画像用には
“3D”という文字、単眼画像の左画像用には“L”、
右画像用には“R”、もしくは左右画像の区別なく“2
D”という文字、パノラマ画像用には“P”という文字
が保持されている。尚、パノラマ画像のLCD24への
表示は、通常と異なり横長になるので、文字を付加しな
くても撮影モードの識別は可能であり、文字を付加しな
いことも考えられる。
【0039】文字情報保持手段17は、これらの文字情
報の中から、撮影モードに応じた文字を出力する。尚、
文字付加画像メモリ16への画像信号及び文字の書き込
みはメモリ制御手段18が行うが、画像サイズは撮像系
のCCDサイズやLCD24の画素数に依存するが予め
決定している事項であり、また文字サイズも予め決定可
能な事項である。
【0040】従って、メモリ制御手段18は、画像信号
や文字を文字付加画像メモリ16のどの領域に書き込む
かを予め知っており、文字付加画像メモリ16上で、画
像選択手段14からの画像信号に文字情報保持手段17
からの文字を付加することが可能になる。続いて、文字
付加画像メモリ16に保持されている文字付加画像をL
CDインターフェース19を介して、LCD24に出力
し表示する。
【0041】上記のように、第1の実施の形態の処理
は、左側撮像系22、右側撮像系23で撮影された画像
から画像選択手段14で片方の画像を選択し、その画像
に文字情報保持手段17に保持されている文字を上書き
して、LCD24に出力し表示することである。従っ
て、この処理を行った画像を観察することにより、撮影
モードを識別し勘違いすることがなくなり、また撮影し
た画像のフレーミングや露出を確認することが可能にな
り、撮影の失敗がなくなる。
【0042】図3(A)は立体視画像に文字を付加した
画像をLCD24に表示したときを示す図である。これ
に対し、図3(B)は立体視画像に枠を付加した画像を
示し、図3(C)は立体視画像に影を付加し立体的にし
た画像を示している。
【0043】図3(B)においては、上記図1の文字情
報保持手段17を枠情報保持手段に変更し、また上記図
1の文字付加画像メモリ16を枠付加画像メモリに変更
し、枠付加画像メモリに画像選択手段14からの画像信
号を保持し、それに枠情報保持手段からの枠を上書きす
ることで、この図3(B)に示すような立体視画像に枠
を付加した画像を作成することが可能となる。
【0044】また、図11の構成の時には、図3(C)
に示すような立体視画像に影を付加した画像を作成する
ことが可能となる。図11において、左側撮像系22、
右側撮像系23、左画像メモリ12、右画像メモリ1
3、画像選択手段14、LCDインターフェース(I/
F)19及びLCD24は上記図1と同様なのでここで
は説明を省略し、影付加手段115について以下説明す
る。
【0045】影付加手段115は、影付加画像メモリ1
16、影情報取得手段117、メモリ制御手段118、
合成手段119から構成される。図3(A)、(B)と
異なり、被写体に影を付加する場合は影を付加する位置
が毎回同じとは限らない。そこで、影情報取得手段11
7で、撮影した画像に対しどこに影を付加すればよいか
の情報を取得し、その影の情報と撮影した画像を合成手
段119で合成し、その結果を影付加画像メモリ116
に保存する。メモリ制御手段118は影付加画像メモリ
116の制御を行う。
【0046】ここで付加する影は立体感を強調する影で
あり、画像中でそのような位置は基本的に強いエッジが
存在する領域である。そこで、影情報取得手段117で
は、まず画像選択手段14で選択された左画像(もしく
は右画像)に対してハイパスフィルタ等のエッジ処理を
行い、そのエッジ処理の結果、ある程度強いエッジが得
られた領域の付近の情報を合成手段119に送る。この
判別はあらかじめしきい値を決めておき、求めたエッジ
の値と比較することで可能であり、また領域もあらかじ
め決めておけばよい。
【0047】合成手段119では、影情報取得手段11
7からの情報を得て、その領域の輝度値を変化させる。
例えば、その領域の輝度値を50%にするとか、またエ
ッジの強さの値も使用して、それに応じて、25%〜7
5%の間で変化させることもできる。つまり輝度値を下
げることで影を付加するのである。このようにして影を
付加した画像は、影付加画像メモリ116に保持され、
メモリ制御手段118により、LCDインターフェース
19を介してLCD24に出力され、図3(C)のよう
に立体視画像と判別可能となる。
【0048】これらの処理は撮影モードが立体画像撮影
の時だけ行われ、この処理を行った画像を観察すること
により、立体視画像の識別が可能になり、撮影モードを
識別し勘違いすることがなくなり、また撮影した画像の
フレーミングや露出を確認することが可能になり、撮影
の失敗がなくなるという効果がある。
【0049】第1の実施の形態では、今までは左側撮像
系22、右側撮像系23で撮影した画像について説明し
てきたが、左画像メモリ12、右画像メモリ13に保持
した画像を不図示の記録媒体(例えばコンパクトフラッ
シュ等)に一度保存し、その後、LCD24で確認する
こともある。その際は記録されたファイルに立体視画像
という印がついていれば、それを認識して同様の動作を
行い、画像上に文字等を付加することにより、単眼画像
と立体視画像を識別することが可能になる。以下の第2
の実施の形態から第4の実施の形態でも同様である。
【0050】また、第1の実施の形態では、2D用画像
表示手段として液晶ディスプレイ(LCD)を使用した
が、これに限定されるものではなく、2D用画像表示手
段ならば他のものでもよい。以下の第2の実施の形態か
ら第4の実施の形態でも同様である。
【0051】上述したように、第1の実施の形態によれ
ば、複眼カメラは、右側撮像系22と、左側撮像系23
と、2D用画像表示手段である液晶ディスプレイ(LC
D)24と、撮像した画像を立体視画像として識別可能
なように変換し、変換した画像を液晶ディスプレイ(L
CD)24に表示制御する変換手段11とを有し、該変
換手段11は、立体視画像の片方の画像を選択する画像
選択手段14と、選択した画像に文字或いは枠或いは影
等の識別可能な印を付加する文字付加手段15とを有す
るため、複眼カメラで撮影した立体視画像をシンプルな
構成で簡便に2D用画像表示手段である液晶ディスプレ
イ(LCD)24に表示することで、容易に立体視画像
の識別が可能になり、また、撮影した立体視画像のフレ
ーミングや露出の確認が可能になるという効果がある。
【0052】[2]第2の実施の形態 図5は第2の実施の形態に係る複眼カメラシステムの全
体構成を示す説明図である。複眼カメラシステムは、複
眼カメラ本体51と、左側撮像系22と、右側撮像系2
3と、2D用画像表示手段としての液晶ディスプレイ
(例えばLCD)24とを備える構成となっている。図
中55は液晶ディスプレイ(LCD)24に表示された
立体視画像である。
【0053】第2の実施の形態が上記第1の実施の形態
と相違する点は、後述するようにLCD24に画像を交
互に出力する(切り替わる)点であり、左側撮像系2
2、右側撮像系23、LCD24については上記第1の
実施の形態と同様であるので、ここでは説明を省略す
る。以下の第2の実施の形態に示す処理を行うことによ
り、立体視画像55がLCD24に表示される。
【0054】上記第1の実施の形態では、文字や枠、影
を立体視画像に付加することで、撮影モードが立体画像
であると識別した。これに対し、第2の実施の形態で
は、左側撮像系22と右側撮像系23で撮影された画像
を、立体視画像55のように交互にLCD24に出力す
るように構成した点が特徴となっている。この左右画像
の切り替えの周期を液晶シャッタメガネで立体視可能な
周期(60Hz以上)よりも遅くし、且つ左右画像の切
り替えを認識できる程度の周期にして、左右画像両方と
もフレーミングや露出の確認が行えるようにすることを
可能にし、また左右画像が切り替わっていることが分か
るようにすることで、立体視画像を撮影したことを識別
できるようにすることを可能にする。
【0055】次に、第2の実施の形態に係る複眼カメラ
本51における画像信号の処理の流れについて図4に基
づき説明する。複眼カメラ本体51は、左画像メモリ4
2、右画像メモリ43、画像選択手段44、画像選択周
期決定手段45、LCDインターフェース49から構成
された変換手段41を備える構成となっている。尚、左
側撮像系22、右側撮像系23及びLCD24は上記図
5に示したものと同様である。
【0056】上記の構成を詳述すると、変換手段41
は、立体撮影モードの時に左側撮像系22、右側撮像系
23からの画像信号から片方の画像をある周期で交互に
選択し、選択した画像をLCDインターフェース49を
介してLCD24に出力する。左側撮像系22からの画
像信号は左画像メモリ42に、右側撮像系23からの画
像信号は右画像メモリ43に保持される。画像選択手段
44は、左画像メモリ42か右画像メモリ43かを選択
して、選択した方の画像メモリを制御して画像を読み、
読み出した画像信号をLCDインターフェース49を介
してLCD24に出力する。
【0057】画像選択手段44は、左画像メモリ42と
右画像メモリ43からある周期で交互に画像を読み出す
が、その周期を決定するのが画像選択周期決定手段45
である。画像選択周期決定手段45からは、60Hzよ
り遅い周期で読み出しメモリ切り替え信号46が画像選
択手段44に出力される。画像選択手段44は、メモリ
切り替え信号46が変化すると、選択する画像メモリを
左画像メモリ42から右画像メモリ43へ、もしくは右
画像メモリ43から左画像メモリ42へ替える。
【0058】立体画像撮影モード時に、左側撮像系22
及び右側撮像系23からの画像信号を上記のような60
Hzより遅い周期で切り替えてLCD24に表示する第
2の実施の形態の目的は、液晶シャッタメガネで立体視
を行って撮影モードを識別することではなく、以下の点
である。
【0059】即ち、上記制御を行うことにより、例えば
左右画像の切り替え周期が5Hz程度であれば、LCD
24上で左右画像が切り替わることが認識できるので、
撮影モードが立体撮影であることを識別することが可能
になり、また左画像も右画像も観察可能なので、それぞ
れの画像のフレーミングや露出を確認することが可能に
なり、撮影の失敗がなくなるという効果がある。
【0060】上述したように、第2の実施の形態によれ
ば、複眼カメラは、右側撮像系22と、左側撮像系23
と、2D用画像表示手段である液晶ディスプレイ(LC
D)24と、撮像した画像を立体視画像として識別可能
なように変換し、変換した画像を液晶ディスプレイ(L
CD)24に表示制御する変換手段41とを有し、該変
換手段41は、立体視画像の片方の画像を所定周期で交
互に選択する画像選択手段44と、選択する画像の切替
周期を立体視可能な周期よりも遅い周期で且つ画像切替
を認識可能な周期に決定する画像選択周期決定手段45
とを有するため、複眼カメラで撮影した立体視画像を簡
便に2D用画像表示手段である液晶ディスプレイ(LC
D)24に表示することで、容易に立体視画像の識別が
可能になり、また、撮影した立体視画像のフレーミング
や露出の確認を左右画像に対して行うことが可能になる
という効果がある。
【0061】[3]第3の実施の形態 図7は第3の実施の形態に係る複眼カメラシステムの全
体構成を示す説明図である。複眼カメラシステムは、複
眼カメラ本体71と、左側撮像系22と、右側撮像系2
3と、2D用画像表示手段としての液晶ディスプレイ
(例えばLCD)24とを備える構成となっている。図
中75は液晶ディスプレイ(LCD)24に表示された
立体視画像である。
【0062】第3の実施の形態が上記第1及び第2の実
施の形態と相違する点は、後述するように画像を水平方
向に圧縮し且つ水平方向に並べてLCD24に出力する
点であり、左側撮像系22、右側撮像系23、LCD2
4については上記第1及び第2の実施の形態と同様であ
るので、ここでは説明を省略する。以下の第3の実施の
形態に示す処理を行うことにより、立体視画像75がL
CD24に表示される。
【0063】第3の実施の形態では、左側撮像系22と
右側撮像系23で撮影された画像を、立体視画像75に
示すように、それぞれ水平方向に1/2に圧縮し、それ
らを水平方向に並べてLCD24に出力するように構成
している。このようにLCD24上に左右画像を両方同
時に出力することにより、左右画像両方とも一度にフレ
ーミングや露出の確認を行えるようにすることを可能に
し、また左右画像が水平方向に1/2に圧縮されている
ことから、立体視画像を撮影したことを識別できるよう
にすることを可能にする。
【0064】次に、第3の実施の形態に係る複眼カメラ
本71における画像信号の処理の流れについて図6に基
づき説明する。複眼カメラ本体71は、左画像メモリ6
2、右画像メモリ63、左画像圧縮手段64、右画像圧
縮手段65、左右画像メモリ制御手段66、合成画像メ
モリ67、合成画像メモリ制御手段68、LCDインタ
ーフェース69から構成された変換手段61を備える構
成となっている。尚、左側撮像系22、右側撮像系23
及びLCD24は上記図7に示したものと同様である。
【0065】上記の構成を詳述すると、変換手段61
は、立体撮影モードの時に左側撮像系22、右側撮像系
23からの画像信号をそれぞれ水平方向に1/2に圧縮
し、それらを水平方向に並べて合成し、合成した画像信
号をLCDインターフェース69を介してLCD24に
出力する。左側撮像系22からの画像信号は左画像メモ
リ62に、右側撮像系23からの画像信号は右画像メモ
リ63に保持される。
【0066】左画像メモリ62、右画像メモリ63それ
ぞれに保持された画像は、左右画像メモリ制御手段66
に制御されて読み出される。左画像メモリ62に保持さ
れた左画像は左画像圧縮手段64に入力され、そこで水
平方向に1/2に圧縮され、右画像メモリ63に保持さ
れた右画像は右画像圧縮手段65に入力され、そこで水
平方向に1/2に圧縮される。圧縮は、例えば水平方向
の2画素当たりに1画素を間引いてもよいし、2画素の
平均をとってもよい。
【0067】圧縮されたそれぞれの画像は合成画像メモ
リ67に保持される。その際に、圧縮された左画像と右
画像を水平方向に並べるように制御するのが合成画像メ
モリ制御手段68である。そして、そのように合成した
画像を合成画像メモリ67から読み出し、読み出した画
像信号をLCDインターフェース69を介してLCD2
4に出力する。
【0068】上記のような処理を行い、LCD24上に
左右画像を両方同時に出力することにより、左右画像両
方とも一度にフレーミングや露出の確認を行えるように
することが可能になり、また左右画像が水平方向に1/
2に圧縮されていることから、立体視画像を撮影したこ
とを識別できるようにすることが可能になる。
【0069】尚、第3の実施の形態では、複眼カメラ本
体71に垂直方向と比較して水平方向に2倍の拡大率の
ステレオビューワを内蔵する構成とすることも可能であ
る。撮影モードが立体画像撮影の時に上記ステレオビュ
ーワを使用するようにすると、2D用画像表示手段を有
する複眼カメラで立体視を行うことが可能になる。
【0070】上述したように、第3の実施の形態によれ
ば、複眼カメラは、右側撮像系22と、左側撮像系23
と、2D用画像表示手段である液晶ディスプレイ(LC
D)24と、撮像した画像を立体視画像として識別可能
なように変換し、変換した画像を液晶ディスプレイ(L
CD)24に表示制御する変換手段61とを有し、該変
換手段61は、立体視画像を左右画像をそれぞれ水平方
向に概略1/2に圧縮する左画像圧縮手段64、右画像
圧縮手段65を有すると共に、圧縮した左右画像を水平
方向に並べて合成するため、複眼カメラで撮影した立体
視画像を簡便に2D用画像表示手段である液晶ディスプ
レイ(LCD)24に表示することで、容易に立体視画
像の識別が可能になり、また、撮影した立体視画像のフ
レーミングや露出の確認を左右画像同時に行うことが可
能になるという効果がある。
【0071】また、複眼カメラにステレオビューワを内
蔵することで、液晶ディスプレイ(LCD)24及びス
テレオビューワをカメラ本体に一体化した複眼カメラ
で、立体視画像を見ることが可能になるという効果があ
る。
【0072】[4]第4の実施の形態 図9は第4の実施の形態に係る複眼カメラシステムの全
体構成を示す説明図である。複眼カメラシステムは、複
眼カメラ本体91と、左側撮像系22と、右側撮像系2
3と、2D用画像表示手段としての液晶ディスプレイ
(例えばLCD)24とを備える構成となっている。図
中95は液晶ディスプレイ(LCD)24に表示された
立体視画像である。
【0073】第4の実施の形態が上記第1乃至第3の実
施の形態と相違する点は、後述するように撮影画像を画
像中の距離分布を示す画像に変換しLCD24に出力す
る点であり、左側撮像系22、右側撮像系23、LCD
24については上記第1乃至第3の実施の形態と同様で
あるので、ここでは説明を省略する。以下の第4の実施
の形態に示す処理を行うことにより、立体視画像95が
LCD24に表示される。
【0074】第4の実施の形態では、左側撮像系22と
右側撮像系23で撮影された画像を、立体視画像95に
示すように、画像中の距離分布を示す画像に変換し、L
CD24に出力する。このようにLCD24上に画像中
の距離分布を示す画像を出力することにより、左右画像
両方とも一度にフレーミングや露出の確認が行えるよう
にすることを可能にし、また立体視画像を撮影したこと
を識別できようにすることを可能にする。更に、第4の
実施の形態の処理で求められる距離分布を示す画像は、
立体視を行った時の立体感と等価であるので、この画像
を観察することにより、撮影中の立体画像の立体感をつ
かむことが可能になる。
【0075】次に、第4の実施の形態に係る複眼カメラ
本91における画像信号の処理の流れについて図8に基
づき説明する。複眼カメラ本体91は、左画像メモリ8
2、右画像メモリ83、距離分布画像作成手段84、L
CDインターフェース89から構成された変換手段81
を備える構成となっている。更に、上記の距離分布画像
作成手段84は、対応点抽出手段85と、視差メモリ8
6と、視差補間手段87と、位置計算手段88とから構
成されている。尚、左側撮像系22、右側撮像系23及
びLCD24は上記図7に示したものと同様である。
【0076】上記の構成を詳述すると、変換手段81
は、立体撮影モードの時に左側撮像系22、右側撮像系
23からの画像信号から左右画像間の対応点を探索し、
求めた複数の対応点の視差量から被写体の距離分布に対
応した画像を作成し、その画像をLCDインターフェー
ス89を介してLCD24に出力する。左側撮像系22
からの画像信号は左画像メモリ82に、右側撮像系23
からの画像信号は右画像メモリ83に保持される。
【0077】左画像メモリ82、右画像メモリ83それ
ぞれに保持された画像は、距離分布画像作成手段84に
入力され、距離分布画像に変換される。距離分布画像作
成手段84に入力された左右画像は対応点抽出手段85
で対応点を抽出される。対応点抽出の方法は、特に限定
しないが、例えば一般的な方法としてテンプレートマッ
チング法が知られている。
【0078】テンプレートマッチング方法は、片方の画
像(例えば左画像)から一部の領域をテンプレート画像
として切り出し、それを残りの画像(例えば右画像)中
のある位置でその領域とテンプレート画像の画素値の差
分をとる。そして、テンプレート画像を画像中で移動さ
せて差分値を複数求め、その差分値が最小となった点を
対応点にする手法である。
【0079】図10は左画像と右画像を示しており、図
中の点PL1(HL1、VL1)は左画像の任意の点、
点PR1(HR1、VR1)は点PL1の対応点を示
す。また同様に、点PL2(HL2、VL2)と点PR
2(HR2、VR2)は対応点の組である。この時、H
L1−HR1とHL2−HR2の値をそれぞれ点PL1
の視差、点PL2の視差と呼び、前者の点の方が距離が
遠くにあるので、値は小さくなる。理論的には、その点
が無限遠にあるとき視差値は0になり、距離が近づくに
従い値は大きくなる。従って、この値を使用して距離分
布を作成することが可能である。
【0080】対応点抽出手段85で求めた視差は、視差
メモリ86に保持される。この対応点を画像中すべての
点で求めると処理時間がかかるので、代表的な数点で求
めている。そこで、視差補間手段87では、画像中の対
応点を求めていない他の点の視差値を、視差メモリ86
に保持されている対応点を求めた点の視差値から補間に
より求め、その値を視差メモリ86に保持する。
【0081】ここまでの処理により、視差メモリ86に
は左画像を基準とした視差値が保持され、左画像メモリ
82には左画像の色と輝度値が保持されている。視差メ
モリ86に視差値を書き込むときに、左画像メモリ82
中のアドレスと合わせるようにすると、視差メモリ86
と左画像メモリ82の同じアドレスを調べれば、色輝度
値と視差値が分かるようになる。
【0082】次に、位置計算手段88は、左画像をやや
斜めから見た画像に変換した時の位置を視差メモリ86
の視差値を用いて計算する。これは、視差値を使用して
も、左画像を撮影したときと同様に正面から見た画像で
は、距離分布がよく分からないためであり、やや斜めか
ら見た画像に変換する。そして、上記のように変換した
画像をLCDインターフェース89を介してLCD24
に出力する。尚、上記図9に示した立体視画像95では
画像色や輝度がのっていないが、これは特に第4の実施
の形態では距離を強調したためである。
【0083】上記のような処理を行い、LCD24上に
距離分布を示す画像を出力することにより、撮影した画
像のおおよそのフレーミングや露出の確認が行えるよう
にすることが可能になり、また立体視画像を撮影したこ
とを識別できるようにすることが可能になり、更にこの
画像を観察することにより、撮影中の立体画像の立体感
をつかむことが可能になる。
【0084】尚、第4の実施の形態の他の方法として、
左画像メモリ82の画像に視差メモリ86の視差値の等
高線を付加した画像をLCD24に出力する方法もあ
る。これにより、等高線を見ることで立体感をつかむこ
とが可能になると共に、撮影した画像のフレーミングや
露出を確認することも可能になる。
【0085】上述したように、第4の実施の形態によれ
ば、複眼カメラは、右側撮像系22と、左側撮像系23
と、2D用画像表示手段である液晶ディスプレイ(LC
D)24と、撮像した画像を立体視画像として識別可能
なように変換し、変換した画像を液晶ディスプレイ(L
CD)24に表示制御する変換手段81とを有し、該変
換手段81は、立体視画像の左右画像間の対応点を抽出
する対応点抽出手段85を有すると共に、対応点抽出結
果を立体視画像に付加するため、複眼カメラで撮影した
立体視画像を簡便に2D用画像表示手段である液晶ディ
スプレイ(LCD)24に表示することで、容易に立体
視画像の識別が可能になり、また、撮影した立体視画像
のフレーミングや露出の確認が可能になり、更に、立体
視画像の立体感を確認することが可能になるという効果
がある。
【0086】また、複眼カメラは、対応点抽出結果を記
憶する視差メモリ86と、立体視画像を記憶する右画像
メモリ82、左画像メモリ83とを有し、画像中の点の
色輝度値とその点の対応点抽出結果を各メモリの同じア
ドレスに記憶するため、対応点抽出結果を利用して画像
の変換を行う際に発生するアドレスが共通であるので、
構成がシンプルになるという効果がある。
【0087】更に、複眼カメラは、変換手段81によ
り、立体視画像に対応点抽出結果に基づく視差値の等高
線を付加することも可能であるため、等高線を見ること
で立体視画像の立体感をつかむことが可能になり、ま
た、撮影した立体視画像のフレーミングや露出の確認も
可能になるという効果がある。
【0088】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0089】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0090】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0091】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0092】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、少なくとも二つの撮像系を備えた複眼カメラで
あって、画像を表示する表示手段と、撮像した画像を立
体視画像として識別可能なように変換する変換手段と、
変換した画像を前記表示手段に表示制御する制御手段と
を有するため、複眼カメラで撮影した立体視画像を簡便
に表示手段に表示することで、容易に立体視画像の識別
が可能になり、また、撮影した立体視画像のフレーミン
グや露出の確認が可能になるという効果がある。
【0094】請求項2の発明によれば、複眼カメラの前
記表示手段は、2D用表示手段であるため、複眼カメラ
で撮影した立体視画像を簡便に2D用表示手段に表示す
ることで、容易に立体視画像の識別が可能になり、ま
た、撮影した立体視画像のフレーミングや露出の確認が
可能になるという効果がある。
【0095】請求項3の発明によれば、複眼カメラの前
記変換手段は、立体視画像の片方の画像を選択すると共
に、選択した画像に処理を施すため、複眼カメラで撮影
した立体視画像をシンプルな構成で簡便に2D用表示手
段に表示することで、容易に立体視画像の識別が可能に
なり、また、撮影した立体視画像のフレーミングや露出
の確認が可能になるという効果がある。
【0096】請求項4の発明によれば、複眼カメラの前
記変換手段は、立体視画像の片方の画像を選択すると共
に、選択した画像に文字或いは枠或いは影等の識別可能
な印を付加するため、複眼カメラで撮影した立体視画像
をシンプルな構成で簡便に2D用表示手段に表示するこ
とで、容易に立体視画像の識別が可能になり、また、撮
影した立体視画像のフレーミングや露出の確認が可能に
なるという効果がある。
【0097】請求項5の発明によれば、複眼カメラの前
記変換手段は、立体視画像の片方の画像を所定周期で交
互に選択すると共に、選択する画像の切替周期を立体視
可能な周期よりも遅い周期で且つ画像切替を認識可能な
周期に決定するため、複眼カメラで撮影した立体視画像
を簡便に2D用表示手段に表示することで、容易に立体
視画像の識別が可能になり、また、撮影した立体視画像
のフレーミングや露出の確認を左右画像に対して行うこ
とが可能になるという効果がある。
【0098】請求項6の発明によれば、複眼カメラの前
記変換手段は、立体視画像を左右画像とも水平方向に概
略1/2に圧縮すると共に、圧縮した左右画像を水平方
向に並べて合成するため、複眼カメラで撮影した立体視
画像を簡便に2D用表示手段に表示することで、容易に
立体視画像の識別が可能になり、また、撮影した立体視
画像のフレーミングや露出の確認を左右画像同時に行う
ことが可能になるという効果がある。
【0099】請求項7の発明によれば、複眼カメラは、
前記表示手段に表示した画像を立体視するためのステレ
オビューワを装備可能であるため、2D用表示手段及び
ステレオビューワをカメラ本体に一体化した複眼カメラ
で、立体視画像を見ることが可能になるという効果があ
る。
【0100】請求項8の発明によれば、複眼カメラの前
記変換手段は、立体視画像の左右画像間の対応点を抽出
すると共に、対応点抽出結果を立体視画像に付加するた
め、複眼カメラで撮影した立体視画像を簡便に2D用表
示手段に表示することで、容易に立体視画像の識別が可
能になり、また、撮影した立体視画像のフレーミングや
露出の確認が可能になり、更に、立体視画像の立体感を
確認することが可能になるという効果がある。
【0101】請求項9の発明によれば、複眼カメラは、
前記対応点抽出結果を記憶する抽出結果記憶手段と、立
体視画像を記憶する画像記憶手段とを有し、画像中の点
の色輝度値とその点の対応点抽出結果を前記各記憶手段
の同じアドレスに記憶するため、対応点抽出の結果を利
用して画像の変換を行う際に発生するアドレスが共通で
あるので、構成がシンプルになるという効果がある。
【0102】請求項10の発明によれば、複眼カメラの
前記変換手段は、立体視画像に前記対応点抽出結果に基
づく視差値の等高線を付加するため、等高線を見ること
で立体視画像の立体感をつかむことが可能になり、ま
た、撮影した立体視画像のフレーミングや露出の確認も
可能になるという効果がある。
【0103】請求項11の発明によれば、少なくとも二
つの撮像系を備えた複眼カメラにおける表示制御方法で
あって、画像を表示する表示ステップと、撮像した画像
を立体視画像として識別可能なように変換する変換ステ
ップと、変換した画像を表示手段に表示制御する制御ス
テップとを有するため、複眼カメラで撮影した立体視画
像を簡便に表示することで、容易に立体視画像の識別が
可能になり、また、撮影した立体視画像のフレーミング
や露出の確認が可能になるという効果がある。
【0104】請求項12の発明によれば、複眼カメラに
おける表示制御方法の前記表示ステップでは、2D用表
示手段に画像を表示するため、複眼カメラで撮影した立
体視画像を簡便に2D用表示手段に表示することで、容
易に立体視画像の識別が可能になり、また、撮影した立
体視画像のフレーミングや露出の確認が可能になるとい
う効果がある。
【0105】請求項13の発明によれば、複眼カメラに
おける表示制御方法の前記変換ステップでは、立体視画
像の片方の画像を選択すると共に、選択した画像に処理
を施すため、複眼カメラで撮影した立体視画像をシンプ
ルな構成で簡便に2D用表示手段に表示することで、容
易に立体視画像の識別が可能になり、また、撮影した立
体視画像のフレーミングや露出の確認が可能になるとい
う効果がある。
【0106】請求項14の発明によれば、複眼カメラに
おける表示制御方法の前記変換ステップでは、立体視画
像の片方の画像を選択すると共に、選択した画像に文字
或いは枠或いは影等の識別可能な印を付加するため、複
眼カメラで撮影した立体視画像をシンプルな構成で簡便
に2D用表示手段に表示することで、容易に立体視画像
の識別が可能になり、また、撮影した立体視画像のフレ
ーミングや露出の確認が可能になるという効果がある。
【0107】請求項15の発明によれば、複眼カメラに
おける表示制御方法の前記変換ステップでは、立体視画
像の片方の画像を所定周期で交互に選択すると共に、選
択する画像の切替周期を立体視可能な周期よりも遅い周
期で且つ画像切替を認識可能な周期に決定するため、複
眼カメラで撮影した立体視画像を簡便に2D用表示手段
に表示することで、容易に立体視画像の識別が可能にな
り、また、撮影した立体視画像のフレーミングや露出の
確認を左右画像に対して行うことが可能になるという効
果がある。
【0108】請求項16の発明によれば、複眼カメラに
おける表示制御方法の前記変換ステップでは、立体視画
像を左右画像とも水平方向に概略1/2に圧縮すると共
に、圧縮した左右画像を水平方向に並べて合成するた
め、複眼カメラで撮影した立体視画像を簡便に2D用表
示手段に表示することで、容易に立体視画像の識別が可
能になり、また、撮影した立体視画像のフレーミングや
露出の確認を左右画像同時に行うことが可能になるとい
う効果がある。
【0109】請求項17の発明によれば、複眼カメラに
おける表示制御方法は、前記表示ステップで表示した画
像を複眼カメラが装備したステレオビューワで立体視可
能であるため、2D用表示手段及びステレオビューワを
カメラ本体に一体化した複眼カメラで、立体視画像を見
ることが可能になるという効果がある。
【0110】請求項18の発明によれば、複眼カメラに
おける表示制御方法の前記変換ステップでは、立体視画
像の左右画像間の対応点を抽出すると共に、対応点抽出
結果を立体視画像に付加するため、複眼カメラで撮影し
た立体視画像を簡便に2D用表示手段に表示すること
で、容易に立体視画像の識別が可能になり、また、撮影
した立体視画像のフレーミングや露出の確認が可能にな
り、更に、立体視画像の立体感を確認することが可能に
なるという効果がある。
【0111】請求項19の発明によれば、複眼カメラに
おける表示制御方法は、前記対応点抽出結果を抽出結果
記憶手段に記憶するステップと、立体視画像を画像記憶
手段に記憶するステップとを有し、画像中の点の色輝度
値とその点の対応点抽出結果を前記各記憶手段の同じア
ドレスに記憶するため、対応点抽出の結果を利用して画
像の変換を行う際に発生するアドレスが共通であるの
で、構成がシンプルになるという効果がある。
【0112】請求項20の発明によれば、複眼カメラに
おける表示制御方法の前記変換ステップでは、立体視画
像に前記対応点抽出結果に基づく視差値の等高線を付加
するため、等高線を見ることで立体視画像の立体感をつ
かむことが可能になり、また、撮影した立体視画像のフ
レーミングや露出の確認も可能になるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る複眼カメラシ
ステムの複眼カメラ本体における画像信号処理の流れを
示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る複眼カメラシ
ステムの全体構成を示す説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る立体視画像を
示す説明図であり、(A)は立体視画像に文字を付加し
た状態を示す説明図、(B)は立体視画像に枠を付加し
た状態を示す説明図、(C)は立体視画像に影を付加し
た状態を示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る複眼カメラシ
ステムの複眼カメラ本体における画像信号処理の流れを
示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る複眼カメラシ
ステムの全体構成を示す説明図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る複眼カメラシ
ステムの複眼カメラ本体における画像信号処理の流れを
示すブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る複眼カメラシ
ステムの全体構成を示す説明図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る複眼カメラシ
ステムの複眼カメラ本体における画像信号処理の流れを
示すブロック図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る複眼カメラシ
ステムの全体構成を示す説明図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係る対応点と対
応点の座標、視差値を示す説明図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係る別の画像処
理の流れを示すブロック図である。
【符号の説明】
11、41、61、81 変換手段 12、42、62、82 左画像メモリ 13、43、63、83 右画像メモリ 14、44 画像選択手段 15 文字付加手段 16 文字付加画像メモリ 17 文字情報保持手段 18 メモリ制御手段 19、49、69、89 LCDインターフェース 21、51、71、91 複眼カメラ本体 22 左側撮像系 23 右側撮像系 24 LCD 45 画像選択周期決定手段 64 左画像圧縮手段 65 右画像圧縮手段 66 左右画像メモリ制御手段 67 合成画像メモリ 68 合成画像メモリ制御手段 84 距離分布画像作成手段 85 対応点抽出手段 86 視差メモリ 87 視差補間手段 88 位置計算手段

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二つの撮像系を備えた複眼カ
    メラであって、 画像を表示する表示手段と、撮像した画像を立体視画像
    として識別可能なように変換する変換手段と、変換した
    画像を前記表示手段に表示制御する制御手段とを有する
    ことを特徴とする複眼カメラ。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、2D用表示手段である
    ことを特徴とする請求項1記載の複眼カメラ。
  3. 【請求項3】 前記変換手段は、立体視画像の片方の画
    像を選択すると共に、選択した画像に処理を施すことを
    特徴とする請求項1又は2記載の複眼カメラ。
  4. 【請求項4】 前記変換手段は、立体視画像の片方の画
    像を選択すると共に、選択した画像に文字或いは枠或い
    は影等の識別可能な印を付加することを特徴とする請求
    項1乃至3の何れかに記載の複眼カメラ。
  5. 【請求項5】 前記変換手段は、立体視画像の片方の画
    像を所定周期で交互に選択すると共に、選択する画像の
    切替周期を立体視可能な周期よりも遅い周期で且つ画像
    切替を認識可能な周期に決定することを特徴とする請求
    項1乃至3の何れかに記載の複眼カメラ。
  6. 【請求項6】 前記変換手段は、立体視画像を左右画像
    とも水平方向に概略1/2に圧縮すると共に、圧縮した
    左右画像を水平方向に並べて合成することを特徴とする
    請求項1乃至3の何れかに記載の複眼カメラ。
  7. 【請求項7】 前記表示手段に表示した画像を立体視す
    るためのステレオビューワを装備可能であることを特徴
    とする請求項6記載の複眼カメラ。
  8. 【請求項8】 前記変換手段は、立体視画像の左右画像
    間の対応点を抽出すると共に、対応点抽出結果を立体視
    画像に付加することを特徴とする請求項1乃至3の何れ
    かに記載の複眼カメラ。
  9. 【請求項9】 前記対応点抽出結果を記憶する抽出結果
    記憶手段と、立体視画像を記憶する画像記憶手段とを有
    し、画像中の点の色輝度値とその点の対応点抽出結果を
    前記各記憶手段の同じアドレスに記憶することを特徴と
    する請求項8記載の複眼カメラ。
  10. 【請求項10】 前記変換手段は、立体視画像に前記対
    応点抽出結果に基づく視差値の等高線を付加することを
    特徴とする請求項8又は9記載の複眼カメラ。
  11. 【請求項11】 少なくとも二つの撮像系を備えた複眼
    カメラにおける表示制御方法であって、 画像を表示する表示ステップと、撮像した画像を立体視
    画像として識別可能なように変換する変換ステップと、
    変換した画像を表示手段に表示制御する制御ステップと
    を有することを特徴とする複眼カメラにおける表示制御
    方法。
  12. 【請求項12】 前記表示ステップでは、2D用表示手
    段に画像を表示することを特徴とする請求項11記載の
    複眼カメラにおける表示制御方法。
  13. 【請求項13】 前記変換ステップでは、立体視画像の
    片方の画像を選択すると共に、選択した画像に処理を施
    すことを特徴とする請求項11又は12記載の複眼カメ
    ラにおける表示制御方法。
  14. 【請求項14】 前記変換ステップでは、立体視画像の
    片方の画像を選択すると共に、選択した画像に文字或い
    は枠或いは影等の識別可能な印を付加することを特徴と
    する請求項11乃至13の何れかに記載の複眼カメラに
    おける表示制御方法。
  15. 【請求項15】 前記変換ステップでは、立体視画像の
    片方の画像を所定周期で交互に選択すると共に、選択す
    る画像の切替周期を立体視可能な周期よりも遅い周期で
    且つ画像切替を認識可能な周期に決定することを特徴と
    する請求項11乃至13の何れかに記載の複眼カメラに
    おける表示制御方法。
  16. 【請求項16】 前記変換ステップでは、立体視画像を
    左右画像とも水平方向に概略1/2に圧縮すると共に、
    圧縮した左右画像を水平方向に並べて合成することを特
    徴とする請求項11乃至13の何れかに記載の複眼カメ
    ラにおける表示制御方法。
  17. 【請求項17】 前記表示ステップで表示した画像を複
    眼カメラが装備したステレオビューワで立体視可能であ
    ることを特徴とする請求項16記載の複眼カメラにおけ
    る表示制御方法。
  18. 【請求項18】 前記変換ステップでは、立体視画像の
    左右画像間の対応点を抽出すると共に、対応点抽出結果
    を立体視画像に付加することを特徴とする請求項11乃
    至13の何れかに記載の複眼カメラにおける表示制御方
    法。
  19. 【請求項19】 前記対応点抽出結果を抽出結果記憶手
    段に記憶するステップと、立体視画像を画像記憶手段に
    記憶するステップとを有し、画像中の点の色輝度値とそ
    の点の対応点抽出結果を前記各記憶手段の同じアドレス
    に記憶することを特徴とする請求項18記載の複眼カメ
    ラにおける表示制御方法。
  20. 【請求項20】 前記変換ステップでは、立体視画像に
    前記対応点抽出結果に基づく視差値の等高線を付加する
    ことを特徴とする請求項18又は19記載の複眼カメラ
    における表示制御方法。
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