JPH1178345A - 筆記具 - Google Patents
筆記具Info
- Publication number
- JPH1178345A JPH1178345A JP25004097A JP25004097A JPH1178345A JP H1178345 A JPH1178345 A JP H1178345A JP 25004097 A JP25004097 A JP 25004097A JP 25004097 A JP25004097 A JP 25004097A JP H1178345 A JPH1178345 A JP H1178345A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper tube
- cylindrical member
- male thread
- paper
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Pens And Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 再生紙を用いて安価に製造することができ、
表面に文字，図柄等を容易に印刷して意匠性を高めるこ
とのできる筆記具の提供を目的とする。 【構成】 筆記具１は、手で握ることのできる外周部が
交換可能な紙管２で構成されている。
表面に文字，図柄等を容易に印刷して意匠性を高めるこ
とのできる筆記具の提供を目的とする。 【構成】 筆記具１は、手で握ることのできる外周部が
交換可能な紙管２で構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、筆記具に関するもの
である。
である。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、ボールペン等の筆記
具は、その外周が樹脂製，金属製で形成されたものが多
く、汗で滑りやすく、また、使い終わった後の廃棄処分
に環境上の問題を残すものであった。
具は、その外周が樹脂製，金属製で形成されたものが多
く、汗で滑りやすく、また、使い終わった後の廃棄処分
に環境上の問題を残すものであった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、滑りが少なく、容易に
焼却とか再生処理することのできる筆記具を提供せんこ
とを目的とし、その第１の要旨は、手で握ることのでき
る外周部を、交換可能な紙管で構成したことである。ま
た、第２の要旨は、先端の円錐部まで紙管で一体形成し
たことである。
点に鑑み案出したものであって、滑りが少なく、容易に
焼却とか再生処理することのできる筆記具を提供せんこ
とを目的とし、その第１の要旨は、手で握ることのでき
る外周部を、交換可能な紙管で構成したことである。ま
た、第２の要旨は、先端の円錐部まで紙管で一体形成し
たことである。
【０００４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、本例の筆記具の分解斜視図であり、また
図２は、組立状態の外観斜視図である。
する。図１は、本例の筆記具の分解斜視図であり、また
図２は、組立状態の外観斜視図である。
【０００５】図において、筆記具１は、紙管２と、この
紙管２の下端及び上端に取り付けられる部材で構成され
ており、紙管２は再生紙により円筒状に形成したもの
で、この紙管２は紡績工場で使用される糸巻き用の紙管
と同様な製造工程で形成されたものであり、紙製である
ため、その表面には容易に文字とか図柄等を印刷するこ
とができ、文字とか色模様等により意匠性を高めること
ができるものであり、また、記念品等として用いる場合
には紙管２の表面に会社名とか送り主の名前等、種々の
文章等を印刷しておくことができるものである。
紙管２の下端及び上端に取り付けられる部材で構成され
ており、紙管２は再生紙により円筒状に形成したもの
で、この紙管２は紡績工場で使用される糸巻き用の紙管
と同様な製造工程で形成されたものであり、紙製である
ため、その表面には容易に文字とか図柄等を印刷するこ
とができ、文字とか色模様等により意匠性を高めること
ができるものであり、また、記念品等として用いる場合
には紙管２の表面に会社名とか送り主の名前等、種々の
文章等を印刷しておくことができるものである。
【０００６】この紙管２に対し、その下端側には下端筒
部材３が取り付けられるものであり、下端筒部材３は樹
脂等で形成されており、その上部外周には雄ネジ３ａが
形成され、雄ネジ３ａの下部に外方へ突出して鍔部３ｂ
が形成され、先端側には円錐状に円錐部３ｃが形成され
たものとなっており、このような下端筒部材３を紙管２
の下端側に嵌め込んで、紙管２に対し下端筒部材３を前
記雄ネジ３ａを介して螺合状に嵌め込むことにより、前
記紙管２の下端の内周には雄ネジ３ａにより自然に内ネ
ジ２ａが形成されることとなり、強固に紙管２の下端部
に下端筒部材３を取り付けることができ、紙管２の下端
に前記鍔部３ｂが当接状となる。
部材３が取り付けられるものであり、下端筒部材３は樹
脂等で形成されており、その上部外周には雄ネジ３ａが
形成され、雄ネジ３ａの下部に外方へ突出して鍔部３ｂ
が形成され、先端側には円錐状に円錐部３ｃが形成され
たものとなっており、このような下端筒部材３を紙管２
の下端側に嵌め込んで、紙管２に対し下端筒部材３を前
記雄ネジ３ａを介して螺合状に嵌め込むことにより、前
記紙管２の下端の内周には雄ネジ３ａにより自然に内ネ
ジ２ａが形成されることとなり、強固に紙管２の下端部
に下端筒部材３を取り付けることができ、紙管２の下端
に前記鍔部３ｂが当接状となる。
【０００７】なお、この下端筒部材３内にはバネ４を内
装させ、バネ４に対し、先端にペン先部５ａを有するイ
ンク芯５を挿通させて、ペン先部５ａ及びインク芯５を
前記紙管２内を通して下端筒部材３内に通し、ペン先部
５ａを円錐部３ｃから下端側へ突出させることができる
ものであり、また、紙管２の上端側には上端筒部材６が
取り付けられるものである。この上端筒部材６は雄ネジ
６ａが外周に形成されて、この雄ネジ６ａの一部分には
軸方向に凹み状に嵌合凹部６ｂが形成されており、嵌合
凹部６ｂの上部には外方へ突出して鍔部６ｃが一体形成
されており、鍔部６ｃの先端には指で操作可能な操作ボ
タン６ｄが設けられたものとなっている。
装させ、バネ４に対し、先端にペン先部５ａを有するイ
ンク芯５を挿通させて、ペン先部５ａ及びインク芯５を
前記紙管２内を通して下端筒部材３内に通し、ペン先部
５ａを円錐部３ｃから下端側へ突出させることができる
ものであり、また、紙管２の上端側には上端筒部材６が
取り付けられるものである。この上端筒部材６は雄ネジ
６ａが外周に形成されて、この雄ネジ６ａの一部分には
軸方向に凹み状に嵌合凹部６ｂが形成されており、嵌合
凹部６ｂの上部には外方へ突出して鍔部６ｃが一体形成
されており、鍔部６ｃの先端には指で操作可能な操作ボ
タン６ｄが設けられたものとなっている。
【０００８】この上端筒部材６の嵌合凹部６ｂ内に嵌合
される嵌合片７ａを有するクリップ部材７を、予め上端
筒部材６に嵌め付けておき、この状態で上端筒部材６を
紙管２の上端側から内部に差込み、雄ネジ６ａを紙管２
に螺合させてゆくことにより、紙管２の上端内側に内ネ
ジ２ｂが形成されてゆき、上端筒部材６が紙管２の上端
側に強固に取り付けられる。この時に、嵌合片７ａは嵌
合凹部６ｂ内に嵌合されて紙管２の内側に嵌め込まれる
ため、クリップ部材７が上端筒部材６と一体化されて図
２のように紙管２の外側に弾着されるものとなる。
される嵌合片７ａを有するクリップ部材７を、予め上端
筒部材６に嵌め付けておき、この状態で上端筒部材６を
紙管２の上端側から内部に差込み、雄ネジ６ａを紙管２
に螺合させてゆくことにより、紙管２の上端内側に内ネ
ジ２ｂが形成されてゆき、上端筒部材６が紙管２の上端
側に強固に取り付けられる。この時に、嵌合片７ａは嵌
合凹部６ｂ内に嵌合されて紙管２の内側に嵌め込まれる
ため、クリップ部材７が上端筒部材６と一体化されて図
２のように紙管２の外側に弾着されるものとなる。
【０００９】図２のように組付けた状態では、操作ボタ
ン６ｄを押すことにより円錐部３ｃからペン先部５ａを
突出させて一般のボールペンのように使用することがで
き、また、操作ボタン６ｄを再度押圧することにより、
バネ４の付勢力によりペン部５ａを上方側へ収納させる
ことができるものである。
ン６ｄを押すことにより円錐部３ｃからペン先部５ａを
突出させて一般のボールペンのように使用することがで
き、また、操作ボタン６ｄを再度押圧することにより、
バネ４の付勢力によりペン部５ａを上方側へ収納させる
ことができるものである。
【００１０】本例では、手で握ることのできる外周側が
紙管２により構成されているため、長時間紙管２を握っ
て筆記を行う際にも、紙管２は汗を吸い取り、滑りが生
ずることがなく、良好な使用状態を得ることができるも
のである。また、表面側の図柄とか色の異なる紙管２を
多数用意しておけば、適宜紙管２を図柄等の異なるもの
に交換して筆記具１の意匠を変更させ、気分転換を図る
ことができるものとなる。また、紙管２は紙製であるた
め容易に焼却することができ、有害なガスを発生するこ
ともなく、処理が容易なものとなる。また、紙製である
ため容易に再生して再使用することも可能であり、廃棄
処理が地球に優しいものとなる。
紙管２により構成されているため、長時間紙管２を握っ
て筆記を行う際にも、紙管２は汗を吸い取り、滑りが生
ずることがなく、良好な使用状態を得ることができるも
のである。また、表面側の図柄とか色の異なる紙管２を
多数用意しておけば、適宜紙管２を図柄等の異なるもの
に交換して筆記具１の意匠を変更させ、気分転換を図る
ことができるものとなる。また、紙管２は紙製であるた
め容易に焼却することができ、有害なガスを発生するこ
ともなく、処理が容易なものとなる。また、紙製である
ため容易に再生して再使用することも可能であり、廃棄
処理が地球に優しいものとなる。
【００１１】なお、図３は紙管２の変形例を示すもので
あり、図３の紙管２においては、下端側に一体状に円錐
部２ｃを形成させたものであり、円錐部２ｃまで紙製で
一体形成することができて、前記下端筒部材３を省略す
ることができ、より部材を少なくして安価に形成させる
ことができ、また、廃棄処理も部材が少なく極めて容易
なものとなる。なお、図３では、表面に印刷文字２ｄを
施したものを例示しており、例えば結婚式とか記念会場
等において、このような筆記具１を参加者等に配布する
際に、記念となる文字を容易に印刷することができるも
のとなり、任意の文字の印刷が容易に行え、記念品とし
て最適なものとなる。
あり、図３の紙管２においては、下端側に一体状に円錐
部２ｃを形成させたものであり、円錐部２ｃまで紙製で
一体形成することができて、前記下端筒部材３を省略す
ることができ、より部材を少なくして安価に形成させる
ことができ、また、廃棄処理も部材が少なく極めて容易
なものとなる。なお、図３では、表面に印刷文字２ｄを
施したものを例示しており、例えば結婚式とか記念会場
等において、このような筆記具１を参加者等に配布する
際に、記念となる文字を容易に印刷することができるも
のとなり、任意の文字の印刷が容易に行え、記念品とし
て最適なものとなる。
【００１２】
【発明の効果】本発明の筆記具は、手で握ることのでき
る外周部を、交換可能な紙管で構成したことにより、紙
製であるため汗で滑ることがなく、使用勝手が良好なも
のとなり、また、表面側には容易に文字，色，図柄等を
印刷して意匠性を高めることができ、さらに、図柄等の
異なる紙管に適宜交換して気分転換を図ることができ、
また、使用後に、紙製であるため地球環境を悪化させる
ことなく良好に廃棄処理等することができる効果を有す
る。
る外周部を、交換可能な紙管で構成したことにより、紙
製であるため汗で滑ることがなく、使用勝手が良好なも
のとなり、また、表面側には容易に文字，色，図柄等を
印刷して意匠性を高めることができ、さらに、図柄等の
異なる紙管に適宜交換して気分転換を図ることができ、
また、使用後に、紙製であるため地球環境を悪化させる
ことなく良好に廃棄処理等することができる効果を有す
る。
【００１３】また、先端の円錐部まで紙管で一体形成し
たことにより、部材を減少させて安価に筆記具を形成す
ることができ、筆記具の意匠性を高めることができる効
果を有する。
たことにより、部材を減少させて安価に筆記具を形成す
ることができ、筆記具の意匠性を高めることができる効
果を有する。
【図１】筆記具の分解斜視図である。
【図２】図１の部材を組付けた状態の筆記具の外観斜視
図である。
図である。
【図３】筆記具を構成する紙管の変形例を示す斜視構成
図である。
図である。
１ 筆記具 ２ 紙管 ２ａ，２ｂ 内ネジ ２ｃ 円錐部 ２ｄ 印刷文字 ３ 下端筒部材 ３ａ 雄ネジ ３ｂ 鍔部 ３ｃ 円錐部 ４ バネ ５ インク芯 ５ａ ペン先部 ６ 上端筒部材 ６ａ 雄ネジ ６ｂ 嵌合凹部 ７ クリップ部材 ７ａ 嵌合片
Claims (2)
- 【請求項１】 手で握ることのできる外周部を、交換可
能な紙管で構成したことを特徴とする筆記具。 - 【請求項２】 先端の円錐部まで紙管で一体形成したこ
とを特徴とする請求項１に記載の筆記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25004097A JPH1178345A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25004097A JPH1178345A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 筆記具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1178345A true JPH1178345A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17201938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25004097A Pending JPH1178345A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 筆記具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1178345A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101062694B1 (ko) * | 2008-10-29 | 2011-09-14 | 오휘진 | 시트를 구비한 필기구 |
| KR101379731B1 (ko) * | 2008-10-29 | 2014-03-28 | 오휘진 | 필기구 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP25004097A patent/JPH1178345A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101062694B1 (ko) * | 2008-10-29 | 2011-09-14 | 오휘진 | 시트를 구비한 필기구 |
| KR101379731B1 (ko) * | 2008-10-29 | 2014-03-28 | 오휘진 | 필기구 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040730 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060919 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070130 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |