JPH1168883A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JPH1168883A
JPH1168883A JP10160311A JP16031198A JPH1168883A JP H1168883 A JPH1168883 A JP H1168883A JP 10160311 A JP10160311 A JP 10160311A JP 16031198 A JP16031198 A JP 16031198A JP H1168883 A JPH1168883 A JP H1168883A
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勝博 大内
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    • F02P5/145Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using electrical means
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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  • Communication Control (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも1つ以上の入力される制御信号を
送信部がシリアル通信により伝送する通信制御装置にお
いて、目標とする動作タイミングに対して実際の動作タ
イミングのずれを小さくする。 【解決手段】 パラレルに入力される制御信号を監視
し、何れかの制御信号の変化を検出すると送出部20に
送出制御指令21bを出力する状態変化検出部21を設
ける。制御信号の変化を検出した時刻から、送出部20
がシリアル信号の送出を開始するまでの間に待機時間t
を設けると共に、制御対象を動作させる所望の時刻を有
する制御信号に対しては、状態変化検出部21は前記所
望の時刻よりも通信時間T及び待機時間tの和の分だけ
早いタイミングで送出制御指令21bを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つ以上の入力し
た信号、例えばパラレルに入力した制御信号を、送出部
が被制御部へシリアル通信で伝送する通信制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】通信線を介してユニット間の通信を行う
技術は、例えば特公平7−22431号公報、特開平6
−276570号公報に開示されている。図10に、従
来の通信制御装置のブロック構成図を例示する。従来の
通信制御装置100は、制御部110と、送出部120
と、シリアル伝送路130と、受信部140と、被制御
部150と、を備えて構成されている。
【0003】制御部110は、各種の入力に基づいて被
制御部150側の動作を制御するための複数の制御信号
を複数の出力ポート(出力ポート0〜N)に出力する。
複数の出力ポートに出力される複数の制御信号は、被制
御部150側に設けられている図示しない複数の制御対
象機器等に対する制御情報である。制御部110は、例
えば、第1の出力ポートに第1の制御対象機器等のオン
・オフ動作等を指令するための信号を出力し、第2の出
力ポートに第2の制御対象機器等のオン・オフ動作を指
令するための信号を出力し、第3,第4の出力ポートに
第3の制御対象機器等に対して4種類の動作状態を指令
するための信号を出力し、他の複数の出力ポートに他の
制御対象機器等に対して制御すべき値を出力する。
【0004】送出部120は、制御部110の出力ポー
トから出力される複数の制御信号を常時監視しており、
何れかの出力ポートの出力状態に変化が生じると全出力
ポートの出力をラッチし、ラッチした全出力ポートの出
力を直列ビット信号へ変換してパラレル/シリアル変換
し、予め設定されているデータ伝送速度でシリアル伝送
路130へ出力する。
【0005】送出部120は、シリアル信号の送出を行
なっていないアイドル状態(通信待機状態)に出力ポー
トの出力状態に変化が生じた場合は、直ちに出力ポート
の状態をラッチしてシリアル信号の送出を行なう。送出
部120は、シリアル信号の送出中に出力ポートの出力
状態に変化が生じた場合は、現在送出中のシリアル信号
の送出が完了した時点で出力ポートの状態をラッチして
シリアル信号の送出を行なう。
【0006】受信部140は、シリアル伝送された全出
力ポートの状態を受信し、シリアル−パラレル変換を行
なって得た複数の制御信号を被制御部150へ並列に出
力する。これにより、制御部110の出力ポートの状態
が被制御部150へ転送される。被制御部150側は、
受信部140から供給される複数の制御信号に基づいて
複数の制御対象機器等の動作を制御する。
【0007】図10に示した通信制御装置100は、複
数の出力ポートの状態をシリアル伝送する構成としてい
るので、制御部110側と被制御部150側との間を1
本又は1対の線路で接続することで、制御部110側の
複数の出力ポートの状態を被制御部150側へ転送する
ことができる。
【0008】しかしながら、制御部110側の出力ポー
トの状態をシリアル通信で被制御部150側へ転送する
構成では、制御部110側で新たな制御信号を出力した
時点から新たな制御信号が被制御部150側へ転送され
るまでに少なくともシリアル通信に要する時間(T)分
の遅れを生ずる。例えば、制御部110がエンジンの点
火制御,燃料噴射制御等を行なう電子制御ユニットであ
り、被制御部150が電子式点火装置,燃料噴射装置で
ある場合、制御部110側が目標とする点火タイミング
に点火制御信号を出力しても被制御部150側で実際に
点火がなされるタイミングは少なくともシリアル通信に
要する時間(T)分の遅れを生じてしまう。そこで、従
来の通信制御装置100では、シリアル通信に要する時
間分の遅延が許容できない制御項目の制御信号について
は、制御部110側で目標とするタイミングよりもシリ
アル通信に要する時間分だけ早いタイミングで制御信号
を出力するようにしている。
【0009】図11は従来の通信制御装置の動作を示す
タイムチャートである。図11は、点火制御動作を例に
従来の通信制御装置の動作を示したものである。制御部
110は、例えばクランク軸回転角度センサ等(図示し
ない)からの入力信号に基づいてクランク軸の回転速度
ならびにクランク軸の回転角度を演算するとともに、目
標とする点火タイミングを演算する。そして、制御部1
10は、図11(a)に示すように、目標とする点火タ
イミングに対してシリアル通信に要する時間Tの分だけ
早いタイミング(遅れ補正)で、制御信号である点火制
御信号を所定の出力ポートへ出力する。
【0010】送出部120は、図11(a)に示す点火
制御信号がローレベルからハイレベルに変化したことを
検出すると、全出力ポートの出力状態をラッチし、ラッ
チした各出力ポートの状態をシリアル伝送する。シリア
ル伝送のデータ長,データ伝送速度は予め設定されてい
るので、図11(b)に示す通信時間Tは一定である。
受信部140は、送出部120から送出された一連のデ
ータを受信し、シリアル信号をパラレル信号へ変換して
出力する。この結果、制御部110側で点火制御信号を
出力した時点から通信時間Tが経過した時点で、図11
(c)に示すように、受信部140から点火制御信号に
基づく点火出力が被制御部150側へ供給され、被制御
部150内の点火装置による点火がなされる。
【0011】制御部110は、目標とする点火タイミン
グに対してシリアル通信に要する時間分だけ早いタイミ
ングで点火制御信号を所定の出力ポートへ出力している
ので、目標とする点火タイミングに点火を行なうことが
できる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図12は従来の通信制
御装置の課題を説明するためのタイムチャートである。
従来の通信制御装置100において制御部110は、シ
リアル通信に要する時間Tを考慮して目標点火タイミン
グよりも時間Tだけ早く点火制御信号を出力するが、図
12(a)に示す点火制御信号の出力時点よりも前に、
図12(b)に示すように他の制御信号が出力された場
合(出力ポートの状態に変化が生じた場合)、送出部1
20は他の制御信号の変化を検出してシリアル通信を開
始する。このため、他の制御信号の変化に基づくシリア
ル通信中に点火制御信号の送出制御指令が出力されて
も、この点火制御信号を含む新たな出力ポートの状態が
送信されるのは、先のシリアル通信が終了した時点とな
る(図12(c)参照)。この結果、被制御部150へ
点火出力が供給されて実際の点火動作がなされるタイミ
ングは、図12(d)に示すように、目標点火タイミン
グに対して遅れを生ずる。この目標点火タイミングから
の遅れ時間の最大値はシリアル通信に要する通信時間T
である。
【0013】このように、従来の通信制御装置100で
は、制御部110側の新たな出力ポート状態が被制御部
150側へ伝送されるまでに最大で通信時間Tの遅れを
生ずる。よって、制御部110から出力された制御信号
が受信部140から被制御部150へ供給されるタイミ
ング(時刻)のバラツキは0以上、通信時間T以下とな
る。この結果、例えばエンジンの点火タイミング制御等
においては、目標とするタイミングに対して実際の動作
タイミングが最大で通信時間Tばらつくことになる。
【0014】この発明はこのような課題を解決するため
になされたもので、制御部から送出部を介して被制御部
へシリアル通信を介して制御信号を伝送する通信制御装
置において、目標とする動作タイミングに対して実際の
動作タイミングのずれを小さくすることができる通信制
御装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の通信制御装置
では、少なくとも1つ以上の入力される制御信号を監視
し、何れかの制御信号の変化を検出すると送出制御指令
を出力する状態変化検出部と、状態変化検出部からの送
出制御指令に従って指令受信時刻での制御信号をシリア
ル伝送路に送出する送出部と、シリアル伝送路からシリ
アル信号を受信して制御対象を動作させる被制御部と、
を備えてなる通信制御装置であって、制御信号の変化を
検出した時刻から、送出部がシリアル信号の送出を開始
するまでの間に待機時間(t)を設けると共に、制御対
象を動作させる所望の時刻を有する制御信号に対して
は、状態変化検出部は前記所望の時刻よりも通信時間
(T)及び待機時間(t)の和の分だけ早いタイミング
で送出制御指令を出力することを特徴とする。
【0016】待機時間(t)を状態変化検出部側に設け
てもよく、送出部側に設けてもよい。即ち、制御信号の
変化に対して状態変化検出部は待機時間(t)だけ待っ
てから送出制御指令を出力し、送出部は直ちにシリアル
信号を送出開始してもよい。また、制御信号の変化に対
して状態変化検出部は直ちに送出制御指令を出力し、送
出部は待機時間(t)だけ待ってからシリアル信号を送
出開始してもよい。
【0017】請求項2では、請求項1記載の通信制御装
置において、或る制御信号の変化を検出した時刻から待
機時間(t)だけ経過した時刻において、それ以前の制
御信号の変化による送出動作が継続していた場合には該
継続中の送出動作の完了と共に、前記或る制御信号の変
化による送出動作を開始することを特徴とする。
【0018】請求項3では、請求項1記載の通信制御装
置において、或る制御信号の変化を検出した時刻におい
て、それ以前の制御信号の変化による送出動作が継続し
ていた場合には該継続中の送出動作の完了と共に、前記
或る制御信号の変化による送出動作を開始することを特
徴とする。
【0019】請求項1〜3記載の通信制御装置におい
て、待機時間(t)は、通信時間(T)の半分の時間と
してもよい。請求項1〜3記載の通信制御装置におい
て、待機時間(t)は、通信時間(T)の半分の時間よ
りも大きく通信時間(T)以下の時間としてもよい。
【0020】請求項6では、少なくとも1つ以上の入力
される制御信号を監視し、何れかの制御信号の変化を検
出すると送出制御指令を出力する状態変化検出部と、状
態変化検出部からの送出制御指令に従って指令受信時刻
での制御信号をシリアル伝送路に送出する送出部と、シ
リアル伝送路からシリアル信号を受信して制御対象を動
作させる被制御部と、を備えてなる通信制御装置におい
て、制御信号の変化を検出した場合に、該制御信号に対
応する被制御対象の所望動作時刻が存在するときには、
前記所望動作時刻よりも前に他の制御信号の変化による
送出動作を抑止する抑止時間を設け、抑止時間は通信時
間(T)よりも大きく、通信時間(T)の2倍よりも小
さいことを特徴とする。抑止時間を状態変化検出部側に
設けてもよく、送出部側に設けてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る通信
制御装置のブロック構成図である。この通信制御装置1
は、制御部10と、送出部20と、状態変化検出部を構
成する状態変化検出回路21と、シリアル伝送路30
と、受信部40と、被制御部50とを備えてなる。
【0022】制御部10は、各種の入力信号に基づいて
被制御部50側の動作を制御するための複数の制御信号
を複数の出力ポート(出力ポート0〜N)に出力する。
複数の出力ポートに出力される複数の制御信号は、被制
御部50側に設けられている図示しない複数の制御対象
機器等に対する制御情報である。制御部10は、例え
ば、第1の出力ポートに第1の制御対象機器等のオン・
オフ動作等を指令するための信号を出力し、第2の出力
ポートに第2の制御対象機器等のオン・オフ動作を指令
するための信号を出力し、第3,第4の出力ポートに第
3の制御対象機器等に対して4種類の動作状態を指令す
るための信号を出力し、他の複数の出力ポートに他の制
御対象機器等に対して制御すべき値を出力する。
【0023】状態変化検出部21は、少なくとも1つ以
上の入力される制御信号を監視し、例えばパラレルに入
力される制御信号を監視し、何れかの制御信号の変化を
検出すると送出部20に送出制御指令21bを出力す
る。制御信号の変化を検出した時刻から、送出部20が
シリアル信号の送出を開始するまでの間に待機時間t
が、状態変化検出部21または送出部20によって設定
され設けられている。また、制御対象を動作させる所望
の時刻を有する制御信号に対しては、制御部10は前記
所望の時刻よりも通信時間T及び待機時間tの和の分
(T+t)だけ早いタイミングで前記制御信号を出力す
る。
【0024】状態変化検出部21は、送信制御回路23
から出力されるアイドル状態/送信中信号23aがアイ
ドル状態を示している場合に出力ポートの出力状態の変
化を検出したときは、最初の変化を検出した時点から待
機時間tが経過した時刻にラッチ信号21aを出力し、
次いで送出制御指令21bを出力する。状態変化検出部
21は、アイドル状態/送信中信号23aが送信中(シ
リアル通信中)であることを示している場合に出力ポー
トの出力状態に変化を検出したときは、アイドル状態/
送信中信号23aがアイドル状態となった時(通信が終
了した時)にラッチ信号21aを出力し、次いで送出制
御指令21bを出力する。
【0025】送出部20は、データラッチ回路22と送
信制御回路23とを備える。データラッチ回路22は、
状態変化検出部21からラッチ信号21aが供給された
時に、当該時点で制御部10の出力ポートに出力されて
いる複数の制御信号をラッチする。ラッチされた複数の
制御信号は送信制御回路23へ供給される。
【0026】送信制御回路23は、状態変化検出部21
から送出制御指令21bが供給されると、データラッチ
回路22にラッチされている複数の制御信号を直列ビッ
ト信号へ変換するとともに、直列ビット信号の前後にス
タートビット,ストップビット等のキャラクタ同期をと
るための情報を付加して、予め設定されているデータ伝
送速度でシリアル伝送路30へ送出する。送信制御回路
23は、シリアル通信を行っていないアイドル状態では
アイドル状態を示すアイドル状態/送信中信号23aを
出力し、シリアル通信中はシリアル通信中であることを
示すアイドル状態/送信中信号23aを出力する。シリ
アル伝送路30は1本または1対の通信線路で構成して
いる。
【0027】受信部40は、シリアル伝送された信号を
受信し、シリアル/パラレル変換を行なって得た複数の
制御信号を被制御部50へ並列に出力する。これによ
り、制御部10の出力ポートの状態が被制御部50へ転
送される。被制御部50側は、受信部40から供給され
る複数の制御信号に基づいて複数の制御対象機器等の動
作を制御する。
【0028】図2〜図4は図1に示した通信制御装置の
動作を示すタイムチャートである。ここでは、制御対象
機器の動作タイミングが遅延することが望ましくない制
御項目の制御信号として、点火制御信号を例示してい
る。図2は点火制御信号と他の制御信号との間に競合が
生じない場合を示している。制御部10は、図2(a)
に示すように、目標点火タイミングよりも通信時間T及
び待機時間tの和の分(T+t)だけ早いタイミングで
点火制御信号を出力する。例えば1.5倍(1.5T)
早いタイミングで出力する。この点火制御信号を出力し
た時点では送出部20がアイドル状態であり、かつ、こ
の点火制御信号を出力した時点から待機時間tだけ早い
時点までの間に、送出制御指令の出力がない場合、送出
部20は点火制御信号が出力された時点から待機時間t
が経過した時刻で、複数の出力ポートの状態をラッチ
し、シリアル伝送を開始する。シリアル伝送に要する通
信時間Tが経過した時点で、図2(c)に示すように、
受信部40から点火出力が被制御部50へ供給される。
よって、目標とする点火タイミングに点火出力が供給さ
れ、目標とする点火タイミングで点火動作がなされる。
このように、点火制御信号と他の制御信号との間に競合
が生じない場合は、目標とする点火タイミングと実際の
点火タイミングとの間に時間的なずれは生じない。
【0029】図3は、他の制御信号に変化を生じた時点
から待機時間tが経過する以前に点火制御信号が出力さ
れた場合を示している。図3(b)および図3(a)に
示すように、制御部10が他の制御信号について新たな
状態を出力した時点から待機時間tが経過する以前に点
火制御信号が出力された場合、送出部20は図3(b)
に示す他の制御信号の状態変化を検出した時点から待機
時間tが経過した時刻に点火制御信号を含む全ての制御
信号をラッチし、ラッチした制御信号をシリアル通信す
る。制御部10は、点火制御信号を目標点火タイミング
よりも例えば通信時間Tの1.5倍(1.5T)早いタ
イミングで出力しているので、図3(d)に示すように
点火出力は目標点火タイミングよりも早い時点で出力さ
れる。このため、実際の点火タイミングが目標点火タイ
ミングよりも早くなる進み誤差を生ずる。他の制御信号
の変化に基づいて各制御信号がラッチされる時点の直前
に点火制御信号が出力された場合に、点火タイミングの
進み誤差が最大となる。この進み誤差の最大値は通信時
間Tの1/2である。
【0030】図4は、他の制御信号の変化に基づいてシ
リアル通信が行なわれているときに点火制御信号が出力
された場合を示している。図4(b)に示す他の制御信
号の出力時点から待機時間tが経過すると、図4(c)
に示すように、送出部20は待機時間tが経過した時刻
の各制御信号をラッチしてシリアル伝送を開始する。こ
の通信中に、図4(a)に示すように、点火制御信号が
出力された場合、通信部20は先の通信が終了した時に
各制御信号をラッチしてシリアル伝送を開始する。この
ため、点火制御信号が被制御部50側へ転送されて実際
の点火動作がなされるタイミングは目標点火タイミング
よりも遅れる。この遅れ誤差は、他の制御信号の変化に
基づいて各制御信号がラッチされた直後に点火制御信号
が出力された場合に最大となる。この遅れ誤差の最大値
は待機時間tとなり、例えば通信時間Tの1/2とな
る。
【0031】図1に示した通信制御装置1は、制御動作
のタイミング遅れが望ましくない制御項目(例えば点火
タイミング制御)については、所望する動作タイミング
よりも通信時間T及び待機時間tの和の分だけ早いタイ
ミングで制御信号を出力し、この制御信号が出力された
時点から待機時間tが経過した時刻における制御信号を
シリアル伝送する構成としたので、図2〜図4に示した
ように、制御信号が被制御部へ転送されるタイミング
は、所望する動作タイミングに対して待機時間tの範囲
内となり、例えば通信時間Tの±1/2倍の範囲内とす
ることができる。
【0032】図5は、他の制御信号の変化に基づいてシ
リアル通信が行なわれているときに点火制御信号が出力
された場合を示している。このような構成を通信制御装
置に取り入れてもよい。図5(b)に示す他の制御信号
の変化時点から待機時間tが経過すると、図5(c)に
示すように、送出部20は待機時間tが経過した時刻の
各制御信号をラッチしてシリアル伝送を開始する。この
通信中に、図5(a)に示すように、点火制御信号が出
力された場合、通信部20は先の通信が終了した時より
も点火制御信号が出力されて待機時間tが経過した時刻
の方が後なので、この時刻に各制御信号をラッチしてシ
リアル伝送を開始する。このため、点火制御信号が被制
御部50側へ転送されて実際の点火動作がなされるタイ
ミングは目標点火タイミングと一致する。
【0033】待機時間tを、T/2<t<Tとした場合
の例を図6〜図8に示す。図6は、他の制御信号が変化
した時点から待機時間tが経過する以前に点火制御信号
が出力された場合を示している。図6(b)および図6
(a)に示すように、制御部10が他の制御信号につい
て新たな状態を出力した時点から待機時間tが経過する
以前に点火制御信号が出力された場合、送出部20は図
6(b)に示す他の制御信号の状態変化を検出した時点
から待機時間tが経過した時刻に点火制御信号を含む全
ての制御信号をラッチし、ラッチした制御信号をシリア
ル通信する。制御部10は、点火制御信号を目標点火タ
イミングよりも通信時間T及び待機時間tの和の分だけ
早いタイミングで出力しているので、図6(d)に示す
ように点火出力は目標点火タイミングよりも早い時点で
出力される。このため、実際の点火タイミングが目標点
火タイミングよりも待機時間tだけ早くなる進み誤差を
生ずる。他の制御信号の変化に基づいて各制御信号がラ
ッチされる時点の直前に点火制御信号が出力された場合
に、点火タイミングの進み誤差が最大となる。この進み
誤差の最大値はtをTにほぼ等しい値とした場合に通信
時間Tにほぼ等しくなる。
【0034】図7は、他の制御信号の変化に基づいてシ
リアル通信が行なわれているときに点火制御信号が出力
された場合を示している。このような構成を通信制御装
置に取り入れてもよい。図7(b)に示す他の制御信号
の変化時点から待機時間tが経過すると、図7(c)に
示すように、送出部20は待機時間tが経過した時刻の
各制御信号をラッチしてシリアル伝送を開始する。この
通信中に、図7(a)に示すように、点火制御信号が出
力された場合、通信部20は先の通信が終了した時に各
制御信号をラッチしてシリアル伝送を開始する。このた
め、点火制御信号が被制御部50側へ転送されて実際の
点火動作がなされるタイミングは目標点火タイミングよ
りも待機時間tだけ早くなる。この進み誤差は、他の制
御信号のシリアル伝送の終了直前に点火制御信号が出力
された場合に最大となる。この進み誤差の最大値はtを
Tにほぼ等しい値とした場合に通信時間Tとほぼ等しく
なる。
【0035】図8は、他の制御信号の変化に基づいてシ
リアル通信が行なわれているときに点火制御信号が出力
された場合を示している。このような構成を通信制御装
置に取り入れてもよい。図8(b)に示す他の制御信号
の変化時点から待機時間tが経過すると、図8(c)に
示すように、送出部20は待機時間tが経過した時刻の
各制御信号をラッチしてシリアル伝送を開始する。この
通信中に、図8(a)に示すように、点火制御信号が出
力された場合、通信部20は先の通信が終了した時に各
制御信号をラッチしてシリアル伝送を開始する。このた
め、点火制御信号が被制御部50側へ転送されて実際の
点火動作がなされるタイミングは目標点火タイミングよ
りも|T−t|だけ遅れる。この遅れ誤差は、他の制御
信号のシリアル伝送の開始直後に点火制御信号が出力さ
れた場合に最大となる。この遅れ誤差の最大値はtをT
/2にほぼ等しい値とした場合にほぼ通信時間T/2と
なる。
【0036】このように、待機時間tを、T/2<t<
Tとすることで、待機時間tを大きくするほど遅れ時間
を減らして進み誤差を増すことができる。即ち、遅れ誤
差が生じることには不都合があるが、進み誤差が生じる
ことは許容できる場合には有効である。
【0037】状態変化検出部21は制御信号の変化を検
出した場合に、該制御信号に対応する被制御対象の所望
動作時刻が存在するときには、前記所望動作時刻よりも
前に他の制御信号の変化による送信動作を抑止する抑止
時間を設け、抑止時間は通信時間Tよりも大きく、通信
時間Tの2倍よりも小さくしてもよい。この構成により
被制御対象を所望動作時刻に確実に動作させることがで
きる。
【0038】なお、制御部10を1チップマイクロコン
ピュータやマイクロコンピュータシステムを利用して構
成する場合、複数の制御信号を出力するための専用ポー
トを設けずに、データバスを介して制御情報を送出部2
0及び状態変化検出部21へ供給する構成としてもよ
い。送出部20及び状態変化検出部21は汎用のシリア
ル伝送用LSIを用いて構成してもよい。更に、シリア
ル伝送回路を含む1チップマイクロコンピュータを用い
て、制御部10と送出部20と状態変化検出部21を一
体的に構成し、プログラム制御(ソフトウェア)によっ
て制御信号の送信タイミングを制御するようにしてもよ
い。
【0039】図9はこの発明に係る通信制御装置の変形
実施例の要部ブロック構成図である。図9において、通
信制御装置60は、例えばメイン制御系を構成する親装
置70と、サブ制御系を構成する子装置81,82,8
3と、親装置70と子装置81,82,83とを接続す
る1本の双方向シリアル伝送路75とから構成し、親装
置70から子装置81〜83への制御信号DMの伝送、
子装置81〜83から親装置70への確認信号DAの伝
送を双方向シリアル伝送路75を介して双方向の通信を
実行する。
【0040】親装置70は、CPU71、通信IC72
を備え、CPU71は子装置81〜83の制御に必要な
演算、処理を実行し、例えば子装置81の点火ドライバ
91Cを駆動するための制御信号を発生し、通信IC7
2で制御信号を通信プロトコルに対応した制御信号DM
に変換し、制御信号DMを双方向シリアル伝送路75に
送出する。
【0041】また、CPU71は、子装置81〜83と
をアナログバス76で接続し、子装置81〜83の各種
センサ91Dで検知したアナログのセンサ信号をアナロ
グバス76を介して受信し、センサ信号にアナログ/デ
ィジタル変換(A−D変換)を施した後のディジタルの
センサ信号に、演算や処理を実行して制御信号を発生す
る。
【0042】子装置81〜83は、子装置81に示すよ
うにそれぞれ切替器91Bを備えた通信IC91A、各
種ドライバ91C(子装置81〜83に対応してそれぞ
れ点火ドライバ,FIドライバ,ABSドライバ)、各
種センサ91Dを備える。
【0043】各種センサ91Dで検出したセンサ信号は
通信IC91Aの切替器91Bで順番に選択され、アナ
ログバス76を介して親装置70のCPU71内のA/
Dコンバータに供給される。なお、子装置81〜83の
センサ信号の順番は、親装置70のCPU71に設定さ
れた命令コードを制御信号DMとして子装置81〜83
に伝送し、切替器91Bを順次切り替えることで実行す
る。
【0044】子装置81〜83の通信IC91Aは、親
装置70から伝送されてくる制御信号DMを受信し、こ
の制御信号DMに基づいて(例えば、必要に応じてディ
ジタル/アナログ変換を施して)点火ドライバ,FIド
ライバ,ABSドライバの各種ドライバ91Cの駆動を
制御する。
【0045】また、通信IC91Aは、点火ドライバ,
FIドライバ,ABSドライバが動作したことを示す確
認信号やその他の通信信号DAを双方向シリアル伝送路
75を介して親装置70に伝送する。
【0046】この通信制御装置においては、図1の制御
部10がCPU71に、送出部20が通信IC72に相
当する。本実施例においては、シリアル伝送路として双
方向の通信が可能な伝送路を用いているため、親装置7
0と子装置81,82,83間での通信衝突が発生する
ことになる。そこで、同時に通信を開始した場合にシリ
アル伝送路75上に伝送される制御信号DMおよび信号
DAの衝突を防止するため、親装置70および子装置8
1〜83の双方向シリアル伝送路75への信号伝送(通
信)に優先順位を設定する。例えば、親装置70に第1
の優先順位、子装置81に第2の優先順位、子装置82
に第3の優先順位、子装置83に第4の優先順位を設定
し、通信ICで現在双方向シリアル伝送路75を占有し
ている通信の優先順位を認識し、自装置の優先順位でな
い時には、双方向シリアル伝送路75への信号伝送を中
止する。
【0047】従って、親装置と子装置が同時に通信を開
始する場合は、親装置70が第1の優先順位なので、親
装置の通信が実行され、子装置の通信は中止され、親装
置の通信により目標のタイミングで子装置のドライバを
動作させることができるが、子装置81〜83のいずれ
かの信号伝送中に親装置70から信号伝送要求がなされ
ると、親装置70からの信号伝送は子装置81〜83の
信号伝送が完了するのを待つ必要が生じる。従って、そ
の場合はこの目標タイミングがズレてしまうことになる
ので、これを防止するため、子装置81〜83の通信時
間を、親装置70が通信を開始する際の待機時間(t=
T/2:親装置通信時間の半分)に設定し、子装置81
〜83の信号DAが双方向シリアル伝送路75を占有す
る通信時間を親装置70の待機時間(t)内に設定する
ことにより、子装置81〜83の信号DAが双方向シリ
アル伝送路75上にある場合に親装置70が制御信号D
Mを通信したい場合でも、もともとの親装置の待機時間
内に子装置の通信が必ず完了することになるので目標タ
イミングがズレることがない。
【0048】このように、双方向シリアル伝送路を用い
た通信制御装置60では、子装置81〜83の通信時間
を親装置70の通信開始の待機時間内に制限するので、
双方向シリアル伝送路75上で子装置が通信を行ってい
る時に、親装置の通信要求が発生しても目標タイミング
で子装置を動作させることができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御信号が被制御部へ転送されるタイミングは、所望す
る動作タイミングに対して通信時間の±1/2倍の範囲
内とすることができ、誤差を±に振り分けることで所望
動作タイミングからの誤差を従来の半分にすることがで
きる。また、通信要求がランダムに発生する場合でも、
回線利用率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信制御装置の簡易ブロック構成図
【図2】本発明の通信制御装置の動作を示す簡易タイム
チャート
【図3】本発明の通信制御装置の動作を示す簡易タイム
チャート
【図4】本発明の通信制御装置の動作を示す簡易タイム
チャート
【図5】本発明の通信制御装置の動作を示す簡易タイム
チャート
【図6】本発明の通信制御装置の動作を示す簡易タイム
チャート
【図7】本発明の通信制御装置の動作を示す簡易タイム
チャート
【図8】本発明の通信制御装置の動作を示す簡易タイム
チャート
【図9】この発明に係る通信制御装置の変形実施例の要
部ブロック構成図
【図10】従来の通信制御装置の簡易ブロック構成図
【図11】従来の通信制御装置の動作を示す簡易タイム
チャート
【図12】従来の通信制御装置の課題を説明する簡易タ
イムチャート
【符号の説明】
1,60…通信制御装置、10…制御部、20…送出
部、21…状態変化検出部、22…データラッチ回路、
23…送信制御回路、30,75…シリアル伝送路、4
0…受信部、50…被制御部、70…親装置,71…C
PU、72,91A…通信IC、76…アナログバス、
80〜83…子装置、91B…切替器、91C…点火ド
ライバ,FIドライバ,ABSドライバ、91D…セン
サ、cT…補正時間。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つ以上の入力される制御信
    号を監視し、何れかの制御信号の変化を検出すると送出
    制御指令を出力する状態変化検出部と、 状態変化検出部からの送出制御指令に従って指令受信時
    刻での制御信号をシリアル伝送路に送出する送出部と、 シリアル伝送路からシリアル信号を受信して制御対象を
    動作させる被制御部と、を備えてなる通信制御装置であ
    って、 制御信号の変化を検出した時刻から、送出部がシリアル
    信号の送出を開始するまでの間に待機時間(t)を設け
    ると共に、 制御対象を動作させる所望の時刻を有する制御信号に対
    しては、状態変化検出部は前記所望の時刻よりも通信時
    間(T)及び待機時間(t)の和の分だけ早いタイミン
    グで送出制御指令を出力することを特徴とする通信制御
    装置。
  2. 【請求項2】 或る制御信号の変化を検出した時刻から
    待機時間(t)だけ経過した時刻において、 それ以前の制御信号の変化による送信動作が継続してい
    た場合には該継続中の送出動作の完了と共に、前記或る
    制御信号の変化による送出動作を開始することを特徴と
    する請求項1記載の通信制御装置。
  3. 【請求項3】 或る制御信号の変化を検出した時刻にお
    いて、 それ以前の制御信号の変化による送出動作が継続してい
    た場合には該継続中の送出動作の完了と共に、前記或る
    制御信号の変化による送出動作を開始することを特徴と
    する請求項1記載の通信制御装置。
  4. 【請求項4】 待機時間(t)は、通信時間(T)の半
    分の時間であることを特徴とする請求項1〜3記載の通
    信制御装置。
  5. 【請求項5】 待機時間(t)は、通信時間(T)の半
    分の時間よりも大きく通信時間(T)以下の時間である
    ことを特徴とする請求項1〜3記載の通信制御装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つ以上の入力される制御信
    号を監視し、何れかの制御信号の変化を検出すると送出
    制御指令を出力する状態変化検出部と、 状態変化検出部からの送出制御指令に従って指令受信時
    刻での制御信号をシリアル伝送路に送出する送出部と、 シリアル伝送路からシリアル信号を受信して制御対象を
    動作させる被制御部と、を備えてなる通信制御装置にお
    いて、 制御信号の変化を検出した場合に、該制御信号に対応す
    る被制御対象の所望動作時刻が存在するときには、 前記所望動作時刻よりも前に他の制御信号の変化による
    送出動作を抑止する抑止時間を設け、 抑止時間は通信時間(T)よりも大きく、通信時間
    (T)の2倍よりも小さいことを特徴とする通信制御装
    置。
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DE69828922T DE69828922T2 (de) 1997-06-10 1998-06-10 Kommunikationssteuereinrichtung

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