JP5371845B2 - 撮影装置及びその表示制御方法並びに3次元情報取得装置 - Google Patents

撮影装置及びその表示制御方法並びに3次元情報取得装置 Download PDF

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Description

本発明は、被写体の3次元情報の取得に用いられる撮影装置及びその表示制御方法、並びにこの撮影装置を備える3次元情報取得装置に関するものである。
複眼カメラにより被写体を異なる視点から撮影して得られた一対の撮影画像に基づき、被写体の空間的な位置を所定の座標系で表した3次元情報を取得することができる。3次元情報は、各種マッチング法等を用いて一対の撮影画像の互いに対応する画素を求めた結果と、複眼カメラの基線長などのステレオキャリブレーションデータとに基づいて、複眼カメラから一対の撮影画像の各画素にそれぞれ対応する被写体上の点までの距離(3次元座標)を算出するいわゆる距離演算により得られる(特許文献1参照)。
上述の距離演算では、一対の撮影画像の互いに重なり合う重複領域内の3次元情報しか取得することができない。このため撮影時には、シャッタボタンの押下操作あるいは特許器文献2に記載のような自動撮影処理が実行される前に、3次元情報の取得を希望する被写体が重複領域内に収まるようにスルー画像を見ながら構図を決定する必要がある。
特許文献3には、一対の撮影画像の重複領域を検出し、この検出結果を基に各撮影画像を繋ぎ合せてなる合成画像を生成して、この合成画像をモニタに表示する複眼撮像装置が記載されている。特許文献4には、一対の撮影画像の重複領域を検出し、重複領域であることを示す枠画像をスルー画像にオーバレイ表示するステレオカメラが記載されている。
また、特許文献5には、一対の撮影画像からそれぞれ被写体が含まれる被写体領域画像を切り出し、両被写体領域画像を重ね合わせて表示する多眼式データ入力装置が記載されている。この特許文献5の記載に基づき、一対の撮影画像のそれぞれの重複領域に対応する重複領域画像を切り出してスルー画像として表示する方法が考えられる。
特開平5−231822号公報 特開平11−88811号公報 特開平7−95467号公報 特開2006−121229号公報 特開2001−12910号公報
しかしながら、特許文献3及び4記載の方法では、スルー画像として表示される合成画像に、重複領域以外の領域である非重複領域の画像も含まれている。このため、構図の決定後に、重複領域画像を高精細に表示して確認することができないという問題がある。逆に特許文献5記載の方法では、構図の決定前でもスルー画像として重複領域画像のみを表示するため、スルー画像の広視野表示を行うことができず、構図の決定を行い難いという問題がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、構図の決定前後で最適なスルー画像表示を行えるようにした撮影装置及びその表示制御方法、並びにこの撮影装置を備える3次元情報取得装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の撮影装置は、被写体を異なる視点から撮影した複数の撮影画像を得る撮像手段と、前記撮像手段により得られた複数の撮影画像から、当該各撮影画像同士で重なり合う重複領域を検出する重複領域検出手段と、前記重複領域検出手段による重複領域検出結果に基づき、前記複数の撮影画像を合成してなる画角の広い合成画像であって、前記重複領域と、前記複数の撮影画像のそれぞれの前記重複領域以外の領域である非重複領域とからなる合成画像を生成する合成画像生成手段と、前記重複領域検出結果に基づき、前記複数の撮影画像の少なくともいずれか一つから前記重複領域に対応する重複領域画像を生成する重複領域画像生成手段と、前記合成画像を動画像として表示する表示手段と、被写体の撮影のための構図の決定を検知する構図決定検知手段と、前記構図決定検知手段が前記構図の決定を検知したときに、前記表示手段の表示を、前記合成画像から前記重複領域画像に切り替える表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
前記合成画像生成手段は、前記表示手段の画面の縦横比と前記合成画像の縦横比とが異なる場合、両者の縦横比が一致するように、前記合成画像の前記非重複領域の一部をトリミングすることが好ましい。
前記合成画像生成手段は、前記合成画像の全体が前記表示手段の画面に表示されるように、当該合成画像の前記非重複領域を圧縮することが好ましい。また、前記合成画像生成手段は、前記合成画像の全体が前記表示手段の画面に表示されるように、当該合成画像の縦横比を変更することが好ましい。
撮影装置が静止した状態にあるか否かを検知する静止検知手段を備え、前記構図決定検知手段は、前記静止検知手段の検知結果に基づき、当該撮影装置が静止したときに前記構図が決定したと判定することが好ましい。
前記静止検知手段は加速度センサであることが好ましい。また、前記静止検知手段は、
前記撮像手段により得られた撮影画像のうちの連続する撮影画像間の移動量を検出する移動量検出手段と、前記移動量検出手段が検出した前記移動量がしきい値を下回るか否かに基づき、撮影装置が静止しているか否かを判定する判定手段と、からなることが好ましい。
前記撮像手段は、所定範囲で変倍可能なズーム機能を有する撮影光学系を有しており、前記判定手段は、前記撮影光学系のズーム位置に応じて前記しきい値を可変することが好ましい。さらに、前記判定手段は、前記撮影光学系のズーム位置が望遠端に近づくのに従って前記しきい値を大きくすることが好ましい。
前記表示制御手段は、前記複数の撮影画像のそれぞれの前記重複領域に対応する前記重複領域画像を前記表示手段に並べて表示させることが好ましい。また、前記構図の決定が検知された後、前記表示手段には、前記複数の撮影画像のそれぞれの前記重複領域に対応する前記重複領域画像のいずれか一つが選択的に表示されるとともに、前記表示制御手段に対し、前記表示手段に表示される前記重複領域画像を別の前記重複領域画像に切り替える切替指令を出力する切替指令出力手段を備え、前記表示制御手段は、前記切替指令出力手段からの前記切替指令に応じて、前記表示手段の表示を、現在表示されている前記重複領域画像から別の前記重複領域画像に切り替えることが好ましい。
前記表示手段は、前記複数の撮影画像に基づき立体画像を表示可能であり、撮影モードとして、前記表示手段に前記立体画像を表示する立体視撮影モードと、被写体の空間的な位置を所定の座標系で表した3次元情報の取得のために用いられる前記複数の撮影画像を得る3次元情報取得モードとを有しており、前記重複領域検出手段と、前記合成画像生成手段と、前記構図決定検知手段と、前記表示制御手段とは前記3次元情報取得モード時に作動し、かつ立体視撮影モード時には作動しないことが好ましい。
前記表示手段は、前記3次元情報取得モード時には前記合成画像及び前記重複領域画像をそれぞれ2次元表示することが好ましい。また、前記撮像手段は、被写体を異なる視点から同時に撮影することが好ましい。また、前記表示手段は、前記合成画像中の前記重複領域を識別可能に表示することが好ましい。
また、本発明の3次元情報取得装置は、請求項1ないし14いずれか1項記載の撮影装置と、前記撮影装置により得られた前記複数の撮影画像に基づき、被写体の空間的な位置を所定の座標系で表した3次元情報を取得する3次元情報取得手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の撮影装置の表示制御方法は、被写体を異なる視点から撮影して得られた複数の撮影画像から、当該各撮影画像同士で重なり合う重複領域を検出する重複領域検出ステップと、前記重複領域検出ステップでの重複領域検出結果に基づき、前記複数の撮影画像を合成してなる画角の広い合成画像であって、前記重複領域と、前記複数の撮影画像のそれぞれの前記重複領域以外の領域である非重複領域とからなる合成画像を生成する合成画像生成ステップと、前記合成画像を動画像としてモニタに表示する表示ステップと、被写体の撮影のための構図の決定を検知する構図決定検知ステップと、前記構図決定検知ステップで前記構図の決定を検知したときに、前記モニタの表示を、前記複数の撮影画像の少なくともいずれか一つから生成された前記重複領域に対応する重複領域画像に切り替える表示切替ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の撮影装置及びその表示制御方法並びに3次元情報取得装置は、構図の決定前は合成画像をスルー画像として表示し、構図の決定が検知されたときに重複領域画像の表示に切り替えるので、構図の決定前はスルー画像の広視野表示を行うことにより構図の決定が行い易くなり、構図の決定後は重複領域画像を表示することにより重複領域の確認が行い易くなる。その結果、構図の決定前後で最適なスルー画像表示を行うことができる。
合成画像の非重複領域の全体が前記画面に表示されるように、非重複領域を圧縮する、あるいは合成画像の縦横比を変更するようにしたので、より広い視野でスルー画像の表示を行うことができる。
撮影装置が静止した状態にあることを検知することにより、自動的に構図の決定を検知するので、操作が楽になる。
複数の撮影画像のそれぞれの重複領域に対応する重複領域画像を表示手段に並べて表示させる、あるいは各重複領域画像を切り替えて表示可能にしたので、全ての重複領域画像を確認することができる。
複眼カメラの正面斜視図である。 複眼カメラの背面斜視図である。 複眼カメラの電気的構成を示すブロック図である。 画像データの重複領域を説明するための説明図である。 第1実施形態の複眼カメラの撮影処理の流れを示すフローチャートである。 合成画像データの生成処理の流れを説明するための説明図である。 合成画像から重複領域画像への表示切替を説明するための説明図である。 重複領域画像の生成のタイミングが異なる別実施形態の複眼カメラの撮影処理の流れを示すフローチャートである。 非重複領域の全体がLCDに表示されるような合成画像データの生成を行う第2実施形態の説明図である。 図9に示した方法とは異なる方法で合成画像データの生成を行う別実施形態の説明図である。 複眼カメラが静止したか否かに基づき構図の決定の有無を検知する第3実施形態の複眼カメラの電気的構成を示すブロック図である。 撮影により得られた画像データに基づき構図の決定の有無を検知する第3−1実施形態の複眼カメラの電気的構成を示すブロック図である。 第3−1実施形態の複眼カメラの撮影処理の流れを示すフローチャートである。 重複領域画像の並列表示を行う第4実施形態の複眼カメラの電気的構成を示すブロック図である。 重複領域画像の並列表示を説明するための説明図である。 重複領域画像の表示切替が可能な第4−1実施形態の複眼カメラの電気的構成を示すブロック図である。 立体画像表示モードを有する第5実施形態の複眼カメラの電気的構成を示すブロック図である。 第5実施形態の複眼カメラの撮影処理の流れを示すフローチャートである。 2視点の画像データから3次元情報を取得する第6実施形態の複眼カメラの電気的構成を示すブロックである。 第6実施形態の複眼カメラの撮影処理の流れを示すフローチャートである。
図1に示すように、複眼カメラ10は、被写体を異なる視点から撮影して、この被写体の3次元情報の取得に用いられる左視点画像(以下、L画像という)、右視点画像(以下、R画像という)を得る。カメラ本体11の前面には、左右一対の第1及び第2撮像部12,13、ストロボ発光部14等が設けられている。両撮像部12,13は、互いの光軸が略平行またはハ字状となるように所定間隔を隔てて設けられている。カメラ本体11の上面には、シャッタボタン15、電源スイッチ16が設けられている。
図2に示すように、カメラ本体11の背面には、液晶ディスプレイ(以下、LCDという)18、操作部19が設けられている。また、カメラ本体11の底面には、図示は省略するが、メモリカード20が着脱自在に装填されるカードスロットと、このカードスロットの開口を開閉する装填蓋とが設けられている。
LCD18は、撮影待機状態時には電子ビューファインダとして機能し、本発明の動画像に相当するスルー画像(ライブビュー画像ともいう)を表示する。なお、スルー画像表示とは、各撮像部12,13がそれぞれ所定のフレームレートで撮像した画像を即時にLCD18に表示することである。また、画像再生時にはメモリカード20に記録されている画像データに基づき、LCD18に画像が再生表示される。
操作部19は、モード切替スイッチ22、メニューボタン23、十字キー24、実行キー25、ズームボタン26などから構成されている。モード切替スイッチ22は、複眼カメラ10の動作モードを切り替える際に操作される。動作モードには、静止画撮影を行う撮影モード、及び撮影により得られた撮影画像をLCD18に再生表示する通常再生モードなどがある。
メニューボタン23は、LCD18にメニュー画面や設定画面を表示する際などに操作される。十字キー24は、メニュー画面や設定画面内に表示されるカーソルを移動する際などに操作される。実行キー25は、カメラの設定を確定する際などに操作される。ズームボタン26は、撮影レンズ37(図3参照)を広角側または望遠側に変倍するズーム操作を行う際に操作される。
メモリカード20には、静止画撮影モード時に両撮像部12,13により撮影された被写体のR画像データと、L画像データとが記憶される。このメモリカード20は、撮影終了後に複眼カメラ10から取り外された後、3次元情報取得装置29にセットされる。
3次元情報取得装置29は、複眼カメラ10で得られたL,R画像データに基づき上述した距離演算を行って被写体の3次元情報を取得する。3次元情報取得装置29は、例えば距離演算用アプリケーションプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータが用いられる。
図3に示すように、CPU33は、シャッタボタン15及び操作部19からの入力信号に基づき、図示しないROMから読み出した各種プログラムやデータを逐次実行することで、複眼カメラ10の各部を統括的に制御する。
SDRAM34は、CPU33が処理を実行するためのワークメモリとして機能する。VRAM35は、連続した2フィールド画分を記憶するスルー画像用のメモリエリアを有し、表示用の画像データを一時的に記憶する。
第1撮像部12は、撮影レンズ37が組み込まれたレンズユニット38、CCDイメージセンサ(以下、CCDという)39、AFE(アナログフロントエンド)40などから構成される。なお、CCDの代わりにMOS型のイメージセンサを用いてもよい。
レンズユニット38には、図示しないズーム機構、フォーカス機構、絞り装置が組み込まれている。ズーム機構は、撮影レンズ37を移動してズーミングを行う。フォーカス機構は、撮影レンズ37に組み込まれたフォーカスレンズを移動してピント合せを行う。絞り装置は、図示しない絞りを調節することで、CCD39に入射する被写体光の強度を調節する。ズーム機構、フォーカス機構、絞り装置は、レンズドライバ41を介してCPU33によって動作制御される。
撮影レンズ37の背後には、多数のフォトダイオードが受光面に並べられたCCD39が配置され、撮影レンズ37からの被写体光を電気的な撮像信号に変換して出力する。CCD39には、CPU33によって制御されるCCDドライバ42が接続されている。CCDドライバ42は、TG(Timing Generator)43からの同期パルスによって駆動され、CCD39の電荷蓄積時間と電荷読み出し転送タイミングを制御する。
CCD39から出力された撮像信号は、AFE40に入力される。AFE40は、CDS(相関二重サンプリング)回路、AGC(自動ゲイン調整アンプ)、A/D変換器から構成され、TG43からの同期パルスが入力されることで、CCD39の電荷読み出し転送動作と同期して作動する。CDS回路は、相関二重サンプリングを行って撮像信号からノイズを除去する。AGC回路は、CPU33によって設定される撮影感度に応じたゲインで撮像信号を増幅する。A/D変換器は、AGC回路からのアナログの撮像信号をデジタルなL画像信号に変換し、このL画像信号を画像入力コントローラ45へ送る。
第2撮像部13は、第1撮像部12と同じ構成であり、R画像信号を画像入力コントローラ45へ送る。
基線長可変機構47は、CPU33からの制御指令に基づき、第1撮像部12と第2撮像部13との間隔を可変することで、両撮像部12,13の撮影光軸間の長さである基線長を可変する。測距センサ48は、投光センサ及び受光センサからなり、複眼カメラ10から被写体までの距離を測距した測距データをCPU33に入力する。
CPU33には、バス50を介して、SDRAM34、VRAM35、画像入力コントローラ45、信号処理回路51、重複領域検出回路52、合成画像生成回路53、重複領域画像生成回路54、圧縮伸張処理回路55、メディアコントローラ56、表示回路57等が接続されている。
画像入力コントローラ45は、所定容量のバッファを有しており、第1及び第2撮像部12,13からそれぞれ出力されたL,R画像信号を蓄積し、それぞれ1フレーム分のL,R画像信号が蓄積されたときに、1フレーム分の画像に対応するL,R画像信号を信号処理回路51へ送る。
信号処理回路51は、画像入力コントローラ45から入力されたL,R画像信号に対して階調変換、ホワイトバランス補正、γ補正処理、YC変換処理などの各種処理を施すことで、それぞれ1フレームの画像に対応するL,R画像データを生成し、これらをSDRAM34に格納する。
図4に示すように、重複領域検出回路52は、CPU33の指令の下、SDRAM34に記憶されたL画像データに基づくL画像と、R画像データに基づくR画像とが互いに重なり合う重複領域60を検出する。重複領域60は、基線長、ズーム倍率などによって一義的に決まる。重複領域検出回路52には、これらパラメータと重複領域60の範囲とを対応付けたデータが予め格納されており、このデータを参照してL,R画像データの重複領域60を決定する。なお、符号61はL,R画像データの非重複領域である。
図3に戻って、合成画像生成回路53は、複眼カメラ10の動作モードが撮影モードにセットされているときに作動する。合成画像生成回路53は、CPU33の指令の下、SDRAM34に記憶されたL,R画像データに基づき、L,R画像データのいずれか一方(例えばL画像データ)に、他方の画像データの非重複領域61を繋ぎ合わせて画角の広い合成画像データ(図6参照)を生成する。合成画像データは、L画像データの重複領域60と、L、R画像データのそれぞれ非重複領域61とで構成される。
また、合成画像生成回路53は、シャッタボタン15が半押し操作されるまでの期間は生成した合成画像データをVRAM35に逐次格納し、半押し操作されている期間は新たな合成画像データを生成するたびにその直前に形成された合成画像データを破棄する。
さらに、合成画像生成回路53は、合成画像データを生成した際に、合成画像の縦横比とLCD18の画面の縦横比とが一致するように、合成画像データに対してトリミング処理を施す。さらに、合成画像生成回路53は、合成画像データにその重複領域60を示す表示データを合成する。
重複領域画像生成回路54は、CPU33の指令の下、SDRAM34に記憶されたL,R画像データに基づき、L,R画像データのいずれか一方の重複領域60に対応する重複領域画像データを生成する。また、重複領域画像生成回路54は、シャッタボタン15が半押しされている期間は生成した重複領域画像データをVRAM35に逐次格納し、これ以外の期間は新たな重複領域画像データを生成するたびにその直前に形成された重複領域データを破棄する。
圧縮伸張処理回路55は、シャッタボタン15が押下された時に、VRAM35に格納された非圧縮のL,R画像データに圧縮処理を行い、所定のファイル形式のL,R圧縮画像データを生成する。なお、ここで行われる圧縮処理は可逆圧縮処理であることが好ましい。これは3次元情報取得装置29が上述の距離演算を行う際に、L画像の各々の画素がR画像のどの画素に対応するかをパターンマッチングやステレオマッチングなどのマッチング手法で求めるためである。この場合にL,R画像データがJPEG形式等で非可逆的に圧縮されているとマッチングの結果に誤差が生じてしまう。
また、圧縮伸張処理回路55は、画像再生時にはメモリカード20に記録されたL,R圧縮画像データに伸張処理を行い、非圧縮のL,R画像データを生成する。メディアコントローラ56は、メモリカード20に対する画像データの記録及び読み出しなどを行う。
表示回路57は、VRAM35から読み出した合成画像データまたは重複領域画像データや、圧縮伸張処理回路55で伸張された非圧縮のL,R画像データに対し所定の信号処理を施して画像表示用の信号を生成し、これを一定のタイミングでLCD18へ出力する。これにより、撮影モード時には、合成画像または重複領域画像がスルー画像としてLCD18に表示される。また、再生モード時には、メモリカード20から読み出されたL,R画像データがLCD18に表示される。
CPU33は、ROMから読み出した各種プログラムを逐次実行することで、構図決定検知部65、撮影条件変更検知部66、及びスルー画像表示制御部67として機能する。これら各部は、撮影モード時に作動する。
構図決定検知部65は、シャッタボタン15が半押しされたか否かに基づいて、被写体の撮影のための構図が決定したか否かを検知する。この半押し操作は構図が決定した後で行われるのが通常であるので、シャッタボタン15の操作状態を監視することにより、構図が決定したか否かが検知される。構図決定検知部65は、構図の決定を検知したときに、構図決定信号をスルー画像表示制御部67に対して出力する。
撮影条件変更検知部66は、複眼カメラ10の撮影条件、より具体的には重複領域60の範囲が変化するような撮影条件の変化を検知する。この撮影条件は、基線長、焦点距離、及び被写体−複眼カメラ10の距離(以下、被写体距離という)などである。基線長の変化は、基線長可変機構47の作動により検知することができる。焦点距離の変化は、レンズユニット38のズーム機構の作動により検知することができる。また、被写体距離の変化は、測距センサ48から入力される測距データに基づき検知することができる。撮影条件変更検知部66は、撮影条件の変化を検知したときに、変化検知信号をスルー画像表示制御部67に対して出力する。
スルー画像表示制御部67は、重複領域検出回路52、合成画像生成回路53、重複領域画像生成回路54、及び表示回路57などのスルー画像表示に関る各回路を統括制御する。スルー画像表示制御部67は、複眼カメラ10の動作モードが撮影モードに切り替えられた時、及び撮影条件変更検知部66からの変化検知信号が入力された時に、重複領域検出回路52を作動させて重複領域60の検出を実行させる。
また、スルー画像表示制御部67は、新たなL,R画像データがSDRAM34に格納される度に、重複領域検出回路52で得られた最新の重複領域60の検出結果に基づき、合成画像生成回路53及び重複領域画像生成回路54をそれぞれ作動させる。これにより、合成画像データ及び重複領域画像データの生成、並びにこれら画像データの格納または破棄が実行される。さらに、スルー画像表示制御部67は、新たな合成画像データまたは重複領域画像データがVRAM35に格納される度に、表示回路57を制御してLCD18にスルー画像を表示させる。
次に、図5に示すフローチャートを用いて上記構成の複眼カメラ10の撮影処理について説明を行う。電源スイッチ16がONされると、CPU33がROMから制御プログラムをロードし、複眼カメラ10の動作制御を開始する。
次いで、モード切替スイッチ22が撮影モードに設定されると、各撮像部12,13の撮影レンズ37を介して入射された被写体光は、CCD39において光電変換され、さらにAFE40においてデジタル画像信号に変換される。各撮像部12,13から出力されたL,R画像信号は、画像入力コントローラ45を介して信号処理回路51に送られて各種の画像処理が施される。こうして1フレーム分のL,R画像データが所定のフレームレートでSDRAM34に格納される。
1フレーム目のL,R画像データの格納後、CPU33のスルー画像表示制御部67は、重複領域検出回路52に対して重複領域検出指令を発する。この検出指令を受けて、重複領域検出回路52は、SDRAM34に格納されたL,R画像データの重複領域60を検出し、この検出結果をスルー画像表示制御部67に送る。
スルー画像表示制御部67は、重複領域検出結果を受けて、この重複領域検出結果を合成画像生成回路53及び重複領域画像生成回路54に送るとともに、合成画像生成回路53に対して合成画像生成指令を発し、さらに重複領域画像生成回路54に対して重複領域画像生成指令を発する。合成画像生成回路53は、合成画像生成指令を受けて、SDRAM34からL,R画像データの複製を取得する。
次いで、図6(A)に示すように、合成画像生成回路53は、スルー画像表示制御部67から取得した重複領域検出結果に基づき、R画像データの非重複領域61を求め、この非重複領域61をR画像データから切り出す。次いで、合成画像生成回路53は、L画像データと、R画像データの非重複領域61とを繋ぎ合わせる。これにより、(B)に示すように合成画像データが生成される。なお、図6(A),(B)の説明とは逆に、R画像データに、L画像データから切り出した非重複領域61を繋ぎ合わせて合成画像データを生成してもよい。また、合成画像データの生成方法は、上述の方法の以外の各種の合成方法を用いてよい。
合成画像データの生成後、合成画像生成回路53は、合成画像データの縦横比と既知のLCD18の画面の縦横比とを比較する。そして、合成画像生成回路53は、両者の縦横比が一致しない場合、両者の縦横比が一致するように、合成画像データの両端部に位置する非重複領域61の一部をトリミング領域69(斜線で表示)としてトリミングする。これにより、(C)に示すように、LCD18の画面の縦横比に合う合成画像データが生成される。
また、合成画像生成回路53は、先に取得した重複領域検出結果に基づき、トリミング処理された合成画像データに、重複領域60を示す枠70を表示するための表示データを合成する。以上で、合成画像生成回路53による合成画像データの生成が完了する。
図5に戻って、重複領域画像生成回路54は、重複領域画像生成指令を受けて、SDRAM34に格納されたL,R画像データのいずれか一方の重複領域60に対応する重複領域画像データを生成する。
合成画像データ及び重複領域画像データが生成された後、スルー画像表示制御部67は、構図決定検知部65からの構図決定信号の入力がない場合、合成画像生成回路53に対して画像格納指令を発する。この画像格納指令を受けて合成画像生成回路53は、生成した合成画像データをVRAM35に格納する。
次いで、スルー画像表示制御部67は、表示回路57に対してスルー画像表示指令を発する。表示回路57は、スルー画像表示指令を受けて、VRAM35から合成画像データを読み出し、この合成画像データに基づく合成画像71(図7参照)をスルー画像としてLCD18に表示させる。
シャッタボタン15が半押し操作されるまでの間、上述の合成画像71の表示処理が継続する。この際、スルー画像表示制御部67は、新たな1フレーム分のL,R画像データがSDRAM34に格納されたときに、撮影条件変更検知部66からの変化検知信号の入力がない場合、先に検出された重複領域検出結果に基づき、両画像生成回路53,54にそれぞれ合成画像データ、重複領域画像データを生成させる。この場合、重複領域60が変化するような撮影条件の変化が発生していないので、先の重複領域検出結果に基づき合成画像データ、重複領域画像データを生成しても特に問題はない。
一方、基線長可変機構47が作動して基線長が変化した場合、レンズユニット38のズーム機構が作動して焦点距離が変化した場合、測距センサ48から入力される測距データに基づき被写体距離が変化した場合には、撮影条件変更検知部66は、スルー画像表示制御部67に対して変化検知信号を出力する。スルー画像表示制御部67は、変化検知信号が入力された場合には、上述した重複領域検出処理、合成画像データ及び重複領域画像データ生成処理を実行させる。
シャッタボタン15が半押しされると、焦点制御や露出制御などの撮影準備処理が行われるとともに、構図決定検知部65がスルー画像表示制御部67に対して構図決定信号を出力する。スルー画像表示制御部67は、構図決定信号を受けて、合成画像生成回路53に対する画像格納指令を停止するとともに、重複領域画像生成回路54に対して画像格納指令を発する。この画像格納指令を受けて重複領域画像生成回路54は、生成した重複領域画像データをVRAM35に格納する。次いで、表示回路57は、VRAM35から重複領域画像データを読み出し、この画像データに基づく重複領域画像72(図7参照)を、スルー画像としてLCD18の画面に合わせて拡大表示させる。
図7(A),(B)に示すように、シャッタボタン15の半押し操作により、LCD18の表示が合成画像71から重複領域画像72の拡大表示に切り替わる。シャッタボタン15の半押し操作前は、合成画像71をスルー画像として表示するため、スルー画像の広視野表示を行うことができ、構図の決定が行い易くなる。また、合成画像71に重複領域60を示す枠70が表示されるため、重複領域60を容易に識別することができる。
シャッタボタン15が半押し操作された後は、重複領域画像72がスルー画像として拡大表示されるため、構図の決定後に重複領域画像72を高精細に表示して確認することができる。これにより、構図の決定前後で最適なスルー画像表示を行うことができる。
シャッタボタン15の全押し操作に応答して被写体の撮影が実行される。第1及び第2撮像部12,13からそれぞれ1フレーム分のL,R画像信号が出力され、信号処理回路49にて所定の信号処理が施され、L,R画像データがSDRAM34に記録される。このL,R画像データは、圧縮伸張処理回路55にて可逆圧縮された後、メディアコントローラ56を経由してメモリカード20へ記録される。以下、撮影モードが設定されている間、上述の処理が繰り返し実行される。
上記第1実施形態では、シャッタボタン15の半押し操作前でも重複領域画像生成回路54による重複領域画像データの生成が行われているが、例えば図8に示すように、シャッタボタン15の半押し操作が行われた時に重複領域画像データの生成を行ってもよい。また、上記第1実施形態では、重複領域画像72をLCD18の画面に合わせて拡大表示させているが、拡大表示を行わなくともよい。
次に、本発明の第2実施形態の複眼カメラについて説明を行う。上記第1実施形態では、合成画像データの非重複領域61の一部をトリミングしているが、第2実施形態では、合成画像71に非重複領域61の全体が含まれるようにする。なお、第2実施形態の構成は、上記第1実施形態の複眼カメラ10と同じ構成であるので図示は省略する。
図9に示すように、第2実施形態では、重複領域60及び非重複領域61のサイズと、LCD18の画面のサイズ及び縦横比とに基づき、合成画像71の非重複領域61の全体がLCD18に表示されるように、L,R画像データの非重複領域61をそれぞれ圧縮処理してから上述の合成画像データの生成を行う。この圧縮処理方法は、一般的な画像の縮小処理法や減画素処理法などの各種方法を用いることができる。合成画像71の重複領域60は第1実施形態と同様にそのまま表示される。なお、非重複領域61の圧縮処理は合成画像データの生成後に行ってもよい。
また、例えば図10に示すように、非重複領域61に圧縮処理を施す代わりに、合成画像データのサイズと、LCD18の画面のサイズ及び縦横比とに基づき、合成画像データに基づく合成画像の全体がLCD18に表示されるように、合成画像データの縦横比を変更してもよい。この縦横比の変更処理についても周知の方法が用いられる。この場合、図9で説明した実施形態と異なり重複領域60も圧縮して表示される。
次に、図11を用いて本発明の第3実施形態の複眼カメラ75について説明する。上記第1実施形態では、シャッタボタン15が半押し操作されるか否かに基づき構図の決定の有無を検知しているが、複眼カメラ75では、この複眼カメラ75が静止したか否かを検知した結果に基づき構図の決定の有無を検知する。
複眼カメラ75は、第1実施形態(第2実施形態でも可)の複眼カメラ10と基本的に同じ構成である。ただし、複眼カメラ75には加速度センサ76が設けられているとともに、CPU33は第1実施形態の構図決定検知部65とは異なる構図決定検知部77として機能する。
加速度センサ76は、例えば3軸方向の加速度をそれぞれ検出してその検出結果を示す加速度信号をCPU33へ出力する。構図決定検知部77は静止判定部78を備えている。構図決定検知部77は、静止判定部78が複眼カメラ75の静止を判定するか否かに基づき、構図の決定の有無を検知する。
静止判定部78は、加速度センサ76から加速度信号が入力されている間は複眼カメラが動いていると判定し、加速度信号の入力が停止したときに複眼カメラが静止したと判定する。これにより、複眼カメラ75がほぼ静止した状態となったときに、LCD18の表示が合成画像71から重複領域画像72の拡大表示に切り替わる。自動的に構図の決定を検知するので、撮影者の操作が楽になる。
次に、図12を用いて本発明の第3−1実施形態の複眼カメラ80について説明を行う。この複眼カメラ80は、SDRAM34に逐次格納されるL,R画像データに基づき、構図の決定の有無を検知する。
複眼カメラ80は、第3実施形態の複眼カメラ75と基本的に同じ構成である。ただし、複眼カメラ80のCPU33は、移動量検出部81としても機能する。また、構図決定検知部77は、第3実施形態の静止判定部78とは異なる静止判定部82を備えている。
移動量検出部81は、SDRAM34に逐次格納されるL画像データ(R画像データでも可)のうち、連続するL画像データ間の移動量(以下、単に移動量という)を検出する。具体的には、ブロックマッチング法や木探索法などのマッチング手法を用いて2画像間の特徴点のマッチングをとることにより画像間の移動量を検出する方法などの周知の移動量検出方法が用いられる。移動量検出部81は、撮影モードが設定されている間、移動量の検出結果を示す移動量検出結果を構図決定検知部77へ逐次出力する。
静止判定部82は、移動量検出部81から入力される移動量検出結果に基づき、移動量がしきい値を下回っているか否かに基づき、複眼カメラ80が静止しているか否かを判定する。このしきい値は、撮影レンズ37のズーム位置に応じて可変される。静止判定部82は、レンズユニット38のズーム機構の作動を監視して、撮影レンズ37のズーム位置が望遠端に近づくのに従ってしきい値を大きく設定し、逆にズーム位置が広角端に近づくのに従ってしきい値を小さく設定する。なお、しきい値の決定は、例えばズーム位置としきい値とを対応付けたデータテーブルを参照して行われる。
次に、図13に示すフローチャートを用いて複眼カメラ80の構図決定検知処理について説明を行う。なお、構図決定以外の処理については上記第1実施形態と同じであるため説明は省略する。撮影モードが設定されると、L,R画像データがSDRAM34に逐次格納される。
移動量検出部81は、新たなL画像データがSDRAM34に格納されるたびに、この新たなL画像データと、その一つ前に格納されたL画像データとの間の移動量を算出して、移動量算出結果を構図決定検知部77へ出力する。構図決定検知部77は、移動量算出結果の入力を受けて静止判定部82を作動させる。
静止判定部82は、撮影レンズ37のズーム位置に基づき、移動量のしきい値を決定する。次いで、静止判定部82は、移動量算出結果が求めたしきい値以上である場合には複眼カメラ80が動いていると判定し、しきい値未満である場合には複眼カメラ80が静止していると判定する。この際に、撮影レンズ37のズーム位置が望遠端側にある場合には、少しの複眼カメラ80の移動でも検出される移動量が大きくなってしまうが、ズーム位置が望遠端に近づくのに従ってしきい値が大きくなるので、複眼カメラ80が静止していると判定される。
構図決定検知部77は、静止判定部82が複眼カメラ80の静止を判定するか否かに基づいて、構図の決定の有無を検知する。これにより、第3実施形態と同様に複眼カメラ80がほぼ静止したときに、LCD18の表示が合成画像71から重複領域画像72の拡大表示に切り替わるので、第3実施形態と同様の効果が得られる。
次に、図14を用いて本発明の第4実施形態の複眼カメラ85について説明を行う。上記第1実施形態では構図決定の検知後、L,R画像データのいずれか一方から生成された重複領域画像72をLCD18に表示しているが、複眼カメラ85では、L,R画像データのそれぞれの重複領域60に対応するL,R重複領域画像72L,72RをLCD18に表示する。
複眼カメラ85は、基本的に上記第1実施形態(第2〜第3−1実施形態でも可)の複眼カメラ10と同じ構成である。ただし、複眼カメラ85には、重複領域画像生成回路54の代わりに重複領域並列画像生成回路(以下、単に並列画像生成回路という)86が設けられている。また、CPU33は、第1実施形態のスルー画像表示制御部67とは異なるスルー画像表示制御部87として機能する。
並列画像生成回路86は、CPU33の指令の下、SDRAM34に記憶されたL,R画像データに基づき、L,R画像データのそれぞれの重複領域60に対応するL,R重複領域画像データを生成する。スルー画像表示制御部87は、基本的には第1実施形態のスルー画像表示制御部67と同じように機能する。
以下、上記構成の複眼カメラ85の作用について説明を行う。なお、シャッタボタン15が半押し操作されるまでの処理の流れは、並列画像生成回路86がL,R重複領域画像データを生成する点を除けば、第1実施形態と基本的に同じであるため説明は省略する。
スルー画像表示制御部87は、構図決定信号が入力されたときに、並列画像生成回路86に対して画像格納指令を発する。この画像格納指令を受けて並列画像生成回路86は、生成したL,R重複領域画像データをVRAM35に格納する。次いで、スルー画像表示制御部87は、表示回路57に対して2画面表示指令を発する。
図15に示すように、表示回路57は、2画面表示指令を受けて、L,R重複領域画像データに基づくL,R重複領域画像72L,72Rをスルー画像としてLCD18に並べて表示させる。これにより、両眼の重複領域画像を確認することができる。
次に、図16を用いて本発明の第4−1実施形態の複眼カメラ89について説明を行う。上記第4実施形態では、L,R重複領域画像72L,72RをLCD18に2画面表示しているが、複眼カメラ89では、L,R重複領域画像72L,72Rのいずれか一方を選択的にLCD18に表示させる。
複眼カメラ89も基本的に上記第1実施形態(第2〜第3−1実施形態でも可)の複眼カメラ10と同じ構成である。ただし、複眼カメラ89のCPU33は、表示切替制御部(切替指令出力手段)90としても機能する。表示切替制御部90は、スルー画像表示制御部67を制御して、L,R重複領域画像72L,72Rの表示の切替を行う。
表示切替制御部90は、重複領域画像表示中に操作部19で画像切替操作が行われると、スルー画像表示制御部67に対して表示画像切替指令を発する。例えばL重複領域画像72LがLCD18に表示されている場合、スルー画像表示制御部67は、表示画像切替指令を受けたときに、R重複領域画像データを生成するように重複領域画像生成回路54を制御する。これにより、重複領域画像生成回路54は、R画像データに基づきR重複領域画像データを生成するので、LCD18の表示がL重複領域画像72LからR重複領域画像72Rに切り替わる。第4実施形態と同様に、両眼の重複領域画像を確認することができる。
上記第4−1実施形態では、操作部19で画像切替操作が行われたときに、表示切替制御部90がスルー画像表示制御部67に対して表示画像切替指令を発しているが、例えば、スルー画像表示制御部67に対して一定時間間隔ごとに表示画像切替指令を発してもよい。
次に、図17を用いて本発明の第5実施形態の複眼カメラ93について説明を行う。この複眼カメラ93は、3次元情報取得モードと立体表示モードとからなる2種類の撮影モードを有している。3次元情報取得モードは、上記第1実施形態と同様に被写体の3次元情報の取得に用いられるL,R画像データの取得を行うモードである。また、立体表示モードは、被写体撮影により得られたL,R画像データに基づき立体画像を表示するモードである。
複眼カメラ93は、基本的には第1実施形態(第2〜第4−1実施形態でも可)の複眼カメラ10と同じ構成である。ただし、複眼カメラ93には、第1実施形態のLCD18及び表示回路57の代わりに、立体表示用LCD94及び立体表示用回路95が設けられている。モード切替スイッチ22は、動作モードを3次元情報取得モードと立体表示モードと再生モードとのいずれかに切り替える。信号処理回路51は、動作モードが立体表示モードに設定されている場合、L,R画像データをVRAM35に格納する。
また、複眼カメラ93のCPU33は、上記第1実施形態のスルー画像表示制御部67とは異なるスルー画像表示制御部96として機能する。
立体表示用回路95は、VRAM35に格納されているL画像データとR画像データとを1ラインごと交互に短冊状に並べたストライプ画像データを生成し、このストライプ画像データを立体表示用LCD94に出力する。
立体表示用LCD94は、その前面にレンチキュラレンズが設けられている。レンチキュラレンズは、ストライプ画像データのうちL画像データのストライプを観察者の左目に見せ、R画像データのストライプを観察者の右目に見せる。観察者は、左右の目でL,R画像データに基づくL,R画像をそれぞれ観察することにより、立体画像を観察することができる。
スルー画像表示制御部96は、動作モードが3次元情報取得モードに設定されている場合、上記第1実施形態で説明したように重複領域検出回路52、合成画像生成回路53、重複領域画像生成回路54を制御する。また、スルー画像表示制御部96は、動作モードが立体表示モードに設定されている場合、これら各回路52〜54の作動を停止させる。
以下、図18に示すフローチャートを用いて上記構成の複眼カメラ93の作用について説明を行う。なお、動作モードが3次元情報取得モードに設定されている場合の処理は、基本的には第1実施形態と同じである。ただし、シャッタボタン15の半押し操作前は、同じ合成画像データが2つ生成されてVRAM35に格納され、シャッタボタン15の半押し操作後は、同じ重複領域画像データが2つ生成されてVRAM35に格納される。
立体表示用回路95は、2つの同じ合成画像データあるいは2つの同じ重複領域画像データに基づきストライプ画像データを生成し、このストライプ画像データを立体表示用LCD94に出力する。この場合、両合成画像データの視差、及び両重複領域画像データの視差はゼロであるため、合成画像71及び重複領域画像72はそれぞれ2D表示される。
一方、動作モードが立体表示モードに設定されている場合、スルー画像表示制御部96は、重複領域検出回路52、合成画像生成回路53、及び重複領域画像生成回路54の作動を停止させる。そして、スルー画像表示制御部96は、新たなL,R画像データがVRAM35に格納される度に、立体表示用回路95に対して立体表示指令を発する。
立体表示用回路95は、立体表示指令を受けてVRAM35からL,R画像データを読み出してストライプ画像データを生成し、このストライプ画像データを立体表示用LCD94に出力する。これにより、立体表示用LCD94に立体画像がスルー画像として表示される。この際に、立体画像に上述の重複領域60を示す枠70を合成して表示することも可能ではあるが、この場合には枠70が判別し難くなるので構図の決定を行い難いという問題がある。これに対して本発明では、3次元情報取得モード時には合成画像71が2D表示されるため、上述の問題の発生を防止することができる。
上記第5実施形態では、立体画像を表示する表示方式としてレンチキュラ方式を例に挙げて説明を行ったが、例えば視差バリア方式、パララックスバリア方式、アナグリフ方式、フレームシーケンシャル方式、ライトディレクション方式等の周知の各種立体表示方式を用いてよい。
次に、図19を用いて本発明の第6実施形態の複眼カメラ(3次元情報取得装置)100について説明を行う。上記各実施形態では3次元情報の取得を3次元情報取得装置29で行うが、複眼カメラ100ではL,R画像データからの3次元情報の取得も行う。
複眼カメラ100は、3次元情報取得回路101が設けられている点を除けば、第1実施形態(第2〜第5実施形態でも可)の複眼カメラ10と同じ構成である。3次元情報取得回路101は、CPU33の制御の下、SDRAM34に格納されているL,R画像データから3次元情報の取得を行う。
以下、図20のフローチャートを用いて上記構成の複眼カメラ100の作用について説明を行う。なお、シャッタボタン15が全押し操作されるまでの処理の流れは、第1実施形態と同じであるため説明は省略する。
シャッタボタン15の全押し操作に応答して被写体の撮影が実行され、第1及び第2撮像部12,13からそれぞれ1フレーム分のL,R画像信号が出力された後、信号処理回路49を経てL,R画像データがSDRAM34に格納される。L,R画像データの格納後、CPU33は、3次元情報取得回路101に対して3次元情報取得指令を発する。
3次元情報取得回路101は、3次元情報取得指令を受けて、重複領域検出回路52による重複領域検出結果と、SDRAM34に格納されているL,R画像データとに基づき、被写体の3次元情報を取得する距離演算を開始する。3次元情報取得回路101は、最初にパターンマッチングなどを行うことにより、L画像データの重複領域60の各々の画素がR画像データのうちのどの画素に対応するかを求める。
次いで、3次元情報取得回路101は、上記画素の対応づけと、既知の基線長及び焦点距離などのステレオキャブレーションデータとに基づき、ステレオ法(三角測量法)を用いた距離演算を行って、重複領域60内の個々の画素に対応する被写体上の点までの距離(3次元座標値)を求める。なお、ステレオ法を用いた距離の算出方法は周知技術であるので、ここでは説明を省略する(例えば、特開平5−231822号、特開2008−252493公報参照)。
距離演算により、重複領域60内の個々の画素に対応する被写体上の各点の空間上の位置を所定の座標系で表した3次元情報が取得される。この3次元情報は、SDRAM34に格納されたL,R画像データとともに、メディアコントローラ56を経由してメモリカード20へ記録される。なお、L,R画像データの記録が不要である場合には、3次元情報のみがメモリカード20に記録される。以下、撮影モードが設定されている間、上述の処理が繰り返し実行される。
なお、複眼カメラ100では、撮影条件の一つである被写体距離を測距センサ48からの測距データに基づき検知する代わりに、上述の距離演算の結果を用いてよい。
上記各実施形態では、撮影条件変更検知部66が検知する撮影条件の変化として、基線長、焦点距離、被写体距離などの変化を例に挙げて説明を行ったが、例えば第1撮像部12,第2撮像部13の輻輳角の変化などの重複領域60の範囲が変化するような各種撮影条件の変化を検知してもよい。
上記各実施形態では、2眼の複眼カメラを例に挙げて説明を行ったが、3眼以上の複眼カメラにも本発明を適用することができる。例えば第1〜第3撮像部を有する3眼カメラでは、3つの撮像部のうちのいずれか2つの撮像部で得られた撮影画像に基づき、上述のスルー画像表示を行う。
上記各実施形態では、複眼カメラを例に挙げて説明を行ったが、撮影位置をずらしながら被写体を撮影することで、被写体を異なる視点から撮影した撮影画像データを得る単眼カメラにも本発明を適用することができる。この場合には、1つ前の視点で被写体を撮影して得られた撮影画像データと、新たな視点で被写体を撮影して得られた撮影画像データとに基づき、上述の重複領域の検出、合成画像データと重複領域画像データの生成を行えばよい。
10,75,80,85,89,93,100 複眼カメラ
12 第1撮像部
13 第2撮像部
33 CPU
52 重複領域検出回路
53 合成画像生成回路
54 重複領域画像生成回路
65,77 構図決定検知部
66 撮影条件変更検知部
67,87,96 スルー画像表示制御部
71 合成画像
72 重複領域画像
78,82 静止判定部
86 重複領域並列画像生成回路
90 表示切替制御部
94 立体表示用LCD
101 3次元情報取得回路

Claims (17)

  1. 被写体を異なる視点から撮影した複数の撮影画像を得る撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた複数の撮影画像から、当該各撮影画像同士で重なり合う重複領域を検出する重複領域検出手段と、
    前記重複領域検出手段による重複領域検出結果に基づき、前記複数の撮影画像を合成してなる画角の広い合成画像であって、前記重複領域と、前記複数の撮影画像のそれぞれの前記重複領域以外の領域である非重複領域とからなる合成画像を生成する合成画像生成手段と、
    前記重複領域検出結果に基づき、前記複数の撮影画像の少なくともいずれか一つから前記重複領域に対応する重複領域画像を生成する重複領域画像生成手段と、
    前記合成画像を動画像として表示する表示手段と、
    被写体の撮影のための構図の決定を検知する構図決定検知手段と、
    前記構図決定検知手段が前記構図の決定を検知したときに、前記表示手段の表示を、前記合成画像から前記重複領域画像に切り替える表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記合成画像生成手段は、前記表示手段の画面の縦横比と前記合成画像の縦横比とが異なる場合、両者の縦横比が一致するように、前記合成画像の前記非重複領域の一部をトリミングすることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記合成画像生成手段は、前記合成画像の全体が前記表示手段の画面に表示されるように、当該合成画像の前記非重複領域を圧縮することを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  4. 前記合成画像生成手段は、前記合成画像の全体が前記表示手段の画面に表示されるように、当該合成画像の縦横比を変更することを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  5. 撮影装置が静止した状態にあるか否かを検知する静止検知手段を備え、
    前記構図決定検知手段は、前記静止検知手段の検知結果に基づき、当該撮影装置が静止したときに前記構図が決定したと判定することを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項記載の撮影装置。
  6. 前記静止検知手段は加速度センサであることを特徴とする請求項5記載の撮影装置。
  7. 前記静止検知手段は、
    前記撮像手段により得られた撮影画像のうちの連続する撮影画像間の移動量を検出する移動量検出手段と、
    前記移動量検出手段が検出した前記移動量がしきい値を下回るか否かに基づき、撮影装置が静止しているか否かを判定する判定手段と、からなることを特徴とする請求項5記載の撮影装置。
  8. 前記撮像手段は、所定範囲で変倍可能なズーム機能を有する撮影光学系を有しており、
    前記判定手段は、前記撮影光学系のズーム位置に応じて前記しきい値を可変することを特徴とする請求項7記載の撮影装置。
  9. 前記判定手段は、前記撮影光学系のズーム位置が望遠端に近づくのに従って前記しきい値を大きくすることを特徴とする請求項8記載の撮影装置。
  10. 前記表示制御手段は、前記複数の撮影画像のそれぞれの前記重複領域に対応する前記重複領域画像を前記表示手段に並べて表示させることを特徴とする請求項1ないし9いずれか1項記載の撮影装置。
  11. 前記構図の決定が検知された後、前記表示手段には、前記複数の撮影画像のそれぞれの前記重複領域に対応する前記重複領域画像のいずれか一つが選択的に表示されるとともに、
    前記表示制御手段に対し、前記表示手段に表示される前記重複領域画像を別の前記重複領域画像に切り替える切替指令を出力する切替指令出力手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記切替指令出力手段からの前記切替指令に応じて、前記表示手段の表示を、現在表示されている前記重複領域画像から別の前記重複領域画像に切り替えることを特徴とする請求項1ないし9いずれか1項記載の撮影装置。
  12. 前記表示手段は、前記複数の撮影画像に基づき立体画像を表示可能であり、
    撮影モードとして、前記表示手段に前記立体画像を表示する立体視撮影モードと、被写体の空間的な位置を所定の座標系で表した3次元情報の取得のために用いられる前記複数の撮影画像を得る3次元情報取得モードとを有しており、
    前記重複領域検出手段と、前記合成画像生成手段と、前記構図決定検知手段と、前記表示制御手段とは前記3次元情報取得モード時に作動し、かつ立体視撮影モード時には作動しないことを特徴とする請求項1ないし11いずれか1項記載の撮影装置。
  13. 前記表示手段は、前記3次元情報取得モード時には前記合成画像及び前記重複領域画像をそれぞれ2次元表示することを特徴とする請求項12記載の撮影装置。
  14. 前記撮像手段は、被写体を異なる視点から同時に撮影することを特徴とする請求項1ないし13いずれか1項記載の撮影装置。
  15. 前記表示手段は、前記合成画像中の前記重複領域を識別可能に表示することを特徴とする請求項1ないし14いずれか1項記載の撮影装置。
  16. 請求項1ないし15いずれか1項記載の撮影装置と、
    前記撮影装置により得られた前記複数の撮影画像に基づき、被写体の空間的な位置を所定の座標系で表した3次元情報を取得する3次元情報取得手段と、
    を備えることを特徴とする3次元情報取得装置。
  17. 被写体を異なる視点から撮影して得られた複数の撮影画像から、当該各撮影画像同士で重なり合う重複領域を検出する重複領域検出ステップと、
    前記重複領域検出ステップでの重複領域検出結果に基づき、前記複数の撮影画像を合成してなる画角の広い合成画像であって、前記重複領域と、前記複数の撮影画像のそれぞれの前記重複領域以外の領域である非重複領域とからなる合成画像を生成する合成画像生成ステップと、
    前記合成画像を動画像としてモニタに表示する表示ステップと、
    被写体の撮影のための構図の決定を検知する構図決定検知ステップと、
    前記構図決定検知ステップで前記構図の決定を検知したときに、前記モニタの表示を、前記複数の撮影画像の少なくともいずれか一つから生成された前記重複領域に対応する重複領域画像に切り替える表示切替ステップと、
    を有することを特徴とする撮影装置の表示制御方法。
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