JPH1179166A - 輸送兼展示箱 - Google Patents
輸送兼展示箱Info
- Publication number
- JPH1179166A JPH1179166A JP9236682A JP23668297A JPH1179166A JP H1179166 A JPH1179166 A JP H1179166A JP 9236682 A JP9236682 A JP 9236682A JP 23668297 A JP23668297 A JP 23668297A JP H1179166 A JPH1179166 A JP H1179166A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- plate
- transport
- display box
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cartons (AREA)
Abstract
納がしにくかったり収納容積が減少化することのないよ
うに、輸送中においては通常の箱であって、店頭展示に
おいて傾斜をつけることのできるように工夫することを
課題とする。 【解決手段】前面板1、背面板3、両側面板2、2、底
面板4を備えた箱において、両側面板2、2下端にそれ
ぞれ互いに重ね合わされる長さの底部フラップ8、8が
形成され、前記底面板4に連設された差込片5の下端部
より適当な高さに、下向き凸状に展示用切込線mが形成
され、展示時には該展示用切込線mに前面板1の下端部
を係合させて、前記底部フラップにより形成される底面
を背面板側に向かって低く傾斜可能にした。
Description
箱に関するものであり、特に展示の際、箱に傾斜をつけ
て見栄えを良くし、箱内部に収納される物品のバランス
を良くした輸送兼展示箱に関するものである。
れ、店頭で販売する際には展示用の箱として使用される
包装箱は各種の構造のものが知られている。展示の際に
おいては箱の上部に表示板をつけたり、箱内に収納され
た物品を見やすくする等といった工夫が必要とされてい
る。たとえば箱に傾斜をつけて、商品を見やすくするた
めに最初から箱の底部に傾斜のついているもの等があっ
た。しかしながら、最初からそのような傾斜をつける
と、物品の収納がしにくかったり収納容積が少なくなっ
たりする不都合があった。
ことによって、物品の収納がしにくかったり収納容積が
減少化することのないように、輸送中においては通常の
箱であって、店頭展示において傾斜をつけることのでき
るように工夫することを課題とする。
面板3、両側面板2、2、底面板4を備えた箱におい
て、両側面板2、2下端にそれぞれ互いに重ね合わされ
る長さの底部フラップ8、8が形成され、前記底面板4
に連設された差込片5の下端部より適当な高さに、下向
き凸状に展示用切込線mが形成され、展示時には該展示
用切込線mに前面板1の下端部を係合させて、前記底部
フラップにより形成される底面を背面板側に向かって低
く傾斜可能にしたことを特徴とする輸送兼展示箱であ
る。
において、前記展示用切込線mが、1箇所形成されてい
る輸送兼展示箱である。
において、前記展示用切込線mが、数箇所形成されてい
る輸送兼展示箱である。
において、前記展示用切込線mが、行方向又は列方向又
は行列方向に形成されている輸送兼展示箱である。
において、前記差込片5両端部に前記展示用切込線mの
両端と同じ高さの展示用ロック部o、oが形成されてい
る輸送兼展示箱である。
において、前記底部フラップ8、8の前面板1と側面板
2、2のつくる角隅部側にロック爪14、14が設けら
れ、前記差込片5の折目fの両端部に輸送用ロック部
n、nが形成されている輸送兼展示箱である。
において、前記背面板3の上端部より適当な高さに表示
板用係止片11が上向き凸状に形成され、前記上蓋板6
を横断する形で下向き凸状の切離線p及びその両端にそ
れに連続する折目q、qが形成され、前記折目q、qに
て該上蓋板6を折り曲げ、その上蓋板6は差込片7を表
示板用係止片11に差し込んで表示板とされる輸送兼展
示箱である。
において、前記前面板1に水平な開封線iが設けられ、
両側面板2、2に前記開封線iに連続した斜めの切離線
j、jが設けられている輸送兼展示箱である。
状に展示用切込線mを形成し、展示時には該展示用切込
線mに前面板1の下端部を係合させて、前記底部フラッ
プにより形成される底面を背面板側に向かって低く傾斜
可能にしたことにより、箱内部の物品を見栄えをよく
し、他の箱と差別化され、人目を引きつける作用があ
る。
に数箇所設け、展示時に前面板1の下端部を係合させる
ことによって、差込片5の2箇所以上にて前面板1の下
端部を水平に保持でき、傾斜させた箱の底部をより安定
させる作用がある。
に数箇所設けることによって、傾斜角度を切込線mの位
置に対応する各種傾斜角度に調節することができる。
向と縦方向に数箇所づつ、設けることによって、箱の底
部をより安定させ、かつ傾斜角度を調節することができ
る。尚、展示用切込線mは一列、もしくは数列のいずれ
でもよい。
両端と同じ高さの展示用ロック部o、oを形成すること
によって、傾斜させた箱の底部をより安定させる作用が
ある。
面板2、2のつくる角隅部側にロック爪14、14を設
け、それぞれ輸送時には差込片5の折目fの両端部に形
成された輸送用ロック部n、nに係合し、展示時には展
示用ロック部o、oに係合することによって、底部フラ
ップ8、8により形成された底面を固定し、物品の重量
に耐えられるよう補強する作用がある。
表示板用係止片11を上向き凸状に形成し、差込片7を
有する上蓋板6には下向き凸状の切離線p及びその両端
にそれに連続する折目q、qを形成し、折目q、qにて
上蓋板6を折り曲げ、その差込片7を表示板用係止片1
1に差し込んで表示板とし、表示板に箱内部の物品の名
称、価格等の情報を印刷することにより、箱内部の物品
の購買意欲を刺激する作用がある。
両側面板2、2に前記開封線iに連続した斜めの切離線
j、jを設けることによって、開封を容易にし、店頭に
て展示する際に前面板1及び両側面板2、2の上部を切
り離すことができ、箱内部の物品を見やすくすることが
できる。
細に説明する。図1は、本発明の紙箱のブランク図であ
り、二重開封線iの入った前面板1、側面板2、2、及
び背面板3が各折目a、a、bを介して連設され、背面
板3には更に外側の側面板2に貼着される貼着板9が折
目cを介して連設されていて、背面板3の上下には更に
差込片7のある上蓋板6と輸送用ロック部n、n、展示
用ロック部o、oの形成された差込片5のある底面板4
が、各折目e、dを介して連設されている。各側面板
2、2にの下部には折目h、hを介して底部フラップ
8、8がある。
n、nは、折目fの両端部に切り込み形成され、同じく
差込片5の両側の展示用ロック部o、oは、一箇所ない
し数箇所に形成される。差込片5は係止片12を備え、
該係止片は下向き凸状の切込線mにより形成され、該切
込線は円弧状もしくは角形状のいずれであってよいが、
円弧状であることが望ましく、一箇所もしくは数箇所で
あってもよい。
止片は上向き凸状に切込線kにより形成され、該凸状は
円弧状もしくは角形状のいずれであってもよい。
込片7が連設され、該上蓋板6の中程に下向き凸状の切
離線pが形成され、該切離線pは断続線状であることが
好ましく、その形状は、円弧状もしくは角形状のいずれ
であってもよい。切離線pの両端に連続して水平方向に
折目q、qが形成される。また、背面板3に必要に応じ
て窓穴10を設けてもよい。
トを箱状に組み立てる際には、貼着板9の一側辺を外側
の側面板2の内側に貼着して扁平状に折り畳んだもの
を、立体状に引き起こし、次いで折目h、hを利用して
底部フラップ8、8を互いに重合するように折込み、引
き続いて底面板4を折目dにて折込み、同様に折目eに
て上蓋部6を折り込み、図2に示す本発明運搬兼展示箱
を形成し、運搬に際して物品を収納するものである。
封線i及び各切離線jにて前面板1の上部および側面板
h、hの上部を切り離し、上蓋部6を開いて下向き凸状
の切離線pの繋ぎ部分を切り離し、折目qにて上蓋板6
を2つに折り、差込片7を上向き凸状の係止片11に差
し込んだ前面側の上蓋板により表示板を形成する。尚、
前記表示板には適宜にその物品の商品情報が印刷表示さ
れている。
前面板の下端部に係合させ、もしくは下端部に必要に応
じて設けた切欠部rに係合させ、第二ロック部o、oを
底部フラップのロック爪14、14に係合させることに
より、底面板を固定するものである。結果として後方に
傾斜した、表示板付き展示箱が形成される。
示す如き効果がある。即ち、最初から箱の底面に傾斜を
つけることなく、物品の収納が容易であり、収納容積が
減少化することがなく、輸送中においては通常の箱であ
って、店頭展示において容易に傾斜をつけることができ
る。
図。
面板 5‥‥差込片 6‥‥上蓋板 7‥‥差込片 8‥‥底部フラップ 9
‥‥貼着板 10‥‥窓穴 11‥‥係止片 12‥‥係止片 13
‥‥凸部 14‥‥ロック爪 a‥‥折目 b‥‥折目 c‥‥折目 d‥‥折目 e
‥‥折目 f‥‥折目 g‥‥折目 h‥‥折目 i‥‥開封線 j‥‥切離線
k‥‥切込線 m‥‥切込線 n‥‥切込状ロック部 o‥‥展示用ロ
ック部 p‥‥切離線 q‥‥折目 r‥‥切欠部 s‥‥切込線
Claims (8)
- 【請求項1】前面板1、背面板3、両側面板2、2、底
面板4を備えた箱において、両側面板2、2下端にそれ
ぞれ互いに重ね合わされる長さの底部フラップ8、8が
形成され、前記底面板4に連設された差込片5の下端部
より適当な高さに、下向き凸状に展示用切込線mが形成
され、展示時には該展示用切込線mに前面板1の下端部
を係合させて、前記底部フラップにより形成される底面
を背面板側に向かって低く傾斜可能にしたことを特徴と
する輸送兼展示箱。 - 【請求項2】前記展示用切込線mが、1箇所形成されて
いる請求項1記載の輸送兼展示箱。 - 【請求項3】前記展示用切込線mが、数箇所形成されて
いる請求項1記載の輸送兼展示箱。 - 【請求項4】前記展示用切込線mが、行方向又は列方向
又は行列方向に形成されている請求項3記載の輸送兼展
示箱。 - 【請求項5】前記差込片5両端部に前記展示用切込線m
の両端と同じ高さの展示用ロック部o、oが形成されて
いる請求項1乃至請求項4記載の輸送兼展示箱。 - 【請求項6】前記底部フラップ8、8の前面板1と側面
板2、2のつくる角隅部側にロック爪14、14が設け
られ、前記差込片5の折目fの両端部に輸送用ロック部
n、nが形成されている請求項1乃至請求項5記載の輸
送兼展示箱。 - 【請求項7】前記背面板3の上端部より適当な高さに表
示板用係止片11が上向き凸状に形成され、差込片7を
有する上蓋板6を横断する形で下向き凸状の切離線p及
びその両端にそれに連続する折目q、qが形成され、前
記折目q、qにて該上蓋板6を折り曲げ、その上蓋板6
は差込片7を表示板用係止片11に差し込んで表示板と
される請求項1乃至請求項6記載の輸送兼展示箱。 - 【請求項8】前記前面板1に水平な開封線iが設けら
れ、両側面板2、2に前記開封線iに連続した斜めの切
離線j、jが設けられている請求項1乃至請求項7記載
の輸送兼展示箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23668297A JP3890693B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 輸送兼展示箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23668297A JP3890693B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 輸送兼展示箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1179166A true JPH1179166A (ja) | 1999-03-23 |
JP3890693B2 JP3890693B2 (ja) | 2007-03-07 |
Family
ID=17004224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23668297A Expired - Fee Related JP3890693B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 輸送兼展示箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3890693B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2883844A1 (fr) * | 2005-04-05 | 2006-10-06 | Saica France Sa | Perfectionnements apportes aux emballages de transport et/ou de presentation dont le contenu peut etre oriente sur le lieu de vente |
JP2011219131A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Toppan Printing Co Ltd | ディスプレイカートン |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP23668297A patent/JP3890693B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2883844A1 (fr) * | 2005-04-05 | 2006-10-06 | Saica France Sa | Perfectionnements apportes aux emballages de transport et/ou de presentation dont le contenu peut etre oriente sur le lieu de vente |
JP2011219131A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Toppan Printing Co Ltd | ディスプレイカートン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3890693B2 (ja) | 2007-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3567014A (en) | Tray for shipping and displaying merchandise | |
US5039002A (en) | Article display case | |
EP2838803B1 (en) | Packaging system | |
US3664494A (en) | Shipping and display containers | |
JP2562446B2 (ja) | 輸送/展示用容器 | |
US20060138020A1 (en) | Product display and support carton | |
US5522574A (en) | Collapsible display stand | |
US4694955A (en) | Display carton | |
US7000773B2 (en) | Product display and support carton | |
JPH1179166A (ja) | 輸送兼展示箱 | |
JPH0454096Y2 (ja) | ||
JP3945111B2 (ja) | 傾斜表示板付の紙箱 | |
JP2004051150A (ja) | ディスプレイ兼用カートン | |
US6935509B2 (en) | Receptacle for tray display | |
JPS609148Y2 (ja) | 支持補強片を備えた展示台兼包装箱 | |
EP0324889A2 (en) | A container for product transport and distribution | |
JPH06329149A (ja) | 傾斜壁付きカートン | |
GB2530339A (en) | Tilting Packaging | |
JP4125049B2 (ja) | 組立式陳列台 | |
JP3044491U (ja) | 展示棚兼用包装箱 | |
JP3623199B2 (ja) | 商品陳列台 | |
JP2571519Y2 (ja) | 包装用箱 | |
JPH0320264Y2 (ja) | ||
JP2003155025A (ja) | 包装箱 | |
JPH0752011Y2 (ja) | 瓶体等の展示兼用輸送箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040617 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061127 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131215 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |