JPH1187215A - レジスト塗布装置,レジスト塗布方法,レジスト現像装置及びレジスト現像方法 - Google Patents

レジスト塗布装置,レジスト塗布方法,レジスト現像装置及びレジスト現像方法

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JPH1187215A
JPH1187215A JP24079197A JP24079197A JPH1187215A JP H1187215 A JPH1187215 A JP H1187215A JP 24079197 A JP24079197 A JP 24079197A JP 24079197 A JP24079197 A JP 24079197A JP H1187215 A JPH1187215 A JP H1187215A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大径のウェハに対しても微細なレジストパター
ンを形成するためのレジスト塗布装置及びその方法とレ
ジスト現像装置及びその方法とを提供する。 【解決手段】 半導体ウェハ11はウェハ保持台12に
保持され、ウェハ移動機構13によって移動する。レジ
スト塗布用容器14には、レジスト供給容器16からレ
ジスト供給パイプ17を介してレジスト15が供給され
る。半導体ウェハ11はレジスト塗布用容器14の先端
から凸状に押し上げられているレジスト15に接触しな
がら移動し、半導体ウェハ11の表面上にレジスト膜1
5aが塗布される。レジスト膜15aが塗布された後の
半導体ウェハ11の回転が無いことから遠心力のウェハ
面内不均一が無いため、膜厚均一性の優れたレジスト塗
布が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大径化されたウェ
ハを用いた超LSIの製造に適したレジスト塗布装置お
よびレジスト現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、超LSIの製造においては、トラ
ンジスタ等の要素の微細化と、1ウェハ当りの取れ数増
大のためのウェハの大径化との進展が著しい。例えば、
エキシマレーザを光源とした露光装置で、最小要素の寸
法が0.25μm〜0.2μmであるレジストパターン
が形成されたり、8インチ径のSiウェハを用いて超L
SIが作られている。そして、このレジストパターンの
形成のためには、以下のようなレジスト塗布装置および
レジスト現像装置が用いられている。
【0003】特開昭56−104440号公報に開示さ
れている方法では、まず、レジスト液を塗布する工程で
は、回転式レジスト塗布装置と呼ばれる装置を用い、回
転機構を有するウェハ保持台の上にウェハを保持し、レ
ジスト液をウェハに滴下した後ウェハを回転させること
により、ウェハ全面にレジスト液をできるだけ均一な厚
みになるように塗布する。
【0004】また、特開昭57−133641号公報に
開示されている方法では、大径のウェハに塗布する装置
としてローラーにレジストを滴下し、ローラーをウェハ
表面で回転させることで塗布する装置が提案されてい
る。
【0005】一方、レジスト液を現像するための装置と
しては、特開平7−326559号公報に開示されるよ
うに、ウェハを回転させながら感光後のレジストに現像
液を噴霧状に吹き付けたりシャワー状に吹き付けるレジ
スト現像装置がある。また、現像液をレジスト表面に滴
下した後、ウェハを回転させて乾燥まで行う回転式のレ
ジスト現像装置がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のレジスト塗布装置やレジスト現像装置においては、
それぞれ以下のような問題があった、まず、特開昭56
−104440号公報に開示されているような回転式の
レジスト塗布装置においては、ウェハサイズの増大、例
えばウェハ径が6インチ,8インチから12インチと増
大するに伴ってウェハの回転中心とウェハの周辺部にお
ける遠心力が大きく異なるために、ウェハ周辺に広がっ
たレジストが吹き飛ばされ易くなる。つまり、ウェハ面
内でのレジスト膜厚の均一性が著しく低下するという欠
点がある。その点について発明者が行った解析結果を説
明する。
【0007】ウェハにレジストを滴下し、回転するとレ
ジストには F=m×r×ω2 の遠心力Fがかかる。ここで、 m:ある点におけるレジストの重さ r:回転中心からの距離 ω:回転の角速度 である。
【0008】したがって、ウェハ径が6インチ、8イン
チから12インチに変化している現在では、12インチ
ウェハ周辺のレジストの遠心力は6インチウェハの2
倍、8インチウェハの1.5倍がかかる。そこで、本発
明者が回転数とレジスト膜厚及びウェハ面内のレジスト
厚の均一性を調べた結果、図5に示す結果が得られた。
同図において、ラインL6,L8,L12は、それぞれ
6インチウェハ,8インチウェハ及び12インチウェハ
におけるレジスト膜の膜厚と回転数の関係を示す。ま
た、ラインR6,R8,R12は、それぞれ6インチウ
ェハ,8インチウェハ及び12インチウェハにおけるレ
ジスト膜の膜厚の均一性ばらつきを示す。
【0009】同図に示すように、レジスト膜厚は回転数
の増加に伴って単調に減少するので、所望する膜厚を回
転数で制御できる。一方、ウェハ面内のレジスト膜厚の
均一性ばらつきは、回転数が非常に低いときにはレジス
ト液の粘度の影響によりウェハ面内をレジスト液が流動
しにくいことから増加する。また、ウェハの回転数をあ
る程度以上高くすると、上述した遠心力の影響を受けて
ウェハ面内のレジスト膜厚の均一性ばらつきが増加す
る。そして、ウェハ径が増大すると、この遠心力に起因
するレジスト膜厚の均一性ばらつきの増加がウェハ回転
数の低い状態から発生する。特に、12インチウェハ
(ラインR12)では、レジスト膜厚のウェハ面内の均
一性ばらつきが大きいため、微細なレジストパターンを
ウェハ内で均一に形成することが困難になる。
【0010】また、特開昭57−133641号公報に
開示されているローラー式レジスト塗布装置は、上記回
転式レジスト塗布装置に比べ、レジストを一旦ローラー
に滴下してからウェハに塗布するため、ローラー部でレ
ジストの変質やパーティクルの付着が発生し微細なレジ
ストパターン作成には適さない。
【0011】一方、特開平7−326559号公報に開
示されるスプレー式レジスト現像装置では、現像液の消
費が大きいことと、吹き付けておこなうため現像するレ
ジスト膜と現像液の接触の制御が難しいことから、微細
なレジストパターンの現像には不向きである。
【0012】さらに、従来の回転式のレジスト現像装置
の場合、レジストパターンの微細化とウェハサイズの増
大によって、例えば6インチウェハでSOR(シンクロ
トロンオービタルリゾナンス)露光装置で0.1μm幅
(レジスト厚は約2μm)のパターンを露光,現像する
際、微細レジストパターンが倒れLSIの製造に使えな
いという欠点がある。これはウェハ中心部に比べ、ウェ
ハ周辺部での回転速度が早いため、ウェハから飛散する
現像液の飛散時の液圧力やウェハの回転による風圧を受
けるためである。
【0013】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、レジストの塗布又はレジスト
の現像に際し、ウェハ径が増大したときにも微細なレジ
ストパターンを形成しうるレジスト塗布装置又はその方
法と、レジスト現像装置又はその方法とを提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、請求項1,2に記載されているレジス
ト塗布装置に関する手段と、請求項1〜3に記載されて
いるレジスト現像装置に関する手段と、請求項6,7に
記載されているレジスト塗布方法に関する手段と、請求
項8〜10に記載されているレジスト現像方法に関する
手段とを講じている。
【0015】請求項1に係るレジスト塗布装置は、レジ
ストを供給するためのレジスト供給口と、上記供給口か
ら上記レジストを凸状に押し出させるためのレジスト押
し出し機構と、上記レジストとウェハとを接触させなが
ら上記ウェハと上記レジスト供給口とを相対的に移動さ
せるための移動機構とを備えている。
【0016】これにより、レジストとウェハとを接触さ
せながら相対的に移動させてウェハ面上にレジストを均
一に塗布することが可能になる。したがって、ウェハの
回転による遠心力が起こすウェハ面内における膜厚の均
一性の低下が生じることがなく、大径のウェハにおいて
微細なレジストパターンを形成するためのレジスト塗布
装置が得られる。
【0017】請求項2に係るレジスト塗布装置は、レジ
ストをウェハに塗布するための塗布機構と、上記ウェハ
上に塗布されたレジストに大気圧以上の気圧を加えるこ
とによりレジストをウェハ上に広げるための加圧機構と
を備えている。
【0018】これにより、ウェハを回転する機構を有し
ていなくてもレジストを加圧によってウェハ面上に均一
に塗布することが可能になるので、ウェハの回転による
遠心力が起こすウェハ面内における膜厚の均一性の低下
が生じることがなく、大径のウェハにおいて微細なレジ
ストパターンを実現することができる。
【0019】請求項3に係るレジスト現像装置は、レジ
スト現像液を供給するための現像液供給口と、上記現像
液供給口から上記レジスト現像液を凸状に押し出させる
ための現像液押し出し機構と、上記現像液とウェハとを
接触させながらウェハと上記現像液供給口とを相対的に
移動させるための移動機構とを備えている。
【0020】これにより、レジスト現像液とウェハとを
接触させて相対的に移動させることによりウェハ面上に
レジスト現像液を均一に塗布することが可能になる。し
たがって、ウェハの回転による遠心力が起こすウェハ面
内における膜厚の均一性の低下が生じることがない。ま
た、ウェハの回転がないために風圧によるレジストの転
倒が生じることもない。したがって、大径のウェハに対
しても微細なレジストパターンを形成するためのレジス
ト現像装置が得られる。
【0021】請求項4に係るレジスト現像装置は、レジ
スト現像液をウェハ上に供給するための供給機構と、ウ
ェハを回転させて上記ウェハ上に供給されたレジスト現
像液をウェハ上に広げるための回転機構と、上記回転機
構の回転数がスローアップ、スローダウンするように調
節する回転数調節機構とを備えている。
【0022】これにより、レジスト現像液の塗布過程に
おいて、ウェハの加速,減速によって微細なレジストパ
ターンに加わる回転モーメントである転倒力が抑制され
るので、大径のウェハに対しても微細パターンの転倒を
生ぜしめることなくレジストの現像を行いうるレジスト
現像装置が得られる。
【0023】請求項5に係るレジスト現像装置は、レジ
スト現像液をウェハ上に供給するための現像液供給機構
と、上記ウェハを回転させて上記ウェハ上に供給された
レジスト現像液をウェハ上に広げるための回転機構と、
上記ウェハが設置されている空間を減圧状態に維持する
ための減圧機構とを備えている。
【0024】これにより、レジスト現像液の塗布過程に
おいて、ウェハの回転によって生じる風圧が微細なレジ
ストパターンの側面に与える力が抑制されるので、大径
のウェハに対しても微細パターンの転倒を生ぜしめるこ
となくレジストの現像を行いうるレジスト現像装置が得
られる。
【0025】請求項6に係るレジスト塗布方法は、レジ
ストをレジスト供給口から凸状に押し出し、凸状に押し
出された上記レジストにウェハ面を接触させながら上記
レジスト供給口とウェハとを相対的に移動させて、ウェ
ハ上にレジストを塗布する方法である。
【0026】この方法により、レジストとウェハとを接
触させて相対的に移動させることによりウェハ面上にレ
ジストを均一に塗布することが可能になる。したがっ
て、ウェハの回転による遠心力が起こすウェハ面内にお
ける膜厚の均一性の低下が生じることがなく、大径のウ
ェハにおいて微細なレジストパターンを形成することが
できる。
【0027】請求項7に係るレジスト塗布方法は、レジ
ストをウェハに塗布した後、上記ウェハ上に塗布された
レジストに大気圧以上の気圧を加えて、ウェハ上にレジ
ストを広げる方法である。
【0028】この方法により、ウェハを回転しなくても
レジストが加圧によってウェハ面上に均一に塗布される
ので、ウェハの回転による遠心力が起こすウェハ面内に
おける膜厚の均一性の低下が生じることがなく、大径の
ウェハにおいて微細なレジストパターンが形成される。
【0029】請求項8に係るレジスト現像方法は、レジ
スト現像液を現像液供給口から凸状に押し出し、凸状に
押し出された上記レジスト現像液にウェハ上に形成され
たレジスト膜を接触させながら上記現像液供給口とウェ
ハとを相対的に移動させて、ウェハ上にレジストパター
ンを形成する方法である。
【0030】この方法により、レジスト現像液とウェハ
とを接触させて相対的に移動するのでウェハ面上にレジ
スト現像液が均一に塗布される。したがって、ウェハの
回転による遠心力が起こすウェハ面内における膜厚の均
一性の低下が生じることがない。また、ウェハの回転が
ないために風圧によるレジストの転倒が生じることもな
い。したがって、大径のウェハに対しても微細なレジス
トパターンが形成される。
【0031】請求項9に係るレジスト現像方法は、レジ
スト現像液をウェハ上に供給し、上記ウェハを回転させ
てウェハ上に供給されたレジスト現像液をウェハ上に広
げる一方、上記ウェハの回転を開始,停止する際の回転
速度をスローアップ、スローダウンするように調節し
て、ウェハ上にレジストパターンを形成する方法であ
る。
【0032】この方法により、レジスト現像液の塗布過
程において、ウェハの加速,減速によって微細なレジス
トパターンに加わる慣性力による回転モーメントが抑制
されるので、大径のウェハに対しても微細パターンの転
倒を生ぜしめることなくレジストの現像が行われる。
【0033】請求項10に係るレジスト現像方法は、レ
ジスト現像液をウェハ上に供給し、上記ウェハを回転さ
せてウェハ上に供給されたレジスト現像液をウェハ上に
広げる一方、上記ウェハが設置されている空間を減圧状
態に維持して、ウェハ上にレジストパターンを形成する
方法である。
【0034】この方法により、レジスト現像液の塗布過
程において、ウェハの回転によって生じる風圧が微細な
レジストパターンの側面に与える力が抑制されるので、
大径のウェハに対しても微細パターンの転倒を生ぜしめ
ることなくレジストの現像が行われる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレジスト塗布装置
およびレジスト現像装置における第1の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0036】図1は、本実施形態におけるレジスト塗布
装置の斜視構造図を示す。
【0037】図1(a),(b)において、11は半導
体ウェハ、12はウェハ保持台、13はウェハ移動機
構、14はレジスト塗布用容器、15はレジスト、15
aは半導体ウェハに塗布されたレジスト膜、16はレジ
スト供給容器、17はレジスト供給パイプをそれぞれ示
す。
【0038】次に、同図(a),(b)を参照しながら
本実施形態の方法によるレジストの塗布手順を説明す
る。
【0039】図1(a)に示すように、半導体ウェハ1
1はウェハ保持台12に保持され、ウェハ移動機構13
によってレジスト塗布用容器14から凸状に押し上げら
れているレジスト15に向かって移動する。レジスト塗
布用容器14には、レジスト供給容器16からレジスト
供給パイプ17を介してレジスト15が供給される。こ
のとき、図1(b)に示すように、半導体ウェハ11は
レジスト塗布用容器14の先端から凸状に押し上げられ
ているレジスト15に接触しながら移動する。その結
果、半導体ウェハ11の表面のうちレジスト塗布用容器
14の先端を通過した領域にはレジスト膜15aが塗布
されることになる。
【0040】ここで、塗布されるレジスト膜15aの厚
みは、レジスト材料の比重、粘度、塗布された表面張
力、半導体ウェハ11へのレジストの濡れ性等の要因が
あるが、基本的には、半導体ウェハ11とレジスト15
の接触圧力と、両者間の接触時間(半導体ウェハがレジ
スト上を通過するスピード等で制御)によって、一義的
に決められる。したがって、レジスト15が塗布された
後、半導体ウェハ11の回転が無いことからレジストに
作用する遠心力のウェハ面内不均一が無いため、膜厚均
一性の優れたレジスト膜15aの形成が可能になる。ま
た、レジスト15がレジスト供給容器16から、レジス
ト供給パイプ17を通じてレジスト塗布用容器14へ流
れる際に、この通過経路以外の機構や空気に接触するこ
とがないので、レジストの変質やパーティクル発生が極
めて低く抑えられるため、0.25μmよりも微細なレ
ジストパターンを、大径のウェハに均一に塗布すること
が可能となる。
【0041】なお、本実施形態では、半導体ウェハ11
を移動したが、レジスト塗布容器14が移動してもよ
く、また各々が移動しても、ゆっくりとした回転の動き
があってもよい。さらに、両者が同じ方向に移動して
も、移動速度が異なることにより両者が相対的に移動し
てもよい。要するに、半導体ウェハ11とレジスト塗布
用容器14が相対的に移動すればよいものとする。
【0042】また、レジスト15が凸状に押し上げられ
る際に、レジスト塗布用容器14の先端部からレジスト
15がオーバーフローしていてもよい。
【0043】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。
【0044】図2は、第2の実施形態に係るレジスト塗
布装置の構造を部分的に断面図で示す斜視図である。
【0045】図2において、20は密封容器、21は半
導体ウェハ、22はウェハ保持台、23はウェハ回転機
構、24はレジスト滴下ノズル、25は排気口、26は
バルブ、27は加圧ガス導入口をそれぞれ示す。
【0046】同図に示すように、半導体ウェハ21はウ
ェハ保持台22に保持されており、レジスト滴下ノズル
24からレジストが半導体ウェハ21に滴下されて、ウ
ェハ回転機構23によって回転せしめられている半導体
ウェハ21上でレジストが遠心力により膜状に塗布され
る。この際、半導体ウェハ21の径が大きいために、半
導体ウェハ21の面内のレジスト膜厚の均一性は悪い。
この後レジスト液が乾燥する前に、排気口25のバルブ
26を閉じ、加圧ガス導入口27から不活性ガスを導入
し、密封容器20内を加圧する。この加圧によって、塗
布されたレジストはウェハ面内で均一な加圧を受けるの
で、レジストの膜厚のウェハ面内均一性が向上する。
【0047】なお、本実施形態ではレジストの回転塗布
後、加圧処理を行ったが、回転塗布中に加圧処理を行っ
てもよい。
【0048】(第3の実施形態)次に、レジスト現像装
置に関する第3の実施形態について説明する。
【0049】ただし、以下に説明する第3〜第5の実施
形態は、下記知見に基づいている。すなわち、常圧下で
の微細なレジストパターンの現像において、レジストパ
ターンの転倒を種々観察すると、レジスト膜厚が一定で
ある場合、レジストパターンの幅が微細になると転倒す
る現象がめだってきた。そこで、まず、この現象をよく
調べてみると、例えば、従来のレジスト現像装置におい
ては、厚みが2μm程度で0.2ミクロン幅のレジスト
膜はそれほど転倒しやすくないが、0.1ミクロン幅の
レジスト膜は転倒しやすいことを見い出した。このこと
は、下地と密着する領域が少なくなるほど転倒しやすい
ことを示している。つまり、断面形状における縦方向の
寸法が横方向の寸法に対して大きくなれば、レジスト膜
下端のいずれか一方のコーナー部を中心として働く回転
モーメントとそれに対する抗力との平衡が崩れるので、
レジスト膜は倒れやすくなるからである。ここで、レジ
スト膜を転倒させる回転モーメントとして作用する力に
は、ウェハの高速回転に伴いレジスト膜に作用する遠心
力、レジスト膜に横方向から加わる風圧、レジスト膜自
身の慣性力などがある。
【0050】まず、半導体ウェハの回転によってレジス
トパターンに加わる遠心力は、レジストパターン幅の減
少に比例して小さくなる。一方、半導体ウェハの横方向
から加わる風圧は、レジストパターンの側面に作用する
ものでありレジスト膜厚によって規定されるため、レジ
ストパターンの幅が小さくなってもほぼ一定である。こ
のため、下地との密着面積が小さくなるほどウェハへの
レジストパターンの密着力が減少するため、風圧が大き
く転倒に寄与していることが判明した。また、ウェハの
回転数が変化する場合には、レジスト膜に回転速度の変
化つまり加速度に比例した慣性力が作用する。そこで、
以下の実施形態では、半導体ウェハの回転による遠心
力,風圧,慣性力を考慮して、レジストパターンの転倒
を防止する手段を講じる。
【0051】図3は、第3の実施形態に係るレジスト現
像装置の構造を示す斜視図である。
【0052】図3において、30はレジスト膜、31は
半導体ウェハ、32はウェハ保持台、33はウェハ移動
機構、34はレジスト現像用容器、35はレジスト現像
液、36はレジスト現像液供給容器、37はレジスト現
像液供給パイプをそれぞれ示す。
【0053】ここで、図3(a),(b)を参照しなが
らレジストの現像方法を説明する。
【0054】図3(a)に示すように、半導体ウェハ3
1はウェハ保持台32に保持されており、ウェハ移動機
構33によってレジスト現像用容器34の先端から凸状
に押し上げられているレジスト現像液35に向かって移
動させられる。レジスト現像用容器34には、レジスト
現像液供給容器36からレジスト現像液供給パイプ37
を介してレジスト現像液35が供給される。そして、図
3(b)に示すように、半導体ウェハ31は、面上に形
成されたレジスト膜30とレジスト現像用容器34から
凸状に押し上げられているレジスト現像液35とを接触
させながら移動する。この処理によって、レジスト膜3
0のうち露光された領域が現像され、レジストパターン
30aが形成される。このとき、現像に使用された現像
液はレジスト現像用容器34からオーバーフローして排
出されるために、現像に用いられる現像液35は絶えず
フレッシュな状態で供給される。
【0055】このように、本実施形態によれば、半導体
ウェハ31上のレジスト膜30の現像に際して半導体ウ
ェハ31の回転を行わないので、半導体ウェハ31の回
転によってレジストパターンに加わる遠心力のウェハ面
内不均一や半導体ウェハ31の回転によるレジストパタ
ーンへの風圧が無いため、微細レジストパターンの現像
時の転倒を防止することが可能となる。
【0056】なお、本実施形態では、半導体ウェハ31
を移動させたが、レジスト現像容器34を移動させても
よく、また両者が移動しても、ゆっくりとした回転の動
きがあってもよい。さらに、両者が同じ方向に移動して
も、移動速度が異なることにより相対的に移動してもよ
い。要するに、半導体ウェハ31とレジスト現像容器3
4とが相対的に移動すればよいものとする。
【0057】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態について説明する。
【0058】図4は、本実施形態に係るレジスト現像装
置の構造を部分的に断面図で示す斜視図である。
【0059】図4において、40は密封容器、41は半
導体ウェハ、42はウェハ保持台、43はウェハ回転機
構、44はレジスト現像液滴下ノズル、45は排気口、
46はバルブ、47はポンプ等の減圧機構をそれぞれ示
す。
【0060】ここで、微細なレジストパターンの現像の
際、図4に示すレジスト現像装置を用い、半導体ウェハ
41をウェハ保持台42に保持して、現像液塗出ノズル
44からレジスト現像液を半導体ウェハ41上に塗出
し、ウェハ回転機構43によりウェハ保持台42上の半
導体ウェハ41を回転させることで、レジスト現像液を
半導体ウェハ41の面上から除去する。
【0061】このとき、排気口45から減圧機構47を
動作せずにレジスト現像容器40を常圧下で回転数を種
々変えて現像を行うと、低回転数では微細レジストパタ
ーンの転倒がないことがわかった。
【0062】以上の現象を詳細に検討すると、下地と密
着力のよいレジストパターンの場合、半導体ウェハ41
の回転の開始動作と回転の停止動作とをゆっくり行うと
効果があることが判明した。レジストパターンの転倒が
発生する際の回転数上昇の速度は5000rpm/秒で
あり、回転数降下の速度は5000rpm/秒であっ
た。この速度を半分の2500rpm/秒にすると、現
像時の回転数が2000rpm〜5000rpmの範囲
でレジストパターンの転倒が無かった。
【0063】これは、一般的な加速,減速条件下では、
例えば1本のレジストパターンの重心位置に作用する慣
性力m・α(mは質量,αは加速度)によってレジスト
パターンの底面の一部を中心とする回転モーメントが生
じるので、横方向の寸法が微細化されたレジストパター
ンが転倒しやすくなっているものと思われる。特に、大
径のウェハの場合、外周部では大きな回転モーメントが
作用することになる。そこで、加速,減速を徐々に行う
ことによって、レジストパターンに作用する回転モーメ
ントを低減し、微細なレジストパターンにおいても転倒
を防止することができる。
【0064】なお、本実施形態では、半導体ウェハ41
の回転数上昇速度と回転数降下速度の低減によりレジス
トパターンの転倒を防止するようにしたが、回転数上昇
速度及び回転数下降速度が大きくても、半導体ウェハの
最大回転数までの回転速度の増大と、最大回転数から停
止に至るまでの回転速度の低減とを多段階に分けて行っ
ても同様の効果があった。
【0065】なお、本実施形態において、レジスト現像
の塗布時に密封容器内を減圧してもよい。
【0066】(第5の実施形態)次に、第5の実施形態
について説明する。
【0067】本実施形態においても、図4に示す第4の
実施形態と同じ装置を使用するので、装置についての説
明は省略する。
【0068】本実施形態においても、上記第4の実施形
態と同様に、図4に示す装置を用い、半導体ウェハ41
をウェハ保持台42上に保持しながら、現像液塗出ノズ
ル44からレジスト現像液を半導体ウェハ41に塗出
し、ウェハ回転機構43によりレジスト現像液を半導体
ウェハ41の面上から除去する。
【0069】ここで、本実施形態では、この半導体ウェ
ハ41の回転と同時に排気口45のバルブ46を開け
て、減圧機構47によって密封容器40内を減圧する。
【0070】本発実施形態によれば、レジスト現像液を
塗出した後の半導体ウェハ41の回転を減圧下において
行うために、レジストパターンの側面に作用する風圧を
大幅に低減することができ、微細レジストパターンの現
像時における転倒を防止することが可能となる。
【0071】なお、本実施形態では半導体ウェハ回転と
レジスト現像の容器の減圧を同時に行っているが、時間
的に異なっても何ら問題はない。
【0072】
【発明の効果】請求項1によれば、レジスト塗布装置と
して、レジスト供給口からレジストを凸状に押し出させ
るための機構と、レジストとウェハとを接触させながら
ウェハとレジスト供給口とを相対的に移動させるための
機構とを設ける構造としたので、大径のウェハに対して
もウェハ面内における膜厚の均一性の低下をきたすこと
なく微細なレジストパターンを形成しうるレジスト塗布
装置の提供を図ることができる。
【0073】請求項2によれば、レジスト塗布装置とし
て、レジストをウェハに塗布するための機構と、大気圧
以上の気圧を加えることによりレジストをウェハ上に広
げるための機構とを設ける構造としたので、大径のウェ
ハに対してもウェハ面内における膜厚の均一性の低下を
きたすことなく微細なレジストパターンを形成しうるレ
ジスト塗布装置の提供を図ることができる。
【0074】請求項3によれば、レジスト現像装置とし
て、現像液供給口からレジスト現像液を凸状に押し出さ
せるための機構と、レジスト現像液とウェハとを接触さ
せながらウェハと現像液供給口とを相対的に移動させる
ための機構とを設ける構造としたので、大径のウェハに
対してもウェハ面内における膜厚の均一性の低下やレジ
ストパターンの転倒をきたすことなく微細なレジストパ
ターンを形成しうるレジスト現像装置の提供を図ること
ができる。
【0075】請求項4によれば、レジスト現像装置とし
て、レジスト現像液をウェハ上に供給するための機構
と、ウェハを回転させてレジスト現像液をウェハ上に広
げるための回転機構と、回転機構の回転数がスローアッ
プ、スローダウンするように調節する調節機構とを設け
る構造としてので、レジスト現像液の塗布過程におい
て、ウェハの加速,減速による慣性力の低減により大径
のウェハに対してもレジストパターンの転倒を生ぜしめ
ることなく微細なレジストパターンを形成しうるレジス
ト現像装置の提供を図ることができる。
【0076】請求項5によれば、レジスト現像装置とし
て、レジスト現像液をウェハ上に供給するための機構
と、ウェハを回転させてレジスト現像液をウェハ上に広
げるための回転機構と、ウェハが設置されている空間を
減圧状態に維持するための減圧機構とを設ける構造とし
たので、風圧の作用によるレジストパターンの転倒を生
ぜしめることなく微細なレジストパターンを形成しうる
レジスト現像装置の提供を図ることができる。
【0077】請求項6によれば、レジスト塗布方法とし
て、レジストをレジスト供給口から凸状に押し出し、レ
ジストにウェハ面を接触させながらレジスト供給口とウ
ェハとを相対的に移動させるようにしたので、遠心力が
起こすウェハ面内における膜厚の均一性の低下を防止す
ることができ、よって、大径のウェハに対しても微細な
レジストパターンを形成することができる。
【0078】請求項7によれば、レジスト塗布方法とし
て、レジストをウェハに塗布した後、ウェハ上に塗布さ
れたレジストに大気圧以上の気圧を加えるようにしたの
で、ウェハ面内における膜厚の均一性の低下を防止する
ことができ、よって、大径のウェハに対しても微細なレ
ジストパターンを形成することができる。
【0079】請求項8によれば、レジスト現像方法とし
て、レジスト現像液を現像液供給口から凸状に押し出
し、レジスト現像液にレジスト膜を接触させながら現像
液供給口とウェハとを相対的に移動させるようにしたの
で、遠心力が起こすウェハ面内における膜厚の均一性の
低下や風圧によるレジストの転倒を防止することがで
き、よって、大径のウェハに対しても微細なレジストパ
ターンを形成することができる。
【0080】請求項9によれば、レジスト現像方法とし
て、レジスト現像液をウェハ上に供給し、ウェハを回転
させてウェハ上に供給されたレジスト現像液をウェハ上
に広げる一方、ウェハの回転を開始,停止する際の回転
速度をスローアップ、スローダウンするように調節する
ようにしたので、ウェハの加速,減速時の慣性力による
回転モーメントを抑制することができ、よって、大径の
ウェハに対してもレジストパターンの転倒を生ぜしめる
ことなく微細なレジストパターンの現像を行うことがで
きる。
【0081】請求項10によれば、レジスト現像方法と
して、レジスト現像液をウェハ上に供給し、ウェハを回
転させてレジスト現像液をウェハ上に広げる一方、ウェ
ハが設置されている空間を減圧状態に維持するようにし
たので、風圧が微細なレジストパターンの側面に与える
力を抑制することができ、よって、大径のウェハに対し
てもレジストパターンの転倒を生ぜしめることなく微細
なレジストパターンの現像を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るレジスト塗布装
置の構造を示す斜視図及び断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るレジスト塗布装
置の構造を一部を断面図で示す斜視図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係るレジスト現像装
置の構造を示す斜視図及び断面図である。
【図4】本発明の第4,第5の実施形態に係るレジスト
塗布装置の構造を一部を断面図で示す斜視図である。
【図5】従来例のウェハサイズに対するウェハ回転数と
レジスト膜厚及びウェハ面内のレジスト厚の均一性との
関係を示す図である。
【符号の説明】
11 半導体ウェハ 12 ウェハ保持台 13 ウェハ移動機構 14 レジスト塗布用容器 15 レジスト 15a レジスト膜 16 レジスト供給容器 17 レジスト供給パイプ 20 密封容器 21 半導体ウェハ 22 ウェハ保持台 23 ウェハ回転機構 24 レジスト滴下ノズル 25 排気口 26 バルブ 27 加圧ガス導入口 30 レジスト膜 30a レジストパターン 31 半導体ウェハ 32 ウェハ保持台 33 ウェハ移動機構 34 レジスト現像用容器 35 レジスト現像液 36 レジスト現像液供給容器 37 レジスト現像液供給パイプ 40 密封容器 41 半導体ウェハ 42 ウェハ保持台 43 ウェハ回転機構 44 レジスト現像液滴下ノズル 45 排気口 46 バルブ 47 減圧機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/30 569C 569F

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レジストを供給するためのレジスト供給
    口と、 上記供給口から上記レジストを凸状に押し出させるため
    のレジスト押し出し機構と、 上記レジストとウェハとを接触させながら上記ウェハと
    上記レジスト供給口とを相対的に移動させるための移動
    機構とを備えていることを特徴とするレジスト塗布装
    置。
  2. 【請求項2】 レジストをウェハに塗布するための塗布
    機構と、 上記ウェハ上に塗布されたレジストに大気圧以上の気圧
    を加えることによりレジストをウェハ上に広げるための
    加圧機構とを備えていることを特徴とするレジスト塗布
    装置。
  3. 【請求項3】 レジスト現像液を供給するための現像液
    供給口と、 上記現像液供給口から上記レジスト現像液を凸状に押し
    出させるための現像液押し出し機構と、 上記現像液とウェハとを接触させながら上記ウェハと上
    記現像液供給口とを相対的に移動させるための移動機構
    とを備えていることを特徴とするレジスト現像装置。
  4. 【請求項4】 レジスト現像液をウェハ上に供給するた
    めの供給機構と、 ウェハを回転させて上記ウェハ上に供給されたレジスト
    現像液をウェハ上に広げるための回転機構と、 上記回転機構の回転数がスローアップ、スローダウンす
    るように調節する回転数調節機構とを備えていることを
    特徴とするレジスト現像装置。
  5. 【請求項5】 レジスト現像液をウェハ上に供給するた
    めの現像液供給機構と、 上記ウェハを回転させて上記ウェハ上に供給されたレジ
    スト現像液をウェハ上に広げるための回転機構と、 上記ウェハが設置されている空間を減圧状態に維持する
    ための減圧機構とを備えていることを特徴とするレジス
    ト現像装置。
  6. 【請求項6】 レジストをレジスト供給口から凸状に押
    し出し、 凸状に押し出された上記レジストにウェハ面を接触させ
    ながら上記レジスト供給口とウェハとを相対的に移動さ
    せて、 ウェハ上にレジストを塗布することを特徴とするレジス
    ト塗布方法。
  7. 【請求項7】 レジストをウェハに塗布した後、 上記ウェハ上に塗布されたレジストに大気圧以上の気圧
    を加えて、 ウェハ上にレジストを広げることを特徴とするレジスト
    塗布方法。
  8. 【請求項8】 レジスト現像液を現像液供給口から凸状
    に押し出し、 凸状に押し出された上記レジスト現像液にウェハ上に形
    成されたレジスト膜を接触させながら上記現像液供給口
    とウェハとを相対的に移動させて、 ウェハ上にレジストパターンを形成することを特徴とす
    るレジスト現像方法。
  9. 【請求項9】 レジスト現像液をウェハ上に供給し、 上記ウェハを回転させてウェハ上に供給されたレジスト
    現像液をウェハ上に広げる一方、 上記ウェハの回転を開始,停止する際の回転速度をスロ
    ーアップ、スローダウンするように調節して、 ウェハ上にレジストパターンを形成することを特徴とす
    るレジスト現像方法。
  10. 【請求項10】 レジスト現像液をウェハ上に供給し、 上記ウェハを回転させてウェハ上に供給されたレジスト
    現像液をウェハ上に広げる一方、 上記ウェハが設置されている空間を減圧状態に維持し
    て、 ウェハ上にレジストパターンを形成することを特徴とす
    るレジスト現像方法。
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JP2002164272A (ja) * 2000-11-27 2002-06-07 Tokyo Electron Ltd 塗布方法及び塗布装置

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