JPH11793A - 連続圧搾脱水機 - Google Patents
連続圧搾脱水機Info
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- JPH11793A JPH11793A JP16493497A JP16493497A JPH11793A JP H11793 A JPH11793 A JP H11793A JP 16493497 A JP16493497 A JP 16493497A JP 16493497 A JP16493497 A JP 16493497A JP H11793 A JPH11793 A JP H11793A
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- Japan
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/02—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
- B30B9/20—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using rotary pressing members, other than worms or screws, e.g. rollers, rings, discs
- B30B9/202—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using rotary pressing members, other than worms or screws, e.g. rollers, rings, discs with co-operating cones
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外環に内接して互いに軸を傾斜し対面して回
転する二つの広角円錐形瀘過盤の間に形成されるＶ字状
の間隙が一方で最大となり１８０°回転した反対側で最
小となるように作り、前記両瀘過盤のＶ字状間隙最大部
に投入した原料を回転と共にＶ字状間隙を縮小する前記
両瀘過盤によって挟圧脱水し、Ｖ字状間隙最小部の開き
角は脱水ケーキの通過量に応じて増減する従来の連続圧
搾脱水機においては、短い時間と小さな瀘過面積の瀘過
盤では脱水量が少ないので、なるべく水分の少ない原料
を瀘過盤の間に大量供給することが望まれていた。 【解決手段】 本発明による連続圧搾脱水機は、前記瀘
過盤８、９の前記Ｖ字状間隙最大部となる所に近く、前
記外環１に設けた円形開口部１０１に駆動装置によって
回転するスクリュー１０２に外接する原料圧入筒１０３
の内端を装着し、前記原料圧入筒１０３の外端に近く、
前記スクリュー１０２の軸に沿って下半分を残して上半
分を除去した所に、長方形の充分に大きな原料供給口１
０５を固着し、前記原料供給口１０５内に原料供給を援
助するブリッジ防止装置１０４を装着した。
転する二つの広角円錐形瀘過盤の間に形成されるＶ字状
の間隙が一方で最大となり１８０°回転した反対側で最
小となるように作り、前記両瀘過盤のＶ字状間隙最大部
に投入した原料を回転と共にＶ字状間隙を縮小する前記
両瀘過盤によって挟圧脱水し、Ｖ字状間隙最小部の開き
角は脱水ケーキの通過量に応じて増減する従来の連続圧
搾脱水機においては、短い時間と小さな瀘過面積の瀘過
盤では脱水量が少ないので、なるべく水分の少ない原料
を瀘過盤の間に大量供給することが望まれていた。 【解決手段】 本発明による連続圧搾脱水機は、前記瀘
過盤８、９の前記Ｖ字状間隙最大部となる所に近く、前
記外環１に設けた円形開口部１０１に駆動装置によって
回転するスクリュー１０２に外接する原料圧入筒１０３
の内端を装着し、前記原料圧入筒１０３の外端に近く、
前記スクリュー１０２の軸に沿って下半分を残して上半
分を除去した所に、長方形の充分に大きな原料供給口１
０５を固着し、前記原料供給口１０５内に原料供給を援
助するブリッジ防止装置１０４を装着した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続圧搾脱水機、
詳しくは、外環に内接して互いに軸を傾斜し対面して回
転する二つの広角円錐形瀘過盤の間に形成されるＶ字状
の間隙が一方で最大となり１８０°回転した反対側で最
小となるように作り、前記両瀘過盤のＶ字状間隙最大部
に投入した原料を回転と共にＶ字状間隙を縮小する前記
両瀘過盤によって挟圧脱水する連続圧搾脱水機に関す
る。
詳しくは、外環に内接して互いに軸を傾斜し対面して回
転する二つの広角円錐形瀘過盤の間に形成されるＶ字状
の間隙が一方で最大となり１８０°回転した反対側で最
小となるように作り、前記両瀘過盤のＶ字状間隙最大部
に投入した原料を回転と共にＶ字状間隙を縮小する前記
両瀘過盤によって挟圧脱水する連続圧搾脱水機に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】まず、従来の連続圧搾脱水機について図
２及び図３を参照して説明する。図２は従来の連続圧搾
脱水機の両主軸に沿って切断した平面図、図３は図２の
中央対称面を断面とした側面図である。尚、関連技術と
して、特公昭４５−２３４６８号公報の「圧搾力自動調
節連続脱水機」、特公昭５０−２７６２９号公報の「連
続脱水装置」及び特公昭５０−３１３０５号公報の「連
続脱水装置」がある。図２及び図３において、外環１の
内周面は球面の一部となっていて、外環１の中心には内
環２が内環腕３によって一体的に配置されており、内環
２の外周は外環１の内周面と同心の球面の一部を形成し
ている。内環２の中心部に設けられている貫通口４に両
側から主軸５、６の先端が入り、貫通口４の中心に固定
されたセンターピン７により互いに回動できるように連
結されている。主軸５、６には一対の広角円錐形瀘過盤
８、９が回動自在に支持されていて、背後に中空軸１
０、１１が一体的に形成され、中空軸１０、１１は主軸
５、６に嵌合し、嵌合部に軸受１２、１３及び推力軸受
１４、１５が設けられている。瀘過盤８、９の中空軸１
０、１１にはスプロケット１８、１９が一体的に形成さ
れ、更に瀘過盤８、９の円錐状円盤部には、多数の小孔
２０を有する瀘過網８ａ、９ａが装着されている。
２及び図３を参照して説明する。図２は従来の連続圧搾
脱水機の両主軸に沿って切断した平面図、図３は図２の
中央対称面を断面とした側面図である。尚、関連技術と
して、特公昭４５−２３４６８号公報の「圧搾力自動調
節連続脱水機」、特公昭５０−２７６２９号公報の「連
続脱水装置」及び特公昭５０−３１３０５号公報の「連
続脱水装置」がある。図２及び図３において、外環１の
内周面は球面の一部となっていて、外環１の中心には内
環２が内環腕３によって一体的に配置されており、内環
２の外周は外環１の内周面と同心の球面の一部を形成し
ている。内環２の中心部に設けられている貫通口４に両
側から主軸５、６の先端が入り、貫通口４の中心に固定
されたセンターピン７により互いに回動できるように連
結されている。主軸５、６には一対の広角円錐形瀘過盤
８、９が回動自在に支持されていて、背後に中空軸１
０、１１が一体的に形成され、中空軸１０、１１は主軸
５、６に嵌合し、嵌合部に軸受１２、１３及び推力軸受
１４、１５が設けられている。瀘過盤８、９の中空軸１
０、１１にはスプロケット１８、１９が一体的に形成さ
れ、更に瀘過盤８、９の円錐状円盤部には、多数の小孔
２０を有する瀘過網８ａ、９ａが装着されている。
【０００３】前記両瀘過盤８、９間のＶ字状間隙最小部
においては通過する脱水ケーキ（脱水粕）を圧搾脱水す
るためには強大な圧搾力を必要とし、その支持力が前記
主軸５、６に作用し、センターピン７を介して内端を支
持する前記内環２に外力として強大な圧搾力の支持力が
作用する。この支持力による内環の移動を防止するた
め、二つの主軸５、６の外端にそれぞれ図示のＬ字型ア
ーム３０、３１の一端を一体的に固着し、Ｌ字型アーム
３０、３１の他端が前記主軸５、６の揺動軸端４０、４
１となり、油圧装置によって一定の大きな支持力を保持
したままその長さを増減できる連結部材３５を介して互
いに連結されている。この構造によって、強大な圧搾支
持力は前記センターピン７を介して両主軸５、６の引き
合う力となって内環２には外力として作用せず、内環２
の移動は皆無になる。外環１の中央対称面に沿って遊動
するローラー３６のローラー軸３７に等長の二組のリン
ク板３８の一端を連結し、その他端をそれぞれ二つの前
記主軸５、６の揺動軸端４０、４１の連結ピン３９に連
結する。センターピン７とローラー軸３７の二点を共有
（等長）し、他にそれぞれ等長の二辺（等長のセンター
ピン７と揺動軸端４０、４１との距離及び等長のリンク
板３８）を有する二つの三角形は三辺同長の合同にな
る。これによって両瀘過盤８、９のＶ字状間隙の開き角
は常に中央対称面に関して対称に開閉する。４８は原料
投入口、４９は脱水ケーキ排出口である。
においては通過する脱水ケーキ（脱水粕）を圧搾脱水す
るためには強大な圧搾力を必要とし、その支持力が前記
主軸５、６に作用し、センターピン７を介して内端を支
持する前記内環２に外力として強大な圧搾力の支持力が
作用する。この支持力による内環の移動を防止するた
め、二つの主軸５、６の外端にそれぞれ図示のＬ字型ア
ーム３０、３１の一端を一体的に固着し、Ｌ字型アーム
３０、３１の他端が前記主軸５、６の揺動軸端４０、４
１となり、油圧装置によって一定の大きな支持力を保持
したままその長さを増減できる連結部材３５を介して互
いに連結されている。この構造によって、強大な圧搾支
持力は前記センターピン７を介して両主軸５、６の引き
合う力となって内環２には外力として作用せず、内環２
の移動は皆無になる。外環１の中央対称面に沿って遊動
するローラー３６のローラー軸３７に等長の二組のリン
ク板３８の一端を連結し、その他端をそれぞれ二つの前
記主軸５、６の揺動軸端４０、４１の連結ピン３９に連
結する。センターピン７とローラー軸３７の二点を共有
（等長）し、他にそれぞれ等長の二辺（等長のセンター
ピン７と揺動軸端４０、４１との距離及び等長のリンク
板３８）を有する二つの三角形は三辺同長の合同にな
る。これによって両瀘過盤８、９のＶ字状間隙の開き角
は常に中央対称面に関して対称に開閉する。４８は原料
投入口、４９は脱水ケーキ排出口である。
【０００４】両瀘過盤８、９のＶ字状間隙最大部に対応
する位置に設けられた原料投入口４８に投入された原料
は、回転と共にその間隙を縮小する一対の円錐形瀘過盤
８、９によって圧搾脱水され、水分は瀘過盤の背面に流
出し、固形分は瀘過盤の表面に残留水分と共にケーキ状
となって堆積し、Ｖ字状間隙最小部で最大圧搾を受けた
後回転が進み、両瀘過盤の間隙が適当に拡大した位置に
おいてスクレーパ３ａにより脱水ケーキ排出口４９を経
て脱水機の外に放出される。Ｖ字状間隙最小部を通過す
るケーキ状の原料の容積の変動に対しては、両主軸が揺
動して傾斜角を変え、両瀘過盤のＶ字状間隔最小部の間
隔を増減するが、連結部材３５によって常に一定の圧搾
支持力を保持するのである。
する位置に設けられた原料投入口４８に投入された原料
は、回転と共にその間隙を縮小する一対の円錐形瀘過盤
８、９によって圧搾脱水され、水分は瀘過盤の背面に流
出し、固形分は瀘過盤の表面に残留水分と共にケーキ状
となって堆積し、Ｖ字状間隙最小部で最大圧搾を受けた
後回転が進み、両瀘過盤の間隙が適当に拡大した位置に
おいてスクレーパ３ａにより脱水ケーキ排出口４９を経
て脱水機の外に放出される。Ｖ字状間隙最小部を通過す
るケーキ状の原料の容積の変動に対しては、両主軸が揺
動して傾斜角を変え、両瀘過盤のＶ字状間隔最小部の間
隔を増減するが、連結部材３５によって常に一定の圧搾
支持力を保持するのである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図２及び図
３に示される従来の円錐形瀘過盤回転式連続圧搾脱水機
は強力圧搾脱水が最大の長所であるが、瀘過盤の面積が
小さく脱水量が少ないので、特長とする強力圧搾が有効
に作用する低含水率（高濃度）の脱水ケーキ（脱水粕）
を得るためには供給原料は水分の少ないものに限られ
る。水分の多い原料は別の装置で予備脱水して供給され
るが、供給原料はその含水率が供給に必要な原料の流動
性に大きく制約される。例えば、パルプでは含水率８０
％位の予備脱水は容易であるのに流動性が不足するの
で、含水率９０％以上が供給される。又、瀘過盤の最大
間隙部に投入された原料は低含水率（高濃度）ほど少な
い脱水量によっても高脱水率が得られるし、又、両瀘過
盤による挟圧圧搾に対しても滑って逃げる傾向が少な
く、瀘過盤の最小間隙部（ギャップ）を大きく押し開く
ので、瀘過盤の回転数と圧搾の支持力を共に増加するこ
とが可能になり、処理量の倍増と脱水率の大巾アップが
できるのである。しかし、従来の重力による投入供給で
は供給原料の含水率（濃度）は供給に必要な流動性に大
きく制約され、含水率の多い原料に限られる。入口の形
状にもよるが、絶乾量（固形分量）の大量供給は困難で
あるのが欠点である。
３に示される従来の円錐形瀘過盤回転式連続圧搾脱水機
は強力圧搾脱水が最大の長所であるが、瀘過盤の面積が
小さく脱水量が少ないので、特長とする強力圧搾が有効
に作用する低含水率（高濃度）の脱水ケーキ（脱水粕）
を得るためには供給原料は水分の少ないものに限られ
る。水分の多い原料は別の装置で予備脱水して供給され
るが、供給原料はその含水率が供給に必要な原料の流動
性に大きく制約される。例えば、パルプでは含水率８０
％位の予備脱水は容易であるのに流動性が不足するの
で、含水率９０％以上が供給される。又、瀘過盤の最大
間隙部に投入された原料は低含水率（高濃度）ほど少な
い脱水量によっても高脱水率が得られるし、又、両瀘過
盤による挟圧圧搾に対しても滑って逃げる傾向が少な
く、瀘過盤の最小間隙部（ギャップ）を大きく押し開く
ので、瀘過盤の回転数と圧搾の支持力を共に増加するこ
とが可能になり、処理量の倍増と脱水率の大巾アップが
できるのである。しかし、従来の重力による投入供給で
は供給原料の含水率（濃度）は供給に必要な流動性に大
きく制約され、含水率の多い原料に限られる。入口の形
状にもよるが、絶乾量（固形分量）の大量供給は困難で
あるのが欠点である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題を
解消して効率のよい脱水を可能にするために、外環に内
接して互いに軸を傾斜し対面して回転する二つの広角円
錐形瀘過盤の間に形成されるＶ字状の間隙が一方で最大
となり１８０°回転した反対側で最小となるように作
り、前記両瀘過盤のＶ字状間隙最大部に投入した原料を
回転と共にＶ字状間隙を縮小する前記両瀘過盤によって
挟圧脱水し、Ｖ字状間隙最小部の開き角は脱水ケーキの
通過量に応じて増減する連続圧搾脱水機において、前記
瀘過盤の前記Ｖ字状間隙最大部となる所に近く、前記外
環に設けた円形開口部に駆動装置によって回転するスク
リューに外接する原料圧入筒の内端を装着し、前記原料
圧入筒の外端に近く、前記スクリューの軸に沿って下半
分を残して上半分を除去した所に、長方形の充分に大き
な原料供給口を固着し、前記原料供給口内に原料供給を
援助するブリッジ防止装置を装着した連続圧搾脱水機を
提供しようとするものである。
解消して効率のよい脱水を可能にするために、外環に内
接して互いに軸を傾斜し対面して回転する二つの広角円
錐形瀘過盤の間に形成されるＶ字状の間隙が一方で最大
となり１８０°回転した反対側で最小となるように作
り、前記両瀘過盤のＶ字状間隙最大部に投入した原料を
回転と共にＶ字状間隙を縮小する前記両瀘過盤によって
挟圧脱水し、Ｖ字状間隙最小部の開き角は脱水ケーキの
通過量に応じて増減する連続圧搾脱水機において、前記
瀘過盤の前記Ｖ字状間隙最大部となる所に近く、前記外
環に設けた円形開口部に駆動装置によって回転するスク
リューに外接する原料圧入筒の内端を装着し、前記原料
圧入筒の外端に近く、前記スクリューの軸に沿って下半
分を残して上半分を除去した所に、長方形の充分に大き
な原料供給口を固着し、前記原料供給口内に原料供給を
援助するブリッジ防止装置を装着した連続圧搾脱水機を
提供しようとするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明による連続圧搾脱水
機の実施の形態について図１を参照して説明する。図１
は図２及び図３に示す従来の連続圧搾脱水機に、原料圧
入装置を装着した本発明による連続圧搾脱水機の実施の
形態の側面図である。図１において、従来の脱水機の部
分は、図２及び図３によって説明したものと同様で、対
面する一対の円錐形瀘過盤の間にあるＶ字状間隙部を形
成する間隙は、上述のように、一方で最大になり、回転
と共に減少して１８０°回転した反対側で最小になるも
のである。本発明による連続圧搾脱水機は、比較的含水
率の低い（濃度の高い）原料の大量供給を可能にする最
良の手段としてなされたものである。即ち、本発明によ
る連続圧搾脱水機は、前記瀘過盤８、９の前記Ｖ字状間
隙最大部となる所に近く、前記外環１に設けた円形開口
部１０１に駆動装置によって回転するスクリュー１０２
に外接する原料圧入筒１０３の内端を装着し、前記原料
圧入筒１０３の外端に近く、前記スクリュー１０２の軸
に沿って下半分を残して上半分を除去した所に、長方形
の充分に大きい原料供給口１０５を固着し、前記原料供
給口１０５内に原料供給を援助するブリッジ防止装置１
０４を装着したものである。スクリュー１０２に沿った
長方形の充分に大きな原料供給口１０５とその長方形長
辺両側に沿って回転する撹拌棒１０６とを有する供給原
料ブリッジ防止装置１０４によって含水率の低い（濃度
の高い）原料の大量供給が可能になる。例えば、パルプ
（ＬＢＫＰ）に例をとると、表１に示すように、従来の
脱水機では連続供給可能含水率は９０〜９１％である
が、本発明による脱水機では８０％の低含水率の原料供
給が可能になり、その供給量も倍増する。絶乾処理量
は、表１の＊印の通り１．１０ Ton／Hrで、０．１９の
約５．８倍となり、脱水ケーキ含水率は、６２．５％
で、６５．５より向上する。又、ブリッジも無くなり、
圧入によってオーバーフローも皆無になった。
機の実施の形態について図１を参照して説明する。図１
は図２及び図３に示す従来の連続圧搾脱水機に、原料圧
入装置を装着した本発明による連続圧搾脱水機の実施の
形態の側面図である。図１において、従来の脱水機の部
分は、図２及び図３によって説明したものと同様で、対
面する一対の円錐形瀘過盤の間にあるＶ字状間隙部を形
成する間隙は、上述のように、一方で最大になり、回転
と共に減少して１８０°回転した反対側で最小になるも
のである。本発明による連続圧搾脱水機は、比較的含水
率の低い（濃度の高い）原料の大量供給を可能にする最
良の手段としてなされたものである。即ち、本発明によ
る連続圧搾脱水機は、前記瀘過盤８、９の前記Ｖ字状間
隙最大部となる所に近く、前記外環１に設けた円形開口
部１０１に駆動装置によって回転するスクリュー１０２
に外接する原料圧入筒１０３の内端を装着し、前記原料
圧入筒１０３の外端に近く、前記スクリュー１０２の軸
に沿って下半分を残して上半分を除去した所に、長方形
の充分に大きい原料供給口１０５を固着し、前記原料供
給口１０５内に原料供給を援助するブリッジ防止装置１
０４を装着したものである。スクリュー１０２に沿った
長方形の充分に大きな原料供給口１０５とその長方形長
辺両側に沿って回転する撹拌棒１０６とを有する供給原
料ブリッジ防止装置１０４によって含水率の低い（濃度
の高い）原料の大量供給が可能になる。例えば、パルプ
（ＬＢＫＰ）に例をとると、表１に示すように、従来の
脱水機では連続供給可能含水率は９０〜９１％である
が、本発明による脱水機では８０％の低含水率の原料供
給が可能になり、その供給量も倍増する。絶乾処理量
は、表１の＊印の通り１．１０ Ton／Hrで、０．１９の
約５．８倍となり、脱水ケーキ含水率は、６２．５％
で、６５．５より向上する。又、ブリッジも無くなり、
圧入によってオーバーフローも皆無になった。
【０００８】
【表１】
【０００９】
【発明の効果】本発明による連続圧搾脱水機は、上述の
ように構成されており、両瀘過盤内に水分の少ない原料
の大量供給が可能になるので、瀘過盤の回転数を増加
し、圧搾支持力を増大することができて、表１のテスト
データに表示されるように、処理量が倍増し、脱水率も
増大する。
ように構成されており、両瀘過盤内に水分の少ない原料
の大量供給が可能になるので、瀘過盤の回転数を増加
し、圧搾支持力を増大することができて、表１のテスト
データに表示されるように、処理量が倍増し、脱水率も
増大する。
【図１】図２及び図３に示す従来の連続圧搾脱水機に、
原料圧入装置を装着した本発明による連続圧搾脱水機の
実施の形態の側面図である。
原料圧入装置を装着した本発明による連続圧搾脱水機の
実施の形態の側面図である。
【図２】従来の連続圧搾脱水機の両主軸に沿って切断し
た平面図である。
た平面図である。
【図３】図２の中央対称面を断面とした側面図である。
１：外環 ２：内環 ３：内環腕 ５、６：主軸 ７：センターピン ８、９：円錐形瀘過盤 ３０、３１：Ｌ字型アーム ３５：連結部材 ３６：ローラー ３７：ローラー軸 ３８：リンク板 ４８：原料投入口 ４９：脱水ケーキ排出口 １０１：円形開口部 １０２：スクリュー １０３：原料圧入筒 １０４：供給原料ブリッジ防止装置 １０５：原料供給口 １０６：撹拌棒
Claims (1)
- 【請求項１】 外環に内接して互いに軸を傾斜し対面し
て回転する二つの広角円錐形瀘過盤の間に形成されるＶ
字状の間隙が一方で最大となり１８０°回転した反対側
で最小となるように作り、前記両瀘過盤のＶ字状間隙最
大部に投入した原料を回転と共にＶ字状間隙を縮小する
前記両瀘過盤によって挟圧脱水し、Ｖ字状間隙最小部の
開き角は脱水ケーキの通過量に応じて増減する連続圧搾
脱水機において、 前記瀘過盤の前記Ｖ字状間隙最大部となる所に近く、前
記外環に設けた円形開口部に駆動装置によって回転する
スクリューに外接する原料圧入筒の内端を装着し、前記
原料圧入筒の外端に近く、前記スクリューの軸に沿って
下半分を残して上半分を除去した所に、長方形の充分に
大きな原料供給口を固着し、前記原料供給口内に原料供
給を援助するブリッジ防止装置を装着したことを特徴と
する連続圧搾脱水機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16493497A JPH11793A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 連続圧搾脱水機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16493497A JPH11793A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 連続圧搾脱水機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11793A true JPH11793A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15802627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16493497A Pending JPH11793A (ja) | 1997-06-09 | 1997-06-09 | 連続圧搾脱水機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11793A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7351177B2 (en) | 2001-08-23 | 2008-04-01 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg. | Series of gearboxes |
| DE112011105383B4 (de) | 2011-06-27 | 2022-11-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Drossel und Herstellungsverfahren dafür |
-
1997
- 1997-06-09 JP JP16493497A patent/JPH11793A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7351177B2 (en) | 2001-08-23 | 2008-04-01 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg. | Series of gearboxes |
| DE112011105383B4 (de) | 2011-06-27 | 2022-11-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Drossel und Herstellungsverfahren dafür |
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