JPH118124A - ノイズフィルタ - Google Patents

ノイズフィルタ

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JPH118124A
JPH118124A JP17287697A JP17287697A JPH118124A JP H118124 A JPH118124 A JP H118124A JP 17287697 A JP17287697 A JP 17287697A JP 17287697 A JP17287697 A JP 17287697A JP H118124 A JPH118124 A JP H118124A
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JP
Japan
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magnetic body
signal line
noise filter
insertion portion
segments
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JP17287697A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Ushimaru
康弘 牛丸
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O II L KK
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O II L KK
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トロイド型の磁性体を太径の信号線や柔軟性
の低い信号線にも対応させると共に後付け装着をも可能
としたノイズフィルタを提供する。 【解決手段】 磁性体12は、中央軸方向に通孔20を
有するトロイド型に形成され、円形端面18同志を当接
して合体する一対のセグメント14,16で構成され
る。挿通孔25は、磁性体12の内部で周方向に延在す
る第1挿通部26と、第1挿通部26と円周端面19と
を連通する第2挿通部28,28とから構成され、これ
ら第1挿通部26と第2挿通部28,28は、全長に亘
って円形端面18に開口した状態で形成される。信号線
30は、円形端面18の外側から中間部分30aを第1
挿通部26に沿わせると共に中間両側部分30b,30
bを第2挿通部28,28に沿わせて位置決めし、この
状態で両セグメント14,16を合体させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器の内部
で発生した磁界,電磁波や、電子機器の外部で発生して
信号線を介して流入する磁界,電磁波を、該電子機器の
信号線に配設した磁性体により吸収するようにしたノイ
ズフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年パーソナルコンピュータやワードプ
ロセッサ等のOA機器を代表とする各種電子機器が広く
普及しているが、これら電子機器から発生する電磁波が
周囲に設置した他の電子機器に障害(EMI)を与え、誤
動作等をはじめとする弊害を及すことがある。そこで、
電子機器内に配設した各基板間を接続する信号線や、電
子機器同志を電子的に接続する信号線等において、これ
ら信号線に流れる電流の開閉に伴う周波数で生じる磁
界,雑音磁界により放出される電磁波に関しては、信号
線の外周部をフェライト等を材質とする磁性体で包囲し
たり、磁性体に直接的に信号線を巻回させることによ
り、磁界,電磁波を該磁性体で吸収するノイズフィルタ
が実用化されている。
【0003】例えば図7に示すノイズフィルタ50は、
「ソレノイド型」の磁性体51を軸方向へ2分割して形成
した円弧状セグメント52,53を、互いに突き合わせ
て貫通孔54に信号線55を位置させることにより、該
信号線55の外周部を該磁性体51で包囲する形態のも
のである。このノイズフィルタ50は、主に電子機器と
電子機器を連結する信号線55等に発生するノイズを吸
収するために実施するものであり、図示しない樹脂製の
保護ケースに収納保持した状態で該信号線55の所定位
置に後付けしたり、該信号線55の製造時に被覆材内に
一体的に内装した状態に配設して使用に供される。また
図9に示すノイズフィルタ60は、「トロイド型」に形成
した磁性体61に対し、信号線63を通孔62に挿通し
ながら全周に亘って巻回させる形態のものである。この
ノイズフィルタ60は、主に電子機器内に配設した基板
用の信号線63に発生するノイズを吸収する場合に好適
に実施され、該電子機器の内部の所定位置に適宜方法で
固定して使用に供される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記各ノイズ
フィルタ50,60は、夫々に優れた長所および特徴を
具有している一方で、多少の短所をも内在している。す
なわち前者のノイズフィルタ50では、電子機器の外部
における露出した部分に好適に実施されると共に後付け
も可能であるから、両端を所定位置に連結した信号線5
5に対して取外しや取付けおよび交換等を容易になし得
る利点がある。しかるに、磁性体51がソレノイド型
(直線円筒状)を呈して磁路が空間に対して開いているた
め、図8に示す如く、磁性体51に閉じ込められずに空
中を通る「漏れ磁束」が発生し、回路中や磁性体間の迷結
合の原因となる問題点が指摘される。しかも、磁束が磁
性体51の軸心と必ずしも平行ではないため、磁性体5
1の全長が短い場合にはインダクタンスが簡単な形に近
似されない欠点等を内在している。
【0005】また後者のノイズフィルタ60では、磁性
体61がトロイド型(ドーナツ状)を呈して断面がどこで
も同一な回転対称形であると共にどの断面でも一定の曲
率で曲がっているので、磁路として見た場合には、図1
0に示す如く、磁束がどの断面でも均一的に分布して滑
らかにつながる特徴がある。すなわち、磁性体61内の
磁束は該磁性体61外の状態の変化等に影響されず、磁
束が磁性体61内に閉じ込められるので外部へ漏れるこ
とがなく、更に電磁誘導現象を起こさない等、極めて安
定したノイズフィルタとなり得る。しかるにこのノイズ
フィルタ60は、通孔62に信号線63を挿通しながら
トロイド型の磁性体61に巻回させる形態であるから、
既に両端を所定位置に連結した信号線63を巻回させて
後付けすることは不可能である。しかも、電子機器同志
を連結する前記信号線55の如く太径の信号線や柔軟性
の低い信号線等は、磁性体61に沿って巻回させること
が不可能であるから、このような信号線には対応し得な
い欠点も内在している。更に、信号線63を巻回させた
磁性体61を保護ケースで覆蓋することが困難であり、
電子機器の外部には配設し得ない等の欠点も指摘され
る。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した課題を解決するべく
新規に提案されたものであって、ノイズ吸収に優れたト
ロイド型の磁性体において、その内部における周方向に
信号線の挿通孔を形成して、太径の信号線や柔軟性の低
い信号線にも対応し得るように形成すると共に、後付け
装着をも可能としたノイズフィルタを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を克服し、
所期の目的を達成するため本発明に係るノイズフィルタ
は、磁性体の内部に画成した挿通孔に信号線を挿通さ
せ、この信号線から発生する電磁波等を該磁性体により
吸収するようにしたノイズフィルタにおいて、前記磁性
体は、中央軸方向に通孔を有するトロイド型に形成され
ると共に、軸方向に2分割されて円形端面同志を当接し
て合体する一対のセグメントで構成され、前記挿通孔
は、前記磁性体の内部で周方向に亘ってリング状に形成
される第1挿通部と、該磁性体の径方向に延在して第1
挿通部と円周端面とを連通する第2挿通部とから構成さ
れると共に、これら第1挿通部と第2挿通部は、その全
長に亘って前記円形端面に開口した状態で形成され、前
記セグメントの円形端面の外側から、信号線の適宜中間
部分を前記第1挿通部に沿わせると共に、該中間部分に
連続する中間両側部分を第2挿通部に沿わせて位置決め
し、この状態で円形端面同志を当接して両セグメントを
合体させることにより、信号線が磁性体の内部で周方向
へ回旋した状態で挿通されるよう構成したことを特徴と
する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明に係るノイズフィルタ
につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しなが
ら以下説明する。
【0009】図1は、本発明の実施例に係るノイズフィ
ルタ10を分解状態で示す概略斜視図であり、このノイ
ズフィルタ10は、例えばフェライト等を材質とするト
ロイド型の磁性体12を本体とし、この磁性体12は長
さ方向における略中間部で軸方向に2分割するセグメン
ト14,16として構成される。なお、本実施例のセグ
メント14,16は、同一形状に成形したものを実施す
る場合を例示しているので、図1における下方のセグメ
ント16についてのみ説明することとする。
【0010】セグメント16は、図1および図2に示す
如く、所定長および所定径の円柱体において、円形端面
18の中央に軸方向へ延在する円形の通孔20を形成す
ることにより、全体としてトロイド型(ドーナツ状)の円
筒体に形成されている。前記通孔20は、その軸心とセ
グメント16の軸心とが一致するように形成してあるの
で、該セグメント16は周方向の断面がどこでも同一で
ある回転対称形を呈している。また円形端面18側に
は、所定幅および深さに設定した円形状のリング溝22
が凹設されていると共に、該リング溝22と円周端面1
9との間には、直線状の半円溝24,24が、適宜間隔
をおいて平行に形成されている。
【0011】このように同一形状に成形した2つのセグ
メント14,16を、各半円溝24,24同志が整合する
ように互いの円形端面18,18を当接して合体させる
ことにより、トロイド型の磁性体12が形成される。そ
して実施例の磁性体12では、図2および図3に示す如
く、各セグメント14,16のリング溝22,22同志が
整合することにより円周方向へ延在するリング状の第1
挿通部26が画成されると共に、各半円溝24,24に
より第1挿通部26と磁性体12の外部とを連通する2
本の第2挿通部28,28が画成され、これら第1挿通
部26および第2挿通部28,28により信号線挿通孔
25が画成される。すなわち、信号線挿通孔25は、第
1挿通部26および第2挿通部28,28の全長におい
て、各円形端面18に開口した状態で形成されている。
【0012】前述の如く構成された本実施例のノイズフ
ィルタ10は、信号線30を前記信号線挿通孔25に挿
通して磁性体12の内部に延在させる構成となってい
る。具体的には、図1,図2および図3に示す如く、信
号線30の適宜中間部分30aを前記第1挿通部26に
沿った状態に延在させると共に、該中間部分30aに連
続した中間両側部分30b,30bを各第2挿通部28,
28に沿った状態に延在させる。すなわち対象の信号線
30は、一方の第2挿通部28を介して磁性体12の内
部へ入り、第1挿通部26に沿って該磁性体12の内部
で周方向へ一度回旋した後に、他方の第2挿通部28を
介して磁性体12の外部へ延出するように挿通される。
【0013】なお本実施例のノイズフィルタ10では、
図4に示す如く、磁性体12を構成する各セグメント1
4,16を、所定形状の保護ケース32に収容した状態
で使用に供するようになっている。この保護ケース32
は、弾性変形可能な合成樹脂(例えばナイロンやポリエ
チレン等)等を材質とし、セングメント14(16)を好
適に収容保持し得る内部空間38を有する有底円筒体状
の第1半体34と第2半体36とが、外周端面に形成し
た蝶番部材40により枢着されている。そして、各内部
空間38,38内に各セグメント14,16を円形端面1
8が露出する向きにセットした後に夫々の半体34,3
6を閉鎖すれば、前記蝶番部材40の反対側に形成した
係合部42,44同志が係合して、各セグメント14,1
6は夫々の円形端面18,18を当接した状態で保護ケ
ース32内に内装される。
【0014】
【実施例の作用について】次に、前述のように構成され
た本発明の実施例に係るノイズフィルタの作用につき説
明する。図4に例示するように、保護ケース32の第1
半体34および第2半体36の各内部空間38,38
に、セグメント14,16を夫々円形端面18を露出さ
せた向きに収納することにより、該セグメント14,1
6からなる磁性体12で構成されるノイズフィルタ10
が形成される。
【0015】そして、対象とする信号線30に対して装
着する場合には、保護ケース32における第1半体34
と第2半体36とを開成し、図1に示す如く、該信号線
30における中間部分30aを、例えば下方のセグメン
ト16の円形端面18の外側からリング溝22に沿わせ
る。更に、信号線30における中間部分30aの中間両
側部分30b,30bを、セグメント16の円形端面1
8の外側から半円溝24,24に沿わせる。そして、セ
グメント16におけるリング溝22および半円溝24,
24に沿って信号線30を仮に位置決めした状態で、第
1半体34と第2半体36とを互いに閉鎖して係合部4
2,44を係合させる。これによりセグメント14,16
は、円形端面18,18を互いに当接させた状態に保持
され、リング溝22,22同志が整合して画成される第
1挿通部26と、各半円溝24,24同志が整合して画
成される第2挿通部28,28に沿って前記信号線30
が挿通された状態となる。
【0016】そして、信号線30に電流が流れることに
生じた磁界や電磁波による磁束は、図5に示す如く、ノ
イズフィルタ10の磁性体12において、周方向に連続
して滑らかに回転するようになる。すなわち、本実施例
のノイズフィルタ10における磁性体12は、トロイド
型の回転対称形でどの断面でも同一の曲率となるよう形
成してあるので、磁束はどの断面でも略同一に分布して
いる。また、磁性体12における磁路が閉じているので
空中を通る漏れ磁束が発生することがなく、回路中や磁
性体間の迷結合の原因となることはない。
【0017】
【変更例】前記実施例では、磁性体12に画成した信号
線挿通孔25における第1挿通部26に対し、信号線3
0の中間部分30aを1回だけ回旋させるようにしたノ
イズフィルタ10を例示した。しかし、本発明のノイズ
フィルタ10の形態によれば、図6に示す如く、各セグ
メント14,16におけるリング溝22の深さを大きく
設定して第1挿通部26を幅広に形成すれば、第1挿通
部26に対して信号線30を複数回に亘って回旋させ得
るようになる。すなわち、磁性体12内に延在する信号
線30の挿通部分を長くすることが可能となるから、同
一直径の磁性体12で数倍のノイズ吸収能力を得ること
ができる利点がある。
【0018】また実施例のノイズフィルタ10では、ト
ロイド型の磁性体12を軸方向へ2分割した形態とした
ので、両端を所定位置へ連結した信号線30に対して簡
単に後付けすることが可能である。しかも、磁性体12
内に画成した第1挿通部26が該磁性体12の周方向へ
延在するように構成してあるので、該磁性体12のサイ
ズを前提として曲率半径を大きく設定することも可能と
なり、電子機器同志を接続する太径の信号線や柔軟性の
低い信号線であっても好適に対応して装着し得る利点も
ある。
【0019】なお前記実施例では、磁性体12を構成す
る各セグメント14,16を同一形状に形成したものを
例示したが、両セグメント14,16は外形直径および
通孔20の内径を同一とすれば、異なる形状としてもよ
い。すなわち、信号線挿通孔25を例えば一方のセグメ
ント16にだけ形成し、他方のセグメント14は単なる
円筒体に形成しても、信号線30を磁性体12の周方向
に挿通することが可能であり、両セグメント14,16
を当接して合体すれば該信号線30を挿通する信号線挿
通孔25を画成して、該信号線30に対する適切なノイ
ズ吸収をなし得る。また前記実施例では、信号線挿通孔
25の第2挿通部28,28を磁性体12における外周
側の円周端面19に開口した形態を例示したが、この第
2挿通部28,28を前記通孔20に面した円周端面に
開口して、信号線30を該通孔20側から磁性体12の
内部へ挿通するようにしてもよい。更に前記保護ケース
32は、磁性体12を好適に保護および保持し得る形
状,形態であれば、実施例で示したものに限定されるも
のではない。
【0020】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るノイズ
フィルタによれば、ノイズ吸収能力の優れたトロイド型
の磁性体において、信号線用の挿通孔を該磁性体の内部
で周方向に延在するリング状に形成すると共に、軸方向
に2分割するセグメントで構成した。しかも挿通孔は、
両セグメントが互いに当接する円形端面に全長に亘って
開口した状態に形成してあるので、信号線を円形端面の
外側から該挿通孔に沿って位置決めしてから両セグメン
トを合体させれば、該信号線の適宜中間部分を周方向に
回旋した状態で磁性体の内部に挿通させることができ
る。すなわち本発明のノイズフィルタでは、トロイド型
の磁性体を、両端が所定位置に接続された信号線に対し
ても簡単かつ容易に取付け,取外しが可能となる極めて
有益な効果を奏する。しかも、リング状の挿通孔に対し
て信号線を複数回に亘って回旋させた状態で挿通させれ
ば、磁性体に対する信号線の挿通部分を長くすることが
可能となり、同一直径の磁性体でノイズ吸収能力を数倍
に高めることも可能となる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係るノイズフィルタを
分解状態で示す概略斜視図である。
【図2】実施例のノイズフィルタを一部破断して示す平
面図である。
【図3】実施例のノイズフィルタを一部破断して示す側
面図である。
【図4】実施例のノイズフィルタを保護ケース内に収納
して実施する状態を示す斜視図である。
【図5】信号線に電流を流することにより実施例のノイ
ズフィルタにおける磁束の発生状態を示す説明図であ
る。
【図6】変更例に係るノイズフィルタを分解状態で示す
概略斜視図である。
【図7】従来のソレノイド型のノイズフィルタを実施状
態で示す概略斜視図である。
【図8】ソレノイド型のノイズフィルタにおいて両端部
から漏れ磁束が発生する状態を示す説明図である。
【図9】従来のトロイド型のノイズフィルタを実施状態
で示す概略斜視図である。
【図10】トロイド型のノイズフィルタにおける磁束の
発生状態を示す説明図である。
【符号の説明】
12 磁性体 14,16 セグメント 18 円形端面 19 円周端面 20 通孔 25 挿通孔 26 第1挿通部 28 第2挿通部 30 信号線 30a 中間部分 30b 中間両側部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体(12)の内部に画成した挿通孔(25)
    に信号線(30)を挿通させ、この信号線(30)から発生する
    電磁波等を該磁性体(12)により吸収するようにしたノイ
    ズフィルタにおいて、 前記磁性体(12)は、中央軸方向に通孔(20)を有するトロ
    イド型に形成されると共に、軸方向に2分割されて円形
    端面(18,18)同志を当接して合体する一対のセグメント
    (14,16)で構成され、 前記挿通孔(25)は、前記磁性体(12)の内部で周方向に亘
    ってリング状に形成される第1挿通部(26)と、該磁性体
    (12)の径方向に延在して第1挿通部(26)と円周端面(19)
    とを連通する第2挿通部(28,28)とから構成されると共
    に、これら第1挿通部(26)と第2挿通部(28,28)は、そ
    の全長に亘って前記円形端面(18)に開口した状態で形成
    され、 前記セグメント(14,16)の円形端面(18,18)の外側から、
    信号線(30)の適宜中間部分(30a)を前記第1挿通部(26)
    に沿わせると共に、該中間部分(30a)に連続する中間両
    側部分(30b,30b)を第2挿通部(28,28)に沿わせて位置決
    めし、この状態で円形端面(18,18)同志を当接して両セ
    グメント(14,16)を合体させることにより、信号線(30)
    が磁性体(12)の内部で周方向へ回旋した状態で挿通され
    るよう構成したことを特徴とするノイズフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記信号線(30)は、第1挿通部(26)に対
    して前記中間部分(30a)を1回または複数回に亘って回
    旋した状態で挿通孔(25)に挿通される請求項1記載のノ
    イズフィルタ。
JP17287697A 1997-06-13 1997-06-13 ノイズフィルタ Pending JPH118124A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013232585A (ja) * 2012-05-01 2013-11-14 Alps Green Devices Co Ltd コイル部品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013232585A (ja) * 2012-05-01 2013-11-14 Alps Green Devices Co Ltd コイル部品

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