JPH1155634A - 番組伝送装置及び方法、番組送信装置並びに番組受信装置 - Google Patents

番組伝送装置及び方法、番組送信装置並びに番組受信装置

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JPH1155634A
JPH1155634A JP9211046A JP21104697A JPH1155634A JP H1155634 A JPH1155634 A JP H1155634A JP 9211046 A JP9211046 A JP 9211046A JP 21104697 A JP21104697 A JP 21104697A JP H1155634 A JPH1155634 A JP H1155634A
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Hidemi Shinpo
秀美 新保
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Sony Corp
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/435Processing of additional data, e.g. decrypting of additional data, reconstructing software from modules extracted from the transport stream
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  • Television Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、伝送された複数の情報のうち受信側
に固有な情報を受信側で容易に選択し得る番組伝送装置
及び方法、番組送信装置並びに番組受信装置を実現しよ
うとするものである。 【解決手段】番組送信装置(送信手段)において各チヤ
ンネルで同一時間帯に放送する各特定情報に対して種々
の識別子を付加する一方、番組受信装置(受信手段)に
おいて選局されたチヤンネルの放送時に、当該チヤンネ
ルの特定情報に付加された識別子が番組受信装置(受信
手段)に設定された固有の識別子と異なる場合には、こ
のときの特定データを固有の識別子が付加された特定情
報と差し換えるようにしたことにより、伝送された複数
の特定情報のうち受信側に固有な特定情報を受信側で容
易に選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術(図4) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図3(D)) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は番組伝送装置及び方
法、番組送信装置並びに番組受信装置に関し、例えば通
信衛星(CS:Communications Satellite)又は放送衛
星(BS:Broadcasting Satellite)を用いたデイジタ
ル放送システムに適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】近年、デイジタル放送システムとして図
4に示すようなものが考えられている。このデイジタル
放送システム1では、送信装置2において複数番組分の
映像音声データを多重化し、得られたトランスポートス
トリームTSを衛星中継器(トランスポンダ)を介して
受信装置3に伝送する一方、受信装置3において受信し
たトランスポートストリームTSの中から所望番組の映
像音声データのTSパケツトを抽出し、これらTSパケ
ツトに格納されている映像音声データに基づいて複数番
組を同時に放送し得るようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、地上波によ
るNTSC方式のテレビ放送では、番組放送中に各チヤ
ンネルに応じて適宜CM(コマーシヤル)を挿入するこ
とが一般的に行われている。その際、各地域毎にCMス
ポンサーが異なる場合が多いことから、キー局による全
国ネツト放送時でも地上中継局としての各地方局毎に異
なる固有のCMを挿入するようになされている。
【0006】しかし、デイジタル放送システムにおいて
は、全国ネツト放送時には全国共通のCMのみを挿入す
ることは十分可能であるが、各地域毎に異なるCMを挿
入するためには各地域毎に衛星回線を受信する地方中継
局を設ける必要があるため実際上非常に困難であると考
えられる。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、伝送された複数の情報のうち受信側に固有な情報を
受信側で容易に選択し得る番組伝送装置及び方法、番組
送信装置並びに番組受信装置を提案しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、番組伝送装置では、複数のチヤン
ネルをそれぞれ構成する複数の番組情報及び特定情報の
うち、各チヤンネルで同一時間帯に放送する各特定情報
に対して種々の識別子を付加した後、各番組情報及び各
特定情報を各識別子と共に多重化して伝送する送信手段
と、多重化された各番組情報、各特定情報及び各識別子
を各チヤンネル毎に振り分けて抽出した後、各チヤンネ
ルの中から選局されたチヤンネルの放送時に、当該チヤ
ンネルの特定情報に付加された識別子が受信手段に設定
された固有の識別子と異なる場合には、特定情報を固有
の識別子と同一の識別子が付加された特定情報と差し換
える受信手段とを備えるようにする。
【0009】また本発明においては、番組伝送方法で
は、複数のチヤンネルをそれぞれ構成する複数の番組情
報及び特定情報のうち、各チヤンネルで同一時間帯に放
送する各特定情報に対して種々の識別子を付加した後、
各番組情報及び各特定情報を各識別子と共に多重化して
伝送する第1のステツプと、多重化された各番組情報、
各特定情報及び各識別子を各チヤンネル毎に振り分けて
抽出した後、各チヤンネルの中から選局されたチヤンネ
ルの放送時に、当該チヤンネルの特定情報に付加された
識別子が受信手段に設定された固有の識別子と異なる場
合には、特定情報を固有の識別子と同一の識別子が付加
された特定情報と差し換える第2のステツプとを備える
ようにする。
【0010】このように送信手段において各チヤンネル
で同一時間帯に放送する各特定情報に対して種々の識別
子を付加する一方、受信手段において選局されたチヤン
ネルの放送時に、当該チヤンネルの特定情報に付加され
た識別子が受信手段に設定された固有の識別子と異なる
場合には、このときの特定データを固有の識別子が付加
された特定情報と差し換えるようにしたことにより、特
定情報の放送時間帯の間は受信手段に設定された固有の
特定情報を放送することができる。
【0011】さらに本発明においては、番組送信装置で
は、複数のチヤンネルをそれぞれ構成する複数の番組情
報及び特定情報のうち、各チヤンネルで同一時間帯に放
送する各特定情報に対して種々の識別子を付加した後、
各番組情報及び各特定情報を各識別子と共に多重化して
伝送するようにした。
【0012】さらに本発明においては、番組受信装置で
は、複数のチヤンネルをそれぞれ構成する複数の番組情
報及び特定情報のうち、各チヤンネルで同一時間帯に放
送する各特定情報に対して種々の識別子が付加され、各
識別子と共に多重化された各番組情報及び各特定情報
を、各チヤンネル毎に振り分けて抽出した後、各チヤン
ネルの中から選局されたチヤンネルの放送時に、当該チ
ヤンネルの特定情報に付加された識別子が受信手段に設
定された固有の識別子と異なる場合には、特定情報を固
有の識別子と同一の識別子が付加された特定情報と差し
換えるようにした。
【0013】このように各チヤンネルで同一時間帯に放
送する各特定情報に対して種々の識別子を付加する一
方、番組受信装置において選局されたチヤンネルの放送
時に、当該チヤンネルの特定情報に付加された識別子が
番組受信装置に設定された固有の識別子と異なる場合に
は、このときの特定データを固有の識別子が付加された
特定情報と差し換えるようにしたことにより、特定情報
の放送時間帯の間は番組受信装置に設定された固有の特
定情報を放送することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0015】図4との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、10は全体としてデイジタル放送システ
ムを示し、送信装置11は複数のチヤンネルをそれぞれ
構成する番組及びCMの映像音声データ(以下、これら
をそれぞれ番組データ及びCMデータと呼ぶ)をMPE
G2(Moving Picture Experts Group Phase 2)規格で
圧縮符号化して多重化し、これをトランスポートストリ
ームTSとして衛星中継器3に伝送するようになされて
いる。
【0016】この送信装置11は、多重化によりトラン
スポートストリームTSを生成する際、複数の番組デー
タの各開始位置に各チヤンネル毎に対応するIDデータ
をそれぞれ割り当てて付加すると共に、当該各番組デー
タに付随するCMデータの開始位置に各受信地域に固有
のIDデータ(単にIDデータと呼ぶ)をそれぞれ割り
当てて付加するようになされている。
【0017】また送信装置11は、複数のチヤンネルで
それぞれ同一時間帯に放送する番組及びCMの各放送開
始時、すなわち各番組データ及び各CMデータの開始位
置にそれぞれ付加されたIDデータを放送するタイミン
グに同期して、キユー信号S1を送出するようになされ
ている。
【0018】続いて受信装置12は、衛星中継器3を介
して受信したトランスポートストリームTSの中から各
チヤンネルで同一時間帯に放送する番組データ又はCM
データのTSパケツトを抽出し、これらTSパケツトに
格納されている番組データ又はCMデータに基づいてチ
ヤンネル毎に異なる番組又はCMを同時に放送し得るよ
うになされている。
【0019】図2に示すように、受信装置12は、受信
アンテナ部20、セツトトツプボツクス部21及びモニ
タ22から構成され、受信アンテナ部20を介して受信
したトランスポートストリームTS及びキユー信号S1
はセツトトツプボツクス部21内の第1及び第2のチユ
ーナ部23及び24並びに選局制御部25にそれぞれ供
給される。
【0020】第1及び第2のチユーナ部23及び24
は、供給されるトランスポートストリームTSから抽出
した番組データ及びCMデータのTSパケツトに基づい
て、それぞれ複数チヤンネル分の番組又はCMを同時に
受信するようになされている。
【0021】また選局制御部25には操作入力部26が
接続され、オペレータの操作により複数のチヤンネルの
うち所望のチヤンネルを選局するための選局信号S2を
選局制御部25を介して第1のチユーナ部23に送出す
る。これにより第1のチユーナ部23は、選局信号S2
に基づいて複数のチヤンネルの中から1チヤンネルを選
局し、当該選局したチヤンネルを構成する番組データ及
びCMデータをそれぞれデコーダ27を介して復号した
後、スイツチヤ29の入力端子aに供給する。
【0022】さらに選局制御部25には、この受信装置
12の受信地域に固有のIDデータ(以下、これを固有
IDデータと呼ぶ)が予め設定され、IDメモリ(図示
せず)に格納されている。そして選局制御部25は、供
給されるトランスポートストリームTSの中からCMデ
ータのTSパケツトを抽出し、このCMデータに付加さ
れたIDデータがIDメモリに格納されている固有ID
データと一致するか否かを判断し、一致した場合にのみ
選局信号S3を第2のチユーナ部24に送出する。
【0023】第2のチユーナ部24は、選局信号S3に
基づいて複数のチヤンネルの中から固有IDデータが付
加されたCMデータを有するチヤンネルと同一のチヤン
ネルを選局し、当該選局したチヤンネルを構成する番組
データ及びCMデータをそれぞれデコーダ28を介して
復号した後、それぞれスイツチヤ29の入力端子bに供
給する。
【0024】放送時において、選局制御部25は、入力
されたキユー信号S1に基づいて、各番組データ及び各
CMデータの開始位置にそれぞれ付加されたIDデータ
を放送するタイミングに同期する切換信号S6をスイツ
チヤ29に送出する。この結果スイツチヤ29は、各チ
ヤンネルで同一時間帯に放送する番組の放送開始時には
入力端子a側に切り換えられ、各チヤンネルで同一時間
帯に放送するCMの放送開始時には入力端子b側に切り
換えられる。
【0025】このようにして第1のチユーナ部23によ
つて選局されたチヤンネルで同一時間帯に放送する番組
が全国ネツトの番組であり、当該チヤンネルで同一時間
帯に放送するCMが全国ネツト用ではなく受信装置12
の受信地域に固有のCMである場合でも、当該CMの放
送時間帯のみ第2のチユーナ部24の出力側に切り換え
ることにより、この放送時間帯の間は全国ネツト用のC
Mを受信装置12の受信地域に固有のCMに差し換える
ことができる。
【0026】かくしてスイツチヤ29を介して1チヤン
ネル分の番組データ及びCMデータがモニタ22に与え
られ、モニタ22においてこれら番組及びCMの映像が
表示されると共に音声が出力される。
【0027】実際上、かかる構成のデイジタル放送シス
テム10においては、例えば図3(A)に示すように、
送信装置11から3チヤンネルCH1、CH2及びCH
3をそれぞれ構成する番組データ及びCMデータを多重
化して伝送する場合、各チヤンネルCH1、CH2及び
CH3にそれぞれ「映画」、「ドラマ」及び「スポー
ツ」の3種類の番組データを割り当てると共に、当該各
番組データに「札幌用」、「大阪用」及び「福岡用」の
3種類のCMデータをそれぞれ所定間隔で割り当てて挿
入する。
【0028】このときチヤンネルCH1については、放
送時間T1 及びT3 には「札幌用」のCMデータの開始
位置にIDデータIDCMが付加されると共に、放送時間
2及びT4 には「映画」の番組データの開始位置にI
DデータIDPGが付加される。またチヤンネルCH2に
ついては、放送時間T1 及びT3 には「大阪用」のCM
データの開始位置にIDデータIDCMが付加されると共
に、放送時間T2 及びT4 には「ドラマ」の番組データ
の開始位置にIDデータIDPGが付加される。さらにチ
ヤンネルCH3については、放送時間T1 及びT3 には
「福岡用」のCMデータの開始位置にIDデータIDCM
が付加されると共に、放送時間T2 及びT4 には「スポ
ーツ」の番組データの開始位置にIDデータIDPGが付
加される。
【0029】続いてこのような3チヤンネルCH1、C
H2及びCH3分のトランスポートストリームTSが衛
星中継器3を介してそれぞれ「札幌」、「大阪」及び
「福岡」の3箇所の受信地域における受信装置12で受
信される場合、まず「札幌」の受信装置12では、図3
(B)に示すように、チヤンネルCH1のみがそのまま
放送され、チヤンネルCH2及びCH3は上述したセツ
トトツプボツクス部21を用いて放送時間T1 〜T2
及びT3 〜T4 間のみ「札幌用」のCMデータに差し換
えられる。
【0030】また「大阪」の受信装置12では、図3
(C)に示すように、チヤンネルCH2のみがそのまま
放送され、チヤンネルCH1及びCH3は上述したセツ
トトツプボツクス部21を用いて放送時間T1 〜T2
及びT3 〜T4 間のみ「大阪用」のCMデータに差し換
えられる。さらに「福岡」の受信装置12では、図3
(D)に示すように、チヤンネルCH3のみがそのまま
放送され、チヤンネルCH1及びCH2は上述したセツ
トトツプボツクス部21を用いて放送時間T1 〜T2
及びT3 〜T4 間のみ「福岡用」のCMデータに差し換
えられる。
【0031】以上の構成において、このデイジタル放送
システム10では、送信装置11は複数のチヤンネルを
それぞれ構成する複数の番組データ及びCMデータのう
ち、各チヤンネルで同一時間帯に放送する各CMデータ
に対して種々のIDデータを付加した後、当該各IDデ
ータと共に各番組データ及び各CMデータを多重化して
伝送する。
【0032】一方、受信装置12は、伝送された複数の
番組データ、CMデータ及びIDデータを各チヤンネル
毎に振り分けて抽出した後、各チヤンネルの中から選局
されたチヤンネルの放送時において、当該チヤンネルの
CMデータに付加されたIDデータが受信装置12の受
信地域に該当する固有IDデータと異なる場合には、こ
のときのCMデータを固有IDデータが付加されたCM
データと差し換えるようにする。
【0033】このようにして各チヤンネルで同一時間帯
に放送する番組が全国ネツトの番組であり、当該各チヤ
ンネルで同一時間帯に放送するCMが全国ネツト用では
なく受信装置12の受信地域に固有のCMである場合で
も、この放送時間帯の間は全国ネツト用のCMを受信装
置12の受信地域に固有のCMを放送することができ
る。
【0034】以上の構成によれば、このデイジタル放送
システム10では、送信装置11において各チヤンネル
で同一時間帯に放送する各CMデータに対して種々のI
Dデータを付加する一方、受信装置12において選局さ
れたチヤンネルの放送時に、当該チヤンネルのCMデー
タに付加されたIDデータが受信装置12の受信地域に
該当する固有IDデータと異なる場合には、このときの
CMデータを固有IDデータが付加されたCMデータと
差し換えるようにしたことにより、CMデータの放送時
間帯の間は受信装置12の受信地域に該当する固有のC
Mを放送することができ、かくして伝送された複数のC
Mデータのうち受信側に固有なCMデータを受信側で容
易に選択することができる。
【0035】なお上述の実施の形態においては、複数の
チヤンネルをそれぞれ複数の番組情報(番組データ)及
び特定情報(CMデータ)から構成する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、特定情報としてはCM
データ以外にも例えばニユースや災害情報等の番組デー
タなど種々の特定情報に広く適用しても良い。
【0036】また上述の実施の形態においては、送信手
段としての送信装置11は、各チヤンネルで同一時間帯
に放送する各CMデータに対して各受信地域に固有の識
別子(IDデータ)を付加する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、識別子としては各受信地域に固
有のIDデータ以外にも各受信装置12において任意に
設定し得る固有のIDデータであれば種々の識別子を付
加するようにしても良い。
【0037】さらに上述の実施の形態においては、受信
手段における第1及び第2のチヤンネル選局手段として
受信装置12内の第1及び第2のチユーナ部23及び2
4を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、要は多重化された各番組データ、各CMデータ及
び各IDデータを各チヤンネル毎に振り分けて抽出する
ことができれば、この他種々の構成を適用しても良い。
【0038】さらに上述の実施の形態においては、受信
手段における入力手段として受信装置12内の操作入力
部26を適用した場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、オペレータが第1のチユーナ部23において
振り分けられた各チヤンネルの中から所望のチヤンネル
を選局することができれば、この他種々の構成を適用し
ても良い。
【0039】さらに上述の実施の形態においては、受信
手段における制御手段として受信装置12内の操作制御
部25を適用した場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、要は第2のチユーナ部24において振り分け
られた各チヤンネルの中から受信装置12に設定された
固有IDデータと同一のIDデータが付加されたCMデ
ータを有するチヤンネルを選局することができれば、こ
の他種々の構成を適用しても良い。
【0040】さらに上述の実施の形態においては、受信
手段における選択手段として受信装置12内の操作制御
部25及びスイツチヤ29を適用した場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、第1のチユーナ部23に
おいて選局されたチヤンネルの放送時に、当該チヤンネ
ルのCMデータに付加されたIDデータが固有IDデー
タと異なる場合には、第2のチユーナ部24において選
局されたチヤンネルを選択することができれば、この他
種々の構成を適用しても良い。
【0041】さらに上述の実施の形態においては、本発
明をデイジタル放送システム10に適用した場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えばMUSE放
送システム等のアナログ放送システムに適用しても良
い。
【0042】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、送信手段
において各チヤンネルで同一時間帯に放送する各特定情
報に対して種々の識別子を付加する一方、受信手段にお
いて選局されたチヤンネルの放送時に、当該チヤンネル
の特定情報に付加された識別子が受信手段に設定された
固有の識別子と異なる場合には、このときの特定データ
を固有の識別子が付加された特定情報と差し換えるよう
にしたことにより、伝送された複数の特定情報のうち受
信側に固有な特定情報を受信側で容易に選択することが
できる番組伝送装置及び方法を実現し得る。
【0043】また本発明によれば、番組送信装置におい
て各チヤンネルで同一時間帯に放送する各特定情報に対
して種々の識別子を付加する一方、番組受信装置におい
て選局されたチヤンネルの放送時に、当該チヤンネルの
特定情報に付加された識別子が番組受信装置に設定され
た固有の識別子と異なる場合には、このときの特定デー
タを固有の識別子が付加された特定情報と差し換えるよ
うにしたことにより、伝送された複数の特定情報のうち
受信側に固有な特定情報を受信側で容易に選択すること
ができる番組送信装置及び番組受信装置を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の形態によるデイジタル放送システムの
構成を示す略線図である。
【図2】本発明の形態における受信装置の内部構成を示
すブロツク図である。
【図3】受信地域に応じたCM差換え処理の説明に供す
る略線図である。
【図4】従来のデイジタル放送システムの構成を示す略
線図である。
【符号の説明】
1、10……デイジタル放送システム、2、11……送
信装置、3……衛星中継器、4、12……受信装置、2
0……受信アンテナ部、21……セツトトツプボツクス
部、22……モニタ、23……第1のチユーナ部、24
……第2のチユーナ部、25……選局制御部、26……
操作入力部、27、28……デコーダ、29……スイツ
チヤ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のチヤンネルをそれぞれ構成する複数
    の番組情報及び特定情報のうち、各上記チヤンネルで同
    一時間帯に放送する各上記特定情報に対して種々の識別
    子を付加した後、各上記番組情報及び各上記特定情報を
    各上記識別子と共に多重化して伝送する送信手段と、 上記多重化された各上記番組情報、各上記特定情報及び
    各上記識別子を各上記チヤンネル毎に振り分けて抽出し
    た後、各上記チヤンネルの中から選局されたチヤンネル
    の放送時に、当該チヤンネルの上記特定情報に付加され
    た上記識別子が上記受信手段に設定された固有の識別子
    と異なる場合には、上記特定情報を上記固有の識別子と
    同一の識別子が付加された上記特定情報と差し換える受
    信手段とを具えることを特徴とする番組伝送装置。
  2. 【請求項2】上記受信手段は、 上記多重化された各上記番組情報、各上記特定情報及び
    各上記識別子を各上記チヤンネル毎に振り分けて抽出す
    る第1及び第2のチヤンネル選局手段と、 上記第1のチヤンネル選局手段において振り分けられた
    各上記チヤンネルの中から所望のチヤンネルを選局する
    入力手段と、 上記第2のチヤンネル選局手段において振り分けられた
    各上記チヤンネルの中から上記受信手段に設定された固
    有の識別子と同一の識別子が付加された上記特定情報を
    有するチヤンネルを選局する制御手段と、 上記第1のチヤンネル選局手段において選局された上記
    チヤンネルの放送時に、当該チヤンネルの上記特定情報
    に付加された上記識別子が上記固有の識別子と異なる場
    合には、上記第2のチヤンネル選局手段において選局さ
    れた上記チヤンネルを選択する選択手段とを具えること
    を特徴とする請求項1に記載の番組伝送装置。
  3. 【請求項3】複数のチヤンネルをそれぞれ構成する複数
    の番組情報及び特定情報のうち、各上記チヤンネルで同
    一時間帯に放送する各上記特定情報に対して種々の識別
    子を付加した後、各上記番組情報及び各上記特定情報を
    各上記識別子と共に多重化して伝送する第1のステツプ
    と、 上記多重化された各上記番組情報、各上記特定情報及び
    各上記識別子を各上記チヤンネル毎に振り分けて抽出し
    た後、各上記チヤンネルの中から選局されたチヤンネル
    の放送時に、当該チヤンネルの上記特定情報に付加され
    た上記識別子が上記受信手段に設定された固有の識別子
    と異なる場合には、上記特定情報を上記固有の識別子と
    同一の識別子が付加された上記特定情報と差し換える第
    2のステツプとを具えることを特徴とする番組伝送方
    法。
  4. 【請求項4】複数のチヤンネルをそれぞれ構成する複数
    の番組情報及び特定情報のうち、各上記チヤンネルで同
    一時間帯に放送する各上記特定情報に対して種々の識別
    子を付加した後、各上記番組情報及び各上記特定情報を
    各上記識別子と共に多重化して伝送することを特徴とす
    る番組送信装置。
  5. 【請求項5】複数のチヤンネルをそれぞれ構成する複数
    の番組情報及び特定情報のうち、各上記チヤンネルで同
    一時間帯に放送する各上記特定情報に対して種々の識別
    子が付加され、各上記識別子と共に多重化された各上記
    番組情報及び各上記特定情報を、各上記チヤンネル毎に
    振り分けて抽出した後、各上記チヤンネルの中から選局
    されたチヤンネルの放送時に、当該チヤンネルの上記特
    定情報に付加された上記識別子が上記受信手段に設定さ
    れた固有の識別子と異なる場合には、上記特定情報を上
    記固有の識別子と同一の識別子が付加された上記特定情
    報と差し換えることを特徴とする番組受信装置。
  6. 【請求項6】上記受信手段は、 上記多重化された各上記番組情報、各上記特定情報及び
    各上記識別子を各上記チヤンネル毎に振り分けて抽出す
    る第1及び第2のチヤンネル選局手段と、 上記第1のチヤンネル選局手段において振り分けられた
    各上記チヤンネルの中から所望のチヤンネルを選局する
    入力手段と、 上記第2のチヤンネル選局手段において振り分けられた
    各上記チヤンネルの中から上記受信手段に設定された固
    有の識別子と同一の識別子が付加された上記特定情報を
    有するチヤンネルを選局する制御手段と、 上記第1のチヤンネル選局手段において選局された上記
    チヤンネルの放送時に、当該チヤンネルの上記特定情報
    に付加された上記識別子が上記固有の識別子と異なる場
    合には、上記第2のチヤンネル選局手段において選局さ
    れた上記チヤンネルを選択する選択手段とを具えること
    を特徴とする請求項5に記載の番組受信装置。
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