JPH1174830A - 移動局の動態管理システム - Google Patents

移動局の動態管理システム

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JPH1174830A
JPH1174830A JP23233997A JP23233997A JPH1174830A JP H1174830 A JPH1174830 A JP H1174830A JP 23233997 A JP23233997 A JP 23233997A JP 23233997 A JP23233997 A JP 23233997A JP H1174830 A JPH1174830 A JP H1174830A
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JP
Japan
Prior art keywords
mobile station
station
data
telephone
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP23233997A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukitoshi Furukawa
幸利 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Denshi KK filed Critical Hitachi Denshi KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動局の動態管理システムにおいて、システ
ムの運用のために必要なデータを移動局から通話回線を
介してパソコン端末へ送信し、パソコン端末により当該
データを処理することにより、小規模で安価なシステム
構成で移動局の動態を管理できるようにする。 【解決手段】 音声帯域でデータを送受信できる手段を
有する移動局と汎用のパソコン端末で構成され、小規模
で安価なシステム構成で移動局の動態の管理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広範囲に移動する
移動局の動態管理を行う移動局動態管理システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動局動態管理システム
においては、移動局は基地局からの電波に含まれるデー
タにより自局がどの基地局の制御下にあるかを把握して
いる。一方、基地局は制御局によりコントロールされて
送受信動作を行い、移動局に対し制御局の指令を伝えた
り、移動局の状態データ等を制御局に伝送する。また、
制御局は自局に接続されている複数の基地局をコントロ
ールし、システムを運用しているが、従来、単独で運用
するように構成されていたため、その他の制御局の状態
を把握することはできなかった。その役割を果たすのが
監視局であって、同一システム内における複数の制御局
と接続され、制御局から送られるデータにより全システ
ムを監視していた。従来は、この監視局により、常に移
動する移動局がどのゾーンの制御局の管理する基地局の
エリアに属しているかを、システム全体に渡って把握す
ることが可能であり、またシステムの運用状態を把握す
るには、監視局装置に備え付けられたインターフェイス
を利用し、そこにモニタを行わせる端末等を用いてモニ
タすることで、システム制御手順の監視を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のシステム
では、監視局を設置、運用するためには、制御局とのプ
ロトコル、インターフェイスを考慮した設計が必要であ
り、制御局、基地局との同時期に開発、運用を開始する
必要があった。また、監視局は複数の制御局に接続さ
れ、システム運用の監視を行う装置であるため、監視局
の設置を行う場合、インターフェイスの接続等が必要で
あり、制御局を停止し作業を行うため、システム全体を
停止しなくてはならない。制御局の増設を行う場合で
も、監視局のソフトウェアの変更が必要となり、同様の
問題を招来していた。また、システム全体が大規模で高
価格となる問題も有った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの課題
を解決する手段として、複数に存在する制御局を監視す
る監視局は設けず、通話回線内でのシステム制御手順が
存在しないことに着目し、特定の電話機、もしくは移動
局の送受信音声ラインにパソコンを接続し、パソコンと
移動局とに音声帯域内でのデータ送受信が行える手段を
設けることによって、通話回線成立後、データのやり取
りをパソコンと移動局間で実行させ、パソコンはその手
順により得られた移動局のデータをもとに管理を行うよ
うにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1により説
明する。図1において、1は制御局で、移動局、電話機
からの上りデータを基地局、電話交換機より受け、シス
テムを適切な状態に保つための判断を行う装置である。
2,3は基地局で、制御局1に接続されており、常に一
定の周期で自分の基地局データを移動局に対して送信す
る。また、制御局が判断した結果の下りデータを移動局
に送信したり、移動局からの通話接続要求等の上りデー
タを制御局へ送信し、制御局と移動局間のデータの中継
も行う装置である。4は移動局で、基地局2,3からの
電波を補足できる場合、基地局に対して所定の移動局番
号を送信し、制御局1に登録されることで制御局1の管
理下におかれ、同一基地局内、他基地局内のエリアにい
る移動局、他の制御局の管理下にある移動局、電話交換
機に接続されている電話機と通話を行うことができる。
5は移動局で、移動局4と同じ機能を有し、さらに動態
管理を行うシステム用のソフトウェアの組み込み、及び
音声帯域でのデータ伝送としてダイヤルトーンを送受信
できるICを実装している。
【0006】本実施例では、音声帯域でのデータ送受信
信号として、ダイヤルトーンを利用しているが、本発明
はこれに限定されるものではなく、音声帯域を使用して
データの送受信ができる信号であれば良い。6,7は電
話交換機で、制御局1と接続され、制御局1が判断した
結果の下りデータを電話機に送信したり、電話機からの
通話接続要求の上りデータを制御局1へ送信し、制御局
と電話機間のデータの中継を行う装置である。また、電
話交換機同士を並列に接続することで、離れた場所に電
話を設置することもできる。8,9,10は電話機で、
特定の移動局や電話機同士で通話を行うことができる。
11は制御器で、電話機8に接続されたパソコンであ
り、電話機8への呼出を自動で応答する機能と、通話回
線確定後に移動局5から送られてくるダイヤルトーンデ
ータの解析、及び情報の表示ができる機能を有する装置
である。12は通信システムで、上記1から10までの
装置と同じ構成、同じ機能、同じ性能を持ったシステム
である。1から10に属している移動局、電話機は相互
に通話することが可能であり、このシステム12の組み
合わせを増やしていくことで広範囲のエリアでの通話シ
ステムの展開が行えるようになる。
【0007】次に、本システムの移動局が、制御局に登
録されるまでの動作を説明する。制御局1、基地局2、
及び電話交換機6が正常に動いている状態で、移動局4
の電源を投入する。移動局は直ちに基地局から一定周期
で送信される電波の補足動作に移行する。基地局2から
の電波がもっとも強く受信されるとし、移動局4は基地
局2の下り信号に同期をとり、「自局が基地局2の電波
を受信している」という情報を基地局2に対して送信す
る。これを受けた基地局2は、制御局1に対して指示を
仰ぎ、制御局1の了解を得たならば基地局2から移動局
に対して応答の信号を返送し、移動局4は制御局1が管
理するゾーンに登録したことになる。この一連の動作が
完了していない移動局は、制御局で判断できないため、
他の移動局、電話機からの呼出があった場合でも呼出さ
れることはない。続いて、通話までの動作を仮に移動局
4が電話機9を呼出す場合で説明する。移動局4は電話
機9のダイヤル番号を入力し送信を行う。基地局2はこ
れを制御局1に渡し、制御局1は電話機9に対する移動
局4の呼出であることを判断すると、電話交換機6に電
話機9を呼出すように指示を出す。電話交換機6により
電話機9が呼出され、これにより通話回線が確定するこ
とになる。電話機9が応答するまで相手を呼出中である
というリングバックトーンを制御器1、基地局2を介し
て移動局4に送信する。電話機9が応答すれば、移動局
4と電話機9との通話が可能となる。
【0008】次に、制御器11を用いた移動局5の動態
管理のシステムについて説明する。移動局5には予め電
話機8の呼出番号を内部のメモリに登録しておく。ま
ず、移動局5の電源を投入してから、制御局1に対して
登録されるまでの動作は、既設の運用システムに従って
上述の説明と同様にして行う。その後に、移動局5は専
用に組み込まれたソフトウェアプログラムの制御によ
り、電話機8に対して自動的に呼出を行う。呼出の手順
も上述の説明と同様である。ここで、電話機8に接続さ
れた制御器11が、電話機8の代わりに自動的に応答
し、応答したことを呼出した移動局5に知らせるために
ダイヤルトーンデータを送信する。移動局5は、このデ
ータを解析し、制御器11からの応答がとれたことを認
識し、自局がどの制御局の管理する基地局に登録してい
るか、また、現在移動局がどういう状態にあるかをダイ
ヤルトーンデータで送信する。制御器11はデータを解
析し、正常にデータとして受信したならば、受信完了の
データをダイヤルトーンデータで送信し終話動作へと移
行する。同時に、移動局5もダイヤルトーンデータ受信
を完了すると終話動作に移行する。終話動作についても
既設の運用システムの手順に従い行われる。さらに、制
御器11は受信したデータから、移動局が現在どの制御
局の管理する基地局に登録しており、どのような状態に
あるかを画面にわかりやすく表示を行う。
【0009】他の例として、移動局5が制御局1の管理
するゾーンからシステム12の制御局が管理するゾーン
へと移動した場合の動作について説明する。移動局5が
移動し、システム12の制御局が管理するゾーンの電波
を受信すると、システム12の制御局への登録動作を先
ほど述べた動作と同様にして行う。次に、自動的に電話
機8の呼出しを行い、ダイヤルトーンによるデータの送
受信を行う。基地局の設置されている場所は固定である
ので、制御器11は記憶している先ほどまで受信されて
いたデータと最新のデータを比較することにより、移動
局5が移動した経路と移動にかかった時間等を特定する
ことができる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ステム上に複数に存在する制御局と接続され監視を行う
監視局が無くても、次のように構成することにより、小
規模かつ安価なシステム構成で、移動局の動態管理を行
うことができる。即ち、移動局は、基地局から送信され
る制御局、基地局番号データに対し、移動局番号データ
を所在する基地局へ送信し、基地局に登録されるまでの
一連の動作によって得られる制御局、基地局情報を利用
し、その情報の更新を移動局内部で行ったときに、特定
の移動局若しくは電話機に対して自動で呼出しを行い、
通話回線が確立してからの音声帯域でデータ送受信を行
うように構成することによって、汎用のパソコンで移動
局のデータを処理することができる。また、汎用のパソ
コンを用いることにより、市販のハードウェア、ソフト
ウェアの利用が可能であり、短期間での開発を実現で
き、小規模で安価なシステムで移動局の動態を管理する
ことができる。さらに、実運用のシステム制御手順に影
響のない通話回線において、データ送受信を行うように
することで、システムの増設や保守を行う場合でも、シ
ステムの運用を停止させたり実害を与えること無く容易
に行うことができる。しかも、移動局からのデータを直
接管理するので、基地局、制御局の増減にはまったく関
係なく管理することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1:制御局、 2,3:基地局、
4,5:移動局、 6,7:電話交換
機、8〜10:電話機、 11:制御
器、12:通信システム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御局と、制御局により制御される複数
    の基地局、該基地局からの電波を受信して基地局に対し
    所定の番号データを送信し制御局に登録されることで通
    話が可能になる移動局と、制御局に接続された電話交換
    機とで構成されるシステムを複数有する移動局の動態管
    理システムにおいて、 動態管理すべき第1の移動局から予め決められた第2の
    移動局若しくは電話機に対してデータを送ることによ
    り、移動局の動態管理を行うように構成したことを特徴
    とする移動局の動態管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動局の動態管理シス
    テムにおいて、 上記第1の移動局は、電源を投入したとき若しくは他の
    基地局ゾーンに移動したとき、基地局からの電波に含ま
    れるデータにより複数の基地局のうち電波を受信した基
    地局を検知し、該検知した基地局に対し所定の移動局番
    号データを送信した後、自動的に上記第2の移動局若し
    くは電話機に対して呼出を行い、通話回線を介してデー
    タを送信することを特徴とする移動局の動態管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の移動局の動態システム
    において、 上記特定の呼出先の第2の移動局もしくは電話機にパソ
    コンを接続しておき、データの送受信を呼出した側の第
    1の移動局と行い、該第1の移動局が把握している位
    置、状態のデータを上記パソコンに送信し、パソコン側
    で解析、表示、保存の処理を行うことを特徴とする移動
    局の動態管理システム。
JP23233997A 1997-08-28 1997-08-28 移動局の動態管理システム Pending JPH1174830A (ja)

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