JPH1157035A - 赤外線治療器 - Google Patents

赤外線治療器

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JPH1157035A
JPH1157035A JP22357297A JP22357297A JPH1157035A JP H1157035 A JPH1157035 A JP H1157035A JP 22357297 A JP22357297 A JP 22357297A JP 22357297 A JP22357297 A JP 22357297A JP H1157035 A JPH1157035 A JP H1157035A
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JP
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panel
panels
infrared
heater
infrared therapy
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JP22357297A
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English (en)
Inventor
Takanobu Yamauchi
隆伸 山内
Masao Kubo
誠雄 久保
Tameo Ashida
為夫 芦田
Kunihiko Kitano
邦彦 北野
Hiroto Yamamoto
洋人 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のスタンド型及びアーチドーム型据え置
きタイプが持つ問題点を解決する赤外線治療器を提供す
る。 【解決手段】 それぞれ平板状のヒータ3を有するパネ
ルP(1〜6)をヒンジ部2,2′で連結してなる。パ
ネルP(1〜6)は、ヒンジ部2,2′により、折り畳
むことができると共に、所望の開いた状態で固定するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、治療部位に赤外線
を照射して治療を施す赤外線治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の赤外線治療器としては、スタンド
型据え置きタイプとアーチドーム型据え置きタイプがあ
る。スタンド型据え置きタイプは、例えば図20に示す
ように、スタンド80に変形自在のシャフト81で発熱
部82を支えたものであり、シャフト81を変形させて
発熱部82を治療部位に対向させるようになっている。
なお、発熱部82は、セラミックスヒータ又は赤外線ラ
ンプを有するものである。
【0003】アーチドーム型据え置きタイプは、例えば
図21に示すように、アーチドーム状のパネル90の表
側に治療時間等を設定するためのコントローラ91が設
けられ、内側が発熱面92になっている。このタイプの
赤外線治療器は、例えば仰臥する治療者Mの腹部を治療
する場合、図22に示すように治療器を置く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図20
のようなスタンド型据え置きタイプでは、次のような問
題点a〜cが存在する。 a)スタンド形状をしているので収納性が悪い。 b)発熱部82がほぼ点光源であるため、腹部、腰部、
背中等の広い治療面積に対しては赤外線を均等に照射で
きない。又、赤外線を均等に照射するためには、熱源表
面積をかなり大きくする必要がある。 c)発熱部82はかなり高温になるため、往々にして手
を触れないように容易に取り外しのできないカバーが発
熱部82に取付けてある。このため、発熱部82の清掃
はできない。
【0005】又、図21のようなアーチドーム型据え置
きタイプでは、次のような問題点d〜iが存在する。 d)形状がアーチドーム状に固定されているので、治療
者の胴回り部位の治療に限定されてしまう。 e)手足等の部位に適用しようとしても、手足等と発熱
面92との距離が大きく離れてしまい、治療効果が殆ど
失われてしまう。 f)治療器が大型であるため、本体質量が非常に重い。 g)治療器が大型であるため、収納性が悪く、使い勝手
が悪い。 h)動作状態では発熱面92全面が常時発熱するので、
治療の必要のない部位へも赤外線照射を行うこととな
り、電気代が無駄になる。 i)治療中に動作表示が見えない。
【0006】従って、本発明は、従来のスタンド型及び
アーチドーム型据え置きタイプが持つ上記問題点a〜i
を解決する赤外線治療器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の赤外線治療器は、それぞれ
平板状のヒータを有する3枚以上のパネルをヒンジ部で
連結してなることを特徴とする。この構成、若しくはヒ
ータが自己温度制御機能を有すること(請求項2)、各
パネルがヒンジ部によりそれぞれ隣接のパネルに重ねる
ように折り畳めること(請求項3)、各ヒータをそれぞ
れON/OFFするためのスイッチを有すること(請求
項4)、各ヒータに対応してON/OFF状態を表示す
る表示手段を有すること(請求項5)、表示手段が各パ
ネルの側面に設けられていること(請求項6)、ヒンジ
部がパネルの位置を固定する固定手段を有すること(請
求項7)、固定手段がパネルの位置を無段階(自由角
度)で固定するものであること(請求項8)、固定手段
がパネルの位置を予め設定された角度段階で固定するも
のであること(請求項9)により、上記問題点a〜iを
解決することができる。
【0008】又、請求項10記載の赤外線治療器は、片
面が全て平板状のヒータ面である複数枚のパネルをヒン
ジ部で連結してなることを特徴とする。この構成でも、
上記各構成を付加することで、前記問題点a〜iを解決
することが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。その一実施形態に係る赤外線治療器の平
面図(平面状に開いた状態)を図1に、その側面図を図
2の(a)に、背面図を図2の(b)に示す。この赤外
線治療器1Aは、6枚の長方形状のパネルP1〜P6が
それぞれヒンジ部2,2′で連結され、ヒンジ部2,
2′により隣接のパネルに重ねるように折り畳むことが
できるものである。各パネルP(1〜6)は、それぞれ
平板状(長方形状)のヒータ3を有し、各ヒータ3は、
格子部材(押圧部材)4で8つの部分に区切られてい
る。パネルP1の背面の端部寄りの部分には、コントロ
ーラ10が設けられ、コントローラ10は、電源スイッ
チ、各パネルP(1〜6)のヒータ3のON/OFFを
するためのスイッチ、治療の残り時間を表示する表示部
等を有する。
【0010】各パネルP(1〜6)の横断方向の内部構
造は、図3に示すようになっている。図3はパネルP1
の横断方向の部分断面図を示し、パネルP1の発熱面
(ヒータ面)側でヒータ3(太線部分)が格子部材4で
押圧・保持されると共に、前記した通り8つの部分に区
切られる。格子部材4で保持されていないヒータ3の部
分は露出している。ヒータ3の背面側には断熱材5が配
され、パネルP1の背面側に配されたハウジング6内に
ヒータ3、格子部材4及び断熱材5が収容されている。
なお、ヒータ3は、例えばフィルムに発熱体インクを塗
布・焼成し、更に発熱体を別のフィルムで挟持した態様
のものが使用されるが、これに限定されるものではな
い。又、ヒータ3は、自己温度制御機能(例えばPTC
特性)を有するものであれば、温度が設定温度に近づく
と、急激に抵抗値が増大し、設定温度で平衡するので、
過熱の危険がなくなり、従ってヒータ面に安全カバー等
を取付ける必要がなくなり、より好適な実施形態とな
る。
【0011】各パネルP(1〜6)の縦断方向の内部構
造は、図4に示すようになっている。図4はパネルP1
の縦断方向の部分断面図を示し、パネルP1はヒータ
3、格子部材4、断熱材5、ハウジング6を有し、背面
側にコントローラ10が設けられている。コントローラ
10は、操作スイッチ11と発光ダイオード(LED)
12を有し、操作スイッチ11は、電源ON/OFFの
ための電源スイッチ、各パネルP(1〜6)のヒータ3
のON/OFFのためのスイッチ等を含む。LED12
は、ヒータ3に通電中のときに点灯することで、動作状
態であることを知らせるためのものである。
【0012】又、各パネルP(1〜6)の側面のほぼ中
央には、それぞれLED(表示手段)7が設けられ、通
電中のパネルに対応するLED7が点灯するようになっ
ている〔図2の(a)参照〕。この表示手段7は、LE
Dの他に、小型の電球、ネオン管等でもよい。次に、ヒ
ンジ部2による連結構造について図5〔ブラケットの平
面図(a)、(a)の線A−Aにおける要部断面図
(b)〕を参照して説明する。例えばパネルP1とP2
との連結構造において、パネルP1にはブロック20
が、パネルP2にはシャフト21が、それぞれキー溝に
よって固定され、ブロック20の中心をシャフト21が
貫通している。従って、パネルP1とP2を回転(揺
動)させると、ブロック20とシャフト21は相対的に
回転することになる。
【0013】ブロック20には板バネ22が嵌め込ま
れ、板バネ22はその頂部に突起22aを有する。シャ
フト21の端部にはブラケット23が取付けられ、ブラ
ケット23は、板バネ22に接しており、シャフト21
と一体に回転すると共に、その外周部分に沿って設けら
れた複数(ここでは12個)の穴23aと、中心に設け
られた穴23bとを有する。穴23bにはシャフト21
の端部が挿通され、ブラケット23がシャフト21に固
定される。
【0014】このヒンジ部2の連結構造によると、板バ
ネ22に対するブラケット23の位置に応じて、ブラケ
ット23の穴23aに板バネ22の突起22aが嵌合
し、その嵌合位置で板バネ22とブラケット23、即ち
パネルP1,P2の位置が固定される。又、板バネ22
やブラケット23等が見えないように、パネルP1には
キャップ24が被せられている。なお、図5の例では、
板バネ22とブラケット23とで、パネルの位置を固定
する固定手段が構成される。
【0015】図5のヒンジ部2による連結構造は、パネ
ルP1,P2の位置を予め設定された角度段階(ここで
は12段階)で固定するものであり、パネルP1,P2
を所望の開角度に保持できる。勿論、他のパネル同士
(P2−P3,P3−P4,P4−P5,P5−P6)
も同様の連結構造である。又、段階数も12段階である
必要はなく、ブラケット23の穴23aの数を調整して
適宜増減すればよい。
【0016】図6は別の連結構造を示し、この連結構造
はパネルの位置を無段階(自由角度)で固定するもので
ある。つまり、図5の連結構造における板バネ22とブ
ラケット23を取り除いた代わりに、シャフト21がブ
ロック20に適度の抵抗力(摩擦力)で圧入され、この
摩擦力でブロック20に対してシャフト21が固定さ
れ、パネルP1,P2の位置が固定される。従って、こ
こでの固定手段は、ブロック20とシャフト21で構成
される。この場合、固定位置は無段階であるため、パネ
ルP1,P2の相対開角度をより細かく調整することが
できる。
【0017】なお、パネルP(1〜6)の両端部のヒン
ジ部2は、図5又は図6の連結構造であるが、ヒンジ部
2′は、一方のパネルに設けられたシャフトが他方のパ
ネルに設けられたブロックに挿通されているだけであ
り、双方のパネルの揺動を支持する。図5又は図6のヒ
ンジ部2を有する赤外線治療器1Aを折り畳んだ状態の
平面図を図7の(a)に、その背面図を図7の(b)
に、側面図を図7の(c)に示す。ここでは、ヒンジ部
2,2′により、パネルP1,P2のヒータ面同士、パ
ネルP2,P3の背面同士、パネルP3,P4のヒータ
面同士、…というようにそれぞれ重ね合わせて6枚のパ
ネルP(1〜6)が折り畳まれている。6枚のパネルP
(1〜6)を折り畳んだ状態では、パネルP1の背面と
パネルP6の背面が表側に現れ、ヒータ面は現れずに防
護される。
【0018】次に、上記赤外線治療器1Aの使用例につ
いて説明する。図8はその一例を示し、治療者Mの背中
(腰部を含む)を治療する場合である。この場合は、治
療器1Aのヒータ面を内側にして各パネルP(1〜6)
を背中の回りを包囲するように開いて固定する。そし
て、コントローラ10の電源スイッチをONにすると共
に、治療部位に対応するパネル(必要に応じて全てのパ
ネル)のヒータ3をONにし、背中に赤外線を照射して
治療を施す。
【0019】図9は、治療者Mの脚部を治療する場合
で、このときは、赤外線治療器1Aの形態を図示のよう
に変え、パネルP(1〜3)で左脚部を、パネルP(4
〜6)で右脚部を治療する。図10は、治療者Mの腹部
を治療する場合で、腹部を覆うように各パネルP(1〜
6)の開角度を設定する。図11の(a)は、治療者M
の背中(腰部を含む)から肩や首にかけてを治療する場
合で、コントローラ10を有するパネルP1以外のパネ
ルP(2〜6)を背中に沿わして立て掛ける。なお、パ
ネルP1を上側にしてもよいが、コントローラ10の電
源コードがあるため、パネルP1を下側にする方が使い
勝手がよい。図11の(b)は、治療者Mの腕を治療す
る場合で、パネルP(4〜6)でトンネルを作り、そこ
に腕を入れる。パネルP(1〜3)は折り畳んだままで
ある。勿論、パネルP(1〜3)で治療してもよい。
【0020】このように、赤外線治療器1Aは、パネル
P(1〜6)が簡単な構造のヒンジ部2,2′で連結さ
れているので、治療者Mの治療部位に応じて最適な形状
に容易に変形させることができる。しかも、所望のパネ
ルのみに通電することができるので、必要な部位にのみ
赤外線を照射することができる。又、パネルの通電中
は、コントローラ10の対応のLED12のみならず、
パネル側面の対応のLED7も点灯するため、通電中の
パネルを容易に確認できる。
【0021】別実施形態に係る赤外線治療器1Bを図1
2〔折り畳んだ状態の側面図(a)、その平面図
(b)〕に示す。但し、同じ要素には同一符号を付して
ある。この赤外線治療器1Bは3枚のパネルP1,P
2,P3で構成され、各パネルP(1〜3)は前記と同
様の構造のヒンジ部2で連結されている。パネルP1,
P3は同一サイズであるが、パネルP2は2枚のパネル
P1,P3を併せたサイズにほぼ等しい大きさである。
ヒンジ部2はパネルの端部全体にわたって設けられてお
り、このヒンジ部2により、パネルP1,P3のヒータ
面とパネルP2のヒータ面とを対面させて重ねるように
折り畳むことができる。
【0022】パネルP1の背面側に設けられたコントロ
ーラ10は、図13に拡大して示すように、電源のON
/OFFと治療時間の設定を行う電源/タイマースイッ
チ15と、所望のパネルのヒータをON/OFFするパ
ネル選択スイッチ16と、治療の残り時間を表示する表
示部17と、電源コード18とを備える。電源/タイマ
ースイッチ15は、例えば1回押すたびに、5→10→
15→20→25→30分→0(OFF)、というよう
に変わり、電源OFFと所望の治療時間を設定できるよ
うになっている。パネル選択スイッチ16は3枚のパネ
ルP(1〜3)に個別に対応し、3枚のパネルP(1〜
3)のうち通電したいパネルの対応スイッチを押すこと
で、そのパネルのみに通電することができる。通電中
は、そのスイッチが点灯すると共に、各パネルP(1〜
3)の側面に設けられたLED7〔図12の(a)参
照〕も点灯する。これにより、通電中のパネルを容易に
知ることができる。表示部17は、電源/タイマースイ
ッチ15で設定した治療時間(残余時間)を分単位で漸
減的に表示する。
【0023】この赤外線治療器1Bを平面状に開いた状
態の側面図を図14の(a)に、その平面図を図14の
(b)に示す。この治療器1Bでも、各パネルP(1〜
3)はヒータ3、押圧部材4、断熱材5及びハウジング
6を有する。但し、ここではヒータ3は格子状に区切ら
れていない。なお、パネルP2のヒータ3は、1枚のヒ
ータを押圧部材4により2部分に区切っても、或いは2
枚のヒータをそれぞれ別個に設けてもよい。
【0024】赤外線治療器1Bの使用例を図15に示
す。図15は、腹部への使用例を示す。治療器1Bのパ
ネルP1,P3を立ててトンネル形状に変形し、パネル
P2が腹部に対向するようにした上で、パネルP2のヒ
ータ3をONにして、腹部に赤外線を照射する。パネル
P2への通電中は、パネル選択スイッチ16の対応スイ
ッチが点灯し、パネルP2の側面のLED7も点灯す
る。このとき、必要に応じてパネルP1,P3にも通電
してもよいのは勿論である。
【0025】更に別実施形態に係る赤外線治療器1Cを
図16〔平面状に開いた状態での背面図(a)、その側
面図(b)〕、及び図17(各パネルを約90度に開い
て立てた状態での斜視図)に示す。この赤外線治療器1
Cは4枚のパネルP(1〜4)で構成されている。ここ
では、パネルP(1〜4)は、例えばポリプロピレン等
の合成樹脂の一体成形により形成されたもので、ヒンジ
部2は、その成形品の肉厚を部分的に薄くすることで形
成されている。ヒータ3は、1枚のシートからなり、こ
の1枚のシートがパネルP(1〜4)のほぼ全面にわた
って取付けられてなるものである。但し、ヒータ3の実
際の発熱部は複数(ここでは4つ)に分割されている。
【0026】図18において、パネルP1の背面側に設
けられたコントローラ10は、治療器1Bと同様に、電
源/タイマースイッチ15、パネル選択スイッチ16、
表示部17及び電源コード18を備える。ここでも、電
源/タイマースイッチ15を1回押すごとに、5→10
→15→20→25→30分→0(OFF)と切り替わ
り、パネル選択スイッチ16のうち、好みのパネルの対
応スイッチを押すことで、そのパネルのみに通電するこ
とができる。
【0027】上記のような赤外線治療器1A,1B,1
Cの回路の一例を図19に示す。この回路では、3枚の
パネルの各々にヒータ(PTC発熱体)30a,30
b,30cが設けられ、各パネルごとにヒータのON/
OFF状態を表示する表示器(LED等)31a,31
b,31cが付設されている。操作スイッチ32は、前
記電源/タイマースイッチ15やパネル選択スイッチ1
6であり、制御回路33は、それらスイッチのON/O
FF状態に応じて表示器31(a〜c)等に制御信号を
出力する。
【0028】
【発明の効果】本発明の赤外線治療器は、以上説明した
ように構成されているので、下記の効果(1)〜(12)
を有する。 (1)請求項1及び請求項10に係る発明によれば、薄
型パネルを折り畳めるので、収納性が向上する。 (2)同請求項に係る発明によれば、小型化できるた
め、携帯性が向上する。 (3)同請求項に係る発明によれば、脚部、腰部等の治
療部位の形状に応じて形態を変形させることができるた
め、適切な治療が行える。特に、パネルの枚数を多くす
るほど、体型に沿った形にパネル形態を変形させること
ができる。(このようなことは、2枚以下のパネル構成
では無理である。) (4)同請求項に係る発明によれば、ほぼ同サイズのア
ーチドーム型据え置きタイプのものに比較して本体質量
が軽い。 (5)請求項2に係る発明によれば、ヒータ前面に火傷
等を防ぐ安全カバーを取付ける必要がない上に、ヒータ
表面の清掃が行い易い。 (6)請求項3に係る発明によれば、よりコンパクトに
折り畳むことができ、小型化、携帯性が一層向上する。 (7)請求項4に係る発明によれば、治療部位の面積に
応じて赤外線放射面を調節できるため、即ち好みのパネ
ルのみに通電することができるため、スポット治療が可
能であり、電気代も節約できる。 (8)請求項5に係る発明によれば、通電状態(ヒータ
のON状態)のパネルがどれであるかを一目で判別でき
る。 (9)請求項6に係る発明によれば、治療中にも通電状
態のパネルを容易に確認できる。 (10)請求項7に係る発明によれば、パネルを好みの形
態に固定させておくことができる。 (11)請求項8に係る発明によれば、好みに応じてパネ
ル形態を微妙に変化させることができる。又、ヒンジ部
そのものの構成が簡単であるため、故障が減り、信頼性
が増す。 (12)請求項9に係る発明によれば、治療者が適切なパ
ネル形態をいつでも確実且つ容易に再現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る赤外線治療器を平面状に開い
た状態での平面図である。
【図2】図1の赤外線治療器の側面図(a)、及び背面
図(b)である。
【図3】図1の赤外線治療器のパネルの横断方向の部分
断面図である。
【図4】図1の赤外線治療器のパネルの縦断方向の部分
断面図である。
【図5】図1の赤外線治療器のヒンジ部の連結構造の一
例におけるブラケットの平面図(a)、及び(a)の線
A−Aにおける要部断面図である。
【図6】図1の赤外線治療器のヒンジ部の連結構造の別
例を示す要部断面図である。
【図7】図1の赤外線治療器を折り畳んだ状態での平面
図(a)、その背面図(b)、及び側面図(c)であ
る。
【図8】図1の赤外線治療器を背中(腰部を含む)に適
用する場合の使用図である。
【図9】図1の赤外線治療器を脚部に適用する場合の使
用図である。
【図10】図1の赤外線治療器を腹部に適用する場合の
使用図である。
【図11】図1の赤外線治療器を背中から首にかけて適
用する場合の使用図(a)、及び腕に適用する場合の使
用図(b)である。
【図12】別実施形態に係る赤外線治療器を折り畳んだ
状態での側面図(a)、及びその平面図(b)である。
【図13】図12の赤外線治療器のコントローラを示す
拡大平面図である。
【図14】図12の赤外線治療器を平面状に開いた状態
での側面図(a)、及びその平面図(b)である。
【図15】図12の赤外線治療器を腹部に適用する場合
の使用図である。
【図16】更に別実施形態に係る赤外線治療器を平面状
に開いた状態での背面図(a)、及びその側面図(b)
である。
【図17】図16の赤外線治療器の各パネルを約90度
に開いて立てた状態での斜視図である。
【図18】図16の赤外線治療器のコントローラを示す
拡大平面図である。
【図19】各実施形態の赤外線治療器の回路の一例を示
す回路図である。
【図20】従来例に係るスタンド型据え置きタイプの赤
外線治療器を示す斜視図である。
【図21】従来例に係るアーチドーム型据え置きタイプ
の赤外線治療器を示す斜視図である。
【図22】図21の赤外線治療器を腹部に適用する場合
の使用図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C 赤外線治療器 P(1〜6) パネル 2,2′ ヒンジ部 3 ヒータ 7 LED(表示手段) 10 コントローラ 16 パネル選択スイッチ M 治療者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北野 邦彦 京都市右京区山ノ内山ノ下町24番地 株式 会社オムロンライフサイエンス研究所内 (72)発明者 山本 洋人 京都市右京区山ノ内山ノ下町24番地 株式 会社オムロンライフサイエンス研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ平板状のヒータを有する3枚以上
    のパネルをヒンジ部で連結してなることを特徴とする赤
    外線治療器。
  2. 【請求項2】前記ヒータは、自己温度制御機能を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の赤外線治療器。
  3. 【請求項3】前記各パネルは、ヒンジ部によりそれぞれ
    隣接のパネルに重ねるように折り畳めることを特徴とす
    る請求項1記載の赤外線治療器。
  4. 【請求項4】前記各ヒータをそれぞれON/OFFする
    ためのスイッチを有することを特徴とする請求項1記載
    の赤外線治療器。
  5. 【請求項5】前記各ヒータに対応してON/OFF状態
    を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項4
    記載の赤外線治療器。
  6. 【請求項6】前記表示手段は、各パネルの側面に設けら
    れていることを特徴とする請求項5記載の赤外線治療
    器。
  7. 【請求項7】前記ヒンジ部は、パネルの位置を固定する
    固定手段を有することを特徴とする請求項1記載の赤外
    線治療器。
  8. 【請求項8】前記固定手段は、パネルの位置を無段階
    (自由角度)で固定するものであることを特徴とする請
    求項7記載の赤外線治療器。
  9. 【請求項9】前記固定手段は、パネルの位置を予め設定
    された角度段階で固定するものであることを特徴とする
    請求項7記載の赤外線治療器。
  10. 【請求項10】片面が全て平板状のヒータ面である複数
    枚のパネルをヒンジ部で連結してなることを特徴とする
    赤外線治療器。
JP22357297A 1997-08-20 1997-08-20 赤外線治療器 Pending JPH1157035A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160133094A (ko) * 2015-05-12 2016-11-22 (주)프로텍메디칼 다용도 온열치료기
CN109373367A (zh) * 2018-10-12 2019-02-22 李敏 直热炉头

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