JPH1158699A - スクリーンクリーニング装置 - Google Patents
スクリーンクリーニング装置Info
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- JPH1158699A JPH1158699A JP23901397A JP23901397A JPH1158699A JP H1158699 A JPH1158699 A JP H1158699A JP 23901397 A JP23901397 A JP 23901397A JP 23901397 A JP23901397 A JP 23901397A JP H1158699 A JPH1158699 A JP H1158699A
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- screen
- solder
- cleaner
- paper
- cleaner paper
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/12—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
- H05K3/1216—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing
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- Screen Printers (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クリーナー紙に付着したクリーム半田を除去
することができ、クリーナー紙を破棄することなく再度
使用することのできるスクリーンクリーニング装置を提
供する。 【解決手段】 スクリーン印刷機に用いるスクリーンに
付着した残留半田をクリーナー紙により拭き取ることが
できるスクリーンクリーニング装置において、前記クリ
ーナー紙に付着した半田を除去する半田除去手段を設け
たことを特徴とする。
することができ、クリーナー紙を破棄することなく再度
使用することのできるスクリーンクリーニング装置を提
供する。 【解決手段】 スクリーン印刷機に用いるスクリーンに
付着した残留半田をクリーナー紙により拭き取ることが
できるスクリーンクリーニング装置において、前記クリ
ーナー紙に付着した半田を除去する半田除去手段を設け
たことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーン印刷機
に用いるスクリーンに付着した残留半田をクリーナー紙
により拭き取ることができるスクリーンクリーニング装
置に関するものである。
に用いるスクリーンに付着した残留半田をクリーナー紙
により拭き取ることができるスクリーンクリーニング装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】スクリーン印刷装置は、電子部品の回路
実装工程におけるクリーム半田の印刷工程に使用される
が、近年、電子機器の小型化による電子部品実装基板の
微細化、高密度化に伴って、高精度印刷が要求されてい
る。その中で、半田ブリッジ、にじみ等を防止する目的
から、スクリーンクリーニング装置によりスクリーンに
付着した残留半田の除去が行われている。以下、概略図
を示しながら、従来のスクリーン印刷及びスクリーンク
リーニングの方法について説明する。図４は従来のスク
リーン印刷及びスクリーンクリーニングを説明する概略
図である。同図において、１は所定の開口部２を設けた
スクリーン、３はランド４を設けたプリント基板、５は
印刷用スキージ、６は半田ペースト、７は残留半田、８
はクリーナー紙９をスクリーン１に押し付けるためのク
リーナースキージである。クリーム半田の印刷は、図４
（ａ）に示すように、プリント基板３のランド４をスク
リーン１に設けられた所定の開口部２に位置決め固定す
る。その後、印刷用スキージ５がスクリーン１上を移動
することによって、半田ペースト６を所定の開口部２に
充填し、ランド４上にクリーム半田を印刷する。そして
スクリーン１を除去後、印刷されたプリント基板３は次
工程に供給される。プリント基板３から離れた後のスク
リーン１の裏面は、図４（ｂ）に示すように、残留半田
７が付着した状態となっている。この状態のまま次のプ
リント基板の印刷を行うと、半田のにじみやブリッジの
原因となり印刷品質に影響を及ぼすことになる。そこ
で、例えば所定の枚数の印刷が終了した後に、スクリー
ン裏面の残留半田のクリーニングを行う。そのクリーニ
ングの状態を図４（ｃ）に示す。クリーナー紙９は、ク
リーナースキージ８によりスクリーン１に押し付けられ
る。そして押し付けられた状態で、クリーナー紙９とク
リーナースキージ８は、スクリーン１に対して移動する
ことにより残留半田７を除去する。次に上記のような残
留半田のクリーニングを行うスクリーンクリーニング装
置について説明する。図５はこの種の従来のスクリーン
クリーニング装置について概略構成を示す平面図、図６
は側面図である。巻き取りホルダ１０は、クリーナー紙
９を巻き取るための回転駆動手段と、クリーナー紙９を
巻き付けるためのパイプ１２を備えている。送り出しホ
ルダ１３は、新しいクリーナー紙９を入れるパイプ１４
を備えている。クリーナースキージ８は、クリーナー紙
９をスクリーン１に押し付けるためのシリンダー１５を
備えている。以上のように構成されたスクリーンクリー
ニング装置の動作について説明する。新しいクリーナー
紙９は、送り出しホルダ１３に取り付けられ、クリーナ
ースキージ８を介して、巻取りホルダ１０に取り付けた
パイプ１２に巻き付けられる。所定の枚数又は適時の印
刷動作の終了後、スクリーンクリーニング装置本体は、
スクリーン１の下に移動する。その後、クリーナースキ
ージ８は、シリンダー１５の上昇により、スクリーン１
にクリーナー紙９を押し付ける。この状態で、スクリー
ンクリーニング装置本体は、スクリーン１の下を移動す
ることにより、スクリーン１の下面に付着した残留半田
を拭き取ることができる。この動作終了後、クリーナー
スキージ８は下降し、スクリーンクリーニング装置本体
は所定の位置に待避する。その後、巻き取りホルダ１０
は、回転駆動手段１１により回転し、クリーニングによ
り残留半田が付着したクリーナー紙９は、巻き取りホル
ダ１０に巻き取られ、次回クリーニング時は、新しいク
リーナー紙９によりクリーニングすることができる。
実装工程におけるクリーム半田の印刷工程に使用される
が、近年、電子機器の小型化による電子部品実装基板の
微細化、高密度化に伴って、高精度印刷が要求されてい
る。その中で、半田ブリッジ、にじみ等を防止する目的
から、スクリーンクリーニング装置によりスクリーンに
付着した残留半田の除去が行われている。以下、概略図
を示しながら、従来のスクリーン印刷及びスクリーンク
リーニングの方法について説明する。図４は従来のスク
リーン印刷及びスクリーンクリーニングを説明する概略
図である。同図において、１は所定の開口部２を設けた
スクリーン、３はランド４を設けたプリント基板、５は
印刷用スキージ、６は半田ペースト、７は残留半田、８
はクリーナー紙９をスクリーン１に押し付けるためのク
リーナースキージである。クリーム半田の印刷は、図４
（ａ）に示すように、プリント基板３のランド４をスク
リーン１に設けられた所定の開口部２に位置決め固定す
る。その後、印刷用スキージ５がスクリーン１上を移動
することによって、半田ペースト６を所定の開口部２に
充填し、ランド４上にクリーム半田を印刷する。そして
スクリーン１を除去後、印刷されたプリント基板３は次
工程に供給される。プリント基板３から離れた後のスク
リーン１の裏面は、図４（ｂ）に示すように、残留半田
７が付着した状態となっている。この状態のまま次のプ
リント基板の印刷を行うと、半田のにじみやブリッジの
原因となり印刷品質に影響を及ぼすことになる。そこ
で、例えば所定の枚数の印刷が終了した後に、スクリー
ン裏面の残留半田のクリーニングを行う。そのクリーニ
ングの状態を図４（ｃ）に示す。クリーナー紙９は、ク
リーナースキージ８によりスクリーン１に押し付けられ
る。そして押し付けられた状態で、クリーナー紙９とク
リーナースキージ８は、スクリーン１に対して移動する
ことにより残留半田７を除去する。次に上記のような残
留半田のクリーニングを行うスクリーンクリーニング装
置について説明する。図５はこの種の従来のスクリーン
クリーニング装置について概略構成を示す平面図、図６
は側面図である。巻き取りホルダ１０は、クリーナー紙
９を巻き取るための回転駆動手段と、クリーナー紙９を
巻き付けるためのパイプ１２を備えている。送り出しホ
ルダ１３は、新しいクリーナー紙９を入れるパイプ１４
を備えている。クリーナースキージ８は、クリーナー紙
９をスクリーン１に押し付けるためのシリンダー１５を
備えている。以上のように構成されたスクリーンクリー
ニング装置の動作について説明する。新しいクリーナー
紙９は、送り出しホルダ１３に取り付けられ、クリーナ
ースキージ８を介して、巻取りホルダ１０に取り付けた
パイプ１２に巻き付けられる。所定の枚数又は適時の印
刷動作の終了後、スクリーンクリーニング装置本体は、
スクリーン１の下に移動する。その後、クリーナースキ
ージ８は、シリンダー１５の上昇により、スクリーン１
にクリーナー紙９を押し付ける。この状態で、スクリー
ンクリーニング装置本体は、スクリーン１の下を移動す
ることにより、スクリーン１の下面に付着した残留半田
を拭き取ることができる。この動作終了後、クリーナー
スキージ８は下降し、スクリーンクリーニング装置本体
は所定の位置に待避する。その後、巻き取りホルダ１０
は、回転駆動手段１１により回転し、クリーニングによ
り残留半田が付着したクリーナー紙９は、巻き取りホル
ダ１０に巻き取られ、次回クリーニング時は、新しいク
リーナー紙９によりクリーニングすることができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のスクリー
ンクリーニング装置では、使用済みのクリーナー紙は消
却破棄するため、ランニングコストの面から十分効率的
とは言えず、環境保護の面からも好ましいこととは言え
ない。また、送り出しホルダのクリーナー紙が終了する
と巻き取りホルダのクリーナー紙を取り外すとともに、
送り出しホルダへ新規クリーナー紙を取り付ける作業が
必要であり、作業者に負担となるばかりか生産の中断を
生じるという課題を有している。
ンクリーニング装置では、使用済みのクリーナー紙は消
却破棄するため、ランニングコストの面から十分効率的
とは言えず、環境保護の面からも好ましいこととは言え
ない。また、送り出しホルダのクリーナー紙が終了する
と巻き取りホルダのクリーナー紙を取り外すとともに、
送り出しホルダへ新規クリーナー紙を取り付ける作業が
必要であり、作業者に負担となるばかりか生産の中断を
生じるという課題を有している。
【０００４】本発明は、上記の課題を解決するもので、
クリーナー紙に付着したクリーム半田を除去することが
でき、クリーナー紙を破棄することなく再度使用するこ
とのできるスクリーンクリーニング装置を提供すること
を目的とする。
クリーナー紙に付着したクリーム半田を除去することが
でき、クリーナー紙を破棄することなく再度使用するこ
とのできるスクリーンクリーニング装置を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明の
スクリーンクリーニング装置は、スクリーン印刷機に用
いるスクリーンに付着した残留半田をクリーナー紙によ
り拭き取ることができるスクリーンクリーニング装置に
おいて、前記クリーナー紙に付着した半田を除去する半
田除去手段を設けたことを特徴とする。請求項２記載の
本発明のスクリーンクリーニング装置は、請求項１記載
のスクリーンクリーニング装置において、前記半田除去
手段として、吸引によって半田を吸い取る吸引装置を設
けたことを特徴とする。請求項３記載の本発明のスクリ
ーンクリーニング装置は、請求項１記載のスクリーンク
リーニング装置において、前記半田除去手段として、溶
剤を塗布する溶剤塗布装置を設けたことを特徴とする。
請求項４記載の本発明のスクリーンクリーニング装置
は、請求項３記載のスクリーンクリーニング装置におい
て、前記溶剤塗布装置にエアノズルを設け、前記エアノ
ズルにより溶剤を前記クリーナー紙に吹き付けることを
特徴とする。請求項５記載の本発明のスクリーンクリー
ニング装置は、請求項２から請求項４のいずれかに記載
のスクリーンクリーニング装置において、前記半田除去
手段として、前記クリーナー紙に振動を与える振動装置
を設けたことを特徴とする。請求項６記載の本発明のス
クリーンクリーニング装置は、請求項１から請求項５の
いずれかに記載のスクリーンクリーニング装置におい
て、前記クリーナー紙をベルト状に設け、前記半田除去
手段により半田を除去したクリーナー紙を再びスクリー
ンのクリーニングに用いることを特徴とする。
スクリーンクリーニング装置は、スクリーン印刷機に用
いるスクリーンに付着した残留半田をクリーナー紙によ
り拭き取ることができるスクリーンクリーニング装置に
おいて、前記クリーナー紙に付着した半田を除去する半
田除去手段を設けたことを特徴とする。請求項２記載の
本発明のスクリーンクリーニング装置は、請求項１記載
のスクリーンクリーニング装置において、前記半田除去
手段として、吸引によって半田を吸い取る吸引装置を設
けたことを特徴とする。請求項３記載の本発明のスクリ
ーンクリーニング装置は、請求項１記載のスクリーンク
リーニング装置において、前記半田除去手段として、溶
剤を塗布する溶剤塗布装置を設けたことを特徴とする。
請求項４記載の本発明のスクリーンクリーニング装置
は、請求項３記載のスクリーンクリーニング装置におい
て、前記溶剤塗布装置にエアノズルを設け、前記エアノ
ズルにより溶剤を前記クリーナー紙に吹き付けることを
特徴とする。請求項５記載の本発明のスクリーンクリー
ニング装置は、請求項２から請求項４のいずれかに記載
のスクリーンクリーニング装置において、前記半田除去
手段として、前記クリーナー紙に振動を与える振動装置
を設けたことを特徴とする。請求項６記載の本発明のス
クリーンクリーニング装置は、請求項１から請求項５の
いずれかに記載のスクリーンクリーニング装置におい
て、前記クリーナー紙をベルト状に設け、前記半田除去
手段により半田を除去したクリーナー紙を再びスクリー
ンのクリーニングに用いることを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明のスクリーンクリーニング
装置は、クリーナー紙に付着した半田を除去する半田除
去手段を設けたものである。そして、この半田除去手段
としては、吸引によって半田を吸い取る吸引装置、又は
溶剤を塗布する溶剤塗布装置を設ける。 本発明は、こ
のように半田除去手段を設けることにより、クリーナー
紙に付着したクリーム半田を除去することができ、クリ
ーナー紙を廃棄することなく使用できることから、ラン
ニングコストを軽減し、環境面からも省資源化に貢献す
ることができる。ここで、溶剤塗布装置を用いる場合に
は、エアノズルを設け、このエアノズルにより溶剤を前
記クリーナー紙に吹き付けることにより、さらに半田の
除去を確実に行うことができる。また、本発明は、半田
除去手段として、クリーナー紙に振動を与える振動装置
を設けることによって、さらに半田の除去を確実に行う
ことができる。また、本発明は、クリーナー紙をベルト
状に設け、半田除去手段により半田を除去したクリーナ
ー紙を再びスクリーンのクリーニングに用いることによ
り、スクリーンのクリーニングを何度行っても、クリー
ナー紙が供給されることにより、クリーナー紙の交換に
よる作業者への負担が軽減され、生産の中断を必要とし
ない。
装置は、クリーナー紙に付着した半田を除去する半田除
去手段を設けたものである。そして、この半田除去手段
としては、吸引によって半田を吸い取る吸引装置、又は
溶剤を塗布する溶剤塗布装置を設ける。 本発明は、こ
のように半田除去手段を設けることにより、クリーナー
紙に付着したクリーム半田を除去することができ、クリ
ーナー紙を廃棄することなく使用できることから、ラン
ニングコストを軽減し、環境面からも省資源化に貢献す
ることができる。ここで、溶剤塗布装置を用いる場合に
は、エアノズルを設け、このエアノズルにより溶剤を前
記クリーナー紙に吹き付けることにより、さらに半田の
除去を確実に行うことができる。また、本発明は、半田
除去手段として、クリーナー紙に振動を与える振動装置
を設けることによって、さらに半田の除去を確実に行う
ことができる。また、本発明は、クリーナー紙をベルト
状に設け、半田除去手段により半田を除去したクリーナ
ー紙を再びスクリーンのクリーニングに用いることによ
り、スクリーンのクリーニングを何度行っても、クリー
ナー紙が供給されることにより、クリーナー紙の交換に
よる作業者への負担が軽減され、生産の中断を必要とし
ない。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例によるスクリーンク
リーニング装置について説明する。図１は本実施例によ
るスクリーンクリーニング装置の概略構成を示す平面
図、図２は同側面図、図３は同要部拡大側面図である。
駆動側ローラ１６は、回転駆動手段１７により回転可能
に設けられている。従動側ローラ１８は、駆動側ローラ
１６と所定間隔あけて対向して設けられている。また、
駆動側ローラ１６及び従動側ローラ１８には、それぞれ
クリーナー紙押さえ１９、２０が設けられている。これ
らのクリーナー紙押さえ１９、２０は、それぞれシリン
ダー２１、２２を備えている。一方、駆動側ローラ１６
と従動側ローラ１８との間の空間には、半田除去手段を
構成する溶剤塗布装置２３、吸引ノズル２５を有する吸
引装置２６、振動装置２７がそれぞれ設けられている。
なお溶剤塗布装置２３内にはエアノズル２４が設けられ
ている。図において、２８はベルト状に加工されたクリ
ーナー紙、２９はクリーナースキージ、３０はシリンダ
ー、３１はスクリーンを示す。また図３において、２８
Ａは半田の付着したクリーナー紙、２８Ｂは溶剤により
半田の浮き上がったクリーナー紙、２８Ｃは半田の除去
されたクリーナー紙を示す。
リーニング装置について説明する。図１は本実施例によ
るスクリーンクリーニング装置の概略構成を示す平面
図、図２は同側面図、図３は同要部拡大側面図である。
駆動側ローラ１６は、回転駆動手段１７により回転可能
に設けられている。従動側ローラ１８は、駆動側ローラ
１６と所定間隔あけて対向して設けられている。また、
駆動側ローラ１６及び従動側ローラ１８には、それぞれ
クリーナー紙押さえ１９、２０が設けられている。これ
らのクリーナー紙押さえ１９、２０は、それぞれシリン
ダー２１、２２を備えている。一方、駆動側ローラ１６
と従動側ローラ１８との間の空間には、半田除去手段を
構成する溶剤塗布装置２３、吸引ノズル２５を有する吸
引装置２６、振動装置２７がそれぞれ設けられている。
なお溶剤塗布装置２３内にはエアノズル２４が設けられ
ている。図において、２８はベルト状に加工されたクリ
ーナー紙、２９はクリーナースキージ、３０はシリンダ
ー、３１はスクリーンを示す。また図３において、２８
Ａは半田の付着したクリーナー紙、２８Ｂは溶剤により
半田の浮き上がったクリーナー紙、２８Ｃは半田の除去
されたクリーナー紙を示す。
【０００８】以上のように構成された本実施例のスクリ
ーンクリーニング装置の動作について説明する。ベルト
状に加工されたクリーナー紙２８は、従動側ローラ１８
からクリーナースキージ８を介して、駆動側ローラ１６
に巻き付き、溶剤塗布装置２３、吸引ノズル２５、振動
装置２７を介して従動側ローラ１８に巻き付けている。
所定の枚数又は適時の印刷動作の終了後、スクリーンク
リーニング装置本体は、スクリーン１の下に移動する。
その後、クリーナースキージ２９はシリンダー３０の上
昇により、スクリーン３１にクリーナー紙２８を押し付
ける。
ーンクリーニング装置の動作について説明する。ベルト
状に加工されたクリーナー紙２８は、従動側ローラ１８
からクリーナースキージ８を介して、駆動側ローラ１６
に巻き付き、溶剤塗布装置２３、吸引ノズル２５、振動
装置２７を介して従動側ローラ１８に巻き付けている。
所定の枚数又は適時の印刷動作の終了後、スクリーンク
リーニング装置本体は、スクリーン１の下に移動する。
その後、クリーナースキージ２９はシリンダー３０の上
昇により、スクリーン３１にクリーナー紙２８を押し付
ける。
【０００９】またクリーナー紙押さえ１９、２０は、そ
れぞれシリンダー２１、２２の働きにより駆動側ローラ
１６及び従動側ローラ１８に押し付けられてクリーナー
紙２８を固定する。この状態でスクリーンクリーニング
装置本体がスクリーン１の下を移動することにより、ス
クリーン１の下面に付着した残留半田を拭き取ることが
できる。この動作終了後、クリーナースキージ２９はシ
リンダー３０の動作により下降するとともに、クリーナ
ー紙押さえ１９、２０は所定の位置に戻り、スクリーン
クリーニング装置本体は待機状態に移動する。その後、
駆動側ローラ１６は、回転駆動手段１７により回転し、
スクリーン３１のクリーニングにより残留半田の付着し
たクリーナー紙２８は、半田除去手段に導かれる。
れぞれシリンダー２１、２２の働きにより駆動側ローラ
１６及び従動側ローラ１８に押し付けられてクリーナー
紙２８を固定する。この状態でスクリーンクリーニング
装置本体がスクリーン１の下を移動することにより、ス
クリーン１の下面に付着した残留半田を拭き取ることが
できる。この動作終了後、クリーナースキージ２９はシ
リンダー３０の動作により下降するとともに、クリーナ
ー紙押さえ１９、２０は所定の位置に戻り、スクリーン
クリーニング装置本体は待機状態に移動する。その後、
駆動側ローラ１６は、回転駆動手段１７により回転し、
スクリーン３１のクリーニングにより残留半田の付着し
たクリーナー紙２８は、半田除去手段に導かれる。
【００１０】この半田除去手段による付着半田の除去に
ついて図３に基づいて説明する。まず半田の付着したク
リーナー紙２８Ａは、溶剤塗布装置２３に導かれる。こ
の溶剤塗布装置２３は、エアノズル２４によって内部の
溶剤をクリーナー紙２８Ａに吹き付ける。従ってクリー
ナー紙２８Ａに付着した半田は、この溶剤によって浮き
上がった状態となる。またクリーナー紙２８には、振動
装置２７により振動が与えられる。溶剤とともにこの振
動によって半田をクリーナー紙２８Ａから浮き上がらせ
ることができる。そして半田の浮き上がった状態のクリ
ーナー紙２８Ｂは吸引ノズル２５の上方を通過する。こ
の通過する間に、付着した半田は、溶剤とともに吸い取
られることによりクリーナー紙２８Ｂの洗浄が行われ
る。洗浄の行われたクリーナー紙２８Ｃは駆動側ローラ
１６の回転により移動し再びスクリーンをクリーニング
することができる。
ついて図３に基づいて説明する。まず半田の付着したク
リーナー紙２８Ａは、溶剤塗布装置２３に導かれる。こ
の溶剤塗布装置２３は、エアノズル２４によって内部の
溶剤をクリーナー紙２８Ａに吹き付ける。従ってクリー
ナー紙２８Ａに付着した半田は、この溶剤によって浮き
上がった状態となる。またクリーナー紙２８には、振動
装置２７により振動が与えられる。溶剤とともにこの振
動によって半田をクリーナー紙２８Ａから浮き上がらせ
ることができる。そして半田の浮き上がった状態のクリ
ーナー紙２８Ｂは吸引ノズル２５の上方を通過する。こ
の通過する間に、付着した半田は、溶剤とともに吸い取
られることによりクリーナー紙２８Ｂの洗浄が行われ
る。洗浄の行われたクリーナー紙２８Ｃは駆動側ローラ
１６の回転により移動し再びスクリーンをクリーニング
することができる。
【００１１】なお、以上の説明では、溶剤塗布装置２
３、吸引装置２６、振動装置２７全てを使用した半田除
去手段について説明したが、吸引装置２６のみによるも
の、吸引装置２６及び溶剤塗布装置２３のみによるもの
であっても効果を上げることができる。また溶剤塗布装
置２３は、溶剤をエアノズル２４によって吹き付ける構
成としたが、単に溶剤を滴下塗布するものであっても効
果を上げることができる。また、本実施例では、半田除
去手段を駆動側ローラ１６の後の位置に設けたもので説
明したが、駆動側ローラ１６よりも前の位置に設けるこ
とにより、駆動側ローラ１６によって付着半田がクリー
ナー紙に押圧されることがないので、半田除去をさらに
効果的に行うことができる。
３、吸引装置２６、振動装置２７全てを使用した半田除
去手段について説明したが、吸引装置２６のみによるも
の、吸引装置２６及び溶剤塗布装置２３のみによるもの
であっても効果を上げることができる。また溶剤塗布装
置２３は、溶剤をエアノズル２４によって吹き付ける構
成としたが、単に溶剤を滴下塗布するものであっても効
果を上げることができる。また、本実施例では、半田除
去手段を駆動側ローラ１６の後の位置に設けたもので説
明したが、駆動側ローラ１６よりも前の位置に設けるこ
とにより、駆動側ローラ１６によって付着半田がクリー
ナー紙に押圧されることがないので、半田除去をさらに
効果的に行うことができる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スクリ
ーンのクリーニングにより、クリーナー紙に付着したク
リーム半田を除去することができ、クリーナー紙を廃棄
することなく使用することができる。またスクリーンの
クリーニングを行ったクリーナー紙はローラの回転によ
り供給されることにより、クリーナー紙の交換による作
業者への負担が軽減され、生産の中断をなくすことがで
きる。
ーンのクリーニングにより、クリーナー紙に付着したク
リーム半田を除去することができ、クリーナー紙を廃棄
することなく使用することができる。またスクリーンの
クリーニングを行ったクリーナー紙はローラの回転によ
り供給されることにより、クリーナー紙の交換による作
業者への負担が軽減され、生産の中断をなくすことがで
きる。
【図１】本発明の一実施例によるスクリーンクリーニン
グ装置の概略構成を示す平面図
グ装置の概略構成を示す平面図
【図２】同装置の概略構成を示す側面図
【図３】同要部拡大側面図
【図４】従来のスクリーン印刷及びスクリーンクリーニ
ングを説明する概略図
ングを説明する概略図
【図５】従来のスクリーンクリーニング装置の概略構成
を示す平面図
を示す平面図
【図６】同装置の概略構成を示す側面図
２３ 溶剤塗布装置 ２４ エアノズル ２５ 吸引ノズル ２６ 吸引装置 ２７ 振動装置 ２８ クリーナー紙 ２９ クリーナースキージ ３１ スクリーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 孝夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項１】 スクリーン印刷機に用いるスクリーンに
付着した残留半田をクリーナー紙により拭き取ることが
できるスクリーンクリーニング装置において、前記クリ
ーナー紙に付着した半田を除去する半田除去手段を設け
たことを特徴とするスクリーンクリーニング装置。 - 【請求項２】 前記半田除去手段として、吸引によって
半田を吸い取る吸引装置を設けたことを特徴とする請求
項１に記載のスクリーンクリーニング装置。 - 【請求項３】 前記半田除去手段として、溶剤を塗布す
る溶剤塗布装置を設けたことを特徴とする請求項１又は
請求項２に記載のスクリーンクリーニング装置。 - 【請求項４】 前記溶剤塗布装置にエアノズルを設け、
前記エアノズルにより溶剤を前記クリーナー紙に吹き付
けることを特徴とする請求項３に記載のスクリーンクリ
ーニング装置。 - 【請求項５】 前記半田除去手段として、前記クリーナ
ー紙に振動を与える振動装置を設けたことを特徴とする
請求項２から請求項４のいずれかに記載のスクリーンク
リーニング装置。 - 【請求項６】 前記クリーナー紙をベルト状に設け、前
記半田除去手段により半田を除去したクリーナー紙を再
びスクリーンのクリーニングに用いることを特徴とする
請求項１から請求項５のいずれかに記載のスクリーンク
リーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23901397A JPH1158699A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | スクリーンクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23901397A JPH1158699A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | スクリーンクリーニング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1158699A true JPH1158699A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=17038605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23901397A Withdrawn JPH1158699A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | スクリーンクリーニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1158699A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10217462A1 (de) * | 2002-04-19 | 2003-11-06 | Baldwin Germany Gmbh | Reinigungsvorrichtung für Offset-Druckmaschinen |
| DE10256326A1 (de) * | 2002-11-27 | 2004-06-17 | Thieme Gmbh & Co. Kg | Verfahren zur Reinigung der Siebschablone einer Siebdruckeinrichtung und Siebdruckmaschine zur Durchführung des Verfahrens |
| JP2009119710A (ja) * | 2007-11-14 | 2009-06-04 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 印刷装置および印刷方法 |
| CN112372135A (zh) * | 2020-11-17 | 2021-02-19 | 德清泰鑫金属制品有限公司 | 一种钣金激光切割机用钢铁残渣快速清理装置 |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP23901397A patent/JPH1158699A/ja not_active Withdrawn
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| CN112372135A (zh) * | 2020-11-17 | 2021-02-19 | 德清泰鑫金属制品有限公司 | 一种钣金激光切割机用钢铁残渣快速清理装置 |
| CN112372135B (zh) * | 2020-11-17 | 2022-09-02 | 德清泰鑫金属制品有限公司 | 一种钣金激光切割机用钢铁残渣快速清理装置 |
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|---|---|---|---|
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