JPH1179640A - エスカレータ - Google Patents

エスカレータ

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JPH1179640A
JPH1179640A JP23949197A JP23949197A JPH1179640A JP H1179640 A JPH1179640 A JP H1179640A JP 23949197 A JP23949197 A JP 23949197A JP 23949197 A JP23949197 A JP 23949197A JP H1179640 A JPH1179640 A JP H1179640A
Authority
JP
Japan
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wheel
section
speed
gradually
moving speed
Prior art date
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Application number
JP23949197A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Fujii
宣行 藤井
Toshikazu Shimura
俊和 志村
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 踏段の移動速度を、乗降部では低速化し、中
間部では高速化することができ、輸送効率の向上を図り
得るエスカレータを提供する。 【解決手段】 水平方向に延びる上、下階側乗降部とそ
の前後の水平部所要範囲に亘り各踏段6を移動速度を変
更させながら牽引する可変速牽引装置19,21を設
け、各乗降部より進行方向後方の所要範囲を、ベース踏
段6aと張出踏段6bとが徐々に深く重合して縮められ
ることにより移動速度が徐々に遅くなる減速部とし、各
乗降部より進行方向前方の所要範囲を、ベース踏段6a
と張出踏段6bとが徐々に離反して伸ばされることによ
り移動速度が徐々に速くなる加速部とし、加速部から次
の減速部までの区間を、ベース踏段6aと張出踏段6b
とが離反して伸ばされたまま進行方向前方の踏段6に掛
止されて牽引されることにより高速で移動する高速部と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、エスカレータは、図9〜図11
に示される如く、建物の上下階に亘ってトラス1を設
け、該トラス1の上階側反転部と下階側反転部に左右一
対ずつのスプロケット2,3を軸支せしめ、該両スプロ
ケット2,3に左右一対の無端状の踏段チェーン4を掛
け回し、該各踏段チェーン4にそれぞれ等ピッチで第一
車輪軸5を取り付け、該各第一車輪軸5に対して踏段6
をそのヨーク7が馬乗り状となるように組み付け、前記
各第一車輪軸5の両端に第一車輪8を設けると共に、前
記踏段6のヨーク7に第二車輪9を設け、更に前記第一
車輪8を案内する左右一対ずつの上段第一車輪ガイドレ
ール10A並びに下段第一車輪ガイドレール10Bと、
前記第二車輪9を案内する左右一対ずつの上段第二車輪
ガイドレール11A並びに下段第二車輪ガイドレール1
1Bとを配設してなる構成を有しており、前記スプロケ
ット2,3のうち少なくとも一方を回転駆動することに
より、各踏段6が循環するようになっている。
【0003】尚、前記上段第一車輪ガイドレール10A
と下段第一車輪ガイドレール10Bは、それぞれ上階側
反転部と下階側反転部で分断されているが、前記上段第
二車輪ガイドレール11Aと下段第二車輪ガイドレール
11Bは、それぞれ上階側反転部と下階側反転部におい
て断面コの字状をなすU字形の反転ガイドレール11
C,11Dにより接続されて無端状に形成されている。
【0004】前述の如きエスカレータにおいては、例え
ば、上昇運転の場合、踏段6は、下階側反転部から上段
第一車輪ガイドレール10Aと上段第二車輪ガイドレー
ル11Aに沿って利用者が乗れるように上向き水平状態
となって水平方向に移動し、前記上段第一車輪ガイドレ
ール10Aと上段第二車輪ガイドレール11Aの下曲部
Eを通過して次の略30゜程度の上り勾配部(図示せ
ず)を水平状態のまま上昇し、その後、前記上段第一車
輪ガイドレール10Aと上段第二車輪ガイドレール11
Aの上曲部Fを通過して再び水平方向に進行して上階側
反転部に差し掛かり、該上階側反転部において第一車輪
8が上段第一車輪ガイドレール10Aの上階側端から離
れ、第一車輪軸5が踏段チェーン4を介してスプロケッ
ト2に案内されるようになると共に、第二車輪9が反転
ガイドレール11Cに案内されつつ転動するようにな
り、これにより踏段6が下向きに反転する。
【0005】上下逆さになった踏段6は、第一車輪8が
下段第一車輪ガイドレール10Bの上階側端に乗り移る
と共に、第二車輪9が下段第二車輪ガイドレール11B
上に移動して水平方向に進行した後、下段第一車輪ガイ
ドレール10Bと下段第二車輪ガイドレール11Bの上
曲部Gを通過して前記上り勾配部と略平行に延びる下り
勾配部(図示せず)を下降して行き、下段第一車輪ガイ
ドレール10Bと下段第二車輪ガイドレール11Bの下
曲部Hを通過した後、水平に進行して下階側反転部に移
動し、該下階側反転部において第一車輪8が下段第一車
輪ガイドレール10Bの下階側端から離れ、第一車輪軸
5が踏段チェーン4を介してスプロケット3に案内され
るようになると共に、第二車輪9が反転ガイドレール1
1Dに案内されつつ転動するようになり、これにより踏
段6が上向きに反転する。
【0006】上向きに反転した踏段6は、第一車輪8が
上段第一車輪ガイドレール10Aの下階側端に乗り移る
と共に、第二車輪9が上段第二車輪ガイドレール11A
上に移動して再び水平方向に進行し、以下、前述と同様
の作動が繰り返される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の如き従来のエス
カレータにおいては、スプロケット2,3の回転数を上
げることにより、踏段6の移動速度を増加させ、高速運
転するエスカレータとすることは可能であるが、この場
合、乗降部の速度も高速となり、利用者の乗降が困難に
なるという欠点を有していた。
【0008】本発明は、斯かる実情に鑑み、踏段の移動
速度を、乗降部では低速化し、中間部では高速化するこ
とができ、輸送効率の向上を図り得るエスカレータを提
供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上階側反転部
のスプロケットと下階側反転部のスプロケットに掛け回
された無端状の踏段チェーンに多数の踏段を配設し、且
つ各踏段をその進行方向に伸縮自在となるようベース踏
段と張出踏段とに分割形成し、ベース踏段に第一車輪と
第二車輪を、張出踏段に第三車輪を、それぞれ配設し、
第一車輪、第二車輪、第三車輪をそれぞれ案内するガイ
ドレールを配設し、水平方向に延びる上階側乗降部とそ
の前後の水平部所要範囲に亘り各踏段を移動速度を変更
させながら牽引する可変速牽引装置を設けると共に、水
平方向に延びる下階側乗降部とその前後の水平部所要範
囲に亘り各踏段を移動速度を変更させながら牽引する可
変速牽引装置を設け、前記各乗降部より進行方向後方の
所要範囲を、各踏段のベース踏段と張出踏段とが徐々に
深く重合して縮められることにより移動速度が徐々に遅
くなるようにした減速部とし、前記各乗降部より進行方
向前方の所要範囲を、各踏段のベース踏段と張出踏段と
が徐々に離反して伸ばされることにより移動速度が徐々
に速くなるようにした加速部とし、該加速部から次の減
速部までの区間を、各踏段のベース踏段と張出踏段とが
離反して伸ばされたまま進行方向前方の踏段に掛止され
て牽引されることにより高速で移動するようにした高速
部として構成したことを特徴とするエスカレータにかか
るものである。
【0010】前記エスカレータにおいては、各踏段の張
出踏段に配設された第三車輪の軸端にローラを取り付け
ると共に、該ローラが係合するネジ溝のピッチが長手方
向両端側から中央側に向けて徐々に小さくなるよう形成
したスクリューロッドを、各乗降部とその前後の水平部
所要範囲に沿って延びるよう、回転駆動可能に配設して
可変速牽引装置を構成することができる。
【0011】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0012】可変速牽引装置を駆動すると、各踏段は、
減速部においてベース踏段と張出踏段とが徐々に深く重
合して縮められることにより移動速度が徐々に遅くな
り、上階側乗降部と下階側乗降部において最低の移動速
度となり、続く加速部においては各踏段のベース踏段と
張出踏段とが徐々に離反して伸ばされることにより移動
速度が徐々に速くなる。
【0013】又、可変速牽引装置が配置されてない部
分、即ち加速部から次の減速部までの区間における高速
部においては、各踏段のベース踏段と張出踏段とが離反
して伸ばされたまま進行方向前方の踏段に掛止されて牽
引されることにより高速で移動することとなる。
【0014】この結果、踏段の移動速度を高速化して
も、上階側乗降部と下階側乗降部それぞれの手前の減速
部で移動速度を徐々に遅くし且つ上階側乗降部と下階側
乗降部それぞれの先の加速部で移動速度を徐々に速くす
ることができるため、利用者が各乗降部において容易に
乗り降りすることが可能となる。
【0015】前記エスカレータにおいて、各踏段の張出
踏段に配設された第三車輪の軸端にローラを取り付ける
と共に、該ローラが係合するネジ溝のピッチが長手方向
両端側から中央側に向けて徐々に小さくなるよう形成し
たスクリューロッドを、各乗降部とその前後の水平部所
要範囲に沿って延びるよう、回転駆動可能に配設して可
変速牽引装置を構成すると、スクリューロッドを回転駆
動した場合、各踏段の張出踏段に配設されたローラがス
クリューロッドのネジ溝に順次係合してスクリューロッ
ドの軸方向に牽引され、ネジ溝のピッチが大きな部分で
はローラが高速で牽引される一方、ネジ溝のピッチが小
さな部分ではローラが低速で牽引されることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0017】図1〜図8は本発明を実施する形態の一例
であって、図中、図9〜図11と同一の符号を付した部
分は同一物を表わしており、上階側反転部のスプロケッ
ト2と下階側反転部のスプロケット3に掛け回された無
端状の踏段チェーン4に多数の踏段6を配設し、且つ各
踏段6をその進行方向に伸縮自在となるようベース踏段
6aと張出踏段6bとに分割形成し、ベース踏段6aに
第一車輪8と第二車輪9を、張出踏段6bに第三車輪1
2を、それぞれ配設し、第一車輪8、第二車輪9、第三
車輪12をそれぞれ案内するガイドレール10,11,
13を配設する。
【0018】前記ガイドレール10は、上段第一車輪ガ
イドレール10Aと下段第一車輪ガイドレール10Bと
を備え、上段第一車輪ガイドレール10Aの両端部を上
階側反転部と下階側反転部とにおいてそれぞれ折り返す
ように湾曲させると共に、下段第一車輪ガイドレール1
0Bの両端部を上階側反転部と下階側反転部とにおいて
それぞれ折り返すように湾曲させることにより、無端状
に形成してあり、又、前記ガイドレール11は、上段第
二車輪ガイドレール11Aと下段第二車輪ガイドレール
11Bとを備え、上段第二車輪ガイドレール11Aの両
端部を上階側反転部と下階側反転部とにおいてそれぞれ
折り返すように湾曲させると共に、下段第二車輪ガイド
レール11Bの両端部を上階側反転部と下階側反転部と
においてそれぞれ折り返すように湾曲させることによ
り、無端状に形成してあり、又、前記ガイドレール13
は、上段第三車輪ガイドレール13Aと下段第三車輪ガ
イドレール13Bとを備えている。
【0019】前記踏段6は、図4及び図5に示す如く、
ベース踏段6aの上板部分を櫛歯状に形成すると共に、
張出踏段6bの上板部分を櫛歯状に形成し、両者をスラ
イド自在に係合せしめ、更に、前記ベース踏段6aの上
板部分の先端下面側に、その幅方向へ延びる板状のスト
ッパ6cを固着すると共に、前記張出踏段6bの上板部
分の基端下面側に、その幅方向へ延びる板状のストッパ
6dを固着し、ベース踏段6aに対して張出踏段6bが
抜け落ちることなく、その進行方向に伸縮自在となるよ
うにしてある。
【0020】又、前記踏段6の張出踏段6bにおける第
三車輪12の第三車輪軸14には、図4及び図6に示す
如く、隣接する次の踏段6のベース踏段6aにおける円
弧状に湾曲させたベース背板6eに係合するリンク部材
15を取り付け、前記ベース背板6eには、前記リンク
部材15用のストッパ16,17を設けてある。尚、前
記踏段チェーン4に対しては、図3及び図4に示す如
く、前記第三車輪軸14を所要ピッチで取り付けるよう
にしてある。
【0021】一方、本図示例においては、前記スプロケ
ット2,3は、従来のように駆動系を設けずに単に回転
するのみとし、その代わりに、上階フロア18の下面側
に、水平方向に延びる上階側乗降部とその前後の水平部
所要範囲に亘り各踏段6を移動速度を変更させながら牽
引する可変速牽引装置19を設けると共に、下階フロア
20の下面側に、水平方向に延びる下階側乗降部とその
前後の水平部所要範囲に亘り各踏段6を移動速度を変更
させながら牽引する可変速牽引装置21を設け、前記各
乗降部より進行方向後方の所要範囲を、各踏段6のベー
ス踏段6aと張出踏段6bとが徐々に深く重合して縮め
られることにより移動速度が徐々に遅くなるようにした
減速部とし、前記各乗降部より進行方向前方の所要範囲
を、各踏段6のベース踏段6aと張出踏段6bとが徐々
に離反して伸ばされることにより移動速度が徐々に速く
なるようにした加速部とし、該加速部から次の減速部ま
での区間を、各踏段6のベース踏段6aと張出踏段6b
とが離反して伸ばされたまま進行方向前方の踏段6に掛
止されて牽引されることにより高速で移動するようにし
た高速部として構成してある。尚、図1に示すエスカレ
ータにおいて、上昇運転を行う場合には、上階側乗降部
より図1中左側が減速部に、図1中右側が加速部とな
り、且つ下階側乗降部より図1中左側が減速部に、図1
中右側が加速部となるが、下降運転を行う場合には、逆
に、上階側乗降部より図1中右側が減速部に、図1中左
側が加速部となり、且つ下階側乗降部より図1中右側が
減速部に、図1中左側が加速部となる。
【0022】前記可変速牽引装置19,21は、各踏段
6の張出踏段6bに配設された第三車輪12の第三車輪
軸14軸端にローラ22(図3及び図4参照)を取り付
けると共に、該ローラ22が係合するネジ溝23のピッ
チが長手方向両端側から中央側に向けて徐々に小さくな
るよう形成したスクリューロッド24(図3及び図8参
照)を、図1、図2及び図7に示す如く、各乗降部とそ
の前後の水平部所要範囲に沿って延びるよう、モータ2
5によりチェーン26を介して回転駆動可能に配設して
なる構成を有している。前記スクリューロッド24に形
成されるネジ溝23は、スクリューロッド24の長手方
向両端部において開放されており、前記ローラ22は、
スクリューロッド24の回転と同期してネジ溝23の進
行方向上流側の開放端に差し掛かり順次係合して行く一
方、ネジ溝23の進行方向下流側の開放端から離脱して
行くようになっている。
【0023】尚、減速部から乗降部を経て加速部へ移行
する区間においては、踏段6のベース踏段6aと張出踏
段6bとが重合して縮められることから、踏段チェーン
4は、図4に示す如く、若干たるんだ状態となる。
【0024】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0025】可変速牽引装置19,21のスクリューロ
ッド24をモータ25によりチェーン26を介して回転
駆動すると、各踏段6の張出踏段6bに配設されたロー
ラ22がスクリューロッド24のネジ溝23に順次係合
してスクリューロッド24の軸方向に牽引されるが、ネ
ジ溝23のピッチが大きな部分ではローラ22が高速で
牽引される一方、ネジ溝23のピッチが小さな部分では
ローラ22が低速で牽引されることになるため、各踏段
6は、減速部においてネジ溝23のピッチが小さくなる
につれベース踏段6aと張出踏段6bとが徐々に深く重
合して縮められることにより移動速度が徐々に遅くな
り、上階側乗降部と下階側乗降部において最もネジ溝2
3のピッチが小さくなることにより最低の移動速度とな
り、続く加速部においてはネジ溝23のピッチが大きく
なるにつれ各踏段6のベース踏段6aと張出踏段6bと
が徐々に離反して伸ばされることにより移動速度が徐々
に速くなる。
【0026】又、可変速牽引装置19,21のスクリュ
ーロッド24が配置されてない部分、即ち加速部から次
の減速部までの区間における高速部においては、各踏段
6のベース踏段6aと張出踏段6bとが離反して伸ばさ
れたまま進行方向前方の踏段6に掛止されて牽引される
ことにより高速で移動することとなる。
【0027】この結果、踏段6の移動速度を高速化して
も、上階側乗降部と下階側乗降部それぞれの手前の減速
部で移動速度を徐々に遅くし且つ上階側乗降部と下階側
乗降部それぞれの先の加速部で移動速度を徐々に速くす
ることができるため、利用者が各乗降部において容易に
乗り降りすることが可能となる。
【0028】こうして、踏段6の移動速度を、乗降部で
は低速化し、中間部では高速化することができ、輸送効
率の向上を図り得る。
【0029】尚、本発明のエスカレータは、上述の図示
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のエスカレ
ータによれば、踏段の移動速度を、乗降部では低速化
し、中間部では高速化することができ、輸送効率の向上
を図り得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の側面図である。
【図2】本発明を実施する形態の一例の平面図である。
【図3】図1のIII−III矢視図である。
【図4】図1のIV部拡大図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【図6】図1のVI部拡大図である。
【図7】本発明を実施する形態の一例における可変速牽
引装置の側面図であって、図2のVII−VII矢視相
当図である。
【図8】本発明を実施する形態の一例における可変速牽
引装置の平面図であって、図7のVIII−VIII矢
視相当図である。
【図9】従来例における上階側反転部の概略構成図であ
る。
【図10】従来例における下階側反転部の概略構成図で
ある。
【図11】図9のXI−XI断面図である。
【符号の説明】
2 スプロケット 3 スプロケット 4 踏段チェーン 6 踏段 6a ベース踏段 6b 張出踏段 8 第一車輪 9 第二車輪 10 ガイドレール 11 ガイドレール 12 第三車輪 13 ガイドレール 14 第三車輪軸 19 可変速牽引装置 21 可変速牽引装置 22 ローラ 23 ネジ溝 24 スクリューロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上階側反転部のスプロケットと下階側反
    転部のスプロケットに掛け回された無端状の踏段チェー
    ンに多数の踏段を配設し、且つ各踏段をその進行方向に
    伸縮自在となるようベース踏段と張出踏段とに分割形成
    し、ベース踏段に第一車輪と第二車輪を、張出踏段に第
    三車輪を、それぞれ配設し、第一車輪、第二車輪、第三
    車輪をそれぞれ案内するガイドレールを配設し、水平方
    向に延びる上階側乗降部とその前後の水平部所要範囲に
    亘り各踏段を移動速度を変更させながら牽引する可変速
    牽引装置を設けると共に、水平方向に延びる下階側乗降
    部とその前後の水平部所要範囲に亘り各踏段を移動速度
    を変更させながら牽引する可変速牽引装置を設け、前記
    各乗降部より進行方向後方の所要範囲を、各踏段のベー
    ス踏段と張出踏段とが徐々に深く重合して縮められるこ
    とにより移動速度が徐々に遅くなるようにした減速部と
    し、前記各乗降部より進行方向前方の所要範囲を、各踏
    段のベース踏段と張出踏段とが徐々に離反して伸ばされ
    ることにより移動速度が徐々に速くなるようにした加速
    部とし、該加速部から次の減速部までの区間を、各踏段
    のベース踏段と張出踏段とが離反して伸ばされたまま進
    行方向前方の踏段に掛止されて牽引されることにより高
    速で移動するようにした高速部として構成したことを特
    徴とするエスカレータ。
  2. 【請求項2】 各踏段の張出踏段に配設された第三車輪
    の軸端にローラを取り付けると共に、該ローラが係合す
    るネジ溝のピッチが長手方向両端側から中央側に向けて
    徐々に小さくなるよう形成したスクリューロッドを、各
    乗降部とその前後の水平部所要範囲に沿って延びるよ
    う、回転駆動可能に配設して可変速牽引装置を構成した
    請求項1記載のエスカレータ。
JP23949197A 1997-09-04 1997-09-04 エスカレータ Pending JPH1179640A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002167149A (ja) * 2000-12-01 2002-06-11 Mitsubishi Electric Corp 中間高速エスカレーター
CN104627809A (zh) * 2015-01-03 2015-05-20 孟红琳 自动扶梯预变速装置

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