JPH02118330A - 暖房器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、使用者に対する放射波長および放射強度に変
化をもたせた暖房器に関するものである。

従来の技術 従来の暖房器は第５図に示すように放物線状断面を有す
る反射板１ｏ１の焦点に赤熱発熱体１０２を取り付け、
前面に放射される一定比率の放射波長および一定放射強
度で人体１０３に放熱する構成であった。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、赤熱発熱体１０２から放射
される熱線は一定で、同じ量の熱線を長時間照射される
と人体１０３の温熱感覚は麻痺するか、あるいは暑すぎ
るかのどちらかで、快適暖房感覚にならないという課題
があった。

本発明はこのような課題を解決するもので、赤熱発熱体
から放射される熱線を受熱側では変化をもたらす暖房器
を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の暖房器は、反射板と
赤熱発熱体を備え、前記赤熱発熱体の前方に複数枚の遠
赤外線放射材により被覆された長板を設け、かつ、前記
長板を駆動モータにより回動する構成としたものである
。

作　　用 この構成により、赤熱発熱体から放射される熱線の一部
は回動する長板で遮断されるとともに一部の長板に吸収
された熱線は波長変換され２次放射し、熱線の放射波長
および放射強度とも速やかに変化をもたらすことができ
る。

実施例 以下、本発明の一実施例会第１図〜第４図により説明す
る。図において、赤熱発熱体１は本体２に取り付けられ
た放物線状断面を有する反射板３の焦点に設置され、た
とえば、縦長の石英管式ヒータで構成する。また、赤熱
発熱体１の前方に保護ガード６を設けている。そして保
護ガード６の内側で赤熱発熱体１の前方には縦長の長板
６が複数枚横に並べられ、長板６の上下端に突出した支
持軸７を介して本体２に回動自在に軸支され、駆動用モ
ータ８と駆動棒９により支持軸７を中心に９ｏｏ回動す
る。この長板６の表面は遠赤外線放射材４で被覆されて
いる。

上記構成において赤熱発熱体１は通電すると、数秒で赤
熱状態となシ約１分程度で表面温度は安定する。そして
この安定状態で９６０°Ｃ〜１１００°Ｃ程度に加熱さ
れているため、赤熱発熱体１の表面より放射される熱線
のピーク波長は２〜２．３μと近赤外線が主体となって
いる。この熱線は本体２の前方に直接、あるいは反射板
３を介し放射されておシ、その熱線の一部は長板５に当
たるが、長板６は遠赤外線放射材４で被覆されているた
め、この近赤外熱線もよく吸収され長板６を加熱し、そ
の表面より３μ以上の遠赤外線の熱線として再放射され
る。したがって本体２の前方には発熱体１からの近赤外
熱線と長板５からの遠赤外熱線の混合されたものが放射
される。

一方長板６は駆動用モータ８で駆動棒９を介し支持軸７
を中心に回動できるため、長板５０回転角度により発熱
体１からの近赤外熱線量は変化し、近赤外熱線量と遠赤
外熱線量比率が変わる。また、この長板６をあるリズム
で回動させるとそのリズムに合わせて近赤外熱線と遠赤
外熱線の比率および熱線量とも速やかに変動する。

発明の効果 以上のように本発明によれば、赤熱発熱体の前方で、遠
赤外線放射材を被覆した長板を回動するものであるから
、赤熱発熱体から放射される一定の熱線の放射波長およ
び放射強度に変化を与えることにより、皮膚温感の快適
度向上と焚火のような、視覚暖房感覚を持たせながら人
体に快適な暖房感覚を持続的に維持できるという効果が
得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における暖房器の正面図、第
２図は同暖房器の長板の斜視図、第３図は同暖房器の長
板が熱線に対し平行状態の横断面図、第４図は同暖房器
の長板が熱線に対し直角状態の横断面図、第６図は従来
の暖房器の使用状態を示す斜視図である。 １・・・・・・赤熱発熱体、３・・・・・・反射板、６
・・川・長板、８・・・・・・駆動モータ。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名５−
　畏仮

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 反射板の前方に赤熱発熱体を設けるとともに、前記赤熱
   発熱体の前方に複数枚の遠赤外線放射材により被覆され
   た長板を設け、前記長板を回動可能に支持し、この長板
   を駆動モータにより回転させる構成とした暖房器。