JP2011135294A - カメラシステム及びカメラ制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】立体映像を生成するためには、カメラ毎に設定を合わせなければならず、撮像に手間が掛かっていた。
【解決手段】カメラシステム12は、カメラヘッド10aに対するカメラヘッド10bの差分を設定し、カメラヘッド10aに第1の制御値を出力すると共に、差分を補正した第2の制御値をカメラヘッド10bに出力するCPU23を備える。また、カメラヘッド10a,10bの撮像タイミングを調整するタイミング生成回路22と、撮像タイミングが調整され、撮像動作が行われたカメラヘッド10a,10bから受け取った映像を出力するビデオインタフェース部24と、を備える。カメラ制御装置14は、CPU23に対して、第1及び第2の制御値の元となる第1及び第2のカメラの動作を指示する指示値を出力するCPU33と、ビデオインタフェース部24から受け取った映像を出力するビデオインタフェース部34と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば、2台のカメラが撮像した映像から立体(3D)映像を生成する場合に適用して好適なカメラシステム及びカメラ制御方法に関する。
従来、2台のカメラが撮像した映像を合わせ込むことによって立体映像を得る3Dカメラシステムが用いられていた。
図15は、従来の3Dカメラシステム101の構成例を示す。
3Dカメラシステム101は、2台のカメラ110a,110bと、カメラ110a,110b毎に動作を制御するコントロールパネル111a,111bと、カメラ110a,110bが出力する映像を表示するモニタ112と、を備える。
各カメラ110a,110bにはリファレンス信号が直接入力し、各カメラ110a,110bは、撮像した映像を外部の装置に直接出力する。
図16は、従来の3Dカメラシステム102の構成例を示す。
3Dカメラシステム102は、カメラ110a,110b毎に接続され、カメラ110a,110bに制御信号を出力したり、カメラ110a,110bから受け取った映像を出力したりするカメラ制御装置113a,113bを備える。カメラ110a,110bと、カメラ制御装置113a,113bは、例えば、1.5Gbpsでビデオ信号を伝送可能なシングルリンクデジタル光伝送路によって接続される。また、カメラ制御装置113a,113bは、カメラ110a,110bの動作を同時に制御するための同時コントロール装置114に接続されており、同時コントロール装置114から、各カメラ110a,110bに対して、限られた機能を同時にコントロールする制御が行える。この機能は、本来、複数のシステムカメラを同時にコントロールするものであり、この機能を、2台のカメラ110a,110bを制御するために応用している。
図17は、従来の3Dカメラシステム103の構成例を示す。
3Dカメラシステム103は、図16に示した3Dカメラシステム102を並列して運用する構成としてある。3Dカメラシステム102毎に、同時コントロール装置114a〜114bが設けられており、3Dカメラシステム102毎に設けられるカメラ110a,110bの同時コントロールが図られる。
しかしながら、従来は全体の3Dカメラを同時コントロールする装置は存在していなかった。
特許文献1には、視差の付いた2個以上の映像に生じた映像間の位置ズレや回転ズレを調整して立体映像を得る技術が開示されている。
特開2002−77947号公報
ところで、立体映像を生成するためには、視差が異なる2枚の映像を得なければならない。このとき、技術者は、コントロールパネル、カメラ制御装置及び同時コントロール装置を操作するばかりでなく、2台のカメラ110a,110bの調整も行って運用しなければならない。このため、技術者が1台のカメラを運用する場合に比べて、単純に2倍の手間を要していた。
例えば、スポーツプログラムなどを立体映像で中継する場合、多くの地点に複数台の3Dカメラを配置しなければならない。また、中継中にもカメラの調整は必要であるため、2台のカメラを同時に調整する必要がある。しかし、スポーツプログラム等において被写体の移動が早いため、映像調整を運用する技術者に高度なスキルが要求されるばかりでなく、3Dカメラシステムが大がかりとなり、運用の難度が高くなってしまう。
このため、以前より、同時コントロール装置114、114a〜114cが有するマスタ−スレーブ等のカメラ連動機能を用いて、2台のカメラ110a,110bの調整を行うことは可能であった。しかし、3Dカメラシステム103に示されるように、複数の3Dカメラシステム102を運用する際には、カメラ110a,110bの台数と同じ数のマスタ−スレーブ機能が3Dカメラシステム103に搭載されなければならず、この点からもシステム構成が大きくなる一因となっていた。
また、3Dカメラシステム101を構成するため、カメラ110a,110bを設置する機構の方式の一つであるRig方式(ハーフミラー方式)を用いると、撮像した映像を反転しなければならない。Rig方式とした3Dカメラシステムをライブ放送に用いると、カメラ110a,110bが被写体を撮像するタイミングと、カメラ110a,110bが出力するビデオ信号の位相を合わせなければ、映像が遅延し、立体映像に違和感が生じてしまう。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、立体映像を生成するにあたり、カメラシステムの構成を簡素化することによって、複雑な手順を用いることなく、複数台のカメラを容易に操作できるようにすることを目的とする。
本発明は、第1及び第2のカメラの動作を制御するカメラアダプタ装置が、第1及び第2のカメラにそれぞれ出力する第1及び第2の制御値により、第1及び第2のカメラが撮像動作を行う場合における撮像状態を示す情報に基づいて、第1のカメラに対する第2のカメラの差分を設定し、第1のカメラに第1の制御値を出力すると共に、差分を補正した第2の制御値を第2のカメラに出力する。
次に、第1及び第2のカメラの撮像タイミングを調整し、撮像タイミングが調整され、第1及び第2の制御値に基づいて撮像動作が行われた第1及び第2のカメラから受け取った映像を第1の映像出力部が出力する。
そして、カメラアダプタ装置を介して第1及び第2のカメラの動作を制御するカメラ制御装置が、第1及び第2の制御値の元となる第1及び第2のカメラの動作を指示する指示値を出力し、第1の映像出力部から受け取った映像を出力するものである。
このようにしたことで、第1のカメラに対する第2のカメラの差分を設定し、第1のカメラに第1の制御値を出力すると共に、差分を補正した第2の制御値を第2のカメラに出力して2台のカメラを操作することが可能となった。
本発明によれば、第1のカメラに第1の制御値を出力すると共に、差分を補正した第2の制御値を第2のカメラに出力して2台のカメラを操作するため、技術者にとっては、あたかも1台のカメラであるかのように制御することが可能となる。これにより、カメラシステムの構成を容易にすることが可能となり、技術者が立体映像を撮像するための負荷を軽減することが可能となる。このとき、2台のカメラは、互いの差分が補正された均質な映像を出力するため、2枚の映像を合わせて表示する立体映像に適した出力を得られるという効果がある。
また、複数台の(3D)カメラによるシステム運用を行う場合、あるいは、カメラと、コントロールパネルや映像信号を受け取る機器との間を長距離延長したい場合には、カメラ制御装置(CCU)を備えたシステム構成とすることができ、カメラ側への配線を減らし、ライブシステムカメラなどの複数台のカメラの連携撮影での運用をより柔軟に行うことができる。
これは、3Dカメラでも従来の2D撮影と同様のシステムカメラ構成を可能にするものである。
本発明の一実施の形態におけるカメラヘッドとカメラアダプタ装置からなる3Dカメラシステムの例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態における図1に示す3Dカメラシステムにカメラ制御装置を加えて構成した3Dカメラシステムの例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態における図2に示す複数の3Dカメラシステムを並列して構成した3Dカメラシステムの例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態における2台のカメラを設置する設置台の例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態における3Dカメラシステムの内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態におけるカメラアダプタ装置の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態におけるビデオインタフェース部の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態におけるカメラアダプタ装置とカメラヘッドの内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態における線走査によって撮像した映像の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態におけるカメラのアイリス調整値とアイリス開放度の関係の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態における補正関数を用いてカメラのアイリス開放度を補正する例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態における折れ線近似した補正関数を用いてカメラのアイリス開放度を補正する例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態におけるビューファインダ部に表示される映像の表示例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態におけるビューファインダ部に表示される映像の表示例を示す説明図である。 従来の3Dカメラシステムの例を示す構成図である。 従来の3Dカメラシステムの例を示す構成図である。 従来の3Dカメラシステムの例を示す構成図である。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下実施の形態とする。)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.一実施の形態(カメラ制御:複数台のカメラヘッドを3Dカメラシステムに用いる例)
2.変形例
<1.一実施の形態>
[3Dカメラシステムの構成例]
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図14を参照して説明する。本実施の形態では、2台のカメラヘッド10a,10bに撮像動作を指示し、カメラヘッド10a,10bが撮像した映像を外部の装置に出力するカメラアダプタ装置12を備えた3Dカメラシステム1〜3に適用した例について説明する。
図1は、3Dカメラシステム1の構成例を示す。
3Dカメラシステム1は、不図示の光学系及び撮像素子等を有し、撮像した被写体の映像を出力するカメラヘッド10a,10bを備える。ただし、カメラヘッド10a,10bは、例えば、壁面等に固定されて用いられ、撮像した映像を記録する機能は持たない。以下の説明では、カメラヘッド10aが出力した映像を右チャンネル(右眼用)として用い、カメラヘッド10bが撮像した映像を左チャンネル(左眼用)として用いる。
また、3Dカメラシステム1は、カメラヘッド10a、カメラヘッド10bの動作を制御し、カメラヘッド10a,10bから受け取った映像に所定の処理を施して出力する、カメラアダプタ装置(CAB:Camera Adaptor Box)12を備える。カメラアダプタ装置12は、カメラヘッド10a、カメラヘッド10bが撮像した被写体の映像をビデオインタフェース部24(後述する図5参照)の制御によって表示するビューファインダ部13を備える。
図2は、3Dカメラシステム2の構成例を示す。
3Dカメラシステム2は、カメラヘッド10a,10bと、カメラアダプタ装置12と、カメラアダプタ装置12にカメラケーブル15を介して接続されるカメラ制御装置(CCU:Camera Control Unit)14と、を備える。カメラケーブル15には、大容量の光デジタル信号を伝送可能な広帯域デジタル光伝送路が用いられており、本例では、従来の1.5Gbpsデータレートに対して、3.7Gbpsのデータレートの光伝送を想定している。ただし、映像データを圧縮し、狭帯域(従来通り)で伝送する事も可能である。
カメラアダプタ装置12は、カメラヘッド10a,10bが出力する映像をまとめ、広い帯域のカメラケーブル15を通じてカメラ制御装置14に伝送する。必要に応じて、カメラアダプタ装置12は、カメラヘッド10a,10bから入力する映像を反転させたり、出力信号を同相に合わせる為の遅延を加えたりする処理を施す。
カメラ制御装置14とカメラアダプタ装置12の間は、広帯域(従来の帯域の2倍以上)の通信インタフェースが用いられ、カメラヘッド10a,10bが出力する映像を同時に伝送することが可能である。また、カメラ制御装置14は、例えば、3G−HDIに対応した通信インタフェースを備え、この通信インタフェースを介してビデオ信号を外部の機器に高速転送できる。カメラ制御装置14は、コントロールパネル11から入力する制御信号をカメラアダプタ装置12に出力したり、カメラアダプタ装置12から受け取るビデオ信号を不図示の表示装置や記録装置に出力したりする。そして、カメラ制御装置14は、技術者が操作するコントロールパネル11によって、動作が制御される。
このように、カメラヘッド10a,10bとカメラ制御装置14の間にカメラアダプタ装置12を設置しているため、カメラアダプタ装置12からは、カメラアダプタ装置12に対して1台のカメラの動作を制御しているように見える。
図3は、3Dカメラシステム3の構成例を示す。
3Dカメラシステム3は、図2に示した3Dカメラシステム2を並列して運用する構成としてある。3Dカメラシステム2毎に、カメラ制御装置14が設けられており、3Dカメラシステム2毎に設けられるカメラヘッド10a,10bの動作タイミングが図られる。
また、カメラ制御装置14は、並列運用される3Dカメラシステム2に配置されるカメラヘッド10a,10bの動作を同時に制御する同時コントロール装置6に接続される。カメラアダプタ装置12は、カメラヘッド10aに対するカメラヘッド10bの動作の差分より、制御値を異ならせることにより、カメラヘッド10a,10bの動作を1台のカメラであるかのように制御することができる。このため、従来の3Dカメラシステム101〜103に比べてシステム構成を簡素化することができる。そして、カメラヘッド10a、カメラヘッド10b、カメラアダプタ装置12、カメラ制御装置14及び同時コントロール装置6は、ネットワークで接続される。各部を接続するに際し、例えば、同軸ケーブル、トライアックスケーブル、光ファイバケーブル、無線通信等の様々な通信媒体、通信方式が用いられる。
図4は、カメラヘッド10a,10bが設置される設置台(RIG)7の構成例を示す。
図4Aは、設置台7を横方向から視認した場合におけるカメラヘッド10a,10bの構成例を示す。
基本的には、カメラヘッド10a,10bのズームを1倍とし、レンズの間隔を人間の眼に合わせてカメラヘッド10a,10bを配置したときに撮像した映像から得られる立体映像は自然に見えることが知られている。しかし、カメラヘッド10a,10bの筐体は大きいため、そのまま横方向に並べると人間より広い視差で被写体を撮像してしまい、立体映像に違和感が生じてしまう。このため、設置台7は、ハーフミラー8を備える。そして、被写体の像光がハーフミラー8を介して直接入力する位置に第1のカメラ10aを配置し、被写体の像光がハーフミラー8に反射して入力する位置に第2のカメラ10bを配置する。これにより、カメラヘッド10a,10bが備えるレンズの光軸が垂直に交わるように、カメラヘッド10a,10bが設置される。
図4Bは、矢印9方向から視認した場合におけるハーフミラー8の見え方の例を示す。
カメラヘッド10a,10bは、人間の視差から求まる幅で横方向にずらして設置台7に設置される。このため、ハーフミラー8に透過して写るカメラヘッド10aのレンズと、ハーフミラー8に反射して写るカメラヘッド10bのレンズは、横方向にずれていることが示される。このように、設置台7にハーフミラー8を設けることによって、人間の視差に合わせてカメラヘッド10a,10bを設置することができ、得られる立体映像に違和感が生じなくなる。
図5は、3Dカメラシステム2の内部構成例を示す。
カメラヘッド10aは、ビデオ信号を出力する撮像素子16を備える。撮像素子16は、CCD(Charge Coupled Devices)イメージャ又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等により構成される。
カメラヘッド10aは、カメラアダプタ装置12の制御によりPLLロックをするPLL回路17と、PLL回路17のPLLロックにより撮像素子16の撮像タイミング信号を生成するタイミング生成回路18を備える。また、カメラヘッド10aは、各部の処理を制御するCPU19aと、撮像素子16が出力するビデオ信号に所定の処理を加えて、カメラアダプタ装置12に処理後のビデオ信号を出力するビデオプロセッサ20と、を備える。
なお、カメラヘッド10bは、CPU19aの代わりにCPU19bを備える以外は、カメラヘッド10aと同様の構成としてあるため、対応する処理ブロックには同一符号を付し、詳細な説明を省略する。
カメラアダプタ装置12は、カメラ制御装置14の制御によりPLLロックをするPLL回路21と、PLL回路21のPLLロックにより、カメラヘッド10a,10bの撮像タイミングを制御する撮像タイミング信号を生成するタイミング生成回路22を備える。また、カメラアダプタ装置12は、各部の処理を制御するCPU23と、カメラヘッド10a,10bから得たビデオ信号に所定の処理を加えて、カメラ制御装置14にこのビデオ信号を出力するビデオインタフェース部24と、ビューファインダ部13を備える。ビューファインダ部13には、ビデオインタフェース部24からビューファインダ信号が送られ、カメラヘッド10a,10bが撮像する被写体の映像が表示され、技術者が映像を確認することができる(後述する図13と図14を参照)。
カメラ制御装置14は、不図示の外部装置から供給されるリファレンス信号に基づいてPLLロックするPLL回路31と、PLL回路31のPLLロックにより、カメラアダプタ装置12の動作タイミングを制御するタイミング信号を生成するタイミング生成回路32を備える。また、カメラ制御装置14は、カメラアダプタ装置12内のCPU23と連携して、カメラ制御装置14内の各部の処理を制御するCPU33と、カメラアダプタ装置12から得たビデオ信号に所定の処理を加えて、不図示の外部装置に処理されたビデオ信号を出力するビデオインタフェース34と、を備える。
次に、各部の動作を説明する。
カメラ制御装置14が備えるCPU33は、CPU23に対して、第1及び第2の制御値の元となるカメラヘッド10a,10bの動作を指示する指示値を出力する指示値出力部として機能する。そして、カメラ制御装置14が備えるビデオインタフェース部34は、カメラアダプタ装置12が備えるビデオインタフェース部24から受け取った映像を外部の機器に出力する。
カメラアダプタ装置12が備えるCPU23は、カメラ制御装置14からカメラケーブル15を介して多重伝送される一系統のコマンド信号を受け取る。そして、CPU23は、カメラヘッド10a,10bの絞り又はホワイトバランス等の撮像動作の変化率をほぼ等しくする第1及び第2の制御値をカメラヘッド10a,10bに出力する。
このとき、カメラアダプタ装置12は、受け取ったコマンド信号に以下の制御値を含ませて、カメラヘッド10a,10bに出力する。このとき、CPU23は、カメラヘッド10a,10bにそれぞれ出力する第1及び第2の制御値により、カメラヘッド10a,10bが撮像動作を行う場合における撮像状態を示す情報に基づいて、第1のカメラに対する第2のカメラの差分データを設定しておく必要がある。このため、CPU23は、カメラヘッド10a,10bの差分データを格納しており、この差分データを用いて、第1のカメラ10aに第1の制御値を出力すると共に、差分を補正した第2の制御値を第2のカメラ10bに出力する補正制御部として機能する。この結果、差分データをカメラ制御装置14から受け取る制御コマンドに適用してカメラヘッド10a,10bを1台のカメラのように取り扱うことができる。
また、カメラアダプタ装置12は、カメラ制御装置14から受け取るリファレンス信号に基づいて、PLL回路21が備える電圧制御発振器がPLLロックする。タイミング生成回路22は、カメラヘッド10a,10bの撮像タイミングを調整する撮像タイミング信号をカメラヘッド10a,10bのPLL回路17に出力する撮像タイミング調整部として機能する。これにより、カメラヘッド10aとカメラヘッド10bの撮像タイミングを合わせることができる。タイミング生成回路22が、カメラヘッド10a,10bにそれぞれ用いられる撮像タイミング信号(T1,T2)を生成する。撮像タイミング信号(T1,T2)は、立体映像として、カメラの映像反転処理などが加わり、映像出力タイミングが2つのカメラでズレが発生する場合には、ズレを補正するタイミングとなるように、撮像タイミング信号(T1,T2)を併せてずらす事ができる。
また、図4に示したように、設置台7の構成が映像反転を必要とするRig方式である場合、カメラヘッド10a,10bの撮像タイミングと映像出力タイミングの双方を一致させる必要がある。このため、カメラアダプタ装置12は、映像反転機能と共に、映像遅延機能も有する。ただし、映像反転機能と共に、映像遅延機能については、カメラヘッド10a,10b又はカメラアダプタ装置12のいずれが有していても構わない。
カメラヘッド10a,10bが撮像タイミング信号を受け取ると、PLL回路17は、適切な位相で各カメラヘッドをPLLロックする。このため、システムオペレーション上は、2台のカメラヘッド10a,10bを同時に制御することになり、カメラアダプタ装置12が1台のカメラのように振る舞う。
また、カメラアダプタ装置12が備えるビデオインタフェース部24は、撮像タイミング信号によって、撮像タイミングが調整され、第1及び第2の制御値に基づいて撮像動作が行われたカメラヘッド10a,10bから受け取った映像を出力する映像出力部として機能する。また、カメラヘッド10a,10bは、撮像素子16がC−MOSセンサの様な、線走査撮像(CCDイメージャは像面走査方式)の場合、映像が上下反転時に、走査する上下方向の順番を変更できる機能を搭載する。このため、カメラアダプタ装置12は、ローリングシャッター効果による映像歪みの方向を合わせることが出来る。
このとき、ビデオインタフェース部24はカメラヘッド10a,10bのうち、いずれか一方のカメラから受け取った映像を他方のカメラから受け取った映像に合わせて垂直方向に反転させて、映像を出力する。
そして、タイミング生成回路22は、他方のカメラに対して、撮像タイミングを1画面分遅延させて、撮像タイミング信号を出力する。
また、カメラアダプタ装置12は、ビューファインダ信号として、単独のカメラヘッド10a,単独のカメラヘッド10b,カメラヘッド10aとカメラヘッド10bの混合出力,カメラヘッド10aからカメラヘッド10bの差分出力等を選択して表示できる。この出力された映像の表示例は後述する(図13と図14を参照)。
また、カメラアダプタ装置12は、本線とリターン信号と切り替えてビューファインダ部13にビューファインダ信号を出力する機能を有する。また、ビューファインダ部13が立体映像の表示に対応している場合、ビューファインダ部13は、ビデオインタフェース部24から3D−ビューファインダ信号を受け取って、立体映像を表示することもできる。この場合、ビデオインタフェース部24は、ビューファインダ部13に表示されるキャラクター(文字情報)や、マーカー等も3Dに対応するように、ビューファインダ信号に付加できる。このため、カメラアダプタ装置12は、3Dの遠近位置を考慮しながら、キャラクターやマーカーを任意の距離感上に設定できる。
なお、応用例として、カメラコントロールのための差分データは、カメラアダプタ装置12に格納しなくてもよい。例えば、差分データをカメラヘッド10a又はカメラヘッド10bに格納し、カメラ制御装置14から送られてくる制御データ(コマンド)に対して、カメラヘッド10a,10bの内部で、データを加工する構成としても良い。制御する項目は、アイリス,ホワイトバランス,ペデスタル,ガンマ,フィルタ,フレア,ブラックガンマ,ニー,サチュレーション等のカメラを制御するために用いられるほとんどの項目が該当する。
図6は、カメラアダプタ装置12の内部構成例を示す。
カメラアダプタ装置12は、カメラケーブル5から入力されたコマンド信号を受け取る受信部27と、カメラ制御装置14に対して、カメラヘッド10a,10bから受け取ったビデオ信号を送信する送信部28と、を備える。
また、カメラアダプタ装置12は、PLL回路21によりPLLロックされ、カメラヘッド10a,10bを同時に制御するための撮像タイミング信号(T1,T2)を生成するタイミング生成回路22を備える。また、カメラアダプタ装置12は、所定のタイミングでカメラヘッド10a,10bに撮像タイミング信号(T1,T2)を送り、カメラヘッド10a,10bをゲンロックするゲンロック回路29a,29bを備える。
また、カメラアダプタ装置12は、カメラヘッド10a,10bからビデオ信号(C1,C2)を受取り、ビューファインダ部13にビューファインダ信号を送ると共に、ビデオ信号(C1,C2)を次段のビデオインタフェース部26に送るビデオインタフェース部24を備える。
ビデオインタフェース部24は、カメラヘッド10aが出力する映像、カメラヘッド10bが出力する映像、カメラヘッド10a,10bが撮像した映像を混合した混合映像、カメラヘッド10aが出力する映像からカメラヘッド10bが出力する映像を減じた差分映像、カメラヘッド10a,10bが出力する映像を画面の真ん中で分割して同時に表示する分割映像、3D映像のうち、いずれかの映像をビューファインダ部に出力する。
また、カメラアダプタ装置12は、受信部27が受け取ったリファレンス信号をPLL回路21に送り、リターン信号をビデオインタフェース部24に送り、コマンド信号をCPU23の間で互いに送受信するビデオインタフェース部26を備える。また、ビデオインタフェース部26は、ビデオインタフェース部24から受け取ったビデオ信号(C1,C2)を送信部28に送る機能も有する。
図7は、ビデオインタフェース部24の内部構成例を示す。
ビデオインタフェース部24は、カメラヘッド10a,10bからそれぞれ入力されるビデオ信号を先入れ先出し方式で記憶するFIFOメモリ31a,31bと、FIFOメモリ31a,31bから読み出したビデオ信号を一時的に記憶するメモリ33a,33bと、メモリ33a,33bに適宜アクセスしてビデオ信号に水平フィルタと垂直フィルタを掛けるフィルタ部32a,32bと、を備える。また、ビデオインタフェース部24は、フィルタ部32a,32bから受け取ったビデオ信号(C1,C2)をビデオインタフェース部26に出力するビデオインタフェース34を備える。ビデオインタフェース34は、ビデオインタフェース部26に出力するビデオ信号(C1,C2)のいずれかを選択して出力するセレクタとしての機能も有する。
また、ビデオインタフェース34は、フィルタ部32a,32bから受け取ったビデオ信号(C1,C2)より、ビューファインダ部13に出力するビューファインダ信号を生成するビューファインダ信号プロセッサ35を備える。ビューファインダ信号は、ビューファインダ部13に出力されて、ビューファインダ部13は、各種のビューファインダ映像を表示する。
また、ビデオインタフェース部24は、ビデオインタフェース部26から受け取ったリターン信号を先入れ先出し方式で記憶するFIFOメモリ36を備える。FIFOメモリ36から読み出されたリターン信号は、ビデオインタフェース34に送られ、所定の処理に用いられる。
図8は、カメラヘッド10a,10bとカメラアダプタ装置12が備えるCPU19a,19bとCPU23の内部構成例を示す。
カメラアダプタ装置12が備えるCPU23は、カメラアダプタ装置12の動作を制御するカメラアダプタデータ41と、所定の補正関数による補正を行う補正処理部43と、補正処理部43に入力される補正データ42と、を備える。カメラアダプタデータ41と補正データ42は、不図示のメモリに記憶されるデータである。
カメラヘッド10a,10bがそれぞれ備えるCPU19a,19bは、CPU23から受け取った制御信号に基づいて、カメラヘッド10a,10b毎に固有のデータを与えるカメラデータ45a,45bと、カメラヘッド10a,10b毎の個体差を補正するトリムデータ46a,46bを持つ。また、CPU19a,19bは、制御信号にトリムデータ46a,46bをそれぞれ加算する加算部47a,47bと、加算部47a,47bから受け取った制御信号に基づいて、カメラヘッド10a,10b内の各部の動作を制御するDSP48a,48bを備える。
次に、各部の動作を説明する。
まず、コントロールパネル11は、カメラアダプタ装置12に対して制御信号を出力し、所定の制御コマンドを出力する。次に、CPU23は、コントロールパネル11からの指令をカメラアダプタデータ41に保存し、その指令に従ってカメラヘッド10aを制御する。ここで、カメラヘッド10a,10bには、それぞれ撮像条件を同一にしても実際に機構やソフトウェア上の動作が一致しない場合がある。このようにカメラヘッド10a,10bの動作が一致しないことを「差分」と呼ぶ。カメラアダプタ装置12は、この差分を除いてカメラヘッド10a,10bが撮像した映像にズレが生じないようにする。
カメラアダプタ装置12は、カメラヘッド10aに対するカメラヘッド10bの差分を補正するための補正データ42を持つ。カメラヘッド10aの動作を基準として、カメラヘッド10aに対するカメラヘッド10bの動作の差分を補正処理部43によって補正する。これにより、カメラアダプタ装置12は任意の関数によってコントロールパネル11の指令を補正し、カメラヘッド10bを制御する。例えば、補正処理部43は、後述する補正関数を用いて、カメラヘッド10a,10bのアイリスの補正を行うことができる。
このため、カメラヘッド10aを動作させる制御信号は、カメラアダプタ装置12によって補正されることなく、カメラヘッド10aに出力される。カメラヘッド10a内のCPU19aは、制御信号にカメラデータ45aとトリムデータ46aを与えてコントロールパネル11が発した指令を補正した後、DSP48aに指令を出力する。これにより、DSP48aは、カメラヘッド10aの動作を制御する。
一方、補正処理部43によって補正された制御信号はカメラヘッド10bに出力される。カメラヘッド10b内のCPU19bは、制御信号にカメラデータと調整データを与えてコントロールパネル11が発した指令を補正した後、DSP48bに指令を出力する。これにより、DSP48bは、カメラヘッド10bの動作を制御する。
設置台7に設置されたカメラヘッド10a,10bは、図4に示したようにレンズの光軸が直角に配置され、カメラヘッド10aは、被写体に対して上下左右を揃えてビデオ信号を出力する。しかし、カメラヘッド10bは、カメラヘッド10aが撮像する向きを反転して配置される。このため、カメラヘッド10a,10bが出力する映像は、垂直方向の映像が逆向きとなる。
このため垂直方向が反転する場合は、カメラアダプタ装置12内のビデオインタフェース部24は、カメラヘッド10aから受け取ったビデオ信号の出力を1フィールドに相当する時間だけ遅延して出力する。一方、ビデオインタフェース部24は、カメラヘッド10bから受け取ったビデオ信号の線走査がカメラヘッド10aから受け取ったビデオ信号の線走査に対して逆向きであるため、1フィールド分保存した上で、カメラヘッド10aから受け取ったビデオ信号と同じような線走査でビデオ信号を出力できるように調整する。この処理により、カメラアダプタ装置12は、カメラヘッド10a,10bから受け取ったビデオ信号のフレームを同期させてカメラ制御装置14に出力することができる。
図9は、10aと10bが、C−MOSセンサのような順次走査方式のカメラヘッドの場合に、走査の方向を変更することによって、撮像タイミングと映像出力タイミングを合わせる場合を表している。
図9Aを10aカメラヘッドの映像とすると、図9Bがカメラヘッド10bの映像である。この時、10bのカメラヘッドの、縦方向の走査の順番を逆に行うことにより、映像の撮像タイミングが10aと一致し、なおかつ、映像出力タイミングを合わせることもできる。(10bカメラヘッドは、走査方向を任意に設定できる機能を有している。)
図10〜図12は、補正処理部43がカメラヘッド10bのアイリスを補正する場合における補正関数の例を示す。
図10は、カメラヘッド10a,10bに指令されるアイリス調整値と、実際のアイリス開放度の例を示す。
まず、コントロールパネル11からカメラ制御装置14を経由して、カメラアダプタ装置12にアイリスの制御信号が送られる。このアイリスの制御信号は、カメラヘッド10a,10bのアイリスを調整するアイリス調整値として用いられる。
ここで、カメラ制御装置14が指示するアイリス調整値と、カメラヘッド10a,10bのアイリスが実際に駆動した時のアイリス開放度は、理想的には線形50に沿って変化することが望ましい。しかし、図より、カメラヘッド10aのアイリス開放度は補正関数51に沿って変化し、カメラヘッド10bのアイリス開放度は曲線52に沿って変化することが示される。このため、アイリス調整値に対して、カメラヘッド10a,10bにおける各カメラのアイリス開放度に差が生じ、撮像される映像の輝度等が異なってしまうと考えられる。このため、CPU23は、図11に示す補正曲線を用いて、カメラヘッド10bに送られたアイリス調整値を、カメラヘッド10aに送られたアイリス調整値の制御値に変換する。
図11は、カメラヘッド10a,10bに指令されるアイリス調整値の例を示す。
上述したとおり、同じアイリス調整値であってもカメラヘッド10a,10bのアイリス開放度は異なる。このため、カメラヘッド10aを基準として、カメラヘッド10bに対する変化の度合いを曲線の補正関数で定義する。補正関数は、補正データ42によって適宜数値が変わる。図に示すように、カメラヘッド10bに指令されるアイリス調整値の変化を、カメラヘッド10aに指令されるアイリス調整値の変化を示す補正関数51に沿わせることによって、カメラヘッド10a,10bを同じアイリス開放度で動作させることが可能となる。
図12は、カメラヘッド10a,10bに指令されるアイリス調整値の例を示す。
図12に示す補正関数51は、図11に示す補正関数51と同等のものであるが、補正関数51を折れ線で近似するため、図10の補正関数51上に指定されたプロット53a〜55aが指定されている点で異なる。予めカメラヘッド10a,10bにおけるアイリス調整値の補正値を測定しておき、その補正値を元に、折れ線で補正関数を近似する。このとき、カメラヘッド10bに指令されるアイリス調整値におけるプロット53b〜55bは、それぞれプロット53a〜55aに合わせて補正される。
図13と図14は、ビューファインダ部13に表示される映像の例を示す。
カメラアダプタ装置12は、ビューファインダ信号として、カメラヘッド10aの出力映像,カメラヘッド10bの出力映像,カメラヘッド10a,10bの出力映像のミックス映像,カメラヘッド10a,10bの出力映像の差分映像等を選択して、ビューファインダ部13に表示させることができる。
そして、技術者は、ビューファインダ部13に表示されたメニューインタフェースを操作して行うか、カメラアダプタ装置12に取り付けられたロータリースイッチで選択するか、又は、プッシュスイッチに割り振って選択するか、プッシュスイッチで順次送りにするかを、選択することによって、ビューファインダ部13に表示させる映像を選択することができる。また、カメラ制御装置14等から受け取る要求に応じて、ビューファインダ部13に表示する映像をリターン信号と切り替えて出力することが出来る。さらに、ビューファインダ部13が立体映像を表示可能であれば、左右チャンネルから出力される2チャンネル分の映像を表示させることもでき、このための選択メニューを加えることもできる。
図13Aは、カメラヘッド10aが出力する右チャンネルの映像の例を示す。
図13Bは、カメラヘッド10bが出力する左チャンネルの映像の例を示す。
カメラヘッド10a,10bは、ユーザの視差に合わせて設置台7に配置されるため、右チャンネルの映像と左チャンネルの映像には、左右にずれが生じていることが示される。
図13Cは、カメラヘッド10a,10bが出力する映像を混合して表示されるミックス映像の例を示す。
ミックス映像は、カメラヘッド10b(左チャンネル)の輝度信号、色差信号(Lch_Y、Lch_CB、Lch_CR)と、カメラヘッド10a(右チャンネル)の輝度信号、色差信号(Lch_Y、Rch_CB、Rch_CR)を足すことによって、求められる。このミックス映像には、色がついている。
図14Aは、差分映像の例を示す。
差分映像は、カメラヘッド10aが出力するビデオ信号からカメラヘッド10aが出力するビデオ信号を減じて得られるグレーの映像である。図14Aには、ビデオチャートを撮像した場合における差分映像が表示されている。このとき、ビデオインタフェース部24は、カメラヘッド10aが撮像した映像の輝度信号又は色差信号に対するカメラヘッド10bが撮像した映像の輝度信号又は色差信号の差分に基づいて、ビューファインダ部13に差分映像を表示させる。
差分映像は、カメラヘッド10b(左チャンネル)の輝度信号(Lch_Video)からカメラヘッド10a(右チャンネル)の輝度信号(Rch_Video)を減じることによって、求められる。なお、カメラヘッド10a(右チャンネル)の輝度信号からカメラヘッド10b(左チャンネル)の輝度信号を引くことによって求めてもよい。その後、“2”又は適当な数字で差分値を割り、オフセットとして、適当な値の映像レベル(50%_Video_Level)を足す。
上記の内容を式で表すと以下のようになる。
(Lch_Video-Rch_Video)/2+50%_Video_Level
この結果、輝度のみに注目した差分映像をビューファインダ部13に表示させることができる。
同様に、色差データに基づいて差分データを作成することも可能である。このとき、差分は、カメラヘッド10b(左チャンネル)の色差信号(Lch_CB、Lch_CR)からカメラヘッド10a(右チャンネル)の色差信号(Rch_CB、Rch_CR)を減じて求められる。
(Lch_CB-Rch_CB)/2、又は(Lch_CR-Rch_CB)/2
ただし、色差データの場合、0点が中間点であるため、オフセット値を加算する必要はない。また、強調表示するためには、2で割らずに、適当な数で掛けて増感しても良い。以上より、差分映像として輝度のみを表示する白黒モードと、色差データを加えたカラーモードをビューファインダ部13に表示させることが可能となる。
カメラヘッド10a,10bのズームや向きが正しく配置されている場合、映像にズレが生じないため、差分映像には輪郭が表示されない理想的な状態となる。しかし、カメラヘッド10a,10bの配置が異なっていると、2枚の映像にズレが生じてしまい、図14Aの左側に示したように、被写体の輪郭が強調されて表示される。このため、設定台6に設置されたカメラヘッド10a,10bのズームや向きを正しく設定する際に有用な情報となる。
図14Bは、アナグリフ映像の例を示す。
アナグリフ映像は、従来立体映像を見るために用いられてきた映像である。例えば、左眼に赤いセロファンを貼り、右目に青いセロファンを貼った専用のメガネをユーザが掛けることによって、立体映像を確認することができる。
図14Cは、映像を分割した場合における分割映像の例を示す。
ここでは、カメラヘッド10aが出力する映像の右半分と、カメラヘッド10bが出力する映像の左半分を分割し、分割された映像を真ん中でつないで表示する。これにより、技術者は、カメラヘッド10a,10bの設置位置の歪み等を把握し、カメラヘッド10a,10bの水平方向の歪みを合わせることが容易となる。なお、図示しないが、カメラヘッド10aが出力する映像の上半分と、カメラヘッド10bが出力する映像の下半分を分割し、分割された映像を真ん中でつないで表示してもよい。この場合、カメラヘッド10a,10bの垂直方向の歪みを合わせることが容易となる。
以上説明した一実施の形態に係るカメラアダプタ装置12によれば、カメラヘッド10aの動作を基準として、カメラヘッド10aに対するカメラヘッド10bの動作の差分値を求める。そして、カメラヘッド10bの動作を差分値に基づいて制御する。これにより、技術者がコントロールパネル11をカメラアダプタ装置12がカメラヘッド10a,10bに動作を制御する制御信号を出力する際には、あたかも1台のカメラヘッドを操作するかのように2台のカメラヘッド10a,10bを制御することが可能となる。また、カメラシステム2,3を構成するカメラ制御装置14からは、カメラアダプタ装置12に接続されたカメラヘッドが1台であるかのように見えるため、カメラシステム2,3の構成を複雑にすることがない。そして、カメラヘッド10a,10bは、互いの差分が補正された均質な映像を出力するため、2枚の映像を合わせて表示する立体映像に適した出力を得られるという効果がある。
また、複数台の(3D)カメラ(本例では、カメラヘッド10a,10b)によるシステム運用を行う場合、あるいは、カメラと、コントロールパネル11や映像信号を受け取る機器との間を長距離延長したい場合には、カメラ制御装置(CCU)を備えたシステム構成とすることができる。このため、カメラ側(カメラヘッド10a,10bとカメラアダプタ装置12)への配線を減らし、ライブシステムカメラなどの複数台のカメラの連携撮影での運用をより柔軟に行うことができる。これは、3Dカメラでも従来の2D撮影と同様のシステムカメラ構成を可能にするものである。
また、技術者は、補正関数等を用いて、カメラヘッド10a,10bの差分を補正しながら同時に制御することができる。これにより、カメラヘッド10a,10bの動作の連動が容易となる。このように、3Dカメラシステム1〜3で使用する2台のカメラヘッド10a,10bを、あたかも1台のカメラヘッドとして扱うことによって、3Dカメラシステムにおけるカメラの運用(ライブ,中継等)を容易にすることができる。
また、カメラアダプタ装置12が備えるタイミング生成回路22は、差分が生じた映像の出力タイミングに合わせて、撮像タイミングを一致させることで、カメラヘッド10a,10bの撮像タイミングを調整し、同時に被写体を撮像することができる。また、ビデオインタフェース部24は、タイミング生成回路22が出力した撮像タイミングに合わせて、カメラヘッド10bが出力した映像を反転させる等の処理を行い、カメラアダプタ装置12が出力する映像の出力タイミングを合わせることができる。このため、カメラヘッド10a,10bが出力した映像を立体映像として合わせ込む際に、違和感の生じない映像を出力することができる。
また、カメラヘッド10a,10bが出力する映像より、チャンネル毎の映像だけでなく、ミックス映像、差分映像、アナグリフ映像、分割映像をビューファインダ部13に出力したり、不図示の表示装置に出力したりすることができる。このため、カメラヘッド10a,10bのズーム、アイリスや設置場所の調整が容易となるという効果がある。
<2.変形例>
なお、補正関数を用いて補正する値として、アイリス調整値を設定したが、ズームの設定値等についても補正関数を用いて補正するようにしてもよい。どのような値を補正するかは、アイリスやズームの値に限られない。
また、ビューファインダ部を備えないカメラヘッド10a,10bに適用した例について説明したが、2台のカメラがそれぞれビューファインダ部を備える構成としてもよい。
また、上述した実施の形態例における一連の処理は、ハードウェアにより実行することができるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種の機能を実行するためのプログラムをインストールしたコンピュータにより、実行可能である。例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに所望のソフトウェアを構成するプログラムをインストールして実行させればよい。
また、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給してもよい。また、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU等の制御装置)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、機能が実現されることは言うまでもない。
この場合のプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現される。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行う。その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、本発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
1〜3…3Dカメラシステム、5…カメラケーブル、6…同時コントロール装置、7…設置台、8…ハーフミラー、10…信号出力装置、10a,10b…カメラヘッド、11…コントロールパネル、12…カメラアダプタ装置、13…モニタ、14…カメラ制御装置、15…カメラケーブル、16…撮像素子、17…PLL回路、18…タイミング生成回路、19a,19b…CPU、20…ビデオプロセッサ、21…PLL回路、22…タイミング生成回路、23…CPU、24…ビデオインタフェース部、26…ビデオインタフェース部、27…受信部、28…送信部、29a,29b…ゲンロック回路、31…PLL回路、31a,31b…FIFOメモリ、32…タイミング生成回路、32a,32b…フィルタ部、33…CPU、33a,33a…メモリ、34…ビデオインタフェース、35…ビューファインダ信号プロセッサ、36…FIFOメモリ、41…カメラアダプタデータ、42…補正データ、43…補正処理部、45a…カメラデータ、46a,46b…トリムデータ、47a,47b…加算部、48a,48b…DSP

Claims (6)

  1. 第1及び第2のカメラと、
    前記第1及び第2のカメラにそれぞれ出力する第1及び第2の制御値により、前記第1及び第2のカメラが撮像動作を行う場合における撮像状態を示す情報に基づいて、前記第1のカメラに対する前記第2のカメラの差分を設定し、前記第1のカメラに前記第1の制御値を出力すると共に、前記差分を補正した前記第2の制御値を前記第2のカメラに出力する補正制御部と、
    前記第1及び第2のカメラの撮像タイミングを調整する撮像タイミング調整部と、
    前記撮像タイミングが調整され、前記第1及び第2の制御値に基づいて撮像動作が行われた前記第1及び第2のカメラから受け取った映像を出力する第1の映像出力部と、を有するカメラアダプタ装置と、
    前記補正制御部に対して、前記第1及び第2の制御値の元となる前記第1及び第2のカメラの動作を指示する指示値を出力する指示値出力部と、
    前記第1の映像出力部から受け取った映像を出力する第2の映像出力部と、を有するカメラ制御装置と、を備える
    カメラシステム。
  2. 前記補正制御部は、前記第1及び第2のカメラの絞り又はホワイトバランスのいずれか一方、又は両方の撮像動作の変化率をほぼ等しくする前記第1及び第2の制御値を前記第1及び第2のカメラに出力する
    請求項1記載のカメラシステム。
  3. 被写体の像光がハーフミラーを介して直接入力する位置に前記第1のカメラを配置し、前記被写体の像光が前記ハーフミラーに反射して入力する位置に前記第2のカメラを配置する場合に、
    前記第1の映像出力部は前記第1のカメラ又は前記第2のカメラのうち、いずれか一方のカメラから受け取った映像を他方のカメラから受け取った映像に合わせて垂直方向に反転させて、前記映像を出力し、
    前記撮像タイミング調整部は、前記他方のカメラに対して、撮像タイミングを1画面分遅延させて前記撮像タイミングを調整する
    請求項1又は2記載のカメラシステム。
  4. さらに、前記映像出力部が出力する映像を表示するビューファインダ部を備え、
    前記第1の映像出力部は、前記第1のカメラが出力する映像、前記第2のカメラが出力する映像、前記第1及び第2のカメラが撮像した映像を混合した混合映像、前記第1のカメラが出力する映像から前記第2のカメラが出力する映像を減じた差分映像、前記第1及び第2のカメラが出力する映像を画面の真ん中で分割して同時に表示する分割映像、立体映像のうち、いずれかの映像を前記ビューファインダ部に出力する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のカメラシステム。
  5. 前記差分映像は、前記第1のカメラが撮像した映像の輝度信号又は色差信号に対する前記第2のカメラが撮像した映像の輝度信号又は色差信号の差分に基づいて生成される
    請求項4記載のカメラシステム。
  6. 第1及び第2のカメラの動作を制御するカメラアダプタ装置が、前記第1及び第2のカメラにそれぞれ出力する第1及び第2の制御値により、前記第1及び第2のカメラが撮像動作を行う場合における撮像状態を示す情報に基づいて、前記第1のカメラに対する前記第2のカメラの差分を設定し、前記第1のカメラに前記第1の制御値を出力すると共に、前記差分を補正した前記第2の制御値を前記第2のカメラに出力するステップと、
    前記第1及び第2のカメラの撮像タイミングを調整するステップと、
    前記撮像タイミングが調整され、前記第1及び第2の制御値に基づいて撮像動作が行われた前記第1及び第2のカメラから受け取った映像を第1の映像出力部が出力するステップと、
    前記カメラアダプタ装置を介して前記第1及び第2のカメラの動作を制御するカメラ制御装置が、前記第1及び第2の制御値の元となる前記第1及び第2のカメラの動作を指示する指示値を出力するステップと、
    前記第1の映像出力部から受け取った映像を出力するステップと、を含む
    カメラ制御方法。
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